JP6801665B2 - 相変化冷却装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器などの冷却に用いられる相変化冷却装置およびその制御方法に関し、特に、駆動源を用いて冷媒液を循環させる相変化冷却装置およびその制御方法に関する。
近年、電子機器の小型化、高性能化にともなって、その発熱量および発熱密度が増大している。このような電子機器等を効率的に冷却するため、冷却能力が高い冷却方式を採用する必要がある。冷却能力が高い冷却方式の一つとして、冷媒の相変化を用いた相変化冷却方式が注目されている。
相変化冷却方式による冷却装置(相変化冷却装置)の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された電子機器用冷却モジュールはポンプ循環型の相変化冷却装置であり、発熱体と熱的に接続して熱を吸収するジャケット(蒸発器)、放熱器、気液分離機能を兼ねたタンク、および電動ポンプにより構成される冷却液駆動部を有する。
このジャケットの入口には冷媒が液状で流れる管が、ジャケットの出口には気液混合液が流れる管がそれぞれ設けられている。ジャケットの入口配管の手前には冷却液駆動部が取り付けられ、ジャケットの出口近傍には気液分離機能を兼ねたタンクが接続されている。このタンクにおいて分離された冷媒蒸気は蒸気管へ流れ込み、その後、放熱器で凝縮されて配管を介して冷却液駆動部へ戻ることにより冷媒の閉ループを形成している。
気液分離機能を兼ねたタンクは、多孔体によって、冷媒液が保持される領域とジャケットから吸入される気液混合状態の冷媒が存在する気液混合領域とに仕切られている。冷媒液が保持される領域は、バイパス管によって放熱器と冷却液駆動手段の間に接続されている。
このような構成としたことにより、関連する冷却モジュール(相変化冷却装置)によれば、ジャケットと放熱器間の配管内に冷媒液が付着するのを抑制することができる。その結果、ジャケットと放熱器間の圧力損失を低減することができ、効率的な冷却が可能になる、としている。
また、関連技術としては、特許文献2に記載された技術がある。
特開2008−130746号公報(段落〔0021〕〜〔0036〕、図1) 国際公開第2015/075916号
上述した関連する相変化冷却装置のように、ポンプ等の駆動源を用いて冷媒液を循環させるポンプ循環型相変化冷却装置の一般的な構成例を図4Aに示す。図4Aに示した関連する相変化冷却装置500は、ラジエータ等の蒸発器510、熱交換器や室外機等の凝縮器520、ポンプ等の駆動源530、蒸気管540、および液管550を有する。関連する相変化冷却装置500では、ポンプP等を用いて冷媒液LRを蒸発器510へ供給し、蒸発器510では冷媒液LRが蒸発するときの潜熱によって受熱するとともに冷媒蒸気VRを発生させる。蒸発器510から流出した冷媒蒸気VRは凝縮器520で放熱することにより凝縮して冷媒液LRに戻り、液管550を通じてポンプP等の駆動源530に送られる。
しかしながら、このようなポンプ循環型相変化冷却装置には、起動時直後に冷却能力が著しく低下するという問題点がある。その理由を以下に説明する。
ポンプ循環型相変化冷却装置において、ポンプが停止すると重力の作用により冷媒液は蒸発器および蒸気管にも溜まる。その後、再度起動させると、蒸気管に溜まった冷媒液の液柱の圧力によって蒸発器における冷媒液の蒸発が抑制されるので、蒸発器では冷媒液の顕熱による受熱となる。液相状態で凝縮器に流入した冷媒は、凝縮器で冷却されて蒸発器に還流する。そのため、冷媒液の温度は沸点に至るまで上昇しないので、蒸発器では蒸発による潜熱ではなく、冷媒液の顕熱による冷却が行われることになる。一般に、顕熱による受熱は潜熱による受熱に比べて効率が低いため、このような場合、ポンプ循環型相変化冷却装置の冷却能力が著しく低下する。
上述したポンプ循環型相変化冷却装置の問題点について、さらに詳細に説明する。
図4Aに、上述したポンプ循環型の関連する相変化冷却装置500の正常運転時における冷媒液LRと冷媒蒸気VRの分布状態を模式的に示す。上述したように正常運転時には、ポンプPによって蒸発器510に供給された冷媒液LRは蒸発器510で蒸発して冷媒蒸気VRになる。冷媒蒸気VRは蒸気管540を介して凝縮器520に輸送され、凝縮器520において冷却されて凝縮し冷媒液LRになる。この冷媒液LRは液管550を通って再度ポンプPに供給される。このように正常運転時では、相変化冷却装置500は蒸発器510において冷媒液LRの蒸発によって熱を奪うので、冷却効率は高い。正常運転時においては図4Aに模式的に示したように、蒸気管540は冷媒蒸気VRで満たされ、また液管550は冷媒液LRで満たされた状態となっている。
