JP6924961B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、空間を照明するための照明器具に関する。
空間を照明するための照明器具の一つとして、シーリングライトが知られている(例えば、特許文献1参照)。シーリングライトは、天井に取り付けられる器具本体と、器具本体に支持された基板と、基板に実装された複数のLED(Light Emitting Diode)と、複数のLEDを覆うように器具本体に取り付けられた外郭カバー(拡散カバー)とを有している。
特開2013−048167号公報
ところで、照明器具を天井に取り付けた際に、照明器具のぐらつき又は回転を抑制するために、器具本体の天井側にクッション部材が配置されることがある。照明器具を天井に設置した際に天井と器具本体との間でクッション部材が圧縮されることで、照明器具のぐらつきなどが抑制される。
しかしながら、このような照明器具では照明器具を天井などの設置面に取り付けた後、設置面と器具本体との隙間からクッション部材が見えてしまい、照明器具の美観を損ねることがある。
そこで、本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、設置面に取り付けられた後の照明器具の美観の低下を抑制することができる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明器具は、造営材の設置面に取り付けられる照明器具であって、前記設置面側の第1主面及び前記第1主面と背向する第2主面を有する器具本体と、前記第2主面に配置された光源と、前記光源を囲む枠状の側方カバーと、前記第1主面に配置されたクッション部材と、を備え、前記側方カバーは、さらに、前記クッション部材の少なくとも一部を囲んでいる。
本発明の一態様に係る照明器具によれば、設置面に取り付けられた後の照明器具の美観の低下を抑制することができる。
実施の形態に係る照明器具の天井側の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る照明器具の床面側の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る照明器具を分解して示す分解斜視図である。 図1のIVa−IVa線における実施の形態に係る照明器具の断面図である。 実施の形態に係る側方カバーを器具本体に取り付ける取付方法を説明するための図である。 実施の形態に係る側方カバー取付部の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る側方カバー取付部と側方カバーの凸部とが嵌合する様子を示す図である。 実施の形態に係る照明器具のカバー部のガタツキの抑制を説明するための図である。
以下では、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置、及び、接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。
また、「略**」との記載は実質的に**と認められるものを含む意図であり、例えば「略円弧状」を例に挙げて説明すると、完全な円弧状はもとより、実質的に円弧状と認められるものを含む意図である。
また、以下の実施の形態で説明に用いられる図面においては座標軸が示される場合がある。Z軸のマイナス側が床面(図示しない)側、Z軸のプラス側が天井(図示しない)側を表している。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸方向に垂直な平面(水平面)上において、互いに直交する方向である。X−Y平面は、照明器具が備える器具本体の主面(第1主面又は第2主面)に平行な平面である。例えば、以下の実施の形態において、「平面視」とは、Z軸方向から見ることを意味する。また、例えば、以下の実施の形態において、「断面視」とは、切断線で切断された照明器具1を切断された面に対して垂直方向から見ることを意味している。例えば、X軸とZ軸とで規定された平面(切断線で切断された面の一例)で切断された場合、断面視とは当該断面をY軸方向から見ることを意味している。なお、説明の都合上、図2及び図3では、照明器具を通常の使用時の姿勢とは上下逆の姿勢で図示している。
(実施の形態)
以下、本実施の形態に係る照明器具について説明する。
[1.照明器具の構成]
[1−1.照明器具の全体構成]
まず、本実施の形態に係る照明器具1の全体構成について、図1〜図3を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態に係る照明器具1の天井側の外観を示す斜視図である。図2は、本実施の形態に係る照明器具1の床面側の外観を示す斜視図である。図3は、本実施の形態に係る照明器具1を分解して示す分解斜視図である。
照明器具1は、例えば住宅等の建物の天井に設置され、建物の内部の空間を照明するためのシーリングライトである。図1〜図3に示すように、照明器具1は、器具本体10、電源ユニット20、発光モジュール30、レンズカバー40、側方カバー50、外郭カバー60、枠体70、及び、クッション部材80を備えている。なお、天井は、照明器具1が取り付けられる造営材の設置面の一例である。
