JP6925886B2 - スピーカ - Google Patents
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Description
本発明は、スピーカに関する。
ボイスコイルが設けられたボビンと、ボビンに接続される振動板と、前記振動板を支持するフレームと、マグネットを含む磁気回路部を備えるスピーカが知られている。この種のスピーカは、ボイスコイルと電気的に接続されたターミナルを備え、スピーカとアンプとを接続する信号線(スピーカラインの一部)を、スピーカ外部からターミナルに直接半田付けしたり、コネクタ接続したりする構成が知られている(例えば、特許文献1)。
また、この種のスピーカには、複数のボイスコイルを備え、各ボイスコイルに所定のデジタル信号が供給されることによって、各ボイスコイルによって形成された磁場を加算して十分なスピーカ駆動力を得る、いわゆるフルデジタルスピーカが提案されている(例えば、特許文献2)。
ところで、スピーカ側の配線、特に内部配線には、柔軟性及び軽量性が求められるので、ノイズ対策に適したツイスト構造等の配線を用いることができない。
このため、スピーカラインを通して、不要輻射の要因となる高周波ノイズがスピーカ側の配線に入力された場合、スピーカ周囲の電子機器が誤動作するおそれが生じる。特に、デジタル信号を用いる場合、高周波ノイズへの対策が重要である。
このため、スピーカラインを通して、不要輻射の要因となる高周波ノイズがスピーカ側の配線に入力された場合、スピーカ周囲の電子機器が誤動作するおそれが生じる。特に、デジタル信号を用いる場合、高周波ノイズへの対策が重要である。
その対策として、ノイズ対策用のフェライトコアを取り付ける方法が考えられる。しかし、この方法は、部品点数が増加し、また、フェライトコアの配置スペースを確保する必要が生じるので、構造が複雑化してしまう。
そこで、本発明は、簡易な構成でスピーカのノイズ対策を可能にすることを目的とする。
そこで、本発明は、簡易な構成でスピーカのノイズ対策を可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ボイスコイルが設けられたボビンと、前記ボビンに接続される振動板と、前記振動板を支持するフレームと、マグネットを含む磁気回路部とを備えるスピーカにおいて、前記ボイスコイルに接続され、前記ボビンの外に引き出される第1導電体と、前記第1導電体に接続され、前記マグネットを貫通する第2導電体とを備えていることを特徴とする。
上記構成において、前記第2導電体は、絶縁性を有する被覆で覆われた被覆電線でもよい。また、上記構成において、前記第2導電体は、前記マグネットに1ターン以上の巻数となるように巻き付けられてもよい。
また、上記構成において、前記マグネットに、前記ボビンが通る貫通孔と、前記貫通孔から外周側に凹んで前記第2導電体が通る溝部とを設けてもよい。また、前記溝部に代えて、前記貫通孔とは独立した孔部であって、前記第2導電体が通る孔部を設けてもよい。
また、上記構成において、前記磁気回路部は、前記マグネットに積層される積層部品を有し、前記第2導電体は、前記積層部品を貫通してもよい。
また、上記構成において、前記積層部品は、前記マグネットに対し、当該スピーカの前面側に積層されるプレートと、当該スピーカの背面側に積層されるボトムプレートとを有し、前記プレートに、前記ボビンが通る孔部と、この孔部と連通せず、前記第2導電体が通る独立した貫通孔とを設け、前記ボトムプレートに、当該ボトムプレートの外周面から内周側に凹んで前記第2導電体が通る切り欠きを設けてもよい。
また、上記構成において、前記第2導電体に通す信号は、デジタル信号でもよい。
また、上記構成において、前記ボビンは、複数の前記ボイスコイルを設けた多層ボイスコイルであり、前記ボビンからは、各ボイスコイルの各々に接続される複数の前記第1導電体が周方向に間隔を空けて引き出され、前記第1導電体の各々に接続される複数の前記第2導電体は、前記ボビンの周方向に間隔を空けて、前記マグネットを通過してもよい。
