JP6528659B2 - 顧客管理装置、顧客管理方法およびプログラム - Google Patents

顧客管理装置、顧客管理方法およびプログラム

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Description

本発明は、顧客による店舗の利用状況を管理する顧客管理装置顧客管理方法およびプログラムに関する。
従来、店舗は、当該店舗のユーザ(顧客)に対してメンバーカードを発行し、これらユーザを常連客として特定して手厚いサービスを提供していた。しかし、多くのメンバーカードを携行することになり管理の手間が増えるという顧客側の問題と、カード発行に所定の経費が掛かるという店舗側の問題がある。
またメンバーカードの発行にあたり、顧客は、住所・氏名・年齢・電話番号・メールアドレスなどを開示しなければならない。しかし、顧客によっては、このような情報の開示に抵抗がある場合がある。店舗としても、このような個人情報を瑕疵なく管理しなければならないという問題がある。よって、メンバーカードに依らず、特定の上顧客に向けた特別なサービスを提供することが望まれていた。
近年、店舗は、電子マネーカードやクレジットカードやデビットカードに代表される様々なカードにより顧客との接点を持つ。これらカードには、識別情報を記憶したICチップが内蔵されており、よって顧客を特定する目的に用いることができる。
また、これら電子マネーカードやクレジットカードやデビットカードによる顧客照会プラットフォームを構築し、顧客照会サービスを各店舗に提供することで、各店舗による顧客の管理の手間を省力化できると考えられる。このような例は、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1の要約書の解決手段には、「本発明の店舗管理システムは、ICカードに格納された端末固有IDの送信及び店舗情報の表示を行う携帯端末107aと、店舗内に設置され、端末固有IDの読み取り機106を備え、利用者の来店時及び退店時に端末固有IDを含む来店情報又は退店情報を送信する店舗クライアント105aと、複数の店舗に設置された店舗クライアント105aと公衆網を介して接続され、携帯端末107aから送信される予約情報及び端末固有IDを受信して端末固有IDを含む利用者の店舗予約情報を生成し、店舗クライアントから送信される来店情報に応じて利用者に関する店舗予約情報を店舗クライアント105aに返信し、店舗クライアント105aから送信される退店情報に基づき利用者の退店に関する処理を行う管理サーバ101とを有する。」と記載されている。特許文献1の明細書の段落0019には、「利用者の偽装及びいたずら目的の予約を防ぐことが可能である。」と記載されている。
特許文献1に記載されている発明によれば、店舗は、メンバーカードを発行することなく各顧客を容易に特定できる。よって店舗は、特定の上顧客に対して負荷なく手厚いサービスを提供することができる。この発明では更に、顧客による詳細登録なしでもサービスが成立するため、メンバーカード加入へのハードルを下げることができる。
特開2009−122769号公報
ところで、各顧客の利用状況を分析することは、店舗が売上げを向上させるために極めて重要である。これにより、顧客が常連客であるか否かと、非常連客に対してどのように販売促進を行うかと、その販売促進の効果とを把握することができる。しかし、これまでは、店舗のメンバーカードによって管理されている会員(顧客)の利用状況が分析対象であり、非会員(顧客)の利用状況を分析対象とすることはできなかった。
そこで、本発明は、店舗の会員と非会員の利用状況を分析可能な顧客管理装置顧客管理方法およびプログラムを提供することを課題とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る顧客管理装置は、店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する顧客管理装置であって、前記店舗の会員として登録された顧客の会員情報を、当該顧客によって提示される識別情報に対応付けて管理する顧客管理手段と、前記店舗を利用した顧客による利用状況を、当該顧客により提示された識別情報に対応付けて管理する利用管理手段と、前記店舗の会員である顧客の利用状況の分析結果と前記店舗の非会員である顧客の利用状況の分析結果とを比較可能に出力する分析出力手段と、を備え、前記分析出力手段は、第1期間における前記店舗の利用状況が所定条件を満たす顧客を分析対象の母集団とすべくユーザ操作により前記所定条件が所定のグラフ上で指定された場合に、前記母集団を対象にした第2期間における前記店舗の利用状況を会員と非会員との間で比較可能に出力する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る顧客管理方法は、店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する顧客管理装置が実行する顧客管理方法であって、前記店舗の会員として登録された顧客の会員情報を、当該顧客によって提示される識別情報に対応付けて管理する顧客管理ステップと、前記店舗を利用した顧客による利用状況を、当該顧客により提示された識別情報に対応付けて管理する利用管理ステップと、前記店舗の会員である顧客の利用状況の分析結果と前記店舗の非会員である顧客の利用状況の分析結果とを比較可能に出力する分析出力ステップと、を含み、前記分析出力ステップは、第1期間における前記店舗の利用状況が所定条件を満たす顧客を分析対象の母集団とすべくユーザ操作により前記所定条件が所定のグラフ上で指定された場合に、前記母集団を対象にした第2期間における前記店舗の利用状況を会員と非会員との間で比較可能に出力する、ことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する顧客管理装置のコンピュータを、前記店舗の会員として登録された顧客の会員情報を、当該顧客によって提示される識別情報に対応付けて管理する顧客管理手段、前記店舗を利用した顧客による利用状況を、当該顧客により提示された識別情報に対応付けて管理する利用管理手段、前記店舗の会員である顧客の利用状況の分析結果と前記店舗の非会員である顧客の利用状況の分析結果とを比較可能に出力する分析出力手段、として機能させ、前記分析出力手段は、第1期間における前記店舗の利用状況が所定条件を満たす顧客を分析対象の母集団とすべくユーザ操作により前記所定条件が所定のグラフ上で指定された場合に、前記母集団を対象にした第2期間における前記店舗の利用状況を会員と非会員との間で比較可能に出力する、ことを特徴とする。
本発明によれば店舗の会員と非会員の利用状況の分析が可能となる。
本実施形態における顧客管理装置と店舗端末と顧客端末等の概略を示す構成図である。 店舗端末と顧客端末を示すブロック図である。 顧客管理装置を示すブロック図である。 各データベースの構成と相互関係を示す図である。 会計動作と会員登録動作を示すシーケンス図である。 会計画面と会員登録画面を示す図である。 Webを介した情報登録の動作を示すシーケンス図である。 登録画面と開示情報画面を示す図である。 会計動作と利用状況照会動作を示すシーケンス図である。 利用状況照会画面を示す図である。 特典表示画面を示す図である。 メッセージ中継処理を示すシーケンス図である。 販売促進ログの構成を示す図である。 来店マップ画面(その1)を示す図である。 来店マップ画面(その2)を示す図である。 メッセージ送信画面を示す図である。 会員と非会員のマップ化処理を示すフローチャートである。 メッセージ送信ログ画面と効果確認画面とを示す図である。 効果確認処理を示すフローチャートである。 時系列画面と地理的分布画面を示す図である。
