JP6899040B1 - めっき装置、および基板ホルダ操作方法 - Google Patents

めっき装置、および基板ホルダ操作方法 Download PDF

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Abstract

基板保持の信頼性が高い基板ホルダを実現する。めっきモジュールは、めっき液を収容するためのめっき槽と、被めっき面を下方に向けた状態で基板を保持するための基板ホルダ440と、基板ホルダ440を昇降させるための昇降機構と、を含む。基板ホルダ440は、基板Wfの被めっき面Wf−aの外周部を支持するための支持機構460と、基板Wfの被めっき面Wf−aの裏面側に配置されるフローティングプレート472と、フローティングプレート472を基板Wfの裏面から離れる方向に付勢するためのフローティング機構490と、フローティング機構490による基板Wfへの付勢力に抗してフローティングプレート472を基板Wfの裏面に押圧するための押圧機構480と、を含む。

Description

本願は、めっき装置、および基板ホルダ操作方法に関する。
めっき装置の一例としてカップ式の電解めっき装置が知られている。カップ式の電解めっき装置は、被めっき面を下方に向けて基板ホルダに保持された基板(例えば半導体ウェハ)をめっき液に浸漬させ、基板とアノードとの間に電圧を印加することによって、基板の表面に導電膜を析出させる。
例えば特許文献1には、基板の被めっき面の外周部を支持するリング状の支持部材と、被めっき面の裏面の外周部に配置されたリング状のダイヤフラムと、を備える電解めっき装置の基板ホルダが開示されている。この基板ホルダは、ダイヤフラムに流体を供給してダイヤフラムを膨張させることによって基板を支持部材に押圧し、基板と支持部材との間をシールするように構成されている。
特表2003−501550号公報
従来技術の基板ホルダは、基板保持の信頼性を高めるという点で改善の余地がある。
すなわち、従来技術の基板ホルダは、ダイヤフラムで基板の裏面を直接押圧するので、ダイヤフラムと基板の裏面が擦れてダイヤフラムが破損し、基板を保持できなくなるおそれがある。また、リング状のダイヤフラムが局所的に基板と擦れるとダイヤフラムの膜厚が周方向に沿って不均一になるおそれがある。すると、基板の押圧力が周方向に沿って不均一になるので、基板と支持部材との間のシール性が損なわれるおそれがある。
そこで、本願は、基板保持の信頼性が高い基板ホルダを実現することを1つの目的としている。
一実施形態によれば、めっき液を収容するためのめっき槽と、被めっき面を下方に向けた状態で基板を保持するための基板ホルダと、前記基板ホルダを昇降させるための昇降機構と、を含み、前記基板ホルダは、前記基板の被めっき面の外周部を支持するための支持機構と、前記基板の被めっき面の裏面側に配置されるフローティングプレートと、前記フローティングプレートを前記基板の裏面から離れる方向に付勢するためのフローティング機構と、前記フローティング機構による前記基板への付勢力に抗して前記フローティングプレートを前記基板の裏面に押圧するための押圧機構と、を含む、めっき装置が開示される。
図1は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す斜視図である。 図2は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す平面図である。 図3は、本実施形態のめっきモジュールの構成を概略的に示す縦断面図である。 図4は、本実施形態の基板ホルダの構成を概略的に示す斜視図である。 図5は、本実施形態の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。 図6は、基板ホルダの押圧機構による流体供給圧力とシール部材の厚みとの関係を示すグラフである。 図7は、本実施形態の基板ホルダにおける基板保持動作を概略的に示す図である。 図8は、基板ホルダの押圧機構の配置態様を概略的に示す平面図である。 図9は、本実施形態の基板ホルダにおける基板保持動作を概略的に示す図である。 図10は、基板ホルダの押圧機構の配置態様を概略的に示す平面図である。 図11は、本実施形態の基板ホルダの操作方法を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
<めっき装置の全体構成>
図1は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す平面図である。図1、2に示すように、めっき装置1000は、ロードポート100、搬送ロボット110、アライナ120、プリウェットモジュール200、プリソークモジュール300、めっきモジュール400、洗浄モジュール500、スピンリンスドライヤ600、搬送装置700、および、制御モジュール800を備える。
ロードポート100は、めっき装置1000に図示していないFOUPなどのカセットに収納された基板を搬入したり、めっき装置1000からカセットに基板を搬出するためのモジュールである。本実施形態では4台のロードポート100が水平方向に並べて配置されているが、ロードポート100の数および配置は任意である。搬送ロボット110は、基板を搬送するためのロボットであり、ロードポート100、アライナ120、および搬送装置700の間で基板を受け渡すように構成される。搬送ロボット110および搬送装置700は、搬送ロボット110と搬送装置700との間で基板を受け渡す際には、図示していない仮置き台を介して基板の受け渡しを行うことができる。
アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせるためのモジュールである。本実施形態では2台のアライナ120が水平方向に並べて配置されているが、アライナ120の数および配置は任意である。プリウェットモジュール200は、めっき処理前の基板の被めっき面を純水または脱気水などの処理液で濡らすことで、基板表面に形成されたパターン内部の空気を処理液に置換する。プリウェットモジュール200は、めっき時にパターン内部の処理液をめっき液に置換することでパターン内部にめっき液を供給しやすくするプリウェット処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリウェットモジュール200が上下方向に並べて配置されているが、プリウェットモジュール200の数および配置は任意である。