本発明は、ボイスコイルに接続され、ボビンの外に引き出される第1導電体と、この第1導電体に接続され、磁気回路部に含まれるマグネットを貫通する第2導電体とを備えているので、磁気回路部に含まれるマグネットを利用して第2導電体に流れる高周波ノイズを除去することができ、簡易な構成でスピーカのノイズ対策が可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態に係るスピーカ10の斜視図である。図2はスピーカ10の断面図である。図1及び図2はスピーカ10の前面を上方に向けて配置した状態を示している。
スピーカ10は、車両のドア等に取り付けられ、車両に搭載された装置からデジタル信号が入力され、このデジタル信号に基づいて音声を出力する車載用のデジタルスピーカである。図1及び図2に示すように、このスピーカ10は、前面が開口するスピーカフレーム11を有し、このスピーカフレーム11に、スピーカ構成部品を構成する振動板13、ボイスコイルボビン15、及び磁気回路部17が支持される。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態に係るスピーカ10の斜視図である。図2はスピーカ10の断面図である。図1及び図2はスピーカ10の前面を上方に向けて配置した状態を示している。
スピーカ10は、車両のドア等に取り付けられ、車両に搭載された装置からデジタル信号が入力され、このデジタル信号に基づいて音声を出力する車載用のデジタルスピーカである。図1及び図2に示すように、このスピーカ10は、前面が開口するスピーカフレーム11を有し、このスピーカフレーム11に、スピーカ構成部品を構成する振動板13、ボイスコイルボビン15、及び磁気回路部17が支持される。
スピーカフレーム11は、スピーカ10の最前面に位置する環状の前フレーム11Aと、スピーカ10の背面側に位置する円板状の底フレーム11Bと、前フレーム11Aと底フレーム11Bとを周方向に間隔を空けて連結する複数本の架橋フレーム11Cとを一体に備える。スピーカフレーム11は、剛性を有する材料で形成され、本構成では金属材料で形成されている。
前フレーム11Aには、振動板13の外周部が取り付けられる。振動板13の内周部は、ボイスコイルボビン15に連結される。振動板13の背面と底フレーム11Bとの間には、ボイスコイルボビン15とスピーカフレーム11とをつなぐダンパー19が設けられる。ダンパー19は、ボイスコイルボビン15の位置保持や振幅制限を行う。
図2に示すように、底フレーム11Bには、ボイスコイルボビン15が通る貫通孔11Kが形成され、この底フレーム11Bの背面に、磁気回路部17が取り付けられる。
磁気回路部17は、スピーカの前面側から背面側に向かって、プレート21(トッププレートとも称する)、マグネット22及びボトムプレート23(ヨークとも称する)を順に積層した構造である。
磁気回路部17は、スピーカの前面側から背面側に向かって、プレート21(トッププレートとも称する)、マグネット22及びボトムプレート23(ヨークとも称する)を順に積層した構造である。
磁気回路部17は、プレート21及びボトムプレート23によってマグネット22を挟持し、中央に設けられた孔部17Kにボイスコイルボビン15が配置される。プレート21及びボトムプレート23は磁性体で形成される。マグネット22は、略ドーナツ型のフェライトコアを磁化して構成され、例えば、強磁性のフェライト磁石で構成される。
ボイスコイルボビン15は、単一のボビン15Aに複数(本構成では4本)のボイスコイル31を積層させた多層型のボイスコイルボビンである。各ボイスコイル31は、柔軟性及び軽量性に優れた銅線で構成され、銅線の両端部分に相当する第1導電体41がボビン15Aの外に引き出される。
スピーカフレーム11には、スピーカ10の周方向に間隔(本構成では等角度(90度)の間隔)を空けて、各第1導電体41が接続される複数(本構成では4個)の端子台33が設けられる。このようにして、同じボイスコイル31につながる一対の第1導電体41毎に、ボビン15Aの外に等角度間隔で引き出され、各端子台33に接続される。