以降、本発明を実施するための形態を、各図を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態における顧客管理装置4と店舗端末1と顧客端末3とが接続されたシステムの概略を示す構成図である。
このシステムは、各店舗に設けられた店舗端末1a〜1cが、ネットワーク経由で顧客管理装置4に通信可能に接続されて構成されている。この顧客管理装置4は、利用管理データベース21a〜21c、顧客管理データベース22a〜22c、販売促進ログ23a〜23c、店舗情報データベース24などの各種データベースを備える。顧客管理装置4は、後記するCPU(Central Processing Unit)41が顧客管理プログラム451(図3参照)をサーバサイドで実行することにより、情報取得部25、会員登録部26、判別部27、特定部28、分析出力部29を具現化する。なお、図ではデータベースのことを“DB”と省略して記載している。以下、各店舗端末1a〜1cを特に区別しない場合は、単に店舗端末1と記載する。顧客管理装置4は、各店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する。
店舗端末1aは、顧客により提示された電子マネーカード51x〜51z,クレジットカード52x〜52z、顧客端末3x〜3zなどから識別情報を読み取り、ネットワークを介して情報取得部25に送信する。なお、各電子マネーカード51x〜51zを特に区別しない場合には、単に電子マネーカード51と記載する。クレジットカード52x〜52zを特に区別しない場合には、単にクレジットカード52と記載する。
利用管理データベース21aと、顧客管理データベース22aとは、A店に係るデータベースである。利用管理データベース21aは、A店を利用した顧客による利用状況を、この顧客により提示された識別情報に対応付けて管理する利用管理手段である。顧客管理データベース22aは、A店の会員として登録された顧客の会員情報を、この顧客によって提示される識別情報に対応付けて管理する顧客管理手段である。販売促進ログ23aは、A店に係る販売促進メッセージの送信履歴である。
同様に、利用管理データベース21bと、顧客管理データベース22bとは、B店に係るデータベースである。販売促進ログ23bは、B店に係る販売促進メッセージの送信履歴である。利用管理データベース21cと、顧客管理データベース22cとは、C店に係るデータベースである。販売促進ログ23cは、C店に係る販売促進メッセージの送信履歴である。店舗情報データベース24は、A店・B店・C店などを統括して管理するデータベースである。以下、利用管理データベース21a〜21cを特に区別しない場合は、単に利用管理データベース21と記載する。顧客管理データベース22a〜22cを特に区別しない場合は、単に顧客管理データベース22と記載する。販売促進ログ23a〜23cを特に区別しない場合は、単に販売促進ログ23と記載する。
なお、利用管理データベース21は、店舗ごとに分かれていない単一のデータベースであってもよい。この場合には、利用管理データベース21の項目に店舗欄が追加されて、店舗ごとの集計を可能としている。
情報取得部25は、各店舗端末1a〜1cから情報を取得して、利用管理データベース21に記録する。
会員登録部26は、顧客を店舗の会員として顧客管理データベース22に登録する。
判別部27は、この店舗を利用した顧客が会員か否かを、この顧客の識別情報が会員情報に対応付けられた識別情報であるか否かに基づいて判別する。具体的にいうと判別部27は、顧客が用いた電子マネーカード51などの識別情報が顧客管理データベース22に存在したならば、この顧客が会員であると判別する。
特定部28は、顧客が非会員の場合には、この顧客を非会員の中で更に所定の識別情報で特定する。所定の識別情報とは、例えば電子マネーカード51の識別情報や、クレジットカード52の識別情報である。
分析出力部29は、各店舗の会員である顧客の利用状況の分析結果とこの店舗の非会員である顧客の利用状況の分析結果とを比較可能に出力する。この出力例は、後記する図14と図15に示す来店マップ画面である。
更に分析出力部29は、或る店舗の顧客のうち、或る期間に所定条件を満たす会員の、その後の所定期間における利用状況の分析結果と、この所定条件を満たす非会員の所定期間における利用状況の分析結果とを比較可能に出力する。この出力例は、後記する図18(b)に示す効果確認画面である。
分析出力部29は、店舗の顧客による利用状況を分析して出力する際には、この顧客の識別情報が、利用管理データベース21にて会員情報に対応付けられた識別情報であるか否かに基づいて会員と非会員とを区別して分析する。
なお、分析出力部29は、特定の店舗ごとの利用状況を分析するだけでなく、複数の店舗の利用状況を横断的に分析してもよい。
図2(a),(b)は、店舗端末1と顧客端末3を示すブロック図である。
図2(a)には、店舗端末1のブロック図を示している。
店舗端末1は、例えばタブレット型の端末であり、CPU11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、通信部14、フラッシュメモリ15、タッチパネルディスプレイ16、近距離無線通信部17の各部を含んで構成される。
CPU11は、中央処理装置であり、ROM13やフラッシュメモリ15に格納されたプログラムを読み出して実行する。RAM12は揮発性メモリであり、一時的に記憶する情報が格納される。ROM13は不揮発性メモリであり、永続的に記憶する情報やプログラム等が格納される。フラッシュメモリ15は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、例えばアプリケーションプログラムが好適に格納される。
通信部14は、例えばNIC(Network Interface Controller)であり、ネットワークを介して顧客管理装置4(図1参照)などと通信する。
タッチパネルディスプレイ16は、例えば液晶パネルの表面にタッチパッドを組み合わせたものであり、画面上の表示を押すことで店舗端末1を操作することができる。
近距離無線通信部17は、例えば非接触ICカードによる通信に対応した発信器と受信機であり、顧客端末3の近距離無線通信部37(図2(b)参照)や、電子マネーカード51x〜51zとの間で情報を送受信する。
図2(b)には、顧客端末3のブロック図を示している。
顧客端末3は、例えばスマートフォンであり、CPU31、RAM32、ROM33、通信部34、フラッシュメモリ35、タッチパネルディスプレイ36、近距離無線通信部37を含んで構成される。
CPU31は、中央処理装置であり、ROM33やフラッシュメモリ35に格納されたプログラムを読み出して実行する。RAM32は揮発性メモリであり、一時的に記憶する情報が格納される。ROM33は不揮発性メモリであり、永続的に記憶する情報やプログラム等が格納される。フラッシュメモリ35は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、メールアプリ351やブラウザ352などが格納される。
通信部34は、例えばNICであり、ネットワークを介して顧客管理装置4(図1参照)などと通信する。
タッチパネルディスプレイ36は、例えば液晶パネルの表面にタッチパッドを組み合わせたものであり、画面上の表示を押すことで顧客端末3を操作することができる。
近距離無線通信部37は、非接触ICカードによる通信に対応した発信器と受信機であり、店舗端末1の近距離無線通信部17(図2(b)参照)との間で情報を送受信する。
