JP7001664B2 - 決定装置、決定方法及び決定プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、決定装置、決定方法及び決定プログラムに関する。
従来、商品やサービスのプロモーションを行うための技術が提案されている。例えば、SNS(Social Networking Service)等のソーシャルメディア上でキャンペーンを行うことが提案されている。一技術では、店舗のクーポンが、ソーシャルメディアを介して店舗とつながるユーザに提供される(特許文献1)。
特開2013-8345号公報
しかしながら、上記の従来技術では、出品者と購入者との間の活発な取引を促進することができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、ソーシャルメディアを介して店舗とつながるユーザが、提供されたクーポンを使用して店舗と活発な取引を行うとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、出品者と購入者との間の活発な取引を促進することを目的とする。
本願に係る決定装置は、出品者と購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報を取得する取引態様情報取得部と、前記取引態様情報取得部によって取得された取引態様情報に基づいて、前記出品者と前記購入者との間の取引の態様が、特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する判定部と、前記判定部によって前記取引の態様が当該所定の条件を満たすと判定された場合に、前記特典を適用すると決定し、前記判定部によって前記取引の態様が前記所定の条件を満たさないと判定された場合に、前記特典を適用しないと決定する決定部とを備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、出品者と購入者との間の活発な取引を促進することできるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る特典適用可否判定システムの構成例を示す図である。 図2Aは、特典の適用可否を判定するための特典適用可否判定システムの一例を示す図である。 図2Bは、特典の適用可否を判定するための特典適用可否判定システムの一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る決定装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る決定装置によって実行される、特典を適用するかを決定するための処理手順を示すフローチャートである。 図5は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムが限定されるものではない。1つまたは複数の実施形態の詳細は、以下の説明および図面に記載される。また、1つまたは複数の実施形態の各々は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の1つまたは複数の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
〔1.特典適用可否判定システムの構成〕
まず、図1を参照して、実施形態に係る特典適用可否判定システムの構成について説明する。
図1は、実施形態に係る特典適用可否判定システムの構成例を示す図である。図1に示すように、実施形態に係る特典適用可否判定システム1は、ユーザ装置10~10(nは任意の自然数)と、決定装置100とを含む。本明細書では、ユーザ装置10~10を区別する必要がない場合は、ユーザ装置10~10を「ユーザ装置10」と総称する。
特典適用可否判定システム1において、ユーザ装置10および決定装置100は、それぞれネットワークNと有線又は無線により接続される。ネットワークNは、例えば、インターネット網等のネットワーク網である。図1中では図示していないが、特典適用可否判定システム1は、複数台の決定装置100を含んでもよい。
ユーザ装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。ユーザは、例えば、インターネット上で提供される各種サービスを利用する者である。ユーザ装置10は、スマートフォン、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット型PC等のクライアント装置を含む、任意のタイプの情報処理装置であってもよい。
決定装置100は、ユーザに配信された特典を適用するかの決定を行う情報処理装置である。特典は、例えば、インターネット上で提供される各種サービスを介してユーザに配信された電子クーポンである。決定装置100は、サーバを含む、任意のタイプの情報処理装置であってもよい。決定装置100は、ネットワークNを介して、有線又は無線によりユーザ装置10と通信を行う。複数台の決定装置100が、ウェブサーバ、アプリケーションサーバ、データベースサーバ等の各種サーバの機能をそれぞれ提供してもよい。
〔2.特典適用可否判定処理〕
次に、図2Aおよび図2Bを参照して、例示的な実施形態に係る特典適用可否判定処理について説明する。
〔2-1.例示的な実施形態の概要〕
インターネットオークションでは、入札が、スマートフォンのアプリケーション(以下「アプリ」という。)や、PCのブラウザなどから行われる。オークションアプリを利用するユーザは、空き時間、待ち時間または移動時間といった時間に、インターネットオークションにアクセスすることができる。このため、オークションアプリからのアクセスは、インターネットオークションにおける活発な入札につながることがある。
しかしながら、インターネットオークションのユーザの中には、オークションアプリから入札したことがない多くのユーザが存在することがある。このようなユーザは、オークションアプリの潜在的ユーザであるかもしれない。
そこで、例示的な実施形態に係る決定装置100は、ユーザの入札履歴に基づいて、ユーザがオークションアプリから入札した場合に利用可能なクーポンを、オークションアプリから入札したことがないユーザに提供する。クーポン適用要求を受信することに応じて、決定装置100は、クーポンが提供された後のユーザの入札履歴が「ユーザがオークションアプリから入札した」という適用条件を満たすかを判定する。ユーザの入札履歴が適用条件を満たすと判定することに応じて、決定装置100は、クーポンを適用すると決定する。
これにより、決定装置100は、オークションアプリからのインターネットオークションへのアクセスを増加させることができ、それによって、インターネットオークションでの活発な入札を促進することができる。
〔2-2.特典適用可否判定システムの処理フロー〕
以下では、図2Aおよび図2Bを参照して、例示的な実施形態に係る特典適用可否判定システム1の処理フローについて説明する。
図2Aおよび図2Bは、特典の適用可否を判定するための特典適用可否判定システムの一例を示す図である。図2Aおよび図2Bの例では、特典の適用可否を判定する特典適用可否判定処理が、図1を参照して上述した特典適用可否判定システム1の決定装置100によって行われる。
図2Aおよび図2Bの例では、特典適用可否判定システム1の決定装置100は、インターネットオークションシステムとして実装される。例えば、決定装置100は、特典適用可否判定システム1のユーザ装置10に、インターネットオークションサービスを提供する。
