JP6918318B2 - 検査孔付きガス栓 - Google Patents
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Description
すなわち、この発明の検査孔付きガス栓は、栓本体と、弁体と、ハンドルとを備える。栓本体の内部には、弁収容部が形成されるとともに、この弁収容部の内面にそれぞれ開口するガス流入孔、ガス流出孔及び検査孔が形成されている。弁体は、上記弁収容部に収容され、閉位置と開位置との間を回動可能である。閉位置では、上記ガス流入孔が上記ガス流出孔に対して遮断される。開位置では、上記ガス流入孔が上記ガス流出孔に対して連通する。ハンドルは、上記栓本体の外部に回動可能に配置され、上記弁体に回動不能に連結されている。上記弁体が上記ハンドルにより上記閉位置と上記開位置との間の所定の検査位置に位置させられると、上記検査孔が上記ガス流入孔及び上記ガス流出孔の少なくとも一方と連通する。
上記栓本体の内部には、係止機構が設けられている。係止機構は、上記ハンドルが上記閉位置、上記開位置及び上記検査位置のうちの何れか一位置に位置すると、上記ハンドルを上記栓本体に対し回動不能に係止し、上記ハンドルが上記一位置以外に位置しているときには、上記ハンドルの回動を許容する。上記栓本体には、上記係止機構による上記ハンドルの係止状態を解除するための操作部材が上記栓本体の外部から操作可能に設けられている。
上記構成によれば、第1係止部、第2係止部及び付勢手段が協働することにより、ハンドルを閉位置、開位置又は検査位置で回動不能に係止することができる。
上記構成によれば、栓本体から露出した操作部材の他端部を押圧することにより、ハンドルの係止状態を解除することができる。
上記構成によれば、検査孔にキャップが取り付けられた状態ではハンドルを回動させることができ、キャップが取り外された状態ではハンドルを閉位置、開位置又は検査位置で係止させることができる。
上記構成によれば、キャップの把持部を円柱状にすることにより、キャップの螺合操作をしにくくして不測の事態によってキャップが操作されることを防止できるとともに、正当な理由でキャップを着脱する場合には、補助具の使用により容易に行うことができるようにしている。
図1〜図17は、この発明に係る検査孔付きガス栓の実施形態を示す。図3,図4に示すように、この実施形態の検査孔付きガス栓1は、栓本体2、弁体3、ハンドル4、連結部材5(第1係止部材)及び係止部材6(第2係止部材)を主な構成要素としている。
、図4に示すように、連結部材5は、栓本体2のストレート孔部2c内に配置され、図3に示すように、円板状の上底部5aと、その外周部から下方に延びる円筒部5bとを有している。図14に示すように、上底部5aの中央部には、下方に突出し、かつ径方向に長い係合突起5cが設けられている。係合突起5cの内部には、図3に示すように、上底部5aの上面に開口する係合凹部5dが形成されている。この係合凹部5dに上記ハンドル4の係合突起46が係合され、ハンドル4と連結部材5は回動不能に連結されている。
なお、ガス栓1及び配管の施工後、最初にハンドル4を検査位置に回転するときには、ソケットSに圧力計を接続しないで外部に開放しておくことにより、ガス栓1より上流側のガス管内の空気をソケットSから外部に排出することができる。つまり、エアパージを行うことができる。
上記実施形態では、キャップ12の把持部12bの外周を横断面視略正六角形状に形成したが、この変形例では、把持部12bを円柱状に形成している。キャップ12を突出部2iに対して螺合操作するためには、把持部12bに補助具17を取り付けることにより行うようにしている。
この変形例では、キャップ12の把持部12bが円柱状に形成されているので、把持部12bの把持によるキャップ12の螺合操作がしにくくなっている。そのため、いたずら等の不測の事態によりキャップ12が操作されることを防止できる。
上記実施形態では、この発明をガス流入孔2gとガス流出孔2hとが一直線上に配置されたいわゆるI型ガス栓1に適用しているが、この発明は、ガス流入孔とガス流出孔とが直交する二つの線上にそれぞれ配置されたいわゆるL型ガス栓にも適用可能である。その場合には、ガス流入孔とガス流出孔とのいずれか一方が弁収容孔の内周面に開口され、他方が弁収容孔の底面に開口される。検査孔は、弁収容孔の内周面に開口される。
上記実施形態では、ハンドルが検査位置のとき、連結部材5の係止凸部5eが、係止部材6の係止凹部6bと対向するように配置させられているが、ハンドル4が開位置のとき、又はハンドルが閉位置のとき、係止凸部と係止凹部が対向するようにしてもよい。これにより、キャップが突出部から取り外されたとき、ハンドルを開位置又は閉位置で回動不能に係止させて、検査孔側にガスが流れないようにすることもできる。
上記実施形態では、係止部材6の内周面に係止凹部を形成し、連結部材5の外周面に係止凸部を設けたが、係止部材6の内周面に係止凸部を設け、これに係止される係止凹部を連結部材5の外周面に設けてもよい。
連結部材をハンドル又は弁体と一体に形成してもよい。
キャップの鍔部にビスを押圧させる代わりに、鍔部を設けず、キャップの把持部の基端部にビスを押圧させるようにしてもよい。
2 栓本体
2a 弁収容孔(弁収容部)
2g ガス流入孔
2h ガス流出孔
2i 突出部
2j 検査孔
3 弁体
4 ハンドル
5 連結部材(係止機構、第1係止部材)
6 係止部材(係止機構、第2係止部材)
61 ビス(操作部材)
61a ビスの頭部(操作部材の他端部)
62 コイルばね(係止機構、付勢手段)
12 キャップ
12b 把持部
Claims (5)
- 内部に、弁収容部が形成されるとともにこの弁収容部の内面にそれぞれ開口するガス流入孔、ガス流出孔及び検査孔が形成された栓本体と、
上記弁収容部に収容され、上記ガス流入孔が上記ガス流出孔に対して遮断される閉位置と上記ガス流入孔が上記ガス流出孔に対して連通する開位置との間を回動可能である弁体と、
上記栓本体の外部に回動可能に配置され、上記弁体に回動不能に連結されたハンドルとを備え、
上記弁体が上記ハンドルにより上記閉位置と上記開位置との間の所定の検査位置に位置させられると、上記検査孔が上記ガス流入孔及び上記ガス流出孔の少なくとも一方と連通する検査孔付きガス栓において、
上記栓本体の内部には、上記ハンドルが上記閉位置、上記開位置及び上記検査位置のうちの何れか一位置に位置すると、上記ハンドルを上記栓本体に対し回動不能に係止し、上記ハンドルが上記一位置以外に位置しているときには、上記ハンドルの回動を許容する係止機構が設けられ、
上記栓本体には、上記係止機構による上記ハンドルの係止状態を解除するための操作部材が上記栓本体の外部から操作可能に設けられていることを特徴とする検査孔付きガス栓。 - 上記係止機構が、上記ハンドル及び上記弁体とともに回動する第1係止部材と、
この第1係止部材と上記栓本体の間に回動不能に設けられ、許容位置と係止位置との間を移動可能かつ上記係止位置で上記第1係止部材と係止可能である第2係止部材と、
この第2係止部材を上記許容位置から上記係止位置に向かって付勢する付勢手段とを有し、
上記第2係止部材が上記許容位置にあるとき、上記ハンドルの回動が許容され、
上記第2係止部材が上記係止位置にあり、かつ上記ハンドルが上記一位置にきたとき、上記第1係止部材と上記第2係止部材が係止することにより、上記ハンドルが上記一位置において上記栓本体に回動不能に係止されることを特徴とする請求項1に記載の検査孔付きガス栓。 - 上記操作部材は上記第2係止部材の解除位置から係止位置に向かう方向に延びて形成され、上記操作部材の一端部は上記第2係止部材に結合され、上記操作部材の他端部は上記栓本体から露出していることを特徴とする請求項2に記載の検査孔付きガス栓。
- 上記栓本体の外面には、先端面に上記検査孔が開口する突出部が設けられ、この突出部には、上記検査孔を閉じるキャップが着脱可能に取り付けられ、
上記キャップが上記突出部に取り付けられた状態では、上記キャップによって上記操作部材を介して上記第2係止部材が上記許容位置に移動させられ、
上記キャップが上記突出部から取り外された状態では、上記付勢手段によって上記第2係止部材は上記許容位置から上記係止位置まで移動させられることを特徴とする請求項2又は3に記載の検査孔付きガス栓。 - 上記キャップは、円柱状の把持部を有し、上記突出部に螺合により取り付けられ、
上記把持部には、上記キャップを回動操作するための補助具が取り付けられることを特徴とする請求項4に記載の検査孔付きガス栓。
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