JP6910936B2 - 振動型モータ、レンズ装置、および、電子機器 - Google Patents

振動型モータ、レンズ装置、および、電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、レンズ装置などに適用可能な振動型モータに関する。
特許文献1には、圧電素子と突起部を有する弾性体とを備えて構成された振動子と、振動子の高周波振動により振動子に対して相対移動する摩擦部材と、振動子を摩擦部材に加圧する加圧部材とを有する超音波モータが開示されている。また特許文献1の超音波モータには、振動子への加圧力の反力を受けながら振動子と摩擦部材との相対移動を案内する案内手段が設けられている。案内手段は、案内部材と案内溝とで構成されており、案内部材が案内溝に係合して案内溝上を転動することにより、振動子と摩擦部材との相対移動を案内する。
特開2015−65809号公報
しかしながら、特許文献1に開示された超音波モータでは、駆動範囲の全域において、加圧部材による加圧力が3つの案内部材の内側で振動子に与えられる。このため、案内溝の占有範囲が超音波モータの移動方向に長くなる。その結果、超音波モータの移動方向のサイズが大きくなり、小型の超音波モータを実現することが難しい。
そこで本発明は、小型の振動型モータ、レンズ装置、および、電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての振動型モータは、第1の振動子および第2の振動子と、前記第1の振動子および前記第2の振動子と接触する摩擦部材と、前記第1の振動子および前記第2の振動子を前記摩擦部材に加圧する加圧部材と、前記第1の振動子および前記第2の振動子と前記摩擦部材との相対移動を案内する第1の案内部材および第2の案内部材とを有し、前記第1の振動子および前記第2の振動子は、前記第1の振動子および前記第2の振動子と前記摩擦部材との相対移動方向と異なる方向に間をあけて設けられており、前記第1の案内部材および第2の案内部材は、前記相対移動方向と異なる方向において前記第1の振動子と前記第2の振動子の間に設けられている。
本発明の他の側面としてのレンズ装置は、前記振動型モータと、前記振動型モータにより駆動される光学系とを有する。
本発明の他の側面としての電子機器は、前記振動型モータと、前記振動型モータにより駆動される駆動対象とを有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施形態において説明される。
本発明によれば、小型の振動型モータ、レンズ装置、および、電子機器を提供することができる。
第1の実施形態における超音波モータを備えたレンズ装置の構成図である。 第1の実施形態における案内部材の位置の説明図である。 第1の実施形態における案内溝の角度および長さの説明図である。 第1の実施形態における移動範囲と案内溝の長さとの関係の説明図である。 第1の実施形態の変形例としての案内溝および案内部材の説明図である。 第2の実施形態における案内部材の位置の説明図である。 第2の実施形態における案内部材の位置の説明図である。 比較例としての案内部材の位置の説明図である。 比較例としての移動範囲と案内溝の長さとの関係の説明図である。 第3の実施形態における撮像装置の構成図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。本明細書中において、後述する振動子と摩擦部材とが相対移動する移動方向をX方向、振動子を摩擦部材に対して加圧する加圧方向をZ方向とする。Z方向において、後述する振動子から摩擦部材への向きを+Z方向、摩擦部材から振動子への向きを−Z方向と定義する。また、X方向およびZ方向のそれぞれと直交する直交方向をY方向とする。
まず、図1を参照して、本実施形態における振動型モータである超音波モータ150、および、超音波モータ150を備えたレンズ装置160の構成について説明する。超音波モータ150は、レンズ装置160のレンズ120を駆動するレンズ駆動装置の一部を構成する。図1は、超音波モータ150、および、超音波モータ150を備えたレンズ装置160の構成図である。図1(a)はレンズ装置160の正面図、図1(b)は図1(a)中の領域180を拡大した超音波モータ150の正面図、図1(c)は図1(b)中のA−A断面図である。
