以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る管理システム1(ネットワークシステム)の構成の一例を示す。図1に示すように、管理システム1は、サーバ装置(管理装置)10、第1ユーザ端末20、第2ユーザ端末30及び店舗端末40を備える。なお、サーバ装置10は、第1ユーザ端末20、第2ユーザ端末30及び店舗端末40とインターネットのようなネットワーク50を介して通信可能に接続される。
サーバ装置10は、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を管理する機能を有する。すなわち、サーバ装置10は、ソーシャルネットワーキングサービスを利用する複数のユーザに関する情報(以下、ユーザ情報と表記)及び当該ユーザの各々によって投稿されたコンテンツ等を管理する。
第1ユーザ端末20は、上記したソーシャルネットワーキングサービスを利用する複数のユーザのうち第1ユーザによって使用される端末装置である。
第2ユーザ端末30は、上記したソーシャルネットワーキングサービスを利用する複数のユーザのうち第2ユーザによって使用される端末装置である。
図1においては管理システム1が第1ユーザ端末20及び第2ユーザ端末30のみを備えているが、当該管理システム1は、ソーシャルネットワーキングサービスを利用する複数のユーザによって使用される複数のユーザ端末を備える。
なお、本実施形態において、第1ユーザ端末20及び第2ユーザ端末30は、例えばスマートフォンである場合を想定しているが、例えばタブレット端末等の他の携帯端末であってもよい。
店舗端末40は、店舗に配置されている端末装置であり、例えば店舗のスタッフ等によって使用される。店舗端末40は、例えばスマートフォンまたはタブレット端末等であればよいが、パーソナルコンピュータ等であっても構わない。なお、本実施形態において、店舗端末40が配置されている店舗としては例えば各種料理等を商品として扱う飲食店等が想定されるが、当該店舗はその他の商品を扱う飲食店以外の店舗であってもよい。また、本実施形態において想定される店舗は、実在する店舗の有無を問わず、例えばインターネット上で展開されている店舗、サービスを実施する店舗や訪問型の店舗(掃除、ベビーシッター等)を含んでいてもよい。更に、これらの店舗は、個人事業主による店舗であってもよいし、法人による店舗であってもよい。
図2は、図1に示すサーバ装置10のハードウェア構成の一例を示す。図2に示すように、サーバ装置10は、不揮発性メモリ11、CPU12、メインメモリ13及び通信デバイス14等を備える。
不揮発性メモリ11は、例えばオペレーティングシステム(OS)及び上記したソーシャルネットワーキングサービスを管理するためのプログラム(以下、管理プログラムと表記)を含む各種プログラムを格納する。
CPU12は、例えば不揮発性メモリ11に格納されている各種プログラムを実行するプロセッサである。なお、CPU12は、サーバ装置10全体の制御を実行する。
メインメモリ13は、例えばCPU12が各種プログラムを実行する際に必要とされるワークエリア等として使用される。
通信デバイス14は、ネットワーク50を介して例えば第1ユーザ端末20、第2ユーザ端末30及び店舗端末40等の外部装置との無線通信を実行するためのデバイスである。
図2においては、不揮発性メモリ11及びメインメモリ13のみが示されているが、サーバ装置10は、例えばHDD(Hard Disk Drive)及びSSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置を備えていてもよい。
図3は、図1に示す第1ユーザ端末20のハードウェア構成の一例を示す。図3に示すように、第1ユーザ端末20は、不揮発性メモリ21、CPU22、メインメモリ23、通信デバイス24、カメラ25、ディスプレイ26及びタッチパネル27等を備える。
不揮発性メモリ21は、例えばオペレーティングシステム(OS)及び各種アプリケーションプログラムを含む各種プログラムを格納する。
CPU22は、例えば不揮発性メモリ21に格納されている各種プログラムを実行するプロセッサである。なお、CPU22は、第1ユーザ端末20全体の制御を実行する。
メインメモリ23は、例えばCPU22が各種プログラムを実行する際に必要とされるワークエリア等として使用される。
通信デバイス24は、ネットワーク50を介して例えばサーバ装置10等の外部装置との無線通信を実行するためのデバイスを含む。
カメラ25は、各種画像(静止画像または動画像)を撮像することができるように構成された撮像装置である。例えば第1ユーザ端末20がスマートフォンである場合、カメラ25は、例えば当該第1ユーザ端末20に内蔵されている。
ディスプレイ26は、例えば表示パネル及び表示制御を行う駆動回路を備えることにより、各種画像等を表示するように構成された表示デバイスである。なお、カメラ25によって撮像された画像は、ディスプレイ26に表示することができる。
