JP6447554B2 - 移動体間通信システムおよび移動体用受信制御装置 - Google Patents

移動体間通信システムおよび移動体用受信制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、移動体間で通信を行う移動体間通信システム、および、その移動体間通信システムが備える移動体用受信制御装置に関する。
他車両で用いられている通信装置との間で無線通信を行う車両用通信装置が種々知られている。特許文献1には、1つの車両に、他車両との間で無線通信を行う車車間通信装置に加えて、電話回線網を介してセンタと通信を行う電話装置が搭載された構成が開示されている。
この特許文献1に開示されている車両は、電話装置によってセンタと通信が可能か否かを判断する。そして、電話装置による通信が可能であれば、電話装置でセンタへ車両情報を送信する。電話装置の故障により、電話装置による通信が可能でない場合には、車車間通信装置で、他車両へ車両情報を送信する。その車両情報を受信した他車両は、電話装置を用いて、車車間通信で受信した車両情報をセンタへ送信する。
特開2008−37414号公報
車車間通信では、車両制御に用いるための他車の位置情報等を送受信する場合も多い。そのため、車車間通信には高いロバスト性が要求される場合が多い。なお、本明細書における車車間通信は、車両間での直接通信に限られず、間接的に車両間で通信するものも含む。
特許文献1の構成は、車車間通信装置と電話装置それぞれで、車両とセンタとの間の通信を可能にする。よって、車両とセンタとが通信できる可能性は向上する。しかし、特許文献1の構成は車車間通信のロバスト性を高めるための構成は備えていない。よって、車車間通信のロバスト性を高める技術が望まれる。
また、通信のロバスト性を高める技術が望まれるのは、車両以外の移動体と移動体の間の通信でも同じである。つまり、移動体が車両であるか車両以外であるかに関わらず、移動体間通信のロバスト性を高める技術が望まれる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、ロバスト性が高い移動体間通信が可能な移動体間通信システムおよび移動体用受信制御装置を提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための移動体間通信システムに係る発明は、第1移動体(2a)で用いられ、第1移動体に関連する情報である第1移動体情報を逐次送信する移動体用送信装置(1a)と、第2移動体(2b)で用いられ、第1移動体情報を受信する移動体用受信装置(b)とを備える移動体間通信システムであって、移動体用送信装置は、基地局を介して情報を送信する広域送信部(41)と、直接送信により情報を送信する直接送信部(31)と、同一の第1移動体情報を、広域送信部と直接送信部から送信させる制御を行う送信制御部(53、53a)とを備え、移動体用受信装置は、広域送信部が送信した第1移動体情報を、基地局を介して受信する広域受信部(42)と、直接送信部が送信した第1移動体情報を直接受信する直接受信部(32)とを備え、送信制御部は、間接送信部および直接送信部から送信する同一の第1移動体情報に同一の識別符号を付与して送信し、
移動体用受信装置は、間接受信部が第1移動体情報を受信した場合に、間接受信部から第1移動体情報を取得するとともに、直接受信部が第1移動体情報を受信した場合に、直接受信部から第1移動体情報を取得する受信情報取得部(54)と、受信情報取得部が、間接受信部から取得した第1移動体情報と、直接受信部から取得した第1移動体情報とが同一であるか否かをそれら2つの第1移動体情報を比較して判断するとともに、2つの第1移動体情報に付与されている識別符号が同一であるか否かも判断する同一判断部(55a)と、同一判断部が、2つの第1移動体情報が同一であると判断し、且つ、2つの識別符号が同一であると判断した場合に、第1移動体情報を第2移動体で用いられる移動体制御部へ送信し、同一判断部が、2つの識別符号が同一であると判断したが、2つの第1移動体情報が同一でないと判断した場合には、同一でないと判断した第1移動体情報を移動体制御部へ送信しない移動体送信部(56a)とを備え、
移動体送信部は、受信情報取得部が、間接受信部および直接受信部のいずれか一方から第1移動体情報を取得した後、予め設定された待機時間内に、間接受信部および直接受信部のうちの第1移動体情報を取得していない側から、第1移動体情報を取得しない場合には、同一判断部の判断結果なしで、取得済みの第1移動体情報を移動体制御部へ送信する
本発明によれば、第1移動体で用いられる移動体用送信装置が備える送信制御部は、同一の第1移動体情報を、広域送信部と直接送信部とから送信させる。第2移動体で用いられる移動体用受信装置は広域受信部と直接受信部を備えるので、広域送信部が第1移動体情報を送信した場合も、直接送信部が第1移動体情報を送信した場合も、第1移動体情報を受信できる。したがって、ロバスト性が高い移動体間通信が実現できる。
また、上記目的を達成するための移動体用受信制御装置に係る発明は、他移動体から送信され、他移動体に関連する情報である他移動体情報を基地局を介して受信する広域受信部と、他移動体情報を直接受信する直接受信部とを備えた移動体で用いられる移動体用受信制御装置であって、広域受信部が他移動体情報を受信した場合に、広域受信部から他移動体情報を取得するとともに、直接受信部が他移動体情報を受信した場合に、直接受信部から他移動体情報を取得する受信情報取得部(54)と、受信情報取得部が、間接受信部から取得した他移動体情報と、直接受信部から取得した他移動体情報とが同一であるか否かをそれら2つの他移動体情報を比較して判断するとともに、2つの他移動体情報に付与されている識別符号が同一であるか否かも判断する同一判断部(55a)と、同一判断部が、2つの他移動体情報が同一であると判断し、且つ、2つの識別符号が同一であると判断した場合に、他移動体情報を移動体で用いられる移動体制御部へ送信し、同一判断部が、2つの識別符号が同一であると判断したが、2つの他移動体情報が同一でないと判断した場合には、同一でないと判断した他移動体情報を移動体制御部へ送信しない移動体送信部(56a)とを備え、