スピーカフレーム11には、スピーカ10の周方向に間隔(本構成では等角度(90度)の間隔)を空けて、各第1導電体41が接続される複数(本構成では4個)の端子台33が設けられる。このようにして、同じボイスコイル31につながる一対の第1導電体41毎に、ボビン15Aの外に等角度間隔で引き出され、各端子台33に接続される。
各端子台33は、金属板等で構成され、スピーカフレーム11の架橋フレーム11Cに外周側から取り付けられる。そして、各端子台33の裏面側(スピーカ10の内周側に相当)に、ボイスコイルボビン15から延びる複数の第1導電体41がそれぞれ接続される。なお、各端子台33は、ボイスコイル31の数と同数設けられ、端子台33毎に、同じボイスコイル31から延びる一対の第1導電体41が接続される。
各端子台33には、スピーカ10の外周側から一対の第2導電体51がそれぞれ接続される。一対の第2導電体51は、各端子台33に接続される一対の第1導電体41のそれぞれに接続され、外部からデジタル信号が供給される。
このように、各端子台33は、一対の第1導電体41と一対の第2導電体51との接続を中継する中継部材として機能する。なお、端子台33への各導電体41、51の接続方法は、半田付け等の公知の接続方法を広く適用可能である。
このように、各端子台33は、一対の第1導電体41と一対の第2導電体51との接続を中継する中継部材として機能する。なお、端子台33への各導電体41、51の接続方法は、半田付け等の公知の接続方法を広く適用可能である。
本実施形態では、第2導電体51に、芯線の周囲を絶縁性を有する被覆で覆った被覆電線52が適用される。例えば、この被覆電線52の一端は、デジタル信号を出力する所定の装置に接続され、他端がスピーカ10の端子台33に接続されることによって、所定の装置とスピーカ10との間に渡って延びる、いわゆるスピーカーケーブルを構成する。
図2に示すように、被覆電線52は、端子台33から引き出され、磁気回路部17を構成するプレート21、マグネット22及びボトムプレート23を順に貫通してスピーカ10の背面側に引き出される。換言すると、スピーカ10に被覆電線52を接続する場合、被覆電線52を、スピーカ10の背面側から磁気回路部17を貫通し、磁気回路部17の前面側に露出した先端を、端子台33に接続するようにしている。
図3は磁気回路部17の構成部品を離間した状態でスピーカ10を示す図である。
プレート21は、マグネット22に対しスピーカ10の前面側に積層され、ボトムプレート23は、マグネット22に対しスピーカ10の背面側に積層される。つまり、プレート21、及びボトムプレート23は、マグネット22に積層される積層部品である。なお、プレート21、及びボトムプレート23は、接着剤等によってマグネット22に接合される。
プレート21は、マグネット22に対しスピーカ10の前面側に積層され、ボトムプレート23は、マグネット22に対しスピーカ10の背面側に積層される。つまり、プレート21、及びボトムプレート23は、マグネット22に積層される積層部品である。なお、プレート21、及びボトムプレート23は、接着剤等によってマグネット22に接合される。
プレート21、及びマグネット22は、いずれも中央に、ボイスコイルボビン15が通る貫通孔21K、22Kを有する環状に形成されている。これら貫通孔21K、22Kによって、磁気回路部17の孔部17K(図2参照)が形成される。
以下、貫通孔21K、22Kを識別し易くするため、プレート21に設けられる貫通孔21Kを、プレート貫通孔21Kと表記し、マグネット22に設けられる貫通孔21Kを、マグネット貫通孔22Kと表記する。
以下、貫通孔21K、22Kを識別し易くするため、プレート21に設けられる貫通孔21Kを、プレート貫通孔21Kと表記し、マグネット22に設けられる貫通孔21Kを、マグネット貫通孔22Kと表記する。
マグネット貫通孔22Kは、プレート貫通孔21Kよりも大径の貫通孔である。さらに、マグネット22は、マグネット貫通孔22Kから所定の角度間隔(本構成では90度間隔)で外周側に凹む溝部22M(マグネット配線孔)を一体に備えている。これら溝部22Mは、図3に示すように、一対の被覆電線52が各々通過可能な経路を構成する。なお、これら溝部22Mは、マグネット22に部分的に形成されるものであるため、スピーカ10の性能に殆ど影響しない。
