JP6902348B2 - 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびそれからなる成形品 - Google Patents
熱可塑性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびそれからなる成形品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6902348B2 JP6902348B2 JP2016255986A JP2016255986A JP6902348B2 JP 6902348 B2 JP6902348 B2 JP 6902348B2 JP 2016255986 A JP2016255986 A JP 2016255986A JP 2016255986 A JP2016255986 A JP 2016255986A JP 6902348 B2 JP6902348 B2 JP 6902348B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- resin composition
- resin
- acid
- mol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Description
<A成分について>
本発明のA成分はジカルボン酸成分(A−1成分)とジオール成分(A−2成分)とから構成され、ジカルボン酸成分のうち少なくとも50モル%、好ましくは70モル%、さらに好ましくは90モル%がナフタレンジカルボン酸であり、ジオール成分がエチレングリコールである結晶性熱可塑性ポリエステル樹脂である。ジカルボン酸成分のうちナフタレンジカルボン酸が50モル%未満では、耐熱性が不足する。
本発明のB成分はジカルボン酸成分(B−1成分)とジオール成分(B−2成分)とから構成され、ジオール成分が下記一般式(1)で表される化合物由来の構造単位を5〜18モル%、好ましくは5〜15モル%、より好ましくは5〜12モル%、下記一般式(2)で表される化合物由来の構造単位を30〜70モル%、好ましくは40〜70モル%、より好ましくは40〜60モル%含むガラス転移温度が80℃以上の非晶性共重合ポリエステル樹脂である。
本発明の樹脂組成物の示差走査熱量測定において20℃/分の昇温速度で23℃から300℃まで昇温した際に見られる結晶融解エンタルピーは3J/g以下であることが好ましく、より好ましくは2.5J/g以下、さらに好ましくは2J/g以下である。該結晶融解エンタルピーが3J/gを超えると透明性に劣る場合がある。また、本発明のガラス転移温度は単一であることが好ましい。ガラス転移温度が単一でない場合、相溶化していないことを示しており、透明性に劣る場合がある。
なお、本発明の樹脂組成物は、本発明の趣旨に反しない範囲で、他の熱可塑性樹脂を配合し、必要に応じて酸化防止剤、衝撃改質剤、可塑剤、無機充填剤、非ハロゲン系難燃剤、色材、光安定剤、帯電防止剤、ブロッキング防止剤、滑材、分散剤、流動改質剤、離型剤 等の各添加材を含むことが出来る。
本発明の樹脂組成物を製造するには、任意の方法が採用される。例えば各成分、並びに任意に他の成分を予備混合し、その後溶融混練し、ペレット化する方法を挙げることができる。予備混合の手段としては、ナウターミキサー、V型ブレンダー、ヘンシェルミキサー、メカノケミカル装置、押出混合機などを挙げることができる。予備混合においては場合により押出造粒器やブリケッティングマシーンなどにより造粒を行うこともできる。予備混合後、ベント式二軸押出機に代表される溶融混練機で溶融混練、およびペレタイザー等の機器によりペレット化する。溶融混練機としては他にバンバリーミキサー、混練ロール、恒熱撹拌容器などを挙げることができるが、ベント式二軸押出機が好ましい。他に、各成分、並びに任意に他の成分を予備混合することなく、それぞれ独立に二軸押出機に代表される溶融混練機に供給する方法も取ることもできる。
本発明の樹脂組成物は、通常、前記方法で製造されたペレットを射出成形して成形品を得ることにより各種製品を製造することができる。かかる射出成形においては、通常のコールドランナー方式の成形法だけでなく、ホットランナー方式の成形法も可能である。かかる成形方法だけでなく、適宜目的に応じて射出圧縮成形、射出プレス成形、ガスアシスト射出成形、発泡成形(超臨界流体を注入する方法を含む)、インサート成形、インモールドコーティング成形、断熱金型成形、急速加熱冷却金型成形、二色成形、サンドイッチ成形、および超高速射出成形などを挙げることができる。これら各種成形法の利点は既に広く知られるところである。また本発明の樹脂組成物は、押出成形により各種異形押出成形品、シート、フィルムなどの形で使用することもできる。またシート、フィルムの成形にはインフレーション法や、カレンダー法、キャスティング法なども使用可能である。さらに特定の延伸操作をかけることにより熱収縮チューブとして成形することも可能である。また本発明の樹脂組成物を回転成形やブロー成形などにより中空成形品とすることも可能である。