タッチパネル27は、ディスプレイ26の前面に重畳して配置され、例えばユーザユーザの指先等で指定(タッチ)された画面上の位置を検出するように構成された入力デバイスである。タッチパネル27は、第1ユーザによる第1ユーザ端末20に対する各種操作を検知することができる。
図3においては第1ユーザ端末20のハードウェア構成について説明したが、第2ユーザ端末30及び店舗端末40のハードウェア構成についても当該第1ユーザ端末20と同様であるため、ここではその詳しい説明を省略する。また、第2ユーザ端末30または店舗端末40のハードウェア構成について説明する場合には、適宜、図3を用いるものとする。
以下、本実施形態に係る管理システム1の機能構成について説明する。なお、本実施形態において、管理システム1は、サーバ装置10によって管理されるソーシャルネットワーキングサービスを利用して店舗に対する宣伝に寄与したユーザに対してリワード(報酬)を付与するための機能構成を有する。なお、本実施形態においては、リワードとして様々な用途に利用可能なポイントが付与されるものとして主に説明するが、当該リワードは、ユーザが利用することができるものであればポイント以外であっても構わない。
以下の説明においては、このようなユーザに対してリワードを付与するための管理システムの機能構成について主に説明する。
図4は、サーバ装置10の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、サーバ装置10は、受信部101、登録部102、発行部103、付与部104及び格納部105を含む。
本実施形態において、サーバ装置10に含まれる受信部101、登録部102、発行部103及び付与部104は、例えば図2に示すCPU12(つまり、サーバ装置10のコンピュータ)が不揮発性メモリ11に格納されている管理プログラムを実行すること(つまり、ソフトウェア)により実現されるものとする。なお、この管理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納して頒布可能であるし、例えばネットワーク50を介してサーバ装置10にダウンロードされても構わない。
ここでは、各部101〜104がソフトウェアにより実現されるものとして説明したが、当該各部101〜104は、ハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェア及びハードウェアの組み合わせにより実現されてもよい。
また、本実施形態において、格納部105は、例えば図2に示す不揮発性メモリ11またはその他の記憶装置等により実現される。
ここで、例えば第1ユーザがソーシャルネットワーキングサービスを利用する場合、当該第1ユーザは、当該第1ユーザに関するユーザ情報をサーバ装置10に登録する必要がある。
受信部101は、上記したように第1ユーザがソーシャルネットワーキングサービスの利用を開始する場合に、例えば第1ユーザ端末20において入力された第1ユーザに関するユーザ情報を当該第1ユーザ端末20から受信する。受信部101によって受信されたユーザ情報は、登録部102によって格納部105に登録(格納)される。
ここでは第1ユーザがソーシャルネットワーキングサービスの利用を開始する場合について説明したが、第2ユーザがソーシャルネットワーキングサービスの利用を開始する場合についても同様である。
なお、格納部105に登録されるユーザ情報には例えば暗号化されたユーザID(ユーザを識別するための識別情報)が含まれていればよいが、当該ユーザのユーザ名、メールアドレス及び電話番号等の他の情報が含まれていてもよい。また、ユーザIDによって識別されるユーザに付与されているポイント(つまり、リワード)の残高(ポイント残高)については、サーバ装置10においてリアルタイムに管理されているものとする。なお、上記したユーザ情報及びポイント残高は、サーバ装置10によって管理されるソーシャルネットワーキングサービスを利用するユーザ毎に管理される。
更に、本実施形態において、店舗は、当該店舗で扱われる商品を予め登録しておく必要がある。
この場合、受信部101は、店舗で扱われる商品を示す商品情報を店舗端末40から受信する。受信部101によって受信された店舗情報は、登録部102によって格納部105に登録(格納)される。
なお、図5は、格納部105に登録される商品情報のデータ構造の一例を示している。図5に示すように、商品情報は、店舗を識別するための店舗IDに対応づけて、当該店舗で扱われている商品を識別するための商品ID(プロダクトID)、当該商品の商品名、当該商品(店舗)に対する宣伝に寄与したユーザに付与されるリワード(ポイント)を示すリワード情報等が含まれている。
図5に示す例では、商品情報の各々にリワード情報が含まれることが示されているが、当該リワード情報によって示されるリワードは、商品(商品ID)毎に異なっていてもよいし、同一であってもよい。
また、図5においては、商品情報に店舗ID、商品ID、商品名及びリワード情報が含まれるものとして説明したが、当該商品情報には、商品に適用される割引に関する情報(割引金額または割引率)や当該割引の有効期限等が含まれていてもよい。なお、この割引に関する情報及び有効期限は、ユーザが後述するクーポンを利用する際に用いられる情報である。