また、マグネット22は、粉末冶金法等の公知の方法で製造される焼結磁石であり、複雑な形状にすることに困難性が伴うが、上記溝部22Mを一体に備える形状は容易に製作可能である。
また、マグネット22は、粉末冶金法等の公知の方法で製造される焼結磁石であり、複雑な形状にすることに困難性が伴うが、上記溝部22Mを一体に備える形状は容易に製作可能である。
プレート21及びボトムプレート23には、マグネット22と積層した場合に、各溝部22Mと連通する位置に、貫通孔21A、23Aが各々形成される。これによって、被覆電線52を、磁気回路部17を貫通させる経路が形成される。
以下、貫通孔21A、23Aを識別し易くするため、貫通孔21Aを、プレート孔部21Aと表記し、貫通孔23Aを、ボトムプレート孔部23Aと表記する。
以下、貫通孔21A、23Aを識別し易くするため、貫通孔21Aを、プレート孔部21Aと表記し、貫通孔23Aを、ボトムプレート孔部23Aと表記する。
プレート孔部21Aは、プレート21において、プレート貫通孔21Kと連通しない独立した貫通孔であって、プレート21の外周面寄りに設けられている。この構成にすることで、プレート21の内側に、マグネット22の溝部22Mと同様な凹み形状を設ける場合と比べて、ボイスコイルボビン15に作用する磁力の低下を抑制できる。
また、プレート孔部21Aは、プレート21の周方向及び径方向のいずれにも開放しないので、被覆電線52の周方向及び径方向への移動を規制する。このため、柔軟性を有する被覆電線52の位置決めに好適である。
また、プレート孔部21Aは、プレート21の周方向及び径方向のいずれにも開放しないので、被覆電線52の周方向及び径方向への移動を規制する。このため、柔軟性を有する被覆電線52の位置決めに好適である。
ボトムプレート23においては、マグネット22の溝部22Mと同様な凹み形状を設けると、ボトムプレート23とボイスコイルボビン15との間のギャップにゴミ等の進入が懸念される。
本構成では、ボトムプレート孔部23Aを、ボトムプレート23の外周面から内周側に凹む切り欠きとしているので、ゴミ等の進入を抑制できる。
また、ボトムプレート孔部23Aの外周側が開放するので、外部から被覆電線52の挿入が容易になる、といった効果も期待できる。
なお、プレート孔部21A及びボトムプレート孔部23Aの形状及び位置等は、適宜に変更可能である。
本構成では、ボトムプレート孔部23Aを、ボトムプレート23の外周面から内周側に凹む切り欠きとしているので、ゴミ等の進入を抑制できる。
また、ボトムプレート孔部23Aの外周側が開放するので、外部から被覆電線52の挿入が容易になる、といった効果も期待できる。
なお、プレート孔部21A及びボトムプレート孔部23Aの形状及び位置等は、適宜に変更可能である。
図3に示すように、プレート孔部21A、マグネット22の溝部22M及びボトムプレート孔部23Aは、スピーカフレーム11に設けられる複数の端子台33と同じ角度間隔で設けられるので、被覆電線52を直線状にレイアウトでき、配線長の短縮、及び配線の配置スペースの確保等に有利である。
このように、第2導電体51を構成する被覆電線52を、マグネット22を貫通させることによって、マグネット22を、第2導電体51に流れる高周波ノイズを除去するフェライトコアとして利用できる。
フェライトコアのインピーダンスZは、下記の式(1)に示すように、断面積に比例する。また、インピーダンスZは、フェライトコアの内孔と外側への信号線の巻き数N(ターン数とも称する)の2乗に比例する。また、フェライトコアの内孔の内径が小さい程、インピーダンスZは増大することが知られている。
フェライトコアのインピーダンスZは、下記の式(1)に示すように、断面積に比例する。また、インピーダンスZは、フェライトコアの内孔と外側への信号線の巻き数N(ターン数とも称する)の2乗に比例する。また、フェライトコアの内孔の内径が小さい程、インピーダンスZは増大することが知られている。
