JP6904704B2 - 相変化冷却装置および相変化冷却方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器などの冷却に用いられる相変化冷却装置および相変化冷却方法に関し、特に、受熱により相変化した冷媒蒸気を、駆動源を用いることなく輸送し凝縮させる自然循環型の相変化冷却装置および相変化冷却方法に関する。
近年、情報処理技術の向上やインターネット環境の発達にともなって、必要とされる情報処理量が増大している。膨大なデータを処理するため、各地にデータセンタ(Data
Center:DC)が設置され運用されている。ここで、データセンタ(DC)とは、サーバやデータ通信装置を設置し運用することに特化した施設をいう。このようなデータセンタ(DC)においては、サーバやデータ通信装置などの電子機器からの発熱密度が非常に高いため、これらの電子機器を効率的に冷却する必要がある。
電子機器等の効率的な冷却方式の一例として、自然循環型の相変化冷却方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。自然循環型の相変化冷却方式においては、電子機器などの発熱源より発生した熱を、冷媒の潜熱を用いて受熱・放熱する。この方式では、冷媒蒸気の浮力及び冷媒液の重力によって、動力を必要とせずに冷媒を循環駆動させることができる。そのため、自然循環型の相変化冷却方式によれば、電子機器などの高効率かつ省エネルギーな冷却が可能である。
このような自然循環型の相変化冷却装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された関連する冷却システムは、複数のサーバにそれぞれ設けられた蒸発器、建屋の屋上に設けられた冷却塔、戻し配管(冷媒ガス配管)、および供給配管(冷媒液体配管)を有する。戻し配管および供給配管は、蒸発器に設けられた冷却コイルと冷却塔に設けられた螺旋状配管との間を連結する。そして、戻し配管は蒸発器でガス化した冷媒ガスを冷却塔に戻す。供給配管は、冷媒ガスを冷却塔で冷却して凝縮することにより液化した冷媒液体を蒸発器に供給する。これにより、蒸発器と冷却塔との間に、冷媒が自然循環するための循環ラインが形成される。
ここで、それぞれの蒸発器には、サーバから排出された高温空気が蒸発器で冷却された後の風の温度を測定する温度センサが設けられる。また、それぞれの蒸発器の冷却コイルの出口には、冷却コイルに供給する冷媒の供給流量(冷媒流量)を調整するためのバルブ(流量調整手段)が設けられている。そして、コントローラが温度センサによる測定温度に基づいて、各バルブの開度をそれぞれ自動調整する。これにより、蒸発器で冷却された後の風の温度が設定温度よりも低くなり過ぎた場合には、バルブの開度が絞られて冷媒の供給流量が減少される。
このような構成としたことにより、関連する冷却システムによれば、各蒸発器における冷媒の供給流量が必要以上に多くならないので、冷媒を冷却するための冷却負荷を小さくすることができ、冷却塔での冷却だけでも十分な冷却能力を発揮できる、としている。
特開2009−194093号公報(段落[0047]〜[0055]、図1)
上述した特許文献1に記載された関連する冷却システムにおいては、戻し配管(冷媒ガス配管)及び供給配管は、途中で枝分かれすることにより、1階のサーバルームに配設されたサーバの蒸発器と2階のサーバルームに配設されたサーバの蒸発器とに接続される。したがって、冷却対象となる発熱源が増えると、冷媒蒸気配管の分岐数が増加する。上述したように自然循環型の相変化冷却装置では、蒸発器と冷却塔(凝縮部)との間で生じる冷媒蒸気の圧力差および凝縮した冷媒液に作用する重力によって冷媒が自然循環する。そのため、冷却対象となる発熱源が増えることにより冷媒蒸気配管の分岐数が増加すると、分岐箇所における冷媒蒸気の合流によって冷媒蒸気の受ける圧力損失が増大し、冷却性能が低下するという問題があった。
このように、自然循環型の相変化冷却装置においては、冷却対象となる発熱源が増えると、冷却性能が低下するという問題があった。
