JP6910570B2 - 携帯端末装置、通信制御システム、通信制御方法、通信制御プログラム、制御回路および記憶媒体 - Google Patents

携帯端末装置、通信制御システム、通信制御方法、通信制御プログラム、制御回路および記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6910570B2
JP6910570B2 JP2020560418A JP2020560418A JP6910570B2 JP 6910570 B2 JP6910570 B2 JP 6910570B2 JP 2020560418 A JP2020560418 A JP 2020560418A JP 2020560418 A JP2020560418 A JP 2020560418A JP 6910570 B2 JP6910570 B2 JP 6910570B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile terminal
terminal device
direct communication
vehicle
operating environment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020560418A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020194446A1 (ja
Inventor
麻里 落合
麻里 落合
照子 藤井
照子 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2020194446A1 publication Critical patent/JPWO2020194446A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6910570B2 publication Critical patent/JP6910570B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/18Management of setup rejection or failure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72448User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions
    • H04M1/72463User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions to restrict the functionality of the device
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • H04W4/021Services related to particular areas, e.g. point of interest [POI] services, venue services or geofences
    • H04W4/022Services related to particular areas, e.g. point of interest [POI] services, venue services or geofences with dynamic range variability
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/30Services specially adapted for particular environments, situations or purposes
    • H04W4/40Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P]
    • H04W4/48Services specially adapted for particular environments, situations or purposes for vehicles, e.g. vehicle-to-pedestrians [V2P] for in-vehicle communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/02Access restriction performed under specific conditions
    • H04W48/04Access restriction performed under specific conditions based on user or terminal location or mobility data, e.g. moving direction, speed
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/14Direct-mode setup

Description

本発明は、直接通信の通信制御を行う携帯端末装置、通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラムに関するものである。
通信の分野において、LTE(Long Term Evolution)及び5G(第5世代移動通信システム)には、基地局を介した通信と、基地局を介さない通信とがある。基地局を介さない通信は直接通信と呼ばれ、基地局を介さずに直接通信を行う装置である直接通信装置間のみで通信ができる。直接通信は、例えばV2X(Vehicle to Everything)への活用が期待されている。直接通信は、基地局を介した通信と同じ周波数帯で運用することも可能であるが、基地局を介した通信とは異なる周波数帯での運用も想定されており、将来的にはV2Xの用途で周波数の割り当ても考えられる。
ここで、V2Xについて説明する。V2とは、「Vehicle to」のことであり、車両に関わる通信技術の一つである。V2は、何を対象とするかにより、様々な組み合わせがある。例えば、V2N(Vehicle to cellular Network)は、車両とインターネットとの通信技術である。V2V(Vehicle to Vehicle)は、車車間通信である。V2I(Vehicle to roadside Infrastructure)は、路車間通信である。V2P(Vehicle to Pedestrian)は、車両とスマートフォンを保持した歩行者との通信技術である。V2Xは、これら車両とモノとの通信技術全般のことである。
近年、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末装置の普及、高機能化により、携帯端末装置のナビゲーションシステムを車両で使用する等、携帯端末装置を車両の運転に関わる道具として使用することが増えてきている。今後、直接通信がV2Xで使用されるようになった場合には、携帯端末装置に搭載された直接通信の通信機能を、V2Xの直接通信として使用できるようになる可能性がある。携帯端末装置を車両に持ち込むことによりV2Xの直接通信ができるようになると、通信機能を搭載していない車両への通信機能の後付けが容易になり、V2Xの普及の後押しになる。
しかし、V2Xのような特定用途の直接通信の通信機能を携帯端末装置に搭載すると、本来の用途とは異なるアプリケーションが当該通信機能を使用してしまう可能性がある。例えば、V2Xの用途以外での携帯端末装置同士の情報交換に、V2Xの直接通信の通信機能を使用出来てしまう恐れがある。このように、本来の用途とは異なるアプリケーションに特定用途の直接通信の通信機能を使用できるようになってしまうと、本来の用途であるV2Xの直接通信に対し、干渉等の影響を与える可能性がある。こういった場合には、携帯端末装置が本来の用途とは異なるアプリケーションにおいて特定用途の直接通信をしないよう制限する必要がある。
また、これまでは車両への適用を前提に述べたが、5Gでは、自営網への周波数割り当ても検討されている。自営網内部において専用周波数を用いる携帯端末装置を使用する際、携帯端末装置間で直接情報のやり取りをする直接通信の通信機能が活用される可能性がある。こういった直接通信の通信機能が搭載された携帯端末装置を自営網の範囲外に持ち出した場合には、携帯端末装置が自営網の専用周波数を用いた直接通信をしないよう制限する必要がある。
特許文献1には、病院等、携帯電話の使用が禁じられている特定の場所を、モータを用いた機器や車両等、あるいはデジタル回路を用いた機器、治療装置等から発生する周期的な電磁波から識別し、特定の場所であると識別された場合、電波放射を制限する技術が開示されている。
特開2002−186046号公報
しかしながら、上記した従来の携帯端末装置では、モータを用いた機器や車両等、あるいはデジタル回路を用いた機器、治療装置等から発生する電磁波のみで携帯電話の使用が禁じられている特定の場所を識別し、特定の場所により一律に電波放射を止めるため、動作環境を考慮しておらず、用途ごとに通信を制限できないという問題があった。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、特定用途で許可された直接通信を行う携帯端末装置において、携帯端末装置の動作環境を考慮して直接通信を制御する携帯端末装置、通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、特定用途で許可された直接通信を行う直接通信無線部と、自装置の動作環境が直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する判定部と、判定部の判定結果に基づき、直接通信無線部による直接通信を制御する制御部とを備える。
