JP6902985B2 - 軌道走行式機械 - Google Patents

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本発明は、軌道走行式機械に関するものである。
図6は一般的な軌道走行式機械としてのコンテナクレーンの一例を示すものであって、1はコンテナクレーン、2はコンテナクレーン1が配備される港湾、3は港湾2における岸壁、4は岸壁3に図6の紙面と直交する方向へ延びるよう敷設されたレールであり、コンテナクレーン1のクレーン本体5の支持脚6には、レール4に沿って転動自在な走行車輪7を有する走行装置8が取り付けられている。
前記コンテナクレーン1は、荷役作業中に強風や突風に煽られると、運転者の意に反して走行が止まらず、逸走してしまい、隣接する機械や近接構造物への衝突や倒壊に至る虞がある。
このため、前述の如き軌道走行式機械の逸走を防止する装置として、従来、例えば、特許文献1に開示されているようなレールクランプ装置がある。
前記レールクランプ装置は、先端部に挟み部(シュー)が形成された一対の接触子(クランプアーム)をその略中間部が軸を中心として回動自在となるよう連結した挟み機構と、該挟み機構における前記接触子の基端部に設けられ且つ該接触子の基端部間を狭めて前記挟み部が常時レールを挟む閉方向へ前記接触子を回動させるようにしたばね機構と、前記一対の接触子の基端部に形成されたカム受部をその内側から押し開く方向へ駆動して前記挟み部によるレールの挟み付けを解放するための回転カムとを備えている。
又、前記レールクランプ装置と関連する一般的技術水準を示すものとしては、特許文献2もある。
一方、前記コンテナクレーン1においては、地震発生時、クレーン本体5の上部に大きな水平力が作用して走行装置8が浮き上がり、脱輪する虞があった。
このため、前記支持脚6の下部に免震装置を介して走行装置8を配設することにより、地震発生時における水平力を吸収するようにしたコンテナクレーン1が開発され実用化されている。
前記免震装置を備えたコンテナクレーン1の場合、地震発生時には、免震装置より下の構造部に横行方向への傾きが生じると共に、走行方向への滑りが生じる。この時にレールクランプ装置が作動していると、前記横行方向への傾き並びに走行方向への滑りが阻害され、走行装置8やレールクランプ装置に大きな負荷が掛かり、該走行装置8やレールクランプ装置が損傷したり、レール4が変形したりする可能性を有していた。
こうした不具合を解消すべくなされた発明としては、例えば、特許文献3に開示されたようなものが存在する。特許文献3には、クレーン側の構成部材とレールクランプ装置との間に伸縮リンク機構及び油圧シリンダを介装し、該伸縮リンク機構及び油圧シリンダにより、地震発生時におけるレールクランプ装置の把持力を逃すようにした例が記載されている。
特開平6−72690号公報 特許第5781560号公報 特開2013−212882号公報
しかしながら、特許文献3に開示されたものでは、伸縮リンク機構及び油圧シリンダが必要となって構造が複雑化するという欠点を有していた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、簡単な構造で、地震発生時における走行装置やレールクランプ装置の損傷並びにレールの変形を回避し得る軌道走行式機械を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明の軌道走行式機械は、支持脚の下部に免震装置を介して配設され且つレールに沿って走行自在な走行装置と、
該走行装置に連結され且つ前記レールを把持・開放自在なレールクランプ装置と
を備えた軌道走行式機械において、
走行方向に対し直交するよう前記走行装置に取り付けられるベースプレートと、
該ベースプレートに対し第一連結機構を介し走行方向を軸として揺動自在に取り付けられる支持プレートと、
該支持プレートから走行方向へ張り出す支持ブラケットと、
前記レールクランプ装置から走行方向へ張り出し且つ前記支持ブラケットに対し第二連結機構を介して連結される張出ブラケットと
を備え、
前記第二連結機構は、地震発生時に設定荷重を超える負荷が走行方向へ作用した場合に破断するようになっている。
前記軌道走行式機械において、前記第一連結機構は、前記ベースプレートと支持プレートの何れか一方に穿設される固定孔と、該固定孔に対し前記ベースプレートと支持プレートとを連結するよう嵌挿される締結部材と、該締結部材が嵌挿され且つ地震発生時における前記ベースプレートと支持プレートとの相対的な傾動を許容するよう前記ベースプレートと支持プレートの何れか他方に穿設される弧状長孔とを備えることができる。