スピーカ10のマグネット22は、一般的なフェライトコアと比較して大型であるので、一般的なフェライトコアよりも高いノイズ除去効果を期待できる。また、マグネット22内に溝部22Mを複数設け、各溝部22Mに、複数の第2導電体51を分散して通すので、各溝部22Mを小型化でき、インピーダンスZの減少等を抑制し易い。
以上説明したように、本実施のスピーカ10は、ボイスコイル31に接続されてボビン15Aの外に引き出される第1導電体41と、第1導電体41に接続されてマグネット22を貫通する第2導電体51とを備えている。この構成によれば、磁気回路部17に含まれるマグネット22を利用して第2導電体51に流れる高周波ノイズを除去することができる。
また、ノイズ対策用のフェライトコアを追加することなく、ノイズを除去できるので、簡易な構成でスピーカ10のノイズ対策が可能となり、また、フェライトコアの配置スペースの確保も不要である。
また、第2導電体51に通す信号はデジタル信号であるので、デジタル信号に重畳する高周波ノイズへの対策をスピーカ近傍で実現できる。したがって、スピーカ10周囲の電子機器への影響を低減するとともに、スピーカ10の音質向上を期待できる。
さらに、磁気回路部17を貫通する第2導電体51に被覆電線52を使用するので、磁気回路部17の各部との絶縁性を確保できる。これにより、磁気回路部17に使用する材質等が制限されない。また、第2導電体51の周囲に導電性を有する部材を配置できる。
また、マグネット22に、ボビン15Aが通るマグネット貫通孔22Kと、この貫通孔22Kから外周側に凹んで第2導電体51が通る溝部22Mとを設けている。これにより、第2導電体51を貫通可能にするとともに、スピーカ10の性能への影響を抑え、且つ、マグネット22を容易に製作できる。
また、磁気回路部17は、マグネット22に積層される積層部品であるプレート21及びボトムプレート23を有し、第2導電体51はプレート21及びボトムプレート23を貫通する。これにより、第2導電体51をプレート21及びボトムプレート23を迂回させる必要がなく、配線長の短縮化、及び配線の配置スペースの確保等に有利となる。
また、プレート21に、ボビン15Aが通るプレート貫通孔21Kと、この貫通孔21Kと連通せず、第2導電体51が通る独立したプレート孔部21Aとを設けている。これにより、第2導電体51を貫通可能にするとともにプレート21の磁力の低下を抑制できる。
さらに、ボトムプレート23に、第2導電体51が通るボトムプレート孔部23Aとして、ボトムプレート23の外周面から内周側に凹んで第2導電体51が通る切り欠きを設けている。これにより、第2導電体51を貫通可能にするとともにボトムプレート23とボビン15Aとの間のギャップへのゴミ等の進入を抑制できる。
また、ボイスコイルボビン15は、複数のボイスコイル31を設けた多層ボイスコイルであり、ボイスコイルボビン15からは、各ボイスコイル31の各々に接続される複数の第1導電体41が周方向に間隔を空けて引き出される。さらに、第1導電体41の各々に接続される複数の第2導電体51は、ボイスコイルボビン15の周方向に間隔を空けて、マグネット22を通過する構成である。この構成によれば、多数の第1導電体41及び第2導電体51を、バランスよく間隔を空けて配置できる。
(第2実施形態)
図4は第2実施形態に係るスピーカ10の断面図である。
図4に示すように、第2導電体51は、スピーカ10の外部から磁気回路部17の孔部(ボトムプレート孔部23A、溝部22M、及びプレート孔部21A)を順に通過した後、磁気回路部17の外周側を通って磁気回路部17の背面側に戻され、再び、磁気回路部17の孔部23A、22M、及び21Aを順に通過した後に、端子台33に接続される。
これによって、第2導電体51は、マグネット22に1ターンの巻数で巻き付けられる。巻数を増やすことで、インピーダンスZを大きくすることができ、ノイズ除去特性を変化させたり、ノイズ除去効果を向上させたりすることができる。なお、巻き数は、1ターンに限定されず、2ターン以上に適宜に変更すればよい。
図4は第2実施形態に係るスピーカ10の断面図である。
図4に示すように、第2導電体51は、スピーカ10の外部から磁気回路部17の孔部(ボトムプレート孔部23A、溝部22M、及びプレート孔部21A)を順に通過した後、磁気回路部17の外周側を通って磁気回路部17の背面側に戻され、再び、磁気回路部17の孔部23A、22M、及び21Aを順に通過した後に、端子台33に接続される。
これによって、第2導電体51は、マグネット22に1ターンの巻数で巻き付けられる。巻数を増やすことで、インピーダンスZを大きくすることができ、ノイズ除去特性を変化させたり、ノイズ除去効果を向上させたりすることができる。なお、巻き数は、1ターンに限定されず、2ターン以上に適宜に変更すればよい。
第2導電体51を巻き付ける構成の場合、第2導電体51を巻き付ける際のテンションを高めることによって、磁気回路部17を縛ることが可能になる。磁気回路部17を縛ることによって、磁気回路部17の構成部品を積層した状態に保持する保持力を得ることが可能になる。
ここで、本実施形態では、ボトムプレート孔部23Aが、ボトムプレート23の外周面から内周側に凹む切り欠きではなく、第1実施形態のプレート孔部21Aと同様に、独立した貫通孔に形成されている。これにより、第2導電体51によって、プレート21、及びマグネット22に加え、ボトムプレート23を積層した状態に保持できる。
この構成によれば、プレート21、マグネット22及びボトムプレート23を互いに接合するための接着剤を使用しない構成が可能になる。接着剤を使用しない構成にすることで、接着剤の層厚が無くなり、磁気回路部17の磁力を効率良く高めることが可能になる。
この構成によれば、プレート21、マグネット22及びボトムプレート23を互いに接合するための接着剤を使用しない構成が可能になる。接着剤を使用しない構成にすることで、接着剤の層厚が無くなり、磁気回路部17の磁力を効率良く高めることが可能になる。
(第3実施形態)
図5は第3実施形態に係るスピーカ10の断面図である。
第3実施形態は、マグネット22において、第2導電体51が通る箇所が、マグネット貫通孔22Kとは独立した孔部22S(以下、マグネット配線孔22Sと表記する)である点が第1実施形態と異なる。
マグネット配線孔22Sは、プレート孔部21A、及びボトムプレート孔部23Aと連通するように、マグネット22を直線状に貫通する貫通孔に形成されている。このマグネット配線孔22Sは、プレート孔部21A、及びボトムプレート孔部23Aと同様に、スピーカ10の周方向に間隔(等角度の間隔)を空けて設けられている。
図5は第3実施形態に係るスピーカ10の断面図である。
第3実施形態は、マグネット22において、第2導電体51が通る箇所が、マグネット貫通孔22Kとは独立した孔部22S(以下、マグネット配線孔22Sと表記する)である点が第1実施形態と異なる。
マグネット配線孔22Sは、プレート孔部21A、及びボトムプレート孔部23Aと連通するように、マグネット22を直線状に貫通する貫通孔に形成されている。このマグネット配線孔22Sは、プレート孔部21A、及びボトムプレート孔部23Aと同様に、スピーカ10の周方向に間隔(等角度の間隔)を空けて設けられている。
この構成の場合、第2導電体51が通る孔部の内径(つまり、マグネット配線孔22Sの内径)を小さくできるので、式(1)に示すように、インピーダンスZを増大できる。また、孔部を小さくするほど、マグネット22の断面積も増大するので、これによっても、インピーダンスZを増大できる。これによって、より高いノイズ除去効果を得たり、ノイズ除去特性を変化させたりすることが可能になる。
また、第3実施形態においても、図6に一例を示すように、第2導電体51をマグネット22に複数ターンの巻数で巻き付けることが可能である。
(第4実施形態)
第4実施形態では、被覆電線52をマグネット22に貫通させない構成としている。
図7は第4実施形態に係るスピーカ10の断面図である。また、図8は磁気回路部の構成部品を離間した状態でスピーカ10を示す図である。