移動体送信部は、受信情報取得部が、間接受信部および直接受信部のいずれか一方から他移動体情報を取得した後、予め設定された待機時間内に、間接受信部および直接受信部のうちの他移動体情報を取得していない側から、他移動体情報を取得しない場合には、同一判断部の判断結果なしで、取得済みの他移動体情報を移動体制御部へ送信する
第1実施形態の車車間通信システムの全体構成を示す図である。 図1の車載システム1の構成を示すブロック図である。 図2の通信制御部50が実行する車両データパケット送信処理を示すフローチャートである。 図2の通信制御部50が実行する車両データパケット受信処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の車載システム201の構成を示すブロック図である。 図5の通信制御部50aが実行する車両データパケット受信処理を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。図1は、車車間通信システム100の概略的な構成の一例を示す図である。車車間通信システム100は請求項の移動体間通信システムに相当する。第1実施形態の車車間通信システム100は、図1に示す車載システム1を複数備えるとともにセンタ5を備える。
複数の車載システム1は、複数の車両2にそれぞれ搭載される。図1の例では、車載システム1aは車両2aに搭載され、車載システム1bは車両2bに搭載されている。これら車載システム1a、1bは、搭載されている車両2a、2bが異なる以外は同じ構成である。車両2a、2bに搭載されている各車載システム1a、1bを区別しないときは、単に車載システム1と記載し、また、車両2a、2bを区別しないときは、単に車両2と記載する。なお、図1には、車載システム1が搭載されている車両2を2台しか示していないが、3台以上の車両2にそれぞれ車載システム1が搭載されてもよい。
[全体の概要]
車車間通信システム100は、異なる車両2にそれぞれ搭載された車載システム1が互いに無線通信するシステムである。車両2は、道路上を走行する車両であれば特に限定はない。4輪車、オートバイ、自転車などが車両に含まれる。
車載システム1は、予め割り当てられた周波数帯の電波を用いて、広域通信網3を介さないで、他の車載システム1と無線通信を実施する。また、車載システム1は、広域通信網3を介して、他の車載システム1と無線通信を実施することもできる。つまり、車載システム1は、広域通信網3を介した車車間通信と、広域通信網3を介さない車車間通信とが可能である。
以下では、広域通信網3を介さない車車間通信を直接型車車間通信し、広域通信網3を介した車車間通信を間接型車車間通信と記載する。直接型車車間通信は間接型車車間通信に比較して通信範囲が狭い。そのため、直接型車車間通信は狭域車車間通信と呼ぶこともでき、間接型車車間通信は広域車車間通信と呼ぶこともできる。
直接型車車間通信に用いられる周波数帯は、たとえば、760MHz帯である。その他、2.4GHz、5.9GHz帯などを用いることもできる。直接型車車間通信を実現するための通信規格は任意のものを採用することができる。たとえば、IEEE1609等にて開示されているWAVE(Wireless Access in Vehicular Environment)の規格を採用することができる。
車載システム1が間接型車車間通信を行う場合、広域通信網3に接続されている基地局4との間で、直接的には、通信を行う。広域通信網3は、携帯電話網やインターネット等の、電気通信事業者によって提供される公衆通信ネットワークを指す。
車載システム1は、車両データパケットを、直接型車車間通信および間接型車車間通信でそれぞれ送信する。間接型車車間通信で車両データパケットが送信された場合に、センタ5は、基地局4および広域通信網3を介して、車両データパケットを受信する。
センタ5は、車両データパケットを受信した場合、その車両データパケットを、車両データパケットを送信した車載システム1の周辺領域に存在する他車両(つまり周辺車両)に搭載された車載システム1に転送する。周辺領域は、車両データパケットを送信した車載システム1から所定の車両間距離以内となる範囲とする。この車両間距離は、車両間の直線距離である。なお、車両間距離は請求項の移動体間距離に相当する。
周辺領域を決定するために、車両データパケットを送信した車両2の位置が必要となる。この位置は、車両データパケットに、車両データパケットを送信した車載システム1が搭載されている車両2の位置が含まれていれば、車両データパケットに含まれている位置とする。
また、車両データパケットの転送相手となる車載システム1を決定するためには、各車載システム1の位置を把握する必要がある。そこで、センタ5は、車両2の現在位置を管理する。
車両2の現在位置の管理は、図示しないデータベースを用いて実現されればよい。当該データベースにおいて各車両2の現在位置は、車両IDなどと対応付けられて保存される。以下では、車両2の現在位置を表したデータベースを位置管理データベースとする。センタ5が車両2の位置を把握するために、車載システム1は、周期的に現在位置をセンタ5に送信するようにすることができる。ただし、車載システム1は、直接型車車間通信により互いの位置情報を交換する構成とすることができる。この場合には、一部の車載システム1が、複数台の車両2の位置をセンタ5に送信すればよい。センタ5は、車両2の位置を受信する毎に、位置管理データベースを更新する。なお、周辺領域を決定するための車両2の位置も、この位置管理データベースに保存されている位置とすることもできる。
車両間距離は、一定値としてもよいし、送信元車両の走行速度などに応じて動的に決定されてもよい。また、車両間距離は、送信元車両が走行している道路の種別に応じた値に動的に調整されてもよい。たとえば、走行道路が高速道路である場合の車両間距離は相対的に大きい値(例えば400m)とする一方、走行道路が一般道路である場合には、走行道路が高速道路である場合よりも小さい値に設定する。
