JP6896378B2 - 積層フィルム及びそれを含む画像表示装置 - Google Patents

積層フィルム及びそれを含む画像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、積層フィルム及びそれを含む画像表示装置に関する。
プラスチックは、建材、自動車の外装部品、紙、木材、家具、防音壁、光学材料、化粧品の容器および各種ディスプレイ素子などで用いられている。このようなプラスチックを保護するために、機能性ハードコートが広範に適用されている。
特に、近年ではLCD、PDPまたはプロジェクションTVなどの各種ディスプレイ装置が大きく発展している。このような傾向により、ディスプレイ装置を含む各種の家電製品または携帯電話のウィンドウなどのプラスチックシートの表面を保護し、スクラッチなどを防止するための機能性ハードコートの需要が大幅に増加している。
外部に露出するフラットパネルディスプレイ素子のウィンドウは、日常生活での耐スクラッチ性、フレキシブル(flexible)などの加工による特性を有していなければならない。ところが、通常のハードコートフィルムは、架橋密度の増加により耐摩耗性は増加するが、コート層の収縮によりクラックが発生し、屈曲性が低下することがある。
そこで、高硬度及び優れた柔軟性を同時に満足するフィルムの開発が求められているのが実情である。
韓国公開特許2011−0078783号(特許文献1)は、ハードコート組成物及びハードコート層を含む積層体を開示しているが、前述の問題点に対する解決策は提示していない。
韓国公開特許2011−0078783号公報
本発明は、高硬度及び高柔軟性を同時に示す積層フィルムを提供することを目的とする。
本発明は、前記積層フィルムをカバーウィンドウ基板として備えた画像表示装置を提供することを目的とする。
1.第1の基材フィルム、前記第1の基材フィルムの一方の面に位置するハードコート層及び他方の面に位置する第2の基材フィルムを含む、積層フィルム。
2.前記項目1において、前記第1の基材フィルムは、引張弾性率が2GPa以上である、積層フィルム。
3.前記項目1において、前記ハードコート層は、マルテンス硬度が350N/mm以上である、積層フィルム。
4.前記項目1において、前記第2の基材フィルムは、修正靭性(amended toughness)が下記の数式1を満すものである、積層フィルム。
Figure 0006896378
(式中、前記修正靭性は、前記第2の基材フィルムの応力−歪み曲線(stress−strain curve)において、破壊点における応力(Mpa)と歪み(%)の積である。)
5.前記項目4において、前記第2の基材フィルムは、前記数式1の前記修正靭性が15,000MPa%以上である、積層フィルム。
6.前記項目1において、前記第1の基材フィルムと第2の基材フィルムとの間に介在する接着層をさらに含む、積層フィルム。
7.前記項目1において、前記ハードコート層側の1kg荷重下における鉛筆硬度が5H以上であり、曲率半径3mmで前記積層フィルムを屈曲したときの前記積層フィルムが切断されるまでの屈曲回数が10万回以上である、積層フィルム。
8.前記項目1において、画像表示装置のカバーウィンドウ基板である、積層フィルム。
9.第1の基材フィルム、前記第1の基材フィルムの一方の面に位置するハードコート層及び他方の面に位置する第2の基材フィルムを含み、
前記第1の基材フィルムは、引張弾性率が2GPa以上であり、
前記ハードコート層は、マルテンス硬度が350N/mm〜500N/mmであり、
前記第2の基材フィルムは、修正靭性が下記数式1を満すものである、積層フィルム。
Figure 0006896378
(式中、前記修正靭性は、前記第2の基材フィルムの応力−歪み曲線(stress−strain curve)において、破壊点における応力(Mpa)と歪み(%)の積である。)
10.前記項目9において、画像表示装置のカバーウィンドウ基板である、積層フィルム。
11.前記項目1〜10のいずれか一項に記載の積層フィルムを備える画像表示装置。
本発明の積層フィルムは、高硬度及び高柔軟性を同時に示すことができる。これにより、本発明の積層フィルムは、画像表示装置、特にフレキシブル画像表示装置のカバーウィンドウ基板に好適に適用できる。
図1は、応力−歪み曲線(stress−strain curve)を示す図である。