図3は、顧客管理装置4を示すブロック図である。
顧客管理装置4は、例えばデータセンタに設置されるサーバであり、CPU41、RAM42、ROM43、通信部44、HDD(Hard Disk Drive)45、表示部46、入力部47を含んで構成される。
CPU41は、中央処理装置であり、ROM43やHDD45に格納されたプログラムを読み出して実行する。RAM42は揮発性メモリであり、一時的に記憶する情報が格納される。ROM43は不揮発性メモリであり、永続的に記憶する情報やプログラム等が格納される。HDD45は、大容量の不揮発性記憶媒体であり、顧客管理プログラム451、利用管理データベース21、顧客管理データベース22、販売促進ログ23、店舗情報データベース24(図1参照)などが格納される。この顧客管理プログラム451をCPU41が実行することにより、情報取得部25、会員登録部26、判別部27、特定部28、分析出力部29(図1参照)が具現化される。
通信部44は、例えばNICであり、ネットワークを介して顧客管理装置4(図1参照)などと通信する。
表示部46は、例えば液晶パネルである。入力部47は、例えばマウスやキーボードである。これら表示部46と入力部47とにより、顧客管理装置4を操作することができる。
図4は、各データベースの構成と相互関係を示す図である。
店舗情報データベース24は、各店舗に関する属性情報を管理するデータベースであり、店舗のメールアドレス欄、店舗の住所欄、店舗の取扱品目欄に加えて、クレジットカード支払履歴リンク欄、電子マネー支払履歴リンク欄、顧客管理データベースリンク欄を含んで構成される。クレジットカード支払履歴リンク欄には、後記するクレジットカード支払履歴212を指し示す情報が格納される。電子マネー支払履歴リンク欄には、後記する電子マネー支払履歴211を指し示す情報が格納される。これら電子マネー支払履歴211とクレジットカード支払履歴212とは、図1に示した利用管理データベース21を構成する。
顧客管理データベースリンク欄には、後記する顧客管理データベース22を指し示す情報が格納される。これにより、各店舗の顧客が、いずれの顧客管理データベース22によって管理されるかを判別することができる。
顧客管理データベース22は、顧客のアカウント欄、氏名欄、性別欄、誕生日欄、年齢欄、住所欄、メールアドレス欄、SNS(social networking service)欄、クレジットカードID欄、電子マネーID欄を含んで構成される。クレジットカードID欄の情報でクレジットカード支払履歴212を絞り込むことで、この顧客によるクレジットカード52の利用状況を把握することができる。電子マネーID欄の情報でクレジットカード支払履歴212を絞り込むことで、この顧客による電子マネーカード51の利用状況を把握することができる。
電子マネー支払履歴211は、電子マネーカード51による各支払を記録しており、電子マネーID欄、この支払に係る顧客が会員か否かを示す会員フラグ欄、利用日欄、品目欄、金額欄を含んで構成される。電子マネーID欄には、この支払において用いられた電子マネーカード51の識別情報が格納される。
会員フラグ欄には、判別部27によって判別された判別情報が格納される。判別部27は、電子マネー支払履歴211の電子マネーID情報が顧客管理データベース22に存在するならは、この電子マネーID情報に係る支払履歴は、会員による支払いであると判別する。分析出力部29は、この会員フラグ欄の情報に基づいて、この支払履歴のレコードが会員と非会員のうちいずれによるものかを区別する。これにより、顧客管理装置4は、会員の支払履歴と非会員の支払履歴とを区別することができる。
クレジットカード支払履歴212は、クレジットカード52による各支払を記録しており、クレジットカードID欄、会員フラグ欄、利用日欄、品目欄、金額欄を含んで構成される。クレジットカードID欄には、この支払において用いられたクレジットカード52の識別情報が格納される。
会員フラグ欄には、判別部27によって判別された判別情報が格納される。分析出力部29は、この会員フラグ欄の情報に基づいて、この支払履歴のレコードが会員と非会員のうちいずれによるものかを区別する。
図5は、会計動作と会員登録動作を示すシーケンス図である。
この図5は、電子マネーカード51による会計動作をシーケンスQ10〜Q14に示し、クレジットカード52による会計動作をシーケンスQ20〜Q24に示している。図5は更に、会計と会員登録動作をシーケンスQ30〜Q38に示している。
顧客は商品を店員に提示して購入する旨を告げると、店員は、店舗端末1を操作して商品を登録する(シーケンスQ10)。顧客は、支払いのために電子マネーカード51を店舗端末1に翳し、電子マネーIDを店舗端末1に読み取らせる(シーケンスQ11)。店員は、店舗端末1にて会計操作を行い(シーケンスQ12)、店舗端末1は顧客管理装置4に会計情報を送信する(シーケンスQ13)。これにより顧客管理装置4は、会計履歴を登録する(シーケンスQ14)。この会計履歴の登録にて、判別部27は、この店舗に設置される店舗端末1から、この店舗を利用した顧客によって提示された電子マネーカード51の識別情報を受信して取得し、この識別情報が顧客管理データベース22にて管理されているか否かを判別することにより、この店舗を利用した顧客がこの店舗の会員であるか否かを判別する。
顧客は商品を店員に提示して購入する旨を告げると、店員は、店舗端末1を操作して商品を登録する(シーケンスQ20)。顧客は、支払いのためにクレジットカード52を店員に提示し、店員はクレジットカード52を店舗端末1に挿入して、クレジットカードIDを店舗端末1に読み取らせる(シーケンスQ21)。店員は、店舗端末1にて会計操作を行い(シーケンスQ22)、店舗端末1は顧客管理装置4に会計情報を送信する(シーケンスQ23)。これにより顧客管理装置4は、会計履歴を登録する(シーケンスQ24)。この会計履歴の登録にて、判別部27は、この店舗に設置される店舗端末1から、この店舗を利用した顧客によって提示されたクレジットカード52の識別情報を受信して取得し、この識別情報が顧客管理データベース22にて管理されているか否かを判別することにより、この店舗を利用した顧客がこの店舗の会員であるか否かを判別する。
シーケンスQ30〜Q34の動作は、シーケンスQ10〜Q14の動作と同様である。その後店員は、顧客の要求に応じて会員登録する。店員は、店舗端末1を操作して顧客情報登録の画面をタッチパネルディスプレイ16に表示する(シーケンスQ35)。店員は、店舗端末1を操作して会員登録を指示し、これら識別情報を顧客管理装置4に送信する(シーケンスQ36)。
顧客管理装置4は、電子マネーIDやクレジットカードIDなどの会員情報を登録し(シーケンスQ37)、この電子マネーIDやクレジットカードIDに掛かる会計情報を引き継ぐ(シーケンスQ38)。
図6(a)〜(c)は、店舗端末1に表示される登録画面61と会計画面62,63を示す図である。
図6(a)は、登録画面61を示している。
この登録画面61は、店員が顧客に提供した商品またはサービスを店舗端末1に登録した際(図5のシーケンスQ10)に表示される画面である。登録画面61は、タイトルバー611と、登録された商品またはサービスの品名を示す品名リスト欄612と、合計金額を示す合計欄613とを含んで構成される。タイトルバー611には、「電子マネーカード/クレジットカードをセットしてください」が表示されている。
この登録画面61にて、店員が顧客から電子マネーカード51を受取り、店舗端末1に翳すと(図5のシーケンスQ11)、図6(b)に示す会計画面62または図6(c)に示す会計画面63に遷移する。
