JP2014116153A - ランプ及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサを設けた場合でも、センサの配線がLEDからの光を遮るのを抑制することができるランプを提供する。
【解決手段】ランプ1であって、開口部を有する筐体50と、筐体50の内方に配置される実装基板40と、実装基板40に設けられ、前方に光を発する発光素子を有する発光部41と、当該発光素子を発光させるための回路基板70であって、当該前方から見た場合に発光部41の側方に配置される回路基板70と、当該発光素子の発光を制御するためのセンサ79であって、当該前方から見た場合に回路基板70と重なる位置に配置されるセンサ79とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源としてLED等の発光素子が用いられるランプ及び当該ランプを備える照明装置に関する。
従来、光源として発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられたLEDランプを備え、人感センサなどのセンサを搭載した照明装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この照明装置においては、LEDランプを装着するための照明器具に、当該センサが取り付けられている。
特開2012−178313号公報
ここで、上記従来の照明装置では、LEDランプ側ではなく照明器具側にセンサが取り付けられているため、センサが故障したりセンサを新たに設置したい場合などには、照明器具ごと取り替える必要がある。このため、当該センサを備えるLEDランプの実現が望まれている。しかしながら、LEDランプ内にセンサを設ける場合には、当該センサの配線がLEDからの光を遮り、当該光を削減してしまうという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ランプにセンサを設けた場合でも、センサの配線がLEDからの光を遮るのを抑制することができるランプ及び照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るランプは、開口部を有する筐体と、前記筐体の内方に配置される基板と、前記基板に設けられ、前方に光を発する発光素子を有する発光部と、前記発光素子を発光させるための回路基板であって、前記前方から見た場合に前記発光部の側方に配置される回路基板と、前記発光素子の発光を制御するためのセンサであって、前記前方から見た場合に前記回路基板と重なる位置に配置されるセンサとを備える。
また、さらに、前記開口部を覆う透光性のカバーを備え、前記センサは、前記筐体と前記カバーとで形成される空間内に配置されていることにしてもよい。
また、前記センサは、赤外線を感知する人感センサであり、前記カバーには、前記センサの前方に、赤外線を透過させる赤外透過窓が設けられていることにしてもよい。
また、さらに、前記発光部の前方に前記発光部を囲むように配置され、前記発光素子が発する光を反射する反射部を備え、前記センサは、前記筐体と前記反射部との間の空間内に配置されていることにしてもよい。
また、さらに、前記開口部を覆う透光性のカバーを備え、前記センサは、前記カバーに設けられた貫通孔である第一貫通孔内に挿入されて配置されていることにしてもよい。
また、さらに、前記発光部の前方に前記発光部を囲むように配置され、前記発光部から前方に向かって拡径するように形成された反射部を備え、前記センサは、前記反射部に設けられた貫通孔である第二貫通孔内に挿入されて配置されていることにしてもよい。
また、前記センサの入力端子及び出力端子の少なくとも一方は、前記回路基板に実装されていることにしてもよい。
また、前記筐体は、前後方向の長さが短い扁平形状であることにしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明装置は、上記のランプと、当該ランプを装着するための照明器具とを備え、前記照明器具は、前記ランプを覆うように構成された器具本体と、前記器具本体に取り付けられ、前記ランプに給電を行うためのソケットとを有する。
本発明に係るランプ及び照明装置によれば、ランプにセンサを設けた場合でも、センサの配線がLEDからの光を遮るのを抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係るランプの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るランプの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例1に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例2に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例3に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例4に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態3に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態3の変形例に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態5に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態5に係るランプの構成を示す図である。 本発明の実施の形態6に係る照明装置の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るランプ及び照明装置について、図面を参照して説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。また、各図において、寸法等は厳密には一致しない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係るランプ1の概略構成について、説明する。
図1A及び図1Bは、本発明の実施の形態1に係るランプ1の外観を示す斜視図である。具体的には、図1Aは、ランプ1を斜め上方から見たときの斜視図であり、図1Bは、ランプ1を斜め下方から見たときの斜視図である。なお、ランプ1の開口はカバーで塞がれているが、当該カバーは透明な部材であるため、図1Bでは、ランプ1の内部が透けて見えている。
ここで、図1Aでは、ランプ1から光を取り出す側(以下、光照射側という)が下側となるように、また、図1Bでは、光照射側が上側となるように図示されている。以下、光照射側を前側(前方)、光照射側と反対側を後側(後方)、前後方向に交差する方向を側方として、説明を行う。
これらの図に示すように、ランプ1は、全体形状が円盤状または扁平状のLEDランプである。具体的には、ランプ1は、GH76p形の口金を有するLEDランプである。さらに具体的には、ランプ1は、例えば外径が50mm〜100mm、高さが30mm〜50mmであり、ランプ1が20W型のLEDランプの場合には、例えば外径は90mm、高さは45mmである。
また、ランプ1は、照明器具(図示せず)に取り付けられる支持台20と、発光素子が設けられた実装基板40と、支持台20に接続された筐体50とを備えている。
また、筐体50の後側の面(照明器具側の面)には、円周状に5つの貫通孔51(同図では、貫通孔51a〜51e)が形成されている。そして、当該貫通孔51には、照明器具と電気的に接続するための電気接続ピン52が挿入される。なお、同図では、貫通孔51a、51bに電気接続ピン52a、52bが挿入されているが、貫通孔51c〜51eにも、それぞれ電気接続ピン52c〜52e(図示せず)が挿入される。ここで、例えば、電気接続ピン52a、52bは給電用のピンであり、電気接続ピン52c、52dは調光用のピンであり、電気接続ピン52eはアース用のピンである。なお、例えば調光を行わない場合には、貫通孔51c、51dは形成されず、電気接続ピン52c、52dは挿入されない。また、電気接続ピン52が挿入されない貫通孔51は閉じられていてもよいし、当該貫通孔51が形成されていなくてもよい。
なお、ランプ1の電気接続ピン52は、ランプ1の筐体50の後側に設けられているものに限らない。例えば、電気接続ピン52は、ランプ1の筐体50の側方に設けられていてもよい。この場合、放熱部材の外径の大きさが電気接続ピン52によって制限され難く、放熱部材の設計の自由度を向上することができる。
また、電気接続ピン52は、棒状のものに限らず、板状等の他の形状のものであってもよい。
次に、本発明の実施の形態1に係るランプ1の詳細構成について、説明する。
図2及び図3は、本発明の実施の形態1に係るランプ1の構成を示す図である。具体的には、図2は、ランプ1を前後方向に切断した場合の断面の概略図であり、図3は、ランプ1を分解した場合の各構成要素を示す図である。
これらの図に示すように、ランプ1は、熱伝導シート10、支持台20、熱伝導シート30、実装基板40、筐体50、固定用ネジ60、回路基板70、センサ79、反射鏡80及び透光性カバー90を備えている。
熱伝導シート10は、支持台20を介して伝達される実装基板40からの熱を照明器具側に逃がす伝熱性のシートである。具体的には、熱伝導シート10は、ゴムまたは樹脂製のシートであり、例えばシリコンシートまたはアクリルシートである。
支持台20は、照明器具に接続される部材である。具体的には、支持台20の後方には例えばGH76p形の口金構造が形成され、照明器具に取り付けられ固定される。また、支持台20は、実装基板40が取り付けられる台座であって、実装基板40の光照射側とは反対側に配置されている。また、支持台20は、アルミニウムなどの熱伝導性が高い材料で構成することが好ましい。つまり、支持台20は、実装基板40の熱を放熱するヒートシンクの役割を担う。
熱伝導シート30は、実装基板40と支持台20とを熱的に接続する熱伝導シートである。つまり、熱伝導シート30は、実装基板40からの熱を支持台20へ効率よく伝達して、当該熱を照明器具側へ逃がすことができる伝熱性のシートである。なお、実装基板40が金属製の基板の場合には、熱伝導シート30は、実装基板40と支持台20とを絶縁する絶縁シートであるのが好ましい。具体的には、熱伝導シート30は、ゴムまたは樹脂製のシートであり、例えばシリコンシートまたはアクリルシートである。なお、熱伝導シート30は、グリスなど液状の部材などであってもよい。
実装基板40は、筐体50の内方に配置され、半導体発光素子等の発光素子が設けられた基板である。実装基板40は、例えば、平板状で構成されており、発光素子が搭載される一方の面と支持台20に対して熱的に接続可能な他の面とを有している。また、実装基板40は、熱伝導性が高い材料で構成することが好ましく、例えば、アルミナからなるアルミナ基板により構成される。なお、実装基板40としては、アルミナ基板以外に、窒化アルミニウム等のその他のセラミックス基板、アルミ、銅等の金属基板、あるいは、金属板と樹脂基板との積層構造を有するようなメタルコア基板等を用いても構わない。なお、実装基板40は、特許請求の範囲に記載の「基板」に包含される。
具体的には、実装基板40には、前方に光を発する発光素子を有する発光部41が設けられている。発光部41は、実装基板40に実装された単数または複数のLEDチップ(図示せず)と、封止部材(図示せず)とを備えている。LEDチップは、実装基板40の一方の面上にダイボンディング等によって実装される。なお、LEDチップとしては、例えば、中心波長が440nm〜470nmの青色光を発光する青色発光LEDチップが用いられる。また、封止部材は、LEDチップを封止してLEDチップを保護するとともにLEDチップからの光を波長変換するために、蛍光体を含む樹脂で構成された蛍光体含有樹脂である。封止部材としては、例えば、LEDチップが青色発光LEDである場合、白色光を得るために、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子をシリコーン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。これにより、発光部41(封止部材)からは、蛍光体粒子によって波長変換された黄色光と青色発光LEDチップからの青色光とによって白色光が放出される。
また、発光部41の外径は、例えば5mm〜50mmであり、ランプ1が20W型のLEDランプの場合には、発光部41の外径は、例えば20mmである。
なお、本実施の形態では、丸型の発光部41を例示したが、本発明において、発光部の形状または構造は丸型のものに限定されない。例えば、角型の発光部を用いてもよい。また、複数のLEDチップの並びは特に限定されず、例えば、LEDチップをライン状に封止したり、マトリックス状に封止したり、円形状に封止したりすることができる。
筐体50は、ランプ1の光照射側を囲う、前後方向の長さが短い扁平形状(平盤状)で円筒形状の筐体である。具体的には、筐体50は、前部及び後部に開口部を有し、後部が、固定用ネジ60によって支持台20に固定されており、前部には、透光性カバー90が取り付けられている。そして、筐体50の内方には、熱伝導シート30、実装基板40、回路基板70、センサ79及び反射鏡80が配置されている。筐体50は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの絶縁性を有する合成樹脂からなる樹脂筐体で構成される。
また、筐体50は、図1Aに示したように、実装基板40に実装されたLEDチップを発光するための電力を受電する受電部である電気接続ピン52を有する。つまり、給電用の電気接続ピン52は、交流電力を受電し、受電した交流電力は、リード線を介して回路基板70に入力される。
固定用ネジ60は、筐体50を支持台20に固定するためのネジである。なお、筐体50と支持台20とは、ネジによって固定されることには限定されない。例えば、筐体50と支持台20とが互いに嵌合する部位を有しており、当該部位で嵌合することで、筐体50が支持台20に接続されることにしてもよいし、接着剤等によって筐体50が支持台20に接着されることにしてもよい。
回路基板70は、ランプ1を前方(光出射側)から見た場合に発光部41の側方に配置されており、発光部41が有する発光素子を発光させるための回路素子を有する電源回路基板である。回路基板70は、円形状の開口が形成された円盤状(ドーナツ形状)の基板であり、筐体50の内方かつ反射鏡80の外方に配置されている。そして、筐体50の内方かつ反射鏡80の外方のスペースに、回路基板70に実装された回路素子(電子部品)が配置されている。
また、回路基板70は、筐体50の内方の後部に配置されているため、例えば電解コンデンサやチョークコイル等のサイズが大きい回路素子は回路基板70の前面側に配置されるのが好ましい。なお、本実施の形態では、回路基板70は、筐体50の内方かつ反射鏡80の外方に配置されている形態を示したが、その配置箇所は特に限定されるものではなく、適宜設計すればよい。
なお、回路基板70は、筐体50の内方かつ反射鏡80の外方に配置されている形態においては、サイズが大きい回路素子は、回路基板70の外側に配置されるのがより好ましい。図2に示すように、反射鏡80が前方に向かって拡径する形状の場合、回路基板70の内側に形成される空間よりも回路基板70の外側に形成される空間のほうが大きくなるためである。
具体的には、回路基板70には、給電用の電気接続ピン52から受電した交流電力を直流電力に変換するための回路素子(電子部品)などが実装されている。つまり、回路基板70の入力部と給電用の電気接続ピン52とがリード線等によって電気的に接続されており、また、回路基板70の出力部と実装基板40の発光部41及びセンサ79とがリード線等によって電気的に接続されている。回路基板70によって変換された直流電力は、給電端子を介して発光部41及びセンサ79に供給される。
センサ79は、発光素子の発光を制御するためのセンサであって、ランプ1を前方(光出射側)から見た場合に、回路基板70と重なる位置に配置されている。具体的には、センサ79は、赤外線を感知する人感センサであり、筐体50と反射鏡80との間の空間内であって、筐体50と透光性カバー90とで形成される空間内に配置されている。つまり、センサ79は、筐体50と回路基板70と反射鏡80と透光性カバー90とで囲まれた空間内に配置されている。
本実施の形態では、センサ79は、回路基板70上に載置されている。そして、センサ79の入力端子及び出力端子の少なくとも一方(本実施の形態では両方)は、回路基板70に実装されている。そして、センサ79は、前方を通る人の熱線(赤外線)を感知した場合に、発光部41を発光させるように、回路基板70に信号を送信する。
ここで、センサ79の詳細な構成について、説明する。図2に示すように、センサ79は、素子パッケージ79aと樹脂レンズ79bとを備えたレンズ一体型の焦電センサである。ここで、素子パッケージ79aは、光(赤外線)を検知する検知部であり、具体的には、強誘電体セラミック材料からなるセンサ部を内部に備えるなど、赤外線を検知するための部品をパッケージ化した部材である。また、樹脂レンズ79bは、前部が素子パッケージ79aの前方に配置されており、素子パッケージ79aのセンサ部に光(赤外線)を導く樹脂製のレンズとしての機能を有している。また、樹脂レンズ79bの後部は、センサ79内部の側方を覆うように配置されており、センサ79のカバーとしての機能も有している。
なお、センサ79の形状は、本実施の形態では円錐台形状として図示しているが、どのような形状であってもよい。また、図2では、樹脂レンズ79bは、後部にセンサ79のカバーの機能を有する部位を備えていることとしたが、樹脂レンズ79bには当該後部の部位が設けられていなくともかまわない。また、樹脂レンズ79bは、センサ79が備える任意の構成要素であり、センサ79は、樹脂レンズ79bを備えていなくともよい。
また、センサ79は、近赤外線に感度を有する光学式測距センサ(アクティブセンサ)や、遠赤外線に感度を有する焦電型赤外線(パッシブセンサ)であってもよい。さらに、センサ79は、人感センサではなく、受光センサ(照度センサ)や音センサなどであってもよい。また、センサ79は、ミリ波の受発信モジュールを用いたセンサであってもよい。この場合、検出精度をより向上することができる。なお、ミリ波を用いたセンサの場合、受信モジュールおよび発信モジュールが共に本発明のセンサに相当する。
反射鏡80は、実装基板40の光照射側に配置され、発光部41から照射される光を反射する光学部材である。つまり、反射鏡80は、実装基板40に設けられた発光部41の発光素子が発する光を反射して前方に照射する。具体的には、反射鏡80は、筐体50の内方かつ発光部41の前方に発光部41を囲むように配置され、発光部41から前方に向かって内径が漸次拡径するように形成された円筒形状の部位を有している。
また、反射鏡80は、絶縁性を有する白色の合成樹脂材料によって構成されている。反射鏡80の材質は、ポリカーボネートが好ましいが、ポリカーボネートには限定されない。なお、反射率を向上させるために、反射鏡80の内面に反射膜をコーティングしても構わない。なお、反射鏡80は、特許請求の範囲に記載の「反射部」に包含される。
ここで、反射鏡80には、センサ79の前方に、円形状の貫通孔80aが形成されている。つまり、貫通孔80aは、前方から見た場合に、反射鏡80の端部に形成されている。これにより、センサ79が検知する際に検知範囲が制限されるのを抑制することができる。なお、貫通孔80aの孔径の大きさは、特に限定されず、センサ79の検知範囲に応じて適宜決定される。
透光性カバー90は、筐体50の内部に配置された部材を保護するために筐体50の前面に取り付けられて筐体50の前側の開口部を覆う平盤状の有底円筒形状部材である。透光性カバー90は、接着剤、複数のリベットまたはネジ等によって、筐体50の前面に固定されている。また、透光性カバー90は、実装基板40に設けられた発光部41から出射する出射光を透光するように、ポリカーボネートなどの光透過率の高い合成樹脂材料によって構成されている。なお、透光性カバー90の内面には、光拡散性を促すための塗料が塗布されていてもよい。また、透光性カバー90には、蛍光体が含まれていてもよい。この場合、発光部41から発せられた光の色を透光性カバー90によって変換することができる。
ここで、透光性カバー90には、センサ79の前方に、貫通孔80aに対応した大きさの円形状の貫通孔90aが形成されている。つまり、貫通孔90aは、透光性カバー90の端部に形成されている。そして、透光性カバー90には、貫通孔90aを塞ぐように、センサ79の前方に、赤外線を透過させる赤外透過窓91が設けられている。赤外透過窓91には、例えば、透明のポリエチレン製のカバー等の赤外線を透過する材料を用いればよい。なお、透光性カバー90が赤外線を透過してもよい。この場合、赤外透過窓91を設けなくてもよい。
赤外透過窓91は、貫通孔90aに対応した大きさの円盤形状の部材である。ここで、赤外透過窓91は、赤外線を透過することができれば材質は限定されないが、例えば透明のポリエチレン製のカバーである。これにより、センサ79が赤外線を精度良く感知することができる。なお、赤外透過窓91は、貫通孔90aの内方に配置されて貫通孔90aを塞いでいてもよいし、貫通孔90aを塞ぐように透光性カバー90の外面または内面上に配置されていてもよい。
なお、透光性カバー90の外面には、凹凸(不図示。)が形成されていてもよい。この場合、ランプ1を照明器具に取り付ける際、作業者が指を凹凸に引っ掛けてランプを操作することができ、取り付け作業を容易に行うことができる。
以上のように、本発明の実施の形態1に係るランプ1によれば、前方から見た場合に、センサ79が、発光部41の側方に配置された回路基板70と重なる位置に配置されている。具体的には、本実施の形態では、センサ79は、筐体50と回路基板70と反射鏡80と透光性カバー90とで囲まれた空間内において、回路基板70上に載置され、センサ79の入力端子及び出力端子が回路基板70に実装されている。このため、回路基板70とセンサ79とを繋ぐリード線などの配線が無くてもよいか、あったとしても当該配線が発光部41の側方に配置されるため、センサ79の配線が発光部41からの光を遮るのを抑制することができる。
(実施の形態1の変形例1)
次に、上記実施の形態1の変形例1について説明する。上記実施の形態1では、センサ79は、筐体50と回路基板70と反射鏡80と透光性カバー90とで囲まれた空間内において、回路基板70上に載置されていることとした。しかし、本変形例では、センサ79は、反射鏡80と透光性カバー90とを貫通するように配置されている。
図4は、本発明の実施の形態1の変形例1に係るランプ2の構成を示す図である。具体的には、同図は、ランプ2を前後方向に切断した場合の断面の概略図である。
同図に示すように、センサ79は、反射鏡80に設けられた貫通孔80a内と、透光性カバー90に設けられた貫通孔90a内とに挿入されて配置されている。ここで、貫通孔80aは、特許請求の範囲に記載の「第二貫通孔」に包含される。また、貫通孔90aは、特許請求の範囲に記載の「第一貫通孔」に包含される。
つまり、本変形例では、透光性カバー90には、上記実施の形態1における赤外透過窓91は設けられていない。また、センサ79は、回路基板70と配線で接続されている。なお、本変形例に係るランプ2のその他の構成は、上記実施の形態1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上のように、本発明の実施の形態1の変形例1に係るランプ2によれば、センサ79が透光性カバー90から突出して配置されているため、上記実施の形態1のように赤外透過窓91を設けることなく、赤外線を精度良く感知することができる。また、回路基板70とセンサ79とを繋ぐ配線が発光部41の側方に配置されるため、センサ79の配線が発光部41からの光を遮るのを抑制することができる。
(実施の形態1の変形例2)
次に、上記実施の形態1の変形例2について説明する。上記変形例1では、センサ79は、反射鏡80と透光性カバー90とを貫通するように配置されていることとした。しかし、本変形例では、センサ79は、透光性カバー90のみを貫通するように配置されている。
図5は、本発明の実施の形態1の変形例2に係るランプ3の構成を示す図である。具体的には、同図は、ランプ3を前後方向に切断した場合の断面の概略図である。
同図に示すように、センサ79は、透光性カバー90に設けられた貫通孔90a内に挿入されて配置されている。ここで、貫通孔90aは、特許請求の範囲に記載の「第一貫通孔」に包含される。
つまり、本変形例では、ランプ3は、上記実施の形態1及びその変形例1のように透光性カバー90に沿って形成されていたフランジ形状の部位を有していない反射鏡81を備えている。このため、反射鏡81には、上記実施の形態1及びその変形例1における貫通孔80aは形成されていない。また、センサ79は、回路基板70と配線で接続されている。なお、本変形例に係るランプ3のその他の構成は、上記変形例1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上のように、本発明の実施の形態1の変形例2に係るランプ3によれば、センサ79が透光性カバー90から突出して配置されているため、上記変形例1と同様に、赤外線を精度良く感知することができる。また、回路基板70とセンサ79とを繋ぐ配線が発光部41の側方に配置されるため、センサ79の配線が発光部41からの光を遮るのを抑制することができる。
(実施の形態1の変形例3)
次に、上記実施の形態1の変形例3について説明する。上記実施の形態1では、発光部41の周囲に1枚の回路基板70が配置されていることとした。しかし、本変形例では、発光部41の側方に2つの回路基板が配置されている。
図6は、本発明の実施の形態1の変形例3に係るランプ4の構成を示す図である。具体的には、同図の(a)は、ランプ4を前後方向に切断した場合の断面の概略図であり、同図の(b)は、ランプ4を前方から見た場合の回路基板71及びセンサ79の筐体50内での配置を示す平面図である。
同図に示すように、ランプ4は、発光部41の側方に、前後方向に延びる2つの平板形状の回路基板71を備えている。そして、一方の回路基板71には、発熱による温度上昇が大きい電子部品が実装され、他方の回路基板71には、当該温度上昇が小さい電子部品が実装されている。これにより、発熱による温度上昇が大きい電子部品が、他の電子部品等に影響を及ぼすのを防ぐことができる。
また、2つの回路基板71のうちの一方の回路基板71は、前後方向に垂直な回路基板71aを有している。そして、センサ79は、回路基板71a上に載置されており、センサ79の入力端子及び出力端子は、回路基板71aに実装されている。また、2つの回路基板71は、反射鏡80の外方に配置された配線71bで接続されている。なお、本変形例に係るランプ4のその他の構成は、上記実施の形態1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上のように、本発明の実施の形態1の変形例3に係るランプ4によれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
(実施の形態1の変形例4)
次に、上記実施の形態1の変形例4について説明する。上記変形例3では、センサ79は、筐体50と回路基板71aと反射鏡80と透光性カバー90とで囲まれた空間内において、回路基板71a上に載置されていることとした。しかし、本変形例では、上記変形例1と同様に、センサ79は、反射鏡80と透光性カバー90とを貫通するように配置されている。
図7は、本発明の実施の形態1の変形例4に係るランプ5の構成を示す図である。具体的には、同図は、ランプ5を前後方向に切断した場合の断面の概略図である。
同図に示すように、センサ79は、反射鏡80に設けられた貫通孔80a内と、透光性カバー90に設けられた貫通孔90a内とに挿入されて配置されている。ここで、貫通孔80aは、特許請求の範囲に記載の「第二貫通孔」に包含される。また、貫通孔90aは、特許請求の範囲に記載の「第一貫通孔」に包含される。
つまり、本変形例では、上記変形例1と同様に、透光性カバー90には、上記変形例3における赤外透過窓91は設けられていない。また、センサ79は、回路基板71a上に配置されている。なお、本変形例に係るランプ5のその他の構成は、上記変形例3と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上のように、本発明の実施の形態1の変形例4に係るランプ5によれば、上記変形例1と同様の効果を奏することができる。なお、本変形例において、上記変形例2と同様の変形を施してもかまわない。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係るランプ6の構成を示す図である。具体的には、同図は、ランプ6を前後方向に切断した場合の断面の概略図である。
同図に示すように、本実施の形態に係るランプ6は、支持台21、発光部42、反射鏡82及び透光性カバー92の構成が、上記実施の形態1の変形例4における支持台20、発光部41、反射鏡80及び透光性カバー90の構成と異なる。なお、その他のランプ6の構成については、上記実施の形態1の変形例4におけるランプ5の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
支持台21は、上記実施の形態1における支持台20よりも前後方向の長さが長く形成されており、発光部41が発する熱を効率的に放熱することができる部材である。また、反射鏡82は、円筒形状に形成された、発光部41から照射される光を反射する光学部材である。
また、発光部42は、複数のLEDチップを備えている。つまり、発光部42は、上記実施の形態1における発光部41のように封止部材を備えていない。なお、LEDチップとしては、例えば、中心波長が440nm〜470nmの青色光を発光する青色発光LEDチップが用いられる。
また、透光性カバー92は、表面に蛍光体含有樹脂が塗布された透光性のカバーである。この蛍光体含有樹脂としては、例えば、LEDチップが青色発光LEDである場合、白色光を得るために、黄色蛍光体粒子をシリコーン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。なお、透光性カバー92は、表面に蛍光体含有樹脂が塗布されるのではなく、蛍光体含有樹脂が練り込まれて形成されていてもよい。
また、透光性カバー92には貫通孔92aが形成されており、センサ79は、貫通孔92a内に挿入されて配置されている。ここで、貫通孔92aは、特許請求の範囲に記載の「第一貫通孔」に包含される。
以上のように、本発明の実施の形態2に係るランプ6によれば、上記実施の形態1の変形例4と同様の効果を奏することができる。なお、本実施の形態において、上記実施の形態1及びその変形例と同様の変形を施してもかまわない。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について説明する。図9Aは、本発明の実施の形態3に係るランプ7の構成を示す図である。また、図9Bは、本発明の実施の形態3の変形例に係るランプ7aの構成を示す図である。具体的には、これらの図は、ランプ7またはランプ7aを前後方向に切断した場合の断面の概略図である。
まず、図9Aに示すように、本実施の形態に係るランプ7は、支持台22、発光部43、回路基板72、反射鏡83及び透光性カバー93の構成が、上記実施の形態1における支持台21、発光部41、回路基板70、反射鏡80及び透光性カバー90の構成と異なる。なお、その他のランプ7の構成については、上記実施の形態1におけるランプ1の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
支持台22は、上記実施の形態1における支持台20と同様に、後部が照明器具に接続される部材である。また、支持台22は、前面に回路基板72が取り付けられる台座である。回路基板72は、後面が支持台22の前面に取り付けられており、前面には発光部43が配置されている。
発光部43は、複数のLEDチップを備えている。なお、LEDチップとしては、例えば、中心波長が440nm〜470nmの青色光を発光する青色発光LEDチップが用いられる。なお、発光部43は、単数のLEDチップを備えているものであってもよい。
透光性カバー93は、表面に蛍光体含有樹脂が塗布された透光性のカバーである。この蛍光体含有樹脂としては、例えば、LEDチップが青色発光LEDである場合、白色光を得るために、黄色蛍光体粒子をシリコーン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。この場合、発光部43の熱が蛍光体に伝わり難いため、蛍光体の劣化を抑制することができる。なお、透光性カバー93は、表面に蛍光体含有樹脂が塗布されるのではなく、蛍光体含有樹脂が練り込まれて形成されていてもよい。
また、透光性カバー93には貫通孔93aが形成されており、貫通孔93aを塞ぐように、センサ79の前方に、赤外線を透過させる赤外透過窓94が設けられている。
反射鏡83は、発光部43の前方に発光部43を囲むように配置され、発光部43から前方に向かって内径が漸次拡径するように形成されている。そして、反射鏡83には貫通孔83aが形成されており、センサ79は、貫通孔83a内に挿入されて配置されている。ここで、貫通孔83aは、特許請求の範囲に記載の「第二貫通孔」に包含される。
また、図9Bに示すように、本実施の形態の変形例に係るランプ7aは、センサ79を載置するためのセンサ載置部83cが設けられた反射鏡83bを備えている。つまり、センサ79は、上記実施の形態3にように反射鏡83の貫通孔83a内に配置されているのではなく、センサ載置部83cに載置されて配置されている。これにより、反射鏡83bが、光を反射する機能とセンサ79を固定する機能とを兼用することができる。
また、センサ79は、透光性カバー93の貫通孔93a内に挿入されて配置されている。つまり、この場合の貫通孔93aは、特許請求の範囲に記載の「第一貫通孔」に包含される。
また、センサ載置部83cは、前方に向けて突出して(発光部43側に膨らんで)いる形状を有している。このため、反射鏡83bの外側の空間に電解コンデンサ等の大きな部品を収納することができ、ランプ全体のサイズを小さくすることができる。なお、センサ載置部83cは、後方に向けて突出して(筐体側に凹んで)いてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態3及びその変形例に係るランプ7及び7aによれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。また、発光部43が回路基板72に配置されているため、発光部43を配置するための実装基板を回路基板72とは別途設ける必要が無く、筐体の小型化を図ることができる。なお、本実施の形態及びその変形例において、上記実施の形態及びその変形例と同様の変形を施してもかまわない。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について説明する。図10は、本発明の実施の形態4に係るランプ8の構成を示す図である。具体的には、同図は、ランプ8を前後方向に切断した場合の断面の概略図である。
同図に示すように、本実施の形態に係るランプ8は、支持台23、発光部44、回路基板73、反射鏡84及び透光性カバー95の構成が、上記実施の形態1における支持台21、発光部41、回路基板70、反射鏡80及び透光性カバー90の構成と異なる。なお、その他のランプ7の構成については、上記実施の形態1の変形例4におけるランプ1の構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
支持台23は、上記実施の形態1における支持台20よりも前後方向の長さが長く形成されており、発光部44が発する熱を効率的に放熱することができる部材である。なお、本実施の形態では、4つの発光部44が設けられており、支持台23は、当該4つの発光部44に対応して、4つ設けられている。また、反射鏡84についても、当該4つの発光部44に対応して、4つ設けられており、それぞれの発光部44から照射される光を反射する。
回路基板73は、4つの支持台23の間であって、当該4つの支持台23を接続する接続部材の前面に取り付けられている。そして、回路基板73は、前方に延びる平板形状の回路基板73aと、回路基板73aから側方に延びる平板形状の回路基板73bとを有している。つまり、回路基板73bは、発光部44の側方に配置されている。そして、回路基板73b上にセンサ79が載置されている。このように、センサ79は、前方から見てランプ8の中央部分に配置されている。
また、透光性カバー95には、中央部分に貫通孔95aが形成されており、センサ79は、貫通孔95a内に挿入されて配置されている。ここで、貫通孔95aは、特許請求の範囲に記載の「第一貫通孔」に包含される。
以上のように、本発明の実施の形態4に係るランプ8によれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。なお、本実施の形態において、上記実施の形態及びその変形例と同様の変形を施してもかまわない。
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について説明する。図11A及び図11Bは、本発明の実施の形態5に係るランプ9a及び9bの構成を示す図である。具体的には、同図は、ランプ9a及び9bを前後方向に切断した場合の断面の概略図である。
まず、図11Aに示すように、センサ79は、素子パッケージ79aと樹脂レンズ79bとを別体で備えている。そして、素子パッケージ79aは、回路基板70上に配置されており、樹脂レンズ79bは、素子パッケージ79aと離隔して、透光性カバー90の前面の貫通孔90a内の赤外透過窓91の前方に配置されている。このように、センサ79は、前方から見た場合に、回路基板70と重なる位置に配置されている。なお、樹脂レンズ79bは、貫通孔90a内または貫通孔80a内に配置されていてもよいし、透光性カバー90または反射鏡80の裏面に配置されていてもよい。
また、図11Bに示すように、センサ79は、素子パッケージ79aと樹脂レンズ79bとの間に遮光性の筒である遮光性筒79cを備えていてもよい。この遮光性筒79cにより、樹脂レンズ79bからの光を、効率よく素子パッケージ79aに導くことができる。なお、樹脂レンズ79bは、貫通孔90a内または貫通孔80aに配置されていてもよいし、透光性カバー90または反射鏡80の裏面に配置されていてもよい。また、樹脂レンズ79bは、素子パッケージ79aの前方に、素子パッケージ79aに接続されて配置されていてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態5に係るランプ9a及び9bによれば、樹脂レンズ79bを前後方向に自由に移動して配置することができ、また、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。なお、本実施の形態において、上記実施の形態及びその変形例と同様の変形を施してもかまわない。
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6に係る照明装置100について、説明する。
図12は、本発明の実施の形態6に係る照明装置100の構成を示す断面図である。なお、本実施の形態に係る照明装置では、上記実施の形態1に係るランプ1を用いている。したがって、同図において、上記実施の形態1で示した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付している。
同図に示すように、照明装置100は、例えばダウンライトであり、照明器具101と、上記実施の形態1に係るランプ1とを備えている。照明器具101は、反射板102と放熱部材104とからなりランプ1を覆うように構成された器具本体と、当該器具本体に取り付けられたソケット103とを備えている。
反射板102は、上面に円形の開口が形成された略カップ形状であってランプ1の側方を囲うように構成されている。具体的には、反射板102は、上面が円形の開口が形成された円形の平板部で構成され、この平板部の周縁から下方に向かって内径が漸次拡大するように形成された円筒部を備えている。当該円筒部は、光照射側に開口を有し、また、ランプ1からの光を反射するように構成されている。例えば、反射板102は、絶縁性を有する白色の合成樹脂によって構成されている。なお、反射率を向上させるために、反射板102の内面に反射膜をコーティングしても構わない。なお、反射板102は、合成樹脂製のものに限定されず、金属板をプレス加工して形成されたような金属製の反射板を用いてもよい。
ソケット103は、GH76p形口金に対応しているものであり、ランプ1に対して交流電力を供給する円盤状の部材である。ソケット103は、上部が反射板102の上面の平板部に形成された開口内方に挿入されるように配置されている。ソケット103の中央には、支持台20の口金形状に対応した形状の開口部が形成されており、この開口部にランプ1を取り付けることで、ランプ1の上面と放熱部材104の下面とを熱的に接続させる。また、ソケット103の下部の筐体50の電気接続ピン52に対応した位置には、電気接続ピン52が挿入される接続孔が形成されている。
放熱部材104は、ランプ1から伝達される熱を放熱する部材である。放熱部材104は、反射板102の上面及びソケット103の上面に当接して配置されている。放熱部材104は、アルミニウムなどの熱伝導性が高い材料で構成することが好ましい。
なお、ランプ1は、ソケット103に対して着脱可能に取り付けられている。
以上のように、本発明の実施の形態6に係る照明装置100によれば、上記実施の形態1に係るランプ1を備えているため、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。なお、本実施の形態において、上記実施の形態及びその変形例と同様の変形を施してもかまわない。
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係るランプ及び照明装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態及びその変形例に限定されるものではない。
つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、上記実施の形態及び上記変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。また、上記実施の形態及びその変形例の部分的な構成を、適宜組み合わせてなる構成であってもよい。
例えば、上記実施の形態及びその変形例では、筐体は、円筒形状部材であることとしたが、これに限らない。例えば、四角柱、五角柱、六角柱あるいは八角柱等の多角柱形状又は円錐台形状で構成してもかまわない。また、上記実施の形態及びその変形例では、筐体と反射鏡とは別体の部材であることとしたが、筐体と反射鏡とが一体に形成されていることにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、熱伝導シート30、実装基板、回路基板及び反射鏡は筐体の内方に配置されていることとしたが、これらの全部または一部が、筐体の外方に配置されていることにしてもよい。なお、実装基板の一部のみが筐体の内方に配置されている場合、筐体の内方に配置されている実装基板の当該一部が、特許請求の範囲に記載の「基板」に相当する。
また、上記実施の形態及びその変形例において、発光部からの光を集光するためのレンズやリフレクタ等の光学部品、または、色調調節のための光学フィルタ等を用いてもよい。但し、これらの部品は、本発明の必須の構成ではない。
また、上記の実施の形態及び変形例では、発光部は実装基板上にLEDチップを直接実装したCOB型の構成としたが、これに限らない。例えば、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップを実装して当該キャビティ内を蛍光体含有樹脂を封入したパッケージ型のLED素子を用いて、このLED素子を基板上に複数個実装することで構成された表面実装型(SMD:Surface Mount Device)の発光部を用いてもかまわない。
また、上記の実施の形態及び変形例では、発光部は、青色発光LEDと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色発光LEDと組み合わせることによりに白色光を放出するように構成してもかまわない。
また、発光部は、青色以外の色を発光するLEDを用いてもかまわない。例えば、LEDとして紫外線発光のLEDチップを用いる場合、蛍光体粒子としては、三原色(赤色、緑色、青色)に発光する各色蛍光体粒子を組み合わせたものを用いることができる。さらに、蛍光体粒子以外の波長変換材を用いてもよく、例えば、波長変換材として、半導体、金属錯体、有機染料、顔料など、ある波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を発する物質を含んでいる材料を用いてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例では、発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)又は無機EL等の発光素子を用いてもよい。
本発明に係るランプは、例えばGH76p形の口金を有するランプ等として、広く利用することができる。
1、2、3、4、5、6、7、7a、8、9a、9b ランプ
10 熱伝導シート
20、21、22、23 支持台
30 熱伝導シート
40 実装基板
41、42、43、44 発光部
50 筐体
51、51a〜51e 貫通孔
52、52a〜52e 電気接続ピン
60 固定用ネジ
70、71、71a、72、73、73a、73b 回路基板
71b 配線
79 センサ
79a 素子パッケージ
79b 樹脂レンズ
79c 遮光性筒
80、81、82、83、83b、84 反射鏡
80a、83a、90a、92a、93a、95a 貫通孔
83c センサ載置部
90、92、93、95 透光性カバー
91、94 赤外透過窓
100 照明装置
101 照明器具
102 反射板
103 ソケット
104 放熱部材

Claims (9)

  1. 開口部を有する筐体と、
    前記筐体の内方に配置される基板と、
    前記基板に設けられ、前方に光を発する発光素子を有する発光部と、
    前記発光素子を発光させるための回路基板であって、前記前方から見た場合に前記発光部の側方に配置される回路基板と、
    前記発光素子の発光を制御するためのセンサであって、前記前方から見た場合に前記回路基板と重なる位置に配置されるセンサと
    を備えるランプ。
  2. さらに、
    前記開口部を覆う透光性のカバーを備え、
    前記センサは、前記筐体と前記カバーとで形成される空間内に配置されている
    請求項1に記載のランプ。
  3. 前記センサは、赤外線を感知する人感センサであり、
    前記カバーには、前記センサの前方に、赤外線を透過させる赤外透過窓が設けられている
    請求項2に記載のランプ。
  4. さらに、
    前記発光部の前方に前記発光部を囲むように配置され、前記発光素子が発する光を反射する反射部を備え、
    前記センサは、前記筐体と前記反射部との間の空間内に配置されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のランプ。
  5. さらに、
    前記開口部を覆う透光性のカバーを備え、
    前記センサは、前記カバーに設けられた貫通孔である第一貫通孔内に挿入されて配置されている
    請求項1に記載のランプ。
  6. さらに、
    前記発光部の前方に前記発光部を囲むように配置され、前記発光部から前方に向かって拡径するように形成された反射部を備え、
    前記センサは、前記反射部に設けられた貫通孔である第二貫通孔内に挿入されて配置されている
    請求項1〜3及び5のいずれか1項に記載のランプ。
  7. 前記センサの入力端子及び出力端子の少なくとも一方は、前記回路基板に実装されている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のランプ。
  8. 前記筐体は、前後方向の長さが短い扁平形状である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のランプ。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のランプと、当該ランプを装着するための照明器具とを備え、
    前記照明器具は、
    前記ランプを覆うように構成された器具本体と、
    前記器具本体に取り付けられ、前記ランプに給電を行うためのソケットとを有する
    照明装置。
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