第3実施形態では、スピーカフレーム11に設けられた端子台33が、磁気回路部17を貫通する第2導電体151を一体に備えている。第2導電体151は、端子台33と一体に形成されてスピーカ10の背面側に向けて延びる端子152と、端子152の先端を露出させて周囲を覆う絶縁部153とを一体に備えている。
第4実施形態では、被覆電線52をマグネット22に貫通させない構成としている。
図7は第4実施形態に係るスピーカ10の断面図である。また、図8は磁気回路部の構成部品を離間した状態でスピーカ10を示す図である。
第3実施形態では、スピーカフレーム11に設けられた端子台33が、磁気回路部17を貫通する第2導電体151を一体に備えている。第2導電体151は、端子台33と一体に形成されてスピーカ10の背面側に向けて延びる端子152と、端子152の先端を露出させて周囲を覆う絶縁部153とを一体に備えている。
端子152は、金属等の導電性を有する材料で形成され、磁気回路部17を貫通して先端152Aを磁気回路部17の背面側に露出可能な長さに形成されている。絶縁部153は、絶縁性を有する樹脂で形成され、端子152における磁気回路部17と重なる領域を覆う。例えば、この第2導電体151は、絶縁部153を構成する樹脂に、端子152をインサート成形することによって製作される。
図8に示すように、プレート21及びボトムプレート23には、第2導電体151が貫通する貫通孔121A、123A(以下、プレート孔部121A、ボトムプレート孔部123Aと表記する)が各々形成される。プレート孔部121A、及びボトムプレート孔部123Aは、マグネット22に設けられた溝部22Mと連通する。
第4実施形態では、図7に示すように、第2導電体151が、磁気回路部17を貫通することで、第2導電体151に設けられた端子152の先端152Aが、磁気回路部17の背面側に露出する。そして、この露出した先端152Aに、デジタル信号を送る不図示の被覆電線が接続される。
これによって、被覆電線をマグネット22に貫通させずに、スピーカ10側に接続することができ、被覆電線を半田付けする作業を容易に行うことが可能になる。なお、被覆電線を端子152に接続する方法は、半田付けに限定されず、公知の接続方法を広く適用可能である。
これによって、被覆電線をマグネット22に貫通させずに、スピーカ10側に接続することができ、被覆電線を半田付けする作業を容易に行うことが可能になる。なお、被覆電線を端子152に接続する方法は、半田付けに限定されず、公知の接続方法を広く適用可能である。
上述した各実施形態は、あくまでも本発明の一実施の態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
例えば、第1導電体41、及び第2導電体51、151は、電気信号を通す部材、つまり、導電性を有する部材(導電部材、又は導電体とも称する)を広く適用可能である。但し、第1導電体41は柔軟性を有することが好ましい。また、上述した各実施形態における第2導電体51、151は、絶縁体(被覆、絶縁部153に相当)を一体に備えていたが、絶縁体は、第2導電体51、151側ではなく、第2導電体51、151が接触しうる部材側に設ける構成でもよい。
また、本発明を、デジタル信号に基づいて音声を出力するスピーカ10に適用する場合を説明したが、これに限定されず、アナログ信号に基づいて音声を出力するスピーカに適用してもよい。また、スピーカの各部の構成についても、公知のスピーカの構成を広く適用可能である。
例えば、第1導電体41、及び第2導電体51、151は、電気信号を通す部材、つまり、導電性を有する部材(導電部材、又は導電体とも称する)を広く適用可能である。但し、第1導電体41は柔軟性を有することが好ましい。また、上述した各実施形態における第2導電体51、151は、絶縁体(被覆、絶縁部153に相当)を一体に備えていたが、絶縁体は、第2導電体51、151側ではなく、第2導電体51、151が接触しうる部材側に設ける構成でもよい。