以下、照明器具1の各構成要素について、図1〜図7を参照しながら詳細に説明する。
[1−2.器具本体]
器具本体10について、図1及び図3を参照しながら説明する。
器具本体10は、電源ユニット20、発光モジュール30、側方カバー50及びクッション部材80を支持するための筐体である。器具本体10は、中央部に円形状の開口部11を有するリング状に形成されている。
開口部11の周縁部には、器具本体10を器具取付部材(図示しない)に装着するためのホルダ12が固定されている。ホルダ12の内部には、器具取付部材が脱着自在に嵌合される。なお、器具取付部材とは、天井に設置された引っ掛けシーリングボディ(図示しない)に器具本体10を脱着自在に取り付けるためのアダプタである。また、引っ掛けシーリングボディは、商用電源(図示しない)と電線(図示しない)を介して電気的に接続されている。照明器具1が天井に設置されることにより、商用電源からの交流電力が電線及び引っ掛けシーリングボディを介して照明器具1に供給される。
なお、器具本体10は、発光モジュール30からの熱を放熱するためのヒートシンクとしても機能する。
器具本体10は、電源ユニット20及び発光モジュール30を支持する第1本体部10aと、第1本体部10aより天井側に位置しており、側方カバー50及びクッション部材80を支持する第2本体部10bと、第1本体部10aと第2本体部10bとを接続する接続部10cとを有する。なお、器具本体10(第1本体部10a、第2本体部10b及び接続部10c)は、例えば、例えばアルミニウム板又は鋼板等の板金をプレス加工することによって形成される。つまり、第1本体部10a、第2本体部10b及び接続部10cは、一体形成される。また、器具本体10は、器具本体10の天井側の面である第1主面(図4の(a)及び図4の(b)の第1主面14を参照)と、第1主面と背向する面である第2主面(図4の(a)及び図4の(b)の第2主面15を参照)とを有する。第2主面は、器具本体10の床面側の面である。なお、器具本体10の平面視形状は、特に限定されず、略平板状に形成されていてもよい。
器具本体10の第2本体部10bの第1主面には、図1に示すように、例えば、ウレタン等で形成されたクッション部材80が複数取り付けられている。複数のクッション部材80は、器具本体10の周方向に沿って配置されている。照明器具1が天井に設置された際に、複数のクッション部材80が器具本体10と天井との間に挟み込まれることにより、器具本体10のぐらつき又は回転が抑制される。
器具本体10の第2本体部10bの第2主面には、側方カバー50を器具本体10に脱着自在に取り付けるための側方カバー取付部13が複数取り付けられている。複数の側方カバー取付部13は、器具本体10の外周に沿って配置されている。なお、側方カバー取付部13の詳細については、後述する。
[1−3.電源ユニット]
次に、電源ユニット20について、図1及び図3を参照しながら説明する。電源ユニット20は、発光モジュール30を発光させるための電力を生成するためのユニットである。電源ユニット20は、例えば、器具本体10の第1本体部10aの第1主面に配置される。電源ユニット20は、基板21と、基板21に実装された複数の回路部品22と、基板21及び複数の回路部品22を覆うケース23を有している。
基板21は、複数の回路部品22を実装するためのプリント配線基板である。基板21は、複数の回路部品22が床面側を向くようにして、ケース23の床面側の面に取り付けられている。
複数の回路部品22の各々は、発光モジュール30を発光させるための電力を生成するための電源回路を構成する電源用回路部品である。複数の回路部品22は、上述した商用電源から電線を介して供給されてきた交流電力を直流電力に変換する。複数の回路部品22で生成された直流電力が発光モジュール30に供給されることにより、発光モジュール30が発光する。
なお、複数の回路部品22には、上述した電源用回路部品だけでなく、その他の回路を構成する回路部品が含まれていてもよい。例えば、複数の回路部品22は、調光回路又は昇圧回路等を構成する駆動用回路部品を含んでいてもよく、あるいは、通信回路を構成する通信用回路部品(通信モジュール)等を含んでいてもよい。
ケース23は、基板21及び複数の回路部品22を覆うためのカバーである。本実施の形態では、基板21はケース23の床面側の面に固定されている。ケース23は、例えば、金属又は樹脂などにより形成されている。ケース23が金属で形成されている場合、基板21及び複数の回路部品22で発生した熱を効率よく放熱することができる。
[1−4.発光モジュール]
次に、発光モジュール30について、図3を参照しながら説明する。
発光モジュール30は、例えば白色光を発するための光源である。白色光とは、例えば、色温度(相関色温度)2600K〜7100Kの光である。発光モジュール30は、複数の基板31と、複数の基板31の各々に実装された複数の発光素子32とを有している。発光モジュール30は、部屋全体を明るくする、室内照明用途の光源である。
基板31は、複数の発光素子32を実装するためのプリント配線基板であり、略円弧状に形成されている。複数の基板31の各々は、器具本体10の開口部11を囲むようにして、器具本体10の第1本体部10aの第2主面にネジ(図示しない)により取り付けられている。なお、本実施の形態では発光モジュール30は4つの基板31から構成されている例について説明しているが、基板31の数はこれに限定されない。