また、車両間距離は、直接型車車間通信により通信可能な距離よりも長い距離であって、直接型車車間通信により通信可能な距離の数倍よりは短い距離であることが好ましい。このようにすれば、間接型車車間通信により、車車間通信距離を実質的に延ばすことができ、かつ、不要な通信相手にまで車両データパケットを送信してしまうことを抑制できる。数倍は、より具体的には、たとえば2倍あるいは3倍である。
センタ5は、車両データパケットを受信した場合に、位置管理データベースに基づいて、送信元車両から車両間距離以内に存在する車両2を抽出し、その抽出した車両2に向けて車両データパケットを転送する。
[車載システム1の構成]
次に、車載システム1の構成を説明する。車載システム1は、図2に示すように、ロケータ10と通信ユニット20とを備える。通信ユニット20は、狭域通信部30、広域通信部40、通信制御部50を備える。ロケータ10と通信制御部50とは、車両内に構築された通信ネットワーク6(つまり、LAN:Local Area Network)を介して互いに通信可能に接続される。
LAN6には車両制御部7も接続されており、通信制御部50はLAN6を介して車両制御部7とも通信可能である。車両制御部7は、この車両制御部7が搭載された車両2(以下、自車両)の挙動に関する種々の制御を行う制御部であり、1つまたは複数の制御部から構成される。車両制御部7が行う制御は、たとえば、加減速制御、操舵制御である。この車両制御部7は請求項の移動体制御部に相当する。
車両制御部7は、自車両の挙動に関する種々の制御を行うために、自車両に搭載された種々のセンサから、自車両の走行状態を示す状態量の検出値を取得する。自車両の走行状態を示す状態量は、たとえば、走行速度、ヨーレート、操舵角、加速度、シフト位置などである。なお、次に説明するロケータ10が特定する位置情報も、自車両の走行に関する状態量に含まれる。
ロケータ10は、道路地図上において、自車両が現在走行している地点を特定する装置である。ロケータ10は、たとえば、GNSS受信機および地図データを備える。ロケータ10は、現在位置を示す位置情報を通信ユニット20に逐次提供する。また、GNSS受信機を備えているので、ロケータ10は、周知のGNSS受信機と同様、UTC時刻、すなわち協定世界時で表された現在時刻を表す情報も逐次、通信ユニット20に出力する。
通信ユニット20は自車両の周辺に存在する他車両に搭載された車載システム1との間で車両データパケットの送受信を実施するためのユニットである。この通信ユニット20において、狭域通信部30および広域通信部40はそれぞれ通信制御部50と相互通信可能に接続されている。
狭域通信部30は、所定の周波数帯の電波を用いて他車両と直接無線通信(つまり直接型車車間通信)を実施するための通信モジュールである。この狭域通信部30は、狭域送信部31、狭域受信部32、アンテナ33を備える。なお、狭域送信部31は請求項の直接送信部に相当し、狭域受信部32は請求項の直接受信部に相当する。アンテナ33は、直接型車車間通信に用いられる周波数帯の電波を送受信するためのアンテナである。
狭域受信部32は、アンテナ33で受信した信号を復調して通信制御部50に提供する。狭域送信部31は、通信制御部50から入力されたデータを変調してアンテナ33に出力する。アンテナ33は、そのデータを電波として放射(すなわち無線送信)する。なお、直接型車車間通信のアクセス制御は、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)によって実施される。CSMA/CAに基づいたアクセス制御処理は、狭域送信部31が担当してもよいし、通信制御部50が担当してもよい。また、送信方式は、本実施形態ではブロードキャストとするが、ユニキャストやマルチキャスト方式が採用されてもよい。
広域通信部40は、広域通信網3に無線接続し、車載システム1が広域通信網3を介して他の通信装置と通信するための通信モジュールである。この広域通信部40は、広域送信部41、広域受信部42、アンテナ43を備える。広域送信部41は請求項の間接送信部に相当し、広域受信部42は請求項の間接受信部に相当する。
アンテナ43は、基地局4との無線通信に用いられる所定の周波数帯の電波を送受信するためのアンテナである。広域受信部42は、基地局4から送信されアンテナ43で受信した信号を復調して通信制御部50に提供する。広域送信部41は、通信制御部50から入力されたデータを変調してアンテナ43に出力する。アンテナ43は、そのデータを電波として放射(すなわち無線送信)する。
通信制御部50は、狭域通信部30および広域通信部40の作動を制御する。この通信制御部50の詳細については別途後述するが、概略的には次の通りである。通信制御部50は、車両データを生成し、当該車両データを含む車両データパケットを、狭域通信部30から送信させたり、広域通信部40から送信させたりする。狭域通信部30から通信パケットを送信させることが狭域送信であり、広域通信部40から通信パケットを送信させることが広域送信である。また、通信制御部50は、周辺車両から送信された車両データパケットを、直接型車車間通信および間接型車車間通信によって受信する。
[通信制御部50の構成]
次に通信制御部50の構成を説明する。通信制御部50が請求項に記載の移動体用送信制御装置および移動体用受信制御装置に相当する。通信制御部50は、CPU、RAM、ROM、I/O、およびこれらの構成を接続するバスラインなどを備えたコンピュータとして構成されている。ROMには、汎用的なコンピュータを通信制御部50として機能させるためのプログラム(以降、通信制御プログラム)や車両ID等が格納されている。
なお、上述の通信制御プログラムは、非遷移的実体的記録媒体(non- transitory tangible storage medium)に格納されていればよく、その具体的な記憶媒体はROMに限らない。例えば通信制御プログラムはフラッシュメモリに保存されていても良い。CPUが通信制御プログラムを実行することは、通信制御プログラムに対応する方法が実行されることに相当する。
この通信制御部50は、CPUがROMに格納されている上述の通信制御プログラムを実行することによって、図2に示す種々の機能を提供する。すなわち、通信制御部50は機能ブロックとして、送信情報取得部51、車両データ生成部52、送信制御部53、受信情報取得部54、同一判断部55、車両内送信部56を備える。
