JP6918318B2 - 検査孔付きガス栓 - Google Patents

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Description

この発明は、ガス圧の検査やガス配管内のエアパージ等に用いることができる検査孔付きガス栓に関する。
一般に、検査孔付きガス栓は、下記特許文献1に記載されているように、栓本体と、この栓本体の弁収容孔に閉位置と開位置との間を回動可能に設けられた弁体と、栓本体の外部に回動可能に配置され、弁体に回動不能に連結されたハンドルとを備えている。
栓本体には、ガス流入孔、ガス流出孔及び検査孔が形成されている。ガス流入孔、ガス流出孔及び検査孔の各一端部は、栓本体の外面に開口しており、各他端部は、弁収容孔の内面に開口している。弁体を閉位置と開位置との間の所定の検査位置に回転させると、検査孔がガス流入孔及びガス流出孔の少なくとも一方と連通する。これによって、ガス圧の検査やエアパージを行うことができるようになっている。
実開昭63−118463号公報
上記従来の検査孔付きガス栓においては、ハンドルを検査位置に位置固定するための機能を有していないため、ガス圧の検査やエアパージ等の作業中にハンドルが不測の事態によって回動し、検査位置から外れてしまうことがあった。また、ハンドルを閉位置又は開位置に位置固定するための機能を有していないため、閉状態又は開状態にあるガス栓のハンドルが不測の事態によって回動し、ガス流入孔及びガス流出孔の少なくとも一方が検査孔と連通してしまうことがあった。
そこで、ハンドルが検査位置に位置すると、ハンドルを栓本体に対して回動不能に係止する係止機構を備えた検査孔付きガス栓が開発されている(特開2015−98897号公報)。しかし、このガス栓では、係止機構を構成する係止部材を栓本体の外部に設けているため、ガス栓の大型化を免れなかった。
上記事情を考慮し、上記課題の少なくとも1つを解決するために、この発明は以下の構成を採用した。
すなわち、この発明の検査孔付きガス栓は、栓本体と、弁体と、ハンドルとを備える。栓本体の内部には、弁収容部が形成されるとともに、この弁収容部の内面にそれぞれ開口するガス流入孔、ガス流出孔及び検査孔が形成されている。弁体は、上記弁収容部に収容され、閉位置と開位置との間を回動可能である。閉位置では、上記ガス流入孔が上記ガス流出孔に対して遮断される。開位置では、上記ガス流入孔が上記ガス流出孔に対して連通する。ハンドルは、上記栓本体の外部に回動可能に配置され、上記弁体に回動不能に連結されている。上記弁体が上記ハンドルにより上記閉位置と上記開位置との間の所定の検査位置に位置させられると、上記検査孔が上記ガス流入孔及び上記ガス流出孔の少なくとも一方と連通する。
上記栓本体の内部には、係止機構が設けられている。係止機構は、上記ハンドルが上記閉位置、上記開位置及び上記検査位置のうちの何れか一位置に位置すると、上記ハンドルを上記栓本体に対し回動不能に係止し、上記ハンドルが上記一位置以外に位置しているときには、上記ハンドルの回動を許容する。上記栓本体には、上記係止機構による上記ハンドルの係止状態を解除するための操作部材が上記栓本体の外部から操作可能に設けられている。
上記構成によれば、係止機構により、ハンドルは閉位置、開位置又は検査位置で回動不能に係止され、係止された位置からハンドルが外れてしまうことを確実に防止できる。係止機構は栓本体の内部に設けられているため、係止機構を備えた検査孔付きガス栓の小型化を図ることができる。操作部材によりハンドルの係止状態を栓本体の外部から操作して解除することができる。
好ましくは、上記係止機構が、上記ハンドル及び上記弁体とともに回動する第1係止部材と、この第1係止部材と上記栓本体の間に回動不能に設けられ、許容位置と係止位置との間を移動可能かつ上記係止位置で上記第1係止部材と係止可能である第2係止部材と、この第2係止部材を上記許容位置から上記係止位置に向かって付勢する付勢手段とを有する。上記第2係止部材が上記許容位置にあるとき、上記ハンドルの回動が許容され、上記第2係止部材が上記係止位置にあり、かつ上記ハンドルが上記一位置にきたとき、上記第1係止部材と上記第2係止部材が係止することにより、上記ハンドルが上記一位置において上記栓本体に回動不能に係止される。
上記構成によれば、第1係止部、第2係止部及び付勢手段が協働することにより、ハンドルを閉位置、開位置又は検査位置で回動不能に係止することができる。
好ましくは、上記操作部材は上記第2係止部材の解除位置から係止位置に向かう方向に延びて形成され、上記操作部材の一端部は上記第2係止部材に結合され、上記操作部材の他端部は上記栓本体から露出している。
上記構成によれば、栓本体から露出した操作部材の他端部を押圧することにより、ハンドルの係止状態を解除することができる。
好ましくは、上記栓本体の外面には、先端面に上記検査孔が開口する突出部が設けられ、この突出部には、上記検査孔を閉じるキャップが着脱可能に取り付けられ、上記キャップが上記突出部に取り付けられた状態では、上記キャップによって上記操作部材を介して上記第2係止部材が上記許容位置に移動させられ、上記キャップが上記突出部から取り外された状態では、上記付勢手段によって上記第2係止部材は上記許容位置から上記係止位置まで移動させられる。
上記構成によれば、検査孔にキャップが取り付けられた状態ではハンドルを回動させることができ、キャップが取り外された状態ではハンドルを閉位置、開位置又は検査位置で係止させることができる。
好ましくは、上記キャップは、円柱状の把持部を有し、上記突出部に螺合により取り付けられ、上記把持部には、上記キャップを回動操作するための補助具が取り付けられる。
上記構成によれば、キャップの把持部を円柱状にすることにより、キャップの螺合操作をしにくくして不測の事態によってキャップが操作されることを防止できるとともに、正当な理由でキャップを着脱する場合には、補助具の使用により容易に行うことができるようにしている。
この発明によれば、不測の事態によってハンドルが回動して閉位置、開位置又は検査位置から外れてしまうことを確実に防止することができる。
この発明の第1実施形態に係る検査孔付きガス栓を、弁体を閉位置に位置させた状態で示す平面図である。 同検査孔付きガス栓の斜視図である。 同検査孔付きガス栓の分解斜視図である。 図1のIV−IV線に沿う拡大断面図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。 図4のVI−VI線に沿う一部省略拡大断面図である。 同検査孔付きガス栓を、弁体を開位置に位置させた状態で示す図5と同様の断面図である。 同検査孔付きガス栓を、弁体を開位置に位置させた状態で示す図6と同様の一部省略拡大断面図である。 同検査孔付きガス栓を、弁体を検査位置に位置させるとともに検査孔にプラグを取り付けた状態で示す一部省略平面図である。 同検査孔付きガス栓を、弁体を検査位置に位置させてガス圧検査等を行っている状態で示す図9のX−X線に沿う縦断面図である。 図10のXI−XI線に沿う断面図である。 図10のXII−XII線に沿う一部省略拡大断面図である。 図4のXIII−XIII線に沿う一部省略拡大断面図である。 連結部材を裏側から見た斜視図である。 ハンドルを裏側から見た斜視図である。 同検査孔付きガス栓の斜視図であって、検査孔に取り付けられたキャップの変形例を示すとともに、補助具及びプラグ部を分離した状態で示す。 同補助具を裏側から見た斜視図である。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1〜図17は、この発明に係る検査孔付きガス栓の実施形態を示す。図3,図4に示すように、この実施形態の検査孔付きガス栓1は、栓本体2、弁体3、ハンドル4、連結部材5(第1係止部材)及び係止部材6(第2係止部材)を主な構成要素としている。
図1〜3、図5に示すように、栓本体2は直線状に延びており、図3、図4に示すように、その長手方向の中間部には、弁収容孔(弁収容部)2aが形成されている。この弁収容孔2aは、その軸線を栓本体2の長手方向と直交する方向に向けて配置されている。弁収容孔2aの一端部は、栓本体2の外面(図4において上側の外面)に開口しており、他端部は底部2bによって閉塞されている。弁収容孔2aは、開口側のストレート孔部2cと、底部2b側のテーパ孔部2dとから構成されている。ストレート孔部2cとテーパ孔部2dとの間には、段差部2eが形成されている。ストレート孔部2cは、図6に示すように横断面視において、長円形状をなしており、栓本体2の長手方向と直交する方向にわずかに長く形成され、二つの半円弧形の部分とこれらを繋ぐ平面部2fとを有している。横断面視におけるストレート孔部2cの長径及び短径は開口側から底部側に向かって一定に形成されている。テーパ孔部2dの内径は開口側から底部側に向かって小さく形成されている。
図5に示すように、栓本体2の内部には、栓本体2の長手方向に沿って延びるガス流入孔2g及びガス流出孔2hが形成されている。ガス流入孔2gは、弁収容孔2aに対して栓本体2の一端側(図5において右側)に配置されている。ガス流出孔2hは、弁収容孔2aに対して栓本体の他端側に配置されている。ガス流入孔2gとガス流出孔2hとは、互いの軸線を一致させるとともに、弁収容孔2aの軸線と直交させて配置されている。
