JP5576989B2 - 照明用光源 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の発光素子を備える照明用光源に関し、特に、人感センサ等のセンサを備える電球形LEDランプに関する。
LEDは、高効率で省スペースな光源としてランプ等に用いられている。中でも、LEDを用いたLEDランプは、従来から知られる蛍光灯や白熱電球の代替照明用光源として注目されている。
一方、従来より、人感センサ付きの照明装置が知られている。このような人感センサ付きの照明装置では、ランプ(照明用光源)が取り付けられる照明器具に人感センサが設けられており、人感センサで人を検知することでランプが点灯する。例えば、照明エリアに人が入ってくると、人感センサにより人の存在を検知して自動的にランプが点灯し、照明エリアから人が出ていくと、人感センサにより人の不在を検知してから一定時間経過後に自動的にランプが消灯する。
近年、人感センサを内蔵する電球形LEDランプも提案されており、例えば特許文献1には、人感センサを備える電球形LEDランプが開示されている。
特開2011−228151号公報
LEDランプは、LEDを発光させるための電源回路を有しており、点灯時に電源回路から熱が発生する。このため、人感センサを備えるLEDランプでは、電源回路からの熱によって人感センサの出力が変動し、誤動作する場合があるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、熱によるセンサ部の出力変動を抑制することができる照明用光源を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る照明用光源の一態様は、グローブと筐体と口金とで外囲器を構成する照明用光源であって、センサ部と、前記センサ部からの検知信号に基づいて発光する発光部と、前記発光部に電力を供給するための電源回路部と、前記センサ部と前記電源回路部との間に位置する仕切り板とを備え、前記仕切り板によって前記センサ部と前記電源回路部とが空間的に隔てられていることを特徴とする。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、さらに、前記外囲器内に設けられ、前記電源回路部を収容する絶縁ケースを備え、前記仕切り板は、前記絶縁ケースの一部であり、前記センサ部は、前記絶縁ケースの外側面に固定されていることが好ましい。
さらに、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記絶縁ケースの一部は、前記グローブ内に位置しており、前記センサ部は、前記グローブ内に位置する前記絶縁ケースの一部に固定されていることが好ましい。
さらに、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記発光部は、前記グローブ内に位置する前記絶縁ケースの一部を囲むように設けられていることが好ましい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、さらに、前記センサ部に光を導く導光部材を備え、前記導光部材は、前記センサ部に固定されていてもよい。
さらに、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記センサ部は、実装基板と、前記実装基板に実装されたセンサ本体とを有し、前記導光部材は、前記実装基板に固定されていることが好ましい。
あるいは、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記センサ部は、実装基板と、前記実装基板に実装されたセンサ本体とを有し、前記導光部材は、前記センサ本体に固定されてもよい。
さらに、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記導光部材は、熱導電性物質が含有された透光性材料からなることが好ましい。
さらに、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記透光性材料は、ポリエチレンであることが好ましい。
また、本発明に係る照明用光源の一態様において、さらに、前記導光部材と前記センサ部との間に充填された放熱部材を備えることが好ましい。
さらに、本発明に係る照明用光源の一態様において、前記導光部材は、フレネルレンズであることが好ましい。
本発明によれば、センサ部が電源回路からの熱を受けにくくなるので、熱によってセンサ部の出力が変動してしまうことを抑制することができる。これにより、照明用光源が誤動作することを軽減することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明用光源の一部切り欠き斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る照明用光源の断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る照明用光源の上面図である。 図4は、本発明の実施の形態2に係る照明用光源の断面図である。 図5は、本発明の実施の形態3に係る照明用光源の断面図である。 図6は、本発明の実施の形態4に係る照明用光源の断面図である。 図7は、本発明に係る照明装置の概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態に係る照明用光源について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る照明用光源の構成について、図1、図2及び図3を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る照明用光源の一部切り欠き斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る照明用光源の断面図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る照明用光源の上面図(グローブを透過して見たときの図)である。
