JP5943850B2 - 優待情報管理システム - Google Patents
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Description
一方、店舗等における支払い手段としては、現金の他に「クレジットカード」や「電子マネーカード」を使用することも一般的となっている。
電子マネー会社サーバと、を有する優待情報管理システムであって、前記クレジットカードのクレジットカード番号及び前記電子マネーカードの電子マネーID番号と、少なくとも、店舗で使用可能な優待情報を関連付けて記憶し、前記携帯端末で、優待情報照会が選択されると、前記クレジットカードのクレジットカード番号又は前記電子マネーカードの電子マネーID番号と関連付けられた状態で既に選択された「登録済みクーポン内容」と、未だ関連付けられていない「登録可能なクーポン内容」が、同時に前記携帯側ディスプレイに同時に表示され、前記店舗で使用された前記クレジットカードのクレジットカード番号又は前記電子マネーカードの電子マネーID番号に基づいて、前記優待情報を抽出し、前記クレジットカード又は前記電子マネーカードで支払うべき支払情報に前記優待情報を適用し、優待情報適用後の情報である適用後情報を生成し、当該前記クレジットカード又は前記電子マネーカードを管理するクレジットカード会社サーバ又は電子マネー会社サーバに前記適用後情報を送信し、前記優待情報の使用履歴情報を、当該優待情報を提供する提供元が管理する店舗の発行元管理部に送信し、前記管理サーバは、前記クレジットカード及び前記電子マネーカードのクレジットカード番号及び電子マネーID番号と関連付けられている前記優待情報が適用可能な前記店舗の位置情報である第1の位置情報と、前記携帯端末の位置情報である第2の位置情報と、を有し、前記第2の位置情報の所定の範囲内に存在する前記第1の位置情報を有する前記店舗を、その第1の位置情報と共に前記携帯端末に送信する構成となっていることを特徴とする優待情報管理システム。により達成される。
したがって、クレジットカード等の非現金支払手段を店舗等の特定場所で使用する利用者は、支払いに際しクレジットカード等の非現金支払手段を使用するだけで、適用可能なクーポン等の優待情報(20%割引等)が支払金額等である支払情報に実際に適用され、適用後(例えば、20%割引後)の金額等である適用後情報が生成される。
したがって、この適用後情報の金額等が当該非現金支払手段管理部である例えば、当該クレジット会社サーバ等から「承認」されることで、クーポン等の優待情報が自動的に適用されることになる。
このため、利用者はクーポン等の優待情報の適用を受けるために、当該優待情報を受ける資格がある旨の会員カードやクーポン券等を持参する必要がなく、優待情報を利用でき、利用者にとって極めて使い易い装置となっている。
また、優待情報を提供する店舗等の特定場所の管理者にとっても、優待情報を自動的に処理し、処理後の情報で支払金額が決済されるので、極めて使い易い装置となっている。
このため、利用者は、当該店舗における支払い等に「クレジットカード」又は「電子マネー」のいずれも利用できるので使い易いシステムとなっている。
また、店舗は、クレジットカードと電子マネーカードのそれぞれの情報を取得する別個の装置を配置する必要がなく、一つの兼用カード情報取得装置を配置するだけで、クレジットカード及び電子マネーカードの顧客に対応可能であるので、極めて使い易いシステムとなっている。
また、優待情報管理装置は、携帯端末の現在位置等の位置情報である第2の位置情報も有し、例えば、現在位置情報である第2の位置情報の所定の範囲内(例えば、1km以内等)に存在する第1の位置情報を有する店舗等の特定場所を、その第1の位置情報と共に携帯端末に送信する構成となっている。
したがって、携帯端末の所持者は、自己のクレジットカード等の非現金支払手段と関連付けられているクーポン等の優待情報を使用できる店舗等の特定場所が、現在位置の所定範囲内に存在するか否かの情報を取得することができる。
このため、クーポン等の優待情報の利用を促すことができる。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1に示す「クーポン管理システム1」は、特定場所である例えば、店舗等が提供した優待情報である例えば、クーポンを使用して利用者が店舗を利用し、非現金支払手段である例えば、クレジットカードや電子マネーカードを用いて支払いをすると、自動的にかかるクーポン内容、例えば、20%割引を実行し、かかる情報をクレジットカード会社等の非現金支払手段管理部である例えば、クレジット会社サーバ等に送信等するシステムである。