ガス流入孔2gの一端部は、栓本体2の一端(図5において右端面)に開口させられている。この開口部には、接続装置7を介して一次側のフレキシブルガス管(図示せず)が接続される。このフレキシブルガス管からガス流入孔2gにガスが供給される。ガス流入孔2gの他端部は、テーパ孔部2dの内周面に開口させられている。
ガス流出孔2hの一端部は、栓本体2の他端面(図5において左端面)に開口させられている。ガス流出孔2hが開口する栓本体2の他端部外周面には、筒状をなす継手部材8が気密状態で回転可能に設けられている。この継手部材8には、ガス機器(図示せず)が直接に、あるいはガス管を介して間接に接続される。ガス流出孔2hの他端部は、テーパ孔部2dの内周面に開口させられている。テーパ孔部2dの内周面におけるガス流出孔2h及びガス流入孔2gの各開口部は、周方向へ互いに180度離間させられている。
図3〜図5に示すように、栓本体2には、断面円形の突出部2iが形成され、その軸線は、栓本体2の長手方向と直交するとともに弁収容孔2aの軸線と直交している。突出部2iの内部には、検査孔2jが形成されている。この検査孔2jは、その軸線が突出部2iの軸線と一致しており、ガス流入孔2g、ガス流出孔2h及びテーパ孔部2dの軸線と直交している。検査孔2jの外側の端部(図4において左端面)は、突出部2iの先端面に開口させられている。検査孔2jの内側の端部は、テーパ孔部2dの内周面に開口させられている。テーパ孔部2dの内周面における検査孔2jの開口部はテーパ孔部2dの内周面におけるガス流入孔2g及びガス流出孔2hの各開口部に対して周方向に90度離間させられている。検査孔2jは、上記配置に限られず、周知の他の配置を採用してもよい。
検査孔2jの内部には、球弁9が検査孔2jの長手方向へ移動可能に設けられている。この球弁9より外側の検査孔2jの内周面には、弁座部材10としてOリングが設けられている。弁座部材10には、コイルばね11によって外側に付勢された球弁9が着座している。これにより、検査孔2jが閉じられている。球弁9がコイルばね11の付勢力に抗して弁座部材10から内側へ離間させられると、検査孔2jが開かれる。
突出部2iには、キャップ12が螺合されている。キャップ12は、一端が開口し、他端が閉塞された中空の形状をしており、一端部に鍔部12aを有するとともに中間部及び他端部に把持部12bを有している。キャップ12の把持部12bの外周は横断面視略正六角形状をなしている。キャップ12は、鍔部12aが栓本体2の外面に突き当たるまで締め付けられることにより、突出部2iに固定されている。このとき、キャップ12の内周面と突出部2iの外周面との間は、シール部材としてのOリング13によってシールされている。固定状態のキャップ12は、突出部2iを覆い、ひいては検査孔2jの外側の開口部を覆っている。これにより、不測の事態によって球弁9が弁座部材10から離間して検査孔2jが開かれることが未然に防止されている。
突出部2iには、ガス管(図示せず)が接続可能である。ガス管を接続するためには、図9〜図11に示すように、キャップ12が取り外された突出部2iにプラグPが螺合により固定される。プラグPは、日本工業規格JIS S 2135に規定された迅速継手タイプのプラグの外形状及び寸法を有しており、プラグPにソケットSが着脱可能に装着される。ソケットSには、ガス管の一端部が接続されており、ガス管の他端部には圧力計等の計測機器が接続されている。なお、プラグP及びソケットSの接続のための構造は、周知のものと同様であるので、その詳細な説明は省略する。
図4に示すように、弁収容孔2aのテーパ孔部2dには、弁体3が回動可能に収容されている。弁体3は、テーパ孔部2dの形状に対応して、弁収容孔2aの開口側から底部側に向かって小径となるテーパ状に形成されている。弁体3には、その外周面を貫通する貫通孔3aが形成されている。この貫通孔3aは、弁収容孔2aの軸線方向にはガス流入孔2g及びガス流出孔2hと同一位置に配置されている。
弁体3は、図3〜図5に示す閉位置と、図7に示す開位置との間を回動可能である。弁体3の閉位置では、図5に示すように、貫通孔3aの一端部3bが、ガス流入孔2gのテーパ孔部2dにおける開口部から周方向へ離間している。そのため、ガス流入孔2gがガス流出孔2h及び検査孔2jに対して弁体3によって遮断され、ガス栓1が閉状態となる。図7に示す弁体3の開位置では、貫通孔3aの一端部3b及び他端部3cが、それぞれガス流入孔2g及びガス流出孔2hの各開口部とそれぞれ対向している。ガス流入孔2gは貫通孔3aを介してガス流出孔2hと連通して、ガス栓1が開状態となる。
図5、図7及び図11に示すように、テーパ孔部2dの内周面には、周方向に延びる連通溝2kが形成されている。連通溝2kは、ガス流出孔2hにおける検査孔2j側とは逆側の側部からガス流入孔2g側に向かって(図5において時計方向に向かって)延びている。
図11に示すように、弁体3を閉位置と開位置との間の中央の検査位置に位置させると、検査孔2jの内側の端部が、貫通孔3aの一端部3bと連通する。このとき、ガス流入孔2gとガス流出孔2hとが、貫通孔3aを介して連通し、ガス栓1が半開状態になっている。この状態では、ガス流入孔2gより上流側にある図示しないガス栓、例えばガスメータのガス栓を閉め、検査孔2jに圧力計を接続することにより、上記ガスメータのガス栓より下流側のガス配管全体の気密検査をすることができる。また、この状態では、ガス器具を使用することが可能であり、ガス器具の使用状態(燃焼状態)でガスの圧力を測定することができる。なお、検査位置は、閉位置と開位置との間の中央の位置から閉位置側又は開位置側へ若干離れた位置に設定してもよい。
図5に示すように、弁体3を閉位置に位置させると、貫通孔3aの一端部3bは検査孔2jと連通し、貫通孔3aの他端部3cは連通溝2kを介してガス流出孔2hと連通している。したがって、弁体3を閉位置にすると、検査孔2jを、ガス流入孔2gに対しては遮断させつつ、ガス流出孔2hに対しては連通させることができる。これにより、ガス栓1より下流側のガスの配管内にガスの漏洩箇所があるか否かを検査することができる。
上記とは逆に、弁体3を閉位置に位置させたとき、検査孔2jをガス流入孔2gに連通させる一方、ガス流出孔2hに対して遮断するように構成してもよい。そのようにすれば、ガス栓1より上流側の配管内にガスの漏洩箇所があるか否かを検査することができる。
図3、図4及び図6に示すように、ストレート孔部2cが開口する栓本体2の外面には、環状の包囲壁部2mが形成されている。この包囲壁部2mは、その軸線を弁収容孔2aの軸線と一致させて配置されている。
この包囲壁部2mの外側には、上記ハンドル4が弁体3の回動軸線を中心として回動可能に配置されている。このハンドル4は、弁体3の回動軸線と直交する円板状の主部41を有し、この主部41の栓本体2側の面(図4において下端面;以下、説明の便宜上、ガス栓1の各構成を図4の上下左右を用いて説明する)には、その外周部から下方に延びる断面円形の筒部42が設けられている。筒部42は、包囲壁部2mの外径とほぼ同一か若干大きい内径を有しており、包囲壁部2mに回動可能に外挿されている。
図4、図13、図15に示すように、操作ハンドル4の主部41の下面中央部には、下方へ突出する断面円形状の連結部43が設けられている。この連結部43には、挿通孔44及び2つの切欠き45A,45Bが形成され、横断面視において(図13)扇形をなす2つの部分と、図15に示すこれらを連結する部分とを有している。この連結部43の下面には係合突起46が設けられている。この係合突起46は、後述するようにハンドル4と弁体3との連結に用いられる。
挿通孔44は連結部43をその直径方向に貫通しており、挿通孔44には、栓本体2の包囲壁部2mに設けられた係止軸14が貫通状態で挿通されている。図3に示すように、係止軸14は基端部にねじ部14aを有している。包囲壁部2mには、ねじ孔2n及び嵌合孔2pが形成され、弁体3の回動軸線と直交する線上に配置されている。係止軸14のねじ部14aが包囲壁部2mのねじ孔2nに螺合され、係止軸14の先端部が嵌合孔2pに挿入されることにより、係止軸14は包囲壁部2mに固定される。これにより、ハンドル4が栓本体2から図4の上方へ抜け止めされている。
図13に示すように、ハンドル4を時計方向へ回動させると、係止軸14の基端部が挿通孔44の一端部の一側面44aに突き当たるとともに、係合軸14の先端部が挿通孔44の他端部の他側面44bに突き当たる。したがって、ハンドル4は、それ以上回動することができなくなる。ハンドル4をこの位置から反時計方向に約90度回動させると、係止軸14の基端部および先端部が、切欠き45Aの側面45aと切欠き45Bの側面45bとにそれぞれ突き当たり、それ以上ハンドル4は回動することができなくなる。
ハンドル4は、連結部材5を介して弁体3に回動不能に連結されている。
、図4に示すように、連結部材5は、栓本体2のストレート孔部2c内に配置され、図3に示すように、円板状の上底部5aと、その外周部から下方に延びる円筒部5bとを有している。図14に示すように、上底部5aの中央部には、下方に突出し、かつ径方向に長い係合突起5cが設けられている。係合突起5cの内部には、図3に示すように、上底部5aの上面に開口する係合凹部5dが形成されている。この係合凹部5dに上記ハンドル4の係合突起46が係合され、ハンドル4と連結部材5は回動不能に連結されている。
図3、図10に示すように、弁体3の上面には、その回動軸線を中心とする円柱状突出部31が形成されている。この円柱状突出部31には、その直径方向に延びる係合凹部31aが形成されている。この係合凹部31aには、上記連結部材5の係合突起5cが係合する。これにより、連結部材5と弁体3は回動不能に連結されている。したがって、ハンドル4を回動させると、それに追随して連結部材5及び弁体3が回動する。
よって、弁体3が閉位置、開位置及び検査位置に位置しているときのハンドル4の各位置も閉位置、開位置及び検査位置とそれぞれ称するものとする。ハンドル4の回動範囲が係止軸14によってほぼ90度に規制されているため、ハンドル4及び弁体3は、開位置から閉位置側へ向かう方向へは閉位置を越えて回動することができず、閉位置から開位置側へ向かう方向へは開位置を越えて回動することができない。
連結部材5と弁体3との間に介在するコイルばね15によって、連結部材5は上方に付勢され、ひいては、ハンドル4が上方に付勢されており、それによって係止軸14が挿通孔44の下側の内周面に押圧接触されており、その状態ではハンドルの主部41が包囲壁部2mの上端にほぼ接触している。したがってハンドル4は上下方向にほとんど動くことなく、栓本体2に回動可能に連結されている。
栓本体2の内部には、係止機構が設けられている。係止機構は、キャップ12が突出部2iから取り外された状態において、ハンドル4を検査位置に回動させたときに、ハンドル4を栓本体2に回動不能に係止するためのものであり、次のように構成されている。
図4、図10に示すように、ストレート孔部2c内では、円筒形状をなす係止部材6(第2係止部材)が段差部2eに載置され、連結部材5(第1係止部材)を包囲している。図6、図8、図12に示すように、係止部材6の外径は、ストレート孔部2cの短径とほぼ同じかわずかに小さく形成され、ストレート孔部2cの平面部2fに接するか僅かに離間している。係止部材6の内径は、連結部材5の外径より大きく形成されている。したがって、係止部材6は、ストレート孔部2cの平面部2fと平行に移動可能であり、ひいては突出部2iの軸線方向に移動可能である。
図3に示すように、係止部材6の一側部には、そこを貫通するねじ穴6aが形成されている。このねじ穴6aは、栓本体2の突出部2i側に配置されている。このねじ穴6aと対向する包囲壁部2mには、透孔2qが形成されている。ねじ穴6aと透孔2qの軸線は、突出部2iの軸線と平行に配置されている。透孔2qを通ったビス61(操作部材)の先端部が係止部材6のねじ穴6aに螺合され、ビス61の頭部61aが包囲壁部2mの外部に露出している。これにより、係止部材6は、ストレート孔部2c内で回動不能であるとともに、ビス61の頭部61aを進退させることにより、ストレート孔部2c内を移動可能になっている。すなわち、ビス61の頭部61aにより栓本体2の外部から係止部材6の移動操作を行うことができるようになっている。ビス61を栓本体2内に押し込んだとき、頭部61aと包囲壁部2mとの間は、シール部材としてのOリング16によってシールされている。ビス61の頭部61aは、突出部2iに螺合固定されるキャップ12の鍔部12aと対向させられている。
包囲壁部2mと係止部材6との間には、コイルばね(付勢手段)62が設けられている。コイルばね62は、係止部材6の他側部の外側に配置されている。コイルばね62は、係止部材6を突出部2iの軸線方向に基端側から先端側へ向かう方向(図6、図8、図12において下方向)に付勢している。図6及び図8に示すように、係止部材6に螺合されたビス6の頭部61aが、突出部2iに螺合固定されたキャップ12の鍔部12aに押し付けられている。このときの係止部材6の位置が解除位置である。
ビス61がキャップ12に押し付けられた状態においては、係止部材6の外周面のうちのビス61が設けられた一側部が包囲壁部2mの内周面から離間し、係止部材6の外周面のうちのビス61と逆側に位置する他側部が、包囲壁部2mの内周面に近接させられている。したがって、図12に示すように、キャップ12を突出部2iから取り外すと、係止部材6がコイルばね62により突出部2iの基端側から先端側へ向かう方向に移動させられる。
図3に示すように、係止部材6の他側部側の内周面には、係止部材6の下端面から上端面まで延びる係止凹部6bが形成されている。また、連結部材5の円筒部5bの外周面には、連結部材5の下端面から上端面まで延びる係止凸部5eが設けられている。連結部材5の係止凸部5eは、図12に示すようにハンドル4が検査位置に回転させられると、係止部材6の係止凹部6bと対向するように配置させられている。しかも、係止部材6がコイルばね62によって包囲壁部2mの透孔2q側(図12の下方)へ移動させられると、係止凸部5eが係合凹部6b内に入り込むことができるように、係止凸部5e及び係合凹部6bの寸法が定められている。係止凸部5eの幅(ハンドル4の周方向の幅)は、係合凹部6bの幅とほぼ同一に設定されている。
したがって、キャップ12を突出部2iから取り外した状態においては、係止部材6がコイルばね62によって包囲壁部2mの透孔2q側へ移動させられており、ハンドル4を検査位置に回転させると、係止凸部5eが係止凹部6bに入り込む。これにより、ハンドル4が栓本体2に対して回動不能に係止され、検査位置に位置固定される。なお、包囲壁部2mの透孔2q側へ移動させられた係止部材6は、係止凹部6bの底面が係止凸部5eに突きあたることによって停止している。このときの係止部材6の位置が係止位置である。
上記構成のガス栓1を用いてガス圧の検査を行う場合には、予めハンドル4を閉位置に位置させておく(図1、図2、図4〜図6)。そして、まず突出部2iからキャップ12を取り外す。その後、突出部2iにプラグPを螺合固定させる(図9参照)。なお、球弁9がコイルばね11によって弁座部材10に着座させられているので、検査孔2jは閉じられている。したがって、キャップ12を取り外してもガスが検査孔2jから漏出することはない。
その後、プラグPにソケットSを接続する(図10、図11参照)。すると、ソケットSの押しロッドSaが球弁9を押して弁座部材10から離間させる。これにより、検査孔2jが開かれる。なお、ソケットSには、圧力計をガス管(いずれも図示せず)を介して予め接続しておく。なお、ソケットSのプラグPへの接続は、次に述べるハンドル4の閉位置から検査位置への回転の後に行ってもよい。
次に、ハンドル4を閉位置から検査位置(図9のハンドル4の位置)に向かって回転させる。ハンドル4が検査位置に達すると、図12に示すように、連結部材5の係止凸部5eが、コイルばね62によって包囲壁部2mの透孔2q側に付勢された係止部材6の係止凹部6bと対向し、係止凸部5eに係止凹部6bが嵌る。この結果、ハンドル4が栓本体2に対し検査位置に回動不能に係止される。ハンドル4が検査位置に位置すると、図11に示すように、ガス栓1が半開状態になるとともに、検査孔2jがガス流入孔2g及びガス流出孔2hに連通する。したがって、ガス栓1内を流れるガスの一部が検査孔2jに流入し、ソケットS及びガス管を介して圧力計に導入される。そして、圧力計によってガス栓1内を流通するガスの圧力が測定される。
なお、ガス栓1及び配管の施工後、最初にハンドル4を検査位置に回転するときには、ソケットSに圧力計を接続しないで外部に開放しておくことにより、ガス栓1より上流側のガス管内の空気をソケットSから外部に排出することができる。つまり、エアパージを行うことができる。
ガス圧の測定後、次のようにしてガス栓1が図1、図2、図4〜図6に示す元の状態に戻される。まず、ソケットSがプラグPから取り外される。すると、球弁9が弁座部材10に着座し、検査孔2jが閉じられる。次に、プラグPが突出部2iから取り外される。その後、キャップ12が突出部2iに螺合される。キャップ12の突出部2iへの螺合後で固定前に キャップ12の鍔部12aは、ビス61の頭部61aに突き当たる。したがって、キャップ12を突出部2iにさらに螺合させると、鍔部12aがビス61を突出部2iの軸線方向における先端側から基端側に向かう方向に移動させ、ひいてはキャップ12が係止部材6をコイルばね62の付勢力に抗して図12の上方へ移動させる。その結果、係止部材6の係止凹部6bが連結部材5の係止凸部5eから抜け出す。係止凹部6bが係止凸部5eから抜け出た後、キャップ12の鍔部12aが栓本体2の外面に突き当たり、キャップ12は突出部2iに固定される。係止凹部6bが係止凸部5eから抜け出ると、ハンドル4が検査位置から閉位置側及び開位置側へ回動可能になる。ハンドル4が検査位置から閉位置まで回動させられることにより、ガス栓1が図1、図2、図4〜図6に示す元の状態に戻される。なお、キャップ12を固定した後は、ハンドル4を開閉操作することにより、ガス栓1を通常のガス栓と同様に使用することができる。勿論、ハンドル4が検査位置において係止されることもない。
上記構成のガス栓1においては、キャップ12を突出部2iから取り外さない限り、連結部材5の係止凸部5eと係止部材6の係止凹部6bが係止することがないから、ガス圧測定やエアパージ等の検査孔2jを使用する作業以外の通常の開閉作業時には、ハンドル4が検査位置において係止されることがない。したがって、ハンドル4を何らの支障もなく開閉操作することができる。
その一方、ガス圧検査等のためにキャップ12を突出部2iから取り外した状態では、ハンドル4を検査位置に回転させると、連結部材5の係止凸部5eが係止部材6の係止凹部6bに自動的に係止され、ハンドル4が栓本体2に係止されて検査位置に位置固定される。したがって、作業者は、ハンドル4が検査位置に位置したことを認識することができる。しかも、ハンドル4の検査位置からの回動を係止凸部5eが阻止するから、ガス圧の測定等の作業中にハンドル4が不測の事態によって検査位置から回動させられることを確実に防止することができる。
上記構成のガス栓1においては、ハンドル4を栓本体2に係止するための係止機構が連結部材5、係止部材6及びコイルばね62を含み、これらが栓本体2の内部に設けられている。そのため、従来の係止機構を栓本体の外部に備えた検査孔付きガス栓が大型化するという問題を解決でき、係止機構を備えた検査孔付きガス栓の小型化を図ることができる。
また、ガス圧検査等の作業後にキャップ12を突出部2iに螺合固定すると、ビス61の頭部61aがキャップ12に押されて係止凹部6bが係止凸部5eから抜け出し、ハンドル4の係止状態が自動的に解除される。したがって、ハンドル4の係止状態を解除するための特別な操作をする必要がなく、その分だけ作業の手間を軽減することができる。しかも、キャップ12を突出部2iに螺合固定しない限りハンドル4を検査位置から回転させることができないので、キャップ12の閉め忘れを防止することができる。
次に、この発明の変形例について図16、図17を参照して説明する。なお、以下の変形例については、上記実施形態と異なる構成だけを説明することとし、同様な構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
上記実施形態では、キャップ12の把持部12bの外周を横断面視略正六角形状に形成したが、この変形例では、把持部12bを円柱状に形成している。キャップ12を突出部2iに対して螺合操作するためには、把持部12bに補助具17を取り付けることにより行うようにしている。
補助具17は、円柱の側面から4つの円弧面17aが切り欠かれた形状を有している。図17に示すように、補助具17の一方の底面17bには、キャップ12の把持部12bを収容する収容凹部17cが形成されている。図16に示すように、キャップ12の把持部12bにおける側面と先端面との交差部には、嵌合凹部12cが周方向に等間隔に3つ形成されている。図17に示すように、補助具17の収容凹部17cの内周面と底面との交差部には、上記キャップ12の嵌合凹部12cに対応する嵌合凸部17dが周方向に等間隔に3つ形成されている。
補助具17の収容凹部17cにキャップ12の把持部12bを収容して補助具17をキャップ12に取り付けたとき、嵌合凹部12cに嵌合凸部17dが嵌るようになっている。したがって、補助具17の回動させることにより、キャップ12が回動し、キャップ12を螺合操作できるようになっている。
この変形例では、キャップ12の把持部12bが円柱状に形成されているので、把持部12bの把持によるキャップ12の螺合操作がしにくくなっている。そのため、いたずら等の不測の事態によりキャップ12が操作されることを防止できる。
補助具17の他方の底面17eには、先端部にねじ山が形成された突出部17fが設けられている。この突出部17fにはプラグ部Pを螺合固定することができる。これにより、補助具17とプラグ部Pをまとめて管理することができ、ガス圧の検査やエアパージの作業性の向上を図ることができるとともに、補助具17及びプラグ部Pの何れかの紛失防止を図ることができる。
なお、この発明は、上記実施形態及び変形例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において各種のその他の変形例を採用することができる。
上記実施形態では、この発明をガス流入孔2gとガス流出孔2hとが一直線上に配置されたいわゆるI型ガス栓1に適用しているが、この発明は、ガス流入孔とガス流出孔とが直交する二つの線上にそれぞれ配置されたいわゆるL型ガス栓にも適用可能である。その場合には、ガス流入孔とガス流出孔とのいずれか一方が弁収容孔の内周面に開口され、他方が弁収容孔の底面に開口される。検査孔は、弁収容孔の内周面に開口される。
上記実施形態では、ハンドルが検査位置のとき、連結部材5の係止凸部5eが、係止部材6の係止凹部6bと対向するように配置させられているが、ハンドル4が開位置のとき、又はハンドルが閉位置のとき、係止凸部と係止凹部が対向するようにしてもよい。これにより、キャップが突出部から取り外されたとき、ハンドルを開位置又は閉位置で回動不能に係止させて、検査孔側にガスが流れないようにすることもできる。
上記実施形態では、係止部材6の内周面に係止凹部を形成し、連結部材5の外周面に係止凸部を設けたが、係止部材6の内周面に係止凸部を設け、これに係止される係止凹部を連結部材5の外周面に設けてもよい。
連結部材をハンドル又は弁体と一体に形成してもよい。
キャップの鍔部にビスを押圧させる代わりに、鍔部を設けず、キャップの把持部の基端部にビスを押圧させるようにしてもよい。
この発明は、ガス圧の検査やガス配管内のエアパージ等に用いることができる検査孔付きガス栓に適用することができる。
1 ガス栓
2 栓本体
2a 弁収容孔(弁収容部)
2g ガス流入孔
2h ガス流出孔
2i 突出部
2j 検査孔
3 弁体
4 ハンドル
5 連結部材(係止機構、第1係止部材)
6 係止部材(係止機構、第2係止部材)
61 ビス(操作部材)
61a ビスの頭部(操作部材の他端部)
62 コイルばね(係止機構、付勢手段)
12 キャップ
12b 把持部

Claims (5)

  1. 内部に、弁収容部が形成されるとともにこの弁収容部の内面にそれぞれ開口するガス流入孔、ガス流出孔及び検査孔が形成された栓本体と、
    上記弁収容部に収容され、上記ガス流入孔が上記ガス流出孔に対して遮断される閉位置と上記ガス流入孔が上記ガス流出孔に対して連通する開位置との間を回動可能である弁体と、
    上記栓本体の外部に回動可能に配置され、上記弁体に回動不能に連結されたハンドルとを備え、
    上記弁体が上記ハンドルにより上記閉位置と上記開位置との間の所定の検査位置に位置させられると、上記検査孔が上記ガス流入孔及び上記ガス流出孔の少なくとも一方と連通する検査孔付きガス栓において、
    上記栓本体の内部には、上記ハンドルが上記閉位置、上記開位置及び上記検査位置のうちの何れか一位置に位置すると、上記ハンドルを上記栓本体に対し回動不能に係止し、上記ハンドルが上記一位置以外に位置しているときには、上記ハンドルの回動を許容する係止機構が設けられ、
    上記栓本体には、上記係止機構による上記ハンドルの係止状態を解除するための操作部材が上記栓本体の外部から操作可能に設けられていることを特徴とする検査孔付きガス栓。
  2. 上記係止機構が、上記ハンドル及び上記弁体とともに回動する第1係止部材と、
    この第1係止部材と上記栓本体の間に回動不能に設けられ、許容位置と係止位置との間を移動可能かつ上記係止位置で上記第1係止部材と係止可能である第2係止部材と、
    この第2係止部材を上記許容位置から上記係止位置に向かって付勢する付勢手段とを有し、
    上記第2係止部材が上記許容位置にあるとき、上記ハンドルの回動が許容され、
    上記第2係止部材が上記係止位置にあり、かつ上記ハンドルが上記一位置にきたとき、上記第1係止部材と上記第2係止部材が係止することにより、上記ハンドルが上記一位置において上記栓本体に回動不能に係止されることを特徴とする請求項1に記載の検査孔付きガス栓。
  3. 上記操作部材は上記第2係止部材の解除位置から係止位置に向かう方向に延びて形成され、上記操作部材の一端部は上記第2係止部材に結合され、上記操作部材の他端部は上記栓本体から露出していることを特徴とする請求項2に記載の検査孔付きガス栓。
  4. 上記栓本体の外面には、先端面に上記検査孔が開口する突出部が設けられ、この突出部には、上記検査孔を閉じるキャップが着脱可能に取り付けられ、
    上記キャップが上記突出部に取り付けられた状態では、上記キャップによって上記操作部材を介して上記第2係止部材が上記許容位置に移動させられ、
    上記キャップが上記突出部から取り外された状態では、上記付勢手段によって上記第2係止部材は上記許容位置から上記係止位置まで移動させられることを特徴とする請求項2又は3に記載の検査孔付きガス栓。
  5. 上記キャップは、円柱状の把持部を有し、上記突出部に螺合により取り付けられ、
    上記把持部には、上記キャップを回動操作するための補助具が取り付けられることを特徴とする請求項4に記載の検査孔付きガス栓。
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