(1)ゲート白化抑制効果
組成物ペレットを100℃で6時間乾燥した後に、射出成形機(日精樹脂工業(株)製:NEX50−5E)によりシリンダー温度260℃、金型温度50℃で厚み1mm、幅13mm、長さ125mmの薄肉成形品を成形した。薄肉成形品中のせん断による白化の有無を目視にて判断した。白化が認められなかった場合を「〇」、認められた場合を「×」とした。
組成物ペレットを100℃で6時間乾燥した後に、射出成形機(三菱重工業(株)製:80MSP−5)によりシリンダー温度260℃、金型温度50℃で厚み2mm、幅50mm、長さ90mm試験片を成形し、Hazeメーター((株)村上色彩技術研究所製:HR−100型)により、JIS K7105−1981に準拠し、Hazeを測定した。Hazeが3%以下を「〇」、3よりも大きく10以下を「△」、10よりも大きいものを「×」とした。
組成物ペレットを100℃で6時間乾燥した後に、射出成形機(三菱重工業(株)製:80MSP−5)によりシリンダー温度260℃、金型温度50℃で厚み2mm、幅50mm、長さ90mm試験片を成形し、カラーアナライザー((有)東京電色製:TC−1800MKII)によりJIS Z8722に準拠し、透過法によりハンター表色系におけるb値を測定した。なお、b値は5以下であることが好ましい。
組成物ペレットを使用して、示差走査熱量計(TAインスツルメント・ジャパン(株)製:DSC−2910)により昇温速度20℃/minの条件でガラス転移温度(Tg)を測定した。
組成物ペレットを100℃で6時間乾燥した後に、射出成形機(三菱重工業(株)製:80MSP−5)によりシリンダー温度260℃、金型温度50℃で厚み4mm、幅10mm、長さ80mmの試験片を作製し、ISO75−1、2に準拠し、荷重0.45MPaで荷重たわみ温度を測定した。荷重たわみ温度は85℃以上であることが好ましい。
組成物ペレットを使用して、示差走査熱量計(TAインスツルメント・ジャパン(株)製:DSC−2910)により昇温速度20℃/minの条件で結晶融解エンタルピーを測定した。
<A成分>
下記の製造例に示す方法により、A成分の調製を行った。また、A成分の固有粘度は下記の方法によって求めた。
(1)固有粘度の測定方法
A成分0.6gをフェノール/テトラクロロエタン=3/2(重量比)混合溶媒50ml中に加熱溶融した後、室温に冷却し、得られた溶液の粘度はオストワルド式粘度管を用いて35℃の温度条件で測定し、得られた溶液粘度のデータから当該樹脂の固有粘度を求めた。
ナフタレンジカルボン酸ジメチルエステル100重量部およびエチレングリコール60重量部を酢酸コバルト四水和物0.010重量部(10ミリモル%)および酢酸マンガン四水和物0.030重量部(30ミリモル%)の存在下、常法によりエステル交換反応させ、メタノール溜出20分後に三酸化アンチモン0.012重量部(10ミリモル%)を添加し、エステル交換反応終了前に正リン酸0.020重量部(50ミリモル%)を添加し、次いで295℃、高真空下重縮合反応を行い固有粘度0.51dl/gのポリエチレンナフタレート樹脂(A−I)を得た。
製造例1にて得られたポリエチレンナフタレート樹脂(A−I)を、温度227℃、真空度0.5Torrの条件にて8時間固相重合を行い、固有粘度0.68dl/gのポリエチレンナフタレート樹脂(A−II)を得た。
製造例1にて得られたポリエチレンナフタレート樹脂(A−I)を、温度227℃、真空度0.5Torrの条件にて24時間固相重合を行い、固有粘度0.83dl/gのポリエチレンナフタレート樹脂(A−III)を得た。
その他のA成分として、以下の樹脂を使用した。
A−IV:テレフタル酸100モル%およびエチレングリコール100モル%より製造されたポリエチレンテレフタレート樹脂、固有粘度0.77dl/g(帝人(株)製 TRN−8550FF)
B−I:カルボン酸並びに下記一般式(1)で表される化合物由来の構造単位8モル%、下記一般式(2)で表される化合物由来の構造単位47モル%およびエチレングリコール由来の構造単位45モル%からなるジオール成分で構成される非晶性共重合ポリエステル樹脂、ガラス転移温度=90℃(SKケミカルズ社製 商品名「ECOZEN YF101」)
B−II:カルボン酸並びに下記一般式(1)で表される化合物由来の構造単位23モル%、下記一般式(2)で表される化合物由来の構造単位51モル%およびエチレングリコール由来の構造単位26モル%からなるジオール成分で構成される非晶性共重合ポリエステル樹脂、ガラス転移温度=105℃(SKケミカルズ社製 商品名「ECOZEN YF301」)
(組成物の調整)
表1で示した添加量および製造条件にて、A成分とB成分とを第1供給口より別々に供給し、溶融押出してペレット化した。ここで、第一供給口とは根元の供給口のことである。溶融押出は、径30mmφのベント式二軸押出機[(株)日本製鋼所製:TEX30α−31.5BW−2V]を用い実施した。得られたペレットを上記の評価方法にて評価を行った。結果を表1に示す。
