JP6908582B2 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
従来、ユーザが保有しているポイントを商品またはサービスに対する請求額に充当し、かかる請求額を減額する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2016−51281号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ユーザが保有しているポイントを一度に全て使い切ることを抑制するために、充当期間において少しずつポイントを請求額に充当するに過ぎす、ユーザに対して付加価値のあるポイントの付与サービスを実現することができるとは限らなかった。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザに対して付加価値のあるバリューの付与サービスを実現することができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、受付部と、設定部とを備える。受付部は、ストアを出店する出店者により任意に調整可能な使用用途が制限された制限バリューの設定要求を、出店者から受け付ける。設定部は、受付部によって制限バリューの設定要求を受け付けた場合に、ストアに出品される商品に対して制限バリューの付与の設定を行う。情報処理装置は、商品をユーザが購入した場合に、使用用途が制限されていない通常バリューに加え、制限バリューをユーザに付与する。
実施形態の一態様によれば、ユーザに対して付加価値のあるバリューの付与サービスを実現することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る制限ポイントの消滅処理の一例を説明する図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る商品情報データベースに記憶される商品情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る設定情報データベースに記憶される設定情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る購入情報データベースに記憶される購入情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る情報処理システムによる情報処理手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態の変形例に係る情報処理の概要を示す図である。 図9は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.情報処理の概要]
まず、図1を参照しながら実施形態に係る情報処理の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の概要を示す説明図である。実施形態に係るストア端末10およびユーザ端末20はEC(Electronic Commerce:電子商取引)サイト上で商品の検索、販売、購入などを可能とする機能を提供するアプリケーション(ショッピングアプリ)を実行し、実施形態に係る情報処理装置100と協働して行う。そして、情報処理装置100において、ストアを出店する出店者により任意に調整可能な使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を受け付けた場合に、かかるストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う処理が行われる。
なお、ここで、ストアを出店する出店者とは、例えば、ネットワーク上の所定の商取引サイトであるショッピングモールに出店するストアを運営する運営者やかかるストアを管理する管理者などである。そして、上記した運営者や管理者は、サーバにおいて所定の識別子が付されて出品者IDとして管理されている。
図1に示すように、情報処理システム1は、ストア端末10と、ユーザ端末20と、情報処理装置100とを含む。ストア端末10、ユーザ端末20、および情報処理装置100は、ネットワークを介して、互いに有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示される情報処理システム1に含まれる端末の数は、図示した数に限られない。例えば、情報処理システム1は、出店者の数と同じ数のストア端末がネットワークに接続され、ユーザの数と同じ数のユーザ端末がネットワークに接続される。
ストア端末10は、ストアを出店する出店者A01によって利用される情報処理端末である。ストア端末10は、スマートフォンなどの携帯電話機や、タブレット端末や、PDA(Personal Digital Assistant)や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等により実現される。なお、図1は、ストア端末10がデスクトップ型PCである場合を示す。
また、ストア端末10は、出店者A01の操作に従って、ECサイトで販売する商品の商品情報(商品の識別子、商品名、メーカー名、価格、画像など)を情報処理装置100に送信する。また、ストア端末10は、ユーザによる商品の購入情報(商品の識別子、購入したユーザの識別子、配達先、希望配達日時、決済情報など)を情報処理装置100から受信する。
また、ストア端末10は、出店者A01の操作に従って、使用用途が制限された制限ポイントを発行する。ここで、制限ポイントとは、ストアの負担が必須の使用用途が制限されていない通常ポイントと異なり、ストアが任意で負担するポイントである。通常ポイントは原資負担として、例えば、2.5%のポイント率の設定が必須であるとしており、一方、制限ポイントは、例えば、1.0%〜20%の範囲で任意にポイント率の設定が可能である。つまり、出店者A01は、ECサイトに出品する商品に対して、2.5%のポイント率である通常ポイントに加えてさらに制限ポイントを1.0%〜20%の範囲でポイント率の設定が可能である。
また、この形態では、使用用途が制限された制限ポイントとは、使用先が制限された制限ポイントである。具体的には、例えば、通常ポイントはECサイト以外でもポイントを使用することができるのに対して、かかる制限ポイントはECサイトでのみポイントを使用することができる。
また、ストア端末10は、出店者A01による操作に従って、任意でポイント率を設定して制限ポイントを発行した後、かかる制限ポイントの設定を情報処理装置100に対して要求する。
ユーザ端末20は、ECサイトに出品される商品を購入するユーザU01によって利用される情報処理端末である。ユーザ端末20は上記した端末装置と同じ端末装置により実現される。なお、図1は、ユーザ端末20が「スマートフォン」と呼ばれる携帯端末である場合を示す。
また、ユーザ端末20は、ユーザU01による操作に従って、情報処理装置100にアクセスすることで、ECサイトに関するコンテンツを取得する。そして、ユーザ端末20は、取得したコンテンツを画面に表示する。
情報処理装置100は、例えば、ECサイトとして機能するショッピングサーバである。かかる情報処理装置100は、オンラインストアに対してオンラインモールの機能を提供する。また、情報処理装置100は、ストア端末10からECサイトで販売する商品の商品情報を受信する。情報処理装置100は、受信した商品情報を商品情報データベースに記憶する。
また、情報処理装置100は、ストアを出店する出店者A01からストア端末10を介して上記した制限ポイントの設定要求を受け付けた場合に、かかるストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う。つまり、情報処理装置100は、予め設定されているユーザに付与する通常ポイントに加えてさらに制限ポイントの付与の設定を行う。情報処理装置100は、設定した制限ポイントに関する情報を設定情報データベースに記憶する。
また、情報処理装置100は、ユーザU01からユーザ端末20を介してECサイトにおいて出品された商品の購入があった場合、商品を購入したユーザU01に対して通常ポイントおよび制限ポイントを付与する。情報処理装置100は、ユーザU01における商品の購入に関する購入情報を購入情報データベースに記憶する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、ストアを出店する出店者A01により任意に調整可能な使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を受け付けた場合に、かかるストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う処理を実現する。かかる形態について図1を用いてさらに説明を続ける。
図1に示すように、まず、ストア端末10は、出店者A01による操作に従って、使用先が制限された制限ポイントを発行する(S1)。具体的には、ストア端末10は、出店者A01が出店する「ストアA」における「商品A」に対して、2.5%のポイント率である必須の通常ポイントとは別に、この例では10.0%のポイント率である使用先が制限された制限ポイントを発行する。
そして、ストア端末10は、「ストアA」の「商品A」において10.0%のポイント率である使用先が制限された制限ポイントの設定を情報処理装置100に対して要求する(S2)。情報処理装置100は、ストア端末10からの要求を受け付ける(S3)。
情報処理装置100は、ストア端末10から要求を受け付けると、予め設定されているユーザに付与する通常ポイントに加えてさらに制限ポイントの付与の設定を行う(S4)。具体的には、情報処理装置100は、商品情報データベースに記憶されている「ストアA」の「商品A」において、2.5%のポイント率である通常ポイントに加えてさらに10.0%のポイント率である使用先が制限された制限ポイントの付与の設定を行う。そして、情報処理装置100は、設定した制限ポイントに関する情報を設定情報データベースに記憶する。
ここで、ユーザU01からユーザ端末20を介してECサイトにおいて出品された「商品A」の購入があったとする(S5)。かかる場合、情報処理装置100は、設定情報データベースに基づき、「商品A」を購入したユーザU01に対して通常ポイントおよび制限ポイントを付与する(S6)。具体的には、情報処理装置100は、「ストアA」における「商品A」の価格が「1,000円」であるため、かかる価格にポイント率を乗算することで、ユーザU01に対して「25P」の通常ポイントおよび「100P」の制限ポイントを付与する。そして、情報処理装置100は、ユーザU01における「商品A」の購入に関する購入情報を購入情報データベースに記憶する。
このように、「商品A」を購入したユーザU01は、「25P」の通常ポイントと「100P」の制限ポイントとを獲得する。これにより、ユーザU01は、この例では「25P」をECサイト以外でも使用することができ、「100P」をECサイトでのみ使用することができる。
これにより、情報処理装置100は、ユーザU01に対して通常ポイントに加えてさらに制限ポイントを付与することでECサイトでの商品の購入を促すことができる。つまり、本実施形態に係る情報処理装置100は、ポイントの付与を通じてユーザU01に対して購買意欲を喚起させることができる。したがって、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザに対して付加価値のあるポイントの付与サービスを実現することができる。
また、情報処理装置100は、ユーザU01に付与した制限ポイントを、図2に示す設定条件に従って、自動的に消滅させるようにしてもよい。図2は、実施形態に係る制限ポイントの消滅処理の一例を説明する図である。
