JP2561737Y2 - Ｌｐガス容器用接続装置 - Google Patents
Ｌｐガス容器用接続装置Info
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- JP2561737Y2 JP2561737Y2 JP1992011167U JP1116792U JP2561737Y2 JP 2561737 Y2 JP2561737 Y2 JP 2561737Y2 JP 1992011167 U JP1992011167 U JP 1992011167U JP 1116792 U JP1116792 U JP 1116792U JP 2561737 Y2 JP2561737 Y2 JP 2561737Y2
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- gas container
- pipe
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L35/00—Special arrangements used in connection with end fittings of hoses, e.g. safety or protecting devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案はＬＰガス容器の交換時
に、供給側とガス器具側とを瞬間的に閉塞して、安全に
交換を行なうことのできるＬＰガス容器用接続装置に関
する。
に、供給側とガス器具側とを瞬間的に閉塞して、安全に
交換を行なうことのできるＬＰガス容器用接続装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】空になったＬＰガス容器を充填されたＬ
Ｐガス容器と交換する場合、ＬＰガス容器が接続された
供給側とガス器具が接続された使用側とを閉塞する必要
がある。このような閉塞を可能とする接続装置として
は、実開昭５５−６８７８０号公報に記載されたものが
公知である。この接続装置は相互に気密に嵌合する１対
の管体にそれぞれボールバルブを設け、それぞれ開閉レ
バーによりボールを回動させてバルブを閉じた後１対の
管体の分離を行なうものである。
Ｐガス容器と交換する場合、ＬＰガス容器が接続された
供給側とガス器具が接続された使用側とを閉塞する必要
がある。このような閉塞を可能とする接続装置として
は、実開昭５５−６８７８０号公報に記載されたものが
公知である。この接続装置は相互に気密に嵌合する１対
の管体にそれぞれボールバルブを設け、それぞれ開閉レ
バーによりボールを回動させてバルブを閉じた後１対の
管体の分離を行なうものである。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うに構成された従来の接続装置によると、専任の作業者
により一般の人が操作できない場所でＬＰガス容器の交
換を行なう場合は問題ないが、一般家庭または小規模事
業所でも開閉レバーを容易に回転させることができるた
め、安易に容器交換を行なうことができ、危険であっ
た。また２箇所の開閉レバーを操作しなければならず作
業性が悪かった。
うに構成された従来の接続装置によると、専任の作業者
により一般の人が操作できない場所でＬＰガス容器の交
換を行なう場合は問題ないが、一般家庭または小規模事
業所でも開閉レバーを容易に回転させることができるた
め、安易に容器交換を行なうことができ、危険であっ
た。また２箇所の開閉レバーを操作しなければならず作
業性が悪かった。
【０００４】一方、一般の人が安易に容器交換を行なえ
ないように、現在では容器頂部に容器バルブが取り付け
られており、高圧ホースとの接続部には左ネジが設けら
れている。このため作業者が容器交換を行なうときの作
業性が悪く、例えば１日に６０本近くの容器交換を行な
うことは困難であった。
ないように、現在では容器頂部に容器バルブが取り付け
られており、高圧ホースとの接続部には左ネジが設けら
れている。このため作業者が容器交換を行なうときの作
業性が悪く、例えば１日に６０本近くの容器交換を行な
うことは困難であった。
【０００５】この考案は上記の点に鑑みてなされたもの
で、作業性よく容器交換を行なうことができ、容器交換
時のガス漏れを完全に防止し、しかも一般の人の容器交
換を不可能とするＬＰガス容器用接続装置を提供するこ
とを目的とする。
で、作業性よく容器交換を行なうことができ、容器交換
時のガス漏れを完全に防止し、しかも一般の人の容器交
換を不可能とするＬＰガス容器用接続装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載のＬＰガス容器用接続装置は、第１
