JP6917736B2 - セパレータの超音波溶着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、セパレータの超音波溶着方法に関する。
携帯電話、電気自動車等の様々な機器に充放電可能な二次電池が使用されている。近年、これらの機器の高出力化や高性能化に伴い、より小型で電気容量の大きな二次電池が求められている。
一般に二次電池は、表面に正極活物質層が形成された正極板と表面に負極活物質層が形成された負極板とを電気絶縁性を有するセパレータを介して交互に積層して形成される。このような二次電池で単位体積当たりの電気容量を大きくするには、セパレータを薄くすることが有効である。このため、セパレータを樹脂フィルムによって形成した二次電池が実用化されている。
二次電池では、負極において電析によって生成される金属析出物(例えばリチウムデンドライト)がセパレータを貫通して正極板と負極板とを微小短絡させるおそれがある。このため、正極板又は負極板を挟み込む一対のセパレータの外縁を溶着して袋状にすることで、正極板近傍の電解質に析出物を生成し得る金属イオンを生じる金属種が混入することを抑制したり、金属イオンが負極に接触して電析することを抑制したりする構成が採用される場合がある。
樹脂フィルムから形成されるセパレータは、比較的熱に弱いため、二次電池の電気容量を大きくすると、セパレータが熱により損傷し、電析によって生成される析出物がセパレータを貫通して正極板と負極板とを微小短絡させるおそれがある。このため、セパレータの電極板に当接する面に耐熱層(無機層)を形成し、セパレータの耐熱性を向上した二次電池が提案されている。
特開2015−188905号公報には、袋詰電極板をセパレータの切断及び接合により製造することが提案されている。
特開2015−185372号公報には、電気デバイス(袋詰電極板)のセパレータ接合方法として、溶融材(ポリプロピレン層)と耐熱材(セラミックス層)を含むセパレータ(セラミックセパレータ)を用い、電極(正極または負極)を挟持しセラミックス層同士を対面させたセラミックセパレータを切断しつつ接合する方法が提案されている。この方法では、電極を介して対面するセラミックセパレータの接合領域を切断しつつ、一の接合領域のポリプロピレン層を他の接合領域のポリプロピレン層に向けて移動させ、接合領域のポリプロピレン層同士を溶融して接合する。
特開2015−188905号公報 特開2015−185372号公報
特開2015−188905号公報に記載の方法では、切断と接合という2つの独立した工程を必要とし、製造効率が低下するため、製造コストを十分に低減することができない。
特開2015−185372号公報に記載の方法では、連続してポリプロピレン層同士を溶着することができるが、比較的鋭利な切断刃を用いるのでポリプロピレンの溶着幅を大きくすることが困難である。この方法では全体として溶着面積を大きくすることが難しいため、十分な接合強度を得ることが容易ではない。
かかる状況に鑑みて、本発明は、製造効率が高く、かつ接合強度が大きいセパレータの超音波溶着方法を提供することを課題とする。
本発明の一態様に係るセパレータの超音波溶着方法は、樹脂層と前記樹脂層上に形成された耐熱層とを有する少なくとも2枚のセパレータの前記耐熱層同士を対向させること、超音波振動する振動部材と、前記セパレータを支持する支持部材との間に前記少なくとも2枚のセパレータを挟むこと、及び前記振動部材と前記少なくとも2枚のセパレータとを相対移動することを備え、前記振動部材及び前記支持部材の一方の前記セパレータへの当接面が、前記相対移動方向に垂直な側面視において、凸状の曲線を構成すると共に、前記振動部材又は前記支持部材が前記セパレータと点状に接触し、前記相対移動により前記少なくとも2枚のセパレータを切断しつつ溶着する。
なお、「点状に接触する」とは、微小な長さの接触(例えば2mm以下、好ましくは1mm以下の線状の接触)や、微小な面状の接触(例えば面積、4mm以下、好ましくは1mm以下の接触)を含む概念である。
以上のセパレータの超音波溶着方法によれば、耐熱層を有する2枚のセパレータを耐熱層同士を対向させて切断しつつ溶着することができるので、製造効率が高い。また、本発明のセパレータの超音波溶着方法によれば、溶着したセパレータの接合強度が大きい。
超音波溶着装置を示す模式的断面図である。 図1の超音波溶着装置のI−I線での模式的部分断面図である。 セパレータの超音波溶着方法を示す模式的平面図である。 実施例No.1の顕微鏡写真である。 実施例No.3の顕微鏡写真である。