本請求の範囲内にある組成物であるため、ゲート白化抑制効果、耐熱性、透明性、色相に優れる。
B成分の添加量が少ないため、ゲート白化抑制効果に劣る。
B成分の添加量が多すぎるため、耐熱性、透明性に劣る。なお、透過法によるb値測定は、透明性が低いため測定ができなかった。
B成分の上記一般式(1)で表される化合物由来の構造単位の含有量が多すぎるため、色相に劣る。
ナフタレンジカルボン酸成分が少ないため、耐熱性に劣る。
Claims (5)
- (A)結晶性熱可塑性ポリエステル樹脂(A成分)30〜70重量部および(B)示差走査熱量計(TAインスツルメント・ジャパン(株)製:DSC−2910)により昇温速度20℃/minの条件で測定したガラス転移温度が80℃〜90℃の非晶性共重合ポリエステル樹脂(B成分)70〜30重量部からなる樹脂組成物であって、A成分がジカルボン酸成分(A−1成分)とジオール成分(A−2成分)とから構成され、ジカルボン酸成分のうち少なくとも50モル%がナフタレンジカルボン酸であり、ジオール成分がエチレングリコールであり、かつB成分がジカルボン酸成分(B−1成分)とジオール成分(B−2成分)とから構成され、ジオール成分が下記一般式(1)で表される化合物由来の構造単位を5〜18モル%、下記一般式(2)で表される化合物由来の構造単位を40〜70モル%含むことを特徴とする樹脂組成物。
- A成分が、固有粘度(IV)が0.6〜1.0dl/gである結晶性熱可塑性ポリエステル樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の樹脂組成物。
- 示差走査熱量測定において20℃/分の昇温速度で23℃から300℃まで昇温した際に見られる結晶融解エンタルピーが3J/g以下であり、かつガラス転移温度が単一であることを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂組成物。
- 厚さ2mmの板状の成形品を用いて測定されたb値が5以下であり、かつHazeが3%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂組成物。
- ニ軸押出機により溶融混練する際のダイ出口部で実測される樹脂温度が320〜370℃であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016255986A JP6902348B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびそれからなる成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016255986A JP6902348B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびそれからなる成形品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018104654A JP2018104654A (ja) | 2018-07-05 |
JP6902348B2 true JP6902348B2 (ja) | 2021-07-14 |
Family
ID=62786551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016255986A Active JP6902348B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびそれからなる成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6902348B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3749551B2 (ja) * | 1993-09-20 | 2006-03-01 | 帝人株式会社 | 写真感光材料用ポリエチレンナフタレート組成物 |
JP2000103948A (ja) * | 1998-07-28 | 2000-04-11 | Mitsubishi Engineering Plastics Corp | 熱可塑性樹脂組成物 |
JP2000094500A (ja) * | 1998-09-21 | 2000-04-04 | Teijin Ltd | ボトル及びその製造方法 |
JP2002241597A (ja) * | 2001-02-14 | 2002-08-28 | Teijin Ltd | ポリエステル樹脂組成物およびその製造方法 |
JP5545732B2 (ja) * | 2010-06-15 | 2014-07-09 | 三菱樹脂株式会社 | 樹脂組成物、及びそれを成形してなるフィルム |
WO2013157512A1 (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-24 | 三菱樹脂株式会社 | 散乱型偏光子、及びこれを備えてなる液晶表示装置 |