本発明は、第1の基材フィルム、前記第1の基材フィルムの一方の面に位置するハードコート層及び他方の面に位置する第2の基材フィルムを含むことにより、高硬度及び高柔軟性を同時に示す、フレキシブル画像表示装置のカバーウィンドウ基板に好適に適用できる積層フィルムに関する。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の積層フィルムは、第1の基材フィルム、前記第1の基材フィルムの一方の面に位置するハードコート層及び他方の面に位置する第2の基材フィルムを含む。
第1の基材フィルムは、ハードコート層を支持する役割を果たすものである。
第1の基材フィルムは、引張弾性率が2GPa以上であることが好ましい。引張弾性率が2GPa以上であると、優れた硬度を示すことができる。高硬度及び優れた柔軟性を同時に示す観点から、より好ましくは引張弾性率が3GPa〜6GPaであってもよい。引張弾性率が2GPa未満であると、硬度の評価時、フィルムが変形して十分な硬度を発揮しにくく、引張弾性率が6GPaを超えると、柔軟性が低下することがある。前記範囲の引張弾性率は、第1の基材フィルムを構成する高分子の重合時に、官能基の種類、モル%などを調整することにより得ることができる。
第1の基材フィルムは、透明性のあるプラスチックフィルムである。例えば、ノルボルネン又は多環ノルボルネン系の単量体のようなシクロオレフィンを含む単量体の単位を有するシクロオレフィン系誘導体、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース、アセチルセルロースブチレート、イソブチルエステルセルロース、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース、またはアセチルプロピオニルセルロース等から選択されるセルロース、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエーテルイミド、ポリアクリル、ポリイミド、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、エポキシの中から選択されるものを用いることができる。
第1の基材フィルムの厚さは、特に限定されず、例えば10〜200μm、好ましくは20〜100μm、より好ましくは20〜80μmであってもよい。
ハードコート層は、積層フィルムに優れた硬度を付与する。
ハードコート層は、マルテンス硬度が350N/mm以上であることが好ましい。マルテンス硬度が350N/mm以上であると、5H以上の高い鉛筆硬度を実現できる。通常、マルテンス硬度が350N/mm以上であると、硬くなって屈曲時にクラックが発生し得るが、前述した第1の基材フィルム及び後述する第2の基材フィルムと共に使用すると、高硬度を示すとともに、優れた柔軟性も示すことができる。
高硬度を実現し、かつ繰り返される曲げ疲労によるクラックの発生を抑制する観点から、マルテンス硬度は、好ましくは350N/mm〜500N/mm、より好ましくは350N/mm〜450N/mmであってもよい。マルテンス硬度は、ナノインデンテーション法により負荷荷重10mNで測定したものであってもよい。前記範囲のマルテンス硬度は、後述するハードコート層組成物の種類及び含有量の範囲内で、透光性樹脂の種類及び含有量、光開始剤の種類及び含有量などを変更することで硬化度を調整したり、これに加えて、シリカ粒子のような充填剤を含むなどにより得ることができる。
ハードコート層は、当分野で公知の透光性樹脂、光開始剤、溶剤を含むハードコート層形成用組成物を第1の基材フィルム上に塗布し、硬化して形成したものであってもよい。
透光性樹脂としては、光硬化型の(メタ)アクリレートオリゴマー、光硬化型のモノマー等を用いることができる。これらは、単独で又は2以上を組み合わせて用いることができる。
光硬化型の(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、及びポリエステル(メタ)アクリレートからなる群より選択される1種以上を用いることができる。具体的には、ウレタン(メタ)アクリレートとポリエステル(メタ)アクリレートとを混合して用いるか、または2種のポリエステル(メタ)アクリレートを混合して用いることができる。
ウレタン(メタ)アクリレートは、分子内にヒドロキシ基を有する多官能(メタ)アクリレートとイソシアネート基を有する化合物とを、当業界で公知の方法により、触媒の存在下で反応して製造できる。