の管体の一端側の内周にシール部材を介して一端が着脱
可能に嵌合した第２の管体と、前記第１の管体の周壁を
貫通して装着され前記第２の管体の外周に係合する複数
個の球体と、前記第１の管体の外周に軸方向に移動可能
に装着され、前記球体を前記第２の管体の外周に対して
係合または離脱させる管状の保持部材と、前記第１の管
体の外周に軸方向に直角の方向に回動可能に設けられた
支軸と、該支軸が前記第１の管体の外周から突出する一
端に取り付けられ、前記保持部材の軸方向の移動の係止
または解除を行なう係止部材と、前記第１及び第２の管
体の係合する端部近傍の内周にそれぞれ設けられ、内側
に向って形成された弁座と、該弁座にそれぞれ当接する
方向に付勢され、それぞれの弁軸が当接して前記弁座か
ら離間した位置に保持される弁体とを有するＬＰガス容
器用接続装置であって、前記係止部材の回動を前記支軸
を介してロックするロック部材を設けたことを特徴とす
る。
に、請求項１に記載のＬＰガス容器用接続装置は、第１
の管体の一端側の内周にシール部材を介して一端が着脱
可能に嵌合した第２の管体と、前記第１の管体の周壁を
貫通して装着され前記第２の管体の外周に係合する複数
個の球体と、前記第１の管体の外周に軸方向に移動可能
に装着され、前記球体を前記第２の管体の外周に対して
係合または離脱させる管状の保持部材と、前記第１の管
体の外周に軸方向に直角の方向に回動可能に設けられた
支軸と、該支軸が前記第１の管体の外周から突出する一
端に取り付けられ、前記保持部材の軸方向の移動の係止
または解除を行なう係止部材と、前記第１及び第２の管
体の係合する端部近傍の内周にそれぞれ設けられ、内側
に向って形成された弁座と、該弁座にそれぞれ当接する
方向に付勢され、それぞれの弁軸が当接して前記弁座か
ら離間した位置に保持される弁体とを有するＬＰガス容
器用接続装置であって、前記係止部材の回動を前記支軸
を介してロックするロック部材を設けたことを特徴とす
る。
【０００７】請求項２に記載のＬＰガス容器用接続装置
は、ロック部材の鍵軸と係止部材の支軸とを同軸上に固
定したことを特徴とする。
は、ロック部材の鍵軸と係止部材の支軸とを同軸上に固
定したことを特徴とする。
【０００８】請求項３に記載のＬＰガス容器用接続装置
は、係止部材の支軸は第１の管体を直径方向に貫通し、
支軸の回転角により第１の管体の管路の開閉を可能とし
たことを特徴とする。
は、係止部材の支軸は第１の管体を直径方向に貫通し、
支軸の回転角により第１の管体の管路の開閉を可能とし
たことを特徴とする。
【０００９】
【作用】請求項１に記載のＬＰガス容器用接続装置にお
いては、係止部材によって保持部材を軸方向の所定の位
置に係止することにより、球体が第２の管体の外周に係
合し、第１の管体と第２の管体との嵌合が保持される。
このときロック部材により支軸の回動を係止しておけば
係止部材を回動させることはできない。またこの状態で
は１対の弁体の弁軸が当接しているので、弁体はそれぞ
れ弁座から離脱しており、第１の管路と第２の管路とは
連通している。
いては、係止部材によって保持部材を軸方向の所定の位
置に係止することにより、球体が第２の管体の外周に係
合し、第１の管体と第２の管体との嵌合が保持される。
このときロック部材により支軸の回動を係止しておけば
係止部材を回動させることはできない。またこの状態で
は１対の弁体の弁軸が当接しているので、弁体はそれぞ
れ弁座から離脱しており、第１の管路と第２の管路とは
連通している。
【００１０】ロック部材によるロックを解除し、係止部
材を回動させて保持部材から離脱させ、保持部材を軸方
向に移動させることにより、球体は第２の管体の外周か
ら離れ、第１の管体と第２の管体との係合は解除され
る。この状態で第２の管体を第１の管体から引き抜く
と、１対の弁体にそれぞれ設けられた弁軸が離れ、弁体
は付勢力により弁座に当接してそれぞれの管路を同時に
閉塞する。
材を回動させて保持部材から離脱させ、保持部材を軸方
向に移動させることにより、球体は第２の管体の外周か
ら離れ、第１の管体と第２の管体との係合は解除され
る。この状態で第２の管体を第１の管体から引き抜く
と、１対の弁体にそれぞれ設けられた弁軸が離れ、弁体
は付勢力により弁座に当接してそれぞれの管路を同時に
閉塞する。
【００１１】請求項２に記載のＬＰガス容器用接続装置
においては、ロック部材の鍵軸をキーにより回転させて
ロックを解除すると同時に、係止部材も支軸を介して一
体に回動し、保持部材の軸方向の移動の係止を一動作で
解除できる。
においては、ロック部材の鍵軸をキーにより回転させて
ロックを解除すると同時に、係止部材も支軸を介して一