なお、通信制御部50が備える機能ブロックの一部又は全部は、一つあるいは複数のIC等を用いて(換言すればハードウェアとして)実現してもよい。また、通信制御部50が備える機能ブロックの一部又は全部は、CPUによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されてもよい。
送信情報取得部51は、通信制御部50の通電時、LAN6を介してロケータ10から、現在位置を示す位置情報を取得する。また、車両制御部7から、自車両の走行状態を示す種々の情報を取得する。なお、通信制御部50への通電は、たとえばイグニッションスイッチがオンである場合に行われる。
送信情報取得部51が取得したこれらの情報は、車両データとして送信するための情報であり、情報の取得周期は、車両データを生成して送信する周期と同じである。送信情報取得部51は、取得したこれらの情報をメモリ57の送信情報格納領域に一定時間保存する。メモリ57は、書き換え可能な記憶媒体であり、たとえば、通信制御部50が備えるRAMである。
車両データ生成部52は、メモリ57の送信情報格納領域に保存されている種々の情報に基づき、所定の生成周期Tgで、その生成時点における自車両の走行状態を示す車両データを生成する。送信情報格納領域に保存されている情報は、生成時点における自車両の走行状態を示す車両データを生成するための情報であるので、保存時から一定時間(たとえば生成周期Tg)経過した情報はメモリ57から削除される。
生成周期Tgは例えば100ミリ秒である。車両データ生成部52によって生成される車両データは、車両データパケットに収容されるデータ本体部分(いわゆるペイロード)に相当する。また、車両データは、請求項の第1移動体情報、移動体情報に相当する。車両データ生成部52が生成した車両データはメモリ57に保存されるとともに送信制御部53に提供される。
送信制御部53は、車両データ生成部52から車両データが提供される度に、当該車両データを含む車両データパケットを生成する。車両データパケットは、車両データに、車両IDと、車両データパケット生成時の時刻情報が付与されたパケットである。車両IDと時刻情報は、車両データパケットを他の車両データパケットと区別するための識別符号としての役割を持つ。時刻情報は、通信制御部50の内部に備えられたクロック部の時刻情報を用いる。このクロック部の時刻情報は、ロケータ10から出力されるUTC時刻に合わせられるので、実質的にUTC時刻を意味する。
車両データに付与する時刻情報は、狭域通信部30から送信する車両データパケットと、広域通信部40が送信する車両データパケットが同じデータであることを識別するために用いる。したがって、車両データに付与する時刻情報は、厳密に車両データパケット生成時を表している必要はない。このことから、車両データとして、ロケータ10から取得した位置情報を含ませる場合には、車両データに付与する時刻情報を、ロケータ10から現在位置を示す位置情報を取得したときに、合わせてロケータ10から取得できるUTC時刻としてもよい。
なお、本実施形態において、パケットは、送信時に一定のデータ量に分割されたデータ単位を意味するのではなく、データ全体を意味する。つまり、車両データパケットは、車両データに、車両IDと、車両データパケット生成時の時刻情報が付与されたデータ全体を意味する。なお、車両データパケットをこの意味で用いることは、車両データパケットを送信時に複数のデータに分割して送信することを制限するものではない。
送信制御部53は、同時送信周期であるときは、生成した車両データパケットを、狭域送信部31と広域送信部41へ出力する。一方、同時送信周期に該当しないときは、生成した車両データパケットを狭域送信部31のみへ出力する。
同時送信周期は、車両データ生成部52が車両データを生成する周期の整数倍の周期である。この整数は、本実施形態では10とする。したがって、車両データ生成部52が車両データを10回生成する毎に、送信制御部53は、車両データパケットを、狭域送信部31と広域送信部41へ出力する。なお、上記整数は、10以外の数、たとえば、1でもよい。つまり、送信制御部53は、生成した車両データパケットを、毎回、狭域送信部31と広域送信部41へ出力してもよい。
狭域送信部31は、車両データパケットが供給されると、その車両データパケットを変調してアンテナ33から同報送信する。狭域送信部31には、車両データパケットが生成されるごとにその車両データパケットが供給されるので、アンテナ33から車両データパケットが送信される周期は、車両データの生成周期Tgと等しくなる。
広域送信部41は、車両データパケットが供給されると、その車両データパケットを変調してアンテナ43から送信する。アンテナ43から送信された車両データパケットは基地局4に受信され、広域通信網3を介して基地局4からセンタ5に送られる。
他の車両2に搭載された車載システム1の狭域通信部30から車両データパケットが送信され、自車両が、他の車両2と狭域通信可能であれば、他の車両2から送信された車両データパケットを、アンテナ33を介して狭域受信部32が受信する。
また、他の車両2の位置を基準としてセンタ5が決定する周辺領域に自車両が存在していれば、センタ5から、他の車両2が送信した車両データパケットが送信される。センタ5から送信された車両データパケットはアンテナ43を介して広域受信部42が受信する。
受信情報取得部54は、狭域受信部32が車両データパケットを受信した場合には狭域受信部32から車両データパケットを取得し、広域受信部42が車両データパケットを受信した場合には広域受信部42から車両データパケットを取得する。
同一判断部55は、受信情報取得部54が広域受信部42および狭域受信部32のいずれかから車両データパケットを取得した場合に、取得した車両データパケットと、メモリ57に記憶されている車両データパケットとが同一であるか否かを判断する。本実施形態における同一とは、車両データパケットに含まれている、つまり、車両データに付与されている車両IDと時刻情報がともに一致していることを意味する。