発行部103は、例えばユーザが店舗で扱われる商品を含むコンテンツをソーシャルネットワーキングサービスに投稿した際に、当該ユーザに対してリワードを付与するために用いられるキー(以下、リワード付与キーと表記)を発行する。
付与部104は、上記したリワード付与キーを用いて店舗に対する宣伝に寄与したユーザを判別し、当該ユーザに対してリワードを付与する。なお、付与部104によって付与されたリワードは、上記したポイント残高において管理される。
格納部105には、上記したユーザ情報及び商品情報以外に、例えば店舗端末40が配置されている店舗に関する情報(例えば、店舗の場所やセール情報等)及びソーシャルネットワーキングサービスを利用するユーザによって投稿されたコンテンツ等が格納される。
図6は、第1ユーザ端末20の機能構成の一例を示すブロック図である。図6に示すように、第1ユーザ端末20は、取得部201、特定部202、受信部203、挿入部204及び投稿部205を含む。
本実施形態において、第1ユーザ端末20に含まれる取得部201、特定部202、受信部203、挿入部204及び投稿部205は、例えば図3に示すCPU22(つまり、第1ユーザ端末20のコンピュータ)が不揮発性メモリ21に格納されている所定のアプリケーションプログラムを実行すること(つまり、ソフトウェア)により実現されるものとする。なお、このアプリケーションプログラムは、例えばネットワーク50を介して第1ユーザ端末20にインストールされる。
取得部201は、第1ユーザによる第1ユーザ端末20に対する操作に応じて、店舗で扱われている商品を含むコンテンツを取得する。具体的には、例えば第1ユーザが第1ユーザ端末20に備えられるカメラ25を用いて店舗で扱われている商品を撮影した場合、取得部201は、当該カメラ25によって撮像された商品を含む画像をコンテンツとして取得する。
特定部202は、取得部201によってコンテンツが取得された際に、当該コンテンツに含まれる商品を特定する。特定部202によって特定された商品は、取得部201によって取得されたコンテンツ(画像)と結び付けられる。
受信部203は、上記した発行部103によって発行されたキーをサーバ装置10から受信する。
挿入部204は、受信部203によって受信されたキーを取得部201によって取得されたコンテンツに挿入する。なお、コンテンツには、キー以外に、例えば第1ユーザを識別するための識別情報(以下、第1ユーザIDと表記)等が挿入される。第1ユーザIDは、上記した第1ユーザに関するユーザ情報に含まれるユーザIDと同一のものであるが、例えば第1ユーザ端末20内で管理されていてもよい。
投稿部205は、挿入部204によってキーが挿入されたコンテンツをソーシャルネットワーキングサービスに投稿する。この場合、投稿部205はコンテンツをサーバ装置10に送信し、当該コンテンツは、サーバ装置10(格納部105)において管理される。
なお、図6においては省略されているが、第1ユーザ端末20は、サーバ装置10にアクセスすることによって、当該サーバ装置10によって管理されているソーシャルネットワーキングサービスに投稿されたコンテンツを表示することができる。これにより、第1ユーザは、第1ユーザ端末20を使用して、例えば他のユーザによって投稿された様々なコンテンツ(投稿)を閲覧することが可能となる。
ここでは第1ユーザ端末20の機能構成について説明したが、サーバ装置10によって管理されているソーシャルネットワーキングシステムを利用する第2ユーザによって使用される第2ユーザ端末30についても、第1ユーザ端末20と同一のアプリケーションプログラムが実行されることによって実現される当該第1ユーザ端末20と同様の機能構成を有するものとする。
図7は、店舗端末40の機能構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、店舗端末40は、受信部401、承認部402、読み取り部403、解析部404及び送信部405を含む。
ここで、店舗端末40が上記した図3に示す第1ユーザ端末20と同様のハードウェア構成を有しているものとすると、店舗端末40に含まれる受信部401、承認部402、読み取り部403、解析部404及び送信部405は、当該図3に示すCPU22(つまり、店舗端末40のコンピュータ)が不揮発性メモリ21に格納されている所定のアプリケーションプログラムを実行すること(つまり、ソフトウェア)により実現されるものとする。
なお、このアプリケーションプログラムは、例えばネットワーク50を介して店舗端末40にインストールされる。また、店舗端末40にインストールされるアプリケーションプログラムは、上記した第1ユーザ端末20にインストールされるアプリケーションプログラム(つまり、ユーザ用のアプリケーションプログラム)と同一であってもよいし、当該ユーザ用のアプリケーションプログラムとは異なる店舗用のアプリケーションプログラムであってもよい。
受信部401は、例えば第1ユーザ端末20(取得部201)によって取得されたコンテンツがソーシャルネットワーキングサービスに投稿される際に、当該コンテンツを受信する。