分子内にヒドロキシ基を有する多官能(メタ)アクリレートの具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシイソプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、カプロラクトン開環ヒドロキシアクリレート、ペンタエリスリトールトリ/テトラ(メタ)アクリレートの混合物、及びジペンタエリスリトールペンタ/ヘキサ(メタ)アクリレートの混合物からなる群より選択される1種以上であってもよい。
また、イソシアネート基を有する化合物の具体例としては、1,4−ジイソシアナートブタン、1,6−ジイソシアナートヘキサン、1,8−ジイソシアナートオクタン、1,12−ジイソシアナートドデカン、1,5−ジイソシアナート−2−メチルペンタン、トリメチル−1,6−ジイソシアナートヘキサン、1,3−ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサン、トランス−1,4−シクロヘキセンジイソシアネート、4,4'−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、イソホロンジイソシアネート、トルエン−2,4−ジイソシアネート、トルエン−2,6−ジイソシアネート、キシレン−1,4−ジイソシアネート、テトラメチルキシレン−1,3−ジイソシアネート、1−クロロメチル−2,4−ジイソシアネート、4,4'−メチレンビス(2,6−ジメチルフェニルイソシアネート)、4,4'−オキシビス(フェニルイソシアネート)、ヘキサメチレンジイソシアネートから誘導される3官能イソシアネート、及びトリメタンプロパノールアダクトのトルエンジイソシアネートからなる群より選択される1種以上であってもよい。
ポリエステル(メタ)アクリレートは、ポリエステルポリオールとアクリル酸とを、当業界で公知の方法により反応して製造できる。
前記ポリエステル(メタ)アクリレートは、例えば、ポリエステルアクリレート、ポリエステルジアクリレート、ポリエステルテトラアクリレート、ポリエステルヘキサアクリレート、ポリエステルペンタエリスリトールトリアクリレート、ポリエステルペンタエリスリトールテトラアクリレート、およびポリエステルペンタエリスリトールヘキサアクリレートからなる群より選択される1種以上であってもよいが、これらに限定されるものではない。
光硬化型のモノマーは、通常使用される光硬化型の官能基であり、(メタ)アクリロイル基、ビニル基、スチリル基、アリル基などの不飽和基を分子内に有する、当該技術分野で使用されるモノマーを制限なく使用できる。具体的には(メタ)アクリロイル基を有するモノマーを使用できる。
(メタ)アクリロイル基を有するモノマーとしては、例えば、ネオペンチルグリコールアクリレート、1,6−ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、1,2,4−シクロヘキサンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタグリセロールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、ビス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロパーフリル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、およびイソボルネオール(メタ)アクリレートからなる群より選択される1種以上が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
特に、前記4官能ポリエステル(メタ)アクリレートと混合物組成で含まれる(メタ)アクリレートの含有量範囲内で光硬化型のモノマーの代わりに用いることにより、光硬化コート組成物の作業性及び相溶性を向上させることができ、同等レベルの特性を得ることができる。
透光性樹脂は、塗膜の品質に影響を与えるものであり、ハードコート層形成用組成物の全重量に対して1〜80重量%、好ましくは5〜50重量%の含有量で用いることができる。含有量が1重量%未満であると、塗膜の形成が困難であるか、または十分な硬度の実現が困難になることがあり、80重量%を超えると、塗膜硬化後のカールが深化することがある。前記透光性樹脂に硬度の向上及び収縮の低減のために、金属酸化物微粒子を添加してもよい。
光開始剤は、当該技術分野で使用されるものであれば制限なく使用できる。例えば、ヒドロキシケトン類、アミノケトン類、水素引き抜き型の光開始剤、およびこれらの組み合わせからなる群より選択される1種以上を用いることができる。