車両データパケットに含まれている車両IDと時刻情報がともに一致するのは、他の車両2から、同じ車両データパケットが狭域送信部31と広域送信部41から送信され、それらを自車両の狭域受信部32と広域受信部42がともに受信した場合に限られる。したがって、同一判断部55は、受信情報取得部54が広域受信部42から取得した車両データパケットと、受信情報取得部54が狭域受信部32から取得した車両データパケットとが同一であるか否かを判断していることになる。
同一判断部55は、上記判断の結果、取得した車両データパケットが、メモリ57に記憶されている車両データパケットと同一でないと判断すると、その車両データパケットを、車両内送信部56に送り、かつ、メモリ57の受信情報格納領域に一定時間保存する。一方、取得した車両データパケットが、メモリ57に記憶されている車両データパケットと同一であると判断した場合には、取得した車両データパケットを破棄する。
車両内送信部56は、同一判断部55から車両データパケットが供給された場合に、その車両データパケットに含まれている車両データを車両制御部7へ出力する。この車両内送信部56は請求項の移動体送信部に相当する。なお、車両データに加えて、車両IDおよび時刻情報のいずれか一方または両方を車両制御部7へ出力してもよい。
[車両データパケット送信処理]
次に、通信制御部50が実施する車両データパケット送信処理について、図3に示すフローチャートを用いて述べる。ここでは、車両2aに搭載されている車載システム1aが備える通信制御部50が図3の処理を実行しているとする。この場合、車両2aは請求項の第1移動体に相当し、車載システム1aは請求項の移動体用送信装置として機能することになる。
図3の処理は、車両データ生成部52と送信制御部53が実行する。この処理とは別に、送信情報取得部51は、ロケータ10や車両制御部7から情報を取得して、メモリ57に記憶する処理を実行している。
ステップ(以下、ステップを省略)S1では、車両データ生成部52が、送信する情報があるか否かをメモリ57を参照して判断する。前述したように、車両データ生成部52は、生成周期Tgで車両データを生成するので、S1はこの生成周期Tgごとに実行する。メモリ57にまだ車両データの生成に用いていない情報が保存されていれば、S1の判断がYESとなり、メモリ57に車両データの生成に用いていない情報が保存されていなければ、S1の判断がNOとなる。
S1の判断がNOであれば車両データパケット送信処理を終了する。一方、S1の判断がYESであればS2へ進む。S2では、車両データ生成部52が、メモリ57に保存されている情報に基づいて車両データを生成する。
以下のS3〜S6は送信制御部53が実行する。S3では、S2で生成された車両データに車両IDと時刻情報を付与して車両データパケットを生成する。S4では、同時送信周期であるか否かを判断する。S4の判断がYESであればS5へ進む。S5では、車両データパケットを狭域送信部31と広域送信部41へ出力する。このS5の処理が行われると、同一の車両データパケットが狭域送信部31と広域送信部41へ同時に出力されることになる。一方、S4の判断がNOになった場合にはS6へ進む。S6では、車両データパケットを狭域送信部31のみへ出力する。
車両データパケットが供給された狭域送信部31、広域送信部41は、CSMA/CAやリソース割り当てを決定するための処理などを行って送信可能な状態となった場合に、車両データパケットを送信する。前述したように、この車両データパケットに含まれる車両データは請求項の第1移動体情報、移動体情報に相当する。
[車両データパケット受信処理]
次に、通信制御部50が実施する車両データパケット受信処理について、図4に示すフローチャートを用いて述べる。ここでは、車両2bに搭載されている車載システム1bが備える通信制御部50が図4の処理を実行しているとする。この場合、車両2bは請求項の第2移動体に相当し、車載システム1bは請求項の移動体用受信装置として機能することになる。
図4の処理は、通信制御部50への通電時に一定周期で実行される。一定周期は、たとえば、前述の生成周期Tgと同じである。S11では、受信情報取得部54が、狭域受信部32または広域受信部42が車両データパケットを受信したか否かを判断する。この判断は、これら狭域受信部32または広域受信部42から車両データパケットを取得したか否かにより行う。なお、受信する車両データパケットに含まれる車両データは、請求項の他移動体情報に相当する。
車両2aの通信制御部50が図3のS5またはS6を実行して車両2aの狭域送信部31が車両データパケットを送信し、かつ、車両2bが車両2aと直接車車間通信が可能な位置に存在していれば、車両2bの狭域受信部32が車両データパケットを受信する。この場合にS11の判断がYESになる。また、車両2aの通信制御部50が図3のS5を実行して車両2aの広域送信部41が車両データパケットを送信し、かつ、車両2bが車両2aの周辺領域に存在していれば、車両2bの狭域受信部32が車両データパケットを受信する。この場合にもS11の判断がYESになる。S11の判断がYESであればS12へ進み、NOであれば図4の処理を終了する。
S12〜S14は同一判断部55が実行する。S12では、S11で受信したと判断した車両データパケットと同一の車両データパケットを受信済みであるか否かを判断する。車両2aの通信制御部50が図3のS5を実行した場合であって、車両2bが車両2aとの間で直接型車車間通信および間接型車車間通信がともに可能であれば、狭域受信部32および広域受信部42は同じ車両データパケットを受信する。この場合、狭域受信部32および広域受信部42のうち後に車両データパケットを受信した側がその車両データパケットを受信し、その車両データパケットに基づいてS12の判断を行うと、S12の判断がYESになる。S12の判断がYESであればS13に進む。S13では、今回取得した車両データパケットを破棄する。
S12の判断がNOであればS14に進む。S14では、今回取得した車両データパケットをメモリ57に記憶する。続くS15では、車両内送信部56が、今回取得した車両データパケットに含まれている車両データ、または、車両データに加えて車両IDおよび時刻情報の少なくとも一方を、車両制御部7へ送信する。
[第1実施形態のまとめ]
図3、図4の例を参照して第1実施形態のまとめを説明する。以上の構成では、車両2aで用いられる車載システム1aが備える送信制御部53は、S5を実行する場合には、同一の車両データパケットを、狭域送信部31と広域送信部41とから送信させる。車両2bで用いられる車載システム1bは、広域受信部42と狭域受信部32とを備える。よって、車載システム1aの広域送信部41が車両データパケットを送信した場合も、車載システム1aの狭域送信部31が車両データパケットを送信した場合も、車両データパケットを受信できる。したがって、ロバスト性が高い車車間通信が実現できる。
また、図3のS5を実行すると、同一の車両データパケットを同時に送信させる処理が行われることになる。よって、ロバスト性が高く、かつ、リアルタイム性も高い車車間通信が実現できる。
また、第1実施形態では、受信した車両データパケットが、すでに受信した車両データパケットと同一であるか否かの判断を、車両データパケットに含まれる時刻情報を用いて行っている。そのため、シーケンス番号が時刻情報の代わりに付与されて、そのシーケンス番号で同一の判断を行うよりも、高い精度で同一か否かの判断ができる。また、車両IDが同一かどうかも判断するので、より高い精度で、今回受信した車両データパケットが、すでに受信した車両データパケットと同一か否かを判断できる。
加えて、車両データに加えて時刻情報も車両制御部7へ送信する場合、車両データを受信した車両制御部7は、車両データがいつの時点のデータであるかを判断できる。よって、車両制御部7が行う車両制御が、リアルタイム性が要求される制御である場合に、通信制御部50から送信された車両データを使ってよいかどうかの判断を行いやすい。特に、第1実施形態では、時刻情報をUTC時刻で現在時刻を表す情報としている。よって、車両制御部7は、車両間で同期された時刻に基づいて、通信制御部50から取得した車両データの新しさを判断することが可能になる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態を説明する。この第2実施形態以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
図5に第2実施形態の車載システム201の構成を示す。図2に示すように、第2実施形態の車載システム201は、ロケータ10と通信ユニット20aとを備える。通信ユニット20aは、通信制御部50aの構成が第1実施形態の通信制御部50と異なる。
より詳しくは、通信制御部50aは、送信制御部53a、同一判断部55a、車両内送信部56aが実行する処理が、第1実施形態の送信制御部53、同一判断部55、車両内送信部56が実行する処理と異なる。
送信制御部53aは、同時送信周期に送信する車両データパケットには、狭域送信部31と広域送信部41から同じ車両データパケットを送信したことを意味する同時送信フラグを付与する。それ以外は、第1実施形態の送信制御部53と同じ処理を実行する。同一判断部55a、車両内送信部56aが実行する処理は図6を用いて説明する。なお、車両内送信部56aは請求項の移動体送信部に相当する。
図6は第2実施形態において通信制御部50aが実行する車両データパケット受信処理を示している。この図6の処理は図4に代えて実行する処理であり、実行周期は図4と同じである。
S21では、受信情報取得部54が、狭域受信部32または広域受信部42が車両データパケットを受信したか否かを判断する。このS21の処理は図4のS11と同じである。S21の判断がYESであればS22へ進み、NOであればS28へ進む。以降の処理においてS22〜S26は同一判断部55aが行い、S27〜S29は車両内送信部56aが行う。
S22では、S21で受信したと判断した車両データパケットに、同時送信フラグが付与されているか否かを判断する。この判断がYESであればS23へ進み、NOであればS27へ進む。S27では車両データを送信するので、車両データパケットに同時送信フラグが付与されていない場合には、S23、S25の判断を行うことなく、車両データを送信することになる。
S23では、S21で受信したと判断した車両データパケットに含まれる車両IDおよび時刻情報と同一の車両IDおよび時刻情報を含んだ車両データパケットを受信済みであるか否かを判断する。車両IDおよび時刻情報が同じである車両データパケットを受信済みであるか否かを判断する点は図4のS12と同じである。よって、今回受信した車両データパケットとメモリ57に記憶されている車両データパケットとを比較してこの判断を行う。ただし、第2実施形態では、車両IDと時刻情報が同じであるだけでは、同一の車両データパケットであるとは判断せず、さらに、S25において、車両データも同じであるか否かを判断する。
S23の判断がNOである場合にはS24に進む。S24では、今回受信した車両データパケットをメモリ57の受信データ格納領域に記憶する。その後、S28へ進む。
第1実施形態では、今回受信した車両データパケットの車両IDと時刻情報が、メモリ57に記憶されている車両データパケットの車両IDおよび時刻情報と同じでない場合、車両データパケットに含まれている車両データを車両制御部7へ送信していた。しかし、第2実施形態では、S23の判断がYESであればS25へ進む。
S25では、今回受信した車両データパケットに含まれている車両データと、メモリ57の受信データ格納領域に記憶されている車両データパケットに含まれている車両データが同じであるか否かを判断する。S25の判断がNOであればS26へ進む。
S25の判断がNOである場合、車両IDと時刻情報が同じであるにも関わらず、車両データが異なる車両データパケットを受信したことになる。この場合、今回受信した車両データパケットおよびメモリ57に記憶されている車両データパケットの少なくとも一方の車両データが改ざんされた恐れが高い。そこで、S26では、車両IDと時刻情報が同じであるにも関わらず、車両データが異なる2つの車両データパケットをともに破棄する。よって、これら2つの車両データパケットは、いずれも、車両制御部7へ送信しないことになる。これにより、改ざんされた車両データに基づいた車両制御が行われてしまうことを抑制できる。