本発明の目的は、上述した課題である、自然循環型の相変化冷却装置においては、冷却対象となる発熱源が増えると冷却性能が低下する、という課題を解決する相変化冷却装置および相変化冷却方法を提供することにある。
本発明の相変化冷却装置は、受熱する複数の受熱部と、放熱する凝縮部と、複数の受熱部と凝縮部とを接続する第1の冷媒経路及び第2の冷媒経路と、を有する相変化冷却装置であって、第1の冷媒経路は、複数の受熱部とそれぞれ接続する複数の副冷媒管と、複数の副冷媒管と接続する冷媒合流部と、冷媒合流部と凝縮部とを接続する主冷媒管、とを備える。
また、本発明の相変化冷却装置は、複数の発熱源から受熱する冷媒をそれぞれ収容する複数の受熱部と、受熱部で気化した冷媒の冷媒蒸気を凝縮液化して冷媒液を生成する凝縮部と、受熱部と凝縮部を接続し、冷媒蒸気を輸送する冷媒蒸気輸送構造と、受熱部と凝縮部を接続し、冷媒液を輸送する冷媒液輸送構造、とを有し、冷媒蒸気輸送構造は、複数の受熱部とそれぞれ接続する複数の副蒸気管と、複数の副蒸気管と接続し、冷媒蒸気が合流する蒸気合流部と、蒸気合流部と凝縮部とを接続する主蒸気管、とを備える。
本発明の相変化冷却方法は、複数の発熱源からそれぞれ受熱することにより冷媒を気化し、複数の発熱源ごとに気化した冷媒の冷媒蒸気を合流させ、合流した冷媒蒸気を凝縮液化して冷媒液を生成し、冷媒液が複数の発熱源からそれぞれ受熱するように還流させる。
本発明の相変化冷却装置および相変化冷却方法によれば、冷却対象となる発熱源が複数ある場合であっても、冷却性能の低下を招くことなく、自然循環型の相変化冷却方式により効率よく冷却することができる。
本発明の第1の実施形態に係る相変化冷却装置の構成を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造の構成を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造が備える蒸気合流部の構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造が備える蒸気合流部の別の構成を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造が備える蒸気合流部のさらに別の構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造の構成を示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造が備える蒸気合流部の構成を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造が備える蒸気合流部の構成を示す上面図である。 本発明の第3の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造が備える蒸気合流部の別の構成を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造が備える蒸気合流部のさらに別の構成を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る冷媒蒸気輸送構造の別の構成を示す概略図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態に係る相変化冷却装置は、受熱する複数の受熱部と、放熱する凝縮部と、複数の受熱部と凝縮部とを接続する第1の冷媒経路及び第2の冷媒経路と、を有する。ここで第1の冷媒経路は、複数の受熱部とそれぞれ接続する複数の副冷媒管と、複数の副冷媒管と接続する冷媒合流部と、冷媒合流部と凝縮部とを接続する主冷媒管、とを備える。
本発明の第1の実施形態に係る相変化冷却装置について、さらに詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る相変化冷却装置1000の構成を示す概略図である。本実施形態による相変化冷却装置1000は、複数の受熱部1010、凝縮部1020、冷媒蒸気輸送構造(第1の冷媒経路)1100、および冷媒液輸送構造(第2の冷媒経路)1200を有する。