本発明に係る通信制御システムは、直接通信可能な携帯端末装置と、携帯端末装置と車両とから受信した情報に基づき携帯端末装置の直接通信の可否を判定するサーバと、を有する通信制御システムであって、携帯端末装置は、特定用途で許可された直接通信を行う直接通信無線部と、携帯端末装置のセンサから取得した携帯端末装置の情報である携帯端末装置センサ情報をサーバに送信し、サーバから直接通信の可否の判定結果を受信する基地局通信無線部と、判定結果に基づき、直接通信無線部による直接通信を制御する制御部とを備え、サーバは、車両から車両のセンサの情報である車両センサ情報を受信し、携帯端末装置から携帯端末装置センサ情報を受信し、携帯端末装置に直接通信の可否の判定結果を送信する通信無線部と、車両センサ情報及び携帯端末装置センサ情報に基づき、携帯端末装置の動作環境が直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する判定部とを備える。
本発明によれば、携帯端末装置の動作環境を考慮して直接通信を制御することができる。
本発明の実施の形態1に係る携帯端末装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る携帯端末装置のハードウェア構成図である。 本発明の実施の形態1に係る判定部の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る携帯端末装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る携帯端末装置のハードウェア構成図である。 本発明の実施の形態3に係る携帯端末装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る判定部の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
本実施の形態1では、例として、携帯端末装置であるスマートフォンに搭載された直接通信の通信機能を、V2Xの直接通信として使用する場合について以下説明する。
V2Xの用途として直接通信を使用するのは、主に車車間通信と路車間通信とがある。車車間通信と、路車間通信と、車両での移動中(停車も含む)等の通信とはV2Xであり、直接通信を行う対象である。
V2Xを行うときは、一般的に直接通信を行う専用の車載器が車両内に設置されており、車両内で通信を行う。一方、実施の形態1のように、直接通信の通信機能が搭載された携帯端末装置を車両内に持ち込んでV2Xを行う場合もある。このような場合は、携帯端末装置を車両外に持ち出すことができる。携帯端末装置は一般的に車両内に持ち込まれ、車両内で通信を行うため、携帯端末装置が車両外にある場合はV2Xではないとし、携帯端末装置は直接通信を制限する必要がある。
また、路車間通信には、ETC2.0のサービスのように、車両の動きとは別に動作するアプリケーションもあるが、現状のETC2.0と同様に、携帯端末装置が車両内にあり、車両が動く状態にある時に送信できれば良い。
本発明の実施の形態1では、携帯端末装置に自装置が車両内にあるか否か判定する機能を設け、自装置が車両内にないと判定された場合に、携帯端末装置は直接通信を制限する。逆に、あるアプリケーションによって車両から取得した情報から、携帯端末装置が自装置が車両内にあると判定した場合は、他のアプリケーションにおいても運転中等で車両に関するアプリケーションが実行されている可能性が高い。その場合はV2Xであるため、携帯端末装置は車両と関係なく動作が可能な他のアプリケーションの通信において直接通信を許可する。携帯端末装置は、V2Xの直接通信を車両内における通信に限定することにより、V2X以外での直接通信を使った通信を抑制することができる。携帯端末装置は、上記のようにすることにより、本来の用途とは異なる直接通信を制限し、干渉を抑えることが出来る。さらに、車両に設置された通信機器以外の通信端末装置を使用したV2Xの直接通信を可能にすることにより、後付けでの通信利用を可能にし、V2Xの普及に貢献することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯端末装置1aの機能ブロック図である。
図1において、携帯端末装置1aは、直接通信を行う直接通信無線部2と、通信を制御する制御部3と、アプリケーションを実行するアプリケーション処理部4aと、自装置が車両内にあるか否か判定する判定部5aと、基地局を介した通信を行う基地局通信無線部6と、直接通信無線部2に接続したアンテナ7と、基地局通信無線部6に接続したアンテナ8とを備える。なお、携帯端末装置1aの中には、他の機能構成も搭載されている場合があるが、ここでは本発明の内容と直接関係がないものは省略する。
直接通信無線部2は、アンテナ7を介して、特定用途で許可された周波数帯を用いて直接通信を行う。具体的には、特定用途で許可された周波数帯とは、V2Xの直接通信として割り当てられた周波数帯であり、直接通信無線部2は、V2Xの直接通信として割り当てられた周波数帯において、他の直接通信装置と直接通信を行う。なお、特定用途で許可された周波数帯とは、V2Xの直接通信として割り当てられた周波数帯としたが、V2Xに割り当てられた基地局を介した通信と同じ周波数帯でもよい。
直接通信無線部2は、制御部3と、アンテナ7とに接続する。
アンテナ7は、直接通信で電波を送受信する。アンテナ7は、直接通信無線部2に接続する。
基地局通信無線部6は、アンテナ8を介して、基地局を介した通信を行う。基地局通信無線部6は、直接通信を行わないで通信する場合の通信手段であり、例えばセルラー通信である。基地局通信無線部6は、制御部3と、アンテナ8とに接続する。
アンテナ8は、基地局を介して電波を送受信する。アンテナ8は、基地局通信無線部6に接続する。
制御部3は、直接通信無線部2及び基地局通信無線部6の通信を制御する。特に、制御部3は、判定部5aの判定結果に基づき、直接通信無線部2の直接通信を制御する。例えば、制御部3は、判定部5aが自装置の動作環境が車両内でないと判定した場合、直接通信無線部2による直接通信を制限する。
制御部3は、直接通信無線部2と、アプリケーション処理部4aと、判定部5aと、基地局通信無線部6とに接続する。
アプリケーション処理部4aは、直接通信を用いるアプリケーションを含むアプリケーションを実行する。アプリケーションには、車両と通信して情報を交換することで動作が可能なアプリケーションと、車両と関係なく動作が可能な他のアプリケーションとがある。車両と通信して情報を交換することで動作が可能なアプリケーションは、例えば、車両の速度情報や位置情報を用いるアプリケーション、他車両や歩行者等の速度情報や位置情報を用いるアプリケーション、車車間通信と路側機とへのプローブ情報提供のアプリケーションがある。車両と関係なく動作が可能な他のアプリケーションは、例えば、道路沿いの店舗や駐車場に関する情報を用いるアプリケーション、車両の経路や地図に関する情報やナビゲーションに関わる情報を用いるアプリケーション等である。具体的には、例えば、現在のETC2.0のようなサービスのアプリケーションやナビゲーションシステムのアプリケーション等である。
なお、アプリケーション処理部4aは、車両から車両に関する情報である車両情報または携帯端末装置1aと車両との通信のための制御情報を取得し、アプリケーションに使用する。アプリケーション処理部4aは、制御部3を介して、車両から取得した車両情報または制御情報を判定部5aに送信する。
アプリケーション処理部4aは、1以上のアプリケーションを実行しており、アプリケーションで直接通信を使用する場合、制御部3、直接通信無線部2、アンテナ7を介して直接通信で他の直接通信装置と通信する。具体的には、アプリケーション処理部4aから他の直接通信装置に直接通信で情報を送信する場合は、アプリケーション処理部4aは接続した制御部3に情報を送信し、制御部3によって制御された送信する情報が直接通信無線部2及びアンテナ7を介して、直接通信で他の直接通信装置に送信される。アプリケーション処理部4aが他の直接通信装置から情報を受信する場合は、アンテナ7及び直接通信無線部2を介して受信した情報が制御部3に渡され、受信した情報が制御部3からアプリケーション処理部4aに引き渡され、アプリケーション処理部4aは受信した情報をアプリケーションで使用する。アプリケーション処理部4aは、基地局を介した通信を行う場合は、上記の直接通信無線部2及びアンテナ7の代わりに基地局通信無線部6及びアンテナ8で通信を行う。なお、アプリケーション処理部4aで実行されているアプリケーションは複数でもよい。
アプリケーション処理部4aは、制御部3と、車両とに接続する。
判定部5aは、アプリケーション処理部4aが車両から取得した車両情報または制御情報に基づき、携帯端末装置1aの動作環境が直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する。
ここで、車両情報とは、例えば、車両から取得した車両の速度情報や位置情報等である。また、制御情報とは、例えば、携帯端末装置1aと車両とが情報を送受信するためのタイミング情報等である。車両情報及び制御情報は、携帯端末装置1aが存在する車両から取得した情報である第一の取得情報の一例である。第一の取得情報は、特定用途に関する情報の一例である。携帯端末装置1aが車両内にある環境は、直接通信を許可する動作環境の一例である。