一例として、決定装置100は、ユーザ装置10のブラウザを介して、インターネットオークションに関するコンテンツ(例えば、オークションウェブサイト)を提供することができる。別の例として、決定装置100は、ネイティブアプリ等の、ユーザ装置10にインストールされたアプリを介して、インターネットオークションに関するコンテンツを提供することができる。この場合、インターネットオークションに関するコンテンツは、例えば、オークションアプリ内のコンテンツである。
インターネットオークションの基本的な流れは、次のとおりである。はじめに、ユーザが、商品に入札する。次いで、落札者が、入札に基づいて決定される。その後、落札者は、落札代金の決済を行う。
ところで、様々なユーザデータが、上述のインターネットオークションの入札プロセスから発生する。インターネットオークションを運営する特定のエンティティ(例えば、特定のインターネット企業)は、例えば、入札額、ユーザが入札した時間(すなわち、時刻)、落札価格、ユーザによって購入された商品、ユーザによって使用されたアプリケーションソフトウェア(例えば、デスクトップ型PCやノート型PCのブラウザ、スマートフォンのモバイルブラウザ、スマートフォンのオークションアプリ)等の、ユーザの入札履歴を取得することができる。
しかしながら、上述のユーザの入札履歴についてのデータ分析を行うことによって、インターネットオークションを運営する特定のエンティティは、オークションアプリから入札したことがない多くのユーザが存在することがわかることがある。このようなユーザは、オークションアプリをインストールしたが、オークションアプリから入札をしたことがないユーザも含む。一方で、この入札履歴についてのデータ分析の結果は、ブラウザおよびオークションアプリの両方を使用して入札するユーザの入札回数や最終的な決済金額(例えば、所定の期間(例えば、1年間)における入札回数や決済金額)が、オークションアプリではなくブラウザを使用して入札するユーザの入札回数や最終的な決済金額より多いことを示すことがある。
このような入札回数や決済金額の違いの考えられる1つの理由は、ユーザがオークションアプリを使用して入札する場合に、タッチポイント(Touchpoint)が増加することである。例えば、ユーザがノート型PCのブラウザを使用して入札する場合に、ユーザは、ノート型PCを開けて、それから商品を検索する。一方で、ユーザがオークションアプリを使用して入札する場合に、ユーザはスマートフォンを手元に持っているため、ユーザは、ちょっとした空き時間、待ち時間または移動時間に、商品を検索することができる。加えて、ユーザは、オークションアプリのアイコンを含むホーム画面から、インターネットオークションに簡単にアクセスすることができる。このことは、ユーザとインターネットオークションとの間のタッチポイントを増加させ、それによって、商品に入札したり、商品を購入したりするユーザの数を増加させる。
そこで、図2Aおよび図2Bの例示的な実施形態では、決定装置100は、インターネットオークションでの活発な入札を促進するために、以下に説明される特典適用可否判定処理を実行する。
図2Aを参照すると、はじめに、決定装置100は、決定装置100のユーザデータベース121から、ユーザ装置10のユーザの取引履歴を取得する(ステップS1)。取得された取引履歴は、入札、落札等のオークション形式の取引を行うために使用されたアプリケーションソフトウェアを示す。図2Aの例に示されるように、取引履歴は、例えば、ユーザ装置10を利用するユーザU1がブラウザB1を使用してオークション形式の取引を行ったことを示す。ユーザデータベース121は、図3を参照して以下で詳述される。
次いで、決定装置100は、取得された取引履歴に基づいて、インターネットオークションで利用可能な特典として、ユーザ装置10のユーザにクーポンを配信する(ステップS2)。例えば、決定装置100は、オークションアプリからの入札を増加させるために、オークションアプリからの入札の経験がないユーザに、アプリ限定のクーポンを配信する。図2Aの例に示されるように、クーポンコードを含むアプリ限定のクーポンが、例えば、ブラウザB1を使用してオークション形式の取引を行ったユーザU1によって利用されるユーザ装置10に配信される。アプリ限定のクーポンは、ユーザU1の電子メールアカウント、ユーザU1へのプッシュ通知またはユーザU1の個人ページ(Personal Page)などを介して提供され得る。
図2Aの例では、配信されたクーポンは、決済時に利用可能なクーポンである。例えば、配信されたクーポンは、落札代金から所定の割合(例えば、10%)割引になるクーポンや、落札代金から所定の金額(例えば、1,000円)割引になるクーポンである。
図2Bを参照すると、図2AのステップS2の後に、決定装置100は、ユーザ装置10から、クーポンコードを含むクーポン適用要求を受信する(ステップS3)。例えば、ユーザU1は、落札後の決済時に、クーポンコードを入力する。そして、ユーザU1は、クーポン適用要求に対応するボタンを選択し、クーポン適用要求を送信する。
次いで、決定装置100は、ユーザデータベース121から、ユーザ装置10のユーザの取引態様を取得する(ステップS4)。取得された取引態様は、入札、落札等のオークション形式の取引を行うために使用されたアプリケーションソフトウェアを示す。図2Bの例に示されるように、取引態様は、例えば、ユーザ装置10を利用するユーザU1がオークションアプリA1を使用してオークション形式の取引を行ったことを示す。
その後、決定装置100は、アプリ限定のクーポンを配信されたユーザがアプリを使用してオークション形式の取引を実際に行ったことを確認するために、取得されたユーザの取引態様が適用条件を満たすかを判定する(ステップS5)。例えば、決定装置100は、ユーザの取引態様が「ユーザがオークションアプリA1から入札した」という適用条件を満たすかを判定する。図2Bの例では、上述のように、ユーザU1の取引態様は、ユーザU1がオークションアプリA1を使用してオークション形式の取引を行ったことを示す。このため、決定装置100は、ユーザU1の取引態様が適用条件を満たすと判定する。この場合、決定装置100は、アプリ限定のクーポンを適用することを決定する。
このように、決定装置100は、入札時点の取引態様(例えば、オークションアプリからの入札、ブラウザからの入札)に基づいて、クーポン適用判定を行う。クーポンがオークションアプリからの入札に対して使用された場合に、決定装置100は、クーポンを適用する。なお、決済は、オークションアプリから行われなくてもよい。例えば、決済は、PCのブラウザから行われてもよい。
〔2-3.例示的な実施形態の効果〕
上述のように、例示的な実施形態に係る決定装置100は、ユーザの取引履歴に基づいて、オークションアプリから入札したことがないユーザに、アプリ限定のクーポンを配信する。アプリ限定のクーポンを配信されたユーザがオークションアプリから入札した場合に、決定装置100は、アプリ限定のクーポンを適用することを決定する。
これにより、決定装置100は、利便性の高いオークション体験(例えば、空き時間、待ち時間または移動時間における入札)をユーザに提供することができる。その結果、決定装置100は、オークションアプリのユーザの数を増加させることができ、それによって、インターネットオークションでの活発な入札を促進することができる。
以下、このような特典適用可否判定処理を実現する決定装置100について詳細に説明する。
〔3.決定装置の構成〕
次に、図3を参照して、実施形態に係る決定装置100の構成例について説明する。