具体的には、前記光開始剤としては、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]2−モルホリンプロパノン−1、ジフェニルケトン、ベンジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−オン、4−ヒドロキシシクロフェニルケトン、2,2−ジメトキシ−2−フェニル−アセトフェノン、アントラキノン、フルオレン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセトフェノン、4−クロロアセトフェノン、4,4−ジメトキシアセトフェノン、4,4−ジアミノベンゾフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、ベンゾフェノン、ジフェニル(2,4,6−トリメチルベンゾイル)ホスフィンオキシド及びこれらの組み合わせからなる群より選択される1種以上を用いることができる。
光開始剤は、ハードコート層形成用組成物の全重量に対して0.1〜10重量%、好ましくは1〜5重量%の含有量で用いることができる。含有量が0.1重量%未満であると、組成物の硬化速度が遅くなったり、未硬化が発生して機械的物性が低下することがあり、10重量%を超えると、過硬化により塗膜にクラックが発生することがある。
必要に応じて、本発明のハードコート層形成用組成物は、シリカ粒子をさらに含んでもよい。
シリカ粒子は、ハードコート層の硬度を向上させるためのものであり、粒子径が1〜100nmであるのがよい。粒子径が1nm未満であると、ハードコート組成物内で分散性が低下することがあり、100nmを超えると、ヘイズが高くなることがある。
シリカ粒子は、単量体に分散しているものを用いることが好ましい。具体的には、市販のNanocryl C130、Nanocryl C140、Nanocryl C145、Nanocryl C146、Nanocryl C150、Nanocryl C153、Nanocryl C155、Nanocryl C165、Nanocryl C350、Nanocryl C620、Nanocryl C680からなる群より選択される1種を用いることができる。
シリカ粒子は、ハードコート層形成用組成物の全重量に対し1〜50重量%、好ましくは10〜30重量%の含有量で用いることができる。含有量が1重量%未満であると、硬度の向上効果が不十分であり、50重量%を超えると、硬化面にクラックが発生することがある。
溶剤は、前記の成分を溶解または分散できるものであれば特に制限されない。
具体的には、アルコール系(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブなど)、ケトン系(メチルエチルケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ジプロピルケトン、シクロヘキサノンなど)、アセテート系(エチルアセテート、プロピルアセテート、n−ブチルアセテート、t−ブチルアセテート、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノプロピルエーテルアセテート、メトキシブチルアセテート、メトキシペンチルアセテートなど)、ヘキサン系(ヘキサン、ヘプタン、オクタンなど)、ベンゼン系(ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、エーテル系(ジエチレングリコールジメチルエーテル、 ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジプロピルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルなど)等を用いることができる。前記に例示の溶剤は、それぞれ単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
溶剤は、ハードコート層形成用組成物の全重量に対し10〜95重量%の含有量で用いることができる。含有量が10重量%未満であると、粘度が高くて作業性が低下することがあり、95重量%を超えると、乾燥工程に時間がかかり、経済性が低下することがある。
ハードコート層の厚さは、特に限定されず、例えば5〜100μm、好ましくは5〜80μm、より好ましくは10〜60μmであってもよい。
本発明の積層フィルムは、前記第1の基材フィルムの他方の面に位置する第2の基材フィルムをさらに含む。
第2の基材フィルムをさらに含むことにより、積層フィルム全体の靭性を向上させ、柔軟性を改善できる。
好ましくは、第2の基材フィルムは、修正靭性(amended toughness)が下記数式1を満すものであってもよい。
Figure 0006896378
(式中、修正靭性は、第2の基材フィルムの応力−歪み曲線(stress−strain curve)において、破壊点における応力(Mpa)と歪み(%)の積である。)
応力−歪み曲線(stress−strain curve)は、高分子材料の引張実験により、高分子材料に加えられた応力(stress)と、この応力に対応して示された高分子材料の歪み(strain)との関係を示すグラフ上の曲線である。本発明の通常の例では、横軸に歪みを示し、縦軸に応力を示す。このことから、応力−歪み曲線は、他の表現として、高分子材料の歪みの増加によって、求められる応力の大きさの変化を示す曲線と言える。
図1に、複数の高分子素材フィルムの応力−歪み曲線を例示しているが、各曲線の端の丸で囲まれた部分が破壊点(fracture point)に相当する。前記数式1の修正靭性は、破壊点におけるxの値(歪み)とyの値(応力)の積であり、図1には、複数の高分子素材フィルムのいずれかのフィルムにおける修正靭性が、四角で囲まれた部分に例示されている。
本発明者らは、前記範囲の修正靭性を有する基材フィルムが優れた柔軟性を有することから、高硬度のハードコート層と共に使用時に柔軟性を補完することにより、高硬度を実現し、且つ繰り返される曲げ疲労によるクラックの発生を抑制することを確認した。具体的には、修正靭性が10,000MPa%未満であると、柔軟性の改善効果が不十分なことがある。好ましくは、修正靭性は15,000MPa%以上であってもよい。修正靭性が高いほど柔軟性の改善効果が優れるので上限は特に限定されないが、経済的な観点から50,000MPa%以下、好ましくは40,000MPa%以下であってもよい。
第2の基材フィルムも、透明性のあるプラスチックフィルムであり、第1の基材フィルムとして例示した素材を用いることができる。好ましくは、前述した修正靭性を満足するものを用いることができる。
第2の基材フィルムの厚さは、特に限定されず、例えば10〜200μm、好ましくは20〜100μm、より好ましくは20〜80μmであってもよい。
本発明の一実施形態において、第2の基材フィルムは、接着層を介して第1の基材フィルムに接着することができる。
接着層は、当分野で公知のUV接着剤組成物を塗布し、硬化して形成したものであってもよい。
UV接着剤組成物としては、例えばアクリル系接着剤、エポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤などを用いることができる。
接着層の厚さは、特に限定されず、例えば5〜50μmであってもよい。
本発明の他の一実施形態において、第2の基材フィルムは、接着層なしで第1の基材フィルムと直接接触するものであってもよい。
これは、共押出成形法により、第1の基材フィルムを形成する樹脂と第2の基材フィルムを形成する樹脂とを同時に押出して積層したフィルムを用いることで実現できるが、これに制限されるものではない。
前述した構成及びパラメータを有する本発明の積層フィルムは、硬度及び柔軟性が非常に優れている。例えば、ハードコート層側の1kg荷重下にける鉛筆硬度が5H以上、好ましくは6H以上、より好ましくは8H以上である。また、曲率半径(半径)3mmで屈曲したときの切断されるまでの屈曲回数が10万回以上、好ましくは20万回以上であり、また、好ましくは曲率半径1.5mmで屈曲したときの切断されるまでの屈曲回数が10万回以上、より好ましくは20万回以上であってもよい。
これにより、本発明の積層フィルムは、画像表示装置のカバーウィンドウ基板に適用されて表面の擦傷を防止でき、フレキシブル画像表示装置にも優れた柔軟性を有するカバーウィンドウ基板として用いることができる。
また、本発明は、前記積層フィルムを備える画像表示装置を提供するものである。
本発明の画像表示装置は、前記積層フィルムをカバーウィンドウ基板として備える。
本発明の画像表示装置は、液晶表示装置、電界発光表示装置、プラズマ表示装置、電界放出表示装置などであってもよく、またフレキシブル画像表示装置であってもよい。