プリソークモジュール300は、例えばめっき処理前の基板の被めっき面に形成したシード層表面等に存在する電気抵抗の大きい酸化膜を硫酸や塩酸などの処理液でエッチング除去してめっき下地表面を洗浄または活性化するプリソーク処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリソークモジュール300が上下方向に並べて配置されているが、プリソークモジュール300の数および配置は任意である。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。本実施形態では、上下方向に3台かつ水平方向に4台並べて配置された12台のめっきモジュール400のセットが2つあり、合計24台のめっきモジュール400が設けられているが、めっきモジュール400の数および配置は任意である。
洗浄モジュール500は、めっき処理後の基板に残るめっき液等を除去するために基板に洗浄処理を施すように構成される。本実施形態では2台の洗浄モジュール500が上下方向に並べて配置されているが、洗浄モジュール500の数および配置は任意である。スピンリンスドライヤ600は、洗浄処理後の基板を高速回転させて乾燥させるためのモジュールである。本実施形態では2台のスピンリンスドライヤが上下方向に並べて配置されているが、スピンリンスドライヤの数および配置は任意である。搬送装置700は、めっき装置1000内の複数のモジュール間で基板を搬送するための装置である。制御モジュール800は、めっき装置1000の複数のモジュールを制御するように構成され、例えばオペレータとの間の入出力インターフェースを備える一般的なコンピュータまたは専用コンピュータから構成することができる。
めっき装置1000による一連のめっき処理の一例を説明する。まず、ロードポート100にカセットに収納された基板が搬入される。続いて、搬送ロボット110は、ロードポート100のカセットから基板を取り出し、アライナ120に基板を搬送する。アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせる。搬送ロボット110は、アライナ120で方向を合わせた基板を搬送装置700へ受け渡す。
搬送装置700は、搬送ロボット110から受け取った基板をプリウェットモジュール200へ搬送する。プリウェットモジュール200は、基板にプリウェット処理を施す。搬送装置700は、プリウェット処理が施された基板をプリソークモジュール300へ搬送する。プリソークモジュール300は、基板にプリソーク処理を施す。搬送装置700は、プリソーク処理が施された基板をめっきモジュール400へ搬送する。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。
搬送装置700は、めっき処理が施された基板を洗浄モジュール500へ搬送する。洗浄モジュール500は、基板に洗浄処理を施す。搬送装置700は、洗浄処理が施された基板をスピンリンスドライヤ600へ搬送する。スピンリンスドライヤ600は、基板に乾燥処理を施す。搬送装置700は、乾燥処理が施された基板を搬送ロボット110へ受け渡す。搬送ロボット110は、搬送装置700から受け取った基板をロードポート100のカセットへ搬送する。最後に、ロードポート100から基板を収納したカセットが搬出される。
<めっきモジュールの構成>
次に、めっきモジュール400の構成を説明する。本実施形態における24台のめっきモジュール400は同一の構成であるので、1台のめっきモジュール400のみを説明する。図3は、第1実施形態のめっきモジュール400の構成を概略的に示す縦断面図である。図3に示すように、めっきモジュール400は、めっき液を収容するためのめっき槽410を備える。めっきモジュール400は、めっき槽410の内部を上下方向に隔てるメンブレン420を備える。めっき槽410の内部はメンブレン420によってカソード領域422とアノード領域424に仕切られる。カソード領域422とアノード領域424にはそれぞれめっき液が充填される。アノード領域424のめっき槽410の底面にはアノード430が設けられる。カソード領域422にはメンブレン420に対向して抵抗体450が配置される。抵抗体450は、基板Wfの被めっき面Wf−aにおけるめっき処理の均一化を図るための部材であり、多数の孔が形成された板状部材によって構成される。
また、めっきモジュール400は、被めっき面Wf−aを下方に向けた状態で基板Wfを保持するための基板ホルダ440を備える。基板ホルダ440は、図示していない電源から基板Wfに給電するための給電接点を備える。めっきモジュール400は、基板ホルダ440を昇降させるための昇降機構442を備える。昇降機構442は、例えばモータなどの公知の機構によって実現することができる。めっきモジュール400は、昇降機構442を用いて基板Wfをカソード領域422のめっき液に浸漬し、アノード430と基板Wfとの間に電圧を印加することによって、基板Wfの被めっき面Wf−aにめっき処理を施すように構成される。
また、めっきモジュール400は、被めっき面Wf−aの中央を垂直に伸びる仮想的な回転軸周りに基板Wfが回転するように基板ホルダ440を回転させるための回転機構446を備える。回転機構446は、例えばモータなどの公知の機構によって実現することができる。
<基板ホルダの構成>
次に、本実施形態の基板ホルダ440の詳細を説明する。図4は、本実施形態の基板ホルダの構成を概略的に示す斜視図である。図5は、本実施形態の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。
図4および図5に示すように、基板ホルダ440は、基板Wfの被めっき面Wf−aの外周部を支持するための支持機構460と、基板Wfを保持するためのバックプレートアッシー470と、バックプレートアッシー470から鉛直に上に伸びる回転シャフト448と、を備える。
バックプレートアッシー470は、支持機構460とともに基板Wfを挟持するための円板状のフローティングプレート472を備える。フローティングプレート472は、基板Wfの被めっき面Wf−aの裏面側に配置される。また、バックプレートアッシー470は、フローティングプレート472を基板Wfの裏面から離れる方向に付勢するためのフローティング機構490と、フローティング機構490による基板Wfへの付勢力に抗してフローティングプレート472を基板Wfの裏面に押圧するための押圧機構480と、を備える。
押圧機構480は、フローティングプレート472の上方に配置された円板状のバックプレート474と、バックプレート474の内部に形成された流路476と、を含む。流路476は、バックプレート474の中央部から外周部へ向けて放射状に伸びる第1の流路476−1と、第1の流路476−1からバックプレート474の下面に開口するように上下方向に伸びる第2の流路476−2と、を含む。押圧機構480は、第2の流路476−2に配置されたダイヤフラム484を備える。ダイヤフラム484は薄膜状の部材である。ダイヤフラム484の外周部は固定部材483によってバックプレート474の下面に固定されている。押圧機構480は、ダイヤフラム484とフローティングプレート472との間に配置された、押圧部材の一態様としてのロッド482を備える。ロッド482の下面はボルト481によってフローティングプレート472に固定されており、ロッド482の上面はダイヤフラム484の下面と接している。ロッド482の上部にはダイヤフラム484を挟んでキャップ485が被せられている。ダイヤフラム484の中央部はキャップ485とロッド482によって挟まれている。ダイヤフラム484、ロッド482、およびキャップ485は、バックプレートアッシー470の周方向に沿って複数設けられている。なお、本実施形態ではフローティングプレート472とは別部材のロッド482がフローティングプレート472の上面に固定される例を示したが、これに限らず、例えばフローティングプレート472の上面に周方向に沿って突起が形成されていてもよい。この場合、突起がロッド482と同様の押圧部材としての機能を有することになる。
押圧機構480は、ダイヤフラム484に流体を供給するための流体源488を備える。流体は、空気などの気体であってもよし、水などの液体であてもよい。回転シャフト448には、鉛直方向に沿って伸びる流路449が形成されており、流体源488は流路449の上端に接続されている。流路449の下端は、バックプレート474に形成された第1の流路476−1に接続されている。第1の流路476−1は、バックプレート474の中央から放射状に伸びており、第2の流路476−2を介してキャップ485の上面に連通している。流体源488は、流路449および流路476を介してダイヤフラム484に流体を供給する。すると、キャップ485およびロッド482が下方へ押圧され、これによりフローティングプレート472が下方へ押圧される。
支持機構460は、基板Wfの被めっき面Wf−aの外周部を支持するための環状の支持部材462を含む。支持部材462は、バックプレートアッシー470の下面の外周部に付き出すフランジ462aを有する。フランジ462aの上には環状のシール部材464が配置される。シール部材464は弾性を有する部材である。支持部材462は、シール部材464を介して基板Wfの被めっき面Wf−aの外周部を支持する。シール部材464とフローティングプレート472とで基板Wfを挟持することにより、支持部材462と基板Wfとの間がシールされる。シール部材464は弾性を有するので、押圧機構480による基板Wfの押圧力に応じて潰れて厚みαが変化する。
支持機構460は、支持部材462に保持された環状のクランパ466を備える。クランパ466は、基板ホルダ440に基板Wfを設置/取り出しするときにバックプレートアッシー470を支持機構460に対して昇降させることができる。また、クランパ466は、流体源488からダイヤフラム484に流体が供給されたときにバックプレート474が上方向(基板Wfの裏面から離れる方向)へ移動するのを規制することができる。以下この点について説明する。
バックプレートアッシー470は、バックプレート474の上面の外周部に環状に設けられたスライドリング478を備える。スライドリング478は、バックプレート474とは独立して周方向に移動可能になっている。バックプレートアッシー470は、スライドリング478からクランパ466の方に突出するスライドプレート479を備える。
一方、クランパ466は、スライドリング478と対向する面にかぎ状の切り欠き466dが形成されている。かぎ状の切り欠き466dは、スライドプレート479が昇降することができるように上下方向に伸びる第1の溝466aと、第1の溝466aと連通してクランパ466の周方向に沿って伸びる第2の溝466bと、を有する。第2の溝466bの上面には、流体源488からダイヤフラム484に流体が供給されたときにバックプレート474の上方向の移動に伴って移動するスライドプレート479の上面と当接する当接面466cが形成される。スライドプレート479および切り欠き466dは、基板ホルダ440の周方向に沿って複数設けられている。
基板ホルダ440に対して基板Wfを設置するときには、バックプレートアッシー470は支持機構460より上方に位置している。この状態で支持機構460に対して基板Wfが置かれたら、スライドプレート479の周方向の位置を第1の溝466aと合わせることにより、バックプレートアッシー470を支持機構460に対して降下させることができる。バックプレートアッシー470を降下させた後、スライドリング478を周方向に回転させることによってスライドプレート479を第2の溝466bに嵌める。これにより、スライドプレート479と当接面466cが対向するようになるので、バックプレートアッシー470の上方向への移動が規制される。
フローティング機構490は、フローティングプレート472からバックプレート474の貫通穴474aを介して上方に伸びるシャフト492を備える。シャフト492の下端はフローティングプレート472に固定されている。フローティング機構490は、シャフト492のバックプレート474より上部に取りつけられたフランジ495を備える。フランジ495は、ボルト493によってシャフト492の上端に取り付けられている。フローティング機構490は、貫通穴474aに設けられたガイド494を備える。ガイド494は、シャフト492の外径よりも僅かに大きな穴を有し、貫通穴474aの上端に取り付けられている。ガイド494は、シャフト492の昇降方向の移動を案内するように構成される。ガイド494を設けることによって、フローティングプレート472とバックプレート474の径方向の位置ずれが発生するのを抑制することができる。
フローティング機構490は、ガイド494の上面およびフランジ495の下面に取り付けられた圧縮ばね496を備える。圧縮ばね496は、バックプレート474の上面とフランジ495の下面との間に設けられてもよい。圧縮ばね496はフランジ495を上方へ持ち上げる付勢力を有するので、シャフト492を介してフローティングプレート472は基板Wfの裏面から離れる方向へ付勢させる。
押圧機構480は、流体源488から流体が供給されているときには、フローティング機構490による基板Wfへの付勢力よりも強い力で基板Wfをシール部材464へ押圧する。押圧機構480は、流体源488から供給される流体の圧力に応じて基板Wfの保持位置を変化させることができる。図6は、基板ホルダの押圧機構による流体供給圧力とシール部材の厚みとの関係を示すグラフである。図6において横軸は、流体源488から供給される流体の圧力(Pa)であり、縦軸はシール部材464の厚みα(mm)である。
流体源488から供給される流体の圧力が増加するとシール部材464の潰し量が増加するので、図6に示すように、流体源488から供給される流体の圧力の増加と比例してシール部材464の厚みは薄くなる。シール部材464の厚みが薄くなるということは、基板Wfの保持位置が下方に移動するということであるので、アノード430と基板Wfとの間の距離が短くなるということである。すなわち、流体源488から供給する流体の流量を調整することによって、アノード430と基板Wfとの間の距離を調整することができる。したがって、本実施形態によれば、基板Wfの種類に応じてアノード430と基板Wfとの間の距離を調整することにより、被めっき面Wf−aにおけるめっき膜厚の均一性を向上させることができる。
本実施形態の基板ホルダ440によれば、ダイヤフラム484を直接基板Wfに押圧するのではなく、フローティングプレート472によって基板Wfを押圧するので、基板Wfとの擦れによるダイヤフラム484の破損の可能性を低減することができる。また、本実施形態の基板ホルダ440によれば、フローティングプレート472によって基板Wfの外周部を押圧するので、安定的に基板Wfを押圧することができる。その結果、基板Wfと支持部材462との間のシール性を向上させることができ、基板保持の信頼性を向上させることができる。
次に、本実施形態の基板ホルダ440の基板保持動作を説明する。図7は、本実施形態の基板ホルダにおける基板保持動作を概略的に示す図である。図8は、基板ホルダの押圧機構の配置態様を概略的に示す平面図である。
図7に示すように、めっきモジュール400は、ダイヤフラム484に供給する流体の圧力を計測するための圧力センサ497と、圧力センサ497によって計測された圧力に基づいてフローティングプレート472の押圧不良を検出するための制御モジュール(制御部材)800を備える。制御モジュール800は、流体源488からダイヤフラム484へ供給する流体の流量を調整する機能も有する。また、めっきモジュール400は、制御モジュール800から出力される信号に応じて、流体源488から供給される流体の流量を調整するための電空レギュレータ499と、制御モジュール800から出力される信号に応じて流路449の流体を排気するためのバルブ498と、を備える。
図7に示すようにバックプレートアッシー470が支持機構460に囲まれる位置まで降下したら、流体源488から電空レギュレータ499を介してダイヤフラム484に流体が供給される。図8に示すようにダイヤフラム484はフローティングプレート472の周方向に沿って複数設けられるので、ダイヤフラム484に流体が供給されると、ダイヤフラム484はフローティングプレート472全体を基板Wf側へ押圧する。基板Wfの被めっき面Wf−aの外周部がシール部材464に当接すると、その反力でバックプレート474が上方へ押圧される。これに伴いスライドリング478およびスライドプレート479も上方へ移動する。すると、上述のようにスライドプレート479は第2の溝466bに嵌められているので、スライドプレート479は当接面466cに当接する。この状態からさらにダイヤフラム484へ流体を供給すると、フローティングプレート472はシール部材464を潰しながら基板Wfを押圧する。これにより、フローティングプレート472と支持部材462との間に基板Wfを挟持し、基板Wfと支持部材462との間をシールすることができる。
制御モジュール800は、フローティングプレート472によって基板Wfを加圧しているときに圧力センサ497によって計測された圧力値を監視する。制御モジュール800は、圧力センサ497によって計測された圧力値に基づいて、フローティングプレート472の押圧不良を検出することができる。例えば、流体源488からダイヤフラム484へ流体を供給しているにもかかわらず圧力値が上昇しない場合、または圧力値が上昇した後に急激に減少した場合には、流体の漏洩など何らかの異常が発生して基板Wfを押圧できていない可能性がある。制御モジュール800は、フローティングプレート472の押圧不良を検出した場合には、警報を出力してユーザに点検を促すことができる。
図9は、本実施形態の基板ホルダにおける基板保持動作を概略的に示す図である。図10は、基板ホルダの押圧機構の配置態様を概略的に示す平面図である。
図9および図10に示すように、流体源488は、複数(9個)のダイヤフラム484を複数(3個)にグループ分けした各グループのそれぞれに個別に流体を供給することができる。具体的には、バックプレート474に形成された第1の流路群476aが第1のグループ486−1に含まれる3個のダイヤフラム484に接続され、第2の流路群476bが第2のグループ486−2に含まれる3個のダイヤフラム484に接続され、第3の流路群476cが第3のグループ486−3に含まれる3個のダイヤフラム484に接続される。第1の流路群476aは回転シャフト448に鉛直方向に沿って伸びる第1の流路449−1に接続され、第2の流路群476bは回転シャフト448に鉛直方向に沿って伸びる第2の流路449−2に接続され、第3の流路群476cは回転シャフト448に鉛直方向に沿って伸びる第3の流路449−3に接続される。
第1の流路449−1には第1の圧力センサ497−1および第1の電空レギュレータ499−1が設けられる。第2の流路449−2には第2の圧力センサ497−2および第2の電空レギュレータ499−2が設けられる。第3の流路449−3には第3の圧力センサ497−3および第3の電空レギュレータ499−3が設けられる。制御モジュール800は、第1の電空レギュレータ499−1、第2の電空レギュレータ499−2、第3の電空レギュレータ499−3を個別に制御するように構成される。これにより、制御モジュール800は、流体源488から第1のグループ486−1、第2のグループ486−2、第3のグループ486−3のそれぞれに供給される流体の流量を個別に調整することができる。
本実施形態によれば、第1のグループ486−1、第2のグループ486−2、第3のグループ486−3のそれぞれに供給される流体の流量を個別に調整することができるので、支持部材462に対する基板Wfの押圧力を周方向に沿って調整することができる。例えばアノード430と基板Wfの被めっき面Wf−aとを平行にしてめっき処理を行った場合に、基板Wfの特定の領域のめっき膜厚が他の領域よりも薄くなり、基板Wf全体のめっき膜厚が不均一になる傾向があるとする。この場合、そのような傾向をもつ基板Wfについては、特定の領域を他の領域より強く支持部材462に押圧すれば、特定の領域を他の領域よりもアノード430に接近させることができる。その結果、基板Wfの特定の領域と他の領域との間のめっき膜厚の不均一が是正され、基板Wf全体のめっき膜厚の均一性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、制御モジュール800は、第1の圧力センサ497−1、第2の圧力センサ497−2、および第3の圧力センサ497−3によって計測された圧力値に基づいて、フローティングプレート472の押圧不良の発生場所を特定することができる。例えば、第1のグループ486−1、第2のグループ486−2、および第3のグループ486−3のそれぞれに均等に流体を供給しているにもかかわらず第1のグループ486−1の圧力値のみが上昇しない場合、または第1のグループ486−1の圧力値のみ上昇した後に急激に減少した場合を想定する。この場合、第1のグループ486−1の系統において流体の漏洩など何らかの異常が発生して基板Wfを押圧できていない可能性がある。制御モジュール800は、フローティングプレート472の押圧不良を検出した場合には、押圧不良が発生しているおそれがある場所(第1のグループ486−1の系統)を特定した警報を出力してユーザに点検を促すことができる。
次に、本実施形態の基板ホルダ440の操作方法について説明する。図11は、本実施形態の基板ホルダの操作方法を説明するためのフローチャートである。以下では、図9および図10に示すように、フローティングプレート472の周方向に沿って設けられた複数のダイヤフラム484が、第1のグループ486−1、第2のグループ486−2、および第3のグループ486−3に分けられた基板ホルダの操作方法について説明する。
図11に示すように、基板ホルダの操作方法は、まず、被めっき面Wf−aを下方に向けた状態の基板Wfを基板ホルダ440の支持部材462に設置する(設置ステップ110)。続いて、基板ホルダの操作方法は、フローティングプレート472を含むバックプレートアッシー470を降下させて基板Wfの被めっき面Wf−aの裏面側に配置する(配置ステップ120)。
配置ステップ120は、具体的には、第1の溝466aにスライドプレート479の位置を合わせて、第1の溝466aにスライドプレート479を案内しながらバックプレートアッシー470を降下させる(第1の案内ステップ122)。続いて、配置ステップ120は、スライドリング478を回転させることによって第2の溝466bにスライドプレート479を案内する(第2の案内ステップ124)。
配置ステップ120の後、基板ホルダの操作方法は、フローティング機構490によって上方に付勢された状態のフローティングプレート472を、フローティング機構490による付勢力に抗して下方へ押圧して支持機構460とフローティングプレート472とで基板Wfを挟持する(挟持ステップ130)。
挟持ステップ130は、具体的には、流路476を介してダイヤフラム484に流体を供給する(供給ステップ132)。供給ステップ132は、各グループ486−1、486−2、486−3のそれぞれに個別に流体を供給する。続いて、挟持ステップ130は、供給ステップ132によってバックプレート474およびスライドリング478を上昇させてスライドプレート479を第2の溝466bの上面(当接面466c)に当接させる(当接ステップ134)。
なお、上記の供給ステップ132は、第1、第2、第3の電空レギュレータ499−1、499−2、499−3を用いて各グループ486−1、486−2、486−3に対して供給する流体の流量を調整することができる。これにより、支持部材462に対する基板Wfの押圧力(言い換えれば、シール部材464の潰し量)を調整し、その結果アノード430と被めっき面Wf−aとの間の距離を調整することができる。供給ステップ132は、各グループ486−1、486−2、486−3に対して均等に流体を供給してもよいし、不均等に流体を供給することもできる。例えば、基板Wf特定の領域のめっき膜厚が他の領域よりも厚くなり、基板Wf全体のめっき膜厚が不均一になる傾向があるとする。この場合、そのような傾向をもつ基板Wfについては、特定の領域に対応するグループの流体流量を他の領域に対応するグループの流体流量よりも減らすことができる。これにより、基板Wfの特定の領域を他の領域よりも弱く支持部材462に押圧することができるので、特定の領域を他の領域よりもアノード430から離すことができる。その結果、基板Wfの特定の領域と他の領域との間のめっき膜厚の不均一が是正され、基板Wf全体のめっき膜厚の均一性を向上させることができる。
挟持ステップ130の後、基板ホルダの操作方法は、供給ステップ132によってダイヤフラム484に供給された流体の圧力を計測する(計測ステップ140)。計測ステップ140は、第1、第2、第3の圧力センサ497−1、497−2、497−3を用いて各グループ486−1、486−2、486−3のそれぞれに供給された流体の圧力を個別に計測することができる。
基板ホルダの操作方法は、計測ステップ140によって計測された圧力に基づいてフローティングプレート472の押圧不良を検出する(検出ステップ150)。基板ホルダの操作方法は、検出ステップ150によってフローティングプレート472の押圧不良が検出されたか否かを判定する(判定ステップ160)。基板ホルダの操作方法は、判定ステップ160によってフローティングプレート472の押圧不良が検出されたと判定された場合(判定ステップ160、Yes)、ユーザに警報を出力する(ステップ170)。一方、基板ホルダの操作方法は、判定ステップ160によってフローティングプレート472の押圧不良が検出されなかったと判定された場合(判定ステップ160、No)、または、ステップ170の後に、基板ホルダの操作方法の処理を終了する。
以上、いくつかの本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
本願は、一実施形態として、めっき液を収容するためのめっき槽と、被めっき面を下方に向けた状態で基板を保持するための基板ホルダと、前記基板ホルダを昇降させるための昇降機構と、を含み、前記基板ホルダは、前記基板の被めっき面の外周部を支持するための支持機構と、前記基板の被めっき面の裏面側に配置されるフローティングプレートと、前記フローティングプレートを前記基板の裏面から離れる方向に付勢するためのフローティング機構と、前記フローティング機構による前記基板への付勢力に抗して前記フローティングプレートを前記基板の裏面に押圧するための押圧機構と、を含む、めっき装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記押圧機構は、前記フローティングプレートの上方に配置されたバックプレートと、前記バックプレートの下面に開口するように前記バックプレートの内部に形成された流路と、前記流路に配置されたダイヤフラムと、前記ダイヤフラムと前記フローティングプレートとの間に配置された押圧部材と、前記流路を介して前記ダイヤフラムに流体を供給するための流体源と、を含む、めっき装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記支持機構は、シール部材を介して前記基板の被めっき面の外周部を支持するための環状の支持部材と、前記支持部材に保持された環状のクランパであって、前記流体源から前記ダイヤフラムに流体が供給されたときに前記バックプレートの上方向への移動を規制するための当接面を有するクランパと、を含む、めっき装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記基板ホルダは、前記バックプレートの外周部に環状に設けられたスライドリングであって、前記バックプレートとは独立して周方向に移動可能なスライドリングと、前記スライドリングから前記クランパの方に突出するスライドプレートと、を有し、前記クランパは、前記スライドリングと対向する面に、前記スライドプレートが昇降することができるように上下方向に伸びる第1の溝と、前記第1の溝と連通して前記クランパの周方向に沿って伸びる第2の溝と、を有するかぎ状の切り欠きを有し、前記当接面は、前記第2の溝の上面に形成される、めっき装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記フローティング機構は、前記フローティングプレートから前記バックプレートの貫通穴を介して上方に伸びるシャフトと、前記シャフトの前記バックプレートより上部に取りつけられたフランジと、前記バックプレートの上面および前記フランジに取り付けられた圧縮ばねと、を含む、めっき装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記フローティング機構は、前記貫通穴に設けられ前記シャフトの昇降方向の移動を案内するためのガイドをさらに含む、めっき装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記ダイヤフラムおよび前記ロッドは、前記フローティングプレートの周方向に沿って複数設けられ、前記流体源は、前記複数のダイヤフラムのそれぞれまたは前記複数のダイヤフラムを複数にグループ分けした各グループのそれぞれに個別に流体を供給可能に構成され、前記流体源から前記前記複数のダイヤフラムのそれぞれまたは前記各グループのそれぞれに供給される流体の流量を個別に調整するための制御部材をさらに含む、めっき装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記ダイヤフラムに供給する流体の圧力を計測するための圧力センサと、前記圧力センサによって計測された圧力に基づいて前記フローティングプレートの押圧不良を検出するための制御部材と、をさらに含む、めっき装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記ダイヤフラムおよび前記ロッドは、前記フローティングプレートの周方向に沿って複数設けられ、前記流体源は、前記複数のダイヤフラムのそれぞれまたは前記複数のダイヤフラムを複数にグループ分けした各グループのそれぞれに個別に流体を供給可能に構成され、前記圧力センサは、前記複数のダイヤフラムのそれぞれまたは前記各グループのそれぞれに供給される流体の圧力を計測するように構成される、めっき装置を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、被めっき面を下方に向けた状態の基板をめっき装置の基板ホルダの支持部材に設置する設置ステップと、フローティングプレートを含むバックプレートアッシーを降下させて前記基板の被めっき面の裏面側に配置する配置ステップと、フローティング機構によって上方に付勢された状態の前記フローティングプレートを、前記フローティング機構による付勢力に抗して下方へ押圧して前記支持機構と前記フローティングプレートとで前記基板を挟持する挟持ステップと、を含む、基板ホルダ操作方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記挟持ステップは、前記フローティングプレートの上方に配置されたバックプレートに形成された流路を介して、前記流路に配置されたダイヤフラムおよび押圧部材に流体を供給する供給ステップを含む、基板ホルダ操作方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記配置ステップは、前記支持部材の上方に配置された環状のクランパに上下方向に沿って形成された第1の溝に、前記バックプレートの外周部に設けられたスライドリングから外側へ突出するスライドプレートを案内する第1の案内ステップと、前記スライドリングを回転させることによって前記第1の溝と連通して前記クランパに周方向に沿って形成された第2の溝に前記スライドプレートを案内する第2の案内ステップと、を含む、基板ホルダ操作方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記挟持ステップは、前記供給ステップによって前記バックプレートおよび前記スライドリングを上昇させて前記スライドプレートを前記第2の溝の上面に当接させる当接ステップを含む、基板ホルダ操作方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記供給ステップによって前記ダイヤフラムに供給された流体の圧力を計測する計測ステップと、前記計測ステップによって計測された圧力に基づいて前記フローティングプレートの押圧不良を検出する検出ステップと、をさらに含む、基板ホルダ操作方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記供給ステップは、前記フローティングプレートの周方向に沿って配置された複数のダイヤフラムのそれぞれ、または前記複数のダイヤフラムを複数にグループ分けした各グループのそれぞれに個別に流体を供給する個別供給ステップを含む、基板ホルダ操作方法を開示する。
本願は、さらに、一実施形態として、前記供給ステップは、前記フローティングプレートの周方向に沿って配置された複数のダイヤフラムのそれぞれ、または前記複数のダイヤフラムを複数にグループ分けした各グループのそれぞれに個別に流体を供給する個別供給ステップを含み、前記計測ステップは、前記個別供給ステップによって前記複数のダイヤフラムのそれぞれ、または前記各グループのそれぞれに供給された流体の圧力を個別に計測する個別計測ステップを含む、基板ホルダ操作方法を開示する。
400 めっきモジュール
410 めっき槽
430 アノード
440 基板ホルダ
442 昇降機構
446 回転機構
448 回転シャフト
449 流路
460 支持機構
462 支持部材
462a フランジ
464 シール部材
466 クランパ
466a 第1の溝
466b 第2の溝
466c 当接面
466d 切り欠き
470 バックプレートアッシー
472 フローティングプレート
474 バックプレート
474a 貫通穴
476 流路
478 スライドリング
479 スライドプレート
480 押圧機構
482 ロッド
484 ダイヤフラム
488 流体源
490 フローティング機構
492 シャフト
494 ガイド
495 フランジ
496 圧縮ばね
497 圧力センサ
800 制御モジュール(制御部材)
1000 めっき装置
Wf 基板
Wf−a 被めっき面

Claims (16)

  1. めっき液を収容するためのめっき槽と、
    被めっき面を下方に向けた状態で基板を保持するための基板ホルダと、
    前記基板ホルダを昇降させるための昇降機構と、
    を含み、
    前記基板ホルダは、
    前記基板の被めっき面の外周部を支持するための支持機構と、
    前記基板の被めっき面の裏面側に配置されるフローティングプレートと、
    前記フローティングプレートを前記基板の裏面から離れる方向に付勢するためのフローティング機構と、
    前記フローティング機構による前記基板への付勢力に抗して前記フローティングプレートを前記基板の裏面に押圧するための押圧機構と、
    を含む、めっき装置。
  2. 前記押圧機構は、
    前記フローティングプレートの上方に配置されたバックプレートと、
    前記バックプレートの下面に開口するように前記バックプレートの内部に形成された流路と、
    前記流路に配置されたダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムと前記フローティングプレートとの間に配置された押圧部材と、
    前記流路を介して前記ダイヤフラムに流体を供給するための流体源と、
    を含む、
    請求項1に記載のめっき装置。
  3. 前記支持機構は、シール部材を介して前記基板の被めっき面の外周部を支持するための環状の支持部材と、前記支持部材に保持された環状のクランパであって、前記流体源から前記ダイヤフラムに流体が供給されたときに前記バックプレートの上方向への移動を規制するための当接面を有するクランパと、を含む、
    請求項2に記載のめっき装置。
  4. 前記基板ホルダは、前記バックプレートの外周部に環状に設けられたスライドリングであって、前記バックプレートとは独立して周方向に移動可能なスライドリングと、前記スライドリングから前記クランパの方に突出するスライドプレートと、を有し、
    前記クランパは、前記スライドリングと対向する面に、前記スライドプレートが昇降することができるように上下方向に伸びる第1の溝と、前記第1の溝と連通して前記クランパの周方向に沿って伸びる第2の溝と、を有するかぎ状の切り欠きを有し、
    前記当接面は、前記第2の溝の上面に形成される、
    請求項3に記載のめっき装置。
  5. 前記フローティング機構は、
    前記フローティングプレートから前記バックプレートの貫通穴を介して上方に伸びるシャフトと、前記シャフトの前記バックプレートより上部に取りつけられたフランジと、前記バックプレートの上面および前記フランジに取り付けられた圧縮ばねと、
    を含む、
    請求項2から4のいずれか一項に記載のめっき装置。
  6. 前記フローティング機構は、
    前記貫通穴に設けられ前記シャフトの昇降方向の移動を案内するためのガイドをさらに含む、
    請求項5に記載のめっき装置。
  7. 前記ダイヤフラムおよび前記押圧部材は、前記フローティングプレートの周方向に沿って複数設けられ、
    前記流体源は、前記複数のダイヤフラムのそれぞれまたは前記複数のダイヤフラムを複数にグループ分けした各グループのそれぞれに個別に流体を供給可能に構成され、
    前記流体源から前記複数のダイヤフラムのそれぞれまたは前記各グループのそれぞれに供給される流体の流量を個別に調整するための制御部材をさらに含む、
    請求項2から6のいずれか一項に記載のめっき装置。
  8. 前記ダイヤフラムに供給する流体の圧力を計測するための圧力センサと、
    前記圧力センサによって計測された圧力に基づいて前記フローティングプレートの押圧不良を検出するための制御部材と、
    をさらに含む、
    請求項2から6のいずれか一項に記載のめっき装置。
  9. 前記ダイヤフラムおよび前記押圧部材は、前記フローティングプレートの周方向に沿って複数設けられ、
    前記流体源は、前記複数のダイヤフラムのそれぞれまたは前記複数のダイヤフラムを複数にグループ分けした各グループのそれぞれに個別に流体を供給可能に構成され、
    前記圧力センサは、前記複数のダイヤフラムのそれぞれまたは前記各グループのそれぞれに供給される流体の圧力を計測するように構成される、
    請求項8に記載のめっき装置。
  10. 被めっき面を下方に向けた状態の基板をめっき装置の基板ホルダの支持部材に設置する設置ステップと、
    フローティングプレートを含むバックプレートアッシーを降下させて前記基板の被めっき面の裏面側に配置する配置ステップと、
    フローティング機構によって上方に付勢された状態の前記フローティングプレートを、前記フローティング機構による付勢力に抗して下方へ押圧して前記支持部材と前記フローティングプレートとで前記基板を挟持する挟持ステップと、
    を含む、基板ホルダ操作方法。
  11. 前記挟持ステップは、前記フローティングプレートの上方に配置されたバックプレートに形成された流路を介して、前記流路に配置されたダイヤフラムおよび押圧部材に流体を供給する供給ステップを含む、
    請求項10に記載の基板ホルダ操作方法。
  12. 前記配置ステップは、前記支持部材の上方に配置された環状のクランパに上下方向に沿って形成された第1の溝に、前記バックプレートの外周部に設けられたスライドリングから外側へ突出するスライドプレートを案内する第1の案内ステップと、前記スライドリングを回転させることによって前記第1の溝と連通して前記クランパに周方向に沿って形成された第2の溝に前記スライドプレートを案内する第2の案内ステップと、を含む、
    請求項11に記載の基板ホルダ操作方法。
  13. 前記挟持ステップは、前記供給ステップによって前記バックプレートおよび前記スライドリングを上昇させて前記スライドプレートを前記第2の溝の上面に当接させる当接ステップを含む、
    請求項12に記載の基板ホルダ操作方法。
  14. 前記供給ステップによって前記ダイヤフラムに供給された流体の圧力を計測する計測ステップと、
    前記計測ステップによって計測された圧力に基づいて前記フローティングプレートの押圧不良を検出する検出ステップと、 をさらに含む、
    請求項11から13のいずれか一項に記載の基板ホルダ操作方法。
  15. 前記供給ステップは、前記フローティングプレートの周方向に沿って配置された複数のダイヤフラムのそれぞれ、または前記複数のダイヤフラムを複数にグループ分けした各グループのそれぞれに個別に流体を供給する個別供給ステップを含む、
    請求項11から14のいずれか一項に記載の基板ホルダ操作方法。
  16. 前記供給ステップは、前記フローティングプレートの周方向に沿って配置された複数のダイヤフラムのそれぞれ、または前記複数のダイヤフラムを複数にグループ分けした各グループのそれぞれに個別に流体を供給する個別供給ステップを含み、
    前記計測ステップは、前記個別供給ステップによって前記複数のダイヤフラムのそれぞれ、または前記各グループのそれぞれに供給された流体の圧力を個別に計測する個別計測ステップを含む、
    請求項14に記載の基板ホルダ操作方法。
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