JP7256761B2 - 昇降システム - Google Patents
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Description
<昇降システムの構成>
図1は、実施の形態1に係る機器90が上げ位置にある昇降システム100を左側から視た概略図である。なお、以下の実施の形態では、昇降システム100は航空機の格納部91に設けられ、航空機における様々な機器の昇降の用途に用いられ得る。
図2は、第1係合部20が第2係合部40に嵌った状態を示す斜視図である。図3は、第1係合部20および第2係合部40を左側から視た図である。図2および図3に示すように、第1取付部21は、第1リンク部65と一体となって、略三角形状の板体22で形成されている。なお、第1取付部21は、第1リンク部65と別に設けられていてもよい。この場合も、第1取付部21および第1リンク部65はそれぞれロータリアクチュエータ10にそれぞれ固定される。
次に、ロータリアクチュエータ10の回転に伴って、昇降システム100が機器90を下げ位置から上げ位置へ上昇させる動作について説明する。なお、昇降システム100が機器90を下降させる動作は、機器90を上昇させる動作の反対の動作であるため、その説明を省略する。
次に、第1係合部20および第2係合部40の嵌合により、昇降部30が上げ位置において固定されるアップロックのロック動作について説明する。なお、このアップロックが解除される解除動作は、ロック動作の反対の動作であるため、その説明を省略する。
本実施の形態に係る昇降システム100では、昇降部30が上げ位置にあるときに、第1係合部20が第2係合部40に嵌る。これにより、第4ジョイント部64と、第2係合部40に嵌る第1係合部20とによって、昇降部30およびこれに固定されている機器90はその両端で支持されて強固に固定される。よって、航空機の着陸時や突風などによる衝撃が機器90などに加わっても、上げ位置にある機器90が下がることを防止することができる。
図11は、実施の形態2に係る機器90が上げ位置にある昇降システム100を左側から視た概略図である。図12は、図11の昇降システム100を後側から視た概略図である。実施の形態2に係る昇降システム100は、扉92、93および第2リンク機構70をさらに備えている。
次に、図13(a)~図17(b)を参照して、ロータリアクチュエータ10の回転に伴って、昇降システム100が機器90を昇降させるとともに、各扉92、93を開閉する動作について説明する。
本実施の形態に係る昇降システム100では、ロータリアクチュエータ10は、第1リンク機構60を介して昇降部30と連結されるとともに、第2リンク機構70を介して各扉92、93と連結されている。これにより、1つのロータリアクチュエータ10により、昇降部30の昇降、扉92、93の開閉および第1係合部20および第2係合部40の嵌合(アップロックのロック動作)、および、各係合部20、40の係合の保持の3つの動作を実現している。このため、各動作に専用のアクチュエータを必要としないため、部品点数を抑えられ、軽量化および低コスト化が図られる。また、各動作のためのシーケンス制御が不要であるため、制御の簡素化が図られる。
実施の形態3に係る昇降システム100は、長孔56をさらに備えている。図18は、第2係合部40および第2取付部50の分解斜視図である。なお、昇降部30に取り付けられた長孔56の長手方向を前後方向とし、昇降部30に取り付けられた長孔56の短手方向を左右方向とし、前後方向および左右方向に対して垂直な方向を上下方向とする。
実施の形態4に係る昇降システム100は、シム58をさらに備えている。図19は、シム58および第2取付部50の分解斜視図を示している。図19に示すように、第2取付部50は、ベース金具51およびセレーションプレート54を有している。
上記全実施の形態に係るアップロックでは、棒状体の第1係合部20が第2係合部40の窪み43に嵌合した。ただし、第1係合部20に対する第2係合部40の動きが抑制されれば、アップロックは第1係合部20と第2係合部40との嵌合に限定されない。
10 ロータリアクチュエータ
20 第1係合部
30 昇降部
40 第2係合部
43 窪み
45 取付孔
50 第2取付部(取付部)
56 長孔
58 シム
60 第1リンク機構
61 第1ジョイント部
62 第2ジョイント部
63 第3ジョイント部
64 第4ジョイント部
65 第1リンク部
66 第2リンク部
67 第3リンク部
70 第2リンク機構
90 機器
92 第1扉(扉)
93 第2扉(扉)
Claims (8)
- 機器を昇降させるためのシステムであって、
ロータリアクチュエータと、
回転軸を有し、前記機器が取り付けられる昇降部と、
前記ロータリアクチュエータと前記昇降部とを連結する複数のジョイント部および複数のリンク部を有し、前記ロータリアクチュエータの駆動によって前記昇降部を前記回転軸の回りに回転させる第1リンク機構と、
上昇した前記機器を固定するためのアップロックと、を備え、
前記アップロックは、
前記ロータリアクチュエータに設けられた第1係合部と、
前記昇降部に設けられた第2係合部と、を有し、
前記第1リンク機構において前記昇降部の回転軸と前記ロータリアクチュエータの回転軸との間にオーバーセンターが生じた状態で前記第1係合部と前記第2係合部とが係合する、昇降システム。 - 開閉する扉と、
前記ロータリアクチュエータと前記扉とを連結し、複数のジョイント部および複数のリンク部を有する第2リンク機構と、をさらに備え、
前記オーバーセンターのときに、前記扉が閉じる、請求項1に記載の昇降システム。 - 前記第1係合部および前記第2係合部のいずれか一方の係合部が窪みを有し、
他方の係合部が棒状体で形成される、請求項1または2に記載の昇降システム。 - 前記窪みが略V字形状である、請求項3に記載の昇降システム。
- 前記窪みの底は、前記棒状体の外周面に沿って湾曲している、請求項4に記載の昇降システム。
- 前記第2係合部は、取付孔が設けられた鍔部を有し、
前記昇降部は、前記取付孔に対応して配された長孔が設けられた取付部を有し、
前記長孔は、前記ロータリアクチュエータの回転軸に対して垂直な方向に延びる、請求項1~5のいずれか一項に記載の昇降システム。 - 前記第2係合部と前記昇降部との間に配されたシムをさらに備える、請求項1~6のいずれか一項に記載の昇降システム。
- 前記第1リンク機構は、
前記ロータリアクチュエータに一端が第1ジョイント部によって固定された第1リンク部と、
前記第1リンク部の他端に一端が第2ジョイント部によって回転自在に接続された第2リンク部と、
前記第2リンク部の他端に一端が第3ジョイント部によって回転自在に接続され、かつ、前記昇降部に他端が第4ジョイント部によって固定された第3リンク部と、を有し、
前記ロータリアクチュエータの回転に伴って前記第1リンク部および前記第2リンク部がオーバーセンターになるときに、前記第1係合部が前記第1ジョイント部を中心に回転し、前記第2係合部が前記第4ジョイント部を中心に回転して、前記第1係合部と前記第2係合部とが係り合う、請求項1~7のいずれか一項に記載の昇降システム。
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