なお、図1及び図2において、紙面上方が照明用光源の前方であり、紙面下方が照明用光源の後方である。ここで、本明細書において、「前方」とは、照明用光源の上端(グローブの頂部)と照明用光源の下端(口金の頂部)との中点を照明用光源の中心とすると、当該中心から見てグローブ側の方向のことであり、「後方」とは、照明用光源の中心から見て口金側の方向のことである。また、図2において、紙面上下方向に沿って描かれた一点鎖線は照明用光源のランプ軸J(中心軸)を示しており、本実施の形態において、ランプ軸Jとグローブ軸とは一致している。また、ランプ軸Jとは、照明用光源1を照明装置(不図示)のソケットに取り付ける際の回転中心となる軸であり、口金70の回転軸と一致している。
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係る照明用光源1は、電球形蛍光灯又は白熱電球の代替品となる電球形LEDランプであって、光源としての発光モジュール10と、発光モジュール10を搭載する基台20と、発光モジュール10を覆うグローブ30と、発光モジュール10を点灯させるための回路ユニット(電源回路部)40と、回路ユニット40を収容する絶縁ケース50と、絶縁ケース50を覆う筐体60と、回路ユニット40と電気的に接続された口金70と、人の有無を検知するセンサ部80と、センサ部80に光を導く導光部材90とを備える。
照明用光源1において、絶縁ケース50は、センサ部80と回路ユニット40との間に位置する仕切り板として機能し、センサ部80と回路ユニット40とは絶縁ケース50(仕切り板)によって空間的に隔てられている。
照明用光源1は、グローブ30と筐体60と口金70とによって外囲器が構成されており、当該外囲器内には、発光モジュール10、基台20、回路ユニット40及び絶縁ケース50が収容されている。また、本実施の形態では、センサ部80も外囲器内に収容されている。
このように、照明用光源1は、センサ部80を内蔵するセンサ内蔵型の電球形LEDランプであり、本実施の形態に係る照明用光源1では、センサ部80及び回路ユニット40は、互いに接触しないように配置されている。
以下、照明用光源1の各構成部材について、図1、図2及び図3を用いて詳細に説明する。
[発光モジュール]
発光モジュール10は、例えば所定の光を放出するLEDモジュールであって、グローブ30の内方に配置されている。発光モジュール10は、センサ部80からの検知信号に基づいて発光する。
図2及び図3に示すように、本実施の形態における発光モジュール10は、実装基板11と、実装基板11に実装された複数の半導体発光素子12と、それらの半導体発光素子12を被覆するように実装基板11上に設けられた封止体13とを備える。
実装基板11は、例えば、アルミナ等からなるセラミックス基板である。本実施の形態における実装基板11は、中央に略円形の孔部を有する略円環状の基板であり、孔部の内周縁の一箇所から孔部の中心へ向けて延設された舌片部14を有する。
舌片部14の前方面には、回路ユニット40の電気配線40a及び40bが接続されるコネクタ15が設けられており、電気配線40a及び40bをコネクタ15に接続することによって発光モジュール10と回路ユニット40とが電気的に接続される。そして、回路ユニット40から直流電力が供給されることによって半導体発光素子12が発光する。
半導体発光素子12は、例えばLED(LEDチップ)であり、実装基板11の片面上に複数個実装されている。複数の半導体発光素子12の各々は、主出射方向が照明用光源の前方に向けた姿勢で実装されている。なお、半導体発光素子12としては、LED以外でもよく、例えば、半導体レーザ、有機EL素子又は無機EL素子を用いてもよい。
半導体発光素子12は、絶縁ケース50を囲むように設けられており、本実施の形態では、図3に示すように、例えば32個のLEDチップが実装基板11の前方面に環状に実装されている。より具体的には、実装基板11の径方向に沿って並べられた半導体発光素子12を2個1組として、16組が実装基板11の周方向に沿って等間隔を空けて円環状に配置されている。半導体発光素子12は、1組ごと個別に略直方体形状の封止体13によって封止されている。したがって、本実施の形態において、封止体13は全部で16個である。各封止体13の長手方向は、実装基板11の径方向と一致しており、前方側からランプ軸Jに沿って見た場合において(平面視において)、ランプ軸Jを中心として放射状に配置されている。
なお、半導体発光素子12の数は複数に限らず1個であってもよい。また、半導体発光素子12の姿勢は、半導体発光素子12の全てがランプ軸J方向に沿った方向に向いている必要はなく、一部がランプ軸Jに対して斜めに傾いた方向に向けた姿勢で実装されていてもよい。これによりランプの配光角の制御性が向上するので、より好ましい配光特性となるように微調整することができる。
封止体13は、主として透光性材料からなるが、半導体発光素子12から発せられた光の波長を所定の波長へと変換する必要がある場合には、光の波長を変換するための波長変換材料が前記透光性材料に混入される。透光性材料としては、例えばシリコーン樹脂を利用することができる。また、波長変換材料としては、例えば蛍光体粒子を利用することができる。これにより、封止体13を蛍光体含有樹脂として構成することができる。
本実施の形態において、半導体発光素子12としては、青色光を出射する青色LEDを用いており、封止体13としては、青色光を黄色光に波長変換する蛍光体粒子と当該蛍光体粒子が混入される透光性樹脂材料とを用いている。これにより、半導体発光素子12から出射された青色光の一部が封止体13によって黄色光に波長変換され、当該波長変換された黄色光と変換されない青色光との混色により生成される白色光が発光モジュール10から放射される。
なお、発光モジュール10としては、例えば、紫外線発光の半導体発光素子と三原色(赤色、緑色、青色)に発光する各色蛍光体粒子とを組み合わせたものでもよい。さらに、波長変換材料として、半導体、金属錯体、有機染料、顔料など、ある波長の光を吸収し、吸収した光とは異なる波長の光を発する物質を含んでいる材料を利用してもよい。
[基台]
基台20は、発光モジュール10を載置するための光源取り付け部材である。発光モジュール10は、基台20の前方面に配置されて、例えば、止め金具、ねじ、接着などにより基台20に固定されている。
本実施の形態における基台20は、貫通孔20aを有する略薄円筒状であり、その筒軸がランプ軸Jと一致する姿勢で配置されている。そして、基台20の前方面には発光モジュール10が、各半導体発光素子12がそれぞれの主出射方向を前方に向いた状態で搭載されている。基台20に貫通孔20aが設けられているため、照明用光源1を軽量化することができる。また、貫通孔20a内と、貫通孔20aを介してグローブ30内とに、回路ユニット40の一部が配置されているため、照明用光源1を小型化することができる。
また、本実施の形態における基台20は、例えば金属材料によって構成されている。金属材料としては、例えばAl、Ag、Au、Ni、Rh、Pd、あるいは、これらのうちの2以上からなる合金、又はCuとAgとの合金などが考えられる。このような金属材料は、熱伝導性が良好であるため、発光モジュール10で発生した熱を筐体60に効率良く伝導させることができる。例えば、基台20は、アルミダイキャストによって成型された略円板状の金属基板とすることができる。このように、基台20を金属材料によって構成することにより、基台20を、発光モジュール10から発生する熱を筐体60に伝導させるための放熱体として機能させることもできる。
[グローブ]
グローブ30は、発光モジュール10から放出される光をランプ外部に放射させるための半球状の透光性カバーである。また、発光モジュール10、センサ部80及び絶縁ケース50の一部は、このグローブ30によって覆われている。グローブ30の内面に入射した発光モジュール10の光は、グローブ30を透過してグローブ30の外部へと取り出される。
本実施の形態におけるグローブ30は、開口側(口金側)が絞られた形状となっており、例えば、一般電球形状であるA型の電球のバルブを模した形状のものを用いることができる。また、グローブ30は、その開口側端部が基台20と筐体60とに挟まれるようにして配置されている。本実施の形態において、グローブ30は、その開口側端部が筐体60のグローブ側開口部内に圧入されることにより、発光モジュール10及びセンサ部80を覆った状態で、筐体60のグローブ側開口部に取り付けられている。
また、グローブ30には、発光モジュール10から放出される光を拡散させるための拡散処理が施されていることが好ましい。例えば、グローブ30の内面又は外面に光拡散膜(光拡散層)を形成することでグローブ30に光拡散機能を持たせることができる。具体的には、シリカや炭酸カルシウム等の光拡散材を含有する樹脂や白色顔料等をグローブ30の内面又は外面の全面に塗布することによって光拡散膜を形成することができる。あるいは、グローブ30に光拡散ドットを形成することによって、グローブ30に光拡散機能を持たせることもできる。例えば、樹脂製のグローブ30の表面を加工することによって、複数のドットを形成したり、微小な窪み(ディンプル)を形成したりすることで、グローブ30に光拡散機能を持たせることができる。また、グローブ30にシボ加工を施すことによっても光拡散機能を持たせることができる。
このように、グローブ30に光拡散機能を持たせることにより、発光モジュール10からグローブ30に入射する光を拡散させることができるので、照明用光源の配光角を広くすることができる。
なお、本実施の形態において、A型の電球のバルブを模した形状に限定されず、どのような形状であってもよい。例えば、グローブ30の形状としては、回転楕円体又は偏球体であっても構わない。また、グローブ30の材質としては、ガラス材又は合成樹脂等の樹脂材を用いることができ、本実施の形態では、ポリカーボネートによってグローブ30を形成している。
[回路ユニット]
回路ユニット40は、半導体発光素子12を点灯(発光)させるための点灯回路(電源回路)であって、回路基板41と、当該回路基板41に実装された複数の電子部品42とを有している。なお、図2では一部の電子部品にのみ符号を付している。回路ユニット40は、絶縁ケース50内に収容されており、例えば、ねじ止め、接着又は係合などにより絶縁ケース50に固定されている。
回路基板41は、その主面がランプ軸Jと平行する姿勢で配置されている。このようにすれば、絶縁ケース50内に回路ユニット40をよりコンパクトに格納することができる。また、回路ユニット40では、熱に弱い電子部品が発光モジュール10から遠い位置となるように配置され、一方、熱に強い電子部品が発光モジュール10に近い位置となるように配置されている。このようにすれば、熱に弱い電子部品が発光モジュール10で発生する熱によって熱破壊されることを軽減することができる。
回路ユニット40と口金70とは、電気配線(リード線)40c及び40dによって電気的に接続されている。電気配線40cは、絶縁ケース50に設けられた貫通孔50aを通って、口金70のシェル部71と接続されている。電気配線40dは、絶縁ケース50の口金側の開口を通って、口金70のアイレット部73と接続されている。
また、回路ユニット40とセンサ部80とは、電気配線(リード線)40eによって電気的に接続されている。
[絶縁ケース]
絶縁ケース50は、回路ユニット40を収納して保持するための回路ホルダであり、本実施の形態において、絶縁ケース50の一部は、センサ部80と回路ユニット40との間に位置する仕切り板となる。具体的には、後述するように、絶縁ケース50の第3ケース部53の板状の天面部が仕切り板となる。
絶縁ケース50は、例えば、樹脂などの絶縁性材料で形成されていることが好ましい。また、絶縁ケース50は、センサ部80と回路ユニット40との間の熱的な仕切り板として機能させることが好ましく、熱伝導率の低い材料で構成することよい。本実施の形態において、絶縁ケース50は、熱伝導率が0.18〜0.29(W/m・℃)程度のポリブチレンテレフタレート(PBT)によって構成されている。
なお、絶縁ケース50の材料は、PBTに限るものではなく、ポリエチレンテレフタレート(PET)、LCP(液晶ポリマー)、非晶性熱可塑性ポリエーテルイミド(ULTEM樹脂)、又は、ポリイミド等、耐熱温度の高いものであれば、他の樹脂材料等を用いることができる。