具体的には、例えば、個人(甲)は、図1に示す「ハンバーガーショップA」、「ワインバーB」そして「イタリアンレストランC」の会員となり、会員の特典である例えば、割引クーポンを取得するが、以下、詳細に説明する。
また、この個人の利用者(甲)は、利用する「クレジットカード(V)2a」等や「電子マネーカード(X)3a」等を所持する。
また「電子マネーカード(X)3a」は、現金紙幣や硬貨を介さずにカード等の電子媒体に現金に代わる金額情報が蓄積され、その中から決済が行われる決済手段で使用されるカードである。
いずれも店舗等における支払い時に現金紙幣等の支払いを行わない点で共通し、利用者が財布等に現金紙幣等を入れて持ち歩かなくても支払い等が可能であるため、極めて使い易いカードとなっている。
すなわち、「ハンバーガーショップA」は、1台の店舗端末装置30を配置することで、「クレジットカード(V)2a」等及び「電子マネーカード(X)3a」の双方の情報を取得し、処理することができる。
また、図1の「ハンバーガーショップA」には、コンピュータ等である「ハンバーガ−ショップA管理用端末36」が配置され、インターネット6を介して、「管理サーバ50と通信可能な構成となっている。
この「ハンバーガ−ショップA管理用端末36」は、「管理サーバ50」へ管理上の情報を送信し、「管理サーバ50」からクーポンの履歴情報を取得するために配置されている。この詳細な構成等については、後述する。
また、この「ハンバーガ−ショップA管理用端末36」は、「発行元管理部」の一例となっている。
図2に示すように、「管理サーバ50」は、「管理サーバ制御部51」を有すると共に、「管理サーバ制御部51」は、インターネット6を介して「店舗端末装置30」等と通信するための「管理サーバ側通信装置52」、各種情報を表示するための「管理サーバ側ディスプレイ53」及び各種情報を入力するための「管理サーバ側入力装置54」等を制御する構成となっている。
図3は、図2の「第1記憶部60」の主な構成等を示す概略ブロック図であり、図4は、図2の「第2記憶部70」の主な構成等を示す概略ブロック図である。
図5は、図2の「第3記憶部80」の主な構成等を示す概略ブロック図であり、図6は、図2の「第4記憶部90」の主な構成等を示す概略ブロック図である。これらの具体的な構成等については後述する。
図7は、提携先会社情報登録工程を示す概略フローチャートである。これは、提携先会社、例えば、図1のハンバーガーショップA等が、自己の情報を「管理サーバ50」に登録するための工程である。
具体的には、図7のST1に示すように、提携先会社(例えば、図1の「ハンバーガーショップA」等)は、自己の「会社名称(例えば、「ハンバーガーショップA等)」、「クーポン内容(例えば、100円割引等)」、そのクーポンが適用される「店舗(店舗端末番号0101等)」、「店舗の位置情報(北緯・・・度、東経・・・度等)」及び自社が保有する「個人会員ID情報(01abcd等)」を「管理サーバ50」の「提携先会社関連情報61」に登録する。
この「個人会員ID情報」は、自社の「ハンバーガーショップA」の会員である顧客各自に付与している識別番号となっている。また、クーポンが適用される店舗情報を登録するときは、店舗に配置されている「店舗端末装置30」の「端末番号0101等」を登録する。
図8に示すように、提携先会社名称(提携先会社番号)として、例えば、「ハンバーガーショップA(01)」と登録し、クーポン内容/店舗端末番号(位置情報)として、例えば、「100円割引/0101(北緯・・・、東経・・・)」と登録される。
また、自社の個人会員IDとして、例えば、「01abcd」と登録される。
図9乃至図11は、「提携先会社の個人会員の登録等工程」を示す概略フローチャートである。
この工程では、「提携先会社の個人会員」等として登録されている、すなわち、図8の「個人会員ID」を有する会員が自己の情報を登録する工程となる。
具体的には、ST11で「提携先会社(ハンバーガーショップA等)の個人会員(甲等)が、図1の自己の「携帯用個人会員端末10」から「管理サーバ50」にアクセスする。
ST14では、「携帯用個人会員端末10」の「携帯側ディスプレイ12」に「新規登録」「情報変更」「退会」を選択するメニュー画面が表示される。
図12は、ST14で表示される画面例を示す概略図である。