基板31としては、例えば、樹脂をベースとする樹脂基板、金属をベースとするメタルベース基板、セラミックからなるセラミック基板等を用いることができる。また、基板31は、リジッド基板に限定されず、フレキシブル基板であってもよい。
複数の発光素子32は、基板31の径方向に配置されている。本実施の形態では、複数の発光素子32は、基板31の周方向に6列配置されている。各列において、複数の発光素子32は、基板31の周方向に間隔を置いて配置されている。これにより、発光モジュール30全体としては、複数の発光素子32はリング状に配置されるようになる。
発光素子32の各々は、パッケージ化された表面実装(SMD:Surface Mount Device)型の白色LED素子である。すなわち、発光素子32の各々は、凹部を有する白色樹脂製のパッケージ(容器)と、パッケージの凹部の底面に一次実装されたLEDチップと、パッケージの凹部内に封入された封止部材とを有している。LEDチップは、例えば青色光を発する青色LEDチップである。封止部材には、青色LEDチップからの青色光を励起光として蛍光発光するYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)等の黄色蛍光体が含有されている。
このように、発光素子32の各々は、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって構成されたB−Yタイプの白色LED素子である。具体的には、封止部材に含有される黄色蛍光体は、青色LEDチップからの青色光の一部を吸収することにより励起されて黄色光を放出する。この放出された黄色光と黄色蛍光体に吸収されなかった青色光とが混ざることにより、白色光が生成される。このようにして発光素子32の各々から白色光が出射される。
なお、照明器具1の光源は、特に限定されるものではない。例えば、発光モジュール30の代わりに、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL素子(OLED)、無機EL素子、又は、その他の固体発光素子を用いて構成された発光モジュールが用いられてもよい。また、発光モジュール30の代わりに、蛍光管が用いられてもよい。また、発光モジュール30は白色光を発光する例について説明したが、これに限定されない。
[1−5.レンズカバー]
次に、レンズカバー40について、図3を参照しながら説明する。レンズカバー40は、発光素子32の各々からの光の配光角を拡大するための光学部材である。
レンズカバー40は、リング状に形成されている。また、レンズカバー40は、透光性を有する材料(例えば、アクリル(PMMA)、ポリカーボネート(PC)などの透明な樹脂等)で形成されている。レンズカバー40は、複数の基板31の各々を覆うようにして、器具本体10の第1本体部10aの第2主面側にネジ(図示しない)により取り付けられる。具体的には、レンズカバー40は、発光モジュール30の床面側の面に取り付けられる。
レンズカバー40には、複数の発光素子32の各々に対応する複数のレンズ41が形成されている。複数の発光素子32の各々からの光は、対応するレンズ41を透過する。このとき、複数のレンズ41の各々は、透過する光の配光角を拡大させる。
[1−6.側方カバー]
次に、側方カバー50について、図3及び図4を参照しながら説明する。図4は、図1のIVa−IVa線における本実施の形態に係る照明器具1の断面図である。より詳しくは、図4の(a)は、図1のIVa−IVa線における本実施の形態に係る照明器具1の断面図であり、図4の(b)は、図4の(a)の破線領域の拡大断面図である。なお、図4では、照明器具1が天井90に取り付けられた状態での断面図を示している。また、図4の(a)では、引っ掛けシーリングボディ100及び器具取付部材101を模式的に破線で示している。なお、図4では、電源ユニット20を省略して図示している。ここで、断面図とは、切断線で切断された照明器具1の断面(例えば、X軸とZ軸とで規定される平面で切断された照明器具1の断面)のみを示しており、以降においても同様である。
側方カバー50は、発光モジュール30を囲む枠状の部材であり、発光モジュール30から側方カバー50に入射した光を有効に活用するための光学部材である。言い換えると、側方カバー50は、発光モジュール30を側方から覆うように配置されている。また、側方カバー50は、透光性を有する材料で形成されている。例えば、側方カバー50は、透光性を有するアクリル樹脂で形成されている。例えば、側方カバー50は、光拡散材が内部に分散され乳白色を有していてもよい。
図3及び図4の(a)に示すように、側方カバー50は、一端部51、他端部52、傾斜部53、及び突起部54を有する。
一端部51は、側方カバー50の天井90側の端部である。具体的には、一端部51は傾斜部53の天井90側の端部から、発光モジュール30側に延設されている。一端部51の発光モジュール30側の面(内面)から、発光モジュール30側に向けて突出する凸部51aが形成されている。例えば、凸部51aは、平面視において外形形状が略扇形であり、頂部が発光モジュール30側に向けて突出するように形成されている。凸部51aが器具本体10に取り付けられている側方カバー取付部13と嵌合することで、側方カバー50は器具本体10に取り付けられる。つまり、一端部51は、側方カバー50を器具本体10に取り付けるための取付部である。