体に回動し、保持部材の軸方向の移動の係止を一動作で
解除できる。
【００１２】請求項３に記載のＬＰガス容器用接続装置
においては、係止部材の支軸により第１の管体の管路を
開閉することにより、第１の管体側の弁座を省略するこ
とができる。
においては、係止部材の支軸により第１の管体の管路を
開閉することにより、第１の管体側の弁座を省略するこ
とができる。
【００１３】
【実施例】以下、この考案のＬＰガス容器用接続装置の
一実施例を図面を参照して説明する。
一実施例を図面を参照して説明する。
【００１４】図１にこの考案の一実施例の構成を示す。
図１において、第１の管体１の一端の内径は拡径されて
おり、この拡径部１ａ内には第２の管体２の一端が挿入
されている。また拡径部１ａの内部端面と第２の管体２
の端面との間には０リング３が装着されていて、管体
１，２の接続部を気密にシールしている。第１の管体１
の拡径部１ａの周壁には複数個の貫通孔１ｂが円周方向
に配設されて形成されており、貫通孔１ｂ内にはそれぞ
れ球体４が装着されている。また第２の管体２の外周の
貫通孔１ｂに整合する位置には円周方向に溝部５が形成
されており、溝部５に球体４が係合するようになってい
る。
図１において、第１の管体１の一端の内径は拡径されて
おり、この拡径部１ａ内には第２の管体２の一端が挿入
されている。また拡径部１ａの内部端面と第２の管体２
の端面との間には０リング３が装着されていて、管体
１，２の接続部を気密にシールしている。第１の管体１
の拡径部１ａの周壁には複数個の貫通孔１ｂが円周方向
に配設されて形成されており、貫通孔１ｂ内にはそれぞ
れ球体４が装着されている。また第２の管体２の外周の
貫通孔１ｂに整合する位置には円周方向に溝部５が形成
されており、溝部５に球体４が係合するようになってい
る。
【００１５】第１の管体１の拡径部１ａの外周は縮径さ
れており、この縮径部１ｃの外周は管状の保持部材であ
るスリーブ６で被覆されている。スリーブ６の一端の内
周は第１の管体１の正規の外径を有する外周に摺動自在
に嵌合している。また第１の管体１に形成された貫通孔
１ｂに対向する位置におけるスリーブ６の内周には、環
状の突起部６ａが周方向に形成されており、第１の管体
１の外周に形成された縮径部１ｃの両端の段差部により
スリーブ６の軸方向の移動範囲が規制されている。さら
に縮径部１ｃの一方の段差部と突起部６ａとの間には圧
縮コイルバネ７が装着されており、スリーブ６を第２の
管体２の方向に移動付勢している。そして突起部６ａが
球体４に当接しているときに、球体４が第２の管体２の
外周に形成された溝部５に係合し、第２の管体２の第１
の管体１に対する軸方向の移動が係止されるようになっ
ている。
れており、この縮径部１ｃの外周は管状の保持部材であ
るスリーブ６で被覆されている。スリーブ６の一端の内
周は第１の管体１の正規の外径を有する外周に摺動自在
に嵌合している。また第１の管体１に形成された貫通孔
１ｂに対向する位置におけるスリーブ６の内周には、環
状の突起部６ａが周方向に形成されており、第１の管体
１の外周に形成された縮径部１ｃの両端の段差部により
スリーブ６の軸方向の移動範囲が規制されている。さら
に縮径部１ｃの一方の段差部と突起部６ａとの間には圧
縮コイルバネ７が装着されており、スリーブ６を第２の
管体２の方向に移動付勢している。そして突起部６ａが
球体４に当接しているときに、球体４が第２の管体２の
外周に形成された溝部５に係合し、第２の管体２の第１
の管体１に対する軸方向の移動が係止されるようになっ
ている。
【００１６】第１の管体１の第２の管体２に対して反対
側の端部内周には、中心に管路８ａが形成された第３の
管体８が装着されており、第１の管体１及び第３の管体
８を貫通して管体１，８の軸方向に直角に、支軸９が回
動可能に設けられている。また第１の管体１の内周と第
３の管体８の外周との間には０リング１０が装着され、
支軸９と第１の管体１との間には４個の０リング１１が
装着されていて、それぞれ気密にシールしている。支軸
９の第１の管体１の外周から突出した一端には、ネジ１
２を介して係止部材としての係止板１３が固定されてお
り、係止板１３の一端がスリーブ６の一方の端面に係合
して、球体４を第２の管体２の溝部５に係合保持するよ
うになっている。また支軸９の他端にはロック部材とし
てのシリンダ錠１４が接続されており、シリンダ錠１４
は取付板１５を介して第１の管体１の外周に固定されて
いる。そしてシリンダ錠１４により施錠された状態では
支軸９の回動が係止され、鍵１６により解錠したときに
支軸９が回動可能となる。
側の端部内周には、中心に管路８ａが形成された第３の
管体８が装着されており、第１の管体１及び第３の管体