以下、本発明の理解を助けるために好適な実施例を示すが、これらの実施例は本発明を例示するに過ぎず、添付された特許請求の範囲を制限するわけではなく、本発明の範疇及び技術思想の範囲内において実施例に対し変更が多様であること且つ修正が可能であることは、当業者にとって明らかなことであり、このような変更及び修正が添付された特許請求の範囲に属するのも当然のことである。
製造例1.ハードコート層形成用組成物の製造
10重量部のウレタンアクリレート(10官能、美源商事社(Miwon Commercial Co., Ltd.)製、SC2153)と、10重量部のペンタエリスリトールトリアクリレートと、50重量部のナノシリカゾル(12nm、固形分40%、触媒化成社製、V8802)と、20重量部のメチルエチルケトン(大井化金社(Daejung Chemicals & Metals Co., Ltd.)製)と、7重量部のプロピレングリコールモノメチルエーテル(大井化金社製)と、2.7重量部の光開始剤(CIBA社製、I−184)と、0.3重量部のレベリング剤(BYKケミ社製、BYK−UV3570)とを攪拌機を用いて混合した。これを、PP材質のフィルターを用いてろ過し、ハードコート層形成用組成物を製造した。
製造例2.ハードコート層形成用組成物の製造
5重量部のウレタンアクリレート(10官能、美源スペシャルティケミカル社製、SC2153)と、35重量部のペンタエリスリトールトリアクリレートと、37重量部のメチルエチルケトンと、20重量部のプロピレングリコールモノメチルエーテルと、2.7重量部の光開始剤(CIBA社製、I−184)と、0.3重量部のレベリング剤(BYKケミ社製、BYK−UV3570)とを攪拌機を用いて混合した。これを、PP材質のフィルターを用いてろ過し、ハードコート層形成用組成物を製造した。
製造例3.ハードコート層形成用組成物の製造
8重量部のウレタンアクリレート(10官能、美源商事社製、SC2153)と、7重量部のペンタエリスリトールトリアクリレートと、55重量部のナノシリカゾル(12nm、固形分40%、触媒化成社製、V8802)と、20重量部のメチルエチルケトン(大井化金社製)と、7重量部のプロピレングリコールモノメチルエーテル(大井化金社製)と、2.7重量部の光開始剤(CIBA社製、I−184)と、0.3重量部のレベリング剤(BYKケミ社製、BYK−UV3570)とを攪拌機を用いて混合した。これを、PP材質のフィルターを用いてろ過し、ハードコート層形成用組成物を製造した。
実施例及び比較例
実施例1
製造例1の組成物を引張弾性率4GPaのポリイミドフィルム(50μm、第1の基材フィルム)上に、硬化後の厚さが20μmになるようにコートした。その後、溶剤を乾燥及びUV硬化して、ハードコート層を形成した。前記フィルムの他方の面に、修正靭性が21,000MPa%のポリエチレンテレフタレートフィルム(50μm、第2の基材フィルム)をアクリル系接着層(厚さ5μm)で接着した。これにより、積層フィルムを製造した。
実施例2
引張弾性率が5GPaのポリイミドフィルム(50μm)を第1の基材フィルムとして用いた以外は、実施例1と同様な方法により積層フィルムを製造した。
実施例3
修正靭性が25,000MPa%のポリエチレンテレフタレートフィルム(50μm)を第2の基材フィルムとして用いた以外は、実施例1と同様な方法により積層フィルムを製造した。
実施例4
製造例3のハードコート層形成用組成物を用いた以外は、実施例1と同様な方法により積層フィルムを製造した。
実施例5
引張弾性率が1.5GPaのポリイミドフィルム(50μm)を第1の基材フィルムとして用いた以外は、実施例1と同様な方法により積層フィルムを製造した。
実施例6
修正靭性が8,000MPa%のポリメチルメタクリレートフィルム(60μm)を第2の基材フィルムとして用いた以外は、実施例1と同様な方法により積層フィルムを製造した。
実施例7
修正靭性が50,000MPa%のポリイミドフィルム(50μm)を第2の基材フィルムとして用いた以外は、実施例1と同様な方法により積層フィルムを製造した。
実施例8
修正靭性が10,000MPa%のポリイミドフィルム(60μm)を第2の基材フィルムとして用いた以外は、実施例1と同様な方法により積層フィルムを製造した。
実施例9
引張弾性率が6.2GPaのポリイミドフィルム(50μm)を第1の基材フィルムとして用いた以外は、実施例1と同様な方法により積層フィルムを製造した。
実施例10