他端部52は、側方カバー50の天井90とは逆側の端部である。具体的には、他端部52は傾斜部53の天井90とは逆側の端部から、側方カバー50の外方に向けて突出している。他端部52は、外郭カバー60を側方カバー50に取り付けるための取付部(フランジ部)である。
傾斜部53は、一端部51から他端部52に向けて、天井90と垂直な方向に対して外方に傾斜している。例えば、平面視において、傾斜部53は、天井90から遠ざかるにつれて天井90と垂直な方向に対して器具本体10の外方に向かう向きに、傾斜している。これにより、傾斜部53が透光性を有している場合、発光モジュール30から傾斜部53の内面(発光モジュール30側の面)に入射した光を、天井90側に出射することができる。つまり、天井90又は壁を照らすことができるので、照明器具1が照明する空間全体を明るくすることができる。なお、この場合、傾斜部53は、上記に示すように、透光性を有する材料で形成される。例えば、透光性を有するアクリル樹脂で形成される。
また、傾斜部53が反射性(光反射性)を有している場合、例えば、発光モジュール30から傾斜部53の内面に入射した光を外郭カバー60に向けて反射することができる。つまり、照明器具1の外郭カバー60から出射する光の光量を増やすことができるので、照明器具1が照明する床面を明るくすることができる。なお、この場合、例えば、樹脂材料で形成された傾斜部53の内面に銀又はアルミニウムなどの金属材料からなる金属蒸着膜(金属反射膜)が形成されることで実現される。
なお、傾斜部53の傾斜方向は、上記に限定されない。例えば、傾斜部53は、平面視において、一端部51から他端部52に向けて器具本体10の内方に向かう向きに傾斜していてもよい。つまり、平面視において、傾斜部53は、天井90に近づくにつれて天井90と垂直な方向に対して器具本体10の内方に向かう向きに、傾斜していてもよい。また、図4の(a)では、傾斜部53は、断面視において直線状に傾斜している例について示しているが、これに限定されない。例えば、傾斜部53は、断面視において湾曲していてもよい。
突起部54は、傾斜部53の天井90側の端部から、天井90側に延設されている突起であり、ユーザが天井90を見上げた際にクッション部材80を見えにくくするための目隠し部の一例である。例えば、突起部54は、器具本体10の第2本体部10bの第1主面14に配置されているクッション部材80を器具本体10の外縁(例えば、外周)に沿って囲むように形成されている。つまり、突起部54は、傾斜部53の天井90側の端部から、器具本体10の第2本体部10bの第1主面14より天井90側に亘って形成されている。例えば、突起部54は、器具本体10の外縁に沿ってクッション部材80の少なくとも一部を囲むように形成されている。
これにより、図4の(b)に示すように、床面側から照明器具1を見上げたときに、照明器具1が照明している空間にいるユーザの目線とクッション部材80との間に突起部54が位置するので、クッション部材80が見えてしまうことを抑制することができる。つまり、天井90に取り付けた後の照明器具1の美観の低下を抑制することができる。なお、器具本体10が平板状であれば、突起部54は器具本体10の第1主面14より天井90側に亘って形成される。
図4の(a)に示すように、突起部54は、傾斜部53の端部から天井90まで亘って形成されていない。これにより、突起部54が天井90と接触することにより天井90が損傷することを抑制することができる。
図4の(b)に示すように、突起部54の断面視形状の一例は、天井90に向かうにつれ先細りになる略テーパ状であるが、突起部54の形状はこれに限定されない。突起部54の断面視形状は特に限定されず、例えば矩形状でもよいし、その他の形状であってもよい。
なお、クッション部材80を見えにくくする観点から、突起部54は傾斜部53の端部から天井90側に極力高く形成される方がよい。ユーザの目と、照明器具1を天井90に取り付けた状態でのクッション部材80の天井90側の端部とを結んだ仮想線を遮るように、突起部54は傾斜部53の天井90側の端部から天井90側に形成されるとよい。例えば、突起部54は、器具本体10の第1主面14(本実施の形態では、器具本体10の第2本体部10bの第1主面14)より10mm以上天井90側に突出して形成されていてもよい。つまり、図4の(b)において、第1主面14を基準とした突起部54の先端までの高さHが、10mm以上であってもよい。これにより、広い照明空間を有する部屋(例えば、12畳の部屋)などに当該照明器具1を取り付けても、クッション部材80が見えることを抑制することができる。部屋が広くユーザがより天井90に対して水平な角度から照明器具1を見上げることができる場合でも、高さHが10mm以上ある突起部54がユーザの目線とクッション部材80との間に位置するので、クッション部材80が見えることを抑制することができる。
なお、上記では、突起部54は、器具本体10の外縁に沿って形成されている例を示したが、これに限定されない。例えば、クッション部材80が配置されている周辺にのみ突起部54が形成されていてもよい。例えば、器具本体10の中心(開口部11の中心)と、クッション部材80の開口部11側であり、天井90と直交関係にある2つの辺とをそれぞれ結んだ直線で囲まれる領域内にのみ、突起部54が形成されていてもよい。これにより、突起部54を形成するための材料を削減しつつ、クッション部材80が見えることを抑制することができる。
また、上記では目隠し部が突起部54である例について説明したが、これに限定されない。例えば、傾斜部53が器具本体10の第1主面14(本実施の形態では、器具本体10の第2本体部10bの第1主面14)より天井90側に亘って形成されていてもよい。この場合、傾斜部53の天井90側の一部が、目隠し部となる。
また、図4の(b)に示すように、器具本体10の外縁部(本実施の形態では、器具本体10の第2本体部10bの外周縁部)には、当該外縁部から天井90側と逆方向(床面側の方向)に立設する立設部16が形成されている。さらに、立設部16の床面側の端部には環状のフランジ部17が環状に形成されている。
[1−7.外郭カバー]
次に、外郭カバー60について、図2〜図4を参照しながら説明する。
外郭カバー60(下面パネル)は、発光モジュール30を覆うカバーである。本実施の形態では、外郭カバー60の平面視形状は、略円形状である。
外郭カバー60は、透光性を有する材料(例えば、透光性を有するアクリル樹脂)で形成されている。例えば、外郭カバー60は、光拡散材が内部に分散された乳白色の拡散パネルを用いることができる。これにより、発光モジュール30から外郭カバー60に入射した光は、外郭カバー60を透過することで散乱される。つまり、外郭カバー60から床面に照射される照明光は、略均一な明るさで床面を照らすことができる。
図4の(a)に示すように、外郭カバー60は、側方カバー50の他端部52及び枠体70により側方カバー50に固定される。側方カバー50の他端部52に枠体70がネジ71により取り付けられている。外郭カバー60の外周部が側方カバー50の他端部52と枠体70とに挟まれることで、外郭カバー60は側方カバー50に固定される。
なお、外郭カバー60の断面視形状は、略矩形状である。言い換えると、外郭カバー60は、平板状のカバーである。つまり、外郭カバー60の表面は略平らであり、外郭カバー60の表面には凹凸が少ない。これにより、例えば照明器具1の演出効果を高めるために、外郭カバー60に所定の模様を形成する場合、シルク印刷などの一般的な印刷手法で当該模様を外郭カバー60の主面(例えば、外郭カバー60の床面側の面)に形成することができる。また、外郭カバー60の主面にシボ加工などにより、微細な凹凸が形成されていてもよい。
[1−8.枠体]
次に、枠体70について、図1〜図4の(a)を参照しながら説明する。枠体70は、外郭カバー60を側方カバー50に固定するための部材である。
図4の(a)に示すように、枠体70の断面視形状は、略L字状である。枠体70の天井90側の面には、天井90側に突出したネジ穴(図示しない)が形成されている。側方カバー50及び外郭カバー60には、枠体70のネジ穴に対応した貫通孔(例えば、切欠き状の開口)が形成されている。当該貫通孔に枠体70のネジ穴を挿入しネジ71がネジ穴にねじ込まれることにより、外郭カバー60は側方カバー50に固定される。これにより、衝撃などで外郭カバー60が周方向に回転することを抑制できる。
枠体70に形成されるネジ穴は、枠体70の天井90側の面から天井90側に突出して形成されているので、図2に示すように床面側から照明器具1を見てもネジ71を視認することはできない。言い換えると、枠体70を用いることで、照明器具1の美観を損ねることなく、外郭カバー60を側方カバー50に固定することができる。
[2.側方カバーの器具本体への取り付け]
続いて、本実施の形態の照明器具1において、側方カバー50を器具本体10に取り付ける取付方法について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施の形態に係る側方カバー50を器具本体10に取り付ける取付方法を説明するための図である。具体的には、器具本体10が引っ掛けシーリングボディ100及び器具取付部材101を介して天井90に取り付けられており、その器具本体10に側方カバー50、外郭カバー60、及び枠体70が一体となったカバー部110を取り付ける取付方法について説明する。
器具本体10にカバー部110を取り付ける際、ユーザは、手120でカバー部110を顔より高く持ち上げ器具本体10に取り付けることがある。その場合、ユーザはカバー部110を床面側から見上げながらカバー部110を器具本体10に取り付けることとなるが、外郭カバー60があるためユーザは器具本体10を確認しにくい。そのため、カバー部110は器具本体10に容易に取り付けることができることが好ましい。
本実施の形態に係るカバー部110の側方カバー50は、上記で説明したように突起部54を有している。例えば、ユーザは当該突起部54と器具本体10のフランジ部17とを当接させることで、器具本体10に対するカバー部110の位置を合わせることができる。つまり、突起部54が形成されていることで、器具本体10に対するカバー部110の位置を合わせやすくなる。器具本体10に対するカバー部110の位置を合わせた後、カバー部110を所定の位置まで押し上げ、器具本体10の周方向のうちの一方向にカバー部110を回転させる。これにより、器具本体10の側方カバー取付部13とカバー部110の側方カバー50の凸部51aとが嵌合し、器具本体10にカバー部110を取り付けることができる。つまり、側方カバー50が突起部54を有していることで、器具本体10にカバー部110を取り付けやすくなる。
ここで、突起部54の形状について説明する。突起部54の断面視形状は、上記でも説明したように略テーパ状である。つまり、突起部54の内面(クッション部材80側の面)は、天井90に近づくにつれ外方に向けて傾斜している傾斜面である。これにより、枠状である突起部54で形成される開口の径をより大きくできるので、器具本体10に対するカバー部110の位置がズレている場合でも、突起部54とフランジ部17とを当接しやすくなる。また、突起部54の内面とフランジ部17とを当接させた後、カバー部110を天井90側に押し上げる際、突起部54の内面が傾斜していることで、傾斜部53の内面を滑らせながらカバー部110の位置を合わせることができる。これらにより、カバー部110を器具本体10に、より取り付けやすくなる。なお、平面視において、突起部54は、天井90に近づくにつれ側方カバー50の外方に向けて傾斜していてもよい。
[3.カバー部のガタツキの防止]
続いて、カバー部110のガタツキ防止について、図6A〜図7を用いて説明する。
まず、器具本体10に形成されている側方カバー取付部13と、側方カバー50の凸部51aとの嵌合について、図6A及び図6Bを用いて説明する。図6Aは、本実施の形態に係る側方カバー取付部13の外観を示す斜視図であり、図3の破線領域Rの拡大図である。なお、便宜上、側方カバー取付部13のみを示しており、また照明器具1の通常の使用時の姿勢(図3とは、上下逆の姿勢)における側方カバー取付部13を示している。図6Bは、本実施の形態に係る側方カバー取付部13と側方カバー50の凸部51aとが嵌合する様子を示す図である。具体的には、側方カバー取付部13が取り付けられている器具本体10が引っ掛けシーリングボディ100及び器具取付部材101を介して天井90に取り付けられており、器具本体10に対してカバー部110を一方向(例えば、図中の矢印の方向)に回転させることで取り付けている様子を示す図である。また、図6Bでは、器具本体10の側方カバー取付部13及び側方カバー50の一端部51及び凸部51aのみを図示している。
図6Aに示すように、側方カバー取付部13は、支持部13a及び嵌合部13bを有する。また、支持部13aは、切欠き部13cを有し、嵌合部13bは、側方カバー取付部13の一方の端部を塞ぐ蓋部13dを有する。支持部13a及び嵌合部13bの断面視形状は、略コの字状である。つまり、支持部13a及び嵌合部13bは、内側に空間を有している。当該空間は、嵌合部13bより支持部13aの方が広く、具体的には天井90と直交する方向(Z軸方向)に広い。また、側方カバー取付部13は開口を有しており、当該開口が平面視における器具本体10の外方を向くように器具本体10に取り付けられている。
図6Bに示すように、カバー部110を一方向に回転させることで、一端部51に形成されている凸部51aは、支持部13aに形成されている切欠き部13c、支持部13aの内側の空間を通過して嵌合部13bと嵌合する。そして、凸部51aが嵌合部13bの蓋部13dと当接することで、カバー部110の回転が規制される。これにより、カバー部110が器具本体10に取り付けられる。
なお、凸部51aと嵌合部13bとの嵌合が不十分となる場合がある。例えば、カバー部110の外径が大きくなると器具本体10に取り付ける際に、凸部51aと嵌合部13bとが嵌合しにくくなり、不完全嵌合状態となる場合がある。その場合、照明器具1に衝撃などが加わることにより、凸部51aと嵌合部13bとの嵌合が外れてしまうことがある。
凸部51aと嵌合部13bとの嵌合が外れると、凸部51aは支持部13aによって支持される。具体的には、支持部13aの底面(床面側に形成されている面)によって支持される。つまり、支持部13aは、凸部51aと嵌合部13bとの嵌合が外れたときにカバー部110が落下してしまうことを防ぐ安全保持部である。なお、支持部13aは、嵌合部13bに対して天井90側と逆方向の位置で凸部51aを支持する。つまり、支持部13aは嵌合部13bに対して、床面側の位置で凸部51aを支持する。
しかし、凸部51aが支持部13aの底面で支持されている状態とは、凸部51aと支持部13aの底面とが当接している状態であり、凸部51aと支持部13aとが嵌合していない状態である。つまり、カバー部110は、器具本体10に対して固定されていない。そのため、衝撃などによりカバー部110がガタツクことがある。また、過剰な衝撃が加わると、カバー部110は支持部13aから外れ落下してしまうことがある。
本実施の形態に係る側方カバー50には突起部54が形成されており、当該突起部54により凸部51aが支持部13aの底面で支持されている状態でのカバー部110のガタツキを抑制することが可能である。凸部51aが支持部13aの底面で支持されている状態でのカバー部110のガタツキの抑制について、図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態に係る照明器具1のカバー部110のガタツキの抑制を説明するための図である。具体的には、図7の(a)は、図6BのVIIa−VIIa線における断面図であり、図7の(b)は図6BのVIIb−VIIb線における断面図である。なお、図7の(a)では、凸部51aと嵌合部13bとが嵌合している状態での断面図であり、図7の(b)は凸部51aが支持部13aの底面に支持されている状態での断面図である。なお、図7の(a)及び図7の(b)では、説明のため、器具本体10及び側方カバー50の一部を図示している。
図7の(a)に示すように、側方カバー取付部13の嵌合部13bと、カバー部110(側方カバー50)の凸部51aとが嵌合することにより、器具本体10にカバー部110が取り付けられている。上記でも説明したように、この状態では、突起部54は、器具本体10の第1主面14より天井90側に突出している。これにより、ユーザにクッション部材80が見えることを抑制することができる。
図7の(b)に示すように、凸部51aが側方カバー取付部13の支持部13aの底面に支持されている状態では、支持部13aと凸部51aとは嵌合していないので、衝撃などによりカバー部110がガタツクことがある。側方カバー50は突起部54を有しており、当該突起部54は凸部51aが支持部13aで支持されている状態で器具本体10の外縁部を囲んでいる。例えば、突起部54は、平面視において、器具本体10を器具本体10の外方から器具本体10の外縁に沿って囲んでいる。
本実施の形態では、器具本体10は、立設部16及びフランジ部17を有している。例えば、平面視において、突起部54は、立設部16を器具本体10の外方から囲んでいる。なお、突起部54は、断面視において、立設部16の少なくとも一部を囲んでいればよい。例えば、断面視において、突起部54は、立設部16の床面側の先端に形成されているフランジ部17を囲んでいてもよい。これにより、図7の(b)に示すように、フランジ部17と突起部54との距離D以上のガタツキが発生するような衝撃などがカバー部110に加わっても、フランジ部17と突起部54とが当接することで、距離D以上のガタツキは抑制される。
[4.効果]
次に、本実施の形態に係る照明器具1の効果について説明する。
本実施の形態に係る照明器具1は、造営材の設置面に取り付けられる照明器具1であって、設置面(例えば、天井90)側の第1主面14及び第1主面14と背向する第2主面15を有する器具本体10と器具本体10の第2主面15に配置された光源(例えば、発光モジュール30)と、光源を囲む枠状の側方カバー50と、器具本体10の第1主面14に配置されたクッション部材80と、を備える。そして、側方カバー50は、さらに、クッション部材80の少なくとも一部を囲んでいる。
これにより、側方カバー50は、クッション部材80の少なくとも一部を囲んでいる。具体的には、側方カバー50は、平面視において、器具本体10の外方から器具本体10の外縁部に沿ってクッション部材80の少なくとも一部を囲んでいる。側方カバー50がクッション部材80の少なくとも一部を囲むことで、当該照明器具1を設置面に取り付けた後、ユーザの目線とクッション部材80との間に側方カバー50が位置するので、設置面と照明器具1の器具本体10との隙間からクッション部材80が見えることを抑制することができる。よって、本実施の形態に係る照明器具1であれば、設置面に取り付けられた後の照明器具1の美観の低下を抑制することができる。
また、側方カバー50は、設置面に対して傾斜している傾斜部53と、傾斜部53の設置面側の端部から設置面側に突出した突起部54と、を有し、突起部54は、クッション部材80の少なくとも一部を囲んでいる。
これにより、突起部54がクッション部材80の少なくとも一部を囲んでいることで、クッション部材80が見えることを抑制することができる。さらに、当該突起部54が形成されていることで、天井90に取り付けられた器具本体10にカバー部110を取り付ける際、突起部54と器具本体10の外縁部(例えば、フランジ部17)とを当接させることができるので器具本体10に対するカバー部110の位置を合わせやすくなる。
また、突起部54は、器具本体10の第1主面14より10mm以上設置面側に突出している。
これにより、広い照明空間を有する部屋などに照明器具1を取り付けても、クッション部材80が見えることを抑制できる。例えば12畳の部屋の天井に当該照明器具1を取り付けても、クッション部材80が見えることを抑制できる。
また、突起部54の内面は、設置面に近づくにつれ外方に向けて傾斜している。
これにより、天井90に取り付けられた器具本体10にカバー部110を取り付ける際、器具本体10に対するカバー部110の位置をより合わせやすくなる。
また、器具本体10は、第2主面15に側方カバー50を脱着自在に取り付けるための側方カバー取付部13を有し、側方カバー50は、内面に凸部51aを有する。側方カバー取付部13は、凸部51aと嵌合する嵌合部13b、及び、嵌合部13bに対して設置面側と逆方向の位置で側方カバー50を支持する支持部13aを有する。そして、突起部54は、凸部51aが支持部13aで支持されている状態で、器具本体10を囲んでいる。
これにより、凸部51aと嵌合部13bとの嵌合が外れ、凸部51aが支持部13aで支持されている状態において、側方カバー50(例えば、側方カバー50を有するカバー部110)のガタツキを抑制することができる。例えば、突起部54と器具本体10の外縁部とが当接することで、器具本体10に対して側方カバー50がガタツクことを規制することができる。例えば、凸部51aが支持部13aで支持されている状態で、過剰な衝撃が加わることにより、側方カバー50が落下してしまうことを抑制することができる。
また、器具本体10は、外縁部に設置面側と逆方向に立設する立設部16を有し、突起部54は、凸部51aが支持部13aで支持されている状態で、立設部16の少なくとも一部を囲んでいる。
これにより、器具本体10が立設部16を有している場合、突起部54が当該立設部16の少なくとも一部を囲んでいることで、器具本体10に対する側方カバー50のガタツキを抑制することができる。
(その他の実施の形態)
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、照明器具1が取り付けられる造営材の設置面が天井90である場合について説明したが、設置面はこれに限定されない。例えば、造営材の設置面は、建物の壁等であってもよい。
これにより、造営材の設置面が天井90である場合と同様の効果を奏する。
また、上記実施の形態では、側方カバー50は枠状である例について説明したが、これに限定されない。例えば、側方カバー50は、ドーム状であってもよい。その場合、外郭カバー60は設けられなくてもよい。
また、上記実施の形態では、照明器具1をシーリングライトとしたが、これに限定されない。照明器具の設置面側にクッション部材を有する照明器具に適用可能である。
また、上記実施の形態では、発光素子をSMD構造としたが、これに限定されない。例えば、LEDチップを基板に直接実装したCOB(Chip On Board)構造であってもよい。この場合、封止部材によって、基板上に実装された複数のLEDチップを一括に封止してもよく、あるいは、個別に封止してもよい。また、封止部材には、上述した黄色蛍光体等の波長変換材が含有されていてもよい。
また、上記実施の形態では、複数の基板31をリング状に並べることにより発光モジュール30を構成したが、これに限定されない。例えば、1つのリング状の基板で発光モジュール30を構成してもよい。
また、上記実施の形態では、発光素子32が基板31に複数配置されている例について説明したが、これに限定されない。例えば、基板31に配置される発光素子32は1つであってもよい。
また、上記実施の形態では、側方カバー50と外郭カバー60とが別体である例について説明したが、これに限定されない。例えば、側方カバー50と外郭カバー60とは一体形成されてもよい。
その他、上記実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の主旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素および機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明器具
10 器具本体
13 側方カバー取付部
13a 支持部
13b 嵌合部
14 第1主面
15 第2主面
16 立設部
30 発光モジュール(光源)
50 側方カバー
51a 凸部
54 突起部
80 クッション部材
90 天井(設置面)

Claims (5)

  1. 造営材の設置面に取り付けられる照明器具であって、
    前記設置面側の第1主面及び前記第1主面と背向する第2主面を有する器具本体と、
    前記第2主面に配置された光源と、
    前記光源を囲む枠状の側方カバーと、
    前記第1主面に配置されたクッション部材と、を備え、
    前記側方カバーは、さらに、前記クッション部材の少なくとも一部を囲んでおり、
    前記側方カバーは、前記設置面に対して傾斜している傾斜部と、前記傾斜部の前記設置面側の端部から前記設置面側に突出した突起部と、を有し、
    前記突起部は、前記クッション部材の少なくとも一部を囲んでいる
    照明器具。
  2. 前記突起部は、前記器具本体の前記第1主面より10mm以上前記設置面側に突出している
    請求項に記載の照明器具。
  3. 前記突起部の内面は、前記設置面に近づくにつれ外方に向けて傾斜している
    請求項又はに記載の照明器具。
  4. 前記器具本体は、前記第2主面に前記側方カバーを脱着自在に取り付けるための側方カバー取付部を有し、
    前記側方カバーは、内面に凸部を有し、
    前記側方カバー取付部は、前記凸部と嵌合する嵌合部、及び、前記嵌合部に対して前記設置面側と逆方向の位置で前記側方カバーを支持する支持部を有し、
    前記突起部は、前記凸部が前記支持部で支持されている状態で、前記器具本体を囲んでいる
    請求項のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記器具本体は、外縁部に前記設置面側と逆方向に立設する立設部を有し、
    前記突起部は、前記凸部が前記支持部で支持されている状態で、前記立設部の少なくとも一部を囲んでいる
    請求項に記載の照明器具。
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