具体的には、判定部5aは、車両と通信して情報を交換することで動作が可能なアプリケーションを通して、携帯端末装置1aが存在する車両から、車両情報または制御情報を取得した場合、携帯端末装置1aが車両内にあると判定する。判定部5aは、携帯端末装置1aが車両内にあると判定した場合、アプリケーション処理部4aの車両と関係なく動作が可能なアプリケーションから、他の携帯端末装置、車載器、路側機等の他の直接通信装置へ送信する情報について、制御部3に対して直接通信での送信を許可する。判定部5aは、携帯端末装置1aが車両内にないと判定した場合、アプリケーション処理部4aの車両と関係なく動作が可能なアプリケーションから他の直接通信装置へ送信する情報について、制御部3に対して直接通信での送信を却下する。
判定部5aは、制御部3と接続する。
次に、実施の形態1における携帯端末装置1aのハードウェア構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に係る携帯端末装置1aのハードウェア構成図である。図2を用いて、本発明の実施の形態1に係る携帯端末装置1aの構成について説明する。
携帯端末装置1aは、バス10と、プロセッサ11と、メモリ12と、通信I/F13とで構成される。携帯端末装置1aの各機能はソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアの組み合わせにより実現される。ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアの組み合わせはプログラムとして記述される。
バス10は、各装置間を電気的に接続し、データのやり取りを行う信号経路である。
プロセッサ11は、メモリ12に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ11は、バス10を介して他の装置と接続し、これら各部を制御する。プロセッサ11は、メモリ12のプログラムを読み込み、実行する。プロセッサ11は、メモリ12に記憶したOSの少なくとも一部をロードし、OSを実行しながら、プログラムを実行する。プロセッサ11は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)であればいいので、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)であってもよい。制御部3と、アプリケーション処理部4aと、判定部5aとは、プロセッサ11がメモリ12にロードしたプログラムを読み込み、実行することにより実現する。
メモリ12は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアの組み合わせが記述されたプログラムを記憶する。また、メモリ12は、車両情報、制御情報等を記憶する。メモリ12は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、または、HDD(Hard Disk Drive)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、または、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)といった可搬記録媒体等である。メモリ12は、OS(Operating System)も記憶する。制御部3と、アプリケーション処理部4aと、判定部5aとは、メモリ12に記憶するプログラムによって実現する。なお、メモリ12は、制御部3と、アプリケーション処理部4aと、判定部5aとの機能それぞれを別々のメモリで実現してもよい。
通信I/F13は、通信を行うためにネットワークに接続する装置である。通信I/Fは、直接通信無線部2と、基地局通信無線部6と、アンテナ7と、アンテナ8と、車両からアプリケーション処理部4aに情報を送受信するときの機能をまとめて実現する。
なお、各部の情報等を、メモリ12、又は、プロセッサ11であるCPU内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶する。
また、メモリ12は、記憶媒体であってもよい。メモリ12は、メモリと記憶媒体との組み合わせでもよい。
図示しないが、別の例として、携帯端末装置1aをバスと、通信I/Fと、処理回路とで構成してもよい。バス及び通信I/Fは、図2と同様である。処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field―Programmable Gate Array)、または、これらを組み合わせたものである。処理回路は、制御部3と、アプリケーション処理部4aと、判定部5aとの各部の機能をまとめて処理回路で実現する。なお、処理回路は、制御部3と、アプリケーション処理部4aと、判定部5aとの機能それぞれを別々の処理回路で実現してもよい。
さらに、制御部3と、アプリケーション処理部4aと、判定部5aとの各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、制御部3と、判定部5aとについては専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、アプリケーション処理部4aについては処理回路であるCPUがメモリに格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現してもよい。処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、携帯端末装置1aの各機能を実現することができる。
なお、携帯端末装置1aの装置間及び機器間は通信を介して接続されている。用いる通信については、有線通信でも無線通信でもよい。
次に、携帯端末装置1aの動作について説明する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る判定部5aの動作を示すフローチャートである。図3を用いて、判定部5aの動作を以下に説明する。
ステップS101において、判定部5aは、アプリケーション処理部4aで起動されたアプリケーションから制御部3に送信要求があるか否かを判定する。判定部5aは、送信要求があると判定した場合、ステップS101:Yesとなり、ステップS102に進む。判定部5aは、送信要求がないと判定した場合、ステップS101:Noとなり、ステップS101を繰り返す。
ステップS102において、判定部5aは、携帯端末装置1aが車両内にあるか否か判定する。具体的には、判定部5aは、アプリケーション処理部4aが車両から車両情報あるいは制御情報を取得したか否かを判定する。例えば、アプリケーション処理部4aで車両の速度情報や位置情報を用いるアプリケーションが実行されており、当該アプリケーションが車両から車両の速度情報や位置情報を取得した場合、判定部5aは、車両情報あるいは制御情報を取得したとして、携帯端末装置1aが車両内にあると判定し、ステップS102:Yesとなり、ステップS104に進む。判定部5aは、車両情報あるいは制御情報を取得できなかった場合、携帯端末装置1aが車両内にないと判定し、ステップS102:Noとなり、ステップS103に進む。
ステップS103において、判定部5aは、制御部3に対し、送信要求を却下する旨の通知をし、終了する。なお、このとき制御部3は、判定部5aの判定結果に基づき、アプリケーションからの情報を直接通信無線部2のV2Xの直接通信で送信しないように制限する。
ステップS104において、判定部5aは、制御部3に対し、送信要求を許可する旨の通知をし、終了する。なお、このとき制御部3は、判定部5aの判定結果に基づき、アプリケーションからの情報を直接通信無線部2のV2Xの直接通信で送信するように制御する。
ステップS103あるいはステップS104を実行した後もステップS101に戻り、電源をOFFにすること、あるいは終了操作がなされる等の処理の終了のトリガーがあるまで上記のような処理を繰り返すことによって、本来の用途とは異なる直接通信を制限することができる。なお、上記のような処理を繰り返すとしたが、繰り返さず一回行うだけでもよい。
以上述べたように、実施の形態1の携帯端末装置1aは、判定部5aが車両情報あるいは制御情報の取得の有無に基づき、携帯端末装置1aの車両内有無を判定し、自装置が車両内にないと判定した場合に、制御部3が直接通信を制限するため、携帯端末装置1aの動作環境を考慮して直接通信を制御することができる。
また、実施の形態1においては、携帯端末装置1aは、本来の用途とは異なる直接通信を制限することにより、干渉を抑えることが出来る。
実施の形態1においては、携帯端末装置1aは、車両に設置された通信機器以外の通信端末装置を使用したV2Xの直接通信を可能にすることにより、車両に対し後付けでの通信利用を可能にできる。
なお、実施の形態1において、判定部5aは制御部3の外部にある例で説明したが、判定部5aが制御部3の内部の機能であってもよい。
実施の形態1において、判定部5aは、車両情報あるいは制御情報を取得した場合、携帯端末装置1aが車両内にあると判定し、直接通信を許可したが、判定部5aが制御情報を取得した場合、制御情報を取得したか否かの判定に加えて、車両情報を取得し、車両情報に基づき車両が動作している(エンジン等スイッチが入った状態である)と判定した場合、携帯端末装置1aが車両内にあると判定し、直接通信を許可してもよい。ここで、例えば、車両情報とは、車両と携帯端末装置1aとの認証情報、ネゴシエーションの情報あるいは車両からの送信情報等である。このように車両が動作しているか否かを判定に加えることで、携帯端末装置1aが車両内にあるか否かの判定精度が向上する。
実施の形態2.