振動子(第1の振動子)100Xおよび振動子(第2の振動子)100Yはそれぞれ、2つの突起部101aを有する振動板101と、高周波振動する圧電素子102とを備えて構成されている。圧電素子102は、不図示の給電手段を用いて電圧が印加されることにより高周波振動(超音波振動)する。圧電素子102は、振動板101に対して接着等の手段により固定されており、圧電素子102の高周波振動によりそれぞれ対応する振動子100X、100Yの全体に高周波振動が励振される。摩擦部材(第1の摩擦部材)103Xおよび摩擦部材(第2の摩擦部材)103Yはそれぞれ、振動子100X、100Yと当接(接触)する部材であり、ベース部材108に対してビス等の手段により固定されている。振動子100X、100Yは、接着等の手段により保持部材105に対して固定されている。保持部材105は、連結板113を介して接着等の手段により固定部材112に固定されている。ただし本実施形態は、これらの部材をビスや接着で固定することに限定されるものではなく、他の手段を用いた固定方法を採用してもよい。
加圧部材104は、振動子100X、100Yをそれぞれ摩擦部材103X、103Yに加圧する部材であり、上側加圧板109、下側加圧板111、および、弾性板110を介して振動子100を加圧している。加圧部材104は、2か所において上側加圧板109と固定側板(固定板)114とを連結し、振動子100X、100Yを摩擦部材103X、103Yに加圧する加圧力を付与している。
本実施形態において、超音波モータ150には、2つの振動子100X、100Yと、これらと当接する2つの摩擦部材103X、103Yとが設けられている。振動子100X、100Yは、加圧方向(Z方向)と直交する方向(Y方向)に間をあけて並列に配置されている。同様に、摩擦部材103X、103Yも、加圧方向(Z方向)と直交する方向(Y方向)に並列に配置されている。なお、Y方向に2組並列に配置されている同一部材については、見易さのため各図中の符号を省略している場合がある。
上側加圧板109は、固定部材112の引っ掛かり部112aを回転中心として固定部材112と係合しており、下側加圧板111上の凸部に接触して、加圧部材104の加圧力を伝達している。下側加圧板111は、振動子100X、100Yの上部にまたがって配置される。下側加圧板111と振動子100X、100Yのそれぞれの圧電素子102との間には、弾性板110が配置されている。弾性板110は、下側加圧板111の加圧部と圧電素子102との直接的な接触を妨げ、圧電素子102の損傷を防止している。
固定側板114は、固定部材112に不図示のネジ等で固定されている。可動側板(案内板)106は、ベース部材108にネジ116で固定されている。ただし、これらの部材の固定方法は、これに限定されるものではない。ベース部材108には摩擦部材103X、103Yも固定されているため、可動側板106は、摩擦部材103X、103Yと一体的に固定されている。可動側板106上のネジ116で固定される固定面106bは、可動側案内溝(第1の溝)106aが設けられている面106cよりもベース部材108に近い位置に一段下がっている。このため、可動側板106が固定側板114に対して相対移動した際にネジ116が固定側板114と干渉しないため、可動側板106の移動方向(X方向)のサイズを小型化することができる。摩擦部材103X、103Yおよび可動側板106が固定されるベース部材108は、摩擦部材103X、103Yおよび可動側板106に対して振動子100X、100Y側(+Z方向)に位置している。このように、ベース部材108が加圧方向(Z方向)において振動子100と重なり合うように設けられているため、ベース部材108を振動子100X、100Yと反対側に設けた場合と比較して、加圧方向(Z方向)に小型化することができる。
固定側板114には、2つのV字溝形状の固定側案内溝(第2の溝)114aが形成されている。一方、可動側板106にも、2つのV字溝形状の可動側案内溝106aが形成されている。可動側板106の可動側案内溝106aと固定側板114の固定側案内溝114aは、互いに対向する位置に設けられている。球状の案内部材(第1の案内部材)107Xおよび球状の案内部材(第2の案内部材)107Yは、振動子100X、100Yと摩擦部材103X、103Yとの相対移動を案内するための部材である。案内部材107X、107Yは、可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aに係合するように設けられ、挟持されている。すなわち可動側板106は、案内部材107X、107Yと当接している。このような構成において、V字溝形状の可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114a上を球状の案内部材107X、107Yが転動することにより、可動側板106と固定側板114とがX方向に直進案内される。