ST14では、具体的には、図12で示すように、「新規登録」「情報変更」「退会」を選択するメニュー画面が表示される。
図13は、「個人会員ID関連情報記憶部65」の「個人会員ID関連情報65a」を示す概略図である。
図13に示すように、「クレジットカード番号(1234)」及び「電子マネーID番号(9101)」は、「個人会員ID(01abcd等)」と関連付けて登録される。
次いで、図10のST19へ進む。ST19では、「携帯側入力装置13」で表示された「クーポン登録」が選択されたか否かが判断され、「クーポン登録」が選択されたときは、ST20へ進む。
ST20では、「管理サーバ50」の図3の「利用可能クーポン内容提示処理部(プログラム)66」が動作して、「提携先会社関連情報記憶部61」及び「個人会員ID情報記憶部62」を参照し、当該個人会員ID(01abcd等)で利用可能な「クーポン内容」の一覧を「携帯側ディスプレイ12」に表示する。
「イタリアンレストランC」については、「1500円割引」「ランチ10%割引」「日曜日15%割引」のデータを表示する。
ST22では、「管理サーバ50」の図3に示す「紐付けクーポン登録処理部(プログラム)67」が動作して、選択された「クーポン内容」を図13の「個人会員ID関連情報65a」の「紐付けクーポン内容」の欄に登録する。
「イタリアンレストランC」については、「1500円割引」「ランチ10%割引」が選択されると、これらが「紐付けクーポン内容」に登録される。
したがって、この「個人会員ID関連情報65a」で、個人会員ID(011bcd等)と、「クレジットカード(V)2a」の「クレジットカード番号(1234)」等及び「電子マネーカード(X)3a」の「電子マネーID番号(9101)」とが紐付けられると共に、これらの情報と、選択した「クーポン内容(100円割引等)」も紐付けられることになる。
ST23で、「クーポン照会」が選択されたときは、ST24へ進む。ST24では、「携帯用個人会員端末10」の「携帯側ディスプレイ12」にクーポン照会を希望する「個人会員ID」の入力画面が表示される。
また、「提携先会社関連情報記憶部61」を参照し、当該「個人会員ID(01abcd等)」と紐付け可能で、未だ紐付けされていない「登録可能なクーポン内容」を取得し、「携帯側ディスプレイ12」に表示する。
図14に示すように、例えば、「ハンバーガーショップA」の「個人会員ID(01abcd)」の「登録済みクーポン内容」が「100円割引」と「20%割引」で「登録可能なクーポン内容はなしであるが、「イタリアンレストランC」の「個人会員ID(03abcd)の「登録済みクーポン内容」は「1500円割引」と「ランチ10%割引」で、「登録可能なクーポン内容」が「日曜日15%割引」である等が表示される。
したがって、利用者は、自己が登録している「クーポン内容」とこれから登録可能な「クーポン内容」を明確に把握することができる。
次いで、ST28へ進む。ST28では、選択された登録可能な「クーポン内容」を図13の「個人会員ID関連情報65a」の「紐付けクーポン内容」の欄に登録する。
以上で、個人会員である甲による「管理サーバ50」に対する情報入力等が終了する。
図15乃至図17は、本クーポン管理システム1の利用例を示す概略フローチャートである。
この工程では、既に自己の「個人会員ID」等を「管理サーバ50」に登録している個人(甲)が、実際に「ハンバーガーショップA」等を利用する工程を説明する。
先ず、個人(甲)は、図1の「ハンバーガーショップA」を訪れ、「ハンバーガー」を「800円」で購入する。その代金の支払いで、自己の「電子マネーカード(X)3a」を店員に示す。
その後、ST31へ進む。ST31では、店員が「店舗端末装置30」の「カード情報取得装置31」に「電子マネーカード(X)3a(番号9101)」のデータ及び代金800円のデータを入力する。
この「受信情報記憶部72」において、「電子マネーカード(X)3a(番号9101)」、代金800円のデータ及び「端末番号0101」は相互に関連付けて記憶される。
すなわち、本店舗が「提携先会社」の店舗であるか否かを判断する。
「20%割引」のデータを取得し、「当該適用クーポン内容情報記憶部81」に記憶する。
したがって、これにより、当該個人会員ID(01abcd)と予め個人(甲)によって紐付けられているクーポン内容(「100円割引」
「20%割引」)と特定することができる。
割引」及び「20%割引」を送信し、「店舗端末装置30」は「店舗端末側ディスプレイ12」にこれらデータを表示させる。