また、本実施の形態における絶縁ケース50は、筒状の第1ケース部(大径部)51と、口金70と略同形状の筒状の第2ケース部(小径部)51と、グローブ側が閉塞し口金側が開口した有底筒状のキャップ部材である第3ケース部53とによって構成されている。
第1ケース部51は、筐体60内に収容され、基台20の貫通孔20aを貫通するように構成されている。第2ケース部52は、第1ケース部51の口金側に設けられており、第2ケース部52には口金70が外嵌されている。これによって絶縁ケース50の口金側の開口が塞がれている。
第3ケース部53は、グローブ30内に収容され、第1ケース部51のグローブ側端部に設けられている。第3ケース部53は、グローブ側へ向かって漸次縮径した第1キャップ部と、上下方向に径が均一な円筒状の第2キャップ部とで構成されている。
第3ケース部53における第1キャップ部の天面部(底部)は、円形の板状に構成されており、センサ部80(実装基板81)と回路ユニット40との間に位置する仕切り板となる。この第3ケース部53(仕切り板)によってセンサ部80と回路ユニット40とが空間的に隔てられている。これにより、センサ部80と回路ユニット40とは、互いに接触しないように配置されることになる。
また、第3ケース部53の側周面は光反射面として機能させることができる。この場合、発光モジュール10からの光は第3ケース部53の側周面によって反射して、グローブ30の内面に到達する。このように、絶縁ケース50(第3ケース部53)は、照明用光源1の配光特性(配光角)を調整する部材として機能させることもできる。なお、第3ケース部53の反射性を向上させるために、第3ケース部53の表面に鏡面処理を施してもよい。
絶縁ケース50には、発光モジュール10の舌片部14に対応した位置に貫通孔50bが設けられている。舌片部14の先端は、貫通孔50bを介して絶縁ケース50内に挿入されており、舌片部14に設けられたコネクタ15は、絶縁ケース50内に位置している。
また、図2に示すように、絶縁ケース50と基台20とは接触しておらず、絶縁ケース50(第1ケース部51)の外面と基台20の貫通孔20aの周面との間には隙間が設けられている。したがって、発光モジュール10で発生した熱が絶縁ケース50に伝搬することを抑制することができる。これにより、絶縁ケース50の温度上昇を抑制することができるので、回路ユニット40が熱破壊されることを抑制できる。
[筐体]
筐体60は、グローブ30と口金70との間に配置されている。筐体60は、両端が開口するケースであって、グローブ側から口金側へ向けて縮径した略円筒形状の略円錐台部材によって構成されている。
筐体60のグローブ側の開口(第1開口)内には、基台20とグローブ30の開口側端部とが収容されており、例えばカシメにより筐体60が基台20に固定されている。なお、筐体60、基台20及びグローブ30で囲まれた空間60aに接着剤を流し込むなどして筐体60を基台20に固着してもよい。
基台20の口金側端部の外周縁は、筐体60の内周面の形状にあわせてテーパ形状となっている。その基台20のテーパ面が筐体60の内周面と面接触しているため、発光モジュール10から基台20へ伝搬した熱が、さらに筐体60へ伝導し易くなっている。これにより、半導体発光素子12で発生した熱は、主に基台20及び筐体60を介し、さらに絶縁ケース50の第2ケース部52を介して口金70へ伝導し、口金70から照明器具(不図示)側へ放熱される。
本実施の形態における筐体60は、金属材料によって構成されている。これにより、筐体60はヒートシンクとして機能し、発光モジュール10及び回路ユニット40から発生する熱を、筐体60を介して照明用光源1の外部に効率的に放熱させることができる。筐体60の金属材料としては、例えばAl、Ag、Au、Ni、Rh、Pd、あるいは、これらのうちの2以上からなる合金、又はCuとAgとの合金などが考えられる。このような金属材料は、熱伝導性が良好であるため、筐体60に伝搬した熱を効率良く口金側に伝搬させることができる。したがって、発光モジュール10及び回路ユニット40から発生する熱を、口金70を介して照明器具側にも放熱させることができる。本実施の形態において、筐体60は、アルミニウム合金材料で構成されている。また、筐体60の熱放射率を向上させるために、筐体60の表面にアルマイト処理を施してもよい。なお、筐体60の材料は、金属に限定されず、樹脂であってもよい。例えば、熱伝導率の高い樹脂などで筐体60を構成することができる。
[口金]
口金70は、二接点によって交流電力を受電するための受電部であり、例えば、照明器具のソケットに取り付けられる。この場合、照明用光源1が点灯された際に、口金70は、照明器具のソケットから電力を受ける。また、口金70で受電した電力は、電気配線40c及び40dを介して回路ユニット40の電力入力部に入力される。
口金70は、略円筒状であって外周面が雄ネジとなっているシェル部71と、シェル部71に絶縁部72を介して装着されたアイレット部73とを備える。なお、シェル部71と筐体60との間には、筐体60と口金70との絶縁を確保するための絶縁リング74が設けられている。
口金70の種類は、特に限定されるものではないが、例えばねじ込み型のエジソンタイプ(E型)の口金を用いることができ、E26口金又はE17口金等が挙げられる。
[センサ部]
センサ部80は、照明用光源1の照射エリアにおける検出対象(人等)の有無を検知する検知手段であって、実装基板81と、実装基板81に実装されたセンサ本体82とを有する。
実装基板81は、センサ本体82が実装される基台である。本実施の形態における実装基板81は、例えば、エポキシなどの耐熱温度の高い樹脂などからなる円盤状の基台である。図示しないが、実装基板81の表面には、プリント配線が形成されているとともに、センサ本体82で検知した信号を処理する等するための回路素子(制御用マイコン等の制御回路)が実装されている。回路素子(制御回路)は、電気配線40eによって回路ユニット40と電気的に接続されており、電気配線40eを通じてセンサ本体82の検出信号が回路ユニット40に出力される。なお、このような回路素子(制御回路)は、センサ部80ではなく、回路ユニット40に実装されていてもよい。
センサ本体82は、人等の検出対象を検知する検知素子であり、例えば、人の存在を検知する人感センサを用いることができる。本実施の形態におけるセンサ本体82は、パッシブ型の人感センサであって、受光面に入射した赤外線の強度変化を検出することにより、人の存在を検知する。すなわち、センサ本体82は、人体から放射される赤外線を検知した場合に、回路素子に検知信号を出力する。そして、この検知信号に応じて発光モジュールが点灯又は消灯する。なお、センサ本体82は、人以外であっても、動物などの赤外線を発するものが感知範囲(検知範囲)に入れば、その存在を検知することができる。
本実施の形態において、センサ本体82は、赤外線を検知するように構成されているが、超音波や可視光など、又はこれらの組み合わせを検知するように構成してもよい。なお、本実施の形態において、センサ本体82は、実装基板81の中心に設けられており、センサ本体82の中心は、ランプ軸Jと一致している。
このように構成されるセンサ部80は、絶縁ケース50に外側面に固定されている。本実施の形態におけるセンサ部80は、絶縁ケース50の第3ケース部(キャップ部材)53の上面に固定されている。このように、センサ部80と回路ユニット40とは、絶縁ケース50によって空間的に隔てられており、絶縁ケース50を介して直接接触しないように構成されている。つまり、センサ部80と回路ユニット40とは、絶縁ケース50によって非接触状態となっている。
より具体的には、センサ部80の実装基板81と回路ユニット40の回路基板41とが直接接触しないように構成されている。
[導光部材]
導光部材90は、センサ本体82の受光面に光を導くための光学部材である。本実施の形態における導光部材90は、人から放射される赤外線を受光面に集光するように構成された凸レンズである。導光部材90としては、例えば、フレネルレンズを用いることができる。
また、導光部材90は、図3に示すように、平面視において、センサ部80と重なるように配置されている。すなわち、導光部材90は、センサ部80の上方に配置されている。また、導光部材90のレンズ中心軸は、ランプ軸Jと一致するように配置されている。
本実施の形態において、導光部材90は、グローブ30に設けられた開口に嵌め込まれており、グローブ30の外表面から突出するように構成されている。導光部材90は、ガラス又は樹脂等の透光性材料を用いて形成することができ、本実施の形態では、ポリエチレンによって形成されている。
このように構成される本発明の実施の形態1に係る照明用光源1は、以下のように動作する。
まず、照明用光源1が消灯している場合において、センサ部80の検知範囲内に人が入ると、センサ部80(センサ本体82)は、その人から放射される赤外線を検知する。次に、センサ部80(制御回路)は、人が検知されたことを示す信号を回路ユニット40に出力する。センサ部80からの検知信号を取得した回路ユニット40は、発光モジュール10に所定の電力を供給する。これにより、発光モジュール10が発光し、照明用光源1が点灯状態となる。このように、照明エリアに人が入ってくると、センサ部80によって人の存在が検知されると、自動的に照明用光源1が点灯する。
一方、照明用光源1が点灯している場合において、センサ部80の検知範囲から人が出ていく等して、赤外線の強度が変化しない状態が一定時間継続すると、回路ユニット40は、発光モジュール10への電力の供給を停止する。これにより、発光モジュール10が非発光となり、照明用光源1が消灯状態となる。このように、センサ部80によって人の不在が検知されてから一定時間経過すると、自動的に照明用光源1が消灯する。
以上、本発明の実施の形態1に係る照明用光源1によれば、センサ部80及び回路ユニット40が互いに接触しないように外囲器内に配置されており、センサ部80と回路ユニット40とが機械的に接続されてない構造となっている。具体的には、センサ部80と回路ユニット40とは、絶縁ケース50の一部である仕切り板によって空間的に隔てられている。これにより、センサ部80は、回路ユニット40で発生する熱を受けにくくなるので、センサ部80の出力が熱によって変動してしまうことを抑制することができる。したがって、センサ部80の出力変動に伴って照明用光源1が誤動作してしまうことを軽減することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係る照明用光源2の構成について、図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態2に係る照明用光源の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部材については、実施の形態1と同じ符号を用いている。
本実施の形態に係る照明用光源2と実施の形態1に係る照明用光源1とは、導光部材の構成が異なっている。すなわち、本実施の形態における導光部材290は、センサ部80に光(赤外線)を導光する点では実施の形態1と同様であるが、センサ部80を覆うようにカバー形状に形成されている点で実施の形態1と異なる。
本実施の形態において、導光部材290は、一方が開口され他方が閉塞された光学部材である。導光部材290の閉塞された部分は、センサ本体82の受光面に光(赤外線)を導光させるように構成されており、集光レンズとして機能する。一方、導光部材290の開口された部分は、絶縁ケース50の第3ケース部53の上面に当接されている。
導光部材290は、センサ部80全体を覆うように配置され、絶縁ケース50に固定されている。なお、本実施の形態において、導光部材290は、その中心軸がランプ軸Jと一致するように配置されている。
また、本実施の形態において、導光部材290の一部がグローブ30の外表面から突出するように構成されており、導光部材290は、閉塞された部分(レンズ部分)がグローブ30に設けられた開口から外部に向かって突出するように絶縁ケース50に配置されている。また、導光部材290は、グローブ30との間に隙間をあけて、グローブ30と接触しないように配置されている。これにより、組み立て時等において導光部材290によってグローブ30が破損してしまうことを抑制することができる。
なお、導光部材290は、実施の形態1と同様に、ガラス又は樹脂等の透光性材料を用いて形成することができ、本実施の形態でも、ポリエチレンによって形成されている。また、導光部材290は、実施の形態1と同様に、フレネルレンズとすることができる。また、導光部材290は、グローブ30と接触しないように配置されているが、グローブ30と接触させても構わない。
このようにして構成される照明用光源2は、実施の形態1に係る照明用光源1と同様にして動作する。すなわち、照明エリアに人が入ってくると、センサ部80によって人の存在が検知されて自動的に照明用光源2(発光モジュール10)が点灯し、照明エリアから人が出ていくと、センサ部80により人の不在を検知してから一定時間経過後に自動的に照明用光源2(発光モジュール10)が消灯する。
以上、本発明の実施の形態2に係る照明用光源2によれば、実施の形態1と同様に、センサ部80と回路ユニット40とは、絶縁ケース50(仕切り板)によって空間的に隔てられており、互いに接触しないように配置されている。これにより、センサ部80は、回路ユニット40で発生する熱を受けにくくなる。したがって、センサ部80の出力が熱によって変動してしまうことを抑制することができるので、照明用光源2が誤動作してしまうことを軽減することができる。
さらに、本実施の形態に係る照明用光源2では、センサ部80に加えて導光部材290も絶縁ケース50に固定されている。これにより、センサ部80(センサ本体82)に対する導光部材290の焦点がずれること軽減することができるので、センサ部80(センサ本体82)の感度が低下することを抑えることができる。
すなわち、センサ部と導光部材とが別々の箇所に固定されていると、照明用光源の製造工程中や運搬中にセンサ部と導光部材とが所定の位置からずれてセンサ部の感度が低下するという問題がある。例えば、実施の形態1のように導光部材90がグローブ30に固定されていると、センサ部80と導光部材90との位置合わせ(焦点)の精度は、グローブ30と筐体60との位置合わせや、筐体60と絶縁ケース50との位置合わせ等によって決定されるので、センサ部80(センサ本体82)に対する導光部材90の焦点が合いにくい。これに対して、本実施の形態では、センサ部80と導光部材290とが絶縁ケース50に固定されているので、センサ部80(センサ本体82)に対して導光部材290の焦点が合いやすく、導光部材290の焦点ずれによるセンサ部80の感度低下を抑制することができる。
さらに、本実施の形態では、導光部材290は、グローブ30ではなく絶縁ケース50に固定されているので、グローブ30の割れを軽減することができる。
すなわち、実施の形態1のように導光部材90がグローブ30に機械的に固定されている形態では、導光部材90をグローブ30に固定する際にグローブ30が割れてしまう場合がある。特に、ポリカーボネート材からなるグローブ30は割れやすいので、導光部材90をグローブ30に固定するとグローブ30の割れが発生しやすい。これに対して、本実施の形態では、導光部材290がグローブ30ではなく絶縁ケース50に固定されているので、導光部材290を実装する際にグローブ30が割れてしまうことを軽減することができる。
なお、本実施の形態において、導光部材290に熱導電性物質を含有することが好ましい。この場合、導光部材290全体の熱伝導率は、センサ部80の実装基板81の熱伝導率よりも大きくすることが好ましい。これにより、絶縁ケース50に伝導した回路ユニット40の熱は、センサ部80よりも導光部材290の方に伝導しやすくなるので、回路ユニット40の熱を、導光部材290に伝導させて照明用光源1の外部(大気中)に放熱させることができる。したがって、さらにセンサ部80は回路ユニット40からの熱を受けにくくなるので、センサ部80の出力が熱によって変動してしまうことを一層抑制することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3に係る照明用光源3の構成について、図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態3に係る照明用光源の断面図である。なお、実施の形態1と同じ部材については、実施の形態1と同じ符号を用いている。
本実施の形態に係る照明用光源3と実施の形態1に係る照明用光源1とは、導光部材の構成が異なっている。すなわち、本実施の形態における導光部材390は、センサ部80に光(赤外線)を導光する点では実施の形態1と同様であるが、センサ部80を覆うようにカバー形状に形成されている点で実施の形態1と異なる。
本実施の形態において、導光部材390は、実施の形態2と同様に、一方が開口され他方が閉塞された光学部材である。導光部材390の閉塞された部分は、センサ本体82の受光面に光(赤外線)を導光させるように構成されており、集光レンズとして機能する。一方、導光部材390の開口された部分は、センサ部80の実装基板81の上面に当接されている。
導光部材390は、センサ部80全体を覆うように配置され、センサ部80の実装基板81に固定されている。なお、本実施の形態において、導光部材390は、その中心軸がランプ軸Jと一致するように配置されている。
また、本実施の形態において、導光部材390の一部がグローブ30の外表面から突出するように構成されており、導光部材390は、閉塞された部分(レンズ部分)がグローブ30に設けられた開口から外部に向かって突出するように実装基板81に配置されている。なお、実施の形態2と同様に、導光部材390は、グローブ30との間に隙間をあけて、グローブ30と接触しないように配置されている。これにより、組み立て時等において導光部材390によってグローブ30が破損してしまうことを軽減することができる。
なお、導光部材390は、実施の形態1と同様に、ガラス又は樹脂等の透光性材料を用いて形成することができ、本実施の形態でも、ポリエチレンによって形成されている。また、導光部材390は、実施の形態1と同様に、フレネルレンズとすることができる。また、導光部材390は、グローブ30と接触しないように配置されているが、グローブ30と接触させても構わない。
このようにして構成される照明用光源3は、実施の形態1、2に係る照明用光源1、2と同様にして動作する。すなわち、照明エリアに人が入ってくると、センサ部80によって人の存在が検知されて自動的に照明用光源3(発光モジュール10)が点灯し、照明エリアから人が出ていくと、人感センサにより人の不在を検知してから一定時間経過後に自動的に照明用光源3(発光モジュール10)が消灯する。
以上、本発明の実施の形態3に係る照明用光源3によれば、実施の形態1と同様に、センサ部80と回路ユニット40とは、絶縁ケース50(仕切り板)によって空間的に隔てられており、互いに接触しないように配置されている。これにより、センサ部80は、回路ユニット40で発生する熱を受けにくくなる。したがって、センサ部80の出力が熱によって変動してしまうことを抑制することができるので、照明用光源3が誤動作してしまうことを軽減することができる。
さらに、本実施の形態に係る照明用光源3では、導光部材390がセンサ部80の実装基板81に固定されている。これにより、センサ部80(センサ本体82)に対する導光部材290の焦点がずれること軽減することができるので、センサ部80(センサ本体82)の感度が低下することを抑えることができる。
すなわち、導光部材がセンサ部とは別の箇所に固定されていると、照明用光源の製造工程中や運搬中にセンサ部と導光部材とが所定の位置からずれてセンサ部の感度が低下するという問題がある。例えば、実施の形態1のように導光部材90がグローブ30に固定されていると、センサ部80と導光部材90との位置合わせ(焦点)の精度は、グローブ30と筐体60との位置合わせや、筐体60と絶縁ケース50との位置合わせ等によって決定されるので、センサ部80(センサ本体82)に対する導光部材90の焦点が合いにくい。これに対して、本実施の形態では、導光部材390がセンサ部80の実装基板81に固定されているので、センサ部80(センサ本体82)に対して導光部材390の焦点が合いやすい。例えば、本実施の形態では、導光部材390の実装と同時に導光部材390とセンサ部80との位置合わせを行うことができる。これにより、導光部材390の焦点ずれによるセンサ部80の感度低下を抑制することができる。
さらに、本実施の形態では、導光部材390は、グローブ30ではなくセンサ部80(実装基板81)に固定されているので、グローブ30の割れを軽減することができる。
すなわち、実施の形態1のように導光部材90がグローブ30に機械的に固定されている形態では、導光部材90をグローブ30に固定する際にグローブ30が割れてしまう場合がある。特に、ポリカーボネート材からなるグローブ30は割れやすいので、導光部材90をグローブ30に固定するとグローブ30の割れが発生しやすい。これに対して、本実施の形態では、導光部材390がグローブ30ではなくセンサ部80(実装基板81)に固定されているので、導光部材390を実装する際にグローブ30が割れてしまうことを軽減することができる。
なお、本実施の形態において、導光部材390に熱導電性物質を含有することが好ましい。この場合、導光部材390全体の熱伝導率は、センサ部80の実装基板81の熱伝導率よりも大きくすることが好ましい。これにより、センサ部80の実装基板81に伝導した回路ユニット40の熱を、導光部材290も伝導させて照明用光源1の外部(大気中)に放熱させることができる。したがって、さらにセンサ部80は回路ユニット40からの熱を受けにくくなるので、センサ部80の出力が熱によって変動してしまうことを一層抑制することができる。
また、本実施の形態において、導光部材390は、センサ部80の実装基板81に固定したが、センサ本体82に固定しても構わない。
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4に係る照明用光源4の構成について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態4に係る照明用光源の断面図である。なお、実施の形態3と同じ部材については、実施の形態1と同じ符号を用いている。
本実施の形態に係る照明用光源4は、実施の形態3に係る照明用光源3に対して、さらに、放熱部材490が設けられたものである。
放熱部材490は、センサ部80の熱を放熱させるための部材であり、導光部材390とセンサ部80との間に設けられている。放熱部材490は、熱導電性物質が含有された透光性材料によって構成することができ、本実施の形態では、熱導電性物質が含有された透明樹脂を導光部材390とセンサ部80との間に充填することによって構成している。このような透光性材料としては、例えば、ポリエチレンを用いることができる。熱導電性物質としては、透光性材料よりも熱伝導率が高い材料を用いればよい。
なお、本実施の形態において、放熱部材490は、導光部材390とともに当該放熱部材490によってセンサ部80に光(赤外線)が集光するように構成されている。すなわち、放熱部材490は、導光部材としても機能する。
このようにして構成される照明用光源4は、実施の形態3に係る照明用光源3と同様に動作する。すなわち、照明エリアに人が入ってくると、センサ部80によって人の存在が検知されて自動的に照明用光源4(発光モジュール10)が点灯し、照明エリアから人が出ていくと、人感センサにより人の不在を検知してから一定時間経過後に自動的に照明用光源4(発光モジュール10)が消灯する。
以上、本発明の実施の形態4に係る照明用光源4によれば、実施の形態3と同様の効果を奏する。すなわち、本実施の形態によれば、センサ部80と回路ユニット40とは、絶縁ケース50(仕切り板)によって空間的に隔てられており、互いに接触しないように配置されている。これにより、センサ部80の出力が熱によって変動してしまうことを抑制することができ、照明用光源4が誤動作してしまうことを軽減することができる。また、導光部材390がセンサ部80の実装基板81に固定されているので、センサ部80(センサ本体82)に対する導光部材290の焦点がずれること軽減することができ、センサ部80(センサ本体82)の感度が低下することを抑えることができる。また、導光部材390がグローブ30ではなくセンサ部80(実装基板81)に固定されているので、グローブ30の割れを軽減することもできる。
さらに、本実施の形態では、センサ部80と導光部材390との間に放熱部材490が設けられているので、センサ部80の実装基板81に伝導した回路ユニット40の熱を、放熱部材490を介して積極的に照明用光源1の外部(大気中)に放熱させることができる。したがって、センサ部80は回路ユニット40からの熱を一層受けにくくなるので、センサ部80の出力が熱によって変動してしまうことを抑制することができる。
なお、本実施の形態においても、導光部材390は、センサ部80の実装基板81に固定したが、センサ本体82に固定しても構わない。また、本実施の形態は、実施の形態1、2にも適用することができる。
以上、本発明に係る照明用光源について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、いずれも導光部材を用いたが、導光部材を設けることなく照明用光源を構成しても構わない。
また、上記の実施の形態では、センサ部80と回路ユニット40とを空間的に仕切る仕切り板として絶縁ケース50の一部を用いたが、これに限らない。例えば、絶縁ケース50とは別に、センサ部80と回路ユニット40との間に位置する仕切り板を設けてもよい。この場合、仕切り板は、絶縁性を有する熱伝導率の低い材料によって構成することが好ましい。
また、上記の実施の形態において、センサ部80は絶縁ケース50に設けたが、センサ部80と回路ユニット40とが互いに接触しないように配置されていれば、センサ部80は絶縁ケース50以外の場所に配置しても構わない。例えば、センサ部80を筐体60に固定して構わないし、センサ部80を回路ユニット40と筐体60との間に配置しても構わない。この場合、導光部材は、センサ部80の配置場所に応じて適宜設ければよい。
また、上記の実施の形態では、E型の口金の照明用光源について説明したが、これに限らない。例えば、本発明は、GX53型等の他の口金にも適用することができる。
また、上記の実施の形態において、発光モジュールにおけるLEDの構造としては、LEDチップ(ベアチップ)が実装基板に実装された構造であるCOB(Chip On Board)型としたが、これに限らない。例えば、本発明は、LEDチップをパッケージ化したLED素子が実装基板に実装された構造である表面実装(Surface Mounted Device:SMD)型等にも適用することができる。
また、本発明は、上記の照明用光源を備える照明装置として実現することもできる。例えば、図7に示すように、本発明に係る照明装置100として、上記の照明用光源1と、当該照明用光源1が取り付けられる点灯器具(照明器具)110とを備えるように構成してもよい。この場合、点灯器具110は、照明用光源1の消灯及び点灯を行うものであり、例えば、天井に取り付けられる器具本体111と、照明用光源1を覆うランプカバー112とを備える。器具本体111は、照明用光源1の口金70が装着されるとともに照明用光源1に給電を行うソケット111aを有する。なお、ランプカバー112の開口部に透光性プレートを設けてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したもの、又は、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、従来の白熱電球等に代替する電球形LEDランプ等として有用であり、照明装置等において広く利用することができる。
1、2、3、4 照明用光源
10 発光モジュール
11、81 実装基板
12 半導体発光素子
13 封止体
14 舌片部
15 コネクタ
20 基台
20a、50a、50b 貫通孔
30 グローブ
40 回路ユニット
40a、40b、40c、40d、40e 電気配線
41 回路基板
42 電子部品
50 絶縁ケース
51 第1ケース部
52 第2ケース部
53 第3ケース部
60 筐体
60a 空間
70 口金
71 シェル部
72 絶縁部
73 アイレット部
74 絶縁リング
80 センサ部
82 センサ本体
90、290、390 導光部材
100 照明装置
110 点灯器具
111 器具本体
111a ソケット
112 ランプカバー
490 放熱部材

Claims (9)

  1. グローブと筐体と口金とで外囲器を構成する照明用光源であって、
    センサ部と、
    前記センサ部からの検知信号に基づいて発光する発光部と、
    前記発光部に電力を供給するための電源回路部と、
    前記センサ部と前記電源回路部との間に位置する仕切り板と、
    前記センサ部に光を導く導光部材とを備え、
    前記仕切り板によって前記センサ部と前記電源回路部とが空間的に隔てられており、
    前記導光部材は、前記センサ部に固定されており、かつ、熱導電性物質が含有された透光性材料からなる、
    照明用光源。
  2. さらに、前記外囲器内に設けられ、前記電源回路部を収容する絶縁ケースを備え、
    前記仕切り板は、前記絶縁ケースの一部であり、
    前記センサ部は、前記絶縁ケースの外側面に固定されている、
    請求項1に記載の照明用光源。
  3. 前記絶縁ケースの一部は、前記グローブ内に位置しており、
    前記センサ部は、前記グローブ内に位置する前記絶縁ケースの一部に固定されている、
    請求項2に記載の照明用光源。
  4. 前記発光部は、前記グローブ内に位置する前記絶縁ケースの一部を囲むように設けられている、
    請求項3に記載の照明用光源。
  5. 前記センサ部は、実装基板と、前記実装基板に実装されたセンサ本体とを有し、
    前記導光部材は、前記実装基板に固定されている、
    請求項1に記載の照明用光源。
  6. 前記センサ部は、実装基板と、前記実装基板に実装されたセンサ本体とを有し、
    前記導光部材は、前記センサ本体に固定されている、
    請求項1に記載の照明用光源。
  7. 前記透光性材料は、ポリエチレンである、
    請求項1に記載の照明用光源。
  8. さらに、前記導光部材と前記センサ部との間に充填された放熱部材を備える、
    請求項1に記載の照明用光源。
  9. 前記導光部材は、フレネルレンズである、
    請求項1〜4、6、7、9、10のいずれか1項に記載の照明用光源。
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