本発明者らは、超音波振動する振動部材、及び支持部材の形状を適切に選択し、振動部材及び支持部材の一方の当接面を2枚以上のセパレータと点状に接触させることで、セパレータを切断しながら高い接合強度で溶着できることを見出し、本発明を完成させた。従来、まずセパレータ同士の溶着を確保し、その後にセパレータを切断する、という発想に基づいて、製造プロセスが設計されていた。本発明者らは、発想を転換し、適切に形状を選択した振動部材と支持部材との間に2枚以上のセパレータを点状に挟んで、セパレータを切断する試みを行った。驚くべきことに、この方法により、切断箇所において、積層されたセパレータ同士が十分な接合強度で溶着されていた。
本発明の一態様は、樹脂層と前記樹脂層上に形成された耐熱層とを有する少なくとも2枚のセパレータの前記耐熱層同士を対向させること、超音波振動する振動部材と、前記セパレータを支持する支持部材との間に前記少なくとも2枚のセパレータを挟むこと、及び前記振動部材と前記少なくとも2枚のセパレータとを相対移動することを備え、前記振動部材及び前記支持部材の一方の前記セパレータへの当接面が、前記相対移動方向に垂直な側面視において、凸状の曲線を構成すると共に、前記振動部材又は前記支持部材が前記セパレータと点状に接触し、前記相対移動により前記少なくとも2枚のセパレータを切断しつつ溶着するセパレータの超音波溶着方法である。
溶着のメカニズムは明らかではないが、超音波振動する振動部材及び支持部材の一方の当接面をセパレータと点状に接触させ、超音波加熱するため、エネルギーが一カ所に集中することでセパレータを切断しつつ、樹脂層同士を溶着するのに十分なエネルギーが得られると考えられる。振動部材及び支持部材を、セパレータと、点状ではなく、線状又は面状に接触させる場合、エネルギーが分散する。振動部材及び支持部材をセパレータと線状又は面状に接触させて、点状に接触させるときと同等のエネルギーをセパレータに与えるには、超音波振動の振幅を大きくしたり、超音波振動の周波数を低くしたりする必要がある。結果的に、点状に接触させるときと比べて、製造効率が低くなる。
また、振動部材及び支持部材の一方のセパレータへの当接面が、相対移動方向に垂直な側面視において凸状の曲線を構成するので、曲線に沿ってセパレータが徐々に押し込まれ、比較的長い時間セパレータにエネルギーが供給されると考えられる。当該セパレータの超音波溶着方法では、点状の接触領域の耐熱層の破壊により耐熱層の砕片が平面方向外側に押し出されると同時に、樹脂層中の樹脂がセパレータ切断面に移動してセパレータ同士が溶着されると考えられる。
前記振動部材又は前記支持部材を前記セパレータに押し当てる押圧力により前記少なくとも2枚のセパレータを切断するとよい。このように押圧力により前記少なくとも2枚のセパレータを切断することで、耐熱層の砕片が平面方向外側に押し出されると同時に、樹脂層中の樹脂をセパレータ切断面に移動させることができるので、セパレータ同士の接合強度を高められる。振動部材及び支持部材の一方の当接面をセパレータと点状に接触さるので、押圧力を一カ所に集中できる。そのため、設備の大型化を避けることができる。
前記振動部材及び前記支持部材の他方の当接面が、平面状であるとよい。このように前記振動部材及び前記支持部材の他方の当接面を平面状とすることで、セパレータが平面状に支持される。このため、前記振動部材及び前記支持部材の一方の当接面との正確な位置合わせを要することなく、前記当接面をセパレータに点状に接触させ易い。
前記相対移動により形成されるセパレータ溶着部の一部を非切断とするとよい。当該セパレータの超音波溶着方法により、セパレータを切断しつつ樹脂層同士を溶着する一方、セパレータの一部を非切断としつつ樹脂層同士を溶着することができる。このため、袋詰電極板を効率良く製造できる。
前記振動部材の振動強度を強め、前記振動部材又は前記支持部材を前記セパレータに押し当てる押圧力を弱めることで前記非切断部分を形成するとよい。このように前記振動部材の振動強度を強め、押圧力を弱めて前記非切断部分を形成することで、容易かつ確実に切断及び非切断を制御することができる。
以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るセパレータの超音波溶着方法について詳説する。
本発明の一実施形態に係るセパレータの超音波溶着方法は、図1及び図2に示すように、樹脂層1と樹脂層1上に形成された耐熱層2とを有する少なくとも2枚のセパレータSの耐熱層2同士を対向させることと、超音波振動する振動部材(ホーン)H及びセパレータSを支持する支持部材(アンビル)Aとの間に少なくとも2枚のセパレータSを挟むことと、振動部材Hと少なくとも2枚のセパレータSとを相対移動することとを備える。なお、図2は、図1におけるI−I断面図である。
当該セパレータの超音波溶着方法は、典型的には、蓄電素子用の電極板Pを2枚のセパレータSによって挟み込み、電極板(正極板又は負極板)Pの外側で2枚のセパレータSを溶着して封筒状に接合した袋詰電極板を製造するための一工程として採用できる。このような袋詰電極板を用いることにより、蓄電素子の正極板において異物等の混入によって生成される金属イオンが負極に移動して電析することを抑制することができ、電析による微小短絡を防止することができる。
2枚のセパレータSは、長尺のシートを巻き取ったリールからそれぞれ供給され、当該セパレータの超音波溶着方法によって切断されつつ、溶着される。代替的に、1枚の大判のシートを2つ折りにすることで、2枚のセパレータSを構成してもよい。
2枚のセパレータSをリールから連続供給することで、多数の袋詰電極板を連続して効率よく製造することができる。袋詰電極板は、当該セパレータの超音波溶着方法により溶着部を形成しつつ、溶着部の中央で切断してセパレータSを切り離すことで得られる。
樹脂層1は、多孔質樹脂フィルムから形成される。
この樹脂層1の主成分としては、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、塩素化ポリエチレン等のポリオレフィン誘導体、エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートや共重合ポリエステル等のポリエステルなどを採用することができる。中でも、樹脂層1の主成分としては、耐電解液性、耐久性及び溶着性に優れるポリエチレン及びポリプロピレンが好適に用いられる。なお、「主成分」とは、最も質量含有率が大きい成分を意味する。
樹脂層1の平均厚さの下限としては、5μmが好ましく、10μmがより好ましい。一方、樹脂層1の平均厚さの上限としては、50μmが好ましく、30μmがより好ましい。樹脂層1の平均厚さを前記下限以上とすることで、セパレータ切断面に移動する樹脂の量を確保し易くなるので、溶着強度を高められる。樹脂層1の平均厚さを前記上限以下とすることで、セパレータSの厚さを抑制し、蓄電素子の体積当たりの容量を増加できる。
耐熱層2は、多数の無機粒子と、この無機粒子間を接続するバインダとを含む構成とされる。
無機粒子の主成分としては、例えばアルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニア、マグネシア、セリア、イットリア、酸化亜鉛、酸化鉄等の酸化物、窒化ケイ素、窒化チタン、窒化ホウ素等の窒化物、シリコンカーバイド、炭酸カルシウム、硫酸アルミニウム、水酸化アルミニウム、チタン酸カリウム、タルク、カオリンクレイ、カオリナイト、ハロイサイト、パイロフィライト、モンモリロナイト、セリサイト、マイカ、アメサイト、ベントナイト、アスベスト、ゼオライト、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウムなどが挙げられる。中でも、耐熱層2の無機粒子の主成分としては、アルミナ、シリカ及びチタニアが特に好ましい。
耐熱層2の無機粒子の平均粒子径の下限としては、1nmが好ましく、7nmがより好ましい。一方、無機粒子の平均粒子径の上限としては、5μmが好ましく、1μmがより好ましい。無機粒子の平均粒子径を前記下限以上とすることで、耐熱層2中のバインダの比率が低減され、耐熱層2の耐熱性を高められる。無機粒子の平均粒子径を前記上限以下とすることで、耐熱層2を均質化し易い。なお、「平均粒子径」とは、透過電子顕微鏡(TEM)又は走査電子顕微鏡(SEM)を用いてJIS−R1670に準じて測定される値である。
耐熱層2のバインダの主成分としては、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体等のフッ素ゴム、スチレン−ブタジエン共重合体及びその水素化物、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体及びその水素化物、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体及びその水素化物、メタクリル酸エステル−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等の合成ゴム、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、カルボキシメチルセルロースのアンモニウム塩等のセルロース誘導体、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド及びその前駆体(ポリアミック酸等)等のポリイミド樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体等のエチレン−アクリル酸共重合体、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルブチラール(PVB)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリフェニレンエーテル、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリエステルなどが挙げられる。
耐熱層2の平均厚さの下限としては、0.5μmが好ましく、1μmがより好ましい。一方、耐熱層2の平均厚さの上限としては、10μmが好ましく、6μmがより好ましい。耐熱層2の平均厚さを前記下限以上とすることで、セパレータSの耐熱性を向上できる。耐熱層2の平均厚さを前記上限以下とすることで、セパレータSの厚さを抑制し、蓄電素子の体積当たりの容量を増加できる。
電極板Pとしては、金属箔の表面に活物質層を積層したものが使用される。
電極板Pの金属箔の材質としては、正極の場合には例えばアルミニウムを用いることができ、負極の場合には例えば銅、鉄、ステンレス等を用いることができる。
電極板Pの活物質としては、正極の場合には例えばLiCoO、LiNiO、LiMn等の酸化物材料を主成分とする材料を用いることができ、負極の場合には例えば黒鉛等を主成分とする材料を用いることができる。
支持部材Aは、図1及び図2に示すように、セパレータSに向かって膨出する凸状に形成され、強度を担保する基部Bと、この基部BからさらにセパレータSの相対移動方向(図1の紙面に垂直な方向、図2の左右方向)に延在する線状に突出し、セパレータSへの当接面を形成する凸部Eとを有する。つまり、支持部材AのセパレータSへの当接面は、相対移動方向に垂直な側面視において、凸状の曲線を構成する。この凸状の曲線により凸部Eが楔状にセパレータSの樹脂層1及び耐熱層2を徐々に押し潰しつつ、超音波加熱によるエネルギーがセパレータSに与えられる。これにより樹脂層1が溶かされ、また耐熱層2が切断される。切断刃等により瞬時に切断する場合と異なり、当該セパレータの超音波溶着方法では、段階的に溶着及び切断が進行していくので、その間、超音波加熱によって供給されるエネルギーを十分に利用でき、溶着強度を高められる。
凸部Eの平均幅(セパレータSに対する実質的な当接幅)の下限としては、0.1mmが好ましく、0.2mmがより好ましい。一方、凸部Eの平均幅の上限としては、1mmが好ましく、0.8mmがより好ましい。凸部Eの平均幅を前記下限以上とすることで、形成される溶着部の幅が確保され溶着強度を高められる。凸部Eの平均幅を前記上限以下とすることで、振動エネルギーや押圧力の分散を抑止し、確実にセパレータSの溶着及び切断ができる。
凸部Eは、図1に示す断面視(相対移動方向に垂直な面で切断した断面図)において、両端が面取りされているとよい。このように凸部Eの両端を面取りすることで、セパレータSに対する接触面積を小さくすることができ、溶着強度を高められる。凸部Eの面取り部の平均幅としては特に限定されないが、0.05mm以上0.15mm以下とできる。
セパレータSの相対移動方向に垂直な方向視における凸部Eの外形形状としては、円弧状又は楕円弧状とするとよい。セパレータSの相対移動方向に垂直な方向視における凸部EのセパレータSに対する接触位置での曲率半径の下限としては、1cmが好ましく、2cmがより好ましい、一方、前記凸部Eの接触位置での曲率半径の上限としては、10cmが好ましく、8cmがより好ましい。前記凸部Eの接触位置での曲率半径を前記下限以上とすることで、セパレータSの相対移動がさらに容易に行える。前記凸部Eの接触位置での曲率半径を前記上限以下とすることで、支持部材AのセパレータSに対する押圧力が分散し難く、セパレータSの溶着及び切断をより確実に行える。
支持部材Aは、セパレータSの相対移動方向に垂直な側面視において円弧状に延び、セパレータSの相対移動方向に垂直な方向の幅が十分に小さいことにより、セパレータSに対して点状に当接する。
超音波振動する振動部材Hは、セパレータSへの当接面が平面状である。このように振動部材HのセパレータSへの当接面を平面状とすることで、セパレータSが平面状に支持される。このため、支持部材Aの当接面との正確な位置合わせを要することなく支持部材Aの当接面をセパレータSに点状に接触させ易い。また、振動部材Hと支持部材Aとを共に点状に接触させる場合に比べ、耐摩耗性が向上する。
振動部材Hの振動方向は、セパレータSの移動方向(面方向)に垂直な方向であることが好ましい。これにより、装置構成が比較的簡単となると共に、セパレータSの相対移動が容易となる。また、振動部材Hの振動方向がセパレータSの面方向に垂直であることによって、形成される溶着部の中央でセパレータSを切断することができる。
振動部材Hの振幅の下限としては、8μmが好ましく、15μmがより好ましい。一方、振動部材Hの振幅の上限としては、50μmが好ましく、40μmがより好ましい。振動部材Hの振幅を前記下限以上とすることで、耐熱層2をより確実に破壊できる。振動部材Hの振幅を前記上限以下とすることで、エネルギー効率が不必要に低下することを抑止できる。なお、「振動部材の振幅」とは、超音波振動による振動部材の先端の移動幅の1/2倍の値を意味する。
振動部材Hの超音波振動の周波数としては、10kHzが好ましく、20kHzがより好ましい。一方、振動部材Hの超音波振動の周波数の上限としては、80kHzが好ましく、40kHzがより好ましい。振動部材Hの超音波振動の周波数を前記下限以上とすることで、樹脂層1へのダメージを抑止し、セパレータSの接合強度を向上できる。振動部材Hの超音波振動の周波数を前記上限以下とすることで、装置が不必要に高価となることを抑止できる。
セパレータSの切断は、振動部材HをセパレータSに押し当てる押圧力(振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重)により行うとよい。このように押圧力によりセパレータSを切断することで、耐熱層2の砕片が平面方向外側に押し出されると同時に、樹脂層1中の樹脂をセパレータ切断面に移動させることができるので、セパレータS同士の接合強度を高められる。
振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重(超音波振動により作用する力を除く)の下限としては、70Nが好ましく、90Nがより好ましい。一方、振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重の上限としては、500Nが好ましく、400Nがより好ましい。振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重を前記下限以上とすることで、セパレータSをより確実に切断できる。振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重を前記上限以下とすることで、装置が不必要に高価となることを抑止できる。
当該セパレータの超音波溶着方法では、振動部材Hの当接面と支持部材Aの支持面との間に少なくとも2枚のセパレータSを挟み込み、振動部材H及び支持部材Aに対してセパレータSを相対移動することにより、相対移動の方向に沿って2枚のセパレータSを切断しつつ、溶着できる。当該セパレータの超音波溶着方法では、点状の接触領域の耐熱層2の破壊により耐熱層2の砕片が平面方向外側に押し出されると同時に、樹脂層1中の樹脂をセパレータ切断面に移動してセパレータ同士が溶着することで、十分な溶着強度が得られると考えられる。
相対移動により形成されるセパレータSの溶着部の一部は、非切断とできる。図3に示すように、長尺のシートを巻き取ったリールから供給されるセパレータSを、長尺シートの幅方向に延びる溶着部C1では切断しつつ溶着を行い、この溶着部C1に続き、長尺シートの長手方向に延びる溶着部C2では溶着のみを行い非切断とし、さらにこの溶着部C2に続き、長尺シートの幅方向に延びる溶着部C3では切断しつつ溶着を行うことができる。当該セパレータの超音波溶着方法により、セパレータを切断しつつ樹脂層同士を溶着する一方、セパレータの一部を非切断としつつ樹脂層同士を溶着することもできる。このため、袋詰電極板を効率良く製造できる。なお、図3は、図1に示す超音波溶着装置でセパレータを溶着及び切断した後の状態を、図1のII矢印方向からセパレータ全体について俯瞰した図である。
代替的に、溶着部C1及びC3の切断と溶着を行う設備と、溶着部C2の溶着を行う
設備とが、異なっていてもよい。
非切断部分の形成は、切断時と比べて振動部材Hの振動強度(振動部材Hの振幅)を強め、振動部材HをセパレータSに押し当てる押圧力(振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重)を弱めることで行うとよい。このように非切断部分を形成することで、容易かつ確実に切断及び非切断を連続して制御することができる。
非切断部分を形成する際の振動部材Hの振幅の下限としては、10μmが好ましく、27μmがより好ましい。一方、振動部材Hの振幅の上限としては、80μmが好ましく、68μmがより好ましい。振動部材Hの振幅を前記下限以上とすることで、より確実に耐熱層2を破壊できる。振動部材Hの振幅を前記上限以下とすることで、エネルギーが不必要に増大することを抑止できる。
振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重(超音波振動により作用する力を除く)の下限としては、5Nが好ましく、10Nがより好ましい。一方、振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重の上限としては、50Nが好ましく、30Nがより好ましい。振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重を前記下限以上とすることで、耐熱層2を効率よく破壊できる。振動部材HのセパレータSに対する圧接荷重を前記上限以下とすることで、溶着部の厚さを確保し圧着強度を高められる。また、溶着時にセパレータSが破断することを抑止できる。
前記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、前記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて前記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
当該セパレータの超音波溶着方法では、3枚以上のセパレータを溶着してもよい。例えば、複数の正極板及び複数の負極板をセパレータを介して交互に積層し、正極板及び負極板の外側で全てのセパレータを一括して溶着することによって電極積層体を形成してもよい。
振動部材Hと支持部材Aとの位置関係は、任意に変更でき、例えば振動部材HがセパレータSの下面に当接し、支持部材AがセパレータSの上面に当接してもよい。
当該セパレータの超音波溶着方法において、相対移動は前記実施形態に限定されず、例えば振動部材をセパレータに圧接した状態で固定し、セパレータを積載した支持部材を移動することで、振動部材をセパレータに対して相対移動してもよい。
前記実施形態では、支持部材がセパレータと点状に接触し、振動部材のセパレータへの当接面が平面状である場合を説明したが、振動部材がセパレータと点状に接触し、支持部材のセパレータへの当接面が平面状であってもよく、支持部材及び振動部材の双方がセパレータと点状に接触する構成であってもよい。また、支持部材及び振動部材の双方の当接面を、相対移動方向に垂直な側面視において凸状の曲線で構成してもよい。
以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
超音波溶着するセパレータとして、ポリプロピレンを主成分として形成される平均厚さ16μmの多孔質フィルムを樹脂層とし、この樹脂層の表面にアルミナ粉末をポリフッ化ビニリデンをバインダとして塗工して形成した平均厚さ5μmの耐熱層を有するセパレータを用意した。2枚のセパレータを、以下に説明する要領で、耐熱層同士を対向させて超音波溶着する試験を行った。
(試験No.1)
試験No.1として、図1及び図2に示すようなセパレータへの当接面を形成する凸部を有する支持部材と、セパレータへの当接面が平面状である振動部材(周波数39.5kHz)とを用いて、2枚のセパレータを切断しつつ溶着した。なお、凸部の幅(セパレータへの当接幅)は、0.6mmであり、振動部材はセパレータに直角に当接させた。溶着及び切断は、振動部材と支持部材との間に2枚のセパレータを挟み、セパレータを振動部材に対して相対移動させて行った。
この試験No.1では、セパレータに対する圧接荷重を300N(線圧500N/mm)、振動部材の振幅を最大振幅(67.7μm)の41%に設定し、セパレータの移動速度を500mm/secとした。
こうして溶着及び切断された2枚のセパレータをマイクロスコープで観察して溶着部の平均厚さを測定したところ、10.2μmであった。さらに、2枚のセパレータの接合強度の指標として、溶着された2枚のセパレータを幅3cmに切断した試験片を用い、JIS−K6854−3(1999)に準拠したT型剥離試験を行った。この結果試験No.1における剥離強度は、13Nであった。
(試験No.2)
試験No.2として、セパレータに対する圧接荷重を100N(線圧167N/mm)とした以外は、試験No.1と同様の試験をした。この試験No.2では、溶着された2枚のセパレータの溶着部の平均厚さは10.2μm、剥離強度は12Nであった。
(試験No.3)
試験No.3として、セパレータに対する圧接荷重を50N(線圧33N/mm)とした以外は、試験No.1と同様の試験をした。この試験No.3では、溶着された2枚のセパレータの溶着部の平均厚さは15μm、剥離強度は0.4Nであった。
以上の結果をまとめて表1に示す。
Figure 0006917736
以上のように、耐熱層を有するセパレータの耐熱層同士を対向させて振動部材及び支持部材で挟み込み、支持部材をセパレータに点状に当接させつつセパレータを相対移動させることで、セパレータの溶着と切断とを同時に行えることが確認された。また、振動部材の荷重を調節することにより、溶着の接合強度を高められることが確認できた。
振動部材の荷重の調整により接合強度が変化する理由を確認すべく、試験No.1及び試験No.3の溶着及び切断後の状態を顕微鏡で観察した。それぞれの顕微鏡写真を図4及び図5に示す。
試験No.1では、セパレータに点状に押された痕跡が残っていない。支持部材の凸部の曲線に沿ってセパレータが徐々に押し込まれる間にセパレータに十分なエネルギーが供給されたため、セパレータが切断された際、耐熱層の砕片が平面方向外側に押し出されると同時に、樹脂層中の樹脂がセパレータ切断面に移動し、セパレータの溶着部分の樹脂量が増すことで溶着強度が高められたたと考えられる。これに対し、振動部材の荷重が低い試験No.3では、セパレータに点状に押された痕跡が残っている。このことから、振動部材の荷重が低い場合は、耐熱層の破片が平面方向外側に十分に押し出されず、樹脂がセパレータ切断面へ十分に供給されないため、試験No.1に比べて相対的に接着強度が低くなったと考えられる。
本発明に係るセパレータの超音波溶着方法は、袋詰電極板を製造するために好適に利用することができる。
1 樹脂層
2 耐熱層
A 支持部材
B 基部
C1、C2、C3 溶着部
E 凸部
H 振動部材
P 電極板
S セパレータ

Claims (3)

  1. 樹脂層と前記樹脂層上に形成された耐熱層とを有する少なくとも2枚のセパレータの前記耐熱層同士を対向させること、
    超音波振動する振動部材と、前記セパレータを支持する支持部材との間に前記少なくとも2枚のセパレータを挟むこと、及び
    前記振動部材と前記少なくとも2枚のセパレータとを相対移動すること
    を備え、
    前記振動部材及び前記支持部材の一方の前記セパレータへの当接面が、前記相対移動方向に垂直な側面視において、凸状の曲線を構成すると共に、前記振動部材又は前記支持部材が前記セパレータと点状に接触し、
    前記相対移動により前記少なくとも2枚のセパレータを切断しつつ溶着し、
    前記相対移動により形成されるセパレータ溶着部の一部を非切断とし、
    前記振動部材の振動強度を強め、前記振動部材又は前記支持部材を前記セパレータに押し当てる押圧力を弱めることで前記非切断部分を形成するセパレータの超音波溶着方法。
  2. 前記振動部材又は前記支持部材を前記セパレータに押し当てる押圧力により前記少なくとも2枚のセパレータを切断する請求項1に記載のセパレータの超音波溶着方法。
  3. 前記振動部材及び前記支持部材の他方の当接面が、平面状である請求項1又は請求項2に記載のセパレータの超音波溶着方法。
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