JP6217972B2 - 照明器具 - Google Patents
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Description
前記第2内周面は、平面を含むとしてもよい。
まず、本発明の実施の形態に係る照明器具の構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る照明器具の概観斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る照明器具の中心軸を含むXZ平面で切断した場合の断面図である。
LED光源10は、発光素子を有する発光モジュールであって、所定の光を放射状に放出する。LED光源10は、白色光を放出するように構成されており、基板11と、基板11上に実装された複数のLED(ベアチップ)12と、LED12を封止する封止部材13とを備えた光源である。なお、本実施の形態において、LED光源10の光軸は鉛直方向である。
筐体20は、照明器具1の外郭をなす筐体の一部であるとともに、LED光源10が取り付けられる取付台であり、LED光源10で発生する熱を放熱するヒートシンクである。筐体20は、金属材料を用いて略円柱状に形成されており、本実施の形態ではアルミダイカスト製である。
反射部材30は、反射機能を有する反射板であって、LED光源10からの光が入射する開口である入射口と、当該入射口から入射した光が反射部材30から出射する開口である出射口とを有する。反射部材30は、内径が入射口から出射口に向かって漸次大きくなるように構成された円環枠状(漏斗状)であり、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等の硬質の白色樹脂材料を用いて形成することができる。PBTを用いた反射部材は、耐熱性及び高反射率を有し、さらに、難燃グレードの選択が可能となる。
補助反射部材50は、照明器具1の外郭をなす筐体の一部であるとともに、内面に反射面を有する略円筒状のコーン部501と、コーン部501が取り付けられる枠体本体部502とを有する。コーン部501は、金属材料を用いて成形されており、例えば、アルミニウム合金等を絞り加工またはプレス成形することによって作製することができる。枠体本体部502は、硬質の樹脂材料又は金属材料によって成形されている。補助反射部材50は、枠体本体部502が筐体20に取り付けられることによって固定されている。
次に、レンズ部材40について説明する。レンズ部材40は、図3に示すように、LED光源10と対向する位置に配置され、LED光源10からの出射光を所定の方向に配光する光学部材である。レンズ部材40は、LED光源10から入射された上記出射光を光出射面から出射する。
図7Aは、実施の形態の変形例1に係るレンズ部材を、光軸を含むXZ平面で切断した場合の断面図である。同図に記載されたレンズ部材41の、第1内周面402は、第1外周面401よりも、光軸を法線としLED光源10を含む平面から遠ざかる方向へ突出しており、球面形状を有している。一方、第2内周面412は、第2外周面411よりも、上記平面から遠ざかる方向へ突出しているが、一部平面形状を有している。これにより、第2内周面412から出射された光は、実施の形態に係るレンズ部材40と比較して、スポット光の拡散性を抑制することが可能となる。
本実施の形態に係る照明器具1は、LED光源10と、LED光源10の出射前方にLED光源10と対向して配置され、LED光源10からの出射光を所定の方向に配光するレンズ部材40とを備える。レンズ部材40は、光入射側の外周領域であってレンズ部材40の光軸を中心とした同心環状の突起部T1〜T4が形成された第1外周面401と、第1外周面401の内周側の領域である第1内周面402と、光出射側の外周領域であって第1外周面401に対向する第2外周面411と、第2外周面411の内周側の領域であって第1内周面402に対向する第2内周面412とを含む。第1内周面402は、第1外周面401よりも、光軸を法線としLED光源10を含む平面から遠ざかる方向へ突出しており、第2内周面412は、第2外周面411よりも、上記平面から遠ざかる方向へ突出している。
以上、本発明に係る照明器具について、実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、前述した実施の形態及び変形例に限定されるものではない。
10 LED光源(光源)
11 基板
12 LED(発光素子)
13 封止部材
20 筐体
30 反射部材
40、41、42、43、540 レンズ部材(光学部材)
50 補助反射部材
401 第1外周面
402 第1内周面
411 第2外周面
412 第2内周面
501 コーン部
502 枠体本体部
K1、K2、K3、K4 屈折面
Li、Lo 光
P0 平面
R1、R2、R3、R4 反射面
T1、T2、T3、T4 突起部
Claims (7)
- 光源と、
前記光源からの光の出射前方に前記光源と対向して配置され、前記光源からの出射光を所定の方向に配光する光学部材とを備え、
前記光学部材は、光入射側の外周領域であって前記光学部材の光軸を中心とした同心環状の突起部が複数形成された第1外周面と、当該第1外周面の内周側の領域である第1内周面と、光出射側の外周領域であって前記第1外周面に対向する第2外周面と、当該第2外周面の内周側の領域であって前記第1内周面に対向する第2内周面とを含み、
前記第1内周面は、前記第1外周面よりも、前記光軸を法線とし前記光源を含む平面から遠ざかる方向へ突出しており、
前記第2内周面は、前記第2外周面よりも、前記平面から遠ざかる方向へ突出しており、
前記第1内周面および前記第2内周面のそれぞれは、突起部のない面である
照明器具。 - 前記突起部は、前記出射光を屈折させる屈折面と、当該屈折面の外周側に形成された、前記突起部へ入射した光を反射させる反射面とを有する
請求項1に記載の照明器具。 - 前記第2外周面は、平坦である
請求項1または2に記載の照明器具。 - 前記第1内周面及び前記第2内周面は、球面形状を有する
請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。 - 前記第1内周面は、球面形状を有し、
前記第2内周面は、平面を含む
請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。 - 前記第1内周面及び前記第2内周面は、平面を含む
請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。 - さらに、
前記光源と前記光学部材との間に配置された反射部材と、
前記光学部材の光出射側に配置された補助反射部材とを備える、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明器具。
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