図3は、実施形態に係る決定装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、決定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、決定装置100は、決定装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。通信部110は、ネットワーク網と有線又は無線により接続され、ネットワーク網を介して、ユーザ装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図3に示すように、記憶部120は、ユーザデータベース121と、クーポンデータベース122とを有する。
(ユーザデータベース121)
ユーザデータベース121は、ユーザ装置10のユーザのユーザ情報を記憶する。例えば、ユーザデータベース121は、後述する受信部131によって受信されたユーザ情報を記憶する。少なくとも1つの実施形態では、ユーザデータベース121は、ユーザ情報として、購入者に特典を配信するのに用いられる各種情報を記憶することができる。購入者に特典を配信するのに用いられる各種情報は、例えば、購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報である。少なくとも1つの実施形態では、ユーザデータベース121は、ユーザ情報として、出品者と購入者との間の取引の態様が特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定するのに用いられる各種情報を記憶することができる。出品者と購入者との間の取引の態様が特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定するのに用いられる各種情報は、例えば、出品者と購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報である。
ユーザを識別するユーザIDが、ユーザデータベース121内のユーザ情報に関連付けられている。ユーザIDは、ユーザデータベース121内の各種ユーザ情報を取得するための主キーとして使用され得る。ユーザデータベース121は、ユーザのマスタデータを記憶してもよい。ユーザのマスタデータは、例えば、ユーザ名、電子メールアドレス、ユーザ装置10にインストールされたアプリ(例えば、ポータルアプリ、オークションアプリ、ショッピングアプリ、フリマアプリ)等の情報を含み得る。ユーザIDは、オークションアプリを提供する特定のエンティティ(例えば、特定のインターネット企業)によって提供される各種インターネットサービスにおいて使用される識別子であってもよい。この場合、ユーザは、各種インターネットサービスにおいてアカウントを有していてもよい。各種インターネットサービスは、検索、ポータル、ショッピング、オークション、ニュース、ファイナンス、旅行、飲食店紹介、スポーツ、テレビ、動画、ゲーム、地図、路線情報、料理、不動産、自動車、ブログ、結婚、漫画、占い、地域情報等のサービスであってもよい。
ユーザデータベース121は、ユーザの属性を示す属性情報(例えば、デモグラフィック属性、サイコグラフィック属性)を記憶してもよい。ユーザデータベース121は、ユーザの行動を示す行動情報(例えば、ユーザのサービス利用履歴)を記憶してもよい。ユーザデータベース121は、ユーザの行動情報として、EC(Electronic Commerce)サイトやECアプリ(例えば、オークションアプリ、ショッピングアプリ、フリマアプリ)を介して取得されたユーザの購入履歴を記憶してもよい。ユーザの購入履歴は、例えば、ユーザによってよく購入される商品(例えば、フライングディスク)や、この商品のカテゴリ(例えば、おもちゃ)を示す。商品のカテゴリ(例えば、おもちゃ)は、この商品のカテゴリとの親和性を有する他のカテゴリ(例えば、アウトドア)に関連付けられてもよい。後述されるように、ユーザの属性情報および行動情報は、配信部133によって実行されるクーポンの発行に使用され得る。
(クーポンデータベース122)
クーポンデータベース122は、ユーザ装置10のユーザに配信されたクーポンのクーポン情報を記憶する。例えば、クーポンデータベース122は、後述する配信部133によって配信されたクーポンのクーポン情報を記憶する。図2Aおよび図2Bを参照して上述したように、ユーザに配信されたクーポンは、例えば、入札の態様が使用条件であるクーポンである。
一例として、使用条件は、「ユーザがオークションアプリを経由して入札する」という条件である。別の例として、ユーザがオークションアプリをダウンロードしていない場合に、使用条件は、「ユーザがオークションアプリをダウンロードする」という条件であってもよい。さらに別の例として、使用条件は、「n人以上のユーザ(例えば、3人以上のユーザ)が入札する」(nは任意の自然数)という条件であってもよい。
クーポンを識別するクーポンIDが、クーポンデータベース122内のクーポン情報に関連付けられている。クーポンIDは、クーポンデータベース122内のクーポン情報を取得するための主キーとして使用され得る。クーポン情報は、クーポン等の特典の適用に関する所定の条件を含み得る。クーポンの適用に関する所定の条件は、例えば、ユーザがオークションアプリから入札した」という適用条件である。クーポン情報は、クーポンの適用に関する所定の条件を、クーポンのカテゴリ(例えば、アプリ限定のクーポン)として含んでもよい。加えて、クーポン情報は、クーポンを送るキャンペーン、クーポンの使用期間、クーポンの割引率、クーポンの割引額、クーポンの生成日時、クーポンコード等の情報を含み得る。
(制御部130)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサによって、決定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(決定プログラムの一例に相当)がRAM等を作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、GPGPU(General Purpose Graphic Processing Unit)等の集積回路により実現されてもよい。
制御部130は、図3に示すように、受信部131と、取引履歴情報取得部132と、配信部133と、取引態様情報取得部134と、判定部135と、決定部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現又は実行する。また、制御部130は、図2Aおよび図2Bを参照して上述した特典適用可否判定処理を実現することができる。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。例えば、判定部は、判定部以外の部(例えば、決定部136)に関して後述する情報処理の全部または一部を行ってもよい。
(受信部131)
受信部131は、ユーザ装置10のユーザのユーザ情報を受信する。少なくとも1つの実施形態では、受信部131は、ユーザ情報として、購入者に特典を配信するのに用いられる各種情報を受信することができる。上述のように、購入者に特典を配信するのに用いられる各種情報は、例えば、購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報である。少なくとも1つの実施形態では、受信部131は、ユーザ情報として、出品者と購入者との間の取引の態様が特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定するのに用いられる各種情報を受信することができる。上述のように、出品者と購入者との間の取引の態様が特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定するのに用いられる各種情報は、例えば、出品者と購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報である。