前記軌道走行式機械において、前記第二連結機構は、前記支持ブラケットと張出ブラケットとに穿設されるメイン剪断固定孔と、該メイン剪断固定孔に対し前記支持ブラケットと張出ブラケットとを連結するよう嵌挿され且つ地震発生時に設定荷重を超える負荷が走行方向へ作用した場合に破断するメインシアピンと、前記支持ブラケットと張出ブラケットの何れか一方に穿設されるサブ剪断固定孔と、前記支持ブラケットと張出ブラケットの何れか他方に前記サブ剪断固定孔と対応させて穿設され且つ走行方向へ延びるサブ剪断固定長孔と、該サブ剪断固定長孔と前記サブ剪断固定孔に対し前記支持ブラケットと張出ブラケットとを連結するよう嵌挿され且つ地震発生時に設定荷重を超える負荷が走行方向へ作用した場合に前記メインシアピンの後に破断するサブシアピンとを備えることができる。
本発明の軌道走行式機械によれば、簡単な構造で、地震発生時における走行装置やレールクランプ装置の損傷並びにレールの変形を回避し得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の軌道走行式機械の実施例を示す正面図である。 本発明の軌道走行式機械の実施例を示す要部拡大正面図であって、図1のII部詳細図である。 本発明の軌道走行式機械の実施例を示す要部拡大平面図であって、図2のIII−III矢視図である。 本発明の軌道走行式機械の実施例における第一連結機構を示す図であって、(a)は図2のIVa−IVa矢視図、(b)は図2のIVb−IVb矢視図である。 本発明の軌道走行式機械の実施例における第二連結機構を示す図であって、(a)は図3のVa−Va矢視図、(b)は図3のVb−Vb矢視図である。 軌道走行式機械としてのコンテナクレーンの一例を示す全体側面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明の軌道走行式機械の実施例であって、図中、図6と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1に示す軌道走行式機械としてのコンテナクレーン1では、クレーン本体5の支持脚6の間に、レール4に沿って延びるよう掛け渡される下部フレーム6aが設けられ、該下部フレーム6aの底面側に、支持脚6の下部に位置するよう免震装置20を介して複数(図1の例では二基)の走行装置8が設けられている。
前記走行装置8は、上部イコライザビーム9aと、中間部イコライザビーム9bと、下部イコライザビーム9cと、走行車輪7とを備えている。
前記上部イコライザビーム9aは、前記下部フレーム6aの底面側に、走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピン10aにより中間部が支持されて揺動自在に配設されている。前記中間部イコライザビーム9bは、前記上部イコライザビーム9aの走行方向両端部に走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピン10bにより中間部が支持されて揺動自在に配設されている。前記下部イコライザビーム9cは、前記中間部イコライザビーム9bの走行方向両端部に走行方向と直角な水平方向へ延びるロッカーピン10cにより中間部が支持されて揺動自在に配設されている。
前記走行車輪7は、前記下部イコライザビーム9cの走行方向両端部にレール4に沿って転動自在となるよう配設されている。
尚、図1に示す例では、上部イコライザビーム9aと中間部イコライザビーム9bとからなるイコライザ装置9Aと、中間部イコライザビーム9bと下部イコライザビーム9cとからなるイコライザ装置9Bとが上下二段に形成されている。因みに、上段の前記イコライザ装置9Aにおける上部イコライザビーム9aは上側イコライザビームとなり、中間部イコライザビーム9bは下側イコライザビームとなる。又、下段の前記イコライザ装置9Bにおける中間部イコライザビーム9bは相対的に上側イコライザビームとなり、下部イコライザビーム9cは下側イコライザビームとなる。但し、前記軌道走行式機械としてのコンテナクレーン1の規模に応じて、前記イコライザ装置9Aを一段だけ形成して、下側イコライザビーム(この場合は中間部イコライザビーム9b)に走行車輪7を配設しても良い。又、前記イコライザ装置を上下三段以上形成して、最下段のイコライザ装置における下側イコライザビームの走行方向両端部にレール4に沿って転動自在な走行車輪7を配設しても良い。
そして、本実施例の場合、前記走行装置8に、前記レール4を把持・開放自在なレールクランプ装置30が、ベースプレート40と、第一連結機構50と、支持プレート60と、支持ブラケット70と、第二連結機構80と、張出ブラケット90とを介して連結されている。
前記ベースプレート40は、図2及び図3に示す如く、走行方向に対し直交するよう前記走行装置8に取り付けられている。より詳しくは前記走行装置8の下部イコライザビーム9cから張り出すベースフレーム41の端部に前記ベースプレート40は取り付けられている。前記ベースフレーム41は、前記下部イコライザビーム9cから走行方向へ張り出す二枚の脚板材42と、該脚板材42の間に掛け渡すように設けられた桁板材43と、該桁板材43にボルト・ナット等の締結部材44により組み付けられた連結桁板材45と、該連結桁板材45から走行方向へ張り出す二枚の連結脚板材46とを備え、該連結脚板材46の間に掛け渡すように前記ベースプレート40が固着されている。