また、本発明を、デジタル信号に基づいて音声を出力するスピーカ10に適用する場合を説明したが、これに限定されず、アナログ信号に基づいて音声を出力するスピーカに適用してもよい。また、スピーカの各部の構成についても、公知のスピーカの構成を広く適用可能である。
10 スピーカ
11 スピーカフレーム
13 振動板
15 ボイスコイルボビン
15A ボビン
17 磁気回路部
17K 孔部
21 プレート(積層部品)
21A プレート孔部
21K プレート貫通孔
22 マグネット
22K マグネット貫通孔
22M 溝部
22S マグネット配線孔
23 ボトムプレート(積層部品)
23A ボトムプレート孔部
31 ボイスコイル
33 端子部
41 第1導電体
51、151 第2導電体
52 被覆電線
152 端子
123 絶縁部
11 スピーカフレーム
13 振動板
15 ボイスコイルボビン
15A ボビン
17 磁気回路部
17K 孔部
21 プレート(積層部品)
21A プレート孔部
21K プレート貫通孔
22 マグネット
22K マグネット貫通孔
22M 溝部
22S マグネット配線孔
23 ボトムプレート(積層部品)
23A ボトムプレート孔部
31 ボイスコイル
33 端子部
41 第1導電体
51、151 第2導電体
52 被覆電線
152 端子
123 絶縁部
Claims (9)
- ボイスコイルが設けられたボビンと、前記ボビンに接続される振動板と、前記振動板を支持するフレームと、マグネットを含む磁気回路部とを備えるスピーカにおいて、
前記ボイスコイルに接続され、前記ボビンの外に引き出される第1導電体と、
前記第1導電体に接続され、前記マグネットを貫通する第2導電体とを備えていることを特徴とするスピーカ。 - 前記第2導電体は、絶縁性を有する被覆で覆われた被覆電線であることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ。
- 前記第2導電体は、前記マグネットに1ターン以上の巻数となるように巻き付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のスピーカ。
- 前記マグネットに、前記ボビンが通る貫通孔と、前記貫通孔から外周側に凹んで前記第2導電体が通る溝部とを設けていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスピーカ。
- 前記マグネットに、前記ボビンが通る貫通孔と、前記貫通孔とは独立した孔部であって、前記第2導電体が通る孔部とを設けていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のスピーカ。
- 前記磁気回路部は、前記マグネットに積層される積層部品を有し、
前記第2導電体は、前記積層部品を貫通することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のスピーカ。 - 前記積層部品は、前記マグネットに対し、当該スピーカの前面側に積層されるプレートと、当該スピーカの背面側に積層されるボトムプレートとを有し、
前記プレートに、前記ボビンが通る孔部と、この孔部と連通せず、前記第2導電体が通る独立した貫通孔とを設け、
前記ボトムプレートに、当該ボトムプレートの外周面から内周側に凹んで前記第2導電体が通る切り欠きを設けていることを特徴とする請求項6に記載のスピーカ。 - 前記第2導電体に通す信号は、デジタル信号であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のスピーカ。
- 前記ボビンは、複数の前記ボイスコイルを設けた多層ボイスコイルであり、
前記ボビンからは、各ボイスコイルの各々に接続される複数の前記第1導電体が周方向に間隔を空けて引き出され、
前記第1導電体の各々に接続される複数の前記第2導電体は、前記ボビンの周方向に間隔を空けて、前記マグネットを通過することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のスピーカ。
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