受信部131は、購入者に特典を配信するのに用いられる各種情報を受信する第1受信部として実装されてもよい。加えてまたはあるいは、受信部131は、出品者と購入者との間の取引の態様が特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定するのに用いられる各種情報を受信する第2受信部として実装されてもよい。
受信部131は、所定の情報処理装置(例えば、決定装置100に関係するエンティティ(例えば、特定のインターネット企業)の装置)から、ユーザ情報を受信することができる。受信部131は、決定装置100に関係するエンティティによって提供されたインターネットオークションサービスを介して、ユーザ情報を受信してもよい。例えば、受信部131は、インターネットオークションサービスを提供するシステムから、ユーザ情報を受信してもよい。受信部131は、ユーザインタフェースを介して、決定装置100を利用する管理者からユーザ情報を受信してもよい。受信部131は、受信されたユーザ情報を、ユーザデータベース121に格納してもよい。
図2Aおよび図2Bを参照して上述したように、決定装置100は、インターネットオークションシステムとして実装されてもよい。例えば、決定装置100の制御部130は、インターネットオークションサービスを提供する提供部(図示せず)を有してもよい。いくつかの実装形態では、受信部131は、この提供部によって提供されたインターネットオークションサービスを介して、ユーザ情報(例えば、取引履歴情報、取引態様情報)を受信してもよい。
一例では、提供部は、ユーザ装置10のブラウザを介して、インターネットオークションに関するコンテンツ(例えば、オークションウェブサイト)を提供することができる。別の例では、提供部は、ネイティブアプリケーション等の、ユーザ装置10にインストールされたアプリケーションを介して、インターネットオークションに関するコンテンツを提供することができる。この場合、インターネットオークションに関するコンテンツは、例えば、オークションアプリ内のコンテンツである。
決定装置100は、オンラインショッピングシステムとして実装されてもよい。例えば、決定装置100の制御部130は、オンラインショッピングサービスを提供する提供部(図示せず)を有してもよい。いくつかの実装形態では、受信部131は、この提供部によって提供されたオンラインショッピングサービスを介して、ユーザ情報(例えば、属性情報、行動情報)を受信してもよい。
一例では、受信部131は、ユーザ装置10から、クーポンコードを含むクーポン適用要求を受信する。受信部131は、クーポン等の特典の適用するための要求を受信する第3受信部として実装されてもよい。図2Bを参照して上述したように、例えば、ユーザU1は、落札後の決済時に、クーポンコードを入力する。そして、ユーザU1は、クーポン適用要求に対応する選択可能な要素(例えば、ボタン)を選択する。このようにして、受信部131は、ユーザU1によって利用されるユーザ装置10から、ユーザ装置10に配信されたクーポンの適用要求を、オークション形式の取引後の決済時に受信する。
いくつかの実装形態では、提供部は、クーポンコードを入力するためのコンポーネント(例えば、入力フィールド)を含むコンテンツ(例えば、決済ページ)を、ユーザ装置10に提供してもよい。受信部131は、提供部によって提供されたコンテンツを介して、クーポンコードを含むクーポン適用要求を受信してもよい。
(取引履歴情報取得部132)
取引履歴情報取得部132は、購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報を取得する。例えば、取引履歴情報取得部132は、取引履歴情報として、購入者のオークション形式の取引の履歴を示す情報を取得する。
一例では、取引履歴情報取得部132は、ユーザデータベース121から、ユーザ装置10のユーザの取引履歴を取得する。取得された取引履歴は、入札、落札等のオークション形式の取引を行うために使用されたアプリケーションソフトウェアを示す。図2Aを参照して上述したように、取引履歴は、例えば、ユーザU1がブラウザB1を使用してオークション形式の取引を行ったことを示す。
取引履歴情報取得部132は、問合せ言語(Query Language)を用いてユーザデータベース121から特定の取引履歴情報を取得することができる。例えば、取引履歴情報取得部132は、SQL(Structured Query Language)クエリを処理し、ユーザデータベース121から所定の条件を満たすユーザを特定することができる。一例として、取引履歴情報取得部132は、ブラウザ(例えば、PCのブラウザ、スマートフォンのモバイルブラウザ)のみから入札しているユーザや、オークションアプリを使用したことがないユーザを、ユーザデータベース121から特定することができる。このようにして、取引履歴情報取得部132は、入札するために使用されたアプリケーションソフトウェアを、ユーザの取引履歴から抽出することができる。
(配信部133)
配信部133は、取引履歴情報取得部132によって取得された取引履歴情報に基づいて、購入者に特典を配信する。
例えば、配信部133は、取引履歴情報に基づいて、購入者の端末装置にインストールされたアプリケーションを介して行われる入札の頻度を特定し、特定された入札の頻度に基づいて、購入者に特典を配信する。例えば、配信部133は、アプリケーションを介して行われる入札の頻度に基づいて、購入者がアプリケーションを介して入札を行った場合に適用される特典を配信する。
また、例えば、配信部133は、購入者がオークション形式の取引を行うことができるオークションサービスとは異なるサービスを介して、購入者に特典を配信する。
一例では、配信部133は、取引履歴情報取得部132によって取得された取引履歴に基づいて、インターネットオークションで利用可能な特典として、ユーザ装置10のユーザにクーポンを配信する。例えば、配信部133は、オークションアプリからの入札を増加させるために、オークションアプリからの入札の経験がないユーザに、アプリ限定のクーポンを配信する。例えば、図2Aを参照して上述したように、クーポンコードを含むアプリ限定のクーポンが、例えば、ブラウザB1を使用してオークション形式の取引を行ったユーザU1によって利用されるユーザ装置10に配信される。アプリ限定のクーポンは、ユーザU1の電子メールアカウント、ユーザU1へのプッシュ通知またはユーザU1の個人ページなどを介して提供され得る。
一例として、配信部133は、アプリ限定のクーポンに関する電子メールを、図2Aを参照して上述したユーザU1の電子メールアドレスに送信してもよい。別の例として、配信部133は、アプリ限定のクーポンに関するプッシュ通知を、オークションアプリとは異なる他のアプリに送信してもよい。他のアプリは、例えば、オークションアプリを提供する特定のエンティティ(例えば、特定のインターネット企業)によって提供されるアプリ(例えば、ポータルアプリ、ショッピングアプリ、フリマアプリ)である。さらに別の例として、配信部133は、インターネットオークションサービスとは異なる他のインターネットサービスに関するコンテンツのトップページに、アプリ限定のクーポンに関する情報を表示してもよい。他のインターネットサービスは、例えば、オークションアプリを提供する特定のエンティティによって提供されるインターネットサービス(例えば、ポータル、ショッピング、フリーマーケット)である。
図2Aを参照して上述したように、配信部133によって配信されたクーポンは、例えば、支払いまたは決済時に利用可能なクーポンである。例えば、配信されたクーポンは、落札代金から所定の割合(例えば、10%)割引になるクーポンや、落札代金から所定の金額(例えば、1,000円)割引になるクーポンである。