図2に示すように、情報処理装置100において、例えば、毎月5日を制限ポイントの消滅日と設定した場合、ユーザU01が「商品A」を「2018/01/08」に購入したとすると、ユーザU01に付与した制限ポイントは「2018/02/05」に消滅することとなる。
つまり、ユーザU01に付与した制限ポイントは、ユーザU01によってストアで商品Aが購入された購入日(「2018/01/08」)がかかる購入日に属する月に設定された制限ポイントの消滅日(「2018/01/05」)よりも後である場合、かかる購入日に属する月の翌月に設定された制限ポイントの消滅日(「2018/02/05」)に消滅することとなる。なお、通常ポイントは使用期限の無いポイントであり、制限ポイントが消滅しても通常ポイントは残ることになる。
このように、情報処理装置100は、制限ポイントが消滅する日を上記のようにして自動的に揃えることで、ユーザU01に対してECサイトでの商品の購入をさらに促すことができる。
また、情報処理装置100は、制限ポイントの消滅日に近づくほど制限ポイントの使用用途をさらに制限してもよい。具体的には、情報処理装置100は、制限ポイントの消滅日までの残日数が所定の残日数を下回った場合に、ECサイトで制限ポイントを使用可能なストアを制限してもよい。
このように、情報処理装置100は、ECサイトで制限ポイントを使用可能なストアを制限することで、特定のストアに多数のユーザを集客させることができる。
また、情報処理装置100は、ストア端末10から制限ポイントの設定要求を受け付けると、ストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行ったが、かかるストアでの売り上げが所定の基準を満たしている場合に、制限ポイントの付与の設定を行ってもよい。
このように、情報処理装置100は、ストアでの売り上げが所定の基準を満たしている場合に、かかるストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行うことで、制限ポイントの付加価値を高めることができる。
また、図1に示す例において、使用用途が制限された制限ポイントとは、使用先が制限された制限ポイントであったが、使用先でなく使用期間が制限された制限ポイントであってもよい。
かかる場合、情報処理装置100は、ストアを出店する出店者A01からストア端末10を介して使用期間が制限された制限ポイントの設定要求を受け付ける。
つまり、ストア端末10は、出店者A01による操作に従って、使用期間が制限された制限ポイントを発行する。かかる制限ポイントは、商品を分類分けした商品カテゴリ毎に使用期間が制限されてもよい。また、かかる制限ポイントのポイント率は、商品カテゴリ毎にポイント率を異なるようにしてもよい。なお、使用期間が制限された制限ポイントの付与の設定については、以下の実施形態において詳細に説明する。
[2.情報処理装置の構成例]
次に、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置100について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続される。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、商品情報データベース121と、設定情報データベース122と、購入情報データベース123とを有する。
商品情報データベース121は、ストア端末10から受信したECサイトで販売する商品の商品情報が記憶されるデータベースである。
図4は、実施形態に係る商品情報データベース121に記憶される商品情報の一例を示す図である。図4に示す例では、「ストアID」、「ストア名」、「出店者ID」、「商品ID」、「商品名」、「商品カテゴリ」、「価格」、および「通常ポイントのポイント率」といった項目を有する情報が記憶される。なお、商品情報データベース121には、図4に示す情報以外にも、商品情報に関する各種の情報が記憶されていてもよい。
ここで、「ストアID」とは、オンラインモールに出店するストア(仮想店舗)を識別するための識別子である。また、「ストア名」とは、オンラインモールに出店するストアの名称である。また、「出店者ID」とは、オンラインモールに出店するストアを運営する運営者やかかるストアを管理する管理者などを識別するための識別子である。また、「商品ID」とは、ストアに出品される商品を識別するための識別子である。また、「商品名」とは、その商品の名称である。また、「商品カテゴリ」とは、その商品の属する階層的な商品分類である。また、「価格」とは、その商品のそのストアにおける単価である。また、「通常ポイントのポイント率」とは、ECサイトに出品する商品に対して予め設定されているユーザに付与する通常ポイントのポイント率を示す情報である。
例えば、図4に示す例では、商品情報データベース121には、ストアIDが「S01」であり、ストア名が「ストアA」であり、出店者が「A01」であり、商品ID「G01」に対応する商品名が「商品A」であり、かかる「商品A」の商品カテゴリが「衣類」であり、価格が「1,000円」であり、かかる「商品A」の通常ポイントのポイント率が「2.5%」である旨が記憶されている。
このような情報は、ストア端末10が出店者ID「A01」が示す出店者A01によって使用され、かかる出店者A01の商品情報を記憶している旨を示す。
設定情報データベース122は、ストア端末10から使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を受け付けた場合に、かかる制限ポイントの付与を設定した情報が記憶されるデータベースである。なお、この例では、設定情報データベース122には使用期間が制限された制限ポイントが記憶されている。
図5は、実施形態に係る設定情報データベース122に記憶される設定情報の一例を示す図である。図5に示す例では、「ストアID」、「商品ID」、「商品カテゴリ」、「価格」、「通常ポイントのポイント率」、「制限ポイントのポイント率」、および「制限ポイントの使用期間」といった項目を有する情報が記憶される。なお、設定情報データベース122には、図5に示す情報以外にも、設定情報に関する各種の情報が記憶されていてもよい。なお、図5に示す設定情報データベース122は、図4に示す商品情報データベース121と対応関係にある。
ここで、「制限ポイントのポイント率」とは、制限ポイントのポイント率を示す情報である。また、「制限ポイントの使用期間」とは、制限ポイントの使用期間を示す情報である。
例えば、図5に示す例では、出店者A01からの設定要求に基づいて商品カテゴリが「衣類」の「商品A」において「制限ポイントのポイント率」を「10.0%」に、「制限ポイントの使用期間」を「2018/01/01〜2018/03/31」に設定した旨を示している。また、出店者A01からの設定要求に基づいて商品カテゴリが「電気製品」の「商品B」において「制限ポイントのポイント率」を「20%」に、「制限ポイントの使用期間」を「2018/01/01〜2018/06/31」に設定した旨を示している。また、出店者A01からの設定要求に基づいて商品カテゴリが「雑貨」の「商品C」において「制限ポイントのポイント率」を「5.0%」に、「制限ポイントの使用期間」を「2018/01/01〜2018/02/28」に設定した旨を示している。
購入情報データベース123は、ユーザからユーザ端末20を介してECサイトにおいて出品された商品の購入があった場合に、かかるユーザにおける商品の購入に関する購入情報が記憶されるデータベースである。
図6は、実施形態に係る購入情報データベース123に記憶される購入情報の一例を示す図である。図6に示す例では、「ユーザID」、「ユーザ名」、「ストアID」、「購入商品名」、「価格」、「購入日」、「通常ポイント」、「制限ポイント」、および「制限ポイントの使用期間」といった項目を有する情報が記憶される。なお、購入情報データベース123には、図6に示す情報以外にも、購入情報に関する各種の情報が記憶されていてもよい。
ここで、「ユーザID」とは、ユーザ端末20を使用しているユーザを示す識別子である。このユーザIDは、例えば、クッキーIDまたはユーザがユーザ端末20を用いて情報処理装置100に対して会員登録した際に情報処理装置100から払い出されるIDであってもよい。
例えば、図6に示す例では、ユーザU01がECサイトにおいて出品された「商品A」を「2017/12/01」に購入しており、設定情報データベース122に基づき、「商品A」を購入したユーザU01に対して「25P」の通常ポイントおよび「100P」の制限ポイントを付与しており、付与した制限ポイントの使用期間が「2018/01/01〜2018/03/31」である旨を示している。
また、ユーザU01がECサイトにおいて出品された「商品B」を「2017/12/01」に購入しており、設定情報データベース122に基づき、「商品B」を購入したユーザU01に対して「25P」の通常ポイントおよび「200P」の制限ポイントを付与しており、付与した制限ポイントの使用期間が「2018/01/01〜2018/06/31」である旨を示している。
また、ユーザU01がECサイトにおいて出品された「商品C」を「2017/12/01」に購入しており、設定情報データベース122に基づき、「商品C」を購入したユーザU01に対して「25P」の通常ポイントおよび「10P」の制限ポイントを付与しており、付与した制限ポイントの使用期間が「2018/01/01〜2018/02/28」である旨を示している。
つまり、上記の例の場合、「商品A」、「商品B」、「商品C」を購入したユーザU01は、「310P」の制限ポイントを「2018/01/01〜2018/02/28」の期間に使うことができる。また、かかる期間に制限ポイントを使わなかった場合、「10P」の制限ポイントが消滅し、「2018/03/01〜2018/03/31」の期間では「300P」の制限ポイントを使用することができる。
なお、この例では、使用先でなく使用期間が制限された制限ポイントであるため、ユーザU01は、通常ポイントと制限ポイントとを合わせて使用してもよい。
また、情報処理装置100は、制限ポイントの使用期間が満了したか否かを判定し、制限ポイントの使用期間が満了したと判定した場合、使用期間が満了した制限ポイントを消滅させる。
また、情報処理装置100は、使用期間が制限された制限ポイントにおいて、予め定められている制限ポイントの複数の消滅日のうち、使用期間の満了日の直前の消滅日に自動的に消滅させてもよい。
図3に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図3に示す例では、制御部130は、受信部131、受付部132、設定部133、制限部134、および付与部135を有する。
受信部131は、各種情報を受信する。例えば、受信部131は、ストア端末10からECサイトで販売する商品の商品情報を受信する。そして、受信部131は、受信した商品情報を商品情報データベース121(図4参照)に記憶する。
受付部132は、ストア側でかかるストアを出店する出店者により任意に調整可能な使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を、出店者から受け付ける。また、受付部132は、制限ポイントの設定要求として、商品を分類分けした商品カテゴリ毎に異なる使用用途が制限された制限ポイントの要求を受け付ける。
また、受付部132は、制限ポイントの設定要求として、商品を分類分けした商品カテゴリ毎にポイント率が異なる使用用途が制限された制限ポイントを受け付ける。また、受付部132は、制限ポイントの設定要求として、使用期間または使用先が制限された制限ポイントの設定要求を受け付ける。
設定部133は、受付部132によって制限ポイントの設定要求を受け付けた場合に、ストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う。具体的には、設定部133は、商品情報データベース121に記憶されている商品情報に基づいて、ストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う。
より具体的には、設定部133は、受付部132によってストアAに出品される商品カテゴリが衣類である商品Aに対してポイント率が「10%」で使用期間が「2018/01/01〜2018/03/31」に制限された制限ポイントを受け付けた場合に、かかる商品Aに対して上記内容の制限ポイントの付与の設定を行う。そして、設定部133は、設定した制限ポイントに関する情報を設定情報データベース122(図5参照)に記憶する。
また、設定部133は、予め定められている制限ポイントの複数の消滅日のうち、制限ポイントの使用期間の満了日の直前の消滅日に制限ポイントを消滅させる。
具体的には、情報処理装置100は、制限ポイントの使用期間の満了日が予め定められている制限ポイントの消滅日の直前にあるか否かを判定し、制限ポイントの使用期間の満了日が制限ポイントの消滅日の直前にあると判定した場合、判定した直前の消滅日にユーザに付与した制限ポイントを消滅させる。つまり、情報処理装置100は、制限ポイントの使用期間の満了日が制限ポイントの消滅日の直前にあると判定した場合、判定した直前の消滅日にユーザに付与した制限ポイントを無効にする。
なお、情報処理装置100は、制限ポイントの使用期間の満了日が予め定められている制限ポイントの消滅日の直後にあると判定した場合、判定した直後の消滅日にユーザに付与した制限ポイントを消滅させてもよい。
また、設定部133は、ストアでの売り上げが所定の基準を満たしている場合に、ストアに出店される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う。具体的には、設定部133は、受付部132によってストア端末10から制限ポイントの設定要求を受け付けた後、受け付けたストアでの売り上げが所定の基準を満たしているか否かを判定する。そして、設定部133は、ストアでの売り上げが所定の基準を満たしていると判定した場合に、かかるストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う。
制限部134は、制限ポイントの消滅日に近づくほど制限ポイントの使用用途をさらに制限する。具体的には、制限部134は、制限ポイントの消滅日までの残日数が所定の残日数を下回った場合に、ECサイトで制限ポイントを使用可能なストアを制限する。
付与部135は、ユーザによってストアで商品が購入された場合に、ユーザに対して制限ポイントを付与する。具体的には、付与部135は、ユーザによってストアで商品が購入された場合に、設定情報データベース122に記憶されている設定情報に基づいて、ユーザに対して制限ポイントを付与する。
より具体的には、付与部135は、ユーザU01によってECサイトにおいて出品された「商品A」が購入された場合、「商品A」の価格が「1,000円」であるため、かかる価格に制限ポイントのポイント率「10.0%」を乗算することで、「100P」の制限ポイントを付与する。そして、付与部135は、ユーザU01における「商品A」の購入に関する購入情報を購入情報データベース123(図6参照)に記憶する。
[3.情報処理手順の一例]
次に、図7を用いて、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理手順について説明する。図7は、実施形態に係る情報処理システム1による情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、情報処理装置100は、ストア側でかかるストアを出店する出店者により任意に調整可能な使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を、出店者から受け付けたか否かを判定し(ステップS101)、設定要求を受け付けていないと判定した場合(ステップS101:No)、設定要求を受け付けるまで判定処理を繰り返す。
一方、情報処理装置100は、設定要求を受け付けたと判定した場合(ステップS101:Yes)、ストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う(ステップS102)。
そして、情報処理装置100は、ユーザがストアに出品されている商品を購入したか否かを判定し(ステップS103)、ユーザによる商品の購入がまだないと判定した場合(ステップS103:No)、ユーザによる商品の購入があるまで判定処理を繰り返す。
一方、情報処理装置100は、ユーザがストアに出品されている商品を購入したと判定した場合(ステップS103:Yes)、商品を購入したユーザに対して制限ポイントを付与し(ステップS104)、処理を終了する。
[4.変形例]
上述した実施形態に係る情報処理装置100では、出店者から使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を受け付けたが、出店者からストア側で出店者の任意でポイント率の設定変更が可能な制限ポイントよりも使用用途が制限されていない通常ポイントの設定要求を受け付けてもよい。かかる形態について、図8を用いて説明する。図8は、実施形態の変形例に係る情報処理の概要を示す図である。
[4−1.変形例に係る情報処理の概要]
図8に示すように、まず、ストア端末10は、出店者A01による操作に従って、任意に調整可能な制限ポイントよりも使用用途が制限されていない通常ポイントおよび任意に調整可能な使用用途が制限された制限ポイントを発行する(ステップS10)。具体的には、ストア端末10は、出店者A01が出店する「ストアA」における「商品A」に対して、2.5%のポイント率である必須の通常ポイントとは別に、この例では10.0%のポイント率である任意の通常ポイントと10.0%のポイント率である制限ポイントとを発行する。
ここで、任意の通常ポイントとは、出店者A01の任意でポイント率の設定変更が可能な制限ポイントよりも使用用途が制限されていないポイントである。つまり、通常ポイントの使用が可能な加盟店は、少なくとも制限ポイントの使用が可能な加盟店を含んでおり、通常ポイントの使用が可能な加盟店以外の加盟店では通常ポイントの使用が制限されることとなる。かかる通常ポイントは、例えば、1.0%〜15%の範囲内でポイント率の設定が可能である。また、制限ポイントにおいても、例えば、1.0%〜15%の範囲内でポイント率の設定が可能である。つまり、出店者A01は、任意の通常ポイントと制限ポイントとを上記したポイント率の範囲内でポイント率を設定することができる。
また、ストア端末10は、任意の通常ポイントがポイント率の上限値である「15%」に達した場合に、制限ポイントの設定ができるようにしてもよい。
そして、ストア端末10は、「ストアA」の「商品A」において10.0%のポイント率である任意の通常ポイントの設定および10.0%のポイント率である制限ポイントの設定を情報処理装置100に対して要求する(S20)。情報処理装置100は、ストア端末10からの要求を受け付ける(S30)。
情報処理装置100は、ストア端末10から要求を受け付けると、通常ポイントの付与の設定を行うとともに、制限ポイントの付与の設定を行う(S40)。具体的には、情報処理装置100は、商品情報データベース121に記憶されている「ストアA」の「商品A」において、予め設定されている2.5%のポイント率から12.5%のポイント率まで引き上げた通常ポイントの付与の設定を行うとともに、10.0%のポイント率である使用用途が制限された制限ポイントの付与の設定を行う。そして、情報処理装置100は、ポイント率を引き上げた通常ポイントに関する情報および設定した制限ポイントに関する情報を設定情報データベースに記憶する。
ここで、ユーザU01からユーザ端末20を介してECサイトにおいて出品された「商品A」の購入があったとする(S50)。かかる場合、情報処理装置100は、設定情報データベース122に基づき、「商品A」を購入したユーザU01に対して通常ポイントおよび制限ポイントを付与する(S60)。具体的には、情報処理装置100は、「ストアA」における「商品A」の価格が「1,000円」であるため、かかる価格にポイント率を乗算することで、ユーザU01に対して「125P」の通常ポイントおよび「100P」の制限ポイントを付与する。そして、情報処理装置100は、ユーザU01における「商品A」の購入に関する購入情報を購入情報データベース123に記憶する。
このように、「商品A」を購入したユーザU01は、「125P」の通常ポイントと「100P」の制限ポイントとを獲得する。
これにより、変形例に係る情報処理装置100は、ユーザU01に対して制限ポイントを付与するだけでなく、さらに多くの通常ポイントを付与することができ、ECサイトでの商品の購入をより促すことができる。
[5.その他]
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動で行うこともできる、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記実施形態では、情報処理装置100において情報処理の機能・作用を実現・実行しているが、ストア端末10に情報処理装置100が有する情報処理の機能・作用を持たせ、ストア装置10において情報処理の機能・作用を実現・実行してもよい。
また、上述してきた各実施形態に記載された各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
例えば、上述した情報処理装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットホーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
[6.ハードウェア構成]
上述してきた実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図9に示すような構成のコンピュータ200によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図9は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ200の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ200は、CPU210、RAM220、ROM230、HDD240、通信インターフェイス(I/F)250、入出力インターフェイス(I/F)260、およびメディアインターフェイス(I/F)270を有する。
CPU210は、ROM230またはHDD240に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM230は、コンピュータ200の起動時にCPU210によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ200のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD240は、CPU210によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス250は、ネットワークを介して他の機器からデータを受信してCPU210へ送り、CPU210が生成したデータを、ネットワークを介して他の機器へ送信する。
CPU210は、入出力インターフェイス260を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU210は、入出力インターフェイス260を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU210は、生成したデータを、入出力インターフェイス260を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス270は、記録媒体280に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM220を介してCPU210に提供する。CPU210は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス270を介して記録媒体280からRAM220上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体280は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ200が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ200のCPU210は、RAM220上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD240には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ200のCPU210は、これらのプログラムを記録媒体280から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[7.効果]
上述したように、情報処理装置100は、受付部132と、設定部133とを備える。受付部132は、ストアを出店する出店者により任意に調整可能な使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を、出店者から受け付ける。設定部133は、受付部132によって制限ポイントの設定要求を受け付けた場合に、ストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う。
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して通常ポイントに加えてさらに制限ポイントを付与することでECサイトでの商品の購入を促すことができる。つまり、情報処理装置100は、ポイントの付与を通じてユーザに対して購買意欲を喚起させることができる。したがって、情報処理装置100は、ユーザに対して付加価値のあるポイントの付与サービスを実現することができる。
また、情報処理装置100において、受付部132は、使用用途が制限されていない通常ポイントの設定要求を出店者から受け付け、設定部133は、通常ポイントの設定要求を受け付けた場合に、ストアに出品される商品に対して通常ポイントの付与の設定を行うとともに、商品に対して通常ポイントに加算するポイントとして制限ポイントの付与を行う。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して制限ポイントを付与するだけでなく、さらに多くの通常ポイントを付与することができ、ECサイトでの商品の購入をより促すことができる。
また、情報処理装置100において、受付部132は、制限ポイントの設定要求として、商品を分類分けした商品カテゴリ毎に異なる使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を受け付ける。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して商品を分類分けした商品カテゴリ毎に異なる使用用途が制限された制限ポイントを付与することができる。
また、情報処理装置100において、受付部132は、制限ポイントの設定要求として、商品を分類分けした商品カテゴリ毎にポイント率が異なる使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を受け付ける。これにより、情報処理装置100は、ストアに出品される商品に対して商品を分類分けした商品カテゴリ毎にポイント率が異なる使用用途が制限された制限ポイントの設定要求を行うことができる。
また、情報処理装置100において、受付部132は、制限ポイントの設定要求として、使用期間が制限された制限ポイントの設定要求を受け付け、設定部133は、受付部132によって受け付けられた使用期間に消滅する制限ポイントの付与の設定を行う。また、設定部133は、設定した制限ポイントを使用期間の満了日に消滅させる。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して使用期間が制限された制限ポイントを付与することができる。
また、情報処理装置100において、設定部133は、予め定められている制限ポイントの複数の消滅日のうち、制限ポイントの使用期間の満了日の直前の消滅日に制限ポイントを消滅させる。これにより、情報処理装置100は、制限ポイントが消滅する日を自動的に揃えることで、ユーザに対してECサイトでの商品の購入をさらに促すことができる。
また、情報処理装置100は、制限部134を有する。制限部134は、制限ポイントの消滅日に近づくほど制限ポイントの使用用途をさらに制限する。これにより、情報処理装置100は、ECサイトで制限ポイントを使用可能なストアを制限することができ、特定のストアに多数のユーザを集客させることができる。
また、情報処理装置100において、設定部133は、ストアでの売り上げが所定の基準を満たしている場合に、ストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行う。これにより、情報処理装置100は、ストアでの売り上げが所定の基準を満たしている場合に、かかるストアに出品される商品に対して制限ポイントの付与の設定を行うことで、制限ポイントの付加価値を高めることができる。
また、情報処理装置100において、受付部132は、制限ポイントの設定要求として、使用先が制限された制限ポイントの設定要求を受け付ける。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して使用先が制限された制限ポイントを付与することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 ストア端末
20 ユーザ端末
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 商品情報データベース
122 設定情報データベース
123 購入情報データベース
130 制御部
131 受信部
132 受付部
133 設定部
134 制限部
135 付与部
200 コンピュータ

Claims (11)

  1. ストアを出店する出店者により任意に調整可能な使用用途が制限された制限バリューの設定要求を、前記出店者から受け付ける受付部と、
    前記受付部によって前記制限バリューの設定要求を受け付けた場合に、前記ストアに出品される商品に対して前記制限バリューの付与の設定を行う設定部と
    を備え、
    前記商品をユーザが購入した場合に、使用用途が制限されていない通常バリューに加え、前記制限バリューを前記ユーザに付与する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通常バリューは、前記出店者による設定ができない第1の通常バリューであり、
    前記受付部は、
    前記制限バリューよりも使用用途が制限されておらず且つ前記第1の通常バリューとは異なる第2の通常バリューの設定要求を前記出店者から受け付け、
    前記設定部は、
    前記第2の通常バリューの設定要求を受け付けた場合に、前記ストアに出品される商品に対して前記第2の通常バリューの付与の設定を行い、
    前記商品をユーザが購入した場合に、前記第1の通常バリューおよび前記制限バリューに加え、前記第2の通常バリューを前記ユーザに付与する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受付部は、
    前記制限バリューの設定要求として、商品を分類分けした商品カテゴリ毎に異なる使用用途が制限された制限バリューの設定要求を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記受付部は、
    前記制限バリューの設定要求として、商品を分類分けした商品カテゴリ毎にバリュー率が異なる使用用途が制限された制限バリューの設定要求を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記受付部は、
    前記制限バリューの設定要求として、使用期間が制限された制限バリューの設定要求を受け付け、
    前記設定部は、
    前記受付部によって受け付けられた使用期間に消滅する前記制限バリューの付与の設定を行い、さらに設定した前記制限バリューを使用期間の満了日に消滅させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記設定部は、
    予め定められている制限バリューの複数の消滅日のうち、前記制限バリューの使用期間の満了日の直前の消滅日に前記制限バリューを消滅させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制限バリューの消滅日に近づくほど前記制限バリューの使用用途をさらに制限する制限部
    をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記設定部は、
    前記ストアでの売り上げが所定の基準を満たしている場合に、前記ストアに出品される商品に対して前記制限バリューの付与の設定を行う
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記受付部は、
    前記制限バリューの設定要求として、使用先が制限された制限バリューの設定要求を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    ストアを出店する出店者により任意に調整可能な使用用途が制限された制限バリューの設定要求を、前記出店者から受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって前記制限バリューの設定要求を受け付けた場合に、前記ストアに出品される商品に対して前記制限バリューの付与の設定を行う設定工程と、
    前記商品をユーザが購入した場合に、使用用途が制限されていない通常バリューに加え、前記制限バリューを前記ユーザに付与する付与工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. ストアを出店する出店者により任意に調整可能な使用用途が制限された制限バリューの設定要求を、前記出店者から受け付ける受付手順と、
    前記受付手順によって前記制限バリューの設定要求を受け付けた場合に、前記ストアに出品される商品に対して前記制限バリューの付与の設定を行う設定手順と、
    前記商品をユーザが購入した場合に、使用用途が制限されていない通常バリューに加え、前記制限バリューを前記ユーザに付与する付与手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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