図4Bに、ポンプPが停止している時の冷媒の分布を模式的に示す。ここで停止状態とは、ポンプPが停止して冷媒の循環が止まった状態をいう。このとき、冷媒液LRは重力の作用により下方に溜まる。図4Bは、冷媒の気液界面INTが蒸発器510と凝縮器520の鉛直方向の間にあり、蒸気管540および液管550がそれぞれ冷媒液LRと冷媒蒸気VRの両方で満たされている場合を示している。
次に、停止状態からポンプPを起動したときの冷媒の分布を、図5Aおよび5Bに模式的に示す。図5Aは冷媒の量が少ない場合、図5Bは冷媒の量が多い場合をそれぞれ示す。
図5Aに示した冷媒の量が少ない場合、ポンプPの吸引側の冷媒液LRが存在しなくなり、そのため冷媒の循環は停止する。ポンプPを起動した直後には、蒸発器510において冷媒液LRの顕熱による吸熱が起きる。このとき、冷媒液LRの循環が生じないため冷媒液LRの温度は上昇する。しかし、蒸気管540に溜まっている冷媒液LRの圧力により冷媒液の沸点が上昇しているので、蒸発器510内の冷媒液LRは沸点に到達する前に吸熱対象である発熱体の温度と等しくなってしまう場合がある。その結果、蒸発器510における吸熱が停止することになる。
一方、冷媒の量が多い場合には図5Bに示したように、冷媒液LRは凝縮器520を介して循環する。しかし、冷媒液LRは凝縮器520で冷却されているので、蒸発器510において冷媒液の温度は沸点まで上昇せず蒸発は起こらない。そのため、冷媒液LRの顕熱のみによる受熱となるので、冷却効率は著しく低下する。
以上説明したように、冷媒の量の多少にかかわらず、ポンプPを停止状態から起動させて正常運転状態(図4A)に移行させることは困難であり、ポンプPの起動時直後に冷却能力が著しく低下する。
このように、駆動源を用いて冷媒液を循環させる相変化冷却装置は、起動時直後に冷却能力が著しく低下する、という問題があった。
本発明の目的は、上述した課題である、駆動源を用いて冷媒液を循環させる相変化冷却装置は、起動時直後に冷却能力が著しく低下する、という課題を解決する相変化冷却装置およびその制御方法を提供することにある。
本発明の相変化冷却装置は、発熱源から受熱する冷媒液を収容する蒸発器と、冷媒液が蒸発器で気化することにより発生した冷媒蒸気の熱を放熱し冷媒液を生成する凝縮器と、冷媒液を循環させる冷媒液駆動手段と、蒸発器と凝縮器を接続する第1の配管部と、凝縮器と冷媒液駆動手段を接続する第2の配管部と、冷媒液駆動手段と蒸発器を接続する第3の配管部と、一端が第1の接続点において第1の配管部と接続し、他端が第2の接続点において第2の配管部と接続する第4の配管部、とを有し、第1の接続点が、冷媒液駆動手段の起動時における、第1の配管部内の冷媒液と冷媒蒸気の界面の位置よりも下方に位置している。
本発明の相変化冷却装置の制御方法は、発熱源から受熱する冷媒液を収容する蒸発器と、冷媒液が蒸発器で気化することにより発生した冷媒蒸気の熱を放熱し冷媒液を生成する凝縮器と、冷媒液を循環させる冷媒液駆動手段と、蒸発器と凝縮器を接続する第1の配管部と、凝縮器と冷媒液駆動手段を接続する第2の配管部と、冷媒液駆動手段と蒸発器を接続する第3の配管部と、一端が第1の接続点において第1の配管部と接続し、他端が第2の接続点において第2の配管部と接続する第4の配管部、とを有する相変化冷却装置を、第1の配管部によって保持されている冷媒液と冷媒蒸気の界面の、冷媒液駆動手段の起動時における位置が、第1の接続点よりも上方に位置するように制御する。
本発明の相変化冷却装置およびその制御方法によれば、駆動源を用いて冷媒液を循環させる構成であっても、起動時直後における冷却能力の低下を回避することができる。
本発明の第1の実施形態に係る相変化冷却装置の構成を模式的に示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る相変化冷却装置における冷媒の循環状態を模式的に示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る相変化冷却装置における冷媒の状態を模式的に示す概略図であって、相変化冷却装置が備える冷媒液駆動部が停止状態である場合を示す。 本発明の第2の実施形態に係る相変化冷却装置の構成を模式的に示す概略図である。 本発明の第3の実施形態に係る相変化冷却装置の構成を模式的に示す概略図である。 関連する相変化冷却装置の構成および正常運転時における冷媒の分布を模式的に示す図である。 関連する相変化冷却装置の構成およびポンプが停止している状態における冷媒の分布を模式的に示す図である。 関連する相変化冷却装置において、ポンプを停止状態から起動したときの冷媒の分布を模式的に示す図であり、冷媒の量が少ない場合を示す。 関連する相変化冷却装置において、ポンプを停止状態から起動したときの冷媒の分布を模式的に示す図であり、冷媒の量が多い場合を示す。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る相変化冷却装置100の構成を模式的に示す概略図である。また、図1Bは、本実施形態に係る相変化冷却装置100における冷媒の循環状態を模式的に示す概略図である。
本実施形態による相変化冷却装置100は、図1Aに示すように、蒸発器110、凝縮器120、および冷媒液駆動部(冷媒液駆動手段)130を有する。相変化冷却装置100はさらに、第1の配管部140、第2の配管部150、第3の配管部160、および第4の配管部170を有する。
蒸発器110は、発熱源から受熱する冷媒液LRを収容する。蒸発器110は典型的にはラジエータ等により構成される。凝縮器120は、冷媒液LRが蒸発器110で気化することにより発生した冷媒蒸気VRの熱を放熱し冷媒液LRを生成する。凝縮器120は典型的には熱交換器や室外機等により構成される。また、冷媒液駆動部130は、冷媒液LRを循環させる。冷媒液駆動部130は典型的にはポンプP等により構成される。
第1の配管部140は、蒸発器110と凝縮器120を接続する。第2の配管部150は、凝縮器120と冷媒液駆動部130を接続する。そして、第3の配管部160は、冷媒液駆動部130と蒸発器110を接続する。
第4の配管部170は、一端が第1の接続点171において第1の配管部140と接続し、他端が第2の接続点172において第2の配管部150と接続する。ここで、第1の接続点171は、冷媒液駆動部130の起動時における、第1の配管部140内の冷媒液LRと冷媒蒸気VRの界面の位置(INT1)よりも下方に位置している。
なお、第1の配管部140、第2の配管部150、第3の配管部160、および第4の配管部170は、典型的には金属製配管等により構成される。
図1B中の矢印は、冷媒液駆動部130の起動時において、相変化冷却装置100内を循環する冷媒液LRを示す。ここで冷媒液駆動部130の起動時とは、冷媒液駆動部130が動作状態であって、かつ、蒸発器110が収容している冷媒液LRが発熱源から受熱していない状態をいう。
上述したように、本実施形態による相変化冷却装置100は、第1の接続点171および第2の接続点172において第1の配管部140および第2の配管部150とそれぞれ接続している第4の配管部170を備える。そして、第1の接続点171が、冷媒液駆動部130の起動時における第1の配管部140内の冷媒液LRと冷媒蒸気VRの界面(INT1)よりも下方に位置する構成としている。
このような構成としたことにより、図5Aに示したように冷媒の量が少ない場合であっても、第1の配管部140内の冷媒液LRが第4の配管部170を介して冷媒液駆動部130に供給される。そのため、冷媒液LRの循環を持続させることができるので、正常運転状態に移行させることが可能になる。
また、図5Bに示したように冷媒の量が多い場合であっても、冷媒液LRは第4の配管部170を介して循環することが可能である。そのため、冷媒液LRが凝縮器120を介して循環することにより冷媒液LRが冷却され、蒸発器110における冷媒液LRの蒸発が生じなくなる状態を回避することができる。その結果、正常運転状態への移行が可能になる。
正常運転状態の相変化冷却装置100においては、冷媒液駆動部130によって冷媒液LRが蒸発器110へ供給され、蒸発器110において冷媒液LRは発熱源から受熱することにより温度が上昇し沸点に達する。このとき、冷媒液LRが蒸発して冷媒蒸気VRとなるときの潜熱によって発熱源から受熱するので、効率の良い受熱が可能である。蒸発器110で発生した冷媒蒸気VRは第1の配管部140を通って凝縮器120に流入し、凝縮器120において放熱することにより凝縮し冷媒液LRとなる。
凝縮器120において凝縮した冷媒液LRは第2の配管部150を通って冷媒液駆動部130に流入する。すなわち、凝縮器120と第2の接続点172との間の第2の配管部150を通って冷媒液LRが流動するようになる。そのため、第1の配管部140における冷媒液LRの量が減少し液柱による圧力が下がるので、蒸発器110における冷媒液LRの蒸発が促進される。その結果、相変化冷却装置100は正常運転状態への移行が容易になる。
凝縮した冷媒液LRは冷媒液駆動部130によって第3の配管部160を介して再び蒸発器110に供給される。これにより冷媒による相変化冷却サイクルが完結し、冷却能力が高い相変化冷却が実現される。
上述したように、本実施形態の相変化冷却装置100によれば、冷媒の量の多少にかかわらず、冷媒液駆動部130を停止状態から起動させ、相変化冷却装置を正常運転状態に移行させることが可能になる。そのため、冷媒液駆動部130などの駆動源を用いて冷媒液を循環させる構成であっても、起動時直後における冷却能力の低下を回避することができる。
また、本実施形態の相変化冷却装置100によれば、正常運転時において第1の配管部140内に存在する冷媒液LRを、第4の配管部170によって第2の配管部150に還流させることができる。その結果、第1の配管部140の圧損を低減することができるので、正常運転時における冷却能力の低下を抑制することも可能となる。
図1A、1Bでは、第4の配管部170の第2の接続点172が、第2の配管部150によって保持されている冷媒液LRと冷媒蒸気VRの界面の、冷媒液駆動部130の起動時における位置(INT2)よりも下方に位置した構成としている。また、冷媒液LRと冷媒蒸気VRの界面の冷媒液駆動部130の起動時における位置(INT1、INT2)はいずれも、凝縮器120よりも下方にある構成とすることができる。これにより、冷媒液LRは第4の配管部170を通って循環するので、冷媒液LRが凝縮器120を経由して冷媒液駆動部130に還流するのを防止することができる。上述したように、凝縮器120を通ると冷媒液LRは冷却されるので、蒸発器110において冷媒液LRが沸点まで温度上昇する妨げとなる。上述した構成とすることにより、このような影響を回避することができ、効率的な冷却が可能になる。
なお、冷媒液駆動部130が停止状態である時には、冷媒液LRと冷媒蒸気VRの気液界面INTは図1Cに示すように、冷媒液駆動部130よりも上方に位置していればよい。
また、第4の配管部170の第1の接続点171が、第2の接続点172よりも上方に位置している構成とすることができる。このような構成とすることにより、第1の接続点171から第4の配管部170に流入した冷媒液LRは、重力の作用によって第2の接続点172に流動することが可能になる。そのため、冷媒液駆動部130の仕事量を軽減することができる。
さらに、凝縮器120が蒸発器110および冷媒液駆動部130よりも上方に位置している構成とすることができる。これにより、重力の作用による冷媒の自然循環をも利用できるので、冷媒液駆動部130の仕事量を軽減することができる。
なお、第4の配管部170が第1の配管部140と接続する第1の接続点171は、蒸発器110に近接した位置であることが望ましい。これは、第1の配管部140に溜まっている冷媒液LRの液柱によって蒸発器110内の冷媒液LRに働く圧力が、第1の接続点171の蒸発器110上端からの高さに比例するからである。第1の接続点171を蒸発器110に近接した位置とすることにより、第1の接続点171の高さを低減することができ、これにより冷媒液LRの液柱による圧力上昇を抑制することができる。その結果、上述した、冷媒液LRの圧力上昇により冷媒液の沸点が上昇し、冷媒液LRの蒸発が生じなくなるという問題を回避することができる。
次に、本実施形態による相変化冷却装置の制御方法について説明する。
相変化冷却装置の構成は、上述した相変化冷却装置100と同様である。この相変化冷却装置を、第1の配管部140によって保持されている冷媒液LRと冷媒蒸気VRの界面の、冷媒液駆動手段130の起動時における位置(INT1)が、第1の接続点171よりも上方に位置するように制御する。