本実施形態では、振動子100X、100Yと摩擦部材103X、103Yとの相対移動の際に、摩擦部材103X、103Yを可動部、振動子100X、100Yを固定部としている。そして摩擦部材103X、103Yは、可動側板106と、振動子100は固定側板114とそれぞれ一体的に固定されている。このため、振動子100X、100Yと摩擦部材103X、103Yとは、案内部材107X、107Yにより後述の移動方向であるX方向に直進案内される。可動側板106は、2つの摩擦部材103X、103Yの間に設けられている。また可動側板106は、加圧方向(Z方向)と直交する方向(Y方向)から見た場合、摩擦部材103X、103Yのそれぞれの少なくとも一部と重なり合うように設けられている。このため本実施形態の構成によれば、可動側板106と摩擦部材103X、103Yとが加圧方向(Z方向)に重なるように設けられた構成と比較して、小型化が可能となる。
ベース部材108は、移動方向(X方向)にガタのないようにレンズ保持部材121に接続される。レンズ保持部材121は、レンズ120を保持しており、第1のガイドバー122と嵌合することにより、移動方向(X方向)回りに回転可能に直進案内される。第1のガイドバー122は、図1(a)、(b)中に「固定」と表記されているように、不図示の部材に対して固定される。またレンズ保持部材121は、レンズ保持部材121の回転規制部材である第2のガイドバー123と嵌合している。第2のガイドバー123も同様に、図1(a)、(b)中に「固定」と表記されているように、不図示の部材に対して固定される。これによりレンズ保持部材121は、回転が規制され、移動方向(X方向)へ回転することなく直進案内される。本実施形態において、レンズ装置160は、超音波モータ150、レンズ120、レンズ保持部材121、第1のガイドバー122、および、第2のガイドバー123を備えて構成される。
前述のとおり、振動子100X、100Yには圧電素子102により高周波振動が励振される。これにより、振動板101の突起部101aには楕円運動が生成される。振動子100X、100Yは、加圧部材104により摩擦部材103X、103Yに加圧され当接している。このため、振動子100X、100Yの楕円運動により、振動子100X、100Yと摩擦部材103X、103Yとの間に摩擦が生じ、振動子100X、100Yと摩擦部材103X、103Yとが移動方向(X方向)相対移動する。固定部材112に対して一体的に固定された振動子100X、100Yに対して摩擦部材103X、103Yが移動方向(X方向)に相対移動する。このため、摩擦部材103X、103Yが固定されたベース部材108、レンズ保持部材121、および、レンズ120が移動方向(X方向)に移動する。すなわち、圧電素子102への電圧印加により生じる振動子100X、100Yと摩擦部材103X、103Yとの相対移動により、レンズ120をX方向に移動することができる。
次に、図2を参照して、案内部材107X、107Yの位置について説明する。図2は、案内部材107X、107Yの位置の説明図である。図2(a)、(b)は超音波モータ150の要部の上面図、図2(c)は図1(b)に対応する正面図である。図2(a)、(b)では、加圧部材104、保持部材105、上側加圧板109、弾性板110、下側加圧板111、および、連結板113を省略している。図2(a)は摩擦部材103X、103Yなどの可動部が移動範囲の中央に位置する状態を示し、図2(b)は可動部が移動範囲の−X方向の端部に位置する状態を示している。
振動子100X、100Yは、加圧部材104により摩擦部材103X、103Yに加圧され、振動子100X、100Yの突起部101aが摩擦部材103X、103Yに加圧接触している。このため、2つの突起部101aに与えられる加圧力(合力)Pa1が摩擦部材103X、103Yにそれぞれ与えられる。超音波モータ150は、2つの振動子100X、100Yおよび2つの摩擦部材103X、103Yを有する。2つの振動子100X、100Yは、振動子100X、100Yと摩擦部材103X、103Yとが相対移動する移動方向(X方向)と略直交する方向(Y方向)に配列されている。また、2つの摩擦部材103X、103Yも同様に、移動方向(X方向)と略直交する方向(Y方向)に配列されている。2つの摩擦部材103X、103Yのそれぞれに対して加圧力Pa1が与えられ、2つの摩擦部材103X、103Yと可動側板106はそれぞれ、ベース部材108に一体的に固定されている。このため、2つの加圧力Pa1の合力Pb1が摩擦部材103X、103Y、可動側板106、および、ベース部材108に与えられる。