上述のように、配信部133は、インターネットオークションシステムにおいて、ユーザの過去の入札履歴に関する情報に応じて、クーポン発行情報を、動的に変更することができる。入札操作に関しては、配信部133は、スマートフォンのオークションアプリ以外のアプリケーションソフトウェアからのユーザの操作傾向(例えば、ユーザが、オークションアプリからの入札の履歴をほとんどあるいは全く持たない。)に応じて、ユーザがオークションアプリから入札した場合に利用可能なクーポンを発行することができる。そして、配信部133は、インターネットオークションサービス以外のインターネットサービスを介して、発行されたクーポンを事前にユーザに通知することができる。
ユーザ装置10のユーザがオークションアプリをインストールしている場合に、配信部133は、アプリ限定のクーポンに関するプッシュ通知を、オークションアプリに送信してもよい。配信部133は、オークションアプリ内のコンテンツ(例えば、インターネットオークションに関するコンテンツのトップページ)に、アプリ限定のクーポンに関する情報を表示してもよい。このような場合、配信部133は、オークションアプリからのみアクセス可能なクーポンコードをユーザに提供してもよい。例えば、ユーザがクーポンコードを表示するページにブラウザからアクセスした場合に、配信部133は、オークションウェブサイトのページを介して、「オークションアプリをダウンロードして下さい。」というメッセージを提示してもよい。
配信部133は、クーポンのクーポンIDを生成することができる。また、配信部133は、クーポンを送るキャンペーン、クーポンの使用期間、クーポンの割引率、クーポンの割引額、クーポンの生成日時、クーポンコード等のクーポン情報を、クーポンIDに関連付けることができる。配信部133は、クーポン発行の機能を実装するクーポン発行モジュール(例えば、クーポンを発行するためのツール)を有し得る。上述のクーポン情報は、クーポン発行モジュールによって生成され得る。配信部133は、クーポンIDに関連付けられたクーポン情報を、クーポンデータベース122に格納することができる。
配信部133は、ユーザデータベース121に記憶されたユーザの属性情報や、ユーザデータベース121に記憶されたユーザの行動情報に基づいて、ユーザに特典を配信してもよい。例えば、配信部133は、ユーザの属性情報に基づいて、ユーザが所定のカテゴリ(例えば、おもちゃ)に属する商品に入札した場合に利用可能なクーポンを発行してもよい。また、例えば、配信部133は、ユーザの行動情報に基づいて、ユーザによってよく購入される商品のカテゴリ(例えば、おもちゃ)との親和性を有する他のカテゴリ(例えば、アウトドア)に属する商品に入札した場合に利用可能なクーポンを発行してもよい。
(取引態様情報取得部134)
取引態様情報取得部134は、出品者と購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報を取得する。例えば、取引態様情報取得部134は、取引態様情報として、取引対象をオークションに出品する出品者と、このオークションにおいてこの取引対象を購入する購入者との間のオークション形式の取引の態様を示す情報を取得する。
一例では、取引態様情報取得部134は、ユーザデータベース121から、ユーザ装置10のユーザの取引態様を取得する。取得された取引態様は、オークション形式の取引を行うために使用されたアプリケーションソフトウェアを示す。図2Bを参照して上述したように、取引態様は、例えば、ユーザ装置10を利用するユーザU1がオークションアプリA1を使用してオークション形式の取引を行ったことを示す。
取引態様情報取得部134は、問合せ言語を用いてユーザデータベース121から特定の取引態様情報を取得することができる。例えば、取引態様情報取得部134は、SQLクエリを処理し、ユーザデータベース121から所定の条件を満たすユーザを特定することができる。一例として、取引態様情報取得部134は、オークションアプリを使用してオークション形式の取引を行ったユーザを、ユーザデータベース121から特定することができる。このようにして、取引態様情報取得部134は、入札するために使用されたオークションアプリを、ユーザの取引態様から抽出することができる。
(判定部135)
判定部135は、取引態様情報取得部134によって取得された取引態様情報に基づいて、出品者と購入者との間の取引の態様が、特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する。
例えば、判定部135は、取引態様情報に基づいて、出品者と購入者との間の取引の態様が、購入者が購入者の端末装置にインストールされたアプリケーションを介して取引を行ったという条件である所定の条件を満たすかを判定する。例えば、判定部135は、取引態様情報に基づいて、オークション形式の取引の態様が、購入者がアプリケーションを介して入札を行ったという条件である所定の条件を満たすかを判定する。
また、例えば、判定部135は、取引態様情報に基づいて、出品者と購入者との間の取引の態様が、配信部133によって配信された特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する。
一例では、判定部135は、アプリ限定のクーポンを配信されたユーザがアプリを使用してオークション形式の取引を実際に行ったことを確認するために、取引態様情報取得部134によって取得されたユーザの取引態様が適用条件を満たすかを判定する。図2Bを参照して上述したように、例えば、判定部135は、ユーザの取引態様が「ユーザがオークションアプリA1から入札した」という適用条件を満たすかを判定する。図2Bの例では、ユーザU1の取引態様は、ユーザU1がオークションアプリA1を使用してオークション形式の取引を行ったことを示す。このため、判定部135は、ユーザU1の取引態様が適用条件を満たすと判定する。この場合、判定部135は、アプリ限定のクーポンを適用することを決定する。
このように、判定部135は、入札時点の取引態様(例えば、オークションアプリからの入札、ブラウザからの入札)に基づいて、クーポン適用判定を行う。
判定部135は、クーポン等の特典の適用に関する所定の条件を、クーポンデータベース122から取得することができる。例えば、受信部131がクーポンを適用するための要求をユーザ装置10から受信した場合に、判定部135は、このクーポンのクーポンIDに関連付けられた適用条件(例えば、「ユーザがオークションアプリから入札した」という条件)を、クーポンデータベース122から取得することができる。
(決定部136)
決定部136は、判定部135によって取引の態様が所定の条件を満たすと判定された場合に、特典を適用すると決定し、判定部135によって取引の態様が所定の条件を満たさないと判定された場合に、特典を適用しないと決定する。
一例では、クーポンがオークションアプリからの入札に対して使用された場合に、決定部136は、クーポンを適用する。
上述の「特典を適用すると決定すること」は、特典を使用した値引き(ディスカウント)の設定を行うことを包含し得る。例えば、決定部136は、落札代金からの値引きの設定を行うことができる。説明のための一例として、落札代金が、「1,000円」であると仮定する。さらに、アプリ限定のクーポンが、落札代金から「10%」割引になるクーポンであると仮定する。この例では、決定部136は、決済代金として、「900円」を設定する。決定部136は、設定された決済代金を示す情報を、決定装置100内の所定の記憶領域に格納してもよい。決定部136は、設定された決済代金を示す情報を、金融取引を処理する取引処理装置に送信することで、決済代金の支払処理を制御することができる。
上述の「特典を適用すると決定しないこと」は、特典を使用した値引き(ディスカウント)の設定を行わないことを包含し得る。判定部135によって取引の態様が所定の条件を満たさないと判定された場合に、決定部136は、クーポンコードを入力するためのコンポーネント(例えば、入力フィールド)を含むコンテンツ(例えば、決済ページ)を介して、「入札がオークションアプリから行われた場合に、クーポンが適用されます。」というメッセージを提示してもよい。
〔4.特典適用可否判定処理のフロー〕
次に、図4を参照して、実施形態に係る決定装置100による特典適用可否判定処理の手順について説明する。
図4は、実施形態に係る決定装置100によって実行される、特典を適用するかを決定するための処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、はじめに、決定装置100の取引履歴情報取得部132は、決定装置100のユーザデータベース121から、ユーザ装置10のユーザの取引履歴を取得する(ステップS101)。
次いで、決定装置100の配信部133は、取引履歴情報取得部132によって取得された取引履歴に基づいて、インターネットオークションで利用可能な特典として、ユーザ装置10のユーザにクーポンを配信する(ステップS102)。
次いで、決定装置100の受信部131は、配信部133によって配信されたクーポンを適用するための要求を、ユーザ装置10から受信する(ステップS103)。
次いで、決定装置100の取引態様情報取得部134は、受信部131によって受信された要求を送信したユーザ装置10のユーザの取引の態様を、ユーザデータベース121から取得する(ステップS104)。
次いで、決定装置100の判定部135は、取引態様情報取得部134によって取得された取引の態様がクーポンの適用条件を満たすかを判定する(ステップS105)。
判定部135が取引の態様がクーポンの適用条件を満たすと判定した場合に(ステップS105;Yes)、決定装置100の決定部136は、クーポンを適用すると決定する(ステップS106)。判定部135が取引の態様がクーポンの適用条件を満たさないと判定した場合に(ステップS105;No)、決定部136は、クーポンを適用しないと決定する(ステップS107)。
〔5.変形例〕
上述の実施形態に係る決定装置100は、上述の実施形態以外にも、種々の異なる形態で実施されてよい。そこで、以下では、上記の決定装置100の他の実施形態について説明する。
〔5-1.競り入札と定額入札〕
決定装置100の配信部133は、取引履歴情報に基づいて、定額で落札される取引対象への入札である定額入札の頻度又は競り価格で落札される取引対象への入札である競り入札の頻度を特定し、特定された入札の頻度に基づいて、購入者に特典を配信してもよい。例えば、配信部133は、定額入札の頻度に基づいて、購入者が競り入札を行った場合に適用される特典を配信してもよい。また、例えば、配信部133は、競り入札の頻度に基づいて、購入者が定額入札を行った場合に適用される特典を配信してもよい。
例えば、配信部133は、インターネットオークションサービスを利用するユーザの操作傾向に応じて、発行されるクーポンを変更してもよい。一例として、ユーザが競り入札の履歴をほとんどあるいは全く持たない場合に、ユーザが競り入札を行った場合に適用されるクーポンである競り入札限定のクーポンを発行してもよい。別の例として、ユーザが定額入札の履歴をほとんどあるいは全く持たない場合に、ユーザが定額入札を行った場合に適用されるクーポンである定額入札限定のクーポンを発行してもよい。そして、配信部133は、インターネットオークションサービス以外のインターネットサービスを介して、発行されたクーポンをユーザに通知してもよい。競り入札限定のクーポンが競り入札に対して使用された場合に、決定装置100の決定部136は、競り入札限定のクーポンを適用する。同様に、定額入札限定のクーポンが競り入札に対して使用された場合に、決定部136は、定額入札限定のクーポンを適用する。
〔5-2.値下げ交渉〕
いくつかの実施形態では、決定装置100の判定部135は、取引態様情報に基づいて、出品者と購入者との間の取引の態様が、購入者が出品者に値下げ交渉を行ったという条件である所定の条件を満たすかを判定してもよい。例えば、決定装置100の配信部133は、取引履歴情報取得部132によって取得された取引履歴に基づいて、ユーザが値下げ交渉を行った場合に利用可能なクーポンを、値下げ交渉の経験がないユーザに提供してもよい。判定部135は、取引態様情報に基づいて、ユーザの取引態様が「ユーザが値下げ交渉を行った」という適用条件を満たすか判定してもよい。
〔5-3.フリーマーケット〕
上述の取引態様情報は、オークション形式の取引の態様を示す情報であるが、これに限定されるものではない。取引態様情報は、フリーマーケット形式の取引の態様を示す情報であってもよい。
決定装置100の取引態様情報取得部134は、取引態様情報として、取引対象をフリーマーケットで出品する出品者と、このフリーマーケットにおいてこの取引対象を購入する購入者との間のフリーマーケット形式の取引の態様を示す情報を取得してもよい。
決定装置100の取引履歴情報取得部132は、取引履歴情報として、購入者のフリーマーケット形式の取引の履歴を示す情報を取得してもよい。決定装置100の配信部133は、取引履歴情報取得部132によって取得された取引履歴に基づいて、ユーザがフリーマーケットにおいて値下げ交渉を行った場合に利用可能なクーポンを、値下げ交渉の経験がないユーザに提供してもよい。判定部135は、取引態様情報に基づいて、ユーザの取引態様が「ユーザがフリーマーケットにおいて値下げ交渉を行った」という適用条件を満たすか判定してもよい。
〔6.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の一部を手動的に行うこともできる。あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、図3に示した記憶部120の一部又は全部は、決定装置100によって保持されるのではなく、ストレージサーバ等に保持されてもよい。この場合、決定装置100は、ストレージサーバにアクセスすることで、ユーザ情報やクーポン情報等の各種情報を取得する。
〔7.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る決定装置100は、例えば図5に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図5は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一時的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が決定装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決定装置100は、取引態様情報取得部134と、判定部135と、決定部136とを有する。
実施形態に係る決定装置100において、取引態様情報取得部134は、出品者と購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報を取得する。また、実施形態に係る決定装置100において、判定部135は、取引態様情報取得部134によって取得された取引態様情報に基づいて、出品者と購入者との間の取引の態様が、特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する。実施形態に係る決定装置100において、決定部136は、判定部135によって取引の態様が所定の条件を満たすと判定された場合に、特典を適用すると決定し、判定部135によって取引の態様が所定の条件を満たさないと判定された場合に、特典を適用しないと決定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、判定部135は、取引態様情報に基づいて、出品者と購入者との間の取引の態様が、購入者が購入者の端末装置にインストールされたアプリケーションを介して取引を行ったという条件である所定の条件を満たすかを判定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、取引態様情報取得部134は、取引態様情報として、取引対象をオークションに出品する出品者と、このオークションにおいてこの取引対象を購入する購入者との間のオークション形式の取引の態様を示す情報を取得する。また、実施形態に係る決定装置100において、判定部135は、取引態様情報に基づいて、オークション形式の取引の態様が、購入者がアプリケーションを介して入札を行ったという条件である所定の条件を満たすかを判定する。
また、実施形態に係る決定装置100は、購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報を取得する取引履歴情報取得部132を有する。また、実施形態に係る決定装置100は、取引履歴情報取得部132によって取得された取引履歴情報に基づいて、購入者に特典を配信する配信部133を有する。また、実施形態に係る決定装置100において、判定部135は、取引態様情報に基づいて、出品者と購入者との間の取引の態様が、配信部133によって配信された特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する。
また、実施形態に係る決定装置100において、取引履歴情報取得部132は、取引履歴情報として、購入者のオークション形式の取引の履歴を示す情報を取得する。また、実施形態に係る決定装置100において、配信部133は、取引履歴情報に基づいて、購入者の端末装置にインストールされたアプリケーションを介して行われる入札の頻度を特定し、特定された入札の頻度に基づいて、購入者に特典を配信する。
また、実施形態に係る決定装置100において、配信部133は、アプリケーションを介して行われる入札の頻度に基づいて、購入者がアプリケーションを介して入札を行った場合に適用される特典を配信する。
また、実施形態に係る決定装置100において、配信部133は、購入者がオークション形式の取引を行うことができるオークションサービスとは異なるサービスを介して、購入者に特典を配信する。
また、実施形態に係る決定装置100において、配信部133は、取引履歴情報に基づいて、定額で落札される取引対象への入札である定額入札の頻度又は競り価格で落札される取引対象への入札である競り入札の頻度を特定し、特定された入札の頻度に基づいて、購入者に特典を配信する。
また、実施形態に係る決定装置100において、配信部133は、定額入札の頻度に基づいて、購入者が競り入札を行った場合に適用される特典を配信する。
また、実施形態に係る決定装置100において、配信部133は、競り入札の頻度に基づいて、購入者が定額入札を行った場合に適用される特典を配信する。
また、実施形態に係る決定装置100において、取引態様情報取得部134は、取引態様情報として、取引対象をフリーマーケットで出品する出品者と、このフリーマーケットにおいてこの取引対象を購入する購入者との間のフリーマーケット形式の取引の態様を示す情報を取得する。
また、実施形態に係る決定装置100において、判定部135は、取引態様情報に基づいて、出品者と購入者との間の取引の態様が、購入者が出品者に値下げ交渉を行ったという条件である所定の条件を満たすかを判定する。
上述した各処理により、決定装置100は、出品者と購入者との間の活発な取引を促進することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述した決定装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受信部は、受信手段や受信回路に読み替えることができる。
1 特典適用可否判定システム
10 ユーザ装置
100 決定装置
110 通信部
120 記憶部
121 ユーザデータベース
122 クーポンデータベース
130 制御部
131 受信部
132 取引履歴情報取得部
133 配信部
134 取引態様情報取得部
135 判定部
136 決定部

Claims (13)

  1. 購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報を取得する取引履歴情報取得部と、
    前記取引履歴情報取得部によって取得された取引履歴情報に基づいて、定額で落札される取引対象への入札である定額入札の頻度を特定し、前記定額入札の頻度に基づいて、前記購入者に、前記購入者が競り価格で落札される取引対象への入札である競り入札を行った場合に適用される特典を配信する配信部と、
    出品者と前記購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報を取得する取引態様情報取得部と、
    前記取引態様情報取得部によって取得された取引態様情報に基づいて、前記出品者と前記購入者との間の取引の態様が、前記配信部によって配信された特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記取引の態様が前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記特典を適用すると決定し、前記判定部によって前記取引の態様が前記所定の条件を満たさないと判定された場合に、前記特典を適用しないと決定する決定部と
    を備えることを特徴とする決定装置。
  2. 購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報を取得する取引履歴情報取得部と、
    前記取引履歴情報取得部によって取得された取引履歴情報に基づいて、競り価格で落札される取引対象への入札である競り入札の頻度を特定し、前記競り入札の頻度に基づいて、前記購入者に、前記購入者が定額で落札される取引対象への入札である定額入札を行った場合に適用される特典を配信する配信部と、
    出品者と前記購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報を取得する取引態様情報取得部と、
    前記取引態様情報取得部によって取得された取引態様情報に基づいて、前記出品者と前記購入者との間の取引の態様が、前記配信部によって配信された特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記取引の態様が前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記特典を適用すると決定し、前記判定部によって前記取引の態様が前記所定の条件を満たさないと判定された場合に、前記特典を適用しないと決定する決定部と
    を備えることを特徴とする決定装置。
  3. 前記判定部は、前記取引態様情報に基づいて、前記出品者と前記購入者との間の取引の態様が、前記購入者が前記購入者の端末装置にインストールされたアプリケーションを介して取引を行ったという条件である前記所定の条件を満たすかを判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の決定装置。
  4. 前記取引態様情報取得部は、前記取引態様情報として、取引対象をオークションに出品する前記出品者と、当該オークションにおいて当該取引対象を購入する前記購入者との間のオークション形式の取引の態様を示す情報を取得し、
