JP6899546B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に配置された複数の発光素子を備える照明器具に関する。
従来、例えば、天井に配置される照明器具であるシーリングライトが知られている。例えば、特許文献1に記載の従来のシーリングライトは、器具本体と、器具本体を造営材に取り付けるための器具取付部と、器具本体に支持された光源基板及び回路基板を備えている。光源基板には、複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が実装されている。回路基板には、複数のLEDの各々を点灯させるための点灯回路を構成する複数の回路部品が実装されている。
このシーリングライトでは、環状に配置された光源基板の内側の領域に、赤外線リモコン信号受信部が配置されている。赤外線リモコン信号受信部は、その前面側(照明光の出射方向の側)に配置された点灯装置カバーの開口部を介して、赤外線リモコン信号(制御信号)を受信する。
特開2012−146666号公報
動作制御のための光(光信号)を受信する受光部を有する照明器具では、一般に、電源回路(点灯回路または駆動回路等とも呼ばれる)または電源回路の近くに受光部が配置され、かつ、前面側に、遮光性の高い素材(金属等)で形成された回路カバーが配置される。この場合、一般に、上記従来のシーリングライトのように、カバーに開口部を設けて、受光部による光信号の受信を可能としている。
しかしながら、受光部よりも前方に位置する回路カバーは、受光部の真正面の位置に開口部が形成されている場合であっても、受光部への光信号の入射の妨げとなる可能性があり、その結果、例えば、リモコンによる照明器具の制御可能な範囲(照明器具の位置を基準とした場合の、リモコンによる照明器具の制御が可能なリモコンの存在範囲)が比較的に狭くなる。
本発明は、上記従来の課題を考慮し、複数の発光素子の発光状態の制御のための光を受信する受光部を備える照明器具であって、受光部に光を到達させやすい照明器具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る照明器具は、器具本体と、前記器具本体に取り付けられた基板と、前記基板の主面に配置された複数の発光素子と、前記基板の前記主面における、前記複数の発光素子が配置された領域を含む発光部領域に配置された受光部であって、前記複数の発光素子の発光状態の制御のための光を受信する受光部とを備える。
本発明によれば、複数の発光素子の発光状態の制御のための光を受信する受光部を備える照明器具であって、受光部に光を到達させやすい照明器具を提供することができる。
図1は、実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図2は、実施の形態に係る発光モジュールの構成概要を示す平面図である。 図3は、実施の形態に係る発光モジュールと光源カバーとの構造上の関係を示す斜視図である。 図4は、実施の形態に係る照明器具の構成概要を示す断面図である。 図5は、実施の形態の変形例1に係る発光モジュールの構成概要を示す平面図である。 図6は、実施の形態の変形例2に係る発光モジュールの構成概要を示す平面図である。
以下、実施の形態及びその変形例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態及び変形例のそれぞれは、本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態及び変形例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態及び変形例における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
以下、実施の形態に係る照明器具100について説明する。
[照明器具の全体構成]
まず、図1及び図2を参照しながら、実施の形態に係る照明器具100の全体構成について説明する。図1は、実施の形態に係る照明器具100の分解斜視図である。図2は、実施の形態に係る発光モジュール10の構成概要を示す平面図である。
図1に示すように、本実施の形態の照明器具100は、例えば天井4に取り付けられるシーリングライトである。なお、図1における上方(Z軸プラスの方向)が、天井4に対向する床面(図示せず)の方向に相当する。つまり、図1における照明器具100は、通常の使用時とは上下が逆の姿勢で図示されている。