複数の受熱部1010は、複数の発熱源から受熱する冷媒をそれぞれ収容する。凝縮部1020は、受熱部1010で気化した冷媒の冷媒蒸気を凝縮液化して冷媒液を生成する。冷媒蒸気輸送構造1100は、受熱部1010と凝縮部1020を接続し、冷媒蒸気を輸送する。冷媒液輸送構造1200は、受熱部1010と凝縮部1020を接続し、冷媒液を輸送する。
ここで、冷媒蒸気輸送構造1100は、複数の副蒸気管(副冷媒管)1110、蒸気合流部(冷媒合流部)1120、および主蒸気管(主冷媒管)1130を備える。複数の副蒸気管1110は複数の受熱部1010とそれぞれ接続する。蒸気合流部1120は複数の副蒸気管1110と接続し、複数の副蒸気管1110から流入する各受熱部1010で発生した冷媒蒸気が合流する。主蒸気管1130は蒸気合流部1120と凝縮部1020とを接続する。
上述したように、本実施形態による相変化冷却装置1000は、冷媒蒸気輸送構造1100に蒸気合流部1120を備え、この蒸気合流部1120と複数の受熱部1010が複数の副蒸気管1110によってそれぞれ接続された構成としている。これにより、複数の発熱源で発生した冷媒蒸気は蒸気合流部1120において合流するので、分岐による圧力損失を低減することが可能である。そのため、本実施形態の相変化冷却装置1000によれば、冷却対象となる発熱源が複数ある場合であっても、冷却性能の低下を招くことなく、自然循環型の相変化冷却方式により効率よく冷却することができる。
蒸気合流部1120は、図1に示すように、複数の受熱部1010よりも鉛直上方に位置した構成とすることができる。これにより、複数の受熱部1010から蒸気合流部1120への冷媒蒸気の流動を冷媒蒸気の浮力の作用だけで行うことができる。
なお、冷媒液輸送構造1200の構成は特に限定されないが、例えば図1に示したように、主液管1210、冷媒液貯留部1220、および複数の副液管1230を備えた構成とすることができる。ここで、主液管1210は凝縮部1020と接続している。冷媒液貯留部1220は主液管1210と接続し、冷媒液をためる。そして、複数の副液管1230が冷媒液貯留部1220と複数の受熱部1010とをそれぞれ接続する。
受熱部1010は、発熱源と熱的に接続し冷媒を貯蔵する複数の蒸発部を備え、複数の蒸発部が鉛直方向に配置した構成とすることができる。具体的には例えば、発熱源としてのサーバがサーバラック内に複数個積層して配置され、サーバラックのリアドア等に蒸発部を備えた受熱モジュールを、受熱部1010とすることができる。ここで、蒸気合流部1120はサーバラックの上方であって、受熱部1010が配置されるリアドアの外部に位置した構成とすることができる。また、冷媒液貯留部1220もサーバラックの上方であって、受熱部1010が配置されるリアドアの外部に位置した構成とすることができる。
次に、本実施形態による相変化冷却装置1000の動作について、図1に示した構成を例として説明する。
相変化冷却装置1000は、例えば複数台配置されたサーバラックで発生した熱を、それぞれのサーバラックに備えられた受熱部1010で吸熱し、凝縮部1020で放熱を行う。これにより、サーバラックに搭載されたサーバ等の冷却を行う。
各サーバラックに備えられサーバラックから吸熱する受熱部1010にはそれぞれ、副蒸気管1110と副液管1230が接続されている。副蒸気管1110と副液管1230はそれぞれ、蒸気合流部1120および冷媒液貯留部1220において主蒸気管1130と主液管1210に接続している。そして、主蒸気管1130と主液管1210は一個の凝縮部1020と接続している。
受熱部1010には冷媒液が充填されている。冷媒液はサーバラックからの排熱を受けてその熱を吸熱し、気化することにより冷媒蒸気となって浮力により上昇する。冷媒蒸気は、副液管1230よりも圧力損失が小さい副蒸気管1110を通って凝縮部1020に向けて流動する。このとき、各受熱部1010からの冷媒蒸気は蒸気合流部1120において合流し、その後に主蒸気管1130を通って凝縮部1020に達する。