実施の形態1では、判定部5aは、車両から車両情報あるいは制御情報を取得した場合、携帯端末装置1aは車両内にあると判定し、車両から車両情報あるいは制御情報を取得できなかった場合、携帯端末装置1aは車両内にないと判定し、制御部3は判定結果に基づき、直接通信無線部2の直接通信を制御した。
実施の形態2では、図4〜図5に示すように、判定部5bは、車両から車両情報あるいは接続情報を取得できたか否かで携帯端末装置1bが車両内にあるか否かを判定するのではなく、携帯端末装置1b内の情報だけで携帯端末装置1bが車両内にあるか否かを判定する。それ以外は、実施の形態1と同様である。以下の説明において既に説明した構成及び動作については同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図4は本発明の実施の形態2に係る携帯端末装置1bの機能ブロック図である。
実施の形態2では、実施の形態1の図1のアプリケーション処理部4a及び判定部5aの代わりにアプリケーション処理部4b及び判定部5bが機能ブロック図の構成として加わる。また、実施の形態2では、新しくセンサ9が機能ブロック図の構成として加わる。
センサ9は、携帯端末装置1bに搭載されているセンサである。センサ9は、例えば、加速度センサ、振動センサ、車両のスマートキーと通信するLF(Low Frequency)帯あるいはUHF(Ultra High Frequency)帯の電波を検出するセンサ等である。センサ9は、センサ情報をアプリケーション処理部4bあるいは判定部5bに送信する。センサ9は、アプリケーション処理部4bあるいは判定部5bに接続する。
アプリケーション処理部4bは、センサ9からセンサ情報を取得し、アプリケーションに使用する。アプリケーション処理部4bは、センサ9から取得したセンサ情報と、センサ情報からアプリケーションで算出した算出情報と、車両に関するアプリケーションの実行の情報とのうち少なくとも1つを、制御部3を介して判定部5bに送信する。アプリケーション処理部4bは、車両の代わりに、センサ9に接続する。それ以外は、アプリケーション処理部4aと同様である。
ここで、センサ情報とは、例えば、速度情報、進行方向情報、振動情報、ノイズ情報、電波情報等である。センサ情報からアプリケーションで算出した算出情報とは、例えば、ナビゲーションシステムのアプリケーションで算出した道路上に存在する位置情報、車両と判定できる動作情報等である。このうち、速度情報、進行方向情報、位置情報、動作情報等は、車両の移動情報の一例である。車両に関するアプリケーションの実行の情報とは、例えば、ナビゲーションシステムのアプリケーションが実行されているという情報等である。センサ9あるいはアプリケーション処理部4bから送信されたセンサ情報、センサ情報からアプリケーション処理部4bのアプリケーションで算出した算出情報、車両に関するアプリケーションの実行の情報は、いずれも車両に関する情報である第二の取得情報の一例である。第二の取得情報は、特定用途に関する情報の一例である。携帯端末装置1bが車両内にある環境は、直接通信を許可する動作環境の一例である。
判定部5bは、センサ9あるいはアプリケーション処理部4bから送信されたセンサ情報、センサ情報からアプリケーション処理部4bのアプリケーションで算出した算出情報、車両に関するアプリケーションの実行の情報のうち少なくとも一つに基づき、携帯端末装置1bの動作環境が直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する。
具体的には、判定部5bは、センサ9から送信されたセンサ情報、アプリケーション処理部4bから送信されたセンサ情報、アプリケーション処理部4bから送信された算出情報のうち少なくとも1つを取得し、取得した情報が車両に関する情報であると判定した場合、携帯端末装置1bは車両内にあると判定する。または、判定部5bは、アプリケーション処理部4bから送信された車両に関するアプリケーションの実行の情報を取得した場合、車両に関するアプリケーションを実行するのだから当然車両を動作させるものと判定し、携帯端末装置1bは車両内にあると判定する。
判定部5bは、センサ9とも接続する。それ以外は、判定部5aと同様である。
次に、実施の形態2における携帯端末装置1bのハードウェア構成について説明する。
図5は、本発明の実施の形態2に係る携帯端末装置1bのハードウェア構成図である。図5を用いて、本発明の実施の形態2に係る携帯端末装置1bの構成について説明する。
実施の形態2では、実施の形態1の図2に対して、センサ14がハードウェア構成図の構成として加わる。なお、アプリケーション処理部4bのハードウェア構成はアプリケーション処理部4aと同様、判定部5bのハードウェア構成は判定部5aと同様である。また、メモリ12は、車両情報、制御情報等を記憶する代わりに、センサ情報、センサ情報からアプリケーションで算出した算出情報、車両に関するアプリケーションの実行の情報等を記憶する。
センサ14は、各種センサ情報を検出する。センサ14は、例えば、加速度センサ、振動センサ、車両のスマートキーと通信するLF帯あるいはUHF帯の電波を検出するセンサ等である。センサ9は、センサ14によって実現する。
次に、携帯端末装置1bの動作について説明する。
本発明の実施の形態2に係る判定部5bの動作を示すフローチャートは、実施の形態1の図3と同様である。ただし、アプリケーション処理部4aの代わりにアプリケーション処理部4b、判定部5aの代わりに判定部5bが処理を行う。また、実施の形態2は、ステップS102において、携帯端末装置1bが車両内にあるか否か判定する方法のみ実施の形態1と異なるため、以下に説明する。
ステップS102において、判定部5bは、携帯端末装置1bが車両内にあるか否か判定する。つまり、実施の形態1と同様に、判定部5bは、携帯端末装置1bが車両内にあると判定した場合、ステップS102:Yesとなり、ステップS104に進む。また、判定部5bは、携帯端末装置1bが車両内にないと判定した場合には、ステップS102:Noとなり、ステップS103に進む。
具体的には、センサ9が加速度センサであった場合、判定部5bは、センサ9あるいはアプリケーション処理部4bから速度情報あるいは進行方向情報を取得する。判定部5bは、取得した速度情報あるいは進行方向情報が車両の動作を示していると判定した場合、携帯端末装置1bが車両内にあると判定し、ステップS102:Yesとなり、ステップS104に進む。判定部5bは、速度情報あるいは進行方向情報を取得できなかった場合、または、取得した速度情報あるいは進行方向情報が車両の動作を示していると判定しなかった場合、携帯端末装置1bが車両内にないと判定し、ステップS102:Noとなり、ステップS103に進む。なお、速度情報及び進行方向情報は、センサ情報の一例である。
または、センサ9が振動センサであった場合、判定部5bは、センサ9あるいはアプリケーション処理部4bからノイズ情報あるいは振動情報を取得する。判定部5bは、取得したノイズ情報あるいは振動情報が、車両特有のノイズあるいは振動を示していると判定した場合、携帯端末装置1bが車両内にあると判定し、ステップS102:Yesとなり、ステップS104に進む。判定部5bは、ノイズ情報あるいは振動情報を取得できなかった場合、または、取得したノイズ情報あるいは振動情報が、車両特有のノイズあるいは振動を示していると判定しなかった場合、携帯端末装置1bが車両内にないと判定し、ステップS102:Noとなり、ステップS103に進む。なお、ノイズ情報及び振動情報は、センサ情報の一例である。
または、センサ9が車両のスマートキーと通信するLF帯やUHF帯の電波の検知センサであった場合、判定部5bは、センサ9あるいはアプリケーション処理部4bから電波情報を取得する。判定部5bは、取得した電波情報が、車両のスマートキーと通信するLF帯やUHF帯の電波を示していると判定した場合、携帯端末装置1bが車両内にあると判定し、ステップS102:Yesとなり、ステップS104に進む。判定部5bは、電波情報を取得できなかった場合、または、取得した電波情報が、車両のスマートキーと通信するLF帯やUHF帯の電波を示していると判定しなかった場合、携帯端末装置1bが車両内にないと判定し、ステップS102:Noとなり、ステップS103に進む。なお、電波情報は、センサ情報の一例であり、車両のスマートキーと通信するLF帯やUHF帯の電波は、特有の電波の一例である。
または、アプリケーション処理部4bでナビゲーションシステムのアプリケーションが実行されている場合、判定部5bは、アプリケーション処理部4bのナビゲーションシステムのアプリケーションから位置情報、速度情報あるいは進行方向情報を取得する。判定部5bは、取得した位置情報、速度情報あるいは進行方向情報が、道路上に位置する、車両の動作を示している、あるいはその両方であると判定した場合、携帯端末装置1bが車両内にあると判定し、ステップS102:Yesとなり、ステップS104に進む。判定部5bは、位置情報、速度情報あるいは進行方向情報を取得できなかった場合、または、取得した位置情報、速度情報あるいは進行方向情報が、道路上に位置する、車両の動作を示している、あるいはその両方であると判定しなかった場合、携帯端末装置1bが車両内にないと判定し、ステップS102:Noとなり、ステップS103に進む。なお、ナビゲーションシステムのアプリケーションから取得した位置情報、速度情報及び進行方向情報は、アプリケーション処理部4bから送信された算出情報の一例である。
または、アプリケーション処理部4bのアプリケーションでナビゲーションシステムのアプリケーションが実行されていた場合、判定部5bは、アプリケーション処理部4bから車両に関するアプリケーションの実行の情報を取得する。判定部5bは、アプリケーション処理部4bから送信された車両に関するアプリケーションの実行の情報を取得した場合、車両に関するアプリケーションを実行するのだから当然車両を動作させるものと判定し、携帯端末装置1bは車両内にあると判定し、ステップS102:Yesとなり、ステップS104に進む。判定部5bは、車両に関するアプリケーションの実行の情報を取得できなかった場合、携帯端末装置1bが車両内にないと判定し、ステップS102:Noとなり、ステップS103に進む。なお、ナビゲーションシステムのアプリケーションは、車両に関するアプリケーションの一例である。
以上述べたように、実施の形態2の携帯端末装置1bは、判定部5bがセンサ9あるいはアプリケーション処理部4bから送信されたセンサ情報、センサ情報からアプリケーション処理部4bのアプリケーションで算出した算出情報、車両に関するアプリケーションの実行の情報のうち少なくとも一つの情報取得の有無に基づき、携帯端末装置1bの車両内有無を判定し、自装置が車両内にないと判定した場合に、制御部3が直接通信を制限するため、携帯端末装置1bの動作環境を考慮して直接通信を制御することができる。
また、実施の形態2においても、携帯端末装置1bは、本来の用途とは異なる直接通信を制限することにより、干渉を抑えることが出来る。