ポリイミド樹脂を厚さ50μmになるようにキャストし、ポリプロピレン樹脂を厚さが50μmになるように、前記キャストしたポリイミド樹脂上に押出した。これにより、引張弾性率が4GPaのポリイミドフィルム(第1の基材フィルム)、及び修正靭性が18,000MPa%のポリプロピレンフィルム(第2の基材フィルム)が接着層なしで直接接触したフィルムを製造した。
その後、前記フィルムのポリイミドフィルム側に製造例1のハードコート層形成用組成物を、硬化後の厚さが20μmになるようにコートした。その後、溶剤を乾燥及びUV硬化して、ハードコート層を形成した。これにより、積層フィルムを製造した。
比較例1
製造例2のハードコート層形成用組成物を用いた以外は、実施例1と同様な方法により積層フィルムを製造した。
比較例2
接着層及び第2の基材フィルムを用いていない以外は、実施例1と同様な方法によりフィルムを製造した。
実験例
1.マルテンス硬度の測定
製造例1及び2、3のハードコート層形成用組成物を、ガラス上に、硬化後の厚さが5μmになるようにコートした。その後に、乾燥及びUV硬化したサンプルのハードコート側の表面に対して、ナノインデンターを用いて荷重10mN下における硬度を測定した。
2.鉛筆硬度の測定
荷重1kg下、45度方向に鉛筆をセットした後、コート面が鉛筆側に向かうようにしてコートフィルムをガラス上に固定した。その後、各鉛筆硬度を有する鉛筆により、硬度を5回評価した。4回以上傷の付かない硬度で鉛筆硬度を記した。
3.柔軟性の評価
直径3mmの棒を、実施例及び比較例による積層フィルムの幅の中心上(ハードコート側)に配置した。その後、ハードコート側の長さ方向の両端部が当接するまで曲げて、元の状態に戻すことを繰り返し、フィルムが破断する前までの回数を評価した。
S:20万回まで破断が発生しない
A:10万回以上20万回未満で破断が発生する
B:5万回以上10万回未満で破断が発生する
C:5万回未満で破断が発生する
Figure 0006896378
前記表1から、実施例の積層フィルムは、高い鉛筆硬度及び優れた柔軟性を同時に示すことが確認できた。これに対して、比較例の積層フィルムは、硬度が低いか、または柔軟性が低かった。

Claims (8)

  1. 第1の基材フィルムと、
    前記第1の基材フィルムの一方の面に位置するハードコート層と、
    第1の基材フィルムの他方の面に位置する第2の基材フィルムと、
    前記第1の基材フィルムと前記第2の基材フィルムとの間に介在する接着層とを含み、
    前記ハードコート層は、マルテンス硬度が350N/mm 以上であり、
    前記第2の基材フィルムは、修正靭性が下記の数式1を満たすことを特徴とする積層フィルム。
    Figure 0006896378
    (式中、前記修正靭性は、前記第2の基材フィルムの応力−歪み曲線(stress−strain curve)において、破壊点における応力(Mpa)と歪み(%)の積である。)
  2. 前記第1の基材フィルムは、引張弾性率が2GPa以上である、請求項1に記載の積層フィルム。
  3. 前記第2の基材フィルムは、前記数式1の前記修正靭性が15,000MPa%以上である、請求項1に記載の積層フィルム。
  4. 前記ハードコート層側の1kg荷重下における鉛筆硬度は、5H以上であり、
    曲率半径3mmで前記積層フィルムを屈曲したときの前記積層フィルムが切断されるまでの屈曲回数は、10万回以上である、請求項1ないしのいずれか一項に記載の積層フィルム。
  5. 画像表示装置のカバーウィンドウ基板である、請求項1ないしのいずれか一項に記載の積層フィルム。
  6. 第1の基材フィルム、前記第1の基材フィルムの一方の面に位置するハードコート層及び他方の面に位置する第2の基材フィルムを含み、
    前記第1の基材フィルムは、引張弾性率が2GPa以上であり、
    前記ハードコート層は、マルテンス硬度が350N/mm〜500N/mmであり、
    前記第2の基材フィルムは、修正靭性が下記の数式1を満すものである、積層フィルム。
    Figure 0006896378
    (式中、前記修正靭性は、前記第2の基材フィルムの応力−歪み曲線(stress−strain curve)において、破壊点における応力(Mpa)と歪み(%)の積である。)
  7. 画像表示装置のカバーウィンドウ基板である、請求項に記載の積層フィルム。
  8. 請求項1〜のいずれか一項に記載の積層フィルムを備える画像表示装置。
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