承認部402は、店舗端末40に対する店舗のスタッフの操作に応じて受信部401によって受信されたコンテンツ(の投稿)を承認し、サーバ装置10から第1ユーザ端末20に対するキーの発行を指示する。
読み取り部403は、例えば第1ユーザ端末20とは異なるユーザ端末(例えば、第2ユーザ端末30)に表示されたコンテンツ(第1ユーザによって投稿されたコンテンツ)を、店舗端末40に備えられるカメラ25を介して読み取る。
解析部404は、読み取り部403によって読み取られたコンテンツを解析することによって、当該コンテンツに挿入されているキー及び第1ユーザIDを当該コンテンツから抽出(取得)する。
送信部405は、解析部404によってコンテンツから抽出されたキー及び第1ユーザIDをサーバ装置10に送信する。本実施形態においては、送信部405によって送信されたキー及び第1ユーザIDに基づいて、当該第1ユーザIDによって識別される第1ユーザにリワードが付与される。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る管理システム1の使用態様の一例について説明する。ここでは、第1ユーザ及び第2ユーザがソーシャルネットワーキングサービスを利用することができるように当該第1ユーザ及び第2ユーザに関するユーザ情報が既にサーバ装置10(格納部105)に登録されているものとする。更に、サーバ装置10(格納部105)には、店舗で扱われている商品(当該店舗がユーザによる宣伝を希望するPR商品)を示す商品情報が事前に登録されているものとする。
ここで、例えば第1ユーザ(レビュワ)が店舗に来店し、当該店舗で扱われている商品をレビューし、当該商品に関するコンテンツ(例えば、画像等)をソーシャルネットワーキングサービスに投稿して、当該商品をPRする場合を想定する。
この場合、第1ユーザ端末20においては、リワード付きコンテンツが作成される(ステップS1)。なお、このステップS1で作成されるリワード付きコンテンツとは、上記したサーバ装置10において発行されたリワード付与キーが挿入されたコンテンツに相当する。
次に、第1ユーザは店舗に対して商品を宣伝することを申請することができ、当該店舗は当該第1ユーザからの申請を承認することができる(ステップS2)。
上記したように第1ユーザからの申請が店舗によって承認された場合、ステップS2において作成されたリワード付きコンテンツは、ソーシャルネットワーキングサービスに投稿されることができる(ステップS3)。
ここで、第2ユーザは、例えばソーシャルネットワーキングサービスにおける第1ユーザのフォロワであるものとする。なお、フォロワとはソーシャルネットワーキングにおいて他のユーザを予め登録することによってフォローしているユーザのことをいい、フォロワは、当該フォロワによってフォローされている他のユーザの投稿等を容易に閲覧(確認)することができる。なお、上記したように第1ユーザによって投稿されたコンテンツは当該第1ユーザのフォロワ以外のユーザでも閲覧可能であるが、後述するリワードの付与の対象は、第1ユーザのフォロワである。
この場合において、第2ユーザが第1ユーザによって投稿されたリワード付きコンテンツを閲覧した場合を想定する(ステップS4)。これによれば、リワード付きコンテンツによる宣伝効果により、第2ユーザによる店舗への来店を促すことができる。
上記したリワード付きコンテンツを閲覧した結果、第2ユーザが店舗に来店した場合、第2ユーザは、当該第2ユーザが使用する第2ユーザ端末30に当該リワード付きコンテンツを表示することによって、当該リワード付きコンテンツを店舗のスタッフに提示することができる(ステップS5)。
このように第2ユーザによって提示されたリワード付きコンテンツは、店舗端末40によってスキャンされる(ステップS6)。
この場合、サーバ装置10は、店舗端末40によってスキャンされた結果に基づいて、第1ユーザによる店舗に対する宣伝効果を認識し、当該第1ユーザに対してリワード(例えば、ポイント)を付与する(ステップS7)。なお、リワードは、店舗に来店した第2ユーザに対しても付与される(ステップS8)
次に、上記した本実施形態に係る管理システム1の動作について詳細に説明する。ここでは、管理システム1においてユーザがコンテンツを投稿する際の処理(以下、コンテンツ投稿処理と表記)と、ユーザに対してリワードが付与される際の処理(以下、リワード付与処理と表記)とについてそれぞれ説明する。
まず、図9のシーケンスチャートを参照して、上記したコンテンツ投稿処理の処理手順の一例について説明する。
ここで、第1ユーザが店舗に来店し、当該店舗で扱われている商品(以下、対象商品と表記)を含むコンテンツを投稿する場合を想定する。この場合、第1ユーザは、第1ユーザ端末20を操作して当該第1ユーザ端末20に備えられるカメラ25を起動し、当該カメラ25を用いて画像を撮影することができる。
これにより、第1ユーザ端末20に含まれる取得部201は、カメラ25によって撮像された対象商品を含む画像(以下、対象コンテンツと表記)を取得する(ステップS11)。
ステップS11の処理が実行されると、第1ユーザ端末20に含まれる特定部202は、当該ステップS11において取得された対象コンテンツに含まれる対象商品を特定する(ステップS12)。なお、ステップS12においては、例えば第1ユーザ端末20において第1ユーザによって指定(入力)された商品名等に基づいて対象商品を特定することができる。また、図9には示されていないが、第1ユーザ端末20がサーバ装置10から店舗を識別するための店舗IDを含む商品情報を受信し、当該商品情報に含まれる商品IDの中から第1ユーザによって選択された商品IDに基づいて対象商品を特定するようにしてもよい。更に、対象コンテンツが例えば画像である場合には、当該対象コンテンツに対して画像認識処理を実行することによって対象商品を特定(認識)するようにしてもよい。
ステップS12において対象商品が特定された場合、当該対象商品は、ステップS11において取得された対象コンテンツと紐づけられる。
ステップS11において取得された対象コンテンツをソーシャルネットワーキングサービスに投稿する場合、当該対象コンテンツは、サーバ装置10に送信される(ステップS13)。
ステップS13において送信された対象コンテンツは、サーバ装置10において受信され、当該サーバ装置10から店舗端末40(対象コンテンツと紐づけられた商品を扱う店舗に設置されている店舗端末40)に送信される(ステップS14)。
このステップS13及びS14の処理が実行されることにより、第1ユーザによる対象コンテンツの投稿に対する承認が店舗に対して申請される。
ステップS14の処理が実行されると、店舗端末40に含まれる受信部401は、当該ステップS14において送信された対象コンテンツを受信する。受信部401によって受信された対象コンテンツは店舗端末40に表示され、店舗のスタッフは、当該対象コンテンツの投稿を承認する操作を行うことができる。
店舗端末40に含まれる承認部402は、店舗端末40に対するスタッフの操作に応じて上記した対象コンテンツの投稿を承認する(ステップS15)。
ステップS15の処理が実行されると、承認部402は、対象コンテンツの投稿が承認されたことをサーバ装置10に通知(送信)する(ステップS16)。
ステップS16における通知はリワード付与キーの発行指示に相当し、サーバ装置10に含まれる発行部103は、当該の通知に応じてリワード付与キーを発行する(ステップS17)。なお、このステップS17において発行されるリワード付与キーは、第1ユーザ(つまり、投稿者)に対してリワードを付与するために用いられるキーであり、例えば暗号化されたキーまたは符号化されたコード等であってもよい。また、このリワード付与キーは、例えば第1ユーザによる対象コンテンツの投稿に基づいて店舗に来店した他のユーザが使用可能なクーポンとして利用可能なものであってもよい。
ステップS17において発行されたリワード付与キーは、第1ユーザ端末20に送信される(ステップS18)。
次に、第1ユーザ端末20に含まれる受信部203は、ステップS18においてサーバ装置10から送信されたリワード付与キーを受信する。第1ユーザ端末20に含まれる挿入部204は、受信部203によって受信されたリワード付与キー、対象商品(対象コンテンツと紐づけられた商品)を識別するための商品ID(プロダクトID)及び第1ユーザを識別するための第1ユーザIDを、対象コンテンツに挿入する(ステップS19)。なお、対象コンテンツに挿入される商品IDは、例えばサーバ装置10に含まれる格納部105に格納されている商品情報から取得されることができる。また、第1ユーザを識別するための第1ユーザIDは、例えば第1ユーザ端末20内において管理されていればよい。
本実施形態においては、対象コンテンツに挿入されるリワード付与キー、商品ID及び第1ユーザIDが暗号化されているものとして説明するが、当該リワード付与キー、商品ID及び第1ユーザIDは必ずしも暗号化されている必要はない。
なお、本実施形態において、ステップS19の処理は、例えばステガノグラフィと称されるデータ隠蔽技術を用いて実行される。これによれば、上記したようにキー、商品ID及び第1ユーザIDを対象コンテンツに埋め込む(挿入する)ことが可能となる。
上記したステップS19の処理が実行されることにより、キー、商品ID及び第1ユーザIDが合成された対象コンテンツ(つまり、リワード付きコンテンツ)が作成される。
ここでは、対象コンテンツにキー、商品ID及び第1ユーザIDが挿入される(埋め込まれる)ものとして説明したが、当該対象コンテンツには、当該商品IDによって識別される対象商品を扱う店舗を識別するための店舗ID等が更に挿入されても構わない。
ステップS19の処理が実行されると、第1ユーザ端末20に含まれる投稿部205は、当該ステップS19においてキー、商品ID及び第1ユーザIDが挿入された対象コンテンツをソーシャルネットワーキングサービスに投稿する(ステップS20)。
図9においては省略されているが、ステップS20において対象コンテンツが投稿された場合、当該対象コンテンツは、サーバ装置10内(格納部105)において管理され、他のユーザに配信可能となる。これにより、ソーシャルネットワーキングサービスを利用する第1ユーザを含む複数のユーザは、当該第1ユーザによって投稿された対象コンテンツを閲覧することができる。
なお、上記したデータ隠蔽技術によれば、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて対象コンテンツが複数のユーザによって閲覧される場合であっても、当該対象コンテンツに挿入されているキー、商品ID及び第1ユーザIDは当該複数のユーザからは視認されない。
ここではステップS15において対象コンテンツの投稿が承認された場合について説明したが、例えば店舗のスタッフは、当該対象コンテンツの内容によっては、店舗端末40を操作することによって当該対象コンテンツの投稿(つまり、第1ユーザの申請)を拒否することも可能である。このように対象コンテンツの投稿が拒否された場合には、当該投稿が拒否された旨がサーバ装置10を介して第1ユーザ端末20に通知されるものとする。
次に、図10のシーケンスチャートを参照して、上記したリワード付与処理の処理手順の一例について説明する。
ここでは上記したように第2ユーザが第1ユーザのフォロワであるであるものとし、対象コンテンツ(第1ユーザによって投稿されたコンテンツ)が第2ユーザ端末30(ディスプレイ26)表示されたものとする(ステップS31)。
ここで、対象コンテンツには上記したように商品ID等が挿入されているが、ステップS31においては、例えば当該商品IDによって識別される対象商品を扱っている店舗に関する情報(当該店舗の場所や当該店舗において開催されているセール等の情報)が当該対象コンテンツとともに表示されてもよい。
ここで、第2ユーザが第2ユーザ端末30に表示された対象コンテンツを参考にして当該対象コンテンツに含まれる対象商品を扱う店舗に来店した場合を想定する。
この場合、第2ユーザ端末30は、店舗端末40と通信を実行し、第2ユーザを識別するための識別情報(以下、第2ユーザIDと表記)を店舗端末40に送信する(ステップS32)。なお、第2ユーザIDは、第2ユーザ端末30内で予め管理されていればよい。
このようにステップS32において送信された第2ユーザIDは、店舗端末40に含まれる受信部401によって受信される。
次に、店舗に来店した第2ユーザは、第2ユーザ端末30に表示された対象コンテンツを、当該店舗のスタッフに提示することができる。
この場合、店舗のスタッフが例えば店舗端末40に備えられるカメラ25を第2ユーザ端末30に表示されている対象コンテンツにかざすことにより、店舗端末40に含まれる読み取り部403は、当該対象コンテンツ(画像)を読み取る(ステップS33)。
ステップS33の処理が実行されると、店舗端末40に含まれる解析部404は、当該ステップS33において読み取られた対象コンテンツを解析することによって、当該対象コンテンツに挿入されたリワード付与キー、商品ID及び第1ユーザIDを当該対象コンテンツから抽出する(ステップS34)。なお、リワード付与キー、商品ID及び第1ユーザIDが暗号化されている場合には、復号処理を実行することによって当該リワード付与キー、商品ID及び第1ユーザIDを抽出するものとする。
ここで、上記したように例えば対象コンテンツに挿入されていたリワード付与キー(つまり、ステップS34において抽出されたリワード付与キー)がクーポンとしての機能を有している場合には、ステップS34の処理が実行されることによって店舗端末40(ディスプレイ26)に当該クーポンの内容が表示され、第2ユーザは、当該クーポンを使用して例えば対象商品を購入するようなことが可能となる。
ステップS34においてリワード付与キーが抽出された場合、上記したように第2ユーザ端末30から受信された第2ユーザIDと、ステップS34において抽出されたリワード付与キー、商品ID及び第1ユーザIDとがサーバ装置10に送信される(ステップS35)。
ステップS35の処理が実行されると、サーバ装置10に含まれる受信部101は、当該ステップS35において店舗端末40から送信されたリワード付与キー、商品ID、第1ユーザID及び第2ユーザIDを受信する。このようにサーバ装置10において店舗端末40から送信されたリワード付与キーが受信部101によって受信された場合、サーバ装置10は、同様に受信部101によって受信された第1ユーザIDによって識別される第1ユーザが店舗に対する宣伝に寄与したユーザであると認識するとともに、当該受信部101によって受信された第2ユーザIDによって識別される第2ユーザが当該第1ユーザによって投稿された対象コンテンツによる宣伝効果により当該店舗に来店したことを把握することができる。
この場合、サーバ装置10に含まれる付与部104は、受信部101によって受信された第1ユーザIDによって識別される第1ユーザ(つまり、店舗に対する宣伝に寄与したユーザ)に対してリワード(ポイント)を付与する(ステップS36)。
このステップS36において、付与部104は、格納部105を参照して、受信部101によって受信された商品IDに対応づけて商品情報に含まれるリワード情報を取得し、当該リワード情報によって示されるポイントを第1ユーザに付与する。なお、「ポイントを第1ユーザに付与する」とは、サーバ装置10において管理されている第1ユーザのポイント残高に、当該第1ユーザに付与されるポイント(リワード情報によって示されるポイント)を加算することをいう。
なお、ここでは第1ユーザに対してポイントが付与されるものとして説明したが、当該ポイントは第2ユーザ(つまり、第1ユーザの投稿による宣伝効果により店舗に来店したユーザ)に対しても付与される構成としてもよい。この場合、第2ユーザに対して付与されるポイント(数)は、第1ユーザに付与されるポイント(数)と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
ここで、図11は、上記した管理システム1の動作(コンテンツ投稿処理及びリワード付与処理)の概要を表している。
図11に示すように、第1ユーザ端末20において取得された対象コンテンツ501は上記したようにリワード付与キー、商品ID及び第1ユーザID(暗号化されたキー+ID)と合成され、当該リワード付与キー、商品ID及び第1ユーザIDが挿入された対象コンテンツ502としてソーシャルネットワーキングサービス(Web)に投稿される。
なお、対象コンテンツ502には、例えば対象コンテンツ501が取得された場所や時間(つまり、画像の撮影場所や撮影時間)または当該対象コンテンツ501を取得した第1ユーザ端末20を識別するためのデバイスID等が含まれていてもよい。
ソーシャルネットワーキングサービスに投稿された対象コンテンツ502は、第2ユーザ端末30に表示されることにより、第2ユーザによって閲覧される。
ここで、第2ユーザが店舗に来店し、第2ユーザ端末30に表示された対象コンテンツ502が店舗のスタッフに提示された場合、店舗端末40は、当該対象コンテンツ502を読み取り(スキャンし)、対象コンテンツ502に挿入されている第1ユーザIDを復号及び抽出することによって、第1ユーザを把握する(つまり、レビュワを認証する)。
一方、第2ユーザIDが第2ユーザ端末30から店舗端末40に送信された場合には、当該店舗端末40は、当該第2ユーザIDを受信することにより、第2ユーザを把握する(つまり、フォロワを認証する)。本実施形態においては、第2ユーザ端末30から店舗端末40に第2ユーザIDが送信されるが、当該第2ユーザ端末30と店舗端末40との間では、相互に個々を認識可能な通信が実行されるものとする。この場合、例えばNFC(Near Field Communication)に基づく通信(近距離通信)が実行され得るが、他の通信技術を用いた通信が実行されても構わない。
ここでは、第2ユーザを把握するために第2ユーザ端末30と店舗端末40との間で通信が実行されるものとして説明したが、例えば対象コンテンツ502に対して発行された2次元コードのような認識コード等を第2ユーザ端末30に表示し、当該認識コードを読み取ることによって第2ユーザを把握する(つまり、相互認証を行う)ような構成としても構わない。
この場合、上記したような第1ユーザID及び第2ユーザIDがソーシャルネットワーキングサービスにおける店舗に対する宣伝効果(成果データ)として店舗端末40からサーバ装置10に送信され、サーバ装置10は、レビュワである第1ユーザとフォロワである第2ユーザとに対してポイント(リワード)を付与することができる。
なお、本実施形態においては、第2ユーザ端末30に対象コンテンツを表示して、当該対象コンテンツを店舗のスタッフに提示するのみで、第1ユーザ及び第2ユーザにポイントが付与されるものとして説明したが、例えば第2ユーザが対象商品または他の商品等を当該店舗で購入した(つまり、所定の決済利用行動を行った)場合にのみ、リワードを付与するようにすることも可能である。
ここでは、例えば実店舗(実在する店舗)で扱われる商品を含むコンテンツを閲覧した第2ユーザが当該実店舗に来店した場合について説明したが、上記したように本実施形態における店舗は実店舗に限られず、インターネット上で展開されている店舗等であってもよい。この場合には、コンテンツの提示の代わりにコンテンツ(暗号化済みデータ)のアップロードが行われ、第2ユーザ端末30と店舗端末40との間では遠距離通信(例えば、移動体通信網を介した通信等)が実行される構成とすることができる。
上記したように本実施形態においては、第1ユーザ端末20において店舗で扱われている商品を含むコンテンツが取得された場合に、サーバ装置10から第1ユーザに対して暗号化されたリワード付与キーが発行され、当該発行されたリワード付与キーが挿入されたコンテンツがソーシャルネットワーキングサービスに投稿される。また、本実施形態においては、ソーシャルネットワーキングサービスに投稿されたコンテンツは第2ユーザ端末30に表示され、当該コンテンツが店舗端末40で読み取られることによって、当該読み取られたコンテンツからリワード付与キーが抽出された場合、第1ユーザに対してリワード(例えば、ポイント等)が付与される。なお、本実施形態において、リワード付与キーは、例えばステガノグラフィのようなデータ隠蔽技術によってコンテンツに挿入される(埋め込まれる)ものとする。