案内部材107X、107Yは、振動子100X、100Yの間に移動方向(X方向)に並んで設けられており、加圧力Pa1の合力Pb1が与えられる位置(加圧中心)は案内部材107X、107Yを囲う範囲Cの内側になるように構成されている。すなわち、後述する振動子100X、100Yと摩擦部材103X、130Yとの相対移動の範囲LS1内において、加圧部材104により振動子100X、100Yに与えられる加圧力Pa1の合力Pb1が案内部材107X、107Yの内側に与えられる。換言すると、合力Pb1は、X方向における案内部材107Xと案内部材107Yとの間に与えられる。これにより、振動子100X、100Yに与えられる加圧力Pa1により可動側板106が浮き上がることなく安定して加圧することができる。
また本実施形態において、案内部材107X、107Yのそれぞれと振動子100Xとの間の直交方向(Y方向)における距離Dは、案内部材107X、107Yのそれぞれと振動子100Yとの直交方向(Y方向)における距離Dと等しい。本実施形態の構成では、加圧部材104の加圧力Pa1による移動方向(X方向)を軸とするモーメントが摩擦部材103X、103Yに固定されたベース部材108に生じる。しかし、距離D、Dが互いに等しいため、振動子100X、100Yへ与えられる加圧力Pa1によるモーメントが釣り合い、ベース部材108に不要なモーメントが生じない。
次に、図3を参照して、可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aのそれぞれの角度および長さについて説明する。図3は、可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aのそれぞれの角度および長さの説明図である。図3(a)は図2(c)中の範囲Dの拡大図、図3(b)は図3(a)中の範囲Eの拡大図である。図3(a)では、可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aの角度を示すため、案内部材107X、107Yを省略している。θおよびθはそれぞれ、可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aのV字溝形状の角度である。前述のように、可動側板106と固定側板114との相対移動に伴い、可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114a上を球状の案内部材107X、107Yが転動する。このとき可動側板106および固定側板114はそれぞれ、案内部材107X、107Yに対して相対移動しており、この相対移動の量(転動量)は可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aの角度に応じて決定される。
ここで、案内部材107X、107Yのそれぞれが可動側案内溝106a上を転動する際の転動半径をRM1、固定側案内溝114a上を転動する際の転動半径をRS1とする。このとき、案内部材107X、107Yが転動して1回転した際の可動側板106および固定側板114それぞれの転動量は、2πRM1、2πRS1となる。超音波モータ150の相対移動の範囲をLS1とするとき、ベース部材108が範囲LS1の全域を移動した際に案内部材107X、107Yが転動する回転数をnとする。また、案内部材107X、107Yが可動側案内溝106および固定側案内溝114上をそれぞれ転動する長さをLRM、LRSとする。範囲LS1はLS1=LRM+LRS、転動する長さLRM、LRSはそれぞれn×2πRM1、n×2πRS1となり、これらの長さが可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aのそれぞれに必要な長さとなる。転動半径RM1、RS1はそれぞれ、V溝の角度θおよびθを用いて、以下の式(1A)、(1B)のように表される。
M1=r×sinθ … (1A)
S1=r×sinθ … (1B)