凝縮部1020において、冷媒蒸気は水または空気と熱交換することにより放熱する。凝縮部1020で凝縮液化した冷媒は冷媒液となり、主液管1210を通って冷媒液貯留部1220に向けて流動する。冷媒液貯留部1220から、それぞれの受熱部1010に冷媒液が分配され、副液管1230を通して各受熱部1010に必要な冷媒液が供給される。このような冷却サイクルが連続的に行われることにより、サーバラックからの連続的な吸熱が可能となる。
なお、冷媒蒸気輸送構造1100を構成する副蒸気管1110、蒸気合流部1120、および主蒸気管1130においても、冷媒蒸気とともに冷媒液が存在する場合がある。また、冷媒液輸送構造1200を構成する主液管1210、冷媒液貯留部1220、および副液管1230においても、冷媒液とともに冷媒蒸気が存在する場合がある。
次に、本実施形態による相変化冷却方法について説明する。
本実施形態による相変化冷却方法ではまず、複数の発熱源からそれぞれ受熱することにより冷媒を気化し、複数の発熱源ごとに気化した冷媒の冷媒蒸気を合流させる。そして、この合流した冷媒蒸気を凝縮液化して冷媒液を生成し、冷媒液が複数の発熱源からそれぞれ受熱するように還流させる。これにより、冷却対象となる発熱源が複数ある場合であっても、冷却性能の低下を招くことなく、自然循環型の相変化冷却方式により効率よく冷却することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、相変化冷却装置1000が備える冷媒蒸気輸送構造1100についてさらに詳細に説明する。
図2に、本実施形態による冷媒蒸気輸送構造1100の構成を示す。本実施形態の冷媒蒸気輸送構造1100は、複数の副蒸気管1110、蒸気合流部2100、および主蒸気管1130を備える。複数の副蒸気管1110は複数の受熱部1010とそれぞれ接続する。蒸気合流部2100は複数の副蒸気管1110と接続し、複数の副蒸気管1110から流入する各受熱部1010で発生した冷媒蒸気が合流する。そして、主蒸気管1130は蒸気合流部2100と凝縮部1020とを接続する。
本実施形態の冷媒蒸気輸送構造1100においては、蒸気合流部2100が、複数の平面を有する立体形状からなる容器部2110、主蒸気管接続部、および複数の副蒸気管接続部を備える構成とした。ここで、主蒸気管接続部は容器部2110の上面に位置し、主蒸気管1130と接続する。また、複数の副蒸気管接続部は容器部2110の側面に位置し、複数の副蒸気管1110とそれぞれ接続する。
図3に、本実施形態による蒸気合流部2100の構成を示す。蒸気合流部2100は、主蒸気管接続部および副蒸気管接続部に接続突起部2120をそれぞれ備える。すなわち、蒸気合流部2100は複数の平面部を有する立体形状からなる容器部2110を備え、主蒸気管接続部および副蒸気管接続部を構成する各平面部に接続突起部2120が取り付けられている。接続突起部2120は、例えばノズル形状とすることができる。接続突起部2120の先端には副蒸気管1110がそれぞれ接続される。ここで、図中の矢印は冷媒蒸気の流動方向を示す。
接続突起部2120(ノズル)は取り外しが可能な構成とすることができ、各受熱部1010が熱的に接続する各発熱源の発熱量に応じた径を選択することができる。すなわち、蒸気合流部2100は、接続突起部2120の径が互いに異なる二個の副蒸気管接続部を少なくとも含む構成とすることができる。これにより、発熱量が大きい受熱部1010と接続する副蒸気管1110は、径が大きい接続突起部2120によって容器部2110に接続することが可能になる。すなわち、受熱部1010で発生する冷媒蒸気の量に応じて、主蒸気管接続部および副蒸気管接続部が備える接続突起部2120の最適な口径を選択することができる。その結果、容器部2110における合流前後の冷媒蒸気の圧力損失を低減することができ、良好な冷媒蒸気の輸送が可能になる。