本実施形態においては、上記したように例えば第1ユーザが店舗で扱われている商品を宣伝するようなコンテンツをソーシャルネットワーキングサービスに投稿したことによって当該コンテンツを閲覧した第2ユーザが当該店舗に来店した場合に、当該第1ユーザにリワードが付与されるため、ソーシャルネットワーキングサービスを利用するユーザに対して店舗を宣伝するために商品を含むコンテンツを投稿するよう促すことができる。これによれば、ソーシャルネットワーキングサービスを介したレビュー投稿をしやすくさせることで店舗に対する宣伝効果を高めることが可能となる。
更に、本実施形態においては、第1ユーザによって投稿されたコンテンツを閲覧して店舗に来店した第2ユーザに対してリワードを付与する構成としてもよい。このような構成によれば、店舗で扱われている商品を宣伝するコンテンツを閲覧するユーザに対して来店を促すことができるため、店舗の来店者数が増加することが期待できる。
また、コンテンツに挿入されるリワード付与キーをクーポンとして利用可能とすることで、コンテンツを閲覧するユーザに対して更に来店を促すことができる。
また、本実施形態においては、店舗端末40に対する店舗のスタッフによる操作に応じて第1ユーザ端末20において取得されたコンテンツ(つまり、第1ユーザによって撮影された画像等)が承認された場合にリワード付与キーが発行される構成とすることにより、例えば店舗が望まないコンテンツ(例えば、宣伝効果を期待することができないようなコンテンツ)に対してリワード付与キーが発行されるような事態を回避することができる。
また、本実施形態におけるリワードはコンテンツに含まれる商品に応じて異なっていてもよく、このような構成によれば、例えば店舗が宣伝してもらいたい商品のリワードを高く設定することにより、店舗の意図する商品を含むコンテンツの投稿数(つまり、当該商品の宣伝数)の増加が期待できる。
なお、本実施形態においては、ユーザに対して付与されるリワードがポイントであるものとして主に説明したが、当該リワードはユーザに対して付与されるものであれば、例えば電子マネーまたはクーポン等であっても構わない。
また、本実施形態においてはコンテンツとして画像(データ)が投稿されるものとして説明したが、当該画像は、静止画像であってもよいし、動画像であっても構わない。また、上記したデータ隠蔽技術(例えば、ステガノグラフィ)によってリワード付与キーを挿入することが可能であれば、ソーシャルネットワーキングサービスに投稿されるコンテンツは、例えば音声またはテキスト等の他の形式のデータであってもよい。
また、本実施形態においてはコンテンツがソーシャルネットワーキングサービスに投稿されるものとして説明したが、店舗に対する宣伝に寄与するのであれば、本実施形態は、インターネット上(例えば、Webサイトまたはブログ等)にコンテンツを公開した場合に適用されても構わない。
更に、本実施形態においては、サーバ装置10、第1ユーザ端末20及び店舗端末40がそれぞれ図4、図6及び図7に示すような機能構成を有するものとして説明したが、当該サーバ装置10、第1ユーザ端末20及び店舗端末40の各々に含まれる機能構成は、図4、図6及び図7とは異なっていてもよい。
具体的には、本実施形態においては、第1ユーザ端末20が特定部202を含み、第1ユーザ端末20(取得部201)によって取得されたコンテンツに含まれる商品が当該特定部202によって特定されるものとして説明したが、当該特定部202に相当する機能部をサーバ装置10が含み、コンテンツに含まれる商品は例えばサーバ装置10側で特定されるようにしてもよい。
同様に、本実施形態においては、第1ユーザ端末20が挿入部204を含み、当該挿入部204がコンテンツにリワード付与キーを挿入するものとして説明したが、当該挿入部204に相当する機能部をサーバ装置10が含み、当該コンテンツにリワード付与キーを挿入する処理はサーバ装置10側で実行されるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、店舗端末40が解析部404を含み、当該解析部404がコンテンツを解析する(つまり、リワード付与キー等を抽出する)ものとして説明したが、当該解析部404に相当する機能部をサーバ装置10が含み、例えば店舗端末40において読み取られたコンテンツをサーバ装置10側で解析するようにしてもよい。
上記したように本実施形態において説明した各処理を実行する主体は、例えば管理システムの設計等に応じて適宜変更されても構わない。
なお、上記した実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布することもできる。
また、この記憶媒体としては、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
更に、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も本発明における記憶媒体に含まれ、媒体構成は何れの構成であってもよい。
なお、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本願発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合せてもよい。