実施の形態2においても、携帯端末装置1bは、車両に設置された通信機器以外の通信端末装置を使用したV2Xの直接通信を可能にすることにより、車両に対し後付けでの通信利用を可能にできる。
なお、実施の形態2において、判定部5bは制御部3の外部にある例で説明したが、判定部5bが制御部3の内部の機能であってもよい。
実施の形態2において、判定部5bは、センサ9は1つであったが、センサ9は1以上であればよい。すなわち、センサ9は複数あってもよい。
実施の形態2において、判定部5bは、1つの情報について判定したが、複数の情報について組み合わせて判定してもよい。
実施の形態2において、センサ9は、アプリケーション処理部4bあるいは判定部5bに接続するとしたが、両方と接続してもよい。センサ9は、アプリケーション処理部4b及び判定部5bのうち少なくとも一方と接続されており、センサ情報が取得できればよい。
実施の形態2において、判定部5bは、携帯端末装置1b内の情報だけで携帯端末装置1bが車両内にあるか否かを判定したが、実施の形態1と組み合わせて、アプリケーション処理部4bが車両から車両情報あるいは制御情報を取得する場合、携帯端末装置1b内の情報と車両から取得した車両情報あるいは制御情報とが一致すれば、携帯端末装置1bが車両内にあると判定してもよい。具体的には、車両とアプリケーション処理部4bとが通信しており、センサ9が加速度センサである場合、判定部5bは、センサ9あるいはアプリケーション処理部4bから、センサ9で取得した速度情報あるいは進行方向情報を取得する。判定部5bは、制御部3を介してアプリケーション処理部4bから、車両から取得した車両情報である速度情報あるいは進行方向情報を取得する。判定部5bは、センサ9で取得した速度情報あるいは進行方向情報と、車両から取得した速度情報あるいは進行方向情報が一致した場合、携帯端末装置1bが車両内にあると判定する。このように車両情報とセンサ情報とが一致する場合に車両内と判定することで、携帯端末装置1bが車両内にあるか否かの判定精度が向上する。なお、判定部5bで判定する情報は、車両情報とセンサ情報とに限らず、制御情報、アプリケーション処理部4bから送信された算出情報、車両に関するアプリケーションの実行の情報等でもよい。
実施の形態2において、判定部5bは、携帯端末装置1b内に備えられていたが、携帯端末装置の基地局あるいはクラウド等のサーバが判定部5bを備えていてもよい。具体的には、携帯端末装置1bと車両とはまだ通信が確立していない状態であって、携帯端末装置1bとサーバとが基地局を介した通信を、車両とサーバとがV2N等の通信をしている場合に適応できる。サーバは、携帯端末装置1b及び車両と通信をするための通信無線部と、判定部5bとを備える。携帯端末装置1bは、センサ9から取得した位置情報あるいは速度情報等の携帯端末装置1bの情報である携帯端末装置センサ情報をサーバに送信する。車両も同様に、位置情報あるいは速度情報等の車両のセンサの情報である車両センサ情報をサーバに送信する。サーバは、判定部5bで携帯端末装置1bから受信した携帯端末装置センサ情報と、車両から受信した車両センサ情報とが一致しているか否か判定する。サーバは、携帯端末装置センサ情報と車両センサ情報とが一致している場合、判定部5bが携帯端末装置1bが車両内にあると判定し、通信無線部が携帯端末装置1bに送信要求を許可する旨の通知あるいは直接通信の可否の判定結果を送信する。携帯端末装置1bは、サーバから受信した判定結果に基づき直接通信を行う。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、携帯端末装置であるスマートフォンに搭載された直接通信の通信機能を、V2Xの直接通信として使用する場合について説明した。実施の形態3では、図6〜図7に示すように、携帯端末装置であるタブレット端末に搭載された直接通信の通信機能を、例えば工場等の自営網内で携帯端末装置間の直接通信として使用する場合について説明する。なお、実施の形態3では、携帯端末装置間で直接通信をするが、携帯端末装置に限らず、直接通信を行う相手側は直接通信装置であればよい。
自営網の直接通信を使用する場合は、例えば、工場の作業についての通信を行う場合が考えられる。工場作業の用途の通信を行うときは、一般的に携帯端末装置が自営網の基地局と接続しており、携帯端末装置と自営網の基地局との間で通信ができる状態である。そのため、携帯端末装置が自営網の基地局と接続していない場合は、携帯端末装置間の通信は工場作業の用途の通信ではないため、携帯端末装置は直接通信を制限する必要がある。つまり、直接通信の通信機能が搭載された携帯端末装置を自営網の範囲外に持ち出した場合に、携帯端末装置が自営網の専用周波数を用いた直接通信をしないよう制限する必要がある。
本発明の実施の形態3では、携帯端末装置に自装置が自営網の範囲内に存在するか否か判定する機能を設け、自装置が自営網の範囲内に存在しないと判定された場合に、携帯端末装置は直接通信を制限する。逆に、自営網のアプリケーションによって自営網の基地局から受信する制御情報から、携帯端末装置が自装置が自営網の範囲内に存在すると判定した場合は、他のアプリケーションにおいても自営網内での工場作業に関するアプリケーションが実行されている可能性が高いため、携帯端末装置は他のアプリケーションの通信において直接通信を許可する。携帯端末装置は、自営網の直接通信を自営網の範囲内における通信に限定することにより、別用途での直接通信を使った通信を抑制することができる。携帯端末装置は、上記のようにすることにより、本来の用途とは異なる直接通信を制限し、干渉を抑えることが出来る。それ以外は、実施の形態1、2と同様である。以下の説明において既に説明した構成及び動作については同一符号を付して、重複する説明を省略する。
図6は本発明の実施の形態3に係る携帯端末装置1cの機能ブロック図である。
実施の形態3では、実施の形態1の図1のアプリケーション処理部4a及び判定部5aの代わりにアプリケーション処理部4c及び判定部5cが機能ブロック図の構成として加わる。
また、実施の形態3では、アンテナ8は自営網内の基地局と通信する。さらに、実施の形態3では、特定用途で許可された周波数帯を、自営網の専用周波数帯とし、直接通信無線部2は、自営網の専用周波数帯において、他の携帯端末装置と直接通信を行うとする。
ここで、実施の形態3のような自営網の場合には、実施の形態1、2とは異なり、直接通信用に周波数が割り当てられることは少ない。自営網向けの専用周波数帯が割り当てられ、自営網の基地局を介した通信の周波数と、直接通信の周波数とを、同じにして使用することが想定される。なお、実施の形態3では上記のようにするが、実施の形態1、2と同様に、特定用途で許可された周波数帯を、自営網の直接通信として割り当てられた周波数帯にしてもよい。
また、実施の形態3では、判定部5cが自装置の動作環境が自営網と接続していないと判定した場合、直接通信無線部2による直接通信を制限する。
アプリケーション処理部4cは、自営網の基地局を介した通信を行うための自営網のアプリケーションを実行する。なお、自営網のアプリケーションは、1以上であればよく、単数でも複数でもよい。アプリケーション処理部4cは、制御部3を介して基地局通信無線部6から自営網の基地局から受信する制御情報を取得し、アプリケーションに使用する。ここで、自営網の基地局から受信する制御情報は、特定用途に関する情報の一例である。
アプリケーション処理部4cは、制御部3を介して自営網の基地局からの制御情報を判定部5cに送信する。アプリケーション処理部4cは、制御部3にのみ接続する。それ以外は、アプリケーション処理部4aと同様である。
判定部5cは、自営網の基地局から受信する制御情報に基づき、携帯端末装置1cの動作環境が直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する。
具体的には、判定部5cは、自営網の基地局からの制御情報を取得した場合、携帯端末装置1cが自営網の基地局と接続していると判定し、携帯端末装置1cは自営網の範囲内に存在すると判定する。判定部5cは、携帯端末装置1cが自営網の範囲内に存在すると判定した場合、アプリケーション処理部4cから他の携帯端末装置へ送信する情報について、制御部3に対して直接通信での送信を許可する。判定部5cは、自営網の基地局からの制御情報を取得できなかった場合、携帯端末装置1cが自営網の基地局と接続していないと判定し、携帯端末装置1cは自営網の範囲外に存在すると判定する。判定部5cは、携帯端末装置1cが自営網の範囲外に存在すると判定した場合、アプリケーション処理部4cから他の携帯端末装置へ送信する情報について、制御部3に対して直接通信での送信を却下する。ここで、携帯端末装置1cが自営網の基地局と接続している環境は、直接通信を許可する動作環境の一例である。それ以外は、判定部5aと同様である。
本発明の実施の形態3に係る携帯端末装置1cのハードウェア構成図は、実施の形態1の図2と同様である。アプリケーション処理部4cのハードウェア構成はアプリケーション処理部4aと同様、判定部5cのハードウェア構成は判定部5aと同様である。また、メモリ12は、車両情報、携帯端末装置1aと車両との通信のための制御情報等を記憶する代わりに、携帯端末装置1cと自営網の基地局との通信のための制御情報等を記憶する。
次に、携帯端末装置1cの動作について説明する。
図7は本発明の実施の形態3に係る判定部5cの動作を示すフローチャートである。図7を用いて、判定部5cの動作について説明する。
ステップS201は、実施の形態1のステップS101と同様である。ただし、判定部5aに代わりに判定部5cが、アプリケーション処理部4aの代わりにアプリケーション処理部4cが処理を行う。
ステップS202において、判定部5cは、携帯端末装置1cが自営網の基地局と接続しているか否か判定する。具体的には、判定部5cは、アプリケーション処理部4cが自営網の基地局からの制御情報を取得したか否かを判定する。例えば、アプリケーション処理部4cで自営網のアプリケーションが実行されており、アプリケーション処理部4cが自営網の基地局からの制御情報を取得した場合、判定部5cは、携帯端末装置1cが自営網の基地局と接続していると判定し、ステップS202:Yesとなり、ステップS204に進む。判定部5cは、自営網の基地局からの制御情報を取得できなかった場合、携帯端末装置1cが自営網の基地局と接続していないと判定し、ステップS202:Noとなり、ステップS203に進む。
ステップS203において、判定部5cは、制御部3に対し、送信要求を却下する旨の通知をし、終了する。なお、このとき制御部3は、判定部5cの判定結果に基づき、アプリケーションからの情報を直接通信無線部2の自営網の直接通信で他の携帯端末装置に送信しないように制限する。
ステップS204において、判定部5cは、制御部3に対し、送信要求を許可する旨の通知をし、終了する。なお、このとき制御部3は、判定部5cの判定結果に基づき、アプリケーションからの情報を直接通信無線部2の自営網の直接通信で他の携帯端末装置に送信するように制御する。