８を貫通して管体１，８の軸方向に直角に、支軸９が回
動可能に設けられている。また第１の管体１の内周と第
３の管体８の外周との間には０リング１０が装着され、
支軸９と第１の管体１との間には４個の０リング１１が
装着されていて、それぞれ気密にシールしている。支軸
９の第１の管体１の外周から突出した一端には、ネジ１
２を介して係止部材としての係止板１３が固定されてお
り、係止板１３の一端がスリーブ６の一方の端面に係合
して、球体４を第２の管体２の溝部５に係合保持するよ
うになっている。また支軸９の他端にはロック部材とし
てのシリンダ錠１４が接続されており、シリンダ錠１４
は取付板１５を介して第１の管体１の外周に固定されて
いる。そしてシリンダ錠１４により施錠された状態では
支軸９の回動が係止され、鍵１６により解錠したときに
支軸９が回動可能となる。
【００１７】一方、第１の管体１の内周の第２の管体２
側の端部近傍には、弁座１７が内側に向って固定されて
おり、弁座１７に対向して弁体１８が設けられている。
また弁体１８は圧縮コイルバネ１９を介して第３の管体
８の内側の端面に支持されている。同様に第２の管体２
の内周の第１の管体１側の端部近傍には弁座２０が内側
に向って固定されており、弁座２０に対向して弁体２１
が設けられている。また弁体２１は圧縮コイルバネ２２
を介して第２の管体２の内周に支持されている。さらに
弁体１８，２１の中心にはそれぞれ弁軸２３，２４が軸
方向に突出対向して設けられており、第１の管体１と第
２の管体２とを接続した状態において弁軸２３，２４の
先端が当接し、弁体１８，２１はそれぞれ弁座１７，２
０から離脱して開弁している。
側の端部近傍には、弁座１７が内側に向って固定されて
おり、弁座１７に対向して弁体１８が設けられている。
また弁体１８は圧縮コイルバネ１９を介して第３の管体
８の内側の端面に支持されている。同様に第２の管体２
の内周の第１の管体１側の端部近傍には弁座２０が内側
に向って固定されており、弁座２０に対向して弁体２１
が設けられている。また弁体２１は圧縮コイルバネ２２
を介して第２の管体２の内周に支持されている。さらに
弁体１８，２１の中心にはそれぞれ弁軸２３，２４が軸
方向に突出対向して設けられており、第１の管体１と第
２の管体２とを接続した状態において弁軸２３，２４の
先端が当接し、弁体１８，２１はそれぞれ弁座１７，２
０から離脱して開弁している。
【００１８】なお、図中符号２５は第２の管体２に設け
られた安全弁であり、符号２６は第１の管体１と高圧ホ
ース２７とを接続する接続金具である。
られた安全弁であり、符号２６は第１の管体１と高圧ホ
ース２７とを接続する接続金具である。
【００１９】次にこの実施例の作用を説明する。第２の
管体２は図示しないＬＰガス容器の上端に取り付けられ
ており、第１の管体１には接続金具２６及び高圧ホース
２７を介して図示しないガス器具が接続されている。使
用中は図１に示すように第１の管体１と第２の管体２と
はスリーブ６及び球体４を介して接続されており、弁体
１８，２１はそれぞれ弁座１７，２０から離脱して開弁
している。またシリンダ錠１４によって施錠され支軸９
の回転が係止されていて、係止板１３はスリーブ６の移
動を係止している。
管体２は図示しないＬＰガス容器の上端に取り付けられ
ており、第１の管体１には接続金具２６及び高圧ホース
２７を介して図示しないガス器具が接続されている。使
用中は図１に示すように第１の管体１と第２の管体２と
はスリーブ６及び球体４を介して接続されており、弁体
１８，２１はそれぞれ弁座１７，２０から離脱して開弁
している。またシリンダ錠１４によって施錠され支軸９
の回転が係止されていて、係止板１３はスリーブ６の移
動を係止している。
【００２０】ＬＰガス容器が空となりＬＰガスが充填さ
れた容器と交換するときは、鍵１６によりシリンダ錠１
４を解錠し、支軸９を回動自在とする。そして図２に示
すように係止板１３を約９０度回動させ、スリーブ６か
ら離脱させる。そしてスリーブ６をコイルバネ７の付勢
力に抗して図中上方に引き上げ、球体４をスリーブ６の
内周に形成された突起部６ａから離脱させ、第２の管体
２の溝部５との係合を解除する。この結果第２の管体２
を第１の管体１から引き抜くことができる。このとき弁
軸２３，２４の先端が離れるので、弁体１８，２１はそ
れぞれコイルスプリング１９，２２の付勢力により弁座
１７，２０に押し付けられ瞬時に閉弁する。
れた容器と交換するときは、鍵１６によりシリンダ錠１
４を解錠し、支軸９を回動自在とする。そして図２に示
すように係止板１３を約９０度回動させ、スリーブ６か
ら離脱させる。そしてスリーブ６をコイルバネ７の付勢
力に抗して図中上方に引き上げ、球体４をスリーブ６の