前記支持プレート60は、前記ベースプレート40に対して第一連結機構50を介し走行方向を軸として揺動自在に取り付けられている。
前記第一連結機構50は、図4(b)に示す如く、前記支持プレート60に穿設される固定孔51と、該固定孔51に対し前記ベースプレート40と支持プレート60とを連結するよう嵌挿されるボルト・ナット等の締結部材52と、図4(a)に示す如く、該締結部材52が嵌挿され且つ地震発生時における前記ベースプレート40と支持プレート60との相対的な傾動を許容するよう前記ベースプレート40に穿設される弧状長孔53とを備えている。前記弧状長孔53は、前記レール4に対して走行車輪7が該レール4とのクリアランスにより左右にそれぞれ寄った状態で傾動した際に、前記締結部材52がどのような軌跡を描くかシミュレーションし、その結果に基づいて形状が決定されている。尚、前記固定孔51を支持プレート60の代わりにベースプレート40に穿設し、前記弧状長孔53をベースプレート40の代わりに支持プレート60に穿設しても良い。
前記支持ブラケット70は、前記支持プレート60から走行方向へ張り出す二枚の板で構成されている。
前記張出ブラケット90は、前記レールクランプ装置30から走行方向へ張り出し且つ前記支持ブラケット70に対し第二連結機構80を介して連結されるようになっている。尚、前記レールクランプ装置30の側面には、図2及び図3に示す如く、固定プレート31が取り付けられ、該固定プレート31にボルト・ナット等の締結部材91により連結プレート92が組み付けられ、該連結プレート92に前記張出ブラケット90が固着されている。又、前記張出ブラケット90の上下面には、走行方向と直交する水平方向へ張り出す補強ブラケット93が取り付けられている。
前記第二連結機構80は、図5に示す如く、メイン剪断固定孔81と、メインシアピン82と、サブ剪断固定孔83と、サブ剪断固定長孔84と、サブシアピン85とを備え、地震発生時に設定荷重を超える負荷が作用した場合に破断するようになっている。
前記第二連結機構80のメイン剪断固定孔81は、図5(a)及び図5(b)に示す如く、前記支持ブラケット70と張出ブラケット90とに穿設されている。
前記メインシアピン82は、前記メイン剪断固定孔81に対し前記支持ブラケット70と張出ブラケット90とを連結するよう嵌挿され且つ地震発生時に設定荷重を超える負荷が走行方向へ作用した場合に破断するようになっている。
前記サブ剪断固定孔83は、図5(a)に示す如く、前記支持ブラケット70に穿設されている。
前記サブ剪断固定長孔84は、図5(b)に示す如く、前記張出ブラケット90に前記サブ剪断固定孔83と対応させて穿設されており、走行方向へ延びるようになっている。
前記サブシアピン85は、前記サブ剪断固定長孔84と前記サブ剪断固定孔83に対し前記支持ブラケット70と張出ブラケット90とを連結するよう嵌挿され、地震発生時に設定荷重を超える負荷が走行方向へ作用した場合に前記メインシアピン82の後に破断するようになっている。
これにより、通常時、前記メインシアピン82が主に荷重伝達して、前記サブシアピン85には荷重が作用しないようにし、前記メインシアピン82が荷役中の振動による疲労破壊等、地震発生時以外の状況で万一切れた際のバックアップとして前記サブシアピン85が機能するようにしている。因みに、図3に示す如く、前記支持ブラケット70と張出ブラケット90との上面には、前記メインシアピン82及びサブシアピン85の軸線方向へ延びる直線状のタガネマーク86,87が刻印され、前記メインシアピン82が地震発生時以外に破断した場合には、前記タガネマーク86,87のずれに基づいて作業者が前記メインシアピン82の破断を確認することができるようになっている。
尚、前記サブ剪断固定孔83を前記支持ブラケット70の代わりに張出ブラケット90に穿設し、前記サブ剪断固定長孔84を前記張出ブラケット90の代わりに支持ブラケット70に穿設しても良い。
次に、上記実施例の作用を説明する。
地震発生時には、免震装置20より下の構造部に横行方向への傾きが生じると共に、走行方向への滑りが生じる。
この時、レールクランプ装置30が作動していると、該レールクランプ装置30はレール4に固定されているのに対し、走行装置8は横行方向へ傾こうとするが、該走行装置8とレールクランプ装置30との間での相対的な横行方向への傾きは、第一連結機構50によって吸収される。即ち、支持プレート60に穿設されている弧状長孔53に対して締結部材がスライドし、ベースプレート40と支持プレート60とが相対的に傾動することで、前記走行装置8とレールクランプ装置30との間での相対的な横行方向への傾きが吸収される。
