JP6041240B2 - 照明用光源及び照明装置 - Google Patents

照明用光源及び照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6041240B2
JP6041240B2 JP2013009611A JP2013009611A JP6041240B2 JP 6041240 B2 JP6041240 B2 JP 6041240B2 JP 2013009611 A JP2013009611 A JP 2013009611A JP 2013009611 A JP2013009611 A JP 2013009611A JP 6041240 B2 JP6041240 B2 JP 6041240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
light source
mounting substrate
housing
illumination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013009611A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014143021A (ja
Inventor
洋司 立野
洋司 立野
勝志 関
勝志 関
利雄 森
利雄 森
橋本 望
望 橋本
有岐也 金澤
有岐也 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013009611A priority Critical patent/JP6041240B2/ja
Priority to CN201410016311.7A priority patent/CN103939759A/zh
Priority to EP14151273.1A priority patent/EP2757317B1/en
Priority to US14/156,506 priority patent/US9303851B2/en
Publication of JP2014143021A publication Critical patent/JP2014143021A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6041240B2 publication Critical patent/JP6041240B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V21/00Supporting, suspending, or attaching arrangements for lighting devices; Hand grips
    • F21V21/08Devices for easy attachment to any desired place, e.g. clip, clamp, magnet
    • F21V21/088Clips; Clamps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21KNON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21K9/00Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V19/00Fastening of light sources or lamp holders
    • F21V19/001Fastening of light sources or lamp holders the light sources being semiconductors devices, e.g. LEDs
    • F21V19/003Fastening of light source holders, e.g. of circuit boards or substrates holding light sources
    • F21V19/004Fastening of light source holders, e.g. of circuit boards or substrates holding light sources by deformation of parts or snap action mountings, e.g. using clips
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Description

本発明は、光源としてLED等の発光素子が用いられる照明用光源及び当該照明用光源を備える照明装置に関する。
従来、光源として発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられた円盤状または扁平状の照明用光源であるLEDランプが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このLEDランプは、一般的に、円盤状または扁平状の筐体を備え、当該筐体内には、LEDが設けられた基板と、当該基板を載置するための支持台とが配置されている。そして、当該基板は、当該支持台にネジ等の導電性の固定部材によって固定されている。
国際公開第2012/005239号
しかしながら、上記従来のLEDランプでは、基板を支持台に固定するためのネジ等の固定部材が必要であるという問題がある。
つまり、当該固定部材が必要であれば、LEDランプの構成が複雑になり、生産性が低下するとともに、コストが増加する。また、従来、当該固定部材として導電性の部材を用いているため、当該固定部材と基板上の部品等との絶縁距離確保のために、大きいサイズの基板が必要になる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、基板を支持台に固定するためのネジ等の部材を配置することなく実現可能な照明用光源及び照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明用光源は、前方に光を発する発光素子が設けられた基板と、前記基板の後方に配置される支持台と、前記支持台とで前記基板を前後方向に挟み込むように配置される筐体とを備え、前記筐体は、前記基板の側方への移動を規制する規制部を有する。
また、前記規制部は、前記基板の側方に、前記基板を側方から挟むように配置される少なくとも一対の側方規制部を有することにしてもよい。
また、前記一対の側方規制部は、前記基板に向けて付勢する付勢力によって、前記基板の側方への移動を規制することにしてもよい。
また、前記一対の側方規制部は、前記基板が前記筐体に配置されていない状態で、一方の側方規制部の先端部が対向する他方の側方規制部に近づくように傾斜して配置されていることにしてもよい。
また、前記基板には、開口部が形成されており、前記規制部は、前記開口部に挿入される挿入部を有し、前記挿入部は、前記開口部に挿入されることで、前記基板の側方への移動を規制することにしてもよい。
また、前記規制部は、さらに、前記基板の後方への移動を規制する後方規制部を有することにしてもよい。
また、前記規制部は、さらに、前記基板の前方への移動を規制する前方規制部を有することにしてもよい。
また、前記前方規制部は、前記基板が載置されることで、前記基板の前方への移動を規制することにしてもよい。
また、前記規制部は、絶縁性の部材であることにしてもよい。
また、さらに、前記基板と前記支持台との間に、前記基板と前記支持台とを接合する放熱性の接合部材を備えることにしてもよい。
また、上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明装置は、上記の照明用光源と、当該照明用光源を装着するための照明器具とを備え、前記照明器具は、前記照明用光源を覆うように構成された器具本体と、前記器具本体に取り付けられ、前記照明用光源に給電を行うためのソケットとを有する。
本発明に係る照明用光源及び照明装置によれば、基板を支持台に固定するためのネジ等の部材を配置することなく実現することができる。
本発明の実施の形態1に係るLEDユニットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るLEDユニットの外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るLEDユニットの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るLEDユニットの構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る筐体の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る筐体に実装基板が載置された状態での構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る筐体に実装基板が載置された状態での構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る筐体に実装基板が載置された状態での構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る一対の側方規制部の詳細な構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例1に係る規制部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例2に係る規制部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1の変形例3に係る規制部の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る照明装置の構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る照明用光源としてのLEDユニット(LEDランプ)及び照明装置について、図面を参照して説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。また、各図において、寸法等は厳密には一致しない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係るLEDユニット1の概略構成について、説明する。
図1A及び図1Bは、本発明の実施の形態1に係るLEDユニット1の外観を示す斜視図である。具体的には、図1Aは、LEDユニット1を斜め上方から見たときの斜視図であり、図1Bは、LEDユニット1を斜め下方から見たときの斜視図である。なお、LEDユニット1の開口はカバーで塞がれているが、当該カバーは透明な部材であるため、図1Bでは、LEDユニット1の内部が透けて見えている。
ここで、図1Aでは、LEDユニット1から光を取り出す側(以下、光照射側という)が下側となるように、また、図1Bでは、光照射側が上側となるように図示されている。以下、光照射側を前側(前方)、光照射側と反対側を後側(後方)、前後方向に交差する方向を側方として、説明を行う。
これらの図に示すように、LEDユニット1は、全体形状が円盤状または扁平状の照明用光源である。具体的には、LEDユニット1は、例えばGH76p形の口金を有するLEDランプである。さらに具体的には、LEDユニット1は、例えば外径が50mm〜100mm、高さが30mm〜50mmであり、LEDユニット1が20W型のLEDランプの場合には、例えば外径は90mm、高さは45mmである。
また、LEDユニット1は、照明器具(図示せず)に取り付けられる支持台20と、発光素子が設けられた実装基板40と、支持台20に接続された筐体50とを備えている。
また、筐体50の後側の面(照明器具側の面)には、円周状に5つの貫通孔51(同図では、貫通孔51a〜51e)が形成されている。そして、当該貫通孔51には、照明器具と電気的に接続するための電気接続ピン52が挿入される。なお、同図では、貫通孔51a、51bに電気接続ピン52a、52bが挿入されているが、貫通孔51c〜51eにも、それぞれ電気接続ピン52c〜52e(図示せず)が挿入される。
ここで、例えば、電気接続ピン52a、52bは給電用のピンであり、電気接続ピン52c、52dは調光用のピンであり、電気接続ピン52eはアース用のピンである。なお、例えば調光を行わない場合には、貫通孔51c、51dは形成されず、電気接続ピン52c、52dは挿入されない。また、電気接続ピン52が挿入されない貫通孔51は閉じられていてもよいし、当該貫通孔51が形成されていなくてもよい。
なお、LEDユニット1の電気接続ピン52は、LEDユニット1の筐体50の後側に設けられているものに限らない。例えば、電気接続ピン52は、LEDユニット1の筐体50の側方に設けられていてもよい。この場合、放熱部材の外径の大きさが電気接続ピン52によって制限され難く、放熱部材の設計の自由度を向上することができる。
また、電気接続ピン52は、棒状のものに限らず、板状等の他の形状のものであってもよい。
次に、本発明の実施の形態1に係るLEDユニット1の詳細構成について、説明する。
図2及び図3は、本発明の実施の形態1に係るLEDユニット1の構成を示す図である。具体的には、図2は、LEDユニット1を前後方向に切断した場合の断面の概略図であり、図3は、LEDユニット1を分解した場合の各構成要素を示す図である。
これらの図に示すように、LEDユニット1は、熱伝導シート10、支持台20、熱伝導シート30、実装基板40、筐体50、固定用ネジ60、回路基板70、反射鏡80及び透光性カバー90を備えている。
熱伝導シート10は、支持台20の後面に配置され、支持台20を介して伝達される実装基板40からの熱を照明器具側に逃がす伝熱性のシートである。具体的には、熱伝導シート10は、ゴムまたは樹脂製のシートであり、例えばシリコンシートまたはアクリルシートである。
支持台20は、照明器具に接続される部材である。具体的には、支持台20の後部には例えばGH76p形の口金構造が形成され、照明器具に取り付けられ固定される。また、支持台20は、実装基板40が取り付けられる台座であって、実装基板40の光照射側とは反対側(後方)に配置されている。また、支持台20は、アルミニウムなどの熱伝導性が高い材料で構成することが好ましい。つまり、支持台20は、実装基板40の熱を放熱するヒートシンクの役割を担う。
熱伝導シート30は、実装基板40と支持台20とを熱的に接続する熱伝導シートである。つまり、熱伝導シート30は、実装基板40からの熱を支持台20へ効率よく伝達して、当該熱を照明器具側へ逃がすことができる伝熱性のシートである。なお、実装基板40が金属製の基板の場合には、熱伝導シート30は、実装基板40と支持台20とを絶縁する絶縁シートであるのが好ましい。具体的には、熱伝導シート30は、ゴムまたは樹脂製のシートであり、例えばシリコンシートまたはアクリルシートである。
なお、熱伝導シート30は、グリスなど液状の部材などであってもよい。ここで、熱伝導シート30が液状の部材である場合、放熱性の接着剤等の接合部材であるのが好ましい。このように、実装基板40と支持台20との間に、実装基板40と支持台20とを接合する放熱性の接合部材を備えることで、実装基板40を支持台20に確実に固定するとともに、実装基板40から支持台20への放熱性を高めることができる。なお、当該接合部材としては、熱伝導性エポキシ接着剤など、適宜公知の放熱性の接着剤を使用することができる。
実装基板40は、筐体50の内方に配置され、半導体発光素子等の発光素子が設けられた基板である。実装基板40は、例えば、平板状で構成されており、発光素子が搭載される一方の面と支持台20に対して熱的に接続可能な他の面とを有している。つまり、実装基板40は、支持台20と筐体50とで前後方向に挟み込まれるように、支持台20と筐体50との間に配置されている。この実装基板40が支持台20と筐体50とに挟み込まれている構成の詳細な説明については、後述する。
また、実装基板40は、熱伝導性が高い材料で構成することが好ましく、例えば、アルミナからなるアルミナ基板により構成される。なお、実装基板40としては、アルミナ基板以外に、窒化アルミニウム等のその他のセラミックス基板、アルミ、銅等の金属基板、あるいは、金属板と樹脂基板との積層構造を有するようなメタルコア基板等を用いてもかまわない。
具体的には、実装基板40には、前方に光を発する発光素子を有する発光部41が設けられている。発光部41は、実装基板40に実装された単数または複数のLEDチップ(図示せず)と、封止部材(図示せず)とを備えている。LEDチップは、実装基板40の一方の面上にダイボンディング等によって実装される。なお、LEDチップとしては、例えば、中心波長が440nm〜470nmの青色光を発光する青色発光LEDチップが用いられる。また、封止部材は、LEDチップを封止してLEDチップを保護するとともにLEDチップからの光を波長変換するために、蛍光体を含む樹脂で構成された蛍光体含有樹脂である。封止部材としては、例えば、LEDチップが青色発光LEDである場合、白色光を得るために、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子をシリコーン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。これにより、発光部41(封止部材)からは、蛍光体粒子によって波長変換された黄色光と青色発光LEDチップからの青色光とによって白色光が放出される。
また、発光部41の外径は、例えば5mm〜50mmであり、LEDユニット1が20W型のLEDランプの場合には、発光部41の外径は、例えば20mmである。
なお、本実施の形態では、丸型の発光部41を例示したが、本発明において、発光部の形状または構造は丸型のものに限定されない。例えば、角型の発光部を用いてもよい。また、複数のLEDチップの並びは特に限定されず、例えば、LEDチップをライン状に封止したり、マトリックス状に封止したり、円形状に封止したりすることができる。
筐体50は、LEDユニット1の光照射側を囲う、前後方向の長さが短い扁平形状(平盤状)で円筒形状の筐体である。具体的には、筐体50は、前部及び後部に開口部を有し、後部が、固定用ネジ60によって支持台20に固定されており、前部には、透光性カバー90が取り付けられている。そして、筐体50の内方には、熱伝導シート30、実装基板40、回路基板70及び反射鏡80が配置されている。筐体50は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)などの絶縁性を有する合成樹脂からなる樹脂筐体で構成される。
また、筐体50は、図1Aに示したように、実装基板40に実装されたLEDチップを発光するための電力を受電する受電部である電気接続ピン52を有する。つまり、給電用の電気接続ピン52は、交流電力を受電し、受電した交流電力は、リード線を介して回路基板70に入力される。なお、筐体50の構成の詳細な説明については、後述する。
固定用ネジ60は、筐体50を支持台20に固定するためのネジである。なお、筐体50と支持台20とは、ネジによって固定されることには限定されない。例えば、筐体50と支持台20とが互いに嵌合する部位を有しており、当該部位で嵌合することで、筐体50が支持台20に接続されることにしてもよいし、接着剤等によって筐体50が支持台20に接着されることにしてもよい。
回路基板70は、筐体50内方に配置され、発光素子を駆動させる駆動回路に設けられた回路基板である。ここで、当該駆動回路は、回路基板70と、回路基板70に実装された複数の回路素子(電子部品)とによって構成されている。つまり、駆動回路と発光素子とがリード線によって電気的に接続されており、回路基板70は、当該駆動回路によって発光素子を発光、消光または調光させる。
具体的には、回路基板70は、LEDユニット1を前方(光照射側)から見た場合に発光部41の側方に配置されており、発光部41が有する発光素子を発光させるための回路素子を有する電源回路基板である。回路基板70は、円形状の開口が形成された円盤状(ドーナツ形状)の基板であり、筐体50の内方かつ反射鏡80の外方に配置されている。そして、筐体50の内方かつ反射鏡80の外方のスペースに、回路基板70に実装された回路素子(電子部品)が配置されている。
つまり、回路基板70は、金属配線がパターン形成されたプリント基板であり、回路基板70に実装された複数の回路素子同士を電気的に接続する。本実施の形態において、回路基板70は、主面がランプ軸と直交する姿勢で配置されている。回路素子は、例えば、各種コンデンサ、抵抗素子、整流回路素子、コイル素子、チョークコイル(チョークトランス)、ノイズフィルタ、ダイオードまたは集積回路素子等である。
また、回路基板70は、筐体50の内方の後部に配置されているため、例えば電解コンデンサやチョークコイル等のサイズが大きい回路素子は回路基板70の前面側に配置されるのが好ましい。なお、本実施の形態では、回路基板70は、筐体50の内方かつ反射鏡80の外方に配置されている形態を示したが、その配置箇所は特に限定されるものではなく、適宜設計すればよい。
なお、回路基板70は、筐体50の内方かつ反射鏡80の外方に配置されている形態においては、サイズが大きい回路素子は、回路基板70の外側に配置されるのがより好ましい。図2に示すように、反射鏡80が前方に向かって拡径する形状の場合、回路基板70の内側に形成される空間よりも回路基板70の外側に形成される空間のほうが大きくなるためである。
具体的には、回路基板70には、給電用の電気接続ピン52から受電した交流電力を直流電力に変換するための回路素子(電子部品)などが実装されている。つまり、回路基板70の入力部と給電用の電気接続ピン52とがリード線等によって電気的に接続されており、また、回路基板70の出力部と実装基板40の発光部41とがリード線等によって電気的に接続されている。回路基板70によって変換された直流電力は、給電端子を介して発光部41に供給される。
反射鏡80は、実装基板40の光照射側に配置され、発光部41から照射される光を反射する光学部材である。つまり、反射鏡80は、実装基板40に設けられた発光部41の発光素子が発する光を反射して前方に照射する。具体的には、反射鏡80は、筐体50の内方かつ発光部41の前方に発光部41を囲むように配置され、発光部41から前方に向かって内径が漸次拡径するように形成された円筒形状の部位を有している。
また、反射鏡80は、絶縁性を有する白色の合成樹脂材料によって構成されている。反射鏡80の材質は、ポリカーボネートが好ましいが、ポリカーボネートには限定されない。なお、反射率を向上させるために、反射鏡80の内面に反射膜をコーティングしてもかまわない。
透光性カバー90は、筐体50の内部に配置された部材を保護するために筐体50の前面に取り付けられて筐体50の前側の開口部を覆う平盤状の有底円筒形状部材である。透光性カバー90は、接着剤、複数のリベットまたはネジ等によって、筐体50の前面に固定されている。また、透光性カバー90は、実装基板40に設けられた発光部41から出射する出射光を透光するように、ポリカーボネートなどの光透過率の高い合成樹脂材料によって構成されている。
なお、透光性カバー90の内面には、光拡散性を促すための塗料が塗布されていてもよい。また、透光性カバー90には、蛍光体が含まれていてもよい。この場合、発光部41から発せられた光の色を透光性カバー90によって変換することができる。
また、透光性カバー90の外面には、凹凸(不図示)が形成されていてもよい。この場合、LEDユニット1を照明器具に取り付ける際、作業者が指を凹凸に引っ掛けてLEDユニットを操作することができ、取り付け作業を容易に行うことができる。
次に、筐体50の構成について、詳細に説明する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る筐体50の構成を示す斜視図である。具体的には、同図は、筐体50を斜め後方から見た場合の斜視図である。また、図5〜図7は、本発明の実施の形態1に係る筐体50に実装基板40が載置された状態での構成を示す図である。具体的には、図5は、筐体50に実装基板40が載置された状態を、斜め後方から見た場合の斜視図である。また、図6は、図5に示した状態を後方から見た場合の平面図であり、図7は、図5に示した状態を側方(図6における上方)から見た場合の平面図である。
まず、図4に示すように、筐体50は、円環状に構成された筐体側面部53と、筐体側面部53の後方に配置され円形状の開口が形成された円盤状の筐体上面部54とを備えている。つまり、筐体50は、当該開口が支持台20とは反対側に配置されるように形成されている。
筐体上面部54には、固定用ネジ60を挿入するためのネジ挿入部54a〜54cが形成されている。つまり、3本の固定用ネジ60をネジ挿入部54a〜54cにそれぞれ挿入して、筐体50と支持台20とをネジ止めにより締結する。
また、筐体上面部54には、実装基板40を載置し、実装基板40の前方への移動を規制する載置部55(本実施の形態では、載置部55a〜55d)と、実装基板40の側方への移動を規制する規制部56(本実施の形態では、側方規制部56a〜56f)とが設けられている。なお、筐体50が絶縁性の部材で形成されているため、載置部55及び規制部56も、絶縁性の部材である。
図5〜図7に示すように、載置部55は、実装基板40の四隅を支えるために、実装基板40の四隅に対応して後方に突出して配置された突出状の部位である載置部55a〜55dを有している。具体的には、載置部55a〜55dは、筐体上面部54の中央部に形成された円形状の開口の周縁部に、所定の間隔を空けて設けられた、後方に延びる平板形状の部位である。これにより、載置部55a〜55dは、実装基板40を載置して、実装基板40の前方への移動を規制する。なお、載置部55a〜55dの形状は、平板形状には限定されず、円柱形状などであってもよい。
また、載置部55は、例えば弾性を有する部材で形成されており、実装基板40が支持台20と筐体50とに挟み込まれた状態で、実装基板40を支持台20に向けて付勢する。この載置部55の付勢力によって、実装基板40を支持台20に固定することができる。
また、規制部56は、実装基板40を側方から挟むように後方に突出して配置された突出状の部位であり、実装基板40の側方(本実施の形態では、実装基板40の前後方向と垂直の方向)へ実装基板40が移動するのを規制する。つまり、規制部56は、実装基板40の側方に、実装基板40を側方から挟むように配置される少なくとも一対の側方規制部を有しており、実装基板40の面方向へのずれを規制する。
本実施の形態では、規制部56は、6つの側方規制部56a〜56f(三対の側方規制部である側方規制部56a及び56b、側方規制部56c及び56d、側方規制部56e及び56f)を有している。6つの側方規制部56a〜56fは、実装基板40を囲むように、所定の間隔を空けて設けられた、後方に延びる平板形状の部位である。なお、側方規制部56a〜56fの形状は、平板形状には限定されず、円柱形状などであってもよい。
具体的には、図6において、一対の側方規制部56a及び56bは、実装基板40の上部の左右側方に、実装基板40を当該上部の左右側方から挟むように配置されている。また、一対の側方規制部56c及び56dは、実装基板40の下部の左右側方に、実装基板40を当該下部の左右側方から挟むように配置されている。また、一対の側方規制部56e及び56fは、実装基板40の上方及び下方に、実装基板40を当該上方及び下方から挟むように配置されている。このように、実装基板40は、側方規制部56a及び56bと側方規制部56c及び56dとによって左右方向への移動が規制され、側方規制部56e及び56fによって上下方向への移動が規制される。
また、一対の側方規制部56a及び56bと、一対の側方規制部56c及び56dと、一対の側方規制部56e及び56fとは、実装基板40に向けて付勢する付勢力によって、実装基板40の側方への移動を規制する。具体的には、一対の側方規制部56a及び56bと、一対の側方規制部56c及び56dと、一対の側方規制部56e及び56fとは、実装基板40が筐体50に配置されていない状態で、一方の側方規制部の先端部が対向する他方の側方規制部に近づくように傾斜して配置されている。この一対の側方規制部の詳細な構成については、後述する。
図8は、本発明の実施の形態1に係る一対の側方規制部56a及び56bの詳細な構成を示す図である。具体的には、同図は、実装基板40を筐体50に配置する工程を説明するための図である。なお、同図では、一対の側方規制部56a及び56bの場合を説明するが、一対の側方規制部56c及び56d、一対の側方規制部56e及び56fの場合についても、一対の側方規制部56a及び56bの場合と同様である。
同図の(a)に示すように、まず、載置部55a及び55bと一対の側方規制部56a及び56bとの上方に実装基板40が配置される。ここで、側方規制部56aは、先端部が側方規制部56bに近づくように傾斜して配置されており、側方規制部56bは、先端部が側方規制部56aに近づくように傾斜して配置されている。つまり、側方規制部56a及び56bは、ともに、筐体上面部54に垂直な直線Aの方向から直線Bの方向に傾斜して配置されている。
そして、同図の(b)に示すように、実装基板40が一対の側方規制部56a及び56bの間に挿入される。これにより、側方規制部56a及び56bは、ともに、直線Bの方向から直線Aの方向へ向くように変形し、側方規制部56a及び56bには、実装基板40に向けて付勢する付勢力が生じる。
さらに、同図の(c)に示すように、実装基板40が一対の側方規制部56a及び56bの間に挿入されて、載置部55a及び55bに載置される。ここで、一対の側方規制部56a及び56bは、ともに、直線Aの方向へ向くように変形しているため、この一対の側方規制部56a及び56bは、実装基板40に向けて付勢する付勢力によって、実装基板40の側方への移動を規制することになる。
そして、実装基板40が筐体50に配置された後に、実装基板40の後方に熱伝導シート30が配置され、支持台20と筐体50とが固定される。なお、上述の通り、熱伝導シート30の代わりに、放熱性の接合部材を実装基板40の後面に塗布し、支持台20と筐体50とで実装基板40を挟み込むことで、実装基板40を支持台20に確実に固定するとともに、実装基板40から支持台20への放熱性を高めることができる。
以上のように、本発明の実施の形態1に係るLEDユニット1によれば、筐体50は、実装基板40の側方への移動を規制する規制部56(側方規制部56a〜56f)を有しており、筐体50と支持台20とで、実装基板40を前後方向に挟み込む。つまり、筐体50は、規制部56によって実装基板40の側方の移動を規制し、支持台20とで実装基板40の前後方向の移動を規制することで、実装基板40を固定することができる。これにより、実装基板40を支持台20に固定するためのネジ等の部材を配置することなくLEDユニット1を実現することができる。
なお、支持台20は、実装基板40からの放熱性を高めるために、金属製の部材で構成されているのが好ましい。しかし、上記のような規制部を支持台20に形成した場合には、当該規制部が金属で形成されるため、当該規制部と実装基板40上の部品等との絶縁距離確保のために、大きいサイズの実装基板40が必要になる。このため、筐体50が規制部56を有していることで、実装基板40のサイズを大きくすることなく、実装基板40を支持台20に固定することができる。
また、規制部56は、実装基板40の側方に、少なくとも一対の側方規制部(本実施の形態では、三対の側方規制部である側方規制部56a及び56b、側方規制部56c及び56d、側方規制部56e及び56f)を有している。このため、当該一対の側方規制部で実装基板40を側方から挟み込むことにより、実装基板40の側方の移動を確実に規制することができる。
また、当該一対の側方規制部は、実装基板40に向けて付勢する付勢力によって、実装基板40の側方への移動を規制するため、実装基板40の側方の移動をさらに確実に規制することができる。
また、当該一対の側方規制部は、実装基板40が筐体50に配置されていない状態で、一方の側方規制部の先端部が対向する他方の側方規制部に近づくように傾斜して配置されている。このように、一対の側方規制部を簡易に構成して、実装基板40の側方の移動を規制することができる。
また、規制部56は、絶縁性の部材であるため、実装基板40のサイズを大きくして規制部56と実装基板40上の部品等との絶縁距離を確保する必要がない。
(実施の形態1の変形例1)
次に、上記実施の形態1の変形例1について説明する。上記実施の形態1では、規制部56は、実装基板40の側方への移動を規制する側方規制部56a〜56fを有していることとした。しかし、本変形例では、規制部は、さらに、実装基板40の後方への移動を規制する後方規制部を有している。
図9は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る規制部57の構成を示す図である。具体的には、同図は、規制部57が設けられた筐体に実装基板40が載置された状態を、側方から見た場合の平面図である。
同図に示すように、規制部57は、実装基板40の側方への移動を規制する側方規制部57aに加えて、実装基板40の後方への移動を規制する後方規制部57bを有している。後方規制部57bは、対向する規制部57に向けて突出した突出状の部位であり、当該突出状の部位の前面が実装基板40の後面に当接することによって、実装基板40の後方への移動を規制する。
なお、側方規制部57aは、上記実施の形態1における側方規制部56a〜56fと同様のため、詳細な説明は省略する。また、本変形例に係るLEDユニットのその他の構成についても、上記実施の形態1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上、本発明の実施の形態1の変形例1に係るLEDユニットによれば、規制部57は、側方規制部57aを有しているため、上記実施の形態1と同様の効果を奏するとともに、後方規制部57bも有するため、実装基板40の後方への移動も規制することができる。
(実施の形態1の変形例2)
次に、上記実施の形態1の変形例2について説明する。上記実施の形態1の変形例1では、規制部57は、実装基板40の側方への移動を規制する側方規制部57aと、実装基板40の後方への移動を規制する後方規制部57bとを有していることとした。しかし、本変形例では、規制部は、さらに、実装基板40の前方への移動を規制する前方規制部を有している。
図10は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る規制部58の構成を示す図である。具体的には、同図は、規制部58が設けられた筐体に実装基板40が載置された状態を、側方から見た場合の平面図である。
同図に示すように、規制部58は、実装基板40の側方への移動を規制する側方規制部58aと、実装基板40の後方への移動を規制する後方規制部58bとに加えて、実装基板40の前方への移動を規制する前方規制部58cを有している。前方規制部58cは、実装基板40が載置されることで、実装基板40の前方への移動を規制する部位である。具体的には、前方規制部58cは、対向する規制部58に向けて突出した突出状の部位であり、当該突出状の部位の後面が実装基板40の前面に当接することによって、実装基板40の前方への移動を規制する。
つまり、規制部58が設けられた筐体においては、実装基板40の前方への移動を規制する機能と、載置部55のように実装基板40を載置する機能とを兼ね備えた、前方規制部58cが設けられている。
なお、側方規制部58a及び後方規制部58bは、上記実施の形態1の変形例1における側方規制部57a及び後方規制部57bと同様のため、詳細な説明は省略する。また、本変形例に係るLEDユニットのその他の構成についても、上記実施の形態1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上、本発明の実施の形態1の変形例2に係るLEDユニットによれば、規制部58は、側方規制部58a及び後方規制部58bを有しているため、上記実施の形態1の変形例1と同様の効果を奏するとともに、前方規制部58cも有するため、実装基板40の前方への移動も規制することができる。これにより、本変形例に係るLEDユニットによれば、上記実施の形態1及びその変形例1のように載置部55を有している必要がない。つまり、前方規制部58cは、載置部55の機能も兼ね備えているため、実装基板40が支持台20と筐体とに挟み込まれた状態で、実装基板40を支持台20に向けて付勢する機能も有する。この前方規制部58cの付勢力によって、実装基板40を支持台20に固定することができる。
なお、規制部58は、後方規制部58bを有しておらず、側方規制部58a及び前方規制部58cのみ有している構成でもかまわない。
(実施の形態1の変形例3)
次に、上記実施の形態1の変形例3について説明する。上記実施の形態1では、規制部56は、実装基板40の側方に実装基板40を挟むように配置されることで、実装基板40の側方への移動を規制することとした。しかし、本変形例では、規制部は、実装基板40に形成された開口部に挿入されることで、実装基板40の側方への移動を規制する。
図11は、本発明の実施の形態1の変形例3に係る規制部59の構成を示す図である。具体的には、同図は、規制部59が設けられた筐体に実装基板40が載置された状態を、側方から見た場合の平面図である。
同図に示すように、実装基板40には、開口部42が形成されている。また、規制部59は、開口部42に挿入される挿入部59aを有している。挿入部59aは、先端ほど細くなるように形成された棒状部材である。これにより、挿入部59aは、開口部42に挿入されることで、実装基板40の側方への移動を規制する。
なお、開口部42及び挿入部59aの形状は、互いに嵌合するように対応した形状であればよく、特に限定されない。例えば、開口部42は、同図の(a)に示すように、円形状の開口部42aでもよいし、同図の(b)に示すように、切欠き状の開口部42bでもよいし、同図の(c)に示すように、矩形状の開口部42cでもよい。また、挿入部59aは、同図の(a)及び(b)に示すように、断面形状が円形状の棒状部材である挿入部59bであってもよいし、同図の(c)に示すように、断面形状が矩形状の棒状部材である挿入部59cであってもよい。
ここで、規制部59は、挿入部59aの断面形状が矩形状など円形状でない場合には、実装基板40の回転を規制することができる。このため、この場合には、本変形例に係るLEDユニットにおいては、複数の規制部59が設けられる必要はなく、1つの規制部59が設けられていればよい。
なお、本変形例に係るLEDユニットのその他の構成については、上記実施の形態1と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上、本発明の実施の形態1の変形例3に係るLEDユニットによれば、規制部59に形成された挿入部59aが、実装基板40に形成された開口部42に挿入されることで、実装基板40の側方への移動を規制する。これにより、実装基板40の側方の移動を確実に規制することができ、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。なお、本変形例において、上記変形例1または2と同様の変形を施してもかまわない。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る照明装置100について、説明する。
図12は、本発明の実施の形態2に係る照明装置100の構成を示す断面図である。なお、本実施の形態に係る照明装置では、上記実施の形態1に係るLEDユニット1を用いている。したがって、同図において、上記実施の形態1で示した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付している。
同図に示すように、照明装置100は、例えばダウンライトであり、照明器具101と、上記実施の形態1に係るLEDユニット1とを備えている。照明器具101は、反射板102と放熱部材104とからなりLEDユニット1を覆うように構成された器具本体と、当該器具本体に取り付けられたソケット103とを備えている。
反射板102は、上面に円形の開口が形成された略カップ形状であってLEDユニット1の側方を囲うように構成されている。具体的には、反射板102は、上面が円形の開口が形成された円形の平板部で構成され、この平板部の周縁から下方に向かって内径が漸次拡大するように形成された円筒部を備えている。当該円筒部は、光照射側に開口を有し、また、LEDユニット1からの光を反射するように構成されている。例えば、反射板102は、絶縁性を有する白色の合成樹脂によって構成されている。なお、反射率を向上させるために、反射板102の内面に反射膜をコーティングしても構わない。なお、反射板102は、合成樹脂製のものに限定されず、金属板をプレス加工して形成されたような金属製の反射板を用いてもよい。
ソケット103は、GH76p形口金に対応しているものであり、LEDユニット1に対して交流電力を供給する円盤状の部材である。ソケット103は、上部が反射板102の上面の平板部に形成された開口内方に挿入されるように配置されている。ソケット103の中央には、支持台20の口金形状に対応した形状の開口部が形成されており、この開口部にLEDユニット1を取り付けることで、LEDユニット1の上面と放熱部材104の下面とを熱的に接続させる。また、ソケット103の下部の筐体50の電気接続ピン52に対応した位置には、電気接続ピン52が挿入される接続孔が形成されている。
放熱部材104は、LEDユニット1から伝達される熱を放熱する部材である。放熱部材104は、反射板102の上面及びソケット103の上面に当接して配置されている。放熱部材104は、アルミニウムなどの熱伝導性が高い材料で構成することが好ましい。
なお、LEDユニット1は、ソケット103に対して着脱可能に取り付けられている。
以上のように、本発明の実施の形態2に係る照明装置100によれば、上記実施の形態1に係るLEDユニット1を備えているため、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。なお、本実施の形態において、上記実施の形態及びその変形例と同様の変形を施してもかまわない。
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係る照明用光源としてのLEDユニット及び照明装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態及びその変形例に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
また、上記実施の形態及び上記変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。また、上記実施の形態及びその変形例の部分的な構成を、適宜組み合わせてなる構成であってもよい。
例えば、上記実施の形態及びその変形例では、筐体は、円筒形状部材であることとしたが、これに限らない。例えば、四角柱、五角柱、六角柱あるいは八角柱等の多角柱形状又は円錐台形状で構成してもかまわない。
また、上記実施の形態及びその変形例では、熱伝導シート30、実装基板40、回路基板及び反射鏡80は筐体の内方に配置されていることとしたが、これらの全部または一部が、筐体の外方に配置されていることにしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例において、発光部41からの光を集光するためのレンズやリフレクタ等の光学部品、または、色調調節のための光学フィルタ等を用いてもよい。但し、これらの部品は、本発明の必須の構成ではない。
また、上記の実施の形態及び変形例では、発光部41は実装基板40上にLEDチップを直接実装したCOB型の構成としたが、これに限らない。例えば、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップを実装して当該キャビティ内を蛍光体含有樹脂を封入したパッケージ型のLED素子を用いて、このLED素子を基板上に複数個実装することで構成された表面実装型(SMD:Surface Mount Device)の発光部を用いてもかまわない。
また、上記の実施の形態及び変形例では、発光部41は、青色発光LEDと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限らない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色発光LEDと組み合わせることによりに白色光を放出するように構成してもかまわない。
また、発光部41は、青色以外の色を発光するLEDを用いてもかまわない。例えば、LEDとして紫外線発光のLEDチップを用いる場合、蛍光体粒子としては、三原色(赤色、緑色、青色)に発光する各色蛍光体粒子を組み合わせたものを用いることができる。さらに、蛍光体粒子以外の波長変換材を用いてもよく、例えば、波長変換材として、半導体、金属錯体、有機染料、顔料など、ある波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を発する物質を含んでいる材料を用いてもよい。
また、上記の実施の形態及び変形例では、発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ等の半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)又は無機EL等の発光素子を用いてもよい。
本発明に係る照明用光源は、例えばGH76p形の口金を有するLEDユニット(LEDランプ)等として、広く利用することができる。
1 LEDユニット
10 熱伝導シート
20 支持台
30 熱伝導シート
40 実装基板
41 発光部
42、42a、42b、42c 開口部
50 筐体
51、51a〜51e 貫通孔
52、52a〜52e 電気接続ピン
53 筐体側面部
54 筐体上面部
54a〜54c ネジ挿入部
55、55a〜55d 載置部
56、57、58、59 規制部
56a〜56f、57a、58a 側方規制部
57b、58b 後方規制部
58c 前方規制部
59a、59b、59c 挿入部
60 固定用ネジ
70 回路基板
80 反射鏡
90 透光性カバー
100 照明装置
101 照明器具
102 反射板
103 ソケット
104 放熱部材

Claims (11)

  1. 前方に光を発する発光素子が設けられた基板と、
    前記基板の後方に配置される支持台と、
    開口が形成された筐体上面部を有する筐体とを備え、
    前記開口は、前記基板に対して前方に配置され、
    前記筐体上面部は、
    前記基板の四隅に対応して後方に突出し、前記支持台とで前記基板を挟んで前記基板を載置する載置部と、
    前記基板の側方への移動を規制する規制部を有する
    照明用光源。
  2. 前記規制部は、前記基板の側方に、前記基板を側方から挟むように配置される少なくとも一対の側方規制部を有する
    請求項1に記載の照明用光源。
  3. 前記一対の側方規制部は、前記基板に向けて付勢する付勢力によって、前記基板の側方への移動を規制する
    請求項2に記載の照明用光源。
  4. 前記一対の側方規制部は、前記基板が前記筐体に配置されていない状態で、一方の側方規制部の先端部が対向する他方の側方規制部に近づくように傾斜して配置されている
    請求項3に記載の照明用光源。
  5. 前記基板には、開口部が形成されており、
    前記規制部は、前記開口部に挿入される挿入部を有し、
    前記挿入部は、前記開口部に挿入されることで、前記基板の側方への移動を規制する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明用光源。
  6. 前記規制部は、さらに、前記基板の後方への移動を規制する後方規制部を有する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明用光源。
  7. 前記規制部は、さらに、前記基板の前方への移動を規制する前方規制部を有する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明用光源。
  8. 前記前方規制部は、前記基板が載置されることで、前記基板の前方への移動を規制する
    請求項7に記載の照明用光源。
  9. 前記規制部は、絶縁性の部材である
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明用光源。
  10. さらに、
    前記基板と前記支持台との間に、前記基板と前記支持台とを接合する放熱性の接合部材を備える
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の照明用光源。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の照明用光源と、当該照明用光源を装着するための照明器具とを備え、
    前記照明器具は、
    前記照明用光源を覆うように構成された器具本体と、
    前記器具本体に取り付けられ、前記照明用光源に給電を行うためのソケットとを有する
    照明装置。
JP2013009611A 2013-01-22 2013-01-22 照明用光源及び照明装置 Active JP6041240B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013009611A JP6041240B2 (ja) 2013-01-22 2013-01-22 照明用光源及び照明装置
CN201410016311.7A CN103939759A (zh) 2013-01-22 2014-01-14 照明用光源以及照明装置
EP14151273.1A EP2757317B1 (en) 2013-01-22 2014-01-15 Illumination light source and lighting apparatus
US14/156,506 US9303851B2 (en) 2013-01-22 2014-01-16 Illumination light source and lighting apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013009611A JP6041240B2 (ja) 2013-01-22 2013-01-22 照明用光源及び照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014143021A JP2014143021A (ja) 2014-08-07
JP6041240B2 true JP6041240B2 (ja) 2016-12-07

Family

ID=49999735

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013009611A Active JP6041240B2 (ja) 2013-01-22 2013-01-22 照明用光源及び照明装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9303851B2 (ja)
EP (1) EP2757317B1 (ja)
JP (1) JP6041240B2 (ja)
CN (1) CN103939759A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9541265B2 (en) * 2012-05-21 2017-01-10 Osram Gmbh Mounting device for lighting sources and associated method
TWI595189B (zh) * 2014-09-02 2017-08-11 Huan-Chiu Chou 內反射燈具
US10274157B2 (en) * 2017-08-17 2019-04-30 Leedarson America Inc. LED apparatus

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69228830T2 (de) * 1992-01-29 1999-11-25 Robert Bradford Mikroskopsystem
US8602601B2 (en) * 2009-02-11 2013-12-10 Koninklijke Philips N.V. LED downlight retaining ring
US8777449B2 (en) * 2009-09-25 2014-07-15 Cree, Inc. Lighting devices comprising solid state light emitters
DE102009055858A1 (de) * 2009-11-26 2011-06-01 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Leuchtvorrichtung und Verfahren zum Aufbauen einer Leuchtvorrichtung
DE102010023497B4 (de) * 2010-03-11 2018-08-16 Liebherr-Hausgeräte Lienz Gmbh Beleuchtungseinheit
US8714785B2 (en) 2010-07-05 2014-05-06 Toshiba Lighting & Technology Corporation Cap, socket device, and luminaire
EP2413015B1 (en) * 2010-07-27 2015-07-01 Cirocomm Technology Corp. LED lamp with replaceable light unit
CN201844360U (zh) * 2010-08-06 2011-05-25 倪国庆 灯保护壳及具有该保护壳的灯具、及按摩器
DE102010041471B4 (de) * 2010-09-27 2021-02-11 Zumtobel Lighting Gmbh Leuchtmodulanordnung mit einer LED auf einer Platine
JP5650521B2 (ja) * 2010-12-28 2015-01-07 パナソニック株式会社 ランプ及びランプを備えた照明装置
DE102011008474B4 (de) * 2011-01-13 2012-08-09 Dräger Medical GmbH Operationsleuchte mit LED-Ausrichtung mittels Formschluss
JP6046878B2 (ja) 2011-03-25 2016-12-21 東芝ライテック株式会社 ランプ装置および照明器具
JP5773136B2 (ja) * 2011-03-25 2015-09-02 東芝ライテック株式会社 ランプ装置および照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
CN103939759A (zh) 2014-07-23
US20140204560A1 (en) 2014-07-24
EP2757317A1 (en) 2014-07-23
JP2014143021A (ja) 2014-08-07
US9303851B2 (en) 2016-04-05
EP2757317B1 (en) 2016-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5654136B2 (ja) ランプ及び照明装置
JP5654135B2 (ja) ランプ及び照明装置
JP6135908B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP6041240B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP2014116153A (ja) ランプ及び照明装置
JP6620984B2 (ja) 照明器具
JP6108304B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP6078902B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP6112451B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP6029067B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP6191942B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP6222595B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP7285463B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP2017220383A (ja) 照明器具
JP2014116134A (ja) ランプ及び照明装置
JP6115859B2 (ja) 照明用光源および照明装置
JP2014179223A (ja) 照明用光源および照明装置
WO2014024339A1 (ja) 電球形ランプ、照明装置及び電球形ランプの製造方法
JP6160947B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
JP6569896B2 (ja) Led照明装置及び照明器具
JP2013229261A (ja) ランプ及び照明装置
JP2012048899A (ja) 照明ユニット
JP2019036398A (ja) 照明用光源及び照明装置
JP2017068936A (ja) 照明装置、及び、照明装置の製造方法
JP2014179239A (ja) 照明用光源および照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141006

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161018

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161028

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6041240

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151