内周に形成された突起部６ａから離脱させ、第２の管体
２の溝部５との係合を解除する。この結果第２の管体２
を第１の管体１から引き抜くことができる。このとき弁
軸２３，２４の先端が離れるので、弁体１８，２１はそ
れぞれコイルスプリング１９，２２の付勢力により弁座
１７，２０に押し付けられ瞬時に閉弁する。
【００２１】その後第２の管体２が取り付けられた新し
いＬＰガス容器を第１の管体１へ接続するときは、上記
の逆の順次の操作を行なえばよく、接続した後にシリン
ダ錠１４によって施錠して支軸９の回動を係止する。
いＬＰガス容器を第１の管体１へ接続するときは、上記
の逆の順次の操作を行なえばよく、接続した後にシリン
ダ錠１４によって施錠して支軸９の回動を係止する。
【００２２】この実施例によれば、鍵１６を持っている
専任の作業者でなければＬＰガス容器の交換を行なうこ
とができないので、一般の人の操作による危険の発生を
防止することができる。また第１の管体１と第２の管体
２との分離接続作業は係止板１３の回動とスリーブ６の
移動のみで行なえるので、作業性が向上しＬＰガス容器
の交換が容易となる。
専任の作業者でなければＬＰガス容器の交換を行なうこ
とができないので、一般の人の操作による危険の発生を
防止することができる。また第１の管体１と第２の管体
２との分離接続作業は係止板１３の回動とスリーブ６の
移動のみで行なえるので、作業性が向上しＬＰガス容器
の交換が容易となる。
【００２３】上記実施例では鍵１６によりシリンダ錠１
４を解錠して支軸９の回動を可能とした後に、係止板１
３を回動する場合について説明したが、シリンダ錠１４
の錠軸と支軸９とを同軸上で固定することにより、鍵１
６を回動することにより直接係止板１３を回動すること
ができる。
４を解錠して支軸９の回動を可能とした後に、係止板１
３を回動する場合について説明したが、シリンダ錠１４
の錠軸と支軸９とを同軸上で固定することにより、鍵１
６を回動することにより直接係止板１３を回動すること
ができる。
【００２４】また支軸９に図３，４で示すように、両側
面に軸方向に平行な切欠部９ａを形成し、接続時には切
欠部９ａが第３の管体８の管路８ａに連通するように
し、分離時には切欠部９ａ以外の外周が管路８ａを閉塞
するようにしてもよい。また図５，６に示すように支軸
９の中心を貫通する貫通孔９ｂを設けても同様の効果が
得られる。
面に軸方向に平行な切欠部９ａを形成し、接続時には切
欠部９ａが第３の管体８の管路８ａに連通するように
し、分離時には切欠部９ａ以外の外周が管路８ａを閉塞
するようにしてもよい。また図５，６に示すように支軸
９の中心を貫通する貫通孔９ｂを設けても同様の効果が
得られる。
【００２５】この実施例によれば第１の管体１側に設け
られた弁座１７、弁体１８、コイルバネ１９を省略する
ことができる。ただし接続時に第２の管体２側の弁軸１
４を係止する部材を第１の管路側に設ける必要がある。
られた弁座１７、弁体１８、コイルバネ１９を省略する
ことができる。ただし接続時に第２の管体２側の弁軸１
４を係止する部材を第１の管路側に設ける必要がある。
【００２６】
【考案の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
ＬＰガス容器用接続装置によれば、第１の管体と第２の
管体を接続する保持部材の軸方向の移動を係止する係止
部材の回動を、ロック部材によってロックするようにし
たので、一般の人の容器交換が不可能となり、危険の発
生を防止することができる。また１対の管体の分離接続
作業の作業性が向上し、ＬＰガス容器の交換が容易とな
る。
ＬＰガス容器用接続装置によれば、第１の管体と第２の
管体を接続する保持部材の軸方向の移動を係止する係止
部材の回動を、ロック部材によってロックするようにし
たので、一般の人の容器交換が不可能となり、危険の発
生を防止することができる。また１対の管体の分離接続
作業の作業性が向上し、ＬＰガス容器の交換が容易とな
る。
【００２７】また請求項２に記載のＬＰガス容器用接続
装置によればロック部材の施解錠と同時に係止部材が回
動するので、上記作業の作業性はさらに向上する。
装置によればロック部材の施解錠と同時に係止部材が回
動するので、上記作業の作業性はさらに向上する。
【００２８】さらに請求項３に記載のＬＰガス容器用接
続装置によれば、支軸を弁体として用いることができる
ので、弁構造を簡略化することができる。
続装置によれば、支軸を弁体として用いることができる
ので、弁構造を簡略化することができる。
【図１】この考案のＬＰガス容器用接続装置の一実施例
の接続時の構成を示す縦断面図。
の接続時の構成を示す縦断面図。
【図２】図１の分離時の構成を示す縦断面図。