    前記判定部は、前記取引態様情報に基づいて、前記オークション形式の取引の態様が、前記購入者が前記アプリケーションを介して入札を行ったという条件である前記所定の条件を満たすかを判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の決定装置。
  5. 前記取引履歴情報取得部は、前記取引履歴情報として、前記購入者のオークション形式の取引の履歴を示す情報を取得し、
    前記配信部は、前記取引履歴情報に基づいて、前記購入者の端末装置にインストールされたアプリケーションを介して行われる入札の頻度を特定し、特定された入札の頻度に基づいて、前記購入者に特典を配信する
    ことを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  6. 前記配信部は、前記アプリケーションを介して行われる前記入札の頻度に基づいて、前記購入者が前記アプリケーションを介して入札を行った場合に適用される特典を配信する
    ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
  7. 前記配信部は、前記購入者が前記オークション形式の取引を行うことができるオークションサービスとは異なるサービスを介して、前記購入者に特典を配信する
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載の決定装置。
  8. 前記取引態様情報取得部は、前記取引態様情報として、取引対象をフリーマーケットで出品する前記出品者と、当該フリーマーケットにおいて当該取引対象を購入する前記購入者との間のフリーマーケット形式の取引の態様を示す情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1~7のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  9. 前記判定部は、前記取引態様情報に基づいて、前記出品者と前記購入者との間の取引の態様が、前記購入者が前記出品者に値下げ交渉を行ったという条件である前記所定の条件を満たすかを判定する
    ことを特徴とする請求項1~8のうちいずれか1つに記載の決定装置。
  10. コンピュータが実行する決定方法であって、
    購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報を取得する取引履歴情報取得部と、
    前記取引履歴情報取得部によって取得された取引履歴情報に基づいて、定額で落札される取引対象への入札である定額入札の頻度を特定し、前記定額入札の頻度に基づいて、前記購入者に、前記購入者が競り価格で落札される取引対象への入札である競り入札を行った場合に適用される特典を配信する配信部と、
    出品者と前記購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報を取得する取引態様情報取得工程と、
    前記取引態様情報取得工程によって取得された取引態様情報に基づいて、前記出品者と前記購入者との間の取引の態様が、前記配信部によって配信された特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する判定工程と、
    前記取引の態様が前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記特典を適用すると決定し、前記取引の態様が前記所定の条件を満たさないと判定された場合に、前記特典を適用しないと決定する決定工程と
    を含むことを特徴とする決定方法。
  11. コンピュータが実行する決定方法であって、
    購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報を取得する取引履歴情報取得工程と、
    前記取引履歴情報取得工程によって取得された取引履歴情報に基づいて、競り価格で落札される取引対象への入札である競り入札の頻度を特定し、前記競り入札の頻度に基づいて、前記購入者に、前記購入者が定額で落札される取引対象への入札である定額入札を行った場合に適用される特典を配信する配信工程と、
    出品者と前記購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報を取得する取引態様情報取得工程と、
    前記取引態様情報取得工程によって取得された取引態様情報に基づいて、前記出品者と前記購入者との間の取引の態様が、前記配信工程によって配信された特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって前記取引の態様が前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記特典を適用すると決定し、前記判定工程によって前記取引の態様が前記所定の条件を満たさないと判定された場合に、前記特典を適用しないと決定する決定工程と
    を含むことを特徴とする決定方法。
  12. 購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報を取得する取引履歴情報取得部と、
    前記取引履歴情報取得部によって取得された取引履歴情報に基づいて、定額で落札される取引対象への入札である定額入札の頻度を特定し、前記定額入札の頻度に基づいて、前記購入者に、前記購入者が競り価格で落札される取引対象への入札である競り入札を行った場合に適用される特典を配信する配信部と、
    出品者と前記購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報を取得する取引態様情報取得手順と、
    前記取引態様情報取得手順によって取得された取引態様情報に基づいて、前記出品者と前記購入者との間の取引の態様が、前記配信部によって配信された特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する判定手順と、
    前記取引の態様が前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記特典を適用すると決定し、前記取引の態様が前記所定の条件を満たさないと判定された場合に、前記特典を適用しないと決定する決定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
  13. 購入者の取引の履歴を示す取引履歴情報を取得する取引履歴情報取得手順と、
    前記取引履歴情報取得手順によって取得された取引履歴情報に基づいて、競り価格で落札される取引対象への入札である競り入札の頻度を特定し、前記競り入札の頻度に基づいて、前記購入者に、前記購入者が定額で落札される取引対象への入札である定額入札を行った場合に適用される特典を配信する配信手順と、
    出品者と前記購入者との間の取引の態様を示す取引態様情報を取得する取引態様情報取得手順と、
    前記取引態様情報取得手順によって取得された取引態様情報に基づいて、前記出品者と前記購入者との間の取引の態様が、前記配信手順によって配信された特典の適用に関する所定の条件を満たすかを判定する判定手順と、
    前記判定手順によって前記取引の態様が前記所定の条件を満たすと判定された場合に、前記特典を適用すると決定し、前記判定手順によって前記取引の態様が前記所定の条件を満たさないと判定された場合に、前記特典を適用しないと決定する決定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
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