割引」及び「20%割引」を視認し、顧客である個人(甲)に、いずれを選択するか尋ね、その回答に従い、「店舗端末側情報入力装置33」を操作して、例えば、「20%割引」を選択する。
そこで、図16のST39へ進む。ST39では、「クーポン内容」が選択されたか否かを判断し、上述のように、「20%割引」が選択されると、ST40へ進む。
ショップA)」の「ハンバーガーショップA管理端末36」に送信する。
したがって、「受信情報記憶部82」内の「被選択クーポン内容(20%割引)」等が「優待情報の使用履歴情報」の一例となっている。
このような工程を経ることにより、提携先会社の「ハンバーガーショップA」は、自社が発行したクーポンの利用状況の情報を正確に取得することができ、その後の営業展開等の参考とすることができる。
図18乃至図19は、「付近のクーポン利用可能店舗検索工程」を示す概略フローチャートである。
本工程では、利用者である個人(甲)が有するクーポンの店舗等が現在位置の付近に存在するか否かを検索するサービスを提供するものである。
初めに、ST51で、「携帯用個人会員端末10」から「管理サーバ50」の「付近クーポン利用可能店舗サービス」へアクセスする。
この工程で、「管理サーバ50」は、問い合わせがあった「個人会員ID」と、その現在位置情報を取得することができる。
次いで、ST61へ進む。ST61では、「管理サーバ50」が、「携帯用個人会員端末10」に「検索範囲内店舗情報記憶部92」の「店舗情報」をその「位置情報」と共に送信する。
この情報を視認した個人(甲)は、自己の近くにクーポンを利用できる店舗を知ることができ、クーポンの利用を促すことができる。
当該適用クーポン内容情報生成部(プログラム)、80・・・第3記憶部、81・・・当該適用クーポン内容情報記憶部、82・・・受信情報記憶部、83・・・クーポン内容処理部(プログラム)、84・・・請求額情報記憶部、85・・・問い合わせ情報判断処理部(プログラム)、86・・・問い合わせ情報記憶部、90・・・第4記憶部、91・・・検索範囲内店舗情報生成部(プログラム)、92・・・検索範囲内店舗情報記憶部、306・・・ワインバーB管理用端末、406・・・イタリアンレストランC管理用端末、
Claims (1)
- 利用者が所持すると共に、各種情報を表示する携帯側ディスプレイを有する携帯端末と、
利用者が利用するクレジットカード及び電子マネーカードである非現金支払い手段と、
店舗に配置され、前記クレジットカード及び前記電子マネーカードの双方の情報を読み取ることができる兼用カード情報取得装置としても機能する店舗端末装置と、
管理サーバと、
クレジットカード会社サーバと、
電子マネー会社サーバと、を有する優待情報管理システムであって、
前記クレジットカードのクレジットカード番号及び前記電子マネーカードの電子マネーID番号と、少なくとも、店舗で使用可能な優待情報を関連付けて記憶し、
前記携帯端末で、優待情報照会が選択されると、前記クレジットカードのクレジットカード番号又は前記電子マネーカードの電子マネーID番号と関連付けられた状態で既に選択された「登録済みクーポン内容」と、未だ関連付けられていない「登録可能なクーポン内容」が、同時に前記携帯側ディスプレイに同時に表示され、
前記店舗で使用された前記クレジットカードのクレジットカード番号又は前記電子マネーカードの電子マネーID番号に基づいて、前記優待情報を抽出し、前記クレジットカード又は前記電子マネーカードで支払うべき支払情報に前記優待情報を適用し、優待情報適用後の情報である適用後情報を生成し、
当該前記クレジットカード又は前記電子マネーカードを管理するクレジットカード会社サーバ又は電子マネー会社サーバに前記適用後情報を送信し、
前記優待情報の使用履歴情報を、当該優待情報を提供する提供元が管理する店舗の発行元管理部に送信し、
前記管理サーバは、前記クレジットカード及び前記電子マネーカードのクレジットカード番号及び電子マネーID番号と関連付けられている前記優待情報が適用可能な前記店舗の位置情報である第1の位置情報と、
前記携帯端末の位置情報である第2の位置情報と、を有し、
前記第2の位置情報の所定の範囲内に存在する前記第1の位置情報を有する前記店舗を、その第1の位置情報と共に前記携帯端末に送信する構成となっていることを特徴とする優待情報管理システム。
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