また、容器部2110の上面に位置する主蒸気管接続部は、側面に位置する副蒸気管接続部が備える接続突起部2120の中心軸の延長上に位置する構成とすることができる。すなわち、各接続突起部2120(ノズル)を容器部2110に取り付ける角度を選択することができる。したがって例えば、側面の接続突起部2120(ノズル)の中心軸の延長線上に主蒸気管接続部が位置する角度で、側面の接続突起部2120(ノズル)を取り付けることが可能である。これにより、容器部2110の内部で冷媒蒸気が曲がることによって発生する圧力損失を抑制することができる。
以上述べたように、本実施形態の冷媒蒸気輸送構造1100を備えた相変化冷却装置1000によれば、複数の副蒸気管1110から流入する冷媒蒸気が合流する際における圧力損失を低減することができる。その結果、冷却対象となる発熱源が複数ある場合であっても、冷却性能の低下を招くことなく、自然循環型の相変化冷却方式により効率よく冷却することができる。
接続突起部2120は、一端にフランジ部を備えた構成としてもよい。この場合、主蒸気管接続部は、容器部2110の上面にフランジ部が締結部材によって固定された接続突起部2120を備える。また、副蒸気管接続部は、容器部2110の側面にフランジ部が締結部材によって固定された接続突起部2120を備える。
具体的には例えば、図4に示すように、蒸気合流部2100を構成する容器部2110の側面に、冷媒蒸気の流入穴2111と、接続突起部2120のフランジ部を取り付け可能なねじ穴2112が形成された構成とすることができる。これにより、所望の径を備えた接続突起部2120(ノズル)の取り付け、および取り外しが容易になる。このとき、副蒸気管1110を接続する受熱部1010の個数が少ない場合には、不要な接続突起部2120(ノズル)を取り外し、流入穴2111を蓋などにより密閉しておくこととしてもよい。
同様に、主蒸気管1130と接続する主蒸気管接続部も、フランジ部を有する接続突起部2120を備えた構成とすることができる。この場合も、接続突起部2120の取り付け、取り外しを簡易にできるため、所望の径を選択することが容易になる。
上記では接続突起部2120が一端にフランジ部を備えた構成について説明した。しかしこれに限らず、副蒸気管1110がその一端にフランジ部を備えた構成としてもよい。そして、容器部2110が、このような副蒸気管1110を締結部材により固定するための接続穴を側面に備えた構成とすることができる。この場合、副蒸気管1110のフランジ部と接続穴が副蒸気管接続部を構成する。
また、図5に示すように、蒸気合流部2100は、冷媒液輸送構造1200と接続する分岐配管2130をさらに有する構成としてもよい。分岐配管2130により、蒸気合流部2100および主蒸気管1130において発生した冷媒の凝縮液は液管側へ輸送される。そのため、受熱部1010へ冷媒液が逆流することを防止することができる。また、冷媒蒸気輸送構造1100内に冷媒液が存在することによる冷媒蒸気に対する流体抵抗を減少させ、これにより熱輸送効率を向上させることが可能となる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態においては、相変化冷却装置1000が備える冷媒蒸気輸送構造1100についてさらに詳細に説明する。
図6に、本実施形態による冷媒蒸気輸送構造1100の構成を示す。本実施形態の冷媒蒸気輸送構造1100は、複数の副蒸気管1110、蒸気合流部3100、および主蒸気管1130を備える。複数の副蒸気管1110は複数の受熱部1010とそれぞれ接続する。蒸気合流部3100は複数の副蒸気管1110と接続し、複数の副蒸気管1110から流入する各受熱部1010で発生した冷媒蒸気が合流する。そして、主蒸気管1130は蒸気合流部3100と凝縮部1020とを接続する。
本実施形態の冷媒蒸気輸送構造1100においては、蒸気合流部3100が配管部3110を有し、配管部3110の側面において複数の副蒸気管1110と接続する構成とした。
図7A、7Bに、本実施形態による蒸気合流部3100の構成を示す。図7Aは側面図であり、紙面下向きが重力方向G(鉛直下方方向)である。図7Bは上面図であり、紙面奥行方向が重力方向G(鉛直下方方向)である。また、図中の矢印は冷媒蒸気の流動方向を示す。