このように相変化冷却装置100を制御することにより、上述したように、冷媒液駆動手段130のような駆動源を用いて冷媒液を循環させる構成であっても、起動時直後における冷却能力の低下を回避することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図2に、本発明の第2の実施形態に係る相変化冷却装置200の構成を模式的に示す。同図中の矢印は、冷媒液駆動部130の起動時において、相変化冷却装置200内を循環する冷媒液LRを示す。
本実施形態による相変化冷却装置200は、蒸発器110、凝縮器120、および冷媒液駆動部130を有する。相変化冷却装置200はさらに、第1の配管部140、第2の配管部150、第3の配管部160、および第4の配管部170を有する。ここまでの構成は、第1の実施形態による相変化冷却装置100の構成と同様である。
本実施形態による相変化冷却装置200は、第2の配管部150によって構成される流路内に、冷媒液LRをためる冷媒貯留部(冷媒貯留手段)210をさらに有する。冷媒貯留部210は、典型的にはタンク等の金属製容器により構成される。
ここで、冷媒貯留部210は、冷媒液駆動部130よりも上方に位置している構成とすることができる。また、冷媒貯留部210は、冷媒液駆動部130の停止時における冷媒液LRと冷媒蒸気VRとの界面が、冷媒貯留部210の上端よりも下方に位置するように配置している構成とすることができる。すなわち、冷媒液駆動部130が停止状態にあるとき、冷媒貯留部210が冷媒液LRのみによって充填されることがない位置に設置された構成とすることができる。
また、冷媒貯留部210は、第1の接続点171よりも下方に位置している構成とすることができる。これにより、冷媒貯留部210から第1の配管部140に冷媒液LRが逆流するのを防止することができる。
次に、本実施形態の相変化冷却装置200による効果について説明する。
本実施形態の相変化冷却装置200は冷媒貯留部210を備えた構成としたことにより、正常運転状態に移行した場合であっても、冷媒液の量が過多であるため蒸発器110における受熱量が低下する、という問題を回避することができる。また、ポンプ等からなる冷媒液駆動部130に対して冷媒液を供給するための液柱圧力を確保することができる、という効果が得られる。
上述した冷媒液の量が過多であることによる影響を回避することができる効果について、さらに詳細に説明する。
相変化冷却装置においては、正常運転状態で蒸発器における受熱量が最大となる適正な冷媒量が存在する。このことについて以下に説明する。
相変化冷却装置が正常運転している状態において、蒸発器における受熱量を増大させるためには、蒸発器における冷媒の圧力を低減する必要がある。これは、蒸発器における冷媒の圧力が増大すると冷媒の沸点Tが上昇するからである。すなわち、一般に、ある温度Theatの熱源からの熱を蒸発器において受熱する場合、熱源からの熱の温度と冷媒液の沸点との差Theat−Tが大きいほど、冷媒液の沸騰が促進されるので、蒸発器における受熱量は大きくなる。したがって、蒸発器における冷媒の圧力が増大し冷媒の沸点Tが上昇すると、Theat−Tが減少し受熱量が減少することになる。
ここで、相変化冷却装置内の冷媒液の量が多すぎると冷媒液の圧力は増加する。具体的には例えば、図4Bに示したように、蒸発せず潜熱による受熱に寄与しない余分な冷媒液が蒸気管内にたまり、蒸発器内の冷媒液を押圧することにより冷媒液の圧力が増大する場合がある。また、余分な冷媒液が凝縮器にたまることによって、凝縮器における熱交換性能が低下し、蒸気管内の圧力が増大する場合がある。
逆に、冷媒液の量が過少である場合にも、蒸発器において充分に受熱することができないので、冷却性能は低下する。
したがって、相変化冷却装置においては、正常運転状態で蒸発器における受熱量が最大となる適正な冷媒量が存在することになる。
一方、上述したように、冷媒液駆動部が停止した状態から正常運転状態に移行するためにも必要な冷媒液の量が存在している。しかし、正常運転状態に移行するために必要な冷媒液の量は、正常運転状態において受熱量を最大化するための冷媒液の量と必ずしも一致しない。すなわち、一般的には、停止状態から正常状態に移行するために必要な冷媒液の量L1は、正常運転状態において受熱量を最大化するための冷媒液の量L2よりも多い(L1>L2)。
このような場合であっても、本実施形態の相変化冷却装置200は冷媒貯留部210を備えた構成としているので、正常運転状態においては余剰となる冷媒液を冷媒貯留部210に蓄えることができる。具体的には例えば、上述したL1>L2である場合、相変化冷却装置200にL1以上の量の冷媒液を導入する。これにより、冷媒液駆動部の停止状態から正常運転状態への移行が可能になる。また、正常運転状態に移行した後は、余剰となった冷媒液は冷媒貯留部210に蓄えられるため、凝縮器120や第1の配管部140内に過剰な冷媒液が溜まることはない。そのため、蒸発器110において冷媒液の圧力が上昇することを回避することができ、受熱量を最大化することが可能になる。
このように、本実施形態の相変化冷却装置200によれば、駆動源を用いて冷媒液を循環させる構成であっても、起動時直後における冷却能力の低下を回避することができるとともに、正常運転状態における受熱量を最大化することが可能になる。
また、正常運転時に受熱量を最大化する冷媒液の量を超える冷媒液も冷媒貯留部210において吸収することが可能であるため、相変化冷却装置200に投入する冷媒液の量のトレランスを向上させることができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図3に、本発明の第3の実施形態に係る相変化冷却装置300の構成を模式的に示す。同図中の矢印は、冷媒液駆動部330の起動時において、相変化冷却装置300内を循環する冷媒液LRを示す。
本実施形態による相変化冷却装置300は、複数の蒸発器310、凝縮器320、および冷媒液駆動部330を有する。相変化冷却装置300はさらに、第1の配管部340、第2の配管部350、第3の配管部360、および第4の配管部370を有する。
第1の配管部340は、複数の蒸発器310と凝縮器320を接続する。第2の配管部350は、凝縮器320と冷媒液駆動部330を接続する。第3の配管部360は、冷媒液駆動部330と複数の蒸発器310を接続する。
第4の配管部370は、一端が第1の接続点371において第1の配管部340と接続し、他端が第2の接続点372において第2の配管部350と接続する。第1の接続点371は、第1の配管部340によって保持されている冷媒液LRと冷媒蒸気VRの界面の、冷媒液駆動部330の起動時における位置よりも下方に位置している。
ここで、第1の配管部340は、複数の蒸発器310と第1の接続点371の間の一部に、複数の蒸発器310が共通に接続する共通輸送部(共通輸送手段)342を備える。そして、共通輸送部342は、第1の接続点371に近接する側が蒸発器310に近接する側よりも下方に位置する状態で傾斜した構成としている。すなわち、共通輸送部342を通る軸と水平面上の軸とがなす角度θはゼロ度よりも大きい。
このような構成としたことにより、冷媒液駆動部330が停止している状態から正常運転状態に移行するために必要な冷媒液の量を低減することができる。その理由を以下に説明する。
相変化冷却装置300が正常運転している状態において、第1の配管部340を流動する冷媒蒸気VRの圧損を抑制するため、第1の配管部340は内径の大きな配管等により構成される。一方、冷媒液駆動部330の起動時には、第4の配管部370を介して冷媒液LRを循環させるため、第1の接続点371に冷媒液LRが達している必要がある。この場合、第1の配管部340として内径の大きな配管等を用いると、必要となる冷媒液の量が増大する。
しかし、本実施形態の相変化冷却装置300では、第1の配管部340の一部を構成する共通輸送部342が、下方の第1の接続点371に向かって傾斜した構成としている。そのため、冷媒液LRは共通輸送部342内を第1の接続点371まで流動することが可能である。その結果、正常運転状態に移行するために必要な冷媒液の量を低減することができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は、2015年9月25日に出願された日本出願特願2015−188224を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
100、200、300 相変化冷却装置
110、310、510 蒸発器
120、320、520 凝縮器
130、330 冷媒液駆動部
140、340 第1の配管部
150、350 第2の配管部
160、360 第3の配管部
170、370 第4の配管部
171、371 第1の接続点
172、372 第2の接続点
210 冷媒貯留部
342 共通輸送部
500 関連する相変化冷却装置
530 駆動源
540 蒸気管
550 液管
LR 冷媒液
VR 冷媒蒸気
INT 気液界面
INT1、INT2 界面

Claims (10)

  1. 発熱源から受熱する冷媒液を収容する蒸発手段と、
    前記冷媒液が前記蒸発手段で気化することにより発生した冷媒蒸気の熱を放熱し冷媒液を生成する凝縮手段と、
    前記冷媒液を循環させる冷媒液駆動手段と、
    前記蒸発手段と前記凝縮手段を接続する第1の配管部と、
    前記凝縮手段と前記冷媒液駆動手段を接続する第2の配管部と、
    前記冷媒液駆動手段と前記蒸発手段を接続する第3の配管部と、
    一端が第1の接続点において前記第1の配管部と接続し、他端が第2の接続点において前記第2の配管部と接続する第4の配管部、とを有し、
    前記第1の接続点が、前記冷媒液駆動手段の起動時における、前記第1の配管部内の前記冷媒液と前記冷媒蒸気の界面の位置よりも下方に位置している
    相変化冷却装置。
  2. 請求項1に記載した相変化冷却装置において、
    前記第2の接続点が、前記第2の配管部によって保持されている前記冷媒液と前記冷媒蒸気の界面の、前記冷媒液駆動手段の起動時における位置よりも下方に位置している
    相変化冷却装置。
  3. 請求項1または2に記載した相変化冷却装置において、
    前記冷媒液と前記冷媒蒸気の界面の前記冷媒液駆動手段の起動時における位置が、前記凝縮手段よりも下方にある
    相変化冷却装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載した相変化冷却装置において、
    前記第1の接続点は前記第2の接続点よりも上方に位置している
    相変化冷却装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載した相変化冷却装置において、
    前記凝縮手段は前記蒸発手段および前記冷媒液駆動手段よりも上方に位置している
    相変化冷却装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載した相変化冷却装置において、
    前記第2の配管部によって構成される流路内に、前記冷媒液をためる冷媒貯留手段をさらに有する
    相変化冷却装置。
  7. 請求項5に記載した相変化冷却装置において、
    前記冷媒貯留手段は、前記冷媒液駆動手段の停止時における前記冷媒液と前記冷媒蒸気の界面が、前記冷媒貯留手段の上端よりも下方に位置するように配置している
    相変化冷却装置。
  8. 請求項5または6に記載した相変化冷却装置において、
    前記冷媒貯留手段は、前記冷媒液駆動手段よりも上方に位置している
    相変化冷却装置。
  9. 請求項5から7のいずれか一項に記載した相変化冷却装置において、
    前記冷媒貯留手段は、前記第1の接続点よりも下方に位置している
    相変化冷却装置。
  10. 発熱源から受熱する冷媒液を収容する蒸発手段と、
    前記冷媒液が前記蒸発手段で気化することにより発生した冷媒蒸気の熱を放熱し冷媒液を生成する凝縮手段と、
    前記冷媒液を循環させる冷媒液駆動手段と、
    前記蒸発手段と前記凝縮手段を接続する第1の配管部と、
    前記凝縮手段と前記冷媒液駆動手段を接続する第2の配管部と、
    前記冷媒液駆動手段と前記蒸発手段を接続する第3の配管部と、
    一端が第1の接続点において前記第1の配管部と接続し、他端が第2の接続点において前記第2の配管部と接続する第4の配管部、とを有する相変化冷却装置を、
    前記第1の配管部によって保持されている前記冷媒液と前記冷媒蒸気の界面の、前記冷媒液駆動手段の起動時における位置が、前記第1の接続点よりも上方に位置するように制御する
    相変化冷却装置の制御方法。
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