JP2014214164A (ja) * | 2013-04-22 | 2014-11-17 | 三菱樹脂株式会社 | 熱収縮性フィルム、並びに該フィルムを用いた成型品、熱収縮性ラベル、および該成型品又は該ラベルを装着した容器 |
JP6601083B2 (ja) * | 2014-09-26 | 2019-11-06 | 東レ株式会社 | シート |
-
2016
- 2016-12-28 JP JP2016255986A patent/JP6902348B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018104654A (ja) | 2018-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI388605B (zh) | A thermoplastic resin composition and a molded article | |
US20100159176A1 (en) | Miscible blends of terephthalate polyesters containing 1,4-cyclohexanedimethanol and 2,2,4,4-tetramethylcyclobutane-1,3-diol | |
TW201602211A (zh) | 使用烯烴-順丁烯二酸酐共聚物修飾工程塑膠 | |
EP2607428A1 (en) | Resin composition | |
KR20130044867A (ko) | 폴리에스테르/폴리카보네이트 블렌드 | |
JP2011510116A (ja) | 押出ブロー成形物品 | |
US20070299212A1 (en) | Polymer impact modifier blend concentrate | |
TWI383020B (zh) | A thermoplastic resin composition and a molded article | |
KR20130055207A (ko) | 내충격성 및 내열성이 우수한 폴리유산 수지 및 공중합 폴리에스테르 수지 블렌드 및 이를 이용한 성형제품 | |
EP1431344B1 (en) | Polyethylene terephthalate compositions | |
CN108350254B (zh) | 热塑性树脂组合物及其成型品 | |
CN111087780B (zh) | 改性聚碳酸酯/脂肪族芳香族共聚酯组合物及制备方法和应用 | |
JP3860189B2 (ja) | 非結晶性ポリエステル樹脂の製造方法 | |
JP6902348B2 (ja) | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物、その製造方法およびそれからなる成形品 | |
JP3566250B2 (ja) | 押出加工性及び色合いが改善されたコポリエステル | |
JP6811628B2 (ja) | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物およびその成形品 | |
JP6761284B2 (ja) | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物およびその成形品 | |
JP2006182980A (ja) | ポリアリレート樹脂組成物およびそれからなる成形体 | |
JPS6241256B2 (ja) | ||
KR20210039085A (ko) | 폴리에스테르 수지 혼합물 | |
KR20140147804A (ko) | 난연성 폴리에스테르의 제조 방법 및 난연성 마스터 배치 | |
JP7364838B2 (ja) | 無機強化熱可塑性ポリエステル樹脂組成物及びその製造方法 | |
JP5606803B2 (ja) | ポリエステル樹脂組成物からなる固相重合ペレットの製造方法 | |
JP5209170B2 (ja) | 射出成形体の変色防止方法 | |
JP2018188547A (ja) | 熱可塑性ポリエステル樹脂組成物およびその成形品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190917 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200714 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210608 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210621 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6902348 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |