JP7016998B1 - めっき装置 - Google Patents

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Abstract

基板がバックプレートアッシーに張り付くのを抑制する。めっき装置は、めっき液を収容するように構成されためっき槽と、被めっき面Wf-aを下方に向けた基板Wfを保持するように構成された基板ホルダと、基板ホルダを昇降させるように構成された昇降機構と、を含む。基板ホルダは、基板Wfの被めっき面Wf-aの外周部を支持するように構成された支持機構460と、基板Wfの被めっき面Wf-aの裏面側に配置され、支持機構460とともに基板Wfを挟持するように構成されたバックプレートアッシー470と、基板Wfをバックプレートアッシー470から剥離させる力を基板Wfの被めっき面Wf-aの裏面に付与するように構成された剥離機構471と、を含む。

Description

本願は、めっき装置に関する。
めっき装置の一例としてカップ式の電解めっき装置が知られている。カップ式の電解めっき装置は、被めっき面を下方に向けて基板ホルダに保持された基板(例えば半導体ウェハ)をめっき液に浸漬させ、基板とアノードとの間に電圧を印加することによって、基板の表面に導電膜を析出させる。
例えば特許文献1には、基板の被めっき面の外周部を支持するリング状の支持部材と、基板の被めっき面の裏面側に配置されたバックプレートアッシーと、を備えた基板ホルダが開示されている。この基板ホルダは、支持部材に支持された基板の被めっき面の裏面に対してバックプレートアッシーを押圧することによって、支持部材とバックプレートアッシーで基板を挟持するように構成されている。
特許6899040号公報
従来技術の基板ホルダは、基板がバックプレートアッシーに張り付くのを抑制するという点で改善の余地がある。
すなわち、従来技術では、めっき前処理などにより基板の表裏面がウェット状態のまま基板ホルダに基板を設置すると、基板とバックプレートアッシーとの間で表面張力によるスティッキング(張り付き)が発生する場合がある。この場合、めっき処理が終了した後、バックプレートアッシーを上昇させたときに基板がバックプレートアッシーに張り付いたまま上昇し、その結果基板の搬送不良が発生するおそれがある。
そこで、本願は、基板がバックプレートアッシーに張り付くのを抑制することを1つの目的としている。
一実施形態によれば、めっき液を収容するように構成されためっき槽と、被めっき面を下方に向けた基板を保持するように構成された基板ホルダと、前記基板ホルダを昇降させるように構成された昇降機構と、を含み、前記基板ホルダは、前記基板の被めっき面の外周部を支持するように構成された支持機構と、前記基板の被めっき面の裏面側に配置され、前記支持機構とともに前記基板を挟持するように構成されたバックプレートアッシーと、前記基板を前記バックプレートアッシーから剥離させる力を前記基板の被めっき面の裏面に付与するように構成された剥離機構と、を含む、めっき装置が開示される。
図1は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す斜視図である。 図2は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す平面図である。 図3は、本実施形態のめっきモジュールの構成を概略的に示す縦断面図である。 図4は、本実施形態の基板ホルダの構成を概略的に示す斜視図である。 図5は、本実施形態の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。 図6は、本実施形態の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。 図7は、本実施形態の基板ホルダを概略的に示す平面図である。 図8は、変形例の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。 図9は、変形例の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する図面において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
<めっき装置の全体構成>
図1は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す斜視図である。図2は、本実施形態のめっき装置の全体構成を示す平面図である。図1、2に示すように、めっき装置1000は、ロードポート100、搬送ロボット110、アライナ120、プリウェットモジュール200、プリソークモジュール300、めっきモジュール400、洗浄モジュール500、スピンリンスドライヤ600、搬送装置700、および、制御モジュール800を備える。
ロードポート100は、めっき装置1000に図示していないFOUPなどのカセットに収納された基板を搬入したり、めっき装置1000からカセットに基板を搬出するためのモジュールである。本実施形態では4台のロードポート100が水平方向に並べて配置されているが、ロードポート100の数および配置は任意である。搬送ロボット110は、基板を搬送するためのロボットであり、ロードポート100、アライナ120、プリウェットモジュール200およびスピンリンスドライヤ60の間で基板を受け渡すように構成される。搬送ロボット110および搬送装置700は、搬送ロボット110と搬送装置700との間で基板を受け渡す際には、図示していない仮置き台を介して基板の受け渡しを行うことができる。
アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせるためのモジュールである。本実施形態では2台のアライナ120が水平方向に並べて配置されているが、アライナ120の数および配置は任意である。プリウェットモジュール200は、めっき処理前の基板の被めっき面を純水または脱気水などの処理液で濡らすことで、基板表面に形成されたパターン内部の空気を処理液に置換する。プリウェットモジュール200は、めっき時にパターン内部の処理液をめっき液に置換することでパターン内部にめっき液を供給しやすくするプリウェット処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリウェットモジュール200が上下方向に並べて配置されているが、プリウェットモジュール200の数および配置は任意である。
プリソークモジュール300は、例えばめっき処理前の基板の被めっき面に形成したシード層表面等に存在する電気抵抗の大きい酸化膜を硫酸や塩酸などの処理液でエッチング除去してめっき下地表面を洗浄または活性化するプリソーク処理を施すように構成される。本実施形態では2台のプリソークモジュール300が上下方向に並べて配置されているが、プリソークモジュール300の数および配置は任意である。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。本実施形態では、上下方向に3台かつ水平方向に4台並べて配置された12台のめっきモジュール400のセットが2つあり、合計24台のめっきモジュール400が設けられているが、めっきモジュール400の数および配置は任意である。
洗浄モジュール500は、めっき処理後の基板に残るめっき液等を除去するために基板に洗浄処理を施すように構成される。本実施形態では2台の洗浄モジュール500が上下方向に並べて配置されているが、洗浄モジュール500の数および配置は任意である。スピンリンスドライヤ600は、洗浄処理後の基板を高速回転させて乾燥させるためのモジュールである。本実施形態では2台のスピンリンスドライヤが上下方向に並べて配置されているが、スピンリンスドライヤの数および配置は任意である。搬送装置700は、めっき装置1000内の複数のモジュール間で基板を搬送するための装置である。制御モジュール800は、めっき装置1000の複数のモジュールを制御するように構成され、例えばオペレータとの間の入出力インターフェースを備える一般的なコンピュータまたは専用コンピュータから構成することができる。
めっき装置1000による一連のめっき処理の一例を説明する。まず、ロードポート100にカセットに収納された基板が搬入される。続いて、搬送ロボット110は、ロードポート100のカセットから基板を取り出し、アライナ120に基板を搬送する。アライナ120は、基板のオリエンテーションフラットやノッチなどの位置を所定の方向に合わせる。搬送ロボット110は、アライナ120で方向を合わせた基板をプリウェットモジュール200へ受け渡す。
プリウェットモジュール200は、基板にプリウェット処理を施す。搬送装置700は、プリウェット処理が施された基板をプリソークモジュール300へ搬送する。プリソークモジュール300は、基板にプリソーク処理を施す。搬送装置700は、プリソーク処理が施された基板をめっきモジュール400へ搬送する。めっきモジュール400は、基板にめっき処理を施す。
搬送装置700は、めっき処理が施された基板を洗浄モジュール500へ搬送する。洗浄モジュール500は、基板に洗浄処理を施す。搬送装置700は、洗浄処理が施された基板をスピンリンスドライヤ600へ搬送する。スピンリンスドライヤ600は、基板に乾燥処理を施す。搬送ロボット110は、スピンリンスドライヤ600から基板を受け取り、乾燥処理を施した基板をロードポート100のカセットへ搬送する。最後に、ロードポート100から基板を収納したカセットが搬出される。
<めっきモジュールの構成>
次に、めっきモジュール400の構成を説明する。本実施形態における24台のめっきモジュール400は同一の構成であるので、1台のめっきモジュール400のみを説明する。図3は、第1実施形態のめっきモジュール400の構成を概略的に示す縦断面図である。図3に示すように、めっきモジュール400は、めっき液を収容するためのめっき槽410を備える。めっきモジュール400は、めっき槽410の内部を上下方向に隔てるメンブレン420を備える。めっき槽410の内部はメンブレン420によってカソード領域422とアノード領域424に仕切られる。カソード領域422とアノード領域424にはそれぞれめっき液が充填される。アノード領域424のめっき槽410の底面にはアノード430が設けられる。カソード領域422にはメンブレン420に対向して抵抗体450が配置される。抵抗体450は、基板Wfの被めっき面Wf-aにおけるめっき処理の均一化を図るための部材であり、多数の孔が形成された板状部材によって構成される。
また、めっきモジュール400は、被めっき面Wf-aを下方に向けた状態で基板Wfを保持するための基板ホルダ440を備える。基板ホルダ440は、図示していない電源から基板Wfに給電するための給電接点を備える。めっきモジュール400は、基板ホルダ440を昇降させるための昇降機構442を備える。昇降機構442は、例えばモータなどの公知の機構によって実現することができる。めっきモジュール400は、昇降機構442を用いて基板Wfをカソード領域422のめっき液に浸漬し、アノード430と基板Wfとの間に電圧を印加することによって、基板Wfの被めっき面Wf-aにめっき処理を施すように構成される。
また、めっきモジュール400は、被めっき面Wf-aの中央を垂直に伸びる仮想的な回転軸周りに基板Wfが回転するように基板ホルダ440を回転させるための回転機構446を備える。回転機構446は、例えばモータなどの公知の機構によって実現することができる。
<基板ホルダの構成>
次に、本実施形態の基板ホルダ440の詳細を説明する。図4は、本実施形態の基板ホルダの構成を概略的に示す斜視図である。図5は、本実施形態の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。
図4および図5に示すように、基板ホルダ440は、基板Wfの被めっき面Wf-aの外周部を支持するための支持機構460と、基板Wfを保持するためのバックプレートアッシー470と、バックプレートアッシー470から鉛直に上に伸びる回転シャフト448と、を備える。
バックプレートアッシー470は、支持機構460とともに基板Wfを挟持するための円板状のフローティングプレート472を備える。フローティングプレート472は、基板Wfの被めっき面Wf-aの裏面側に配置される。また、バックプレートアッシー470は、フローティングプレート472を基板Wfの裏面から離れる方向に付勢するためのフローティング機構490と、フローティング機構490による付勢力に抗してフローティングプレート472を基板Wfの裏面に押圧するための押圧機構480と、を備える。
押圧機構480は、フローティングプレート472の上方に配置された円板状のバックプレート474と、バックプレート474の内部に形成された流路476と、を含む。流路476は、バックプレート474の中央部から外周部へ向けて放射状に伸びる第1の流路476-1と、第1の流路476-1からバックプレート474の下面に開口するように上下方向に伸びる第2の流路476-2と、を含む。押圧機構480は、第2の流路476-2に配置されたダイヤフラム484を備える。ダイヤフラム484は薄膜状の部材である。ダイヤフラム484の外周部は固定部材483によってバックプレート474の下面に固定されている。押圧機構480は、ダイヤフラム484とフローティングプレート472との間に配置された、押圧部材の一態様としてのロッド482を備える。ロッド482の下面はボルト481によってフローティングプレート472に固定されており、ロッド482の上面はダイヤフラム484の下面と接している。ロッド482の上部にはダイヤフラム484を挟んでキャップ485が被せられている。ダイヤフラム484の中央部はキャップ485とロッド482によって挟まれている。ダイヤフラム484、ロッド482、およびキャップ485は、バックプレートアッシー470の周方向に沿って複数設けられている。なお、本実施形態ではフローティングプレート472とは別部材のロッド482がフローティングプレート472の上面に固定される例を示したが、これに限らず、例えばフローティングプレート472の上面に周方向に沿って突起が形成されていてもよい。この場合、突起がロッド482と同様の押圧部材としての機能を有することになる。
押圧機構480は、ダイヤフラム484に流体を供給するための流体源488を備える。流体は、空気などの気体であってもよし、水などの液体であてもよい。回転シャフト448には、鉛直方向に沿って伸びる流路449が形成されており、流体源488は流路449の上端に接続されている。流路449の下端は、バックプレート474に形成された第1の流路476-1に接続されている。第1の流路476-1は、バックプレート474の中央から放射状に伸びており、第2の流路476-2を介してキャップ485の上面に連通している。流体源488は、流路449および流路476を介してダイヤフラム484に流体を供給する。すると、キャップ485およびロッド482が下方へ押圧され、これによりフローティングプレート472が下方へ押圧される。
支持機構460は、基板Wfの被めっき面Wf-aの外周部を支持するための環状の支持部材462を含む。支持部材462は、バックプレートアッシー470の下面の外周部に付き出すフランジ462aを有する。フランジ462aの上には環状のシール部材464が配置される。シール部材464は弾性を有する部材である。支持部材462は、シール部材464を介して基板Wfの被めっき面Wf-aの外周部を支持する。シール部材464とフローティングプレート472とで基板Wfを挟持することにより、支持部材462と基板Wfとの間がシールされる。シール部材464は弾性を有するので、押圧機構480による基板Wfの押圧力に応じて潰れて厚みαが変化する。
支持機構460は、支持部材462に保持された環状のクランパ466を備える。クランパ466は、基板ホルダ440に基板Wfを設置/取り出しするときにバックプレートアッシー470を支持機構460に対して昇降させることができる。また、クランパ466は、流体源488からダイヤフラム484に流体が供給されたときにバックプレート474が上方向(基板Wfの裏面から離れる方向)へ移動するのを規制することができる。以下この点について説明する。
バックプレートアッシー470は、バックプレート474の上面の外周部に環状に設けられたスライドリング478を備える。スライドリング478は、バックプレート474とは独立して周方向に移動可能になっている。バックプレートアッシー470は、スライドリング478からクランパ466の方に突出するスライドプレート479を備える。
一方、クランパ466は、スライドリング478と対向する面にかぎ状の切り欠き466dが形成されている。かぎ状の切り欠き466dは、スライドプレート479が昇降することができるように上下方向に伸びる第1の溝466aと、第1の溝466aと連通してクランパ466の周方向に沿って伸びる第2の溝466bと、を有する。第2の溝466bの上面には、流体源488からダイヤフラム484に流体が供給されたときにバックプレート474の上方向の移動に伴って移動するスライドプレート479の上面と当接する当接面466cが形成される。スライドプレート479および切り欠き466dは、基板ホルダ440の周方向に沿って複数設けられている。
基板ホルダ440に対して基板Wfを設置するときには、バックプレートアッシー470は支持機構460より上方に位置している。この状態で支持機構460に対して基板Wfが置かれたら、スライドプレート479の周方向の位置を第1の溝466aと合わせることにより、バックプレートアッシー470を支持機構460に対して降下させることができる。バックプレートアッシー470を降下させた後、スライドリング478を周方向に回転させることによってスライドプレート479を第2の溝466bに嵌める。これにより、スライドプレート479と当接面466cが対向するようになるので、バックプレートアッシー470の上方向への移動が規制される。
フローティング機構490は、フローティングプレート472からバックプレート474の貫通穴474aを介して上方に伸びるシャフト492を備える。シャフト492の下端はフローティングプレート472に固定されている。フローティング機構490は、シャフト492のバックプレート474より上部に取りつけられたフランジ495を備える。フランジ495は、ボルト493によってシャフト492の上端に取り付けられている。フローティング機構490は、貫通穴474aに設けられたガイド494を備える。ガイド494は、シャフト492の外径よりも僅かに大きな穴を有し、貫通穴474aの上端に取り付けられている。ガイド494は、シャフト492の昇降方向の移動を案内するように構成される。ガイド494を設けることによって、フローティングプレート472とバックプレート474の径方向の位置ずれが発生するのを抑制することができる。
フローティング機構490は、ガイド494の上面およびフランジ495の下面に取り付けられた圧縮ばね496を備える。圧縮ばね496は、バックプレート474の上面とフランジ495の下面との間に設けられてもよい。圧縮ばね496はフランジ495を上方へ持ち上げる付勢力を有するので、シャフト492を介してフローティングプレート472は基板Wfの裏面から離れる方向へ付勢させる。
押圧機構480は、流体源488から流体が供給されているときには、フローティング機構490による付勢力よりも強い力で基板Wfをシール部材464へ押圧する。押圧機構480は、流体源488から供給される流体の圧力に応じて基板Wfの保持位置を変化させることができる。
流体源488から供給される流体の圧力が増加するとシール部材464の潰し量が増加するので、流体源488から供給される流体の圧力の増加と比例してシール部材464の厚みは薄くなる。シール部材464の厚みが薄くなるということは、基板Wfの保持位置が下方に移動するということであるので、アノード430と基板Wfとの間の距離が短くなるということである。すなわち、流体源488から供給する流体の流量を調整することによって、アノード430と基板Wfとの間の距離を調整することができる。したがって、本実施形態によれば、基板Wfの種類に応じてアノード430と基板Wfとの間の距離を調整することにより、被めっき面Wf-aにおけるめっき膜厚の均一性を向上させることができる。また、図5に示すように、基板ホルダ440は、基板Wfをバックプレートアッシー470から剥離させる力を基板Wfの被めっき面Wf-aの裏面に付与するように構成された剥離機構471を備える。以下、剥離機構471について詳細を説明する。
<剥離機構の構成>
図6は、本実施形態の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。図6に示すように、基板ホルダ440は、支持機構460に支持された台座467と、台座467に取り付けられたコンタクト496と、を備える。台座467は、例えばステンレスなどの導電性を有する環状の部材である。コンタクト496は、台座467の内周面にネジ等によって取り付けられた導電性を有する部材であり、図示していない電源と電気的に接続されている。図6には図示されていないが、複数のコンタクト496が台座467の内周面に沿って配置されている。コンタクト469には複数の給電接点469-aが形成されている。複数の給電接点469-aが基板Wfの被めっき面Wf-aの外周部に接触することによって、基板Wfに給電される。
図6に示すように、剥離機構471は、バックプレートアッシー470の基板Wfの被めっき面Wf-aの裏面に接触する面(具体的にはフローティングプレート472の下面)に開口する孔473に配置された剥離用部材475を含む。具体的には、本実施形態では孔473はフローティングプレート472の下面と上面を貫通する貫通孔である。孔473の上側の開口は板状の台座486によって塞がれている。台座486はボルト487によってフローティングプレート472に固定されている。
また、孔473は、フローティングプレート472の下面に開口し第1の径を有する第1の孔473-aと、第1の径より大きい第2の径を有しており第1の孔473-aと連通する第2の孔473-bと、を含んで形成されている。剥離用部材475は、第1の径に対応するサイズの剥離用ピン475-aを含んでおり、剥離用ピン475-aには第2の径に対応するサイズのフランジ部475-bが形成されている。剥離用ピン475-aの基板Wfと接触する先端部分は半球状に形成されている。剥離用部材475は、例えばPVC、PP、PPS、PEEK、またはPTFEなどの樹脂、あるいは帯電防止グレードの樹脂などで構成することができる。
剥離機構471は、剥離用部材475をフローティングプレート472の下面から突出させる力を付与する弾性部材477を備える。弾性部材477は、例えば圧縮ばねによって構成することができる。弾性部材477は、剥離用ピン475-aの基端の中央部分に形成された孔に挿入されており、孔の底面および台座486に取り付けられている。
本実施形態によれば、基板Wfがバックプレートアッシー470(フローティングプレート472)に張り付くのを抑制することができる。すなわち、めっき前処理などにより基板Wfの表裏面がウェット状態のまま基板ホルダ440に基板を設置すると、基板Wfとバックプレートアッシー470との間で表面張力によるスティッキング(張り付き)が発生する場合がある。この場合、めっき処理が終了した後、バックプレートアッシー470を上昇させたときに基板Wfがバックプレートアッシー470に張り付いたまま上昇し、その結果基板の搬送不良が発生するおそれがある。
これに対して本実施形態によれば、図6に示すようにバックプレートアッシー470(フローティングプレート472)が基板Wfを押圧した状態では、弾性部材477が縮んで剥離用部材475が孔473内に引っ込んでいる。この状態でめっき処理が終了した後、バックプレートアッシー470を上昇させると、弾性部材477が伸びて剥離用部材475を押圧する。すると、剥離用ピン475-aのフランジ部475-bが第1の孔473-aと第2の孔473-bとの間の段差に接触するまで剥離用部材475が下方に移動する。これにより、剥離用部材475が孔473(フローティングプレート472の下面の開口)から突出する。その結果、剥離用部材475が基板Wfを押圧してバックプレートアッシー470から剥離させるので、基板Wfがバックプレートアッシー470に張り付くのを抑制することができる。
図7は、本実施形態の基板ホルダを概略的に示す平面図である。図7に示すように、剥離機構471は、フローティングプレート472の外周部に周方向に沿って複数(本実施形態では6個)設けられている。剥離機構471がフローティングプレート472の外周部に配置されることによって、基板Wfとフローティングプレート472との間に空気を侵入させ易くなるので、表面張力による基板Wfの張り付きを効率良く抑制することができる。また、剥離機構471が複数設けられることによって、基板Wfがバックプレートアッシー470に張り付くのをより確実に抑制することができる。
なお、上記の実施形態では、弾性部材477を用いて剥離用部材475をフローティングプレート472の下面から突出させる例を示したが、これに限定されない。以下、剥離機構471の変形例を説明する。上記の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図8は、変形例の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。剥離機構471は、上記実施形態と同様の孔473に配置された剥離用部材475と、剥離用部材475をバックプレートアッシー470の下面(フローティングプレート472の下面)から突出させる力を付与する流体を供給するための流体源488と、を含む。
剥離用部材475は、第1の孔473-aの第1の径に対応するサイズの剥離用ピン475-aを含んでおり、剥離用ピン475-aには第2の径に対応するサイズのフランジ部475-bが形成されているが、上記実施形態とは異なり、剥離用ピン475-aの基端の中央部分に孔が形成されていない。剥離用部材475と台座486との間の空間491は、キャップ485、ロッド482、およびフローティングプレート472に形成された流路497を介して流路476と連通している。これにより、流体源488から供給された流体が空間491に導かれるようになっている。ロッド482およびフローティングプレート472に流路497が形成されていることに伴い、ロッド482の下面とフローティングプレート472の上面との間にはOリング461が介在しており、流体が漏れないようになっている。また、剥離用部材475のフランジ部475-bの側面と第2の孔473-bの側面との間にはOリング489が介在しており、流体が漏れないようになっている。
本変形例によれば、流体源488から流体が供給されてバックプレートアッシー470(フローティングプレート472)が基板Wfを押圧した状態では、剥離用部材475が孔473内に引っ込んでいる。この状態でめっき処理が終了した後、流体源488から供給される流体量を徐々に減らすと、押圧機構480による押圧力よりもフローティング機構490による付勢力が大きくなり、バックプレートアッシー470が上昇する。このとき、空間491にはまだ流体源488から流体が供給されているので、剥離用部材475が押圧される。すると、剥離用ピン475-aのフランジ部475-bが第1の孔473-aと第2の孔473-bとの間の段差に接触するまで剥離用部材475が下方に移動する。これにより、剥離用部材475が孔473(フローティングプレート472の下面の開口)から突出する。その結果、剥離用部材475が基板Wfを押圧してバックプレートアッシー470から剥離させるので、基板Wfがバックプレートアッシー470に張り付くのを抑制することができる。
図9は、変形例の基板ホルダの一部を拡大して概略的に示す斜視図である。剥離機構471は、バックプレートアッシー470の基板Wfの被めっき面Wf-aの裏面に接触する面に開口する孔465と、孔465を介して基板Wfの被めっき面Wf-aの裏面に気体を供給するように構成された流体源488と、を含む。
孔465は、フローティングプレート472の下面に開口し第1の径を有する第1の孔465-aと、第1の径より大きい第2の径を有しており第1の孔465-aと連通する第2の孔465-bと、を含んで形成されている。孔465(第2の孔465-b)は、キャップ485、ロッド482、およびフローティングプレート472に形成された流路497を介して流路476と連通している。これにより、流体源488から供給された流体が孔465(第2の孔465-b)に導かれるようになっている。ロッド482およびフローティングプレート472に流路497が形成されたことに伴い、ロッド482の下面とフローティングプレート472の上面との間にはOリング461が介在しており、流体が漏れないようになっている。また、フローティングプレート472の下面と基板Wfの上面との間にはOリング463が介在しており、流体が漏れないようになっている。
本変形例によれば、めっき処理が終了した後、流体源488から供給される流体量を徐々に減らすと、押圧機構480による押圧力よりもフローティング機構490による付勢力が大きくなり、バックプレートアッシー470が上昇する。このとき、孔465にはまだ流体源488から気体が供給されているので、第1の孔465-aから基板Wfの上面に気体が供給される。これにより、気体が基板Wfを押圧してバックプレートアッシー470から剥離させるので、基板Wfがバックプレートアッシー470に張り付くのを抑制することができる。
以上、いくつかの本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
本願は、一実施形態として、めっき液を収容するように構成されためっき槽と、被めっき面を下方に向けた基板を保持するように構成された基板ホルダと、前記基板ホルダを昇降させるように構成された昇降機構と、を含み、前記基板ホルダは、前記基板の被めっき面の外周部を支持するように構成された支持機構と、前記基板の被めっき面の裏面側に配置され、前記支持機構とともに前記基板を挟持するように構成されたバックプレートアッシーと、前記基板を前記バックプレートアッシーから剥離させる力を前記基板の被めっき面の裏面に付与するように構成された剥離機構と、を含む、めっき装置を開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記剥離機構は、前記バックプレートアッシーの前記基板の被めっき面の裏面に接触する面に開口する孔に配置された剥離用部材と、前記剥離用部材を前記バックプレートアッシーの下面から突出させる力を付与する弾性部材と、を含む、めっき装置を開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記剥離機構は、前記バックプレートアッシーの前記基板の被めっき面の裏面に接触する面に開口する孔に配置された剥離用部材と、前記剥離用部材を前記バックプレートアッシーの下面から突出させる力を付与する流体を供給するための流体源と、を含む、めっき装置を開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記剥離機構は、前記バックプレートアッシーの前記基板の被めっき面の裏面に接触する面に開口する孔を介して前記基板の被めっき面の裏面に気体を供給するように構成された流体源、を含む、めっき装置を開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記剥離機構は、前記バックプレートアッシーの外周部に周方向に沿って複数設けられる、めっき装置を開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記バックプレートアッシーは、前記基板の被めっき面の裏面側に配置されたフローティングプレートと、前記フローティングプレートを前記基板の裏面から離れる方向に付勢するためのフローティング機構と、前記フローティング機構による付勢力に抗して前記フローティングプレートを前記基板の裏面に押圧するための押圧機構と、を含み、前記剥離機構は、前記基板を前記フローティングプレートから剥離させる力を前記基板の被めっき面の裏面に付与するように構成される、めっき装置を開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記押圧機構は、前記フローティングプレートの上方に配置されたバックプレートと、前記バックプレートの下面に開口するように前記バックプレートの内部に形成された流路と、前記流路に配置されたダイヤフラムと、前記ダイヤフラムと前記フローティングプレートとの間に配置された押圧部材と、前記流路を介して前記ダイヤフラムに流体を供給するための流体源と、を含む、めっき装置を開示する。
さらに、本願は、一実施形態として、前記フローティング機構は、前記フローティングプレートから前記バックプレートの貫通穴を介して上方に伸びるシャフトと、前記シャフトの前記バックプレートより上部に取りつけられたフランジと、前記バックプレートの上面および前記フランジに取り付けられたばね部材と、を含む、めっき装置を開示する。
400 めっきモジュール
410 めっき槽
440 基板ホルダ
442 昇降機構
460 支持機構
462 支持部材
470 バックプレートアッシー
471 剥離機構
472 フローティングプレート
473 孔
473-a 第1の孔
473-b 第2の孔
474 バックプレート
475 剥離用部材
475-a 剥離用ピン
475-b フランジ部
476 流路
477 弾性部材
480 押圧機構
482 ロッド
484 ダイヤフラム
488 流体源
490 フローティング機構
492 シャフト
495 フランジ
1000 めっき装置
Wf 基板
Wf-a 被めっき面

Claims (8)

  1. めっき液を収容するように構成されためっき槽と、
    被めっき面を下方に向けた基板を保持するように構成された基板ホルダと、
    前記基板ホルダを昇降させるように構成された昇降機構と、
    を含み、
    前記基板ホルダは、
    前記基板の被めっき面の外周部を支持するように構成された支持機構と、
    前記基板の被めっき面の裏面側に配置され、前記支持機構とともに前記基板を挟持するように構成されたバックプレートアッシーと、
    前記基板を前記バックプレートアッシーから剥離させる力を前記基板の被めっき面の裏面に付与するように構成された剥離機構と、
    を含む、めっき装置。
  2. 前記剥離機構は、前記バックプレートアッシーの前記基板の被めっき面の裏面に接触する面に開口する孔に配置された剥離用部材と、前記剥離用部材を前記バックプレートアッシーの下面から突出させる力を付与する弾性部材と、を含む、
    請求項1に記載のめっき装置。
  3. 前記剥離機構は、前記バックプレートアッシーの前記基板の被めっき面の裏面に接触する面に開口する孔に配置された剥離用部材と、前記剥離用部材を前記バックプレートアッシーの下面から突出させる力を付与する流体を供給するための流体源と、
    を含む、
    請求項1に記載のめっき装置。
  4. 前記剥離機構は、前記バックプレートアッシーの前記基板の被めっき面の裏面に接触する面に開口する孔を介して前記基板の被めっき面の裏面に気体を供給するように構成された流体源、
    を含む、
    請求項1に記載のめっき装置。
  5. 前記剥離機構は、前記バックプレートアッシーの外周部に周方向に沿って複数設けられる、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のめっき装置。
  6. 前記バックプレートアッシーは、
    前記基板の被めっき面の裏面側に配置されたフローティングプレートと、
    前記フローティングプレートを前記基板の裏面から離れる方向に付勢するためのフローティング機構と、
    前記フローティング機構による付勢力に抗して前記フローティングプレートを前記基板の裏面に押圧するための押圧機構と、を含み、
    前記剥離機構は、前記基板を前記フローティングプレートから剥離させる力を前記基板の被めっき面の裏面に付与するように構成される、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のめっき装置。
  7. 前記押圧機構は、
    前記フローティングプレートの上方に配置されたバックプレートと、
    前記バックプレートの下面に開口するように前記バックプレートの内部に形成された流路と、
    前記流路に配置されたダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムと前記フローティングプレートとの間に配置された押圧部材と、
    前記流路を介して前記ダイヤフラムに流体を供給するための流体源と、
    を含む、
    請求項6に記載のめっき装置。
  8. 前記フローティング機構は、
    前記フローティングプレートから前記バックプレートの貫通穴を介して上方に伸びるシャフトと、
    前記シャフトの前記バックプレートより上部に取りつけられたフランジと、前記バックプレートの上面および前記フランジに取り付けられたばね部材と、を含む、
    請求項7に記載のめっき装置。
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