本実施の形態に係る照明器具100は、器具本体106と、器具本体106に取り付けられた発光モジュール10とを備える。発光モジュール10は、基板11と、基板11の主面11aに配置された複数の発光素子20を有する。本実施の形態では、基板11の主面11aにはさらに、複数の回路部品80が配置されており、これら複数の回路部品80により電源回路90が構成されている。本実施の形態では、照明器具100はさらに、回路カバー150、光源カバー160、照明カバー140及び器具取付部8を備えている。
[器具本体]
図1に示すように、器具本体106は、円盤状に形成されており、例えばアルミニウム板又は鋼板等の板金を用いて作製された部材である。器具本体106の発光モジュール10等が配置される側の面には、例えば、光反射率が高い白色塗料が塗布又は反射性金属材料が蒸着されている。
また、図1に示すように、器具本体106の中央部には、円形状の開口部が形成されており、当該開口部の周縁から発光モジュール10側に延びる略円筒状の支持部126が形成されている。支持部126は、例えば樹脂により形成された部材であり、器具取付部8と嵌め合わせ可能な構造を有している。
器具本体106において、支持部126の周囲には段差部136が形成されており、さらにその外側に取付面部132が形成されている。また、取付面部132の周囲に周縁部131が形成されている。発光モジュール10が器具本体106に取り付けられる場合、取付面部132に基板11の裏面が接触し、かつ、段差部136内の空間に、基板11の裏面に配置された回路部品80等が収容される。
[器具取付部]
器具取付部8は、器具本体106の支持部126の内部に挿入されることで、支持部126に取り付けられる。また、器具取付部8は、天井4に設置された天井側取付部材9に着脱自在に取り付けられる。このように器具取付部8が天井側取付部材9に着脱自在に取り付けられることにより、器具本体106は、着脱自在に天井4に取り付けられる。なお、器具本体106と天井4との間には、器具本体106のぐらつきを抑制するためのクッション部材(図示せず)が配置されている。
[発光モジュール]
図1及び図2に示すように、発光モジュール10は、基板11と、基板11に配置された複数の発光素子20と、基板11に配置された複数の回路部品80とを備える。
基板11は、平面視(基板11を基板11の厚み方向から見た場合)における外形が、角が切断された矩形状であり、かつ、中央部に円形の開口部12が形成されている。つまり、基板11は環状の形状を有している。基板11は、金属配線がパターン形成された、いわゆるプリント基板であり、本実施の形態では、基板11として樹脂基板が採用されている。樹脂基材の両面には導体パターン(金属配線)が設けられている。すなわち、基板11は、例えば、両面プリント基板、または、両面実装用基板と呼ばれる基板の一種である。このような基板としては、ガラスコンポジット基板及びガラスエポキシ基板等が例示される。
本実施の形態の複数の発光素子20の各々は、例えばLEDチップがパッケージ化されたLED素子である。すなわち、発光モジュール10の実装構造は、LEDチップがパッケージ化されたLED素子を基板11上に実装したSMD(Surface Mount Device)構造である。
具体的には、図2に示すように、基板11の主面11aにおける回路領域13aの外周の領域である発光部領域13bに、複数の発光素子20が配置されており、これら複数の発光素子20は、主面11aに設けられた導体パターン(金属配線)と、はんだによって接続されている。つまり、複数の発光素子20は、基板11の主面11aにおける発光部領域13bに表面実装されている。なお、本実施の形態において、発光部領域13bは、基板11の主面11aにおける、回路領域13aの外周の全ての領域である。
これら複数の発光素子20は、例えば図2に示すように、基板11の回路領域13aを囲むように、環状に並んで配置されている。なお、複数の発光素子20の電気的な接続の態様に特に限定はない。例えば、直列接続されたn(nは2以上の整数)個の発光素子20のグループ(発光素子群)を複数形成し、これら複数の発光素子群を並列に接続してもよい。また、基板11に配置された全ての発光素子20が直列に接続されてもよい。また、本実施の形態において、複数の発光素子20により、発光モジュール10における発光部25が構成されている。
基板11の、平面視における中央部分(開口部12の周縁部分)の領域である回路領域13aは、1以上の回路部品80が配置された領域である。当該1以上の回路部品80は、複数の発光素子20の動作(点灯、消灯、調光率の変更等)に用いられる電気回路の少なくとも一部を構成する部品である。本実施の形態では、回路領域13aには複数の回路部品80が配置されており、これら複数の回路部品80により、複数の発光素子20に発光のための電力を供給する電源回路90が構成されている。
電源回路90は、例えば器具本体106から延設されたケーブル(図示せず)を介して供給される交流電力を、複数の発光素子20の発光に適した直流電力に変換して供給する。これにより、複数の発光素子20は発光する。
電源回路90を構成する複数の回路部品80のそれぞれは、例えば、電解コンデンサもしくはセラミックコンデンサ等の容量素子、抵抗素子、コイル素子、チョークコイル(チョークトランス)、ノイズフィルタ、及び、ダイオードもしくは集積回路素子等の半導体素子等である。
ここで、本実施の形態において、基板11の主面11aにおける発光部領域13bにはさらに、受光部30が配置されている。具体的には、受光部30は、図2に示すように、発光部領域13bにおける、複数の発光素子20の配置範囲(発光素子範囲14)に含まれる位置に配置されている。本実施の形態では、複数の発光素子20は2重の環状に配列されており、この2つの環状の配列の間に、受光部30が位置している。
受光部30は、例えば、照明器具100の点灯及び消灯等の動作を制御するためのリモコンから送信される赤外光を受信する電子部品である。受光部30は、フォトダイオード等の光電変換素子を有し、受信した赤外光を電気信号(制御信号)に変換し、電源回路90に送信する。電源回路90は、受信した制御信号に従って発光部25への電力供給の開始、停止、または供給量の調整等を行う。受光部30及びその周辺の構造の詳細については、図3及び図4を用いて後述する。
なお、図2において一点鎖線で表現されている、回路領域13a及び発光部領域13bの境界は、基板11に視認可能に表示されている必要はなく、また、形状も基板11の外形に沿った形状である必要はない。例えば、平面視において、複数の回路部品80で構成された電源回路90に外接する仮想線によって、回路領域13aと発光部領域13bとの境界が規定されてもよい。
[回路カバー]
図1に示すように、回路カバー150は、基板11に配置された複数の回路部品80を覆うように配置された部材である。つまり、回路カバー150は、基板11の回路領域13aに配置された電源回路90を覆う部材である。回路カバー150は、本実施の形態では鉄またはアルミニウム等の金属により形成されており、不燃性を有している。
また、回路カバー150の外側面を形成する部分が、発光部25から放出される光を反射する反射面として機能する。
なお、回路カバー150の内面に、例えば、樹脂製の絶縁シートが配置されていてもよい。これにより、回路カバー150の内面を、回路カバー150の内部の回路部品80に近づけることができ、その結果、回路カバー150の高さ(Z軸方向の幅)を小さくすることができる。これにより、例えば回路カバー150が、発光部25からの照明光または受光部30に向かう赤外光を遮断する可能性が低減する。また、回路カバー150が金属ではなく、例えば、難燃性の樹脂によって形成されていてもよい。これにより、例えば、回路カバー150の小型化または軽量化が図られる。
本実施の形態では、回路カバー150は、例えば、図示しない複数のネジにより、光源カバー160及び発光モジュール10とともに、器具本体106に取り付けられる。
[光源カバー]
図1に示すように、光源カバー160は、発光モジュール10の複数の発光素子20を覆う部材であり、透光性を有する(例えば透明の)樹脂等で形成されている。光源カバー160は、ドーナツ状に形成されており、回路カバー150の周囲を囲み、かつ、環状に配置された複数の発光素子20を覆う状態で、発光モジュール10の主面11aに固定される。
また、光源カバー160は、複数のレンズ部161を有する。複数のレンズ部161は、複数の発光素子20と一対一に対応して設けられている。レンズ部161は、例えば、対応する発光素子20からの光の配光角を拡大する。すなわち、レンズ部161は、光を発散させる機能を有する。このように、個々の発光素子20に対応してレンズ部161を配置することで、例えば、複数の発光素子20それぞれからの光の拡散を緻密に制御することができる。
なお、光源カバー160はレンズ部161を有しなくてもよい。光源カバー160は、例えば、複数の発光素子20の全てを一括して覆う形状及び大きさに形成されていてもよい。
[照明カバー]
照明カバー140は、器具本体106の発光モジュール10等が取り付けられた側を覆う部材であり、透光性を有する樹脂で形成されている。照明カバー140は、例えば乳白色の樹脂で形成されており、各発光素子20からの光を拡散して外部に放出することができる。また、照明カバー140は、例えば、器具本体106に対して着脱自在に取り付けられる。
[受光部の周辺の構造]
次に、本実施の形態に係る発光モジュール10が有する受光部30及びその周辺の構造について、図3及び図4を用いて説明する。
図3は、実施の形態に係る発光モジュール10と光源カバー160との構造上の関係を示す斜視図である。図4は、実施の形態に係る照明器具100の構成概要を示す断面図である。なお、図4は、図3に示すIV−IV線を通るYZ平面における照明器具100の断面の一部が図示されている。
本実施の形態に係る発光モジュール10では、上述のように、基板11の主面11aにおける外周側の領域である発光部領域13bに複数の発光素子20が表面実装されており、発光部領域13bにはさらに、受光部30が配置されている。
また、複数の発光素子20により構成される発光部25は、光源カバー160で覆われ、複数の発光素子20のそれぞれの正面(Z軸プラス側)には、光源カバー160が有するレンズ部161が配置される。
光源カバー160はさらに、受光部30に対応する位置に、受光部30を収容する空間を形成する収容部163を有している。収容部163は、図4に示すように、受光部30を覆う形状を有しており、リモコン200から送信される赤外光は、収容部163を透過して受光部30に到達する。
また、収容部163において、受光部30の、光を受ける部分である先端部に対応する部分は、その周囲よりも薄く形成されている。これにより、受光部30が受信する赤外光の損失(収容部163を通過することによる損失)が抑制される。また、照明光の放出方向(Z軸プラスの方向)における収容部163の高さを比較的に低くすることができるため、収容部163の周辺の1以上のレンズ部161から放出される光に対する収容部163の影響が抑制される。
なお、本実施の形態において受光部30は、基板11の主面11aに表面実装されている。そのため、基板11の裏面11bにおける受光部30の裏側の領域も、図4に示すように、器具本体106の取付面部132に接触した状態で、基板11が取付面部132に取り付けられる。
以上説明したように、本実施の形態に係る照明器具100は、器具本体106と、器具本体106に取り付けられた基板11と、基板11の主面11aに配置された複数の発光素子20を備える。照明器具100はさらに、基板11の主面11aにおける、複数の発光素子20が配置された領域を含む発光部領域13bに配置された受光部30であって、複数の発光素子20の発光状態の制御のための光を受信する受光部30を有する。
この構成によれば、受光部30は、照明光を放出する発光部25(複数の発光素子20)が存在する発光部領域13bに配置されるため、前方(Z軸プラスの方向)には、光透過性が低い部材は配置されない。具体的には、図4に示すように、受光部30は、回路カバー150の外部に配置される。そのため、リモコン200から送信される赤外光が、回路カバー150によって遮光される可能性が低減する。このように、照明器具100では、受光部30に光が到達しやすい構造が採用されている。
また、本実施の形態において、受光部30は、発光部領域13bにおける、複数の発光素子20の配置範囲(発光素子範囲14)に含まれる位置に配置されている。
この構成により、例えば、受光部30が、リモコン200からの赤外光をさらに受信しやすくなる。具体的には、仮に、発光素子範囲14より電源回路90に近い位置に受光部30を配置した場合、リモコン200からの赤外光が、回路カバー150によって遮光される可能性が高まる。また、発光素子範囲14は、複数の発光素子20からの照明光が発せられる範囲であり、発光素子範囲14に複数の発光素子20を配置した場合に、広範囲に照明光が届くように設計された範囲である。従って、発光素子範囲14の中に受光部30を配置することは、広い範囲から受光部30への光の入射を可能とする、という観点から有利である。
また、本実施の形態に係る照明器具100は、透光性を有し、かつ、複数の発光素子20を覆う部分と受光部30を覆う部分とを一体に有する光源カバー160を備える。
この構成によれば、例えば、複数の発光素子20から放出される光の拡散、または、複数の発光素子20の保護等を目的とする光源カバー160により、受光部30が保護される。つまり、受光部30を保護するための部材を別途用いることなく、光源カバー160の一部を利用して受光部30を保護することができ、これにより、例えば、簡易な構成で、受光部30による赤外光の受信機能の劣化が抑制される。
また、本実施の形態に係る照明器具100は、受光部30から出力される信号に応じて動作する電源回路90であって、複数の発光素子20に発光のための電力を供給する電源回路90を備える。電源回路90は、基板11の主面11aにおける、発光部領域13bとは異なる領域である回路領域13aに配置されている。
このように、発光部領域13bとは区分された領域に、電源回路90が配置されるため、例えば、基板11の主面11aに、比較的に背が高い回路部品80が配置された場合であっても、電源回路90(または回路カバー150)による、複数の発光素子20からの照明光、及び、受光部30に向かう赤外光の遮蔽の可能性が低減される。また、一枚の基板11に、電源回路90と発光部25とが配置されるため、例えば、光源基板と回路基板とが別体の場合と比較すると、照明器具100の組み立てが容易化される。
また、本実施の形態では、基板11の主面11aにおいて、発光部領域13bは、回路領域13aを囲むように配置されている。
このように、基板11の外周側に発光部領域13bが配置されていることで、例えば、複数の発光素子20で発生する熱が、照明器具100の外部に逃げやすい。より詳細には、本実施の形態では、取付面部132の周囲に周縁部131が形成されている。そのため、基板11から取付面部132に伝達された熱の少なくとも一部は、その外周の周縁部131に伝達されて、器具本体106の外部に放出される。このことは、複数の発光素子20及び受光部30の劣化の抑制に有利である。
また、本実施の形態に係る照明器具100は、電源回路90を覆う、遮光性を有する回路カバー150を備える。
ここで、本実施の形態では、上述のように、基板11における発光部領域13bに、受光部30が配置されるため、回路カバー150には、回路カバー150の内部に受光部30を配置した場合に必要な、受光部30が外部から送信される赤外光を受信するため開口部は不要である。そのため、例えば、回路カバー150の外面の全域を、複数の発光素子20(発光部25)から発せられる光を反射する反射面として利用することができる。この場合、例えば外観上、照明器具100の中央部に位置する回路カバー150に暗部(光の反射がない、または極端に少ない部分)が形成される可能性が低減される。
なお、照明器具100が備える受光部30の配置位置は、上記実施の形態で説明された配置位置に限定されない。そこで、以下に、受光部30を有する発光モジュール10についての変形例を、上記実施の形態との差分を中心に説明する。
(変形例1)
図5は、実施の形態の変形例1に係る発光モジュール10aの構成概要を示す平面図である。なお、図5において、発光モジュール10a(基板11)が取り付けられる、照明器具100の取付面部132は破線の円で表されている。
図5に示す発光モジュール10aにおいて、基板11は、平面視において端縁から突出して設けられた突出部15であって、発光部領域13bの一部を形成する突出部15を有し、受光部30は、突出部15に配置されている。
この構成によれば、例えば、発光素子20に接続された金属配線と、受光部30接続された金属配線とを、間隔を広げて配置することができる。これにより、例えば、発光素子20にかけられる電圧と、受光部30にかけられる電圧との差が大きい場合において、電気的な安全性が向上される。
なお、突出部15は、基板11の直線状の端縁から突出状に設けられており、そのため、平面視において円形の取付面部132の範囲内に配置される。つまり、基板11の発光部領域13bの一部として突出部15が設けられた場合であっても、基板11の裏面11bにおける、発光部領域13bの裏側の領域の全体を、取付面部132に面接触させることができる。そのため、突出部15を含む発光部領域13bにおいて発生した熱は、器具本体106に効率よく伝導される。
(変形例2)
図6は、実施の形態の変形例2に係る発光モジュール10bの構成概要を示す平面図である。図6に示す発光モジュール10bにおいて、基板11の発光部領域13bには、スリット16が形成されており、受光部30は、スリット16の側方に配置されている。
この構成によれば、例えば、発光素子20に接続された金属配線と、受光部30接続された金属配線との間の沿面距離を大きくすることができる。これにより、例えば、発光素子20にかけられる電圧と、受光部30にかけられる電圧との差が大きい場合において、電気的な安全性が向上される。また、本変形例では、受光部30は、2つのスリット16の間に配置されているため、電気的な安全性がより確実化される。
なお、スリット16の幅(図6におけるX軸方向の幅)は、例えば、スリット16を挟んで配置される2つの金属配線間で放電が生じないように、適宜決定すればよい。
また、図6において、スリット16は、基板11の端縁から基板11の中央部に向けて延設されているが、スリット16の形状及び位置はこれに限定されない。スリット16は、例えば、平面視において湾曲状に形成されていてもよく、また、基板11の端縁に到達していなくてもよい。
また、基板11の、受光部30の側方の位置に、スリット16に換えて溝(基板11を厚み方向(Z軸方向)に貫通していない溝)を設けることでも、安全性の向上効果は奏される。
(他の実施の形態)
以上、本発明について実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態及び各変形例に限定されるものではない。
例えば、受光部30は、複数の発光素子20の発光状態の制御のための光として、リモコンから送信される赤外光を受信するとした。しかし、照明器具100は、例えば、照明対象空間を撮像する撮像装置を受光部として備えてもよい。この場合、照明器具100は、例えば、撮像装置が撮像した画像に基づき、照明対象空間における人の存否、または、照明対象空間の明るさ等を判断し、判断結果に応じて、複数の発光素子20の発光状態(点灯、消灯、調光率等)を制御してもよい。また、照明器具100は、撮像装置が撮像した画像を、有線通信または無線通信によって外部の機器に送信してもよい。この場合、外部の機器は、受信した画像を解析し、解析結果に基づく制御信号を照明器具100に送信してもよい。つまり、照明器具100は、外部の機器による当該画像の解析結果に基づいて、複数の発光素子20の発光状態を制御してもよい。
また、例えば、発光モジュール10の基板11として、上記実施の形態で例示した、ガラスコンポジット基板及びガラスエポキシ基板以外に、例えば、表面が樹脂被膜された金属材料からなるメタルベース基板が採用されてもよい。この場合、例えば、基板11の主面11aに表面実装された複数の発光素子20及び複数の回路部品80の熱が基板11を介して効率よく器具本体106に伝導される。
また、基板11の外形は、例えば図2に示される外形に限定されない。例えば、中央に開口部を有する円環状の基板11が発光モジュール10に備えられてもよい。
また、器具本体106の外形も、図3等に示される外形に限定されない。器具本体106は、例えば、平面視において、矩形等の多角形の外形を有してもよく、直線と曲線とからなる外形を有してもよい。
また、基板11に配置された1以上の回路部品80は、電源回路90とは異なる種類の電気回路(電子回路)を構成してもよい。例えば、照明器具100の外部から送信される信号に従って、複数の発光素子20を調光制御または調色制御する制御回路が、当該1以上の回路部品80によって構成されていてもよい。また、電源回路90が、上記制御回路を含んでもよい。
また、発光モジュール10に、発光のための電力を供給する電源回路90は、基板11とは別体の基板に配置された複数の回路部品によって構成されてもよい。さらに、電源回路90は、照明器具100の外部に配置されてもよい。例えば、照明器具100に直流電力を供給する電源ボックス内に電源回路90が収容されていてもよい。この場合であっても、例えば、受光部30と、電源ボックス内の電源回路90とが信号線で接続されていれば、受光部30から電源回路90への制御信号の送信は可能である。
また、発光素子20は、SMD型のLED素子であるとしたが、これに限定されない。例えば発光モジュール10は、LEDチップを基板11に直接実装したCOB(Chip On Board)構造であってもよい。この場合、波長変換材を含有する封止部材によって、基板11上に実装された複数のLEDチップを一括に封止、または、個別に封止することで、所定の色温度の照明光を得ることができる。
また、上記実施の形態及び変形例では、発光素子20としてLEDチップがパッケージ化されたLED素子が例示された。しかしながら、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)もしくは無機EL等のEL素子等の他の種類の固体発光素子が、発光素子20として採用されてもよい。
その他、上記実施の形態及びその変形例に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態、及び、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態及びその変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
11 基板
11a 主面
11b 裏面
13a 回路領域
13b 発光部領域
14 発光素子範囲
15 突出部
16 スリット
20 発光素子
30 受光部
80 回路部品
90 電源回路
100 照明器具
106 器具本体
150 回路カバー
160 光源カバー

Claims (7)

  1. 器具本体と、
    前記器具本体に取り付けられた基板と、
    前記基板の主面に配置された複数の発光素子と、
    前記基板の前記主面における、前記複数の発光素子が配置された領域を含む発光部領域に配置された受光部であって、前記複数の発光素子の発光状態の制御のための光を受信する受光部と、
    前記受光部から出力される信号に応じて動作する電源回路であって、前記複数の発光素子に発光のための電力を供給する電源回路とを備え、
    前記電源回路は、前記基板の前記主面における、前記発光部領域とは異なる領域である回路領域に配置されており、
    前記受光部は、前記主面の前記発光部領域において表面実装されており、
    前記複数の発光素子は、前記発光部領域において、複数の発光素子列を形成するように配置されており、前記受光部は、前記複数の発光素子列の内の互いに隣り合う2つの発光素子列の間に配置されている、
    照明器具。
  2. 前記受光部は、前記発光部領域における、前記複数の発光素子の配置範囲に含まれる位置に配置されている
    請求項1記載の照明器具。
  3. さらに、透光性を有し、かつ、前記複数の発光素子を覆う部分と前記受光部を覆う部分とを一体に有する光源カバーを備える
    請求項1または2記載の照明器具。
  4. 前記基板の前記主面において、前記発光部領域は、前記回路領域を囲むように配置されている
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明器具。
  5. さらに、前記電源回路を覆う、遮光性を有する回路カバーを備える
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明器具。
  6. 器具本体と、
    前記器具本体に取り付けられた基板と、
    前記基板の主面に配置された複数の発光素子と、
    前記基板の前記主面における、前記複数の発光素子が配置された領域を含む発光部領域に配置された受光部であって、前記複数の発光素子の発光状態の制御のための光を受信する受光部と、
    前記受光部から出力される信号に応じて動作する電源回路であって、前記複数の発光素子に発光のための電力を供給する電源回路とを備え、
    前記電源回路は、前記基板の前記主面における、前記発光部領域とは異なる領域である回路領域に配置されており、
    前記受光部は、前記主面の前記発光部領域において表面実装されており、
    前記基板は、平面視において端縁から突出して設けられた突出部であって、前記発光部領域の一部を形成する突出部を有し、
    前記受光部は、前記突出部に配置されている
    明器具。
  7. 器具本体と、
    前記器具本体に取り付けられた基板と、
    前記基板の主面に配置された複数の発光素子と、
    前記基板の前記主面における、前記複数の発光素子が配置された領域を含む発光部領域に配置された受光部であって、前記複数の発光素子の発光状態の制御のための光を受信する受光部と、を備え、
    前記基板の前記発光部領域には、スリットまたは溝が形成されており、前記受光部は、前記スリットまたは溝の側方に配置されている
    照明器具。
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