式(1A)、(1B)において、rは案内部材107X、107Yのそれぞれの半径である。このように、V溝の角度θ、θが大きいほど転動半径RM1、RS1が大きくなり、各案内溝の必要な長さも長くなる。本実施形態では、可動側板106に設けられる可動側案内溝106aの角度θは、固定側板114に設けられる固定側案内溝114aの角度θよりも小さい。これにより、可動側案内溝106aの長さを短くすることができ、可動側板106の相対移動方向のサイズを大型化することなく可動側案内溝106aを構成することが可能となる。
次に、図4を参照して、範囲LS1と可動側案内溝106aの長さとの関係について説明する。図4は、範囲LS1と可動側案内溝106aの長さとの関係の説明図である。図4(a)〜(c)はそれぞれ上面図であり、簡略化のため可動側案内溝106aと案内部材107X、107Y、合力(加圧中心)Pb1のみを示している。図4(a)は、摩擦部材103X、103Yなどの可動部が範囲LS1の中心に位置している状態を示している。図4(b)、(c)はそれぞれ、可動部が範囲LS1の−X方向の端部、+X方向の端部に位置している状態での可動側案内溝106a、案内部材107X、107Y、および、合力(加圧中心)Pb1の位置関係を示している。
振動子100X、100Yと摩擦部材103X、103Yとの相対移動により、固定された加圧部材104や上側加圧板109などに対して摩擦部材103X、103Y、ベース部材108、および、可動側板106がX方向に移動する。このため、振動子100X、100Yと摩擦部材103X、103Yとの相対移動により合力(加圧中心)Pb1の位置は変わらず、可動側案内溝106aがX方向に移動する。これに伴い、案内部材107X、107Yが可動側案内溝106a上を転動しながらX方向に移動する。このとき、前述のとおり、範囲LS1の全域において合力(加圧中心)Pb1は2つの案内部材(転動部材)107X、107Yの内側に存在し、図4(a)〜(c)のそれぞれにおける点線上に位置する。ここで、可動側案内溝106aの占有範囲をLとすると、占有範囲Lは2つの可動側案内溝106aの長さLM1と2つの可動側案内溝106aの間隔LD1とを用いて、以下の式(2)のように表される。
=2×LM1+LD1 … (2)
長さLM1は、前述のとおり範囲LS1の大きさに応じて決定される。間隔LD1は、例えば2つの溝形状を形成するために加工することが可能な最小間隔である。なお本実施形態において、2つの案内部材107X、107Yに対して2つの可動側案内溝106aおよび2つの固定側案内溝114aが設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、2つの案内部材107に対して1つの可動側案内溝106aおよび1つの固定側案内溝114aが設けられる構成でもよい。
次に、図5を参照して、本実施形態の変形例としての超音波モータ150aについて説明する。図5は、変形例としての超音波モータ150aにおける案内部材107X、107Y、可動側案内溝106a、および、固定側案内溝114aの説明図である。図5(a)は図2(a)に対応する上面図、図5(b)は図1(b)に対応する正面図である。図5(a)では、振動子100X、100Yを省略し、固定側板114および固定側案内溝114aを示すために可動側板106を点線で示している。
超音波モータ150aにおいて、可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aはそれぞれ1つずつ設けられている。また案内部材107X、107Yは、可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aのそれぞれに係合するように設けられている。保持板117は、穴が設けられた板状の部材であり、可動側案内溝106aと固定側案内溝114aとの間に設けられている。案内部材107X、107Yは、保持板117の穴部117aに設けられている。これにより、可動側案内溝106aおよび固定側案内溝114aが1つのみ形成されている構成でも、案内部材107X、107Yの間の距離を一定に保つことができる。可動側案内溝106aを1つにすることにより、2つの可動側案内溝106aの間の間隔LD1をなくすことができ、可動側案内溝106aの占有範囲Lを小さくすることが可能となる。
次に、図8および図9を参照して、比較例としての超音波モータ950について説明する。図8は、超音波モータ950の案内部材907X、907Y、907Zの位置の説明図である。図8(a)、(b)はそれぞれ、図2(a)、(b)に対応する上面図である。図9は、超音波モータ950の範囲(相対移動の範囲)LS9と可動側案内溝906aの長さとの関係の説明図である。図9(a)〜(c)はそれぞれ、図4(a)〜(c)に対応する上面図である。
超音波モータ950には、3つの案内部材907X、907Y、907Zが設けられている。また超音波モータ950には、案内部材907X、907Yに対応して2つの可動側案内溝906aが設けられ、案内部材907Zに対応して1つの可動側案内溝906aが設けられている。また、超音波モータ950には、2つの可動側案内溝906aおよび1つの可動側案内溝906aに対応して3つの固定側案内溝914aが設けられている。
2つの可動側案内溝906aは移動方向(X方向)に並んで設けられ、1つの可動側案内溝906aは2つの可動側案内溝906aに対して振動子900X、900Yを挟んで反対側に設けられている。振動子900X、900Yを安定して摩擦部材903X、903Yに加圧するため、合力(加圧中心)Pb9が範囲LS9の全域で案内部材907X、907Y、907Zを結ぶ三角形の範囲Fの内側になるように可動側案内溝906a、906aが設けられる。本比較例では、合力(加圧中心)Pb9と2つの可動側案内溝906aとが直交方向(Y方向)に距離DB9だけ離れているため、2つの可動側案内溝906aを間隔LD9だけ離して設ける必要がある。このため、可動側案内溝906aの占有範囲L(2つの可動側案内溝906aの長さLM9と2つの可動側案内溝906aの間隔LD9とを用いて、L=2×LM9+LD9で表される)が大きくなってしまう。
以下、本実施形態の効果について説明する。本実施形態では、比較例に対して、可動側案内溝106aが2つの振動子100X、100Yの間に設けられており、可動側案内溝106aと合力(加圧中心)Pb1との直交方向(Y方向)における距離が0になるように構成されている。このため、2つの可動側案内溝906aの間隔LD1だけ離せばよい。または、前述のように2つの可動側案内溝106aを1つにすることで、間隔LD1を0にすることができる。これにより、可動側案内溝106aの占有範囲Lを比較例よりも小さくすることができる。すなわち、移動方向における案内溝の占有範囲を小さくして移動方向における小型化を達成することが可能となる。
なお本実施形態において、固定部材112に固定された振動子100X、100Yに対して、摩擦部材103X、103YがX方向に相対移動する構成について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、固定部材112に摩擦部材103X、103Yが固定され、振動子100X、100YがX方向に相対移動する構成であってもよい。移動範囲が大きい場合、振動子100X、100Yが移動する構成にすることにより、移動方向のサイズを小型化することができる。また本実施形態において、振動子100X、100Yが2つの摩擦部材103X、103Yにそれぞれ加圧される構成について説明したが、振動子100X、100Yが1つの摩擦部材に加圧される構成でもよい。摩擦部材を1つにすることにより、コストを下げることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、2つの案内部材が2つの振動子の間に設けられる構成について説明した。一方、本実施形態は、3つの案内部材が設けられ、このうち2つの案内部材が2つの振動子の間に設けられている点で、第1の実施形態と異なる。なお本実施形態において、第1の実施形態と共通の説明については省略する。
図6は、本実施形態の案内部材207X、207Y、207Zの位置の説明図である。図6(a)、(b)は超音波モータ250の上面図、図6(c)は正面図であり、それぞれ図2(a)〜(c)に対応する。図7は、超音波モータ250の範囲(相対移動の範囲)LS2と可動側案内溝906aの長さとの関係の説明図である。図7(a)〜(c)はそれぞれ、図4(a)〜(c)に対応する上面図である。
本実施形態の超音波モータ250は、振動子200X、200Y、摩擦部材203X、203Y、可動側板206、固定側板214、ベース部材208を有する。また超音波モータ250には、3つの案内部材207X、案内部材207Y、案内部材207Zが設けられ、このうち2つの案内部材207X、207Yが振動子200X、200Yの間に設けられている。図6(c)に示されるように、案内部材207X、207Yのそれぞれと振動子200Xとの間のY方向における距離Dは、案内部材207X、207Yのそれぞれと振動子200Yとの間のY方向における距離Dよりも大きい(D>D)。また図6(a)、(b)に示されるように、案内部材207X、207Y、207Zは、駆動範囲LS2の全域において合力(加圧中心)Pb2が案内部材207X、207Y、207Zを結ぶ三角形の範囲Gの内側になるように設けられている。
図9(a)〜(c)に示される比較例では、合力(加圧中心)Pb9と2つの可動側案内溝906aとが直交方向(Y方向)に距離DB9だけ離れており、2つの可動側案内溝906aを間隔LD9だけ離して設ける必要がある。一方、本実施形態では、案内溝207X、207Yが振動子200X、200Yとの間に設けられている。このため、合力(加圧中心)Pb2と2つの可動側案内溝206aのそれぞれとの間の距離DB2を小さくすることができ、2つの可動側案内溝206aの間隔LD2を小さくすることが可能である。したがって、可動側案内溝206aの占有範囲L(2つの可動側案内溝206aの長さLM2と2つの可動側案内溝206aの間隔LD2とを用いて、L=2×LM2+LD2で表される)を小さくすることができる。すなわち、移動方向の案内溝の占有範囲を小さくして移動方向の小型化を達成することが可能である。本実施形態では、3つの案内部材207X、207Y、207Zを設けて加圧部材204の加圧力を受けることにより、ベース部材208の姿勢がより安定するというメリットがある。
(第3の実施形態)
次に、図10を参照して、本発明の第3の実施形態における撮像装置について説明する。図10は、撮像装置3の構成図(断面図)である。撮像装置3は、前述の各実施形態の超音波モータ(例えば超音波モータ150)を備えている。撮像装置3は、カメラ本体(撮像装置本体)32と、カメラ本体32に着脱可能なレンズ鏡筒(レンズ装置)31とを備えて構成される。ただし本実施形態は、これに限定されるものではなく、カメラ本体とレンズ鏡筒とが一体的に構成された撮像装置にも適用可能である。
カメラ本体32には、撮像素子32aが設けられている。撮像素子32aは、CMOSセンサやCCDセンサを備え、レンズ鏡筒31の撮像光学系(レンズG1、G2、G3)を介して形成された光学像(被写体像)を光電変換して画像データを出力する。カメラ本体32のマウント321は、レンズ鏡筒31をカメラ本体32に取り付けるためのバヨネット部を有する。
レンズ鏡筒31は固定筒311を有し、マウント321のフランジ部と当接している。固定筒311とマウント321とは、不図示のビスに固定されている。また固定筒311には、レンズG1を保持する前鏡筒312とレンズG3を保持する後鏡筒313とが固定される。またレンズ鏡筒31は、レンズG2を保持するレンズ保持枠314を備えている。レンズ保持枠314は、前鏡筒312と後鏡筒313とに保持された第1のガイドバー122により、直進移動可能に保持されている。超音波モータ150は、後鏡筒313に不図示のビス等で固定されている。このような構成により、超音波モータ150の振動子が振動すると、超音波モータ150の駆動力はレンズ保持部材121に伝達される。そしてレンズ保持部材121は、第1のガイドバー122により案内されて光軸Cに沿った方向に直線移動する。
各実施形態において、第1および第2の振動子(振動子100X、100Y)は、第1および第2の振動子と摩擦部材103X、103Yとの相対移動方向(X方向)と異なる方向(好ましくは相対移動方向と直交する方向(Y方向))に間をあけて設けられている。また、第1および第2の案内部材(案内部材107X、107Y)は、相対移動方向(X方向)と異なる方向において第1の振動子と第2の振動子の間に設けられている。このため各実施形態の超音波モータは、移動方向の案内溝の占有範囲を小さくして移動方向のサイズを小型化することができる。したがって各実施形態によれば、小型の超音波モータ、レンズ装置、および、撮像装置を提供することが可能である。
なお、第3の実施形態では、撮像光学系(レンズ)を振動型モータにより駆動させる駆動対象としたが、撮像装置における撮像光学系(レンズ)以外を駆動対象としてもよい。例えば、撮像素子を駆動対象とし、撮影光学系の光軸と直交する方向に撮像素子を駆動させるために上記で説明した振動型モータを用いる構成でもよい。その他、本発明が適用可能な電子機器は撮像装置に限定されず、撮像装置以外の電子機器における構成部品を駆動対象として、当該駆動対象を駆動させるために上記で説明した振動型モータを用いる構成でもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
例えば各実施形態の超音波モータは、レンズ装置への適用に限定されるものではなく、小型で軽量、かつ広い駆動速度レンジが要求される他の電子機器にも適用可能である。
100X、100Y 振動子(第1の振動子、第2の振動子)
103X、103Y 摩擦部材
104 加圧部材
107X、107Y 案内部材(第1の案内部材、第2の案内部材)
150 超音波モータ

Claims (11)

  1. 第1の振動子および第2の振動子と、
    前記第1の振動子および前記第2の振動子と接触する摩擦部材と、
    前記第1の振動子および前記第2の振動子を前記摩擦部材に加圧する加圧部材と、
    前記第1の振動子および前記第2の振動子と前記摩擦部材との相対移動を案内する第1の案内部材および第2の案内部材と、を有し、
    前記第1の振動子および前記第2の振動子は、前記第1の振動子および前記第2の振動子と前記摩擦部材との相対移動方向と異なる方向に間をあけて設けられており、
    前記第1の案内部材および前記第2の案内部材は、前記相対移動方向と異なる方向において前記第1の振動子と前記第2の振動子の間に設けられていることを特徴とする振動型モータ。
  2. 前記第1の振動子および前記第2の振動子と前記摩擦部材との前記相対移動の範囲内において、前記加圧部材により前記第1の振動子および前記第2の振動子に与えられる加圧力の加圧中心は、前記第1の案内部材と前記第2の案内部材との間に位置することを特徴とする請求項1に記載の振動型モータ。
  3. 前記第1の振動子および前記第2の振動子は、前記相対移動方向と直交する方向に間をあけて設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の振動型モータ。
  4. 前記第1の案内部材および第2の案内部材は、前記相対移動方向に並んで設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動型モータ。
  5. 前記第1の振動子および前記第2の振動子はそれぞれ、圧電素子と、突起部を有する振動板と、を有し、
    前記摩擦部材は、前記第1の振動子および前記第2の振動子のそれぞれの前記突起部に接触していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の振動型モータ。
  6. 前記第1の案内部材および前記第2の案内部材と当接し、前記摩擦部材と一体的に固定される案内板を更に有し、
    前記摩擦部材は、前記第1の振動子と接触する第1の摩擦部材と、前記第2の振動子と接触する第2の摩擦部材と、を有し、
    前記案内板は、前記第1の摩擦部材と前記第2の摩擦部材との間に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の振動型モータ。
  7. 前記加圧部材が前記第1の振動子および前記第2の振動子を加圧する方向と直交する方向から見た場合、前記案内板の少なくとも一部は、前記第1の摩擦部材および前記第2の摩擦部材のそれぞれの少なくとも一部と重なっていることを特徴とする請求項6に記載の振動型モータ。
  8. 固定板を更に有し、
    前記第1の案内部材および前記第2の案内部材は、前記案内板に形成された第1の溝と、前記固定板に形成された第2の溝との間で転動するように挟持されており、
    前記第1の溝および前記第2の溝はそれぞれV字溝形状を有し、
    前記第1の溝がなす角度は、前記第2の溝がなす角度よりも小さいことを特徴とする請求項6または7に記載の振動型モータ。
  9. 前記相対移動方向と直交する方向において、前記第1の案内部材と前記第1の振動子との距離は、前記第1の案内部材と前記第2の振動子とのの距離と等しく、前記第2の案内部材と前記第1の振動子との距離は、前記第2の案内部材と前記第2の振動子との距離と等しいことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の振動型モータ。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の振動型モータと、
    前記振動型モータにより駆動される光学系と、を有することを特徴とするレンズ装置。
  11. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の振動型モータと、
    前記振動型モータにより駆動される駆動対象と、を有することを特徴とする電子機器。
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