【図３】この考案の他の実施例による支軸の構成を示す
斜視図。
斜視図。
【図４】図３の断面図。
【図５】この考案の別の実施例による支軸の構成を示す
斜視図。
斜視図。
【図６】図５の断面図。
１ 第１の管体 ２ 第２の管体 ３ ０リング（シール部材） ４ 球体 ６ スリーブ（保持部材） ９ 支軸 １３ 係止板（係止部材） １４ シリンダ錠（ロック部材） １７，２０ 弁座 １８，２１ 弁体 ２３，２４ 弁軸
Claims (3)
- 【請求項１】 第１の管体の一端側の内周にシール部材
を介して一端が着脱可能に嵌合した第２の管体と、前記
第１の管体の周壁を貫通して装着され前記第２の管体の
外周に係合する複数個の球体と、前記第１の管体の外周
に軸方向に移動可能に装着され、前記球体を前記第２の
管体の外周に対して係合または離脱させる管状の保持部
材と、前記第１の管体の外周に軸方向に直角の方向に回
動可能に設けられた支軸と、該支軸が前記第１の管体の
外周から突出する一端に取り付けられ、前記保持部材の
軸方向の移動の係止または解除を行なう係止部材と、前
記第１及び第２の管体の嵌合する端部近傍の内周にそれ
ぞれ設けられ、内側に向って形成された弁座と、該弁座
にそれぞれ当接する方向に付勢され、それぞれの弁軸が
当接して前記弁座から離間した位置に保持される弁体と
を有するＬＰガス容器用接続装置であって、 前記係止部材の回動を前記支軸を介してロックするロッ
ク部材を設けたことを特徴とするＬＰガス容器用接続装
置。 - 【請求項２】 ロック部材の鍵軸と係止部材の支軸とを
同軸上に固定したことを特徴とする請求項１記載のＬＰ
ガス容器用接続装置。 - 【請求項３】 係止部材の支軸は第１の管体を直径方向
に貫通し、支軸の回転角により第１の管体の管路の開閉
を可能としたことを特徴とする請求項１または２記載の
ＬＰガス容器用接続装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992011167U JP2561737Y2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Ｌｐガス容器用接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992011167U JP2561737Y2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Ｌｐガス容器用接続装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0571597U JPH0571597U (ja) | 1993-09-28 |
| JP2561737Y2 true JP2561737Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=11770495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992011167U Expired - Fee Related JP2561737Y2 (ja) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Ｌｐガス容器用接続装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561737Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITUB20160404A1 (it) * | 2016-01-26 | 2017-07-26 | Global Service Design Ltd Uk Company Number 07411425 | Apparato per l'erogazione controllata di un fluido da un contenitore e relativo metodo di erogazione |
| FR3063794A1 (fr) * | 2017-03-08 | 2018-09-14 | Parker Hannifin Manufacturing France | Coupleur et dispositif de connexion comprenant ce coupleur |
-
1992
- 1992-03-05 JP JP1992011167U patent/JP2561737Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0571597U (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |