JP6921881B2 - ベッド装置 - Google Patents

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Description

この発明は利用者が頭部を起こした状態の姿勢を維持することができる背上げ式のベッド装置に関する。
背上げ式のベッド装置は、ベッドフレームに設けられる床板体が背床部、腰床部、脚床部などの複数の部分に分割され、これらが互いに回動可能に連結されて構成される。前記背床部は利用者の上半身に対応位置するようになっている。そして、前記背床部は背上げ機構によって起伏駆動できるようになっていて、起状方向に駆動することで、利用者は上半身を起こした姿勢を楽にとることができる。
上述した背上げ式のベッド装置において、前記背床部を起上させて利用者が上半身を起こされたとき、頭部が前記背床部に寄り掛けた状態にあるよりも、所定角度前方に倒した状態で保持されるようにした方が好ましいことがある。
たとえば、読書やテレビを見る場合などには頭部が前記背床部よりも前方に傾斜していた方が楽なことがあり、また食事などの場合には口内に入れた食物が飲み込み易くなるため、嚥下障害が生じにくいなどのことがある。
そこで、従来は特許文献1に示す構成のベッド装置が知られている。すなわち、従来のベッド装置は、ベッドフレームにモータによって上下方向に回動駆動される杆体が設けられている。前記ベッドフレームには背部支持フレーム(背床部)が一端を支点として回動可能に設けられている。
前記背部支持フレームの先端部には頭部支持フレーム(ヘッドアップ部)が起伏自在に枢着されている。前記杆体の先端部は支持アームを介して前記頭部支持フレームに連結されている。
前記杆体が前記モータによって駆動されると、前記頭部支持フレームが前記支持アームを介して起伏駆動される。そして、前記頭部支持フレームの起伏動作に連動して前記背部支持フレームを起伏させるようにしている。
そして、前記杆体が前記モータによって起伏駆動されたとき、その駆動がリンク部材、中間リンク片、基端リンク片などによって構成されたリンク機構を介して前記背部支持フレームに伝達されることで、前記背部支持フレームが起伏駆動される構成となっている。
特開2009−247628号公報
上述した構成のベッド装置によれば、確かに前記背部支持フレームに前記頭部支持フレームを起伏自在に設け、前記頭部支持フレームを前記背部支持フレームとともに起伏動作させることができる構成が示されている。
しかしながら、前記モータによって前記杆体を駆動し、前記杆体に連結された前記支持アームによって前記頭部支持フレームが駆動されたとき、前記背部支持フレームは、前記リンク部材、前記中間リンク片、前記基端リンク片などによって構成されたリンク機構を介して駆動されるようになっている。
つまり、前記頭部支持フレームと前記背部支持フレームとを駆動するためには、モータによって駆動される前記杆体の他に、前記リンク部材、前記中間リンク片、前記基端リンク片などによって構成されたリンク機構を必要とする構成になっている。
そのため、このようなベッド装置は、部品点数の増大や、部品点数の増大による構成の複雑化などを招くということがある。
この発明は、複雑なリンク機構を用いることなく前記背床部とともにヘッドアップ部を駆動することができようにしたベッド装置を提供することにある。
この発明は、ベッドフレームと、
前記ベッドフレームに一端部が回動可能に設けられ下面側には幅方向と交差する長手方向に沿ってガイド部が設けられた背床部と、
前記背床部の他端部に中途部が回動可能に設けられたヘッドアップ部と、
前記ベッドフレームに、前記背床部の一端部と異なる位置を回転中心として軸線を前記ベッドフレームの幅方向に沿わせて配置された駆動軸と、
前記駆動軸を駆動する駆動手段と、
前記ガイド部に係合する係合部材を有して一端部が前記駆動軸に取付けられ、前記駆動手段が作動して前記駆動軸とともに回転駆動されることで前記係合部材を介して前記背床部を連動させる背上げアームと、
前記背上げアームの他端部に設けられ前記ヘッドアップ部の一端部が当接して前記ヘッドアップ部の他端部を前記背床部の上面側に突出するよう傾斜させる作動部材と
を具備したことを特徴とするベッド装置にある。
この発明によれば、背上げアームを起上方向に駆動すれば、その動作に背床部を連動させて起上させることができ、それと同時に前記背上げアームに設けられた作動部材によってヘッドアップ部を傾斜させることができる。
そのため、前記背上げアームを起伏駆動することで、前記背床部と前記ヘッドアップ部を作動させることができるから、簡単な構成で前記背上げアームと前記ヘッドアップ部との2つを駆動することが可能となる。
この発明の一実施の形態のベッド装置の背床部と第1、第2の脚床部を駆動した状態を示す側面図。 前記ベッド装置の平面図。 前記背床部が水平に倒伏したときと、所定角度で起上させたときの、前記背床部の背面に設けられたガイドレールに対する背上げアームの動きを示す図。 (a)は背上げローラを有する一対の背上げアームが組み立てられた状態の平面図、(b)は同じく側面図。 (a)は背床部のヘッドアップ部が設けられた上端部の平面図、(b)は同じく図5(a)の側断面図。 図6(a)は一対の伝動部材を作動位置に保持した状態を示す前記ヘッドアップ部の平面図、(b)は同じく側面図。 図7(a)は一対の伝動部材を非作動位置に保持した状態を示す前記ヘッドアップ部の平面図、(b)は同じく側面図。 前記ヘッドアップ部を倒伏方向に弾性的に付勢して保持する付勢手段が設けられた部分の拡大図。
以下、この発明の一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1はベッド装置の側面図、図2は一部破断した平面図である。前記ベッド装置はベッドフレーム1を備えている。このベッドフレーム1は図2に示すように所定間隔で平行に離間して配置された一対の縦杆2と、これら縦杆2の長手方向の一端と他端とに両端を連結して設けられた一対の横杆3とによって矩形枠状に形成されている。
前記ベッドフレーム1の四隅部の下面にはそれぞれ脚部材4が設けられている。それによって前記ベッドフレーム1は所定の高さで支持される。前記ベッドフレーム1の両側の長手方向の中途部の外面には、前記縦杆2に対して所定間隔で離間した一対の固定杆部材6がそれぞれ設けられている。
前記固定杆部材6の長手方向の両側には、長手方向の両端にそれぞれリンク7の一端が枢着された各一対の可動杆部材8が配置されている。前記リンク7の他端は前記縦杆2に枢着されている。それによって、各可動杆部材8は前記ベッドフレーム1の前記縦杆2に対して接離する方向に移動可能となっている。
前記可動杆部材8を前記縦杆2に接近する方向に移動させると、各一対の前記可動杆部材8は前記固定杆部材6と一直線に並ぶようになっている。
前記可動杆部材8の上面の長手方向の両端部にはそれぞれ上面に開口した一対の取付け孔9が穿設されている。各一対の取付け孔9には図示しない側柵に設けられた脚部が着脱可能に挿入支持される。つまり、前記側柵は前記可動杆部材8に着脱可能に取付けることができるようになっている。
前記ベッドフレーム1には床板体11が設けられている。この床板体11は複数の床部に分割されていて、前記ベッドフレーム1の長手方向の中途部に幅方向に沿って配置され、前記ベッドフレーム1に固定された固定床部12を有する。
前記固定床部12の、前記ベッドフレーム1の幅方向と交差する方向(この方向を前記床板体11の長手方向とする。)の一側には第1の脚床部13と第2の脚床部14とが順次回動可能に連結されている。前記固定床部12の長手方向の他側には腰床部16と背床部17とが順次回動可能に連結されている。
前記床板体11の上面には図1に鎖線で示すようにマットレスMが前記床板体11の上面に、この上面からずれ落ちない状態で載置される。前記マットレスMは前記背床部17を後述するように起状方向に駆動したとき、その起状(背上げ)に応じて屈曲し易く、しかも前記床板体11の硬さが伝わることのない、比較的硬めの弾性材料などによって構成されている。
図1と図2に示すように、前記床板体11の下面側で、前記ベッドフレーム1長手方向の中途部には、前記床板体11を起伏駆動するための駆動装置21が配置されている。前記駆動装置21は制御部22を有する。この制御部22の一端部にはリニアモータからなる脚用駆動部23が設けられ、他端部には同じくリニアモータからなる駆動手段としての背用駆動部24が設けられている。
図2に示すように、前記第1の脚床部13の下面側には脚用駆動軸25が軸線を前記ベッドフレーム1の幅方向に沿わせて配置され、前記腰床部16の下面側には駆動軸としての背用駆動軸26が軸線を前記脚用駆動軸25と平行にして配置されている。
前記床板体11の下面側で、前記ベッドフレーム1の長手方向の中途部には、幅方向に対して所定間隔で離間した帯板状の一対の取付け部材27が前記ベッドフレーム1に固定して設けられている。前記脚用駆動軸25と前記背用駆動軸26の軸方向の一端部と他端部は、一対の前記取付け部材27の一端部と他端部にそれぞれ回転可能に支持されている。
前記脚用駆動軸25の中途部は前記脚用駆動部23に挿通され、前記背用駆動軸26の中途部は前記背用駆動部24に挿通されている。各前記駆動軸25,26の各前記駆動部23,24に挿通された部分には、図1に示すようにそれぞれL字状の駆動レバー28の基端が取付けられている。
そして、リニアモータからなる前記脚用駆動部23及び前記背用駆動部24が作動すると、前記駆動レバー28の自由端となった先端部が前記各駆動部23,24のリニア駆動される各可動部材23a,24aによって押圧される。それによって、前記脚用駆動軸25及び前記背用駆動軸26が所定方向に回転駆動されるようになっている。
図1と図2に示すように、前記脚用駆動軸25の両端部にはそれぞれ脚上げ用アーム29の一端が固着されている。前記脚上げアーム29の他端にはローラ30が設けられている。
前記脚用駆動軸25が前記脚用駆動部23によって駆動されて前記脚上げアーム29の他端が上昇方向に回動されると、前記ローラ30は前記第1の脚床部13の下面の幅方向両端部に、その幅方向と交差する方向に沿って設けられた脚用ガイドレール31を上昇方向に押圧しながら転動する。
それによって、前記第1の脚床部13は、図1に示すように前記脚上げ用アーム29の上昇角度に応じて一端を支点として他端が上昇する方向に回動する。
前記第1の脚床部13が上昇方向に回動すると、この第1の脚床部13に一端が連結された前記第2の脚床部14の一端側が連動して上昇する。図2に示すように、前記第2の脚床部14の他端には保持リンク32の一端が枢着されている。この保持リンク32の他端は前記ベッドフレーム1の前記縦杆2の内面に枢着されている。
それによって、前記第1の脚床部13の回動に連動して一端部が上昇した前記第2の脚床部14は、他端部が前記保持リンク32に支えられることで、図1に示すように前記第1の脚床部13とへの字状をなして上昇した状態で保持される。
図1乃至図3に示すように、前記背用駆動軸26の両端部にはそれぞれ背上げアーム33の一端(基端部)が固着されている。前記背上げアーム33の、前記背床部17の下面側に位置する他端部(先端部)には所定間隔で係合部材としての一対の背上げローラ34が回転可能に設けられている。
なお、図4(a)に示すように、一対の前記背上げアーム33の中途部間には、一対の前記背上げアーム33の前記背用駆動軸26に対する取付け強度を補強する補強桟36が架設されている。
図1乃至図3に示すように、前記背床部17の下面側の幅方向の両端部には、一対の前記背上げローラ34がそれぞれ転動可能に係合するガイド部としての断面コ字状の一対のガイドレール35が前記幅方向と交差する長手方向、つまり前記背床部17が駆動されて起上したときには上下方向となる、前記長手方向に沿って取り付けられている。
それによって、前記駆動レバー28の自由端が前記背用駆動部24の前記可動部材24aによって直線方向に押圧されて回動駆動されると、その回動に前記背用駆動軸26が連動する。
つまり、前記背用駆動軸26は図3に矢印Xで示す時計方向に回転駆動される。それによって、前記背上げアーム33は、前記駆動レバー28の回転に連動して前記背用駆動軸26を中心として先端部側が上昇する方向に回動する。
前記背上げアーム33が上昇方向に回動すると、前記背床部17は前記ガイドレール35に係合した前記背上げローラ34によって、前記腰床部16とともに前記固定床部12に連結された一端を支点として起上方向に上昇する。このとき、図3に示すように前記背床部17は前記腰床部16に対して屈曲する。
前記背上げアーム33の回転中心、つまり前記背用駆動軸26の回転中心点をA、前記背床部17とともに回動する前記腰床部16の、前記固定床部12に連結された一端の回転中心点をBとすると、前記A点と前記B点は前記ベッドフレーム1の前後方向及び上下方向に対して異なる位置に設定されている。
具体的には、回転駆動される前記背上げアーム33の回転中心の前記A点を基準にすると、前記B点は前記A点よりも水平方向に対して前記床板体11の後方である、前記固定床部12側に位置し、上下方向に対しては上方に位置している。
それによって、前記背上げアーム33が矢印Xで示す方向に回転する前記背用駆動軸26によって前記背床部17が上昇方向に駆動されるとき、前記背上げアーム33は前記背床部17に設けられた前記ガイドレール35に対して図3に矢印Dで示す下方向に移動する。
つまり、前記A点と前記B点との位置を違えて前記背上げアーム33と前記背床部17を回転させるようにしたことで、前記背上げアーム33によって前記背床部17が図3にP1で示す推定に倒伏した状態から、P2、P3に示すように起上方向に駆動されると、前記背上げアーム33が前記背床部17の下面に設けられた前記ガイドレール35に対して図3に矢印Dで示す方向に移動する。
図3と図4に示すように、一対の前記背上げアーム33の先端部にはそれぞれ作動部材38が取付けられている。この作動部材38は、所定の長さ寸法を有する板材の両端部に取付け部39が折曲形成され、一対の前記取付け部39間に、図4(b)に示す山形状のカム部41が形成されている。
前記作動部材38は、図3と図4(b)に示すように前記カム部41が前記背床部17の下方に向くよう、一対の前記取付け部39を前記背上げアーム33先端部に固定して設けられている。
それによって、背上げ時に前記背上げアーム33が前記ガイドレール35に対して図3に矢印Dで示す下方向に移動すると、前記作動部材38も前記背上げアーム33と一体的に矢印D方向に移動することになる。
図5に示すように、前記背床部17の先端側(上端側)の中央部分にはヘッドアップ部43が設けられている。つまり、前記背床部17の先端には前記背床部17の上端部を切り欠いた切欠き部17aが形成されている。前記ヘッドアップ部43は前記切欠き部17aに先端部を臨ませて前記背床部17に以下に説明するよう設けられる。
前記ヘッドアップ部43は、図5乃至図7に示すように管状のヘッドアップ部材44を有する。このヘッドアップ部材44の両端部には、一対の取付けレバー45の一端が固着されている。
前記取付けレバー45の中途部には段部46が形成され、他端部には基軸47の一端部と他端部とが貫通して固定されている。前記基軸47の一端部と他端部にはそれぞれ可動軸48の一端が折り屈曲可能に枢着されている。
前記可動軸48の他端部には滑沢性の樹脂などによって形成されたローラ状の伝動部材49が設けられている。さらに、前記可動軸48には、カラー50が図5に矢印で示すように前記基軸47の端部方向に向かってスライド可能に装着されている。
図5に示す状態から、前記カラー50を矢印方向、つまり前記可動軸48側にスライドさせることで、図7(a)に示すように前記可動軸48は前記基軸47に対して屈曲させることができる。この状態を非作動位置とする。
図7(a)の状態から図6(a)に示すように、前記可動軸48を前記基軸47に対して一直線になるよう回動させ、同図に矢印で示すように前記カラー50を前記可動軸48側から前記基軸47側にスライドさせる。
それによって、前記カラー50が前記基軸47の端部と前記可動軸48との両者にまたがった状態で、前記基軸47に弾性的に位置決め保持されるから、前記取付け軸48は図6(a)に示すように前記基軸47にと一直線となった状態で屈曲不能に保持される。この状態を作動位置とする。
図6(b)と図7(b)に示すように、前記取付けレバー45の中途部には第1の取付け孔51と第2の取付け孔52が穿設されている。図5(a)に示すように、前記第1の取付け孔51には支軸53の一端部と他端部と回転可能に挿通されている。
図5(a)、(b)に示すように、前記背床部17の先端部には幅方向全長にわたって角パイプからなる横杆54が架設されている。この横杆54の中途部には、所定間隔でL字状の一対の取付け片55が一辺を固着して設けられている。一対の前記取付け片55の他辺には前記支軸53の両端が回動可能に支持されている。
前記支軸53の両端部には付勢手段としての捩りばね57の巻回部57aが装着されている。図8に示すように、前記捩りばね57の一方の直線部57bは前記横杆54に形成された支持孔54aに係合保持されている。
前記取付けレバー45の中途部の前記第2の取付け孔52には係止軸58が取付けられ、捩りばね57の他方の直線部57cは前記係止軸58の径方向に沿って形成された支持孔58aに挿入支持されている。
それによって、前記ヘッドアップ部43は、図5に示すように前記ヘッドアップ部材44が前記背床部17の切欠き部17aに位置する状態で、前記捩りばね57によって弾性的に保持されている。
このとき、前記取付けレバー45の中途部に形成された前記段部46が前記横杆54の下面に係合している。それによって、前記ヘッドアップ部43の前記ヘッドアップ部材44に、前記背床部17の上面側から図5(b)に矢印Wで示す荷重が加わっても、前記ヘッドアップ部材44は前記支軸53を支点として前記背床部17の下面側に回動するのが阻止される。
前記ヘッドアップ部材44に前記背床部17の下面側から荷重が加わると、前記ヘッドアップ部43の先端部側、つまり前記ヘッドアップ部材44が前記ねじりばね57を弾性変形させながら、前記支軸53を支点として前記背床部17の上面側に回動する。
前記ヘッドアップ部43の一対の前記伝動部材49が図5と図6(a)に示すように作動位置にあるとき、図3に示すようにこれらの外周面は一対の前記背上げアーム33の先端部に設けられた一対の前記作動部材38の前記カム部41のカム面41a(図4(b)に示す)に対向位置するようになっている。
前記背床部17が図3にP1で示す倒伏した状態から、P2、P3で示すように起上方向に駆動されることで、前記背上げアーム33とともに前記作動部材38が前記背床部17に設けられた前記ガイドレール35に対して図3に矢印Dで示す下方向に移動すると、前記カム面41aの形状に応じて前記ヘッドアップ部43の前記伝動部材49が押圧される。
それによって、前記ヘッドアップ部43の前記取付けレバー45が前記支軸53を中心にして回動し、前記取付けレバー45の一端部側に設けられた前記ヘッドアップ部材44が前記背床部17の上面側に突出する。この状態を図3に示す。
前記ヘッドアップ部材44が前記背床部17の上面側に突出する高さは、前記作動部材38の前記カム部41の前記カム面41aの形状によって設定できる。この実施の形態では、図3にP1で示すように、前記背床部17の起上角度が0度で、前記背床部17が水平に倒伏しているとき、前記ヘッドアップ部材44は上昇方向に駆動されず、前記背床部17と同一面をなしている。
図3にP2で示すように、前記背床部17を水平な状態から30度の角度で起上したとき、前記ヘッドアップ部材44は前記カム面41aの形状による最大角度となる、前記背床部17の上面に対して45度(図1にθ1で示す。)で傾斜するよう設定されている。この角度を図3にαで示す。
図3にP3で示すように、前記背床部17を最大角度である、80度(図1にθ2で示す。)に起上させると、前記ヘッドアップ部43は前記背床部17の上面に対して図3にβで示す15度の角度で傾斜するよう前記カム面41aの形状が設定されている。
このように、前記ヘッドアップ部43の前記背床部17の上面に対する起状角度は、前記背床部17の起状角度に応じて変えることができる。そのため、前記背床部17の起状角度に応じて前記床板体11上に仰臥した利用者の頭部を、前記ヘッドアップ部43によって図1に示すマットレスMを介して良好な状態で前方へ傾けることができる。
つまり、前記背床部17を水平に倒伏した状態から30度に起上させると、前記ヘッドアップ部材44をαで示す45度の最大角度で起立させることができ、前記背床部15を30度以上に起状させるにつれて前記ヘッドアップ部材44の起立角度を小さくできる、つまり利用者の頭部を前方へ押す角度を小さくすることができるようにしている。
それによって、前記背床部17の起上角度に伴う、利用者の上半身の起上角度に応じて、前記ヘッドアップ部材44による利用者の頭部の支持角度を変えることができるようになっている。
図3にP3で示すように、前記背床部17を80度の傾斜角度に起上させたとき、前記ヘッドアップ部43が前記背床部17の上面に対して15度で傾斜させられることで、利用者は上半身及び頭部が食事を取り易い角度で保持されることになる。
上述した構成のベッド装置によれば、前記ヘッドアップ部43の起上角度は、前記作動部材38の前記カム部41の前記カム面41aの形状によって前記背床部17の起上角度に応じて設定することができる。
すなわち、この実施の形態では、前記背床部17の起上角度が図3にP1で示す0度のときには前記ヘッドアップ部43の起上角度が0度、P2で示す30度のときには45度、P3で示す80度のときには15度に設定することができる。
そのため、利用者は背床部17の起上角度に応じて、頭部の角度を最適な角度となるよう前記ヘッドアップ部43の前記ヘッドアップ部材44によって前記マットレスMを介して支持されることになる。
また、図3にP1で示すように前記床板体11が水平に倒伏した状態にあるとき、前記カム部41のカム面41aの形状によって利用者の頭部を持ち上げた状態となるよう、前記ヘッドアップ部43の起上角度を設定することができる。それによって、前記ヘッドアップ部43を枕の代わりに利用することもできる。
図6(a)に示すように、前記ヘッドアップ部43は一対の前記伝動部材49が前記基軸47に対して一直線に保持された状態、つまり前記カラー50によって作動位置に保持されているときには前記背床部17を起伏駆動することで、前記作動部材38によって駆動される。
一方、図7(a)に示すように、前記カラー50をスライドさせて前記伝動部材49を作動位置から非作動位置にすれば、前記背床部17を起状駆動しても、前記ヘッドアップ部43は駆動されず、前記捻りコイルばね7の付勢力によって水平に保持されている。
そのため、前記ヘッドアップ部43によるヘッドアップ機能は必要に応じて使用することができるから、便利である。
しかも、前記伝動部材49が非作動位置の状態で、前記背床部17を所定の角度まで起上させた後、前記伝動部材49を前記カラー50によって作動位置に保持するとともに、前記ヘッドアップ部43を前記捩りばね7の付勢力に抗して上昇方向に回動させて、前記伝動部材49を前記カム部41のカム面41aに当接させれば、前記ヘッドアップ部43を前記背床部17の起立角度に応じて傾斜させて保持することができる。
このように、上述した構成のベッド装置は、前記背床部17を起伏駆動する前記背上げアーム33に、前記カム部41を有する前記作動部材38を設けるようにしている。
それによって、前記背上げアーム33を駆動して前記背床部17を起上方向に駆動する際、前記ヘッドアップ部43の一方の端部に設けられて作動位置に保持された前記伝動部材49を、前記カム部41の前記カム面41aによって押圧することで、前記ヘッドアップ部43を回動させ、前記ヘッドアップ部43の他方の端部に設けられた前記ヘッドアップ部材44を、前記背床部17の前面側に突出させるようにしている。
そのため、前記背上げアーム33に前記カム部41を有する前記作動部材38を設けるという簡単な構成で、前記背床部17の起上に応じて前記ヘッドアップ部43を作動させることができる。
つまり、従来のように複雑な構成のリンク機構を用いずに、ヘッドアップ機能を備えることができるから、構成の簡略化による部品点数の減少や組み立て作業の容易化による生産性の向上などを図ることができる。
しかも、前記背上げアーム33を駆動する前記背用駆動軸26の回動中心Aに対し、前記背床部17の回転中心となる、前記背床部17に枢着された前記腰床部16の回転中心Bを、前後方向及び上下方向に対して位置をずらしている。
それによって、前記背床部17を起上方向に駆動すれば、前記背上げアーム33の先端に設けられた前記作動部材38が前記背床部17の下面に設けられたガイドレール35に沿って移動するから、前記ヘッドアップ部43の前記伝動部材49が前記作動部材38の前記カム部41の前記カム面41aによって押圧され、前記ヘッドアップ部43を傾動させることができる。
そのため、前記ヘッドアップ部43を前記背床部17の起上に伴って傾動させるために、従来のように複雑なリンク機構を必要としないから、そのことによっても構成の簡略化や部品点数の減少などを図ることができる。
前記伝動部材49が図6(a)に示す作動位置に位置決めされた状態にあるとき、前記背床部17を起伏駆動すると、前記作動部材38の前記カム部41は前記伝動部材49に圧接する。
前記カム部41が前記伝動部材49に圧接すると、一端に前記伝動部材49が設けられ、他端に前記ヘッドアップ部材44が設けられて中途部が前記背床部17に枢支された前記取付けレバー45が中途部を支点として回動する。
それによって、前記ヘッドアップ部43の前記ヘッドアップ部材44が前記背床部17の前面側に突出して利用者の頭部を、前記マットレスMを介して前方へ押圧する。
前記伝動部材49は、前記ヘッドアップ部43に設けられた前記基軸47の両端部に折り畳み可能となっているから、背上げ時に前記カム部41に当たる作動位置と、前記カム部41に当たることのない非作動位置とのいずれかに位置決めすることができる。
そのため、前記背床部17を起伏駆動する際、前記伝動部材49を前記作動位置或いは前記非作動位置のいずれかに位置決めすることで、前記ヘッドアップ部材44を前記カム部41によって作動させるか否かを選択できる。
つまり、利用者が必要とするか否かによって、背上げ時に利用者の頭部を前記ヘッドアップ部43によって押圧して持ち上げるか否かを選択することができるから、便利である。
前記ヘッドアップ部43の前記取付けレバー45は、前記背床部17の幅方向に架設された前記横杆54に、中途部が回転可能に支持されている。前記取付けレバー45は、付勢手段である、捩りばね57によって回転方向に弾性的に付勢されている。
前記取付けレバー45の中途部には、前記横杆54の下面に係合する前記段部46が形成され、前記ヘッドアップ部43の先端部側が前記捩りばね57の付勢力によって下方向に回転するのが阻止されている。
つまり、前記背床部17と同一平面をなすよう倒伏した状態にある前記ヘッドアップ部43は、前記捩りばね57による付勢力及び前記段部46と前記横杆54の係合によって回転方向に対してガタ付くことなく弾性的に保持されている。
そのため、前記伝動部材49を非作動位置にして前記背床部17を起伏駆動しても、前記ヘッドアップ部43は前記背床部17に対して同一平面をなした状態で、回転方向にガタ付くことなく使用することができる。
上述した一実施の形態では、前記背上げアームに係合部材として前記背上げローラを回転可能に設けるようにしたが、前記係合部材としては、前記背上げローラに代わり、前記背床部を起伏駆動したときに、ガイド部としての前記ガイドレールに沿って移動する滑動部材であってもよい。つまり、前記係合部材は前記背上げローラに限定されるものではない。
前記ガイド部として断面コ字状の前記ガイドレールを用いるようにしたが、前記ガイド部は前記床板部の起伏駆動によって前記係合部材が移動できる構造のもの、たとえば前記ガイド部を逆T字状の断面形状とし、前記係合部材を前記ガイド部に挿入される逆T字状の溝を有する形状としてもよく、要は前記係合部材が前記床板部の起伏駆動に応じて前記ガイド部に沿って移動できる構造であればよい。
前記背床部の一端部を、前記腰床部を介して前記ベッドフレームに回動可能に取付ける構造を例に挙げて説明したが、前記背床部の一端部を前記ベッドフレームに直接、回動可能に取付ける構造であってもよい。
要は、前記背床部を起上方向に駆動したときに、前記背上げアームの先端部に設けられた前記作動部材が起上する前記背床部の先端方向へ移動するよう、前記背上げアームと前記背床部の回動する位置が設定されていればよい。
前記背床部を起伏駆動する駆動手段としてリニアモータからなる前記背用駆動部を用いたが、リニアモータ以外の駆動部、たとえばモータの回転運動を直線運動に代えて前記背床部を起伏駆動する駆動部であってもよい。
1…ベッドフレーム、11…床板体、12…固定床部、13…第1の脚床部、14…第2の脚床部、16…腰床部、17…背床部、21…駆動装置、23…脚用駆動部、24…背用駆動部(駆動手段)、25…脚用駆動軸、26…背用駆動軸、33…背上げアーム、34…背上げローラ(係合部材)、35…ガイドレール(ガイド部)、38…作動部材、41…カム部、43…ヘッドアップ部、44…ヘッドアップ部材、49…伝動部材、50…カラー。

Claims (5)

  1. ベッドフレームと、
    前記ベッドフレームに一端部が回動可能に設けられ下面側には幅方向と交差する長手方向に沿ってガイド部が設けられた背床部と、
    前記背床部の他端部に中途部が回動可能に設けられたヘッドアップ部と、
    前記ベッドフレームに、前記背床部の一端部と異なる位置を回転中心として軸線を前記ベッドフレームの幅方向に沿わせて配置された駆動軸と、
    前記駆動軸を駆動する駆動手段と、
    前記ガイド部に係合する係合部材を有して一端部が前記駆動軸に取付けられ、前記駆動手段が作動して前記駆動軸とともに回転駆動されることで前記係合部材を介して前記背床部を連動させる背上げアームと、
    前記背上げアームの他端部に設けられ前記ヘッドアップ部の一端部が当接して前記ヘッドアップ部の他端部を前記背床部の上面側に突出するよう傾斜させる作動部材と
    を具備したことを特徴とするベッド装置。
  2. 前記駆動手段によって前記背上げアームを駆動して前記背床部を起伏駆動したとき、前記背床部と前記背上げアームとのそれぞれの一端部の回転中心位置の違いによって、前記作動部材が前記背上げアームと一体的に前記ガイド部の長手方向に沿って移動することで、前記作動部材が前記ヘッドアップ部を傾斜させて保持することを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  3. 前記ヘッドアップ部の一方の端部には、前記作動部材に当接する作動位置と、当接しない非作動位置とに位置決め可能な伝動部材が設けられ、
    前記伝動部材を前記作動位置に位置決めして前記作動部材に当接させることで、前記ヘッドアップ部をその他端部が前記背床部の前面側に突出する傾斜状態で保持でき、
    前記伝動部材を前記非作動位置に位置決めすることで、前記ヘッドアップ部を他方の端部が前記背床部の上面側に突出しない状態で保持できる構成であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のベッド装置。
  4. 前記背床部には、前記ヘッドアップ部の他方の端部が前記背床部の上面側へ突出しないよう、前記ヘッドアップ部を回転方向に付勢する付勢手段が設けられ、
    前記伝動部材が前記作動位置に位置決めされて前記作動部材に当接すると、前記ヘッドアップ部は他方の端部が前記付勢手段の付勢力に抗して前記背床部の上面側に突出するよう傾斜し、
    前記伝動部材が前記非作動位置に位置決めされると、前記ヘッドアップ部は他方の端部が前記付勢手段の付勢力によって前記背床部の上面側に突出しない状態に戻ることを特徴とする請求項3記載のベッド装置。
  5. 前記ベッドフレームには、このベッドフレームに固定された固定床部が設けられ、この固定床部の一端には、腰床部の一端が回動可能に連結され、前記腰床部の他端に前記背床部の一端が回動可能に連結されていて、
    前記背上げアームの一端は、前記固定床部の一端から前記腰床部側に配置された前記駆動軸に連結されていて、
    前記腰床部の前記固定床部に連結された一端と、前記背上げアームの前記駆動軸に連結された一端との位置のずれによって、前記背上げアームを起上方向に回動させたとき、前記背上げアームに設けられた前記係合部材が前記ガイド部に沿って前記背床部の下面を長手方向の下方向に沿って移動することを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
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