図7A、7Bに示すように、蒸気合流部3100が備える配管部3110の径は、副蒸気管1110の径よりも大きく構成されている。これにより、配管部3110に複数の副蒸気管1110から冷媒蒸気が流入しても、内圧の上昇を抑制することができる。
また、蒸気合流部3100は、副蒸気管1110から配管部3110に流入する冷媒蒸気の流動方向と配管部3110を流動する冷媒蒸気の流動方向が、同一平面上でなす角度が鋭角であるように構成される。さらに、副蒸気管1110から配管部3110に流入する冷媒蒸気の流れの中心軸は、配管部3110の中心軸と交差しない構成とすることができる。
すなわち、複数の受熱部1010と接続している各副蒸気管1110が、配管部3110に対して斜め方向から、かつ、偏心した状態で取り付けられた構成とすることができる。言い換えれば、配管部3110の中心軸の延長と副蒸気管1110の中心軸とがずれた状態で取り付けられている。このように、配管部3110および副蒸気管1110の中心軸がずれている構成とすることにより、冷媒蒸気の動圧が最も高い部位での衝突を回避することができるので、内圧の上昇を抑制することが可能である。
特に、中心軸がずれた状態で斜め方向から冷媒蒸気が合流する構成とすることにより、副蒸気管1110から流入する冷媒蒸気が、配管部3110の上流側から流動してくる冷媒蒸気の移動方向に沿って、螺旋を描くように合流するようになる。これにより、冷媒蒸気同士の衝突による圧力損失の発生を抑制し、吸熱性能の劣化を防止することができる。
以上述べたように、本実施形態の蒸気合流部3100を含む冷媒蒸気輸送構造1100を備えた相変化冷却装置1000によれば、複数の副蒸気管1110から流入する冷媒蒸気が合流する際における圧力損失を低減することができる。その結果、冷却対象となる発熱源が複数ある場合であっても、冷却性能の低下を招くことなく、自然循環型の相変化冷却方式により効率よく冷却することができる。
蒸気合流部3100は、図8に示すように、配管部3110と冷媒液輸送構造1200を接続する分岐配管3120をさらに有する構成としてもよい。同図中、白抜き矢印は冷媒蒸気の流動方向を、黒塗り矢印は冷媒液の流動方向をそれぞれ示す。
分岐配管3120により、配管部3110において発生した冷媒の凝縮液は液管側へ輸送される。そのため、受熱部1010へ冷媒液が逆流することを防止することができる。また、冷媒蒸気輸送構造1100内に冷媒液が存在することによる冷媒蒸気に対する流体抵抗を減少させ、これにより熱輸送効率を向上させることが可能となる。
このとき、図9に示すように、配管部3110が逆止弁3130を備えた構成とすることができる。ここで逆止弁3130は、配管部3110内であって、複数の副蒸気管1110との接続箇所と、分岐配管3120との接続箇所との間に位置している。このような構成とすることにより、凝縮した冷媒液が逆流した場合であっても、逆止弁3130が閉状態となることにより、冷媒液が副蒸気管1110を通って受熱部1010へ流動することを防止することができる。そして、分岐配管3120によって冷媒液を冷媒液輸送構造1200へ確実に排出することが可能になる。
図10に、本実施形態による冷媒蒸気輸送構造の別の構成を示す。図10に示した冷媒蒸気輸送構造1101は、複数の副蒸気管1110、蒸気合流部3200、および主蒸気管3130を備える。蒸気合流部3200は配管部を有し、配管部の側面において複数の副蒸気管1110と接続している。ここで、蒸気合流部3200および主蒸気管3130が、図に示すように、凝縮部1020に向けて鉛直下方に向かう勾配に沿って配置している構成とした。
このような構成とすることにより、蒸気合流部3200および主蒸気管3130内に存在する冷媒液を凝縮部1020へ流動させることができる。その結果、冷媒蒸気輸送構造1101内に冷媒液が存在することによる冷媒蒸気に対する流体抵抗を減少させ、これにより熱輸送効率を向上させることが可能となる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は、2014年8月27日に出願された日本出願特願2014−172114を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1000 相変化冷却装置