ステップS203あるいはステップS204を実行した後もステップS201に戻り、電源をOFFにすること、あるいは終了操作がなされる等の処理の終了のトリガーがあるまで上記のような処理を繰り返すことによって、本来の用途とは異なる直接通信を制限することができる。なお、上記のような処理を繰り返すとしたが、繰り返さず一回行うだけでもよい。
以上述べたように、実施の形態3の携帯端末装置1cは、判定部5cが制御情報の取得の有無に基づき、携帯端末装置1cと自営網の基地局との接続の有無を判定し、携帯端末装置1cが自営網の基地局と接続していないと判定した場合に、制御部3が直接通信を制限するため、携帯端末装置1cの動作環境を考慮して直接通信を制御することができる。
また、実施の形態3においても、携帯端末装置1cは、本来の用途とは異なる直接通信を制限することにより、干渉を抑えることが出来る。
なお、実施の形態3において、判定部5cは制御部3の外部にある例で説明したが、判定部5cが制御部3の内部の機能であってもよい。
ところで、上記した実施の形態に示した携帯端末装置、通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラムは一例に過ぎず、適宜、他の装置と組み合わせて構成することが出来るものであって、実施の形態単独の構成に限られるものではない。
1a, 1b, 1c 携帯端末装置、
2 直接通信無線部、 3 制御部、
4a, 4b, 4c アプリケーション処理部、
5a, 5b, 5c 判定部、
6 基地局通信無線部、 7 アンテナ、 8 アンテナ、
9 センサ、 10 バス、 11 プロセッサ、
12 メモリ、 13 通信I/F、 14 センサ。

Claims (12)

  1. 移動体通信システムの基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する直接通信が可能な携帯端末装置であって、
    特定用途で許可された前記直接通信を行う直接通信無線部と、
    自装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づき、前記直接通信無線部による前記直接通信を制御する制御部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記自装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記自装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記制御部は、前記判定部が前記自装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信無線部による前記直接通信を制限し、
    前記直接通信はV2X(Vehicle to Everything)の通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記自装置が車両内にある環境であり、
    前記判定部は、前記自装置内外で取得した情報が、前記自装置が存在する前記車両から取得した情報である第一の取得情報である場合、前記自装置の動作環境は前記自装置が車両内にある環境であると判定し、
    前記第一の取得情報は、前記自装置と前記車両との通信のための制御情報であり、
    前記判定部は、前記自装置内外で取得した情報が前記制御情報である場合に加えて、前記車両から取得した前記車両に関する情報である車両情報に基づき前記車両が動作していると判定した場合、前記自装置の動作環境は前記自装置が車両内にある環境であると判定する、
    携帯端末装置。
  2. 自営網の基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する直接通信が可能な携帯端末装置であって、
    特定用途で許可された前記直接通信を行う直接通信無線部と、
    自装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づき、前記直接通信無線部による前記直接通信を制御する制御部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記自装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記自装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記制御部は、前記判定部が前記自装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信無線部による前記直接通信を制限し、
    前記直接通信は前記自営網内での通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記自装置が前記自営網の基地局と接続している環境であり、
    前記判定部は、前記自装置内外で取得した情報が前記自営網の基地局から受信する制御情報である場合、前記自装置の動作環境は前記自装置が前記自営網の基地局と接続している環境と判定する、
    携帯端末装置。
  3. 移動体通信システムの基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する直接通信可能な携帯端末装置と、前記携帯端末装置と車両とから受信した情報に基づき前記携帯端末装置の前記直接通信の可否を判定するサーバと、を有する通信制御システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    特定用途で許可された前記直接通信を行う直接通信無線部と、
    前記携帯端末装置のセンサから取得した前記携帯端末装置の情報である携帯端末装置センサ情報を前記サーバに送信し、前記サーバから前記直接通信の可否の判定結果を受信する基地局通信無線部と、
    前記判定結果に基づき、前記直接通信無線部による前記直接通信を制御する制御部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記車両から前記車両のセンサの情報である車両センサ情報を受信し、前記携帯端末装置から前記携帯端末装置センサ情報を受信し、前記携帯端末装置に前記直接通信の可否の判定結果を送信する通信無線部と、
    前記車両センサ情報及び前記携帯端末装置センサ情報に基づき、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記制御部は、前記判定部が前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信無線部による前記直接通信を制限し、
    前記直接通信はV2X(Vehicle to Everything)の通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が車両内にある環境であり、
    前記判定部は、前記携帯端末装置内外で取得した情報が、前記携帯端末装置が存在する前記車両から取得した情報である第一の取得情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定し、
    前記第一の取得情報は、前記携帯端末装置と前記車両との通信のための制御情報であり、
    前記判定部は、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記制御情報である場合に加えて、前記車両から取得した前記車両に関する情報である車両情報に基づき前記車両が動作していると判定した場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定する、
    通信制御システム。
  4. 直接通信可能な携帯端末装置と、前記携帯端末装置と車両とから受信した情報に基づき前記携帯端末装置の前記直接通信の可否を判定するサーバと、を有する通信制御システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    特定用途で許可された前記直接通信を行う直接通信無線部と、
    前記携帯端末装置のセンサから取得した前記携帯端末装置の情報である携帯端末装置センサ情報を前記サーバに送信し、前記サーバから前記直接通信の可否の判定結果を受信する基地局通信無線部と、
    前記判定結果に基づき、前記直接通信無線部による前記直接通信を制御する制御部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記車両から前記車両のセンサの情報である車両センサ情報を受信し、前記携帯端末装置から前記携帯端末装置センサ情報を受信し、前記携帯端末装置に前記直接通信の可否の判定結果を送信する通信無線部と、
    前記車両センサ情報及び前記携帯端末装置センサ情報に基づき、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記判定部は、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記制御部は、前記判定部が前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信無線部による前記直接通信を制限し、
    前記直接通信は自営網内での通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境であり、
    前記判定部は、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記自営網の基地局から受信する制御情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境と判定する、
    通信制御システム
  5. 移動体通信システムの基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する直接通信が可能な携帯端末装置において実行される通信制御方法であって、
    特定用途で許可された前記直接通信を行う第1ステップと、
    前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する第2ステップと、
    前記第2ステップの判定結果に基づき、前記携帯端末装置による前記直接通信を制御する第3ステップと、
    を有し、
    前記第2ステップでは、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記第3ステップでは、前記第2ステップで前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信を制限し、
    前記直接通信はV2X(Vehicle to Everything)の通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が車両内にある環境であり、
    前記第2ステップでは、前記携帯端末装置内外で取得した情報が、前記携帯端末装置が存在する前記車両から取得した情報である第一の取得情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定し、
    前記第一の取得情報は、前記携帯端末装置と前記車両との通信のための制御情報であり、
    前記第2ステップでは、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記制御情報である場合に加えて、前記車両から取得した前記車両に関する情報である車両情報に基づき前記車両が動作していると判定した場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定する、
    通信制御方法。
  6. 自営網の基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する直接通信が可能な携帯端末装置において実行される通信制御方法であって、
    特定用途で許可された前記直接通信を行う第1ステップと、
    前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する第2ステップと、
    前記第2ステップの判定結果に基づき、前記携帯端末装置による前記直接通信を制御する第3ステップと、
    を有し、
    前記第2ステップでは、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記第3ステップは、前記第2ステップで前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信を制限し、
    前記直接通信は前記自営網内での通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境であり、
    前記第2ステップでは、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記自営網の基地局から受信する制御情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境と判定する、
    通信制御方法。
  7. 特定用途で許可された直接通信を行う第1処理と、
    携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する第2処理と、
    前記第2処理の判定結果に基づき、前記携帯端末装置による前記直接通信を制御する第3処理と、
    前記携帯端末装置を実現する処理回路に実行させる通信制御プログラムであって、
    前記携帯端末装置は、移動体通信システムの基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する前記直接通信が可能であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記第3処理では、前記第2処理で前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信を制限し、
    前記直接通信はV2X(Vehicle to Everything)の通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が車両内にある環境であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が、前記携帯端末装置が存在する前記車両から取得した情報である第一の取得情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定し、
    前記第一の取得情報は、前記携帯端末装置と前記車両との通信のための制御情報であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記制御情報である場合に加えて、前記車両から取得した前記車両に関する情報である車両情報に基づき前記車両が動作していると判定した場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定する、
    通信制御プログラム。
  8. 特定用途で許可された直接通信を行う第1処理と、
    携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する第2処理と、
    前記第2処理の判定結果に基づき、前記携帯端末装置による前記直接通信を制御する第3処理と、
    前記携帯端末装置を実現する処理回路に実行させる通信制御プログラムであって、
    前記携帯端末装置は、自営網の基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する前記直接通信が可能であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記第3処理は、前記第2処理で前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信を制限し、
    前記直接通信は前記自営網内での通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記自営網の基地局から受信する制御情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境と判定する、
    通信制御プログラム。
  9. 特定用途で許可された直接通信を行う第1処理と、
    携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する第2処理と、
    前記第2処理の判定結果に基づき、前記携帯端末装置による前記直接通信を制御する第3処理と、
    前記携帯端末装置に実行させる制御回路であって、
    前記携帯端末装置は、移動体通信システムの基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する前記直接通信が可能であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記第3処理では、前記第2処理で前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信を制限し、
    前記直接通信はV2X(Vehicle to Everything)の通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が車両内にある環境であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が、前記携帯端末装置が存在する前記車両から取得した情報である第一の取得情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定し、
    前記第一の取得情報は、前記携帯端末装置と前記車両との通信のための制御情報であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記制御情報である場合に加えて、前記車両から取得した前記車両に関する情報である車両情報に基づき前記車両が動作していると判定した場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定する、
    制御回路。
  10. 特定用途で許可された直接通信を行う第1処理と、
    携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する第2処理と、
    前記第2処理の判定結果に基づき、前記携帯端末装置による前記直接通信を制御する第3処理と、
    前記携帯端末装置に実行させる制御回路であって、
    前記携帯端末装置は、自営網の基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する前記直接通信が可能であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記第3処理は、前記第2処理で前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信を制限し、
    前記直接通信は前記自営網内での通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記自営網の基地局から受信する制御情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境と判定する、
    制御回路。
  11. 特定用途で許可された直接通信を行う第1処理と、
    携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する第2処理と、
    前記第2処理の判定結果に基づき、前記携帯端末装置による前記直接通信を制御する第3処理と、
    前記携帯端末装置を実現する処理回路に実行させる通信制御プログラムを記憶する記憶媒体であって、
    前記携帯端末装置は、移動体通信システムの基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する前記直接通信が可能であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記第3処理では、前記第2処理で前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信を制限し、
    前記直接通信はV2X(Vehicle to Everything)の通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が車両内にある環境であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が、前記携帯端末装置が存在する前記車両から取得した情報である第一の取得情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定し、
    前記第一の取得情報は、前記携帯端末装置と前記車両との通信のための制御情報であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記制御情報である場合に加えて、前記車両から取得した前記車両に関する情報である車両情報に基づき前記車両が動作していると判定した場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が車両内にある環境であると判定する、
    記憶媒体。
  12. 特定用途で許可された直接通信を行う第1処理と、
    携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境であるか否かを判定する第2処理と、
    前記第2処理の判定結果に基づき、前記携帯端末装置による前記直接通信を制御する第3処理と、
    前記携帯端末装置を実現する処理回路に実行させる通信制御プログラムを記憶する記憶媒体であって、
    前記携帯端末装置は、自営網の基地局を介した通信および前記基地局を介さずに他の携帯端末装置と通信する前記直接通信が可能であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記特定用途に関する情報でない場合、前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定し、
    前記第3処理は、前記第2処理で前記携帯端末装置の動作環境が前記直接通信を許可する動作環境ではないと判定した場合、前記直接通信を制限し、
    前記直接通信は前記自営網内での通信であり、
    前記直接通信を許可する動作環境とは、前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境であり、
    前記第2処理では、前記携帯端末装置内外で取得した情報が前記自営網の基地局から受信する制御情報である場合、前記携帯端末装置の動作環境は前記携帯端末装置が前記自営網の基地局と接続している環境と判定する、
    記憶媒体。
JP2020560418A 2019-03-25 2019-03-25 携帯端末装置、通信制御システム、通信制御方法、通信制御プログラム、制御回路および記憶媒体 Active JP6910570B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/012487 WO2020194446A1 (ja) 2019-03-25 2019-03-25 携帯端末装置、通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020194446A1 JPWO2020194446A1 (ja) 2021-04-08
JP6910570B2 true JP6910570B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=72611146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020560418A Active JP6910570B2 (ja) 2019-03-25 2019-03-25 携帯端末装置、通信制御システム、通信制御方法、通信制御プログラム、制御回路および記憶媒体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20210400134A1 (ja)
JP (1) JP6910570B2 (ja)
CN (1) CN113615221A (ja)
DE (1) DE112019006905T5 (ja)
WO (1) WO2020194446A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3116968B1 (fr) * 2020-11-30 2022-11-25 Psa Automobiles Sa Gestion d’interférences sur un canal V2X par désactivation d’une fonction sur un véhicule

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4066599B2 (ja) 2000-12-19 2008-03-26 日本電気株式会社 携帯型端末装置
JP3863728B2 (ja) * 2001-03-28 2006-12-27 三洋電機株式会社 携帯電話機
JP4976215B2 (ja) * 2007-07-03 2012-07-18 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線通信システム、サーバ装置及び無線通信制御方法
JP5316374B2 (ja) * 2009-11-04 2013-10-16 株式会社デンソーアイティーラボラトリ 認証システム及び認証方法
CN104685940B (zh) * 2012-10-05 2016-05-11 三菱电机株式会社 车载无线通信装置及无线设备
JP2014093686A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Tokai Rika Co Ltd 車載通信装置
JP2015035712A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 Kddi株式会社 無線基地局装置、無線端末装置、無線通信システム、端末間直接通信制御方法およびコンピュータプログラム
JP2015085899A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 株式会社デンソー 車両制御装置
KR101710317B1 (ko) * 2013-11-22 2017-02-24 퀄컴 인코포레이티드 차량 내의 다수의 모바일 컴퓨팅 디바이스들에 의해 제공된 선호도들에 기초하여 차량의 내면을 구성하기 위한 시스템 및 방법
JP6539502B2 (ja) * 2015-06-03 2019-07-03 日立建機株式会社 無線通信システム、管制サーバ、及び基地局切替動作制御方法
JP6686490B2 (ja) * 2016-02-04 2020-04-22 ソニー株式会社 ユーザ端末、方法及びプログラム
JP6731614B2 (ja) * 2016-03-24 2020-07-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅内監視システム
JP6655526B2 (ja) * 2016-11-22 2020-02-26 京セラ株式会社 電子機器、制御装置、制御プログラム及び電子機器の動作方法
KR102325049B1 (ko) * 2017-08-10 2021-11-11 삼성전자주식회사 보행자의 안전과 연관된 통신 신호를 송신하는 전자 장치 및 그 동작 방법
WO2019044007A1 (ja) * 2017-08-29 2019-03-07 パナソニック株式会社 端末装置、路側装置、通信システム、および通信方法
WO2019044208A1 (ja) * 2017-08-29 2019-03-07 パナソニック株式会社 端末装置、路側装置、通信システム、および通信方法
KR20190131734A (ko) * 2018-05-17 2019-11-27 엘지전자 주식회사 이동 단말기와 이를 이용한 지불 방법
CN109435621A (zh) * 2018-08-30 2019-03-08 深圳市易成自动驾驶技术有限公司 智能车辆的控制方法、装置及计算机可读存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
CN113615221A (zh) 2021-11-05
DE112019006905T5 (de) 2021-11-18
WO2020194446A1 (ja) 2020-10-01
US20210400134A1 (en) 2021-12-23
JPWO2020194446A1 (ja) 2021-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190044738A1 (en) Mobile device certificate distribution
US10897735B2 (en) MmWave for mobile data
US10790692B2 (en) Mobile electric vehicle wireless charging
EP3675538B1 (en) Moving vehicle communication system
WO2017175395A1 (ja) 通信制御装置
JP6447554B2 (ja) 移動体間通信システムおよび移動体用受信制御装置
US8219132B2 (en) Communication system, base station apparatus and communication method
CN113574920A (zh) Gps辅助协作和信令辅助的wlan dfs操作
WO2017221436A1 (ja) 中継装置、中継方法及びコンピュータプログラム
CN112714419A (zh) 车辆通信系统
JP6910570B2 (ja) 携帯端末装置、通信制御システム、通信制御方法、通信制御プログラム、制御回路および記憶媒体
JPWO2009069185A1 (ja) 無線接続装置
CN112335295B (zh) 车间通信系统、车辆用通信装置
CN112637757A (zh) 近距离离线共乘预订系统
JP4876140B2 (ja) 無線通信端末、及びセルリスト作成方法
JP4631625B2 (ja) 車両用無線通信装置および車両用無線通信方法
US11372078B2 (en) Wireless communication device
WO2019172352A1 (ja) 車載通信装置およびその制御方法
JP2017228103A (ja) 制御装置、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
CN102202368A (zh) 一种获取网络信息的方法和装置
JP2020113858A (ja) 通信装置
WO2017149827A1 (ja) 制御装置、プログラム配信方法、およびコンピュータプログラム
JP7371594B2 (ja) 無線通信制御装置、無線通信装置、及び無線通信制御方法
JP7327317B2 (ja) 通信装置、車両、情報処理システム、プログラム、及びサーバ
WO2022085286A1 (ja) 通信端末、認証装置、及び基地局装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201027

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201027

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201027

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6910570

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150