又、地震発生時に前記レールクランプ装置30が作動してレール4に固定されている場合、走行装置8のみが走行方向へ移動しようとし、第二連結機構80に設定荷重を超える負荷が作用すると、先ず、メインシアピン82が破断し、続いてサブシアピン85が破断し、前記走行装置8がレールクランプ装置30によって拘束されていた状態から解放される。
一方、前記第二連結機構80のサブシアピン85は、サブ剪断固定長孔84とサブ剪断固定孔83に対し前記支持ブラケット70と張出ブラケット90とを連結するよう嵌挿されているため、通常時、前記メインシアピン82が主に荷重伝達して、前記サブシアピン85には荷重が作用しない。このため、前記メインシアピン82が地震発生時以外の強風や突風発生時等に万一切れていたとしても、前記サブシアピン85がバックアップとして機能する形となり、強風や突風発生時の逸走防止装置としての機能に支障を来たすことはない。又、前記支持ブラケット70と張出ブラケット90との上面には、図3に示す如く、前記メインシアピン82の軸線方向へ延びる直線状のタガネマーク86,87が刻印されており、前記メインシアピン82が地震発生時以外に破断した場合には、前記タガネマーク86,87がずれる。作業者は、前記タガネマーク86,87がずれているか否かを定期的にチェックしており、該タガネマーク86,87がずれている場合には、メインシアピン82が破断していると判断し、前記メインシアピン82を交換することができる。
この結果、前記横行方向への傾き並びに走行方向への滑りが阻害されなくなって、走行装置8やレールクランプ装置30に大きな負荷が掛からなくなり、該走行装置8やレールクランプ装置30が損傷せず、レール4が変形する心配もなくなる。
しかも、特許文献3に開示されたものと比較した場合、本実施例では、伸縮リンク機構及び油圧シリンダが不要となって構造が複雑化することが避けられる。
こうして、簡単な構造で、地震発生時における走行装置8やレールクランプ装置30の損傷並びにレール4の変形を回避し得る。
尚、本発明の軌道走行式機械は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 コンテナクレーン(軌道走行式機械)
4 レール
6 支持脚
8 走行装置
20 免震装置
30 レールクランプ装置
40 ベースプレート
50 第一連結機構
51 固定孔
52 締結部材
53 弧状長孔
60 支持プレート
70 支持ブラケット
80 第二連結機構
81 メイン剪断固定孔
82 メインシアピン
83 サブ剪断固定孔
84 サブ剪断固定長孔
85 サブシアピン
90 張出ブラケット

Claims (3)

  1. 支持脚の下部に免震装置を介して配設され且つレールに沿って走行自在な走行装置と、
    該走行装置に連結され且つ前記レールを把持・開放自在なレールクランプ装置と
    を備えた軌道走行式機械において、
    走行方向に対し直交するよう前記走行装置に取り付けられるベースプレートと、
    該ベースプレートに対し第一連結機構を介し走行方向を軸として揺動自在に取り付けられる支持プレートと、
    該支持プレートから走行方向へ張り出す支持ブラケットと、
    前記レールクランプ装置から走行方向へ張り出し且つ前記支持ブラケットに対し第二連結機構を介して連結される張出ブラケットと
    を備え、
    前記第二連結機構は、地震発生時に設定荷重を超える負荷が走行方向へ作用した場合に破断する軌道走行式機械。
  2. 前記第一連結機構は、前記ベースプレートと支持プレートの何れか一方に穿設される固定孔と、該固定孔に対し前記ベースプレートと支持プレートとを連結するよう嵌挿される締結部材と、該締結部材が嵌挿され且つ地震発生時における前記ベースプレートと支持プレートとの相対的な傾動を許容するよう前記ベースプレートと支持プレートの何れか他方に穿設される弧状長孔とを備えた請求項1記載の軌道走行式機械。
  3. 前記第二連結機構は、前記支持ブラケットと張出ブラケットとに穿設されるメイン剪断固定孔と、該メイン剪断固定孔に対し前記支持ブラケットと張出ブラケットとを連結するよう嵌挿され且つ地震発生時に設定荷重を超える負荷が走行方向へ作用した場合に破断するメインシアピンと、前記支持ブラケットと張出ブラケットの何れか一方に穿設されるサブ剪断固定孔と、前記支持ブラケットと張出ブラケットの何れか他方に前記サブ剪断固定孔と対応させて穿設され且つ走行方向へ延びるサブ剪断固定長孔と、該サブ剪断固定長孔と前記サブ剪断固定孔に対し前記支持ブラケットと張出ブラケットとを連結するよう嵌挿され且つ地震発生時に設定荷重を超える負荷が走行方向へ作用した場合に前記メインシアピンの後に破断するサブシアピンとを備えた請求項1又は2記載の軌道走行式機械。
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