なお、このS26でのデータの破棄を、一定時間後に実行してもよい。一定時間は、車両データを車両制御部7が利用する可能性がある時間を意味する。このようにすることで、改ざんされた可能性がある車両データパケットをさらに受信した場合にも、車両データを車両制御部7が利用する可能性がある時間内に、その車両データパケットに含まれる車両データを車両制御部7へ送信しないようにできる。
また、S26において破棄する車両データパケットを、今回受信した車両データパケットのみとしてもよいし、今回受信した車両データパケットをメモリ57に記憶されている車両データパケットに上書きしてもよい。このようにしても、改ざんされた可能性がある車両データパケットをさらに受信した場合に、その車両データパケットに含まれる車両データを車両制御部7へ送信しないようにできる。
S25の判断もYESになった場合に、第2実施形態では、同一の車両データパケットであると判断する。S25の判断がYESであればS27へ進む。S27では、今回受信した車両データパケットに含まれる車両データを車両制御部7へ送信する。もちろん、同じ車両データパケットであると判断しているので、メモリ57に記憶されている車両データパケットに含まれる車両データを車両制御部7へ送信してもよい。また、第1実施形態と同様、車両データに加えて車両IDおよび時刻情報の少なくとも一方を、車両制御部7へ送信してもよい。
S21の判断がNOである場合、または、S24、S26、S27のいずれかを実行した場合にはS28へ進む。S28では、メモリ57に、記憶時刻から待機時間が経過した車両データパケットがあるか否かを判断する。待機時間は、直接型車車間通信および間接型車車間通信の最大遅れ時間を考慮し、その最大遅れ時間に相当する時間に予め設定される。なお、この判断は、すでにS27あるいは次のS29の処理を実行して車両制御部7へ送信した車両データパケットは除外して行う。
S28の判断がNOであればS29を実行することなく図6の処理を終了する。一方、S28の判断がYESになった場合にはS29へ進む。S29では、S28の判断がYESとなった車両データパケットに含まれている車両データを、低信頼度フラグを付与して車両制御部7へ送信する。車両データに加えて、車両IDおよび時刻情報の少なくとも一方を送信してもよい点はS27と同じである。
低信頼度フラグを付与する理由は、同じ車両データパケットが、狭域送信部31および広域送信部41から送信されているにも関わらず、同一判断部55aが実行するS23、S25の判断結果が得られていないからである。よって、低信頼度フラグは、同一判断部55aが判断を行っていないことを意味するフラグである。同一判断部55aが判断を行っていないので、低信頼度フラグは、改ざんされていないことの確認が得られていないことを意味するフラグでもある。
[第2実施形態のまとめ]
第2実施形態の車載システム201によれば、同一判断部55aは、狭域受信部32および広域受信部42のいずれか一方が車両データパケットを受信した場合に、すでに受信した車両データパケットと同一であるか否かを判断する。今回受信した車両データパケットがすでに受信した車両データパケットと同一となるのは、狭域受信部32および広域受信部42のうち車両データパケットを今回受信した側とは反対側の受信部が、すでに同一の車両データパケットを受信している場合である。したがって、同一判断部55aは、受信情報取得部54が、広域受信部42から取得した車両データパケットと、狭域受信部32から取得した車両データパケットとが同一であるか否かを判断している。
同一判断部55aは、今回受信した車両データパケットとすでに受信した車両データパケットが同一であるか否かの判断において、車両IDと時刻情報が互いに同一であるか否かを判断するとともに、車両データも同じであるか否かを判断する。これにより、車両データが改ざんされた恐れがあるか否かを判断することができる。
加えて、狭域受信部32、広域受信部42のいずれか一方しか車両データパケットを受信できない場合にも、S28、S29を実行して、車両データを車両制御部7へ送信する。よって、ロバスト性が高い車車間通信も実現できる。
さらに、狭域受信部32、広域受信部42のいずれか一方しか車両データパケットを受信できない場合には、低信頼度フラグを付与して車両データを車両制御部7へ送信する。これにより、車両制御部7は、通信制御部50aから送信された車両データの信頼度を考慮した制御を行うことができる。
たとえば、車両制御部7は、低信頼度フラグが付与された車両データが通信制御部50aから送信されてきた場合には、その車両データの直前に通信制御部50aから送信されてきた1つまた複数の車両データとの連続性を確認する。そして、データの連続性が確認できる場合に限り、低信頼度フラグが付与された車両データを用いた車両制御を行う等の処理が可能になる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、以降で述べる種々の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
[変形例1]
第1第2実施形態では、通信ユニット20、20aは、狭域通信部30および広域通信部40を備えていた。しかし、狭域通信部30および広域通信部40のいずれか一方または両方が、通信ユニット20、20aの外部に設けられ、LAN6により、狭域通信部30および広域通信部40と通信ユニット20、20aとが接続されてもよい。
[変形例2]
第1、第2実施形態では、同一の車両データパケットを狭域送信部31と広域送信部41とから送信する場合、同時送信するようにしていたが、送信時点を異ならせて、狭域送信部31および広域送信部41から同一の車両データパケットを送信してもよい。
[変形例3]
前述の実施形態では、識別符号として車両IDおよび時刻情報を用いた。しかし、識別符号としてシーケンス番号を用いてもよい。
[変形例4]
前述の実施形態では、移動体の例として車両を示したが、移動体は車両に限られない。たとえば、移動体が歩行者であってもよい。
1、1a、1b:車載システム 2、2a、2b:車両 3:広域通信網 4:基地局 5:センタ 6:通信ネットワーク 7:車両制御部 10:ロケータ 20、20a:通信ユニット 30:狭域通信部 31:狭域送信部 32:狭域受信部 33:アンテナ 40:広域通信部 41:広域送信部 42:広域受信部 43:アンテナ 50、50a:通信制御部 51:送信情報取得部 52:車両データ生成部 53、53a:送信制御部 54:受信情報取得部 55、55a:同一判断部 56、56a:車両内送信部 57:メモリ 100:車車間通信システム 201:車載システム

Claims (7)

  1. 第1移動体(2a)で用いられ、前記第1移動体に関連する情報である第1移動体情報を逐次送信する移動体用送信装置(1a)と、第2移動体(2b)で用いられ、前記第1移動体情報を受信する移動体用受信装置(b)とを備える移動体間通信システムであって、
    前記移動体用送信装置は、
    基地局を介して情報を送信する間接送信部(41)と、
    直接送信により情報を送信する直接送信部(31)と、
    同一の前記第1移動体情報を、前記間接送信部と前記直接送信部から送信させる制御を行う送信制御部(53、53a)とを備え、
    前記移動体用受信装置は、
    前記間接送信部が送信した前記第1移動体情報を、基地局を介して受信する間接受信部(42)と、
    前記直接送信部が送信した前記第1移動体情報を直接受信する直接受信部(32)とを備え
    前記送信制御部は、前記間接送信部および前記直接送信部から送信する同一の前記第1移動体情報に同一の識別符号を付与して送信し、
    前記移動体用受信装置は、
    前記間接受信部が前記第1移動体情報を受信した場合に、前記間接受信部から前記第1移動体情報を取得するとともに、前記直接受信部が前記第1移動体情報を受信した場合に、前記直接受信部から前記第1移動体情報を取得する受信情報取得部(54)と、
    前記受信情報取得部が、前記間接受信部から取得した前記第1移動体情報と、前記直接受信部から取得した前記第1移動体情報とが同一であるか否かをそれら2つの前記第1移動体情報を比較して判断するとともに、2つの前記第1移動体情報に付与されている前記識別符号が同一であるか否かも判断する同一判断部(55a)と、
    前記同一判断部が、2つの前記第1移動体情報が同一であると判断し、且つ、2つの前記識別符号が同一であると判断した場合に、前記第1移動体情報を前記第2移動体で用いられる移動体制御部へ送信し、前記同一判断部が、2つの前記識別符号が同一であると判断したが、2つの前記第1移動体情報が同一でないと判断した場合には、同一でないと判断した前記第1移動体情報を前記移動体制御部へ送信しない移動体送信部(56a)とを備え、
    前記移動体送信部は、前記受信情報取得部が、前記間接受信部および前記直接受信部のいずれか一方から前記第1移動体情報を取得した後、予め設定された待機時間内に、前記間接受信部および前記直接受信部のうちの前記第1移動体情報を取得していない側から、前記第1移動体情報を取得しない場合には、前記同一判断部の判断結果なしで、取得済みの前記第1移動体情報を前記移動体制御部へ送信する移動体間通信システム。
  2. 請求項1において、
    前記送信制御部は、同一の前記第1移動体情報を、前記間接送信部と前記直接送信部に同時に出力する移動体間通信システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記移動体送信部は、前記同一判断部の判断結果なしで、前記第1移動体情報を前記移動体制御部へ送信する場合には、前記同一判断部が判断を行っていないことを意味するフラグを付与して、前記第1移動体情報を前記移動体制御部へ送信する移動体間通信システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    前記識別符号が、送信する情報の生成時の時刻情報である移動体間通信システム。
  5. 請求項において、
    前記時刻情報は、協定世界時で現在時刻を表す情報である移動体間通信システム。
  6. 請求項1〜のいずれか1項において、
    前記移動体用送信装置の前記間接送信部が送信した前記第1移動体情報を前記基地局を介して受信し、受信した前記第1移動体情報を、前記移動体用送信装置が用いられている前記第1移動体との間の距離が予め設定された移動体間距離内である前記第2移動体で用いられている前記移動体用受信装置へ転送するセンタを備えている移動体間通信システム。
  7. 他移動体から送信され、前記他移動体に関連する情報である他移動体情報を基地局を介して受信する間接受信部と、前記他移動体情報を直接受信する直接受信部とを備えた移動体で用いられる移動体用受信制御装置であって、
    前記間接受信部が前記他移動体情報を受信した場合に、前記間接受信部から前記他移動体情報を取得するとともに、前記直接受信部が前記他移動体情報を受信した場合に、前記直接受信部から前記他移動体情報を取得する受信情報取得部(54)と、
    前記受信情報取得部が、前記間接受信部から取得した前記他移動体情報と、前記直接受信部から取得した前記他移動体情報とが同一であるか否かをそれら2つの前記他移動体情報を比較して判断するとともに、2つの前記他移動体情報に付与されている識別符号が同一であるか否かも判断する同一判断部(55a)と、
    前記同一判断部が、2つの前記他移動体情報が同一であると判断し、且つ、2つの前記識別符号が同一であると判断した場合に、前記他移動体情報を前記移動体で用いられる移動体制御部へ送信し、前記同一判断部が、2つの前記識別符号が同一であると判断したが、2つの前記他移動体情報が同一でないと判断した場合には、同一でないと判断した前記他移動体情報を前記移動体制御部へ送信しない移動体送信部(56a)とを備え、
    前記移動体送信部は、前記受信情報取得部が、前記間接受信部および前記直接受信部のいずれか一方から前記他移動体情報を取得した後、予め設定された待機時間内に、前記間接受信部および前記直接受信部のうちの前記他移動体情報を取得していない側から、前記他移動体情報を取得しない場合には、前記同一判断部の判断結果なしで、取得済みの前記他移動体情報を前記移動体制御部へ送信する移動体用受信制御装置。
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