図6(b)は、会計画面62を示している。
この会計画面62は、店舗端末1に登録画面61が表示され、かつ電子マネーカード51を翳した後(図5のシーケンスQ12)に表示される画面である。この電子マネーカード51の所有者は、既にこの店舗の会員として登録されている。
会計画面62は、この画面のタイトルを示すタイトルバー621と、精算情報が示された精算情報欄622と、「はい」ボタン623および「いいえ」ボタン624とを含んで構成される。「はい」ボタン623および「いいえ」ボタン624の上側には、「メンバーカード:5回目のご来店」と、「クーポンを発行しますか?」とが表示されている。
ここで店員が、「はい」ボタン623をタップすると、クーポンが発行される。
図6(c)は、会計画面63を示している。
この会計画面63は、店舗端末1に登録画面61が表示され、かつ電子マネーカード51を翳した後(図5のシーケンスQ32)に表示される画面である。この電子マネーカード51の所有者は、未だこの店舗の会員として登録されていない。
会計画面63は、この画面のタイトルを示すタイトルバー631と、精算情報が示された精算情報欄632と、「はい」ボタン633および「いいえ」ボタン634とを含んで構成される。「はい」ボタン633および「いいえ」ボタン634の上側には、「非会員:5回目のご来店」と、「このカードをメンバーカードとして登録しますか?」とが表示されている。
ここで店員が、「はい」ボタン623をタップすると、この電子マネーカード51がメンバーカードとして登録され、電子マネーカード51の所有者は、この店舗の会員となる。なお、この会計画面63の後に、住所・氏名・年齢などの顧客情報を追加登録する画面が表示されるが(図5のシーケンスQ35)、ここでは図示を省略する。
図7は、Webを介した情報登録の動作を示すシーケンス図である。図5に示したシーケンス図と同一の動作には同一の符号を付与している。
この図7は、電子マネーカード51による会計動作をシーケンスQ10〜Q14に示し、クレジットカード52による会計動作をシーケンスQ20〜Q24に示している。これらのシーケンスは、図5で説明した動作と同様である。
会計動作の後の会員登録動作は、シーケンスQ40〜Q46に示されている。この会員登録は、顧客による顧客端末3の操作によって行われる。
顧客は、顧客端末3に、この顧客管理装置4の情報登録URL(Uniform Resource Locator)にアクセスさせて(シーケンスQ40)、顧客管理装置4から情報登録Webページを取得する(シーケンスQ41)。
顧客は、顧客端末3のタッチパネルディスプレイ36に表示された情報登録画面にカード情報・ログイン情報、住所・氏名・年齢・性別などの基本情報を入力してOKボタンをタップする。これにより、顧客端末3は、カード情報・ログイン情報・基本情報を顧客管理装置4に送信する(シーケンスQ42)。
顧客管理装置4は、送信されたカード情報・ログイン情報・基本情報を登録する(シーケンスQ43)。更に顧客管理装置4は、このカード情報により電子マネーIDまたはクレジットカードIDを特定し、この電子マネーIDまたはクレジットカードIDに係る過去の会計情報を、この会員の情報として引き継ぐ(シーケンスQ44)。これにより顧客は過去の購買履歴に対する特典を享受することができる。また店舗は、非会員の上顧客を会員に勧誘しやすくなる。
更に顧客管理装置4は、この店舗への開示情報Webページを顧客端末3に送信する(シーケンスQ45)。
顧客は、顧客端末3のタッチパネルディスプレイ36に表示された開示情報画面に所望の開示情報を入力してOKボタンをタップする。これにより顧客端末3は、この店舗への開示情報を顧客管理装置4に送信する(シーケンスQ46)。
図8(a),(b)は、顧客端末3に表示される情報登録画面71と開示情報画面72を示す図である。
この情報登録画面71は、図7のシーケンスQ41の後、顧客端末3のタッチパネルディスプレイ36に表示される。情報登録画面71は、タイトルバー711と、登録情報欄712と、登録ボタン713およびキャンセルボタン714を含んで構成される。登録情報欄712には、ログインネーム欄、パスワード欄、電子マネー欄、クレジットカード欄、氏名欄、性別欄、年齢・誕生日欄、住所欄、メールアドレス欄、SNS欄がそれぞれ含まれる。
ログインネーム欄とパスワード欄は、この顧客が会員として顧客管理装置4にアクセスする際のアカウント情報を入力する欄である。
電子マネー欄は、この顧客が有する電子マネーカード51の識別情報(電子マネーID)を入力する欄である。クレジットカード欄は、この顧客が有するクレジットカード52の識別情報(クレジットカードID)を入力する欄である。
氏名欄、性別欄、年齢・誕生日欄、住所欄、メールアドレス欄、SNS欄は、この顧客に掛かる基本情報である。氏名欄は、この顧客の氏名を入力する欄である。性別欄は、この顧客の性別を入力する欄である。年齢・誕生日欄は、この顧客の年齢および誕生日を入力する欄である。住所欄は、この顧客の住所を入力する欄である。メールアドレス欄は、この顧客のメールアドレスを入力する欄である。SNS欄は、この顧客に掛かるSNSのアカウントを入力する欄である。
登録ボタン713は、入力した各種情報を登録するボタンであり、キャンセルボタン714は、入力した各種情報をキャンセルするボタンである。登録ボタン713のタップにより、後記する図8(b)に示す開示情報画面72に遷移する。
図8(b)は、開示情報画面72を示す図である。
この開示情報画面72は、図7のシーケンスQ41の後、顧客端末3のタッチパネルディスプレイ36に表示される。開示情報画面72は、タイトルバー721と、開示情報欄722と、登録ボタン723およびキャンセルボタン724を含んで構成される。
タイトルバー721には、左端に「店舗」と表示されており、ここをタップすると店舗メニューが左端からスライドインする。タイトルバー721には、「A店への開示」のように、メニュー選択した店舗名が表示される。
開示情報欄722は、「メンバーになる」チェックボックス、お得メールチェックボックス、氏名チェックボックス、性別チェックボックス、誕生日チェックボックス、年齢チェックボックス、住所チェックボックス、メールアドレスチェックボックス、SNSチェックボックスを含む。
「メンバーになる」チェックボックスは、この店舗の会員になることを承諾するチェックボックスである。お得メールチェックボックスは、この店舗からお得メール(販売促進情報)を受信することを承諾するチェックボックスである。
氏名チェックボックスは、この店舗に氏名を開示することを承諾し、性別チェックボックスは、この店舗に性別を開示することを承諾する。誕生日チェックボックスは、この店舗に誕生日を開示することを承諾する。年齢チェックボックスは、この店舗に年齢を開示することを承諾する。住所チェックボックスは、この店舗に住所を開示することを承諾する。メールアドレスチェックボックスは、この店舗にメールアドレスを開示することを承諾する。SNSチェックボックスは、この店舗にSNSのアカウントを開示することを承諾する。
このように顧客は、店舗ごとに開示する情報を決定することができる。よって、本実施形態によれば、店舗の会員に加入する際の心理的ハードルを下げることができる。
登録ボタン723は、入力した各承諾情報を登録するボタンであり、キャンセルボタン724は、入力した各承諾情報をキャンセルするボタンである。登録ボタン723のタップにより、各開示情報が顧客管理装置4に送信される(シーケンスQ46)。
図9は、会計動作と利用状況照会動作を示すシーケンス図である。
この図9は、電子マネーカード51による店舗端末1bでの会計動作をシーケンスQ50〜Q54に示し、電子マネーカード51による店舗端末1aでの会計動作をシーケンスQ55〜Q59に示している。これらのシーケンスは、店舗端末1bと、これとは別の店舗における店舗端末1aにて会計している他は、図5で説明した動作と同様である。
B店の店員は、店舗端末1bを操作して商品を登録する(シーケンスQ50)。顧客は、電子マネーカード51を店舗端末1bに翳し、電子マネーIDを店舗端末1bに読み取らせる(シーケンスQ51)。店員は、店舗端末1bにて会計操作を行い(シーケンスQ52)、店舗端末1bは顧客管理装置4に会計情報を送信する(シーケンスQ53)。これにより顧客管理装置4は、会計履歴を登録する(シーケンスQ54)。
A店の店員は、店舗端末1aを操作して商品を登録する(シーケンスQ55)。顧客は、電子マネーカード51を店舗端末1aに翳し、電子マネーIDを店舗端末1aに読み取らせる(シーケンスQ56)。店員は、店舗端末1aにて会計操作を行い(シーケンスQ57)、店舗端末1aは顧客管理装置4に会計情報を送信する(シーケンスQ58)。これにより顧客管理装置4は、会計履歴を登録する(シーケンスQ59)。
シーケンスQ60〜Q62は利用店舗の照会を示し、シーケンスQ60〜Q62は特定店舗の利用状況の照会を示している。シーケンスQ63〜Q65は特典情報の取得の動作を示している。これら利用店舗の照会と利用状況の照会と特典情報の取得は、顧客による顧客端末3の操作によって行われる。
顧客は、顧客端末3を操作し、顧客管理装置4に対して利用店舗の照会を行わせる(シーケンスQ60)。顧客管理装置4は、この要求に応じて利用店舗を取得し(シーケンスQ61)、その結果である店舗リストを顧客端末3に送信する(シーケンスQ62)。これにより、顧客端末3上には、店舗のリストが表示される。
顧客は、顧客端末3を操作してA店をタップし、顧客管理装置4に対してA店の利用状況の照会を行わせる(シーケンスQ63)。顧客管理装置4は、この要求に応じてA店の利用状況を取得し(シーケンスQ64)、その結果を顧客端末3に送信する(シーケンスQ65)。これにより、顧客端末3上には、A店の利用状況が表示される。
更に顧客は、顧客端末3を操作し、顧客管理装置4に対して店舗特典の照会を行わせる(シーケンスQ66)。顧客管理装置4は、この要求に応じて店舗特典を取得し(シーケンスQ67)、その結果を顧客端末3に送信する(シーケンスQ68)。これにより、顧客端末3上には、店舗の特典情報が表示される。
図10(a),(b)は、顧客端末3に表示される利用状況照会画面73を示す図である。
利用状況照会画面73は、「利用状況照会」と記載されたタイトルバー731と、店舗リスト欄732とを含んで構成される。この店舗リスト欄732には、過去に顧客が利用した店舗のリストが住所と共に表示されている。顧客管理装置4が顧客管理データベース22に記録されたクレジットカードIDおよび電子マネーIDで各店舗の利用管理データベース21を検索して、顧客が過去に利用した店舗のリストを生成する。利用状況照会画面73は、図9のシーケンスQ62の後に表示される。
顧客が顧客端末3に表示された店舗リスト欄732のうちA店の部分をタップすることにより、図10(b)に示したA店の利用状況照会画面74に遷移する。
図10(b)は、A店の利用状況照会画面74を示している。
利用状況照会画面74は、「A店の利用状況照会」と記載されたタイトルバー741と、利用状況欄742と、特典情報ボタン743とを含んで構成される。この利用状況欄742には、A店にて顧客が利用した商品またはサービスの日時・品目・個数・単価のリストが表示されている。利用状況照会画面74は、図9のシーケンスQ64の後に表示される。
顧客が顧客端末3に表示された特典情報ボタン743をタップすることにより、図11に示した特典表示画面75に遷移する。
図11は、顧客端末3に表示される特典表示画面75を示す図である。
特典表示画面75は、「A店のクーポン」と記載されたタイトルバー751と、特典の条件や内容が示された特典欄752と、「閉じる」ボタン753とを含んで構成される。この特典表示画面75は、図9のシーケンスQ67の後に表示される。
顧客が顧客端末3上の特典表示画面75をA店の店員に示すことで、特典を受けることができる。顧客が「閉じる」ボタン753をタップすることで、この特典表示画面75を閉じることができる。
図12は、メッセージ中継処理を示すシーケンス図である。
顧客管理装置4は、店舗端末1のメールアドレスと、顧客端末3x,3yのメールアドレスをそれぞれ管理している。顧客管理装置4は、店舗に対して顧客のメールアドレスを開示することなく、店舗と顧客の間で電子メールを中継することができる。
シーケンスQ70〜Q72は、店舗から顧客へのメッセージ送信動作を示している。ここでメッセージとは、例えば販売促進メールなどのことをいう。
最初、店舗端末1は、顧客管理装置4にメッセージ送信要求を送信する(シーケンスQ70)。顧客管理装置4は、この要求された条件に適合した顧客を抽出し(シーケンスQ71)、各顧客端末3x,3yのメールアカウントに対してメッセージを送信する(シーケンスQ72)。これにより店舗は、顧客のメールアカウントを管理する事無しに、所望条件に適合した顧客に対して販売促進メールなどのメッセージを送信することができる。
シーケンスQ80〜Q85は、顧客と店舗との相互のメッセージ送受信動作を示している。ここでメッセージは、例えばクレームとその対応などである。
最初顧客は、顧客端末3yにより、顧客管理装置4に向けて匿名メッセージを送信する(シーケンスQ80)。この匿名メッセージには、送信先の店舗の識別情報と送信元の顧客の識別情報とが付与されている。この顧客の識別情報は、例えば顧客のメールアドレスが暗号化されて生成されるが、顧客を一意に識別する情報であればよく限定されない。顧客管理装置4は、店舗の識別情報に基づいて店舗端末1のメールアドレスを抽出し(シーケンスQ81)、匿名メッセージを中継する(シーケンスQ82)。
店舗の店員は、店舗端末1により匿名メッセージを受信して、このメッセージに応答を返す(シーケンスQ83)。顧客管理装置4は、顧客の識別情報に基づいて顧客端末3yのメールアドレスを抽出し(シーケンスQ84)、メッセージ応答を中継する(シーケンスQ85)。
このように動作することにより、顧客と店舗とは、相互にメールアドレスを開示することなくメッセージを送受信することができる。
図13は、販売促進ログ23の構成を示す図である。
販売促進ログ23は、店舗から顧客に対して送信された販売促進メッセージの履歴が記録されている。販売促進ログ23は、送信情報ログ231と、送信先ログ232とを含んで構成される。
送信情報ログ231は、日時欄、送信範囲欄、グループ欄、メッセージ欄、送信ID欄を含んで構成される。送信情報ログ231の1個のレコードには、店舗側から各顧客に対して1つの販売促進メッセージを送信したときの履歴が記録される。
日時欄は、この販売促進メッセージの送信日時を格納する欄である。送信範囲欄は、この販売促進メッセージを送信した顧客の範囲を格納する欄である。グループ欄は、この販売促進メッセージを送信した顧客範囲のグループ名称を格納する欄である。メッセージ欄は、この販売促進メッセージを格納する欄である。送信ID欄は、この販売促進メッセージを識別するIDを格納する欄である。
送信先ログ232は、送信ID欄、氏名欄、性別欄、誕生日欄、年齢欄、住所欄、メールアドレス欄、SNS欄を含んで格納される。送信先ログ232の1個のレコードには、店舗側から一人の顧客に対して1つの販売促進メッセージを送信したときの履歴が記録される。氏名欄、性別欄、誕生日欄、年齢欄、住所欄、メールアドレス欄、SNS欄は、各顧客の基本情報である。
送信ID欄は、この販売促進メッセージを識別するIDを格納する欄である。送信情報ログ231の送信ID欄の情報で、送信先ログ232を絞りこむことで、この販売促進メッセージを送信した各顧客の基本情報を取得することができる。
図14は、店舗端末1に表示される来店マップ画面64を示す図である。
この来店マップ画面64は、「会員/非会員の来店マップ」と記載されたタイトルバー641と、左右にレイアウトされた会員来店マップ642および非会員来店マップ643と、無効表示された「次へ」ボタン644とを含んで構成される。
会員来店マップ642および非会員来店マップ643は、それぞれ縦軸が経過時間、横軸が来店回数であり、各顧客の頻度をハッチングの濃さで示している。各来店マップの右下は、高い頻度で多く来店する定着顧客である。各来店マップの左下は、最近高い頻度で来店するが、来店回数は未だ少ない未定着顧客である。各来店マップの上側は、来店頻度が低い顧客である。このようにして、店舗の店員は、定着顧客と、定着顧客に成り得そうな未定着顧客と、それ以外の未定着顧客の動向を容易に把握可能である。また、各来店マップでは、会員による店舗の利用状況と非会員による店舗の利用状況とを比較することができるので、会員への勧誘が、店舗による定着顧客の育成にどれだけ貢献しているかを容易に把握可能である。
これら会員来店マップ642および非会員来店マップ643は、顧客の範囲を指定可能である。店員が会員来店マップ642または非会員来店マップ643にて、顧客の範囲を指定すると、「次へ」ボタン644が有効表示となる。この「次へ」ボタン644をタップすることで、店舗端末1は、後記する図16に示すメッセージ送信画面66に遷移する。
図15(a),(b)は、店舗端末1に表示される来店マップ画面65を示す図である。
図15(a)は、来店マップ画面65の表示直後を示す図である。
この来店マップ画面65は、「会員/非会員の来店マップ」と記載されたタイトルバー651と、来店マップ652と、凡例653と、無効表示された「次へ」ボタン654とを含んで構成される。来店マップ652は、縦軸が経過時間、横軸が来店回数であり、会員を左半円、非会員を右半円で示している。凡例653は、来店マップ652の左半円と右半円の意味を説明するものである。
図15(b)は、来店マップ画面65にて顧客範囲を選択した場合を示す図である。
この来店マップ画面65は、来店マップ652上に選択範囲枠655が表示されており、更に「次へ」ボタン654が有効表示されている。このとき、店員が「次へ」ボタン654をタップすると、図16に示すメッセージ送信画面66に遷移する。
図16は、店舗端末1に表示されるメッセージ送信画面66を示す図である。
このメッセージ送信画面66は、「メッセージ送信」と記載されたタイトルバー661、送信先欄662、グループ名欄663、件名欄664、本文欄665、送信ボタン666を含んで構成される。
送信先欄662は、このメッセージを送信する顧客の範囲を示す欄である。グループ名欄663は、このメッセージを送信する顧客範囲を名称として店員が入力する欄である。件名欄664は、このメッセージの件名を店員が入力する欄である。本文欄665は、このメッセージの本文を店員が入力する欄である。なお、「%店舗名%」で示される部分は、送信時にこの店舗の名称によって置きかえられる。送信ボタン666は、このメッセージを送信するボタンである。
このメッセージ送信画面66により、店舗(店員)は、顧客のメールアドレスを知ること無しに販売促進などのメッセージを顧客に送信することができる。更に店舗(店員)は、指定した範囲の顧客に対し、この範囲に応じたメッセージを送信することができる。
図17は、会員と非会員のマップ化処理を示すフローチャートである。
店員が店舗端末1を操作することにより、店舗端末1から顧客管理装置4に対してマップ化の指示が送信され、顧客管理装置4による会員と非会員のマップ化処理が開始する。
最初、顧客管理装置4は、特定店舗の非会員の店舗利用状況を取得する(ステップS10)。この特定店舗とは、店舗端末1にかかる店舗のことをいう。顧客管理装置4は、分析出力部29により、取得した非会員の店舗利用状況を分類し(ステップS11)、分類した非会員の店舗利用状況をマップイメージとして、店舗端末1に図示させる(ステップS12)。
更に顧客管理装置4は、同店舗の会員の店舗利用状況を取得する(ステップS13)。顧客管理装置4は、取得した会員の店舗利用状況を分類し(ステップS14)、分類した会員の店舗利用状況を非会員と比較可能なマップイメージとして、店舗端末1に図示させる(ステップS15)。
顧客管理装置4は、マップイメージの選択範囲枠655により、顧客をグループ分けさせる(ステップS16)。このとき店員は、店舗端末1を操作することにより、選択範囲枠655で顧客のグループを指定する。店舗端末1は、顧客管理装置4に対して選択範囲情報を送信する。
更に店員は、店舗端末1を操作することにより、グループに応じた販売促進メッセージを入力する(ステップS17)。顧客管理装置4は、店舗端末1から販売促進メッセージを受信し、この販売促進メッセージを、指定したグループに含まれる各顧客に送信し(ステップS18)、販売促進メッセージのログを記録して(ステップS19)、図17の処理を終了する。
図18(a),(b)は、店舗端末1に表示されるメッセージ送信ログ画面67と効果確認画面68とを示す図である。
図18(a)は、メッセージ送信ログ画面67を示す図である。
店員が、店舗端末1で所定の操作を行うと、メッセージ送信ログ画面67が表示される。
このメッセージ送信ログ画面67は、「販売促進メッセージ」と記載されたタイトルバー671と、送信情報リスト欄672と、確認ボタン673とを含んで構成される。
送信情報リスト欄672には、過去に送信した販売促進メッセージがリスト形式で表示されている。この送信情報リスト欄672には、図13で説明した送信情報ログ231の各情報が表示される。
各リストの横には、複数の確認ボタン673が表示されている。いずれかの確認ボタン673をタップすると、店舗端末1は、図18(b)に示す効果確認画面68に遷移する。
図18(b)は、効果確認画面68を示す図である。
この効果確認画面68は、「10月28日の販売促進メッセージの効果」と記載されたタイトルバー681と、来店マップ682と、凡例683と、メッセージを送信した時点での選択範囲枠684とを含んで構成される。この効果確認画面68には、図13で説明した送信先ログ232に基づく情報が表示される。
来店マップ682は、縦軸が経過時間、横軸が来店回数であり、会員を左半円、非会員を右半円で示している。凡例683は、来店マップ682の左半円と右半円の意味を説明するものである。ここで来店マップ682は、メッセージを送信した時点(第1期間)での選択範囲枠684に含まれる顧客が、現在の時点にてどのように分布しているかを示している。具体的にいうと、選択範囲枠684に対して現在の時点(第2期間)の分布が右下に偏っていれば、その顧客は定着傾向にあり、販売促進メッセージが功を奏している。その反対に、現在の時点の分布が上側に偏っていれば、販売促進メッセージが功を奏していない。
なお、来店マップ682に示される内容は、メッセージを送信した時点(第1期間)での選択範囲枠684に含まれる顧客が、指定された期間(第2期間)にてどのように分布しているかを示すものであってもよい。
図19は、店舗端末1による効果確認処理を示すフローチャートである。
店員が、店舗端末1で所定の操作を行うと、効果確認処理が開始する。
店舗端末1はメッセージ送信ログ画面67(図18(a)参照)を表示し(ステップS20)、いずれかのメッセージ送信ログの確認入力を受け付ける(ステップS21)。
店員がいずれかの確認ボタン673をタップすると、店舗端末1は、効果確認画面68(図18(b)参照)にて、メッセージを送信したユーザの当初範囲と現在の分布とを表示し(ステップS22)、図19の処理を終了する。このとき顧客管理装置4は、販売促進ログ23を参照して、メッセージを送信したユーザの当初範囲と現在の分布とを示す来店マップを生成して、店舗端末1に送信する。これにより店舗(店員)は、容易に販売促進メッセージの効果を確認することができる。
図20(a),(b)は、店舗端末1に表示される時系列画面81と地理的分布画面82を示す図である。
図20(a)は、時系列画面81を示す図である。
店員が店舗端末1で所定の操作を行うと、時系列画面81が表示される。この時系列画面81は、「月度ごと来店人数 」と記載されたタイトルバー811と、時系列グラフ812と、凡例813と、地理的分布ボタン814を含んで構成される。この時系列グラフ812の縦軸は人数を示し、横軸は月度を示している。凡例813は、実線が会員の人数であり、破線が非会員の人数であることを示している。なお、時系列グラフ812の棒グラフは、会員と非会員の人数の和を示している。
地理的分布ボタン814は、月ごとの来店人数の地理的分布を示す地理的分布画面82に遷移するボタンである。
図20(b)は、地理的分布画面82を示す図である。
地理的分布画面82は、「地理的分布」と記載されたタイトルバー821と、分布図822と、月度表示823とを含んで構成される。分布図822は、店舗を中心とした地図上に、顧客が円で描かれている。なお、この円に施されたハッチングは、顧客の来店回数を示している。濃いハッチングは、この店舗に多く来店していることを示している。月度表示823は、この分布図822の表示に掛かる月度を示している。
このような地図に重畳された分布図822により、販売促進すべき顧客や、販売促進すべき地域を特定して、ダイレクトメールやチラシなどを頒布することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更実施が可能であり、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) 店舗の会員と非会員とを比較する図は、図13から図15、図20に限定されず、任意の形式であってもよい。比較図は、例えば年齢と来店回数、年齢と経過時間、性別と来店回数、性別と経過時間、店舗からの距離と来店回数、店舗からの距離と経過時間などであってもよい。
(b) 本発明が対象とする店舗は、小売店、美容室、理髪店、ネイルサロンなど如何なる業態であってもよく、限定されない。
(c) 図13から図15、図20の分析結果が表示されるのは、店舗端末1に限られない。店舗に備えられたパーソナルコンピュータやその他の端末に分析結果が表示されてもよく、限定されない。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する顧客管理装置であって、
前記店舗の会員として登録された顧客の会員情報を、当該顧客によって提示される識別情報に対応付けて管理する顧客管理手段と、
前記店舗を利用した顧客による利用状況を、当該顧客により提示された識別情報に対応付けて管理する利用管理手段と、
前記店舗の会員である顧客の利用状況の分析結果と前記店舗の非会員である顧客の利用状況の分析結果とを比較可能に出力する分析出力手段と、
を備えることを特徴とする顧客管理装置。
<請求項2>
前記分析出力手段は、前記店舗の顧客のうち、第1期間に所定条件を満たす会員の第2期間における利用状況の分析結果と、前記所定条件を満たす非会員の前記第2期間における利用状況の分析結果とを比較可能に出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の顧客管理装置。
<請求項3>
前記分析出力手段は、前記店舗の顧客による利用状況を分析して出力する際には、各前記利用状況が前記会員情報に対応付けられた識別情報であるか否かに基づいて会員と非会員とを区別して分析し、分析した情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の顧客管理装置。
<請求項4>
前記利用管理手段は、特定店舗における複数顧客による利用状況を管理し、
前記分析出力手段は、当該特定店舗における複数顧客による利用状況を、各前記利用状況が前記会員情報に対応付けられた識別情報であるか否かに基づいて会員と非会員とを区別して分析し、分析した情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の顧客管理装置。
<請求項5>
前記利用管理手段は、複数店舗における顧客による利用状況を管理し、
前記分析出力手段は各店舗における顧客による利用状況を、各前記利用状況が前記会員情報に対応付けられた識別情報であるか否かに基づいて会員と非会員とを区別して分析し、分析した情報を出力する、
ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の顧客管理装置。
<請求項6>
店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する顧客管理装置であって、
前記店舗の会員として登録された顧客の情報を管理する顧客管理手段と、
前記店舗を利用した顧客が会員か否かを判別する判別手段と、
前記店舗を利用した顧客による利用状況を、当該顧客が当該店舗の会員であるか否かを判別した判別情報と共に管理する利用管理手段と、
前記店舗の顧客による利用状況を分析して出力する際には、前記判別情報に基づいて区別した会員の利用状況と非会員の利用状況とを分析し、分析した情報を出力する分析出力手段と、
を備えることを特徴とする顧客管理装置。
<請求項7>
前記分析出力手段は、前記店舗の顧客を、前記店舗における会員と非会員とに区別して分析した利用分析結果を比較可能に出力する、
ことを特徴とする請求項6に記載の顧客管理装置。
<請求項8>
前記判別手段は、前記店舗を利用した顧客によって当該顧客を識別する識別情報が提示されたか否かに基づいて前記店舗の会員であるか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項6または7に記載の顧客管理装置。
<請求項9>
前記顧客管理手段は、前記顧客の会員情報を前記顧客を識別する識別情報に対応付けて管理し、
前記判別手段は、前記店舗を利用した顧客によって前記識別情報が提示された場合には、当該識別情報が前記顧客の会員情報と対応付けて管理されているか否かに基づいて前記店舗の会員であるか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項6ないし8のうちいずれか1項に記載の顧客管理装置。
<請求項10>
前記顧客管理手段は、前記店舗における会員情報を管理し、
前記判別手段は、前記店舗に設置される店舗端末から、当該店舗を利用した顧客によって提示された前記識別情報を受信して取得し、当該識別情報が前記顧客管理手段にて管理されているか否かを判別することにより、当該店舗を利用した顧客が前記店舗の会員であるか否かを判別し、
前記分析出力手段は、分析した情報を店舗端末に対して送信出力する、
ことを特徴とする請求項9に記載の顧客管理装置。
<請求項11>
前記利用管理手段は、特定店舗における複数顧客による利用状況を管理し、
前記分析出力手段は、当該特定店舗における複数顧客による利用状況を前記店舗の会員と非会員とに区別して分析し、分析した情報を出力する、
ことを特徴とする請求項6ないし10のうちいずれか1項に記載の顧客管理装置。
<請求項12>
前記利用管理手段は、複数店舗における顧客による利用状況を管理し、
前記分析出力手段は各店舗における顧客による利用状況を前記店舗の会員と非会員とに区別して分析し、分析した情報を出力する、
ことを特徴とする請求項6ないし10のうちいずれか1項に記載の顧客管理装置。
<請求項13>
店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する顧客管理装置であって、
前記店舗での会員として登録された顧客の情報を管理する顧客管理手段と、
前記店舗を利用した顧客が会員か否かを判別する判別手段と、
前記顧客が非会員の場合には、当該顧客を非会員の中で更に所定の識別情報で特定する特定手段と、
前記店舗を利用した非会員の顧客による利用状況を、当該顧客が利用時に提示した識別情報に対応付けて管理する利用管理手段と、
前記店舗の非会員の顧客による利用状況を分析して出力する際には、各前記利用状況を前記識別情報に基づいて区別して分析し、分析した情報を出力する分析出力手段と、
を備えることを特徴とする顧客管理装置。
<請求項14>
店舗を利用した複数の顧客を管理する顧客管理装置が実行する顧客管理方法であって、
前記店舗の会員として登録された顧客の会員情報を、当該顧客によって提示される識別情報に対応付けて顧客管理手段にて管理するステップと、
前記店舗を利用した顧客による利用状況を、当該顧客により提示された識別情報と共に利用管理手段にて管理するステップと、
分析出力手段により、前記店舗の会員である顧客の利用状況の分析結果と前記店舗の非会員である顧客の利用状況の分析結果とを比較可能に出力するステップと、
を含むことを特徴とする顧客管理方法。
1,1a〜1c 店舗端末
21a〜21c 利用管理データベース (利用管理手段)
22a〜22c 顧客管理データベース (顧客管理手段)
23a〜23c 販売促進ログ
24 店舗情報データベース
25 情報取得部
26 会員登録部
27 判別部 (判別手段)
28 特定部 (特定手段)
29 分析出力部 (分析出力手段)
3,3x〜3z 顧客端末
4 顧客管理装置
451 顧客管理プログラム
51x〜51z 電子マネーカード
52x〜52z クレジットカード

Claims (8)

  1. 店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する顧客管理装置であって、
    前記店舗の会員として登録された顧客の会員情報を、当該顧客によって提示される識別情報に対応付けて管理する顧客管理手段と、
    前記店舗を利用した顧客による利用状況を、当該顧客により提示された識別情報に対応付けて管理する利用管理手段と、
    前記店舗の会員である顧客の利用状況の分析結果と前記店舗の非会員である顧客の利用状況の分析結果とを比較可能に出力する分析出力手段と、
    を備え、
    前記分析出力手段は、第1期間における前記店舗の利用状況が所定条件を満たす顧客を分析対象の母集団とすべくユーザ操作により前記所定条件が所定のグラフ上で指定された場合に、前記母集団を対象にした第2期間における前記店舗の利用状況を会員と非会員との間で比較可能に出力する、
    ことを特徴とする顧客管理装置。
  2. 前記第1期間における各顧客による前記店舗の利用状況を示す散布図を前記所定のグラフとして、当該散布図上の任意の領域をユーザ操作により指定可能に表示させる表示制御手段を備え、
    前記分析出力手段は、前記店舗の利用状況が前記ユーザ操作により前記散布図上で指定された領域に対応する顧客を、前記所定条件を満たす顧客として、前記母集団に設定し、
    前記散布図は、一方の軸が、顧客が店舗を利用してからの経過時間に設定され、他方の軸が、顧客が店舗を利用した回数に設定されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の顧客管理装置。
  3. 前記母集団を対象にした第2期間における前記店舗の利用状況を会員と非会員との間で比較可能に出力する際は、前記散布図で表示されるように出力する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の顧客管理装置。
  4. 前記分析出力手段は、前記店舗の顧客による利用状況を分析して出力する際には、各前記利用状況が前記会員情報に対応付けられた識別情報であるか否かに基づいて会員と非会員とを区別して分析し、分析した情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載の顧客管理装置。
  5. 前記利用管理手段は、特定店舗における複数顧客による利用状況を管理し、
    前記分析出力手段は、当該特定店舗における複数顧客による利用状況を、各前記利用状況が前記会員情報に対応付けられた識別情報であるか否かに基づいて会員と非会員とを区別して分析し、分析した情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の顧客管理装置。
  6. 前記利用管理手段は、複数店舗における顧客による利用状況を管理し、
    前記分析出力手段は各店舗における顧客による利用状況を、各前記利用状況が前記会員情報に対応付けられた識別情報であるか否かに基づいて会員と非会員とを区別して分析し、分析した情報を出力する、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載の顧客管理装置。
  7. 店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する顧客管理装置が実行する顧客管理方法であって、
    前記店舗の会員として登録された顧客の会員情報を、当該顧客によって提示される識別情報に対応付けて管理する顧客管理ステップと、
    前記店舗を利用した顧客による利用状況を、当該顧客により提示された識別情報に対応付けて管理する利用管理ステップと、
    前記店舗の会員である顧客の利用状況の分析結果と前記店舗の非会員である顧客の利用状況の分析結果とを比較可能に出力する分析出力ステップと、
    を含み、
    前記分析出力ステップは、第1期間における前記店舗の利用状況が所定条件を満たす顧客を分析対象の母集団とすべくユーザ操作により前記所定条件が所定のグラフ上で指定された場合に、前記母集団を対象にした第2期間における前記店舗の利用状況を会員と非会員との間で比較可能に出力する、
    ことを特徴とする顧客管理方法。
  8. 店舗を利用した複数の顧客の情報を管理する顧客管理装置のコンピュータを、
    前記店舗の会員として登録された顧客の会員情報を、当該顧客によって提示される識別情報に対応付けて管理する顧客管理手段、
    前記店舗を利用した顧客による利用状況を、当該顧客により提示された識別情報に対応付けて管理する利用管理手段、
    前記店舗の会員である顧客の利用状況の分析結果と前記店舗の非会員である顧客の利用状況の分析結果とを比較可能に出力する分析出力手段、
    として機能させ、
    前記分析出力手段は、第1期間における前記店舗の利用状況が所定条件を満たす顧客を分析対象の母集団とすべくユーザ操作により前記所定条件が所定のグラフ上で指定された場合に、前記母集団を対象にした第2期間における前記店舗の利用状況を会員と非会員との間で比較可能に出力する、
    ことを特徴とするプログラム。
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