1010 受熱部
1020 凝縮部
1100、1101 冷媒蒸気輸送構造
1110 副蒸気管
1120、2100、3100、3200 蒸気合流部
1130、3130 主蒸気管
1200 冷媒液輸送構造
1210 主液管
1220 冷媒液貯留部
1230 副液管
2110 容器部
2111 流入穴
2112 ねじ穴
2120 接続突起部
2130、3120 分岐配管
3110 配管部
3130 逆止弁

Claims (9)

  1. 複数の発熱源から受熱する冷媒をそれぞれ収容する複数の受熱手段と、
    前記受熱手段で気化した前記冷媒の冷媒蒸気を凝縮液化して冷媒液を生成する凝縮手段と、
    前記受熱手段と前記凝縮手段を接続し、前記冷媒蒸気を輸送する冷媒蒸気輸送構造と、
    前記受熱手段と前記凝縮手段を接続し、前記冷媒液を輸送する冷媒液輸送構造、とを有し、
    前記冷媒蒸気輸送構造は、
    前記複数の受熱手段とそれぞれ接続する複数の副蒸気管と、
    前記複数の副蒸気管と接続し、前記冷媒蒸気が合流する蒸気合流手段と、
    前記蒸気合流手段と前記凝縮手段とを接続する主蒸気管、とを備え、
    前記冷媒液輸送構造は、主液管と、冷媒液貯留部と、複数の副液管とを備え、
    前記主液管は、前記凝縮手段と接続し、
    前記冷媒液貯留部は、前記主液管と接続し、前記冷媒液をため、
    前記複数の副液管は、前記冷媒液貯留部と前記複数の受熱手段とをそれぞれ接続し、
    前記蒸気合流手段は、前記冷媒液貯留部とは別に位置している
    相変化冷却装置。
  2. 請求項1に記載した相変化冷却装置において、
    前記蒸気合流手段は、前記複数の受熱手段よりも上方に位置している
    相変化冷却装置。
  3. 請求項1または2に記載した相変化冷却装置において、
    前記蒸気合流手段は、
    上面と下面と側面とを少なくとも含む複数の平面を有する立体形状からなる容器部と、
    前記上面および前記側面の少なくとも一方に位置し、前記主蒸気管と接続する主蒸気管接続手段と、
    前記側面および前記下面の少なくとも一方に位置し、前記複数の副蒸気管とそれぞれ接続する複数の副蒸気管接続手段、とを有する
    相変化冷却装置。
  4. 請求項3に記載した相変化冷却装置において、
    前記主蒸気管接続手段および前記副蒸気管接続手段は、接続突起部をそれぞれ備える
    相変化冷却装置。
  5. 請求項4に記載した相変化冷却装置において、
    前記蒸気合流手段は、前記接続突起部の径が互いに異なる二個の前記副蒸気管接続手段を少なくとも含む
    相変化冷却装置。
  6. 請求項4または5に記載した相変化冷却装置において、
    前記接続突起部は一端にフランジ部を備え、
    前記主蒸気管接続手段は、前記容器部の上面に前記フランジ部が締結手段によって固定された前記接続突起部を備え、
    前記副蒸気管接続手段は、前記容器部の側面に前記フランジ部が締結手段によって固定された前記接続突起部を備える
    相変化冷却装置。
  7. 請求項1または2に記載した相変化冷却装置において、
    前記蒸気合流手段は、配管部を有し、
    前記配管部は、側面において前記複数の副蒸気管と接続し、
    前記配管部の径は、前記副蒸気管の径よりも大きい
    相変化冷却装置。
  8. 請求項7に記載した相変化冷却装置において、
    前記副蒸気管から前記配管部に流入する前記冷媒蒸気の流動方向と前記配管部を流動する前記冷媒蒸気の流動方向が、同一平面上でなす角度は鋭角である
    相変化冷却装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載した相変化冷却装置において、
    前記蒸気合流手段は、前記冷媒液輸送構造と接続する分岐配管をさらに有する
    相変化冷却装置。
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