JP2020129140A - 防眩フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】黒度やタッチ感に優れるタッチ方式のディスプレイ用防眩フィルム、これを含む偏光板、及び画像表示装置を提供する。【解決手段】本願発明に係るタッチ方式のディスプレイ用防眩フィルムは、透明基材、及び該透明基材上に形成された単一の防眩コーティング層を含み、下記の数式5、2および3を満たす。[数5]105<A2+B≦129.1[数2]1.3%≦表面ヘーズ<6%[数3]2.1%≦トータルヘーズ<15%前記式中、Aは表面ヘーズの絶対値を示し、Bは水接触角の絶対値を示す。【選択図】なし

Description

本発明は、防眩フィルム、これを含む偏光板、及び画像表示装置に係り、より詳しくは、黒度やタッチ感に優れるタッチ方式のディスプレイ用防眩フィルム、これを含む偏光板、及び画像表示装置に関する。
防眩フィルムは、表面凹凸による乱反射を用いて外光の反射を低減させる機能を有するものであって、各種のディスプレイパネル、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、プラズマディスプレイ(PDP)、ブラウン管(CRT)、電子発光ディスプレイ(EL)などの表面に配設され、外光の反射によるコントラストの低減を防止したり、映り込みによるディスプレイの視認性の低下を防止したりするなどの目的から利用されている。
しかし、従来の防眩フィルムでは、表面凹凸の表面粗さが高すぎると外光の乱反射が顕著となって、防眩性には優れるものの黒度(blackness)が劣化して、ディスプレイされる画像の明暗比が低下するという短所がある。逆に、該表面凹凸の表面粗さが低すぎると外光を十分に乱反射させることができず、防眩フィルム固有の目的である防眩性が劣化し、それによりディスプレイされる画面の視認性が大きく低下するという短所がある。
近年、タッチ入力方式が次世代入力方式として脚光を浴びながらタッチ方式のディスプレイが多用されており、この種のタッチ方式のディスプレイに使用される防眩フィルムは、黒度を維持し且つユーザが感じるタッチ感が良くなければならない。
大韓民国公開特許第2011−0124376号には、防眩性を有し、且つ優れたギラツキ防止性と黒色再現性を実現することができる防眩性積層体が開示されている。しかし、前記先行特許にはタッチ感に優れることでタッチ方式のディスプレイに適用され得る防眩性積層体については言及されたところがない。
本発明は、前記したような問題点を解決するためのものであって、その一目的は、黒度やタッチ感に優れるタッチ方式のディスプレイ用防眩フィルムを提供することである。
本発明の他の目的は、前記防眩フィルムが備えられた偏光板を提供することである。
本発明のまた他の目的は、前記防眩フィルムが備えられた画像表示装置を提供することである。
一方において、本発明は、下記の数式1〜3を満たすタッチ方式のディスプレイ用防眩フィルムを提供する。
[数1]
+B>105
[数2]
表面ヘーズ<6%
[数3]
トータルヘーズ<15%
前記式中、
Aは表面ヘーズの絶対値を示し、
Bは水接触角の絶対値を示す。
本発明の一実施形態において、前記防眩フィルムは、透明基材及び該透明基材上に形成された防眩コーティング層を含んでいてよい。
本発明の一実施形態において、前記防眩コーティング層は、防眩性コーティング組成物を透明基材に塗布してなるものであってよい。
本発明の一実施形態において、前記防眩性コーティング組成物は、透光性樹脂、透光性粒子、光開始剤、及び溶剤を含んでいてよい。
本発明の一実施形態において、前記透光性粒子の平均粒径が1〜10μmであってよい。
他方において、本発明は、前記防眩フィルムが備えられた偏光板を提供する。
また他方において、本発明は、前記防眩フィルムが備えられた画像表示装置を提供する。
本発明に係る防眩フィルムは、タッチ感に優れ且つ画質の低下なしに優れた黒度を維持することができ、タッチ方式のディスプレイ用偏光板及び画像表示装置に有効に使用され得る。
以下、本発明をより詳しく説明する。
本発明の一実施形態は、下記の数式1〜3を満たす防眩フィルムに関する。
[数1]
+B>105
[数2]
表面ヘーズ<6%
[数3]
トータルヘーズ<15%
前記式中、
Aは表面ヘーズの絶対値を示し、
Bは水接触角の絶対値を示す。
前記ヘーズは、JIS K 7105−1981「プラスチックの光学的特性試験方法」に規定されており、またヘーズを求める方法自体は、JIS K 7136:2000「プラスチック−透明材料のヘーズを求める方法」にも規定されている。ヘーズは下記の数式4で定義される値である。
[数4]
ヘーズ=(拡散透過率/全体光線透過率)×100(%)
前記水接触角とは、水滴の端と下部表面とのなす角度であって、本発明において防眩フィルムの水接触角を測定する方法は特に制限されず、例えば、後述する実験例に提示された方法で測定すればよい。
本発明の一実施形態では、防眩フィルムの表面ヘーズを二乗した値と水接触角とを合わせた値(A+B)が105を超えるように調節することで防眩フィルムのタッチ感を改善することができる。特に、A+Bが下記の数式5を満たすことで防眩フィルムのタッチ感を顕著に改善することができる。
[数5]
105<A+B<150
また、表面ヘーズを6%未満、好ましくは3%未満に、トータルヘーズを15%未満に調節することで、優れた防眩フィルムの黒度を画質の低下なしに維持することができる。
前記数式1〜3及び5を満たす防眩フィルムは、後述する防眩性コーティング組成物に含まれる成分の種類や組成、防眩コーティング層の厚さ、透明基材の種類や厚さなどを適宜変更することで容易に製造することができる。
本発明の一実施形態に係る防眩フィルムは、透明基材及び該透明基材上に形成された防眩コーティング層を含む。
本発明の一実施形態において、前記透明基材としては、透明性のあるプラスチックフィルムであればいずれも使用可能である。前記透明基材としては、例えば、ノルボルネンや多環ノルボルネン系単量体のようなシクロオレフィンを含む単量体の単位を有するシクロオレフィン系誘導体、セルロース(ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース、アセチルセルロースブチレート、イソブチルエステルセルロース、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース、アセチルプロピオニルセルロース)、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエーテルイミド、ポリアクリル、ポリイミド、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケトン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、及びエポキシから選択されたものを用いていてよく、未延伸、一軸または二軸延伸フィルムを使用していてよい。
前記例示した透明基材の中でも透明性及び耐熱性に優れる一軸または二軸延伸ポリエステルフィルムや、透明性及び耐熱性に優れ且つフィルムの大型化に対応し得るシクロオレフィン系誘導体フィルム、または透明性及び光学的に異方性がないという点からトリアセチルセルロースフィルムが好適に使用される。
前記透明基材の厚さは特に制限されないが、8〜1000μm、好ましくは40〜100μmである。前記透明基材の厚さが8μm未満であるとフィルムの強度が低下して加工性が劣化し、また1000μmを超えると透明性が低下したり偏光板の重量の大きくなるという問題が発生する。
本発明の一実施形態において、前記防眩コーティング層は、防眩性コーティング組成物を前記透明基材に塗布してなるものであってよい。
本発明の一実施形態において、前記防眩性コーティング組成物は、透光性樹脂、透光性粒子、光開始剤、及び溶剤を含んでいてよい。
本発明の一実施形態において、前記透光性樹脂は光硬化型樹脂であり、前記光硬化型樹脂は、光硬化型(メタ)アクリレートオリゴマー及び/またはモノマーを含んでいてよい。
前記光硬化型(メタ)アクリレートオリゴマーとしては、通常、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレートなどを用い、ウレタン(メタ)アクリレートが好ましい。ウレタン(メタ)アクリレートは、分子内にヒドロキシ基を有する多官能(メタ)アクリレートとイソシアネート基を有する化合物を触媒存在下で反応させて製造することができる。前記分子内にヒドロキシ基を有する多官能(メタ)アクリレートの具体的な例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシイソプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、カプロラクトン開環ヒドロキシアクリレート、ペンタエリトリトールトリ/テトラ(メタ)アクリレート混合物、及びジペンタエリトリトールペンタ/ヘキサ(メタ)アクリレート混合物からなる群より選択された1種以上であってよい。また前記イソシアネート基を有する化合物の具体的な例としては、1,4−ジイソシアナートブタン、1,6−ジイソシアナートヘキサン、1,8−ジイソシアナートオクタン、1,12−ジイソシアナートドデカン、1,5−ジイソシアナート−2−メチルペンタン、トリメチル−1,6−ジイソシアナートヘキサン、1,3−ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサン、トランス−1,4−シクロヘキセンジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、イソホロンジイソシアネート、トルエン−2,4−ジイソシアネート、トルエン−2,6−ジイソシアネート、キシレン−1,4−ジイソシアネート、テトラメチルキシレン−1,3−ジイソシアネート、1−クロロメチル−2,4−ジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(2,6−ジメチルフェニルイソシアネート)、4,4’−オキシビス(フェニルイソシアネート)、ヘキサメチレンジイソシアネートから誘導される3官能イソシアネート、及びトリメタンプロパノールアダクトのトルエンジイソシアネートからなる群より選択された1種以上であってよい。
前記モノマーは、通常用いられるものを特に制限なしに用いていてよく、光硬化型官能基として(メタ)アクリロイル基、ビニル基、スチリル基、アリル基などの不飽和基を分子内に有するモノマーが好ましく、その中でも(メタ)アクリロイル基を有するモノマーが好ましい。
前記(メタ)アクリロイル基を有するモノマーは、具体的な例として、ネオペンチルグリコールアクリレート、1,6−ヘキサンジオール(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、1,2,4−シクロヘキサンテトラ(メタ)アクリレート、ペンタグリセロールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリトリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリトリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタエリトリトールトリ(メタ)アクリレート、トリペンタエリトリトールヘキサトリ(メタ)アクリレート、ビス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、及びイソボルネオール(メタ)アクリレートからなる群より選択された1種以上であってよい。
前記例示した透光性樹脂である光硬化型(メタ)アクリレートオリゴマー及びモノマーは、それぞれ単独で、または2種以上を組み合わせて用いていてよい。
前記透光性樹脂は、特に制限されないが、前記防眩性コーティング組成物の全体100重量部に対し1〜80重量部の範囲で含まれていてよい。1重量部未満であると十分な硬度向上を図り難く、また80重量部を超えるとカーリングがひどくなるという問題がある。
本発明の一実施形態において、前記透光性粒子は、当該技術分野において用いるもので防眩性を与えることができる粒子であれば特に制限されることなく用いていてよい。前記透光性粒子としては、例えば、シリカ粒子、シリコン樹脂粒子、メラミン系樹脂粒子、アクリル系樹脂粒子、スチレン系樹脂粒子、アクリル・スチレン系樹脂粒子、ポリカーボネート系樹脂粒子、ポリエチレン系樹脂粒子、塩化ビニル系樹脂粒子などが挙げられる。
前記例示した透光性粒子は、それぞれ単独で、または2種以上を混合して用いていてよい。
前記透光性粒子の平均粒径は1〜10μmであるのが好ましい。前記透光性粒子の平均粒径が1μm未満であると防眩層表面に凹凸を形成し難いため防眩性に劣り、また10μmを超えると防眩層の表面が粗くなり視認性に劣るという短所がある。
前記透光性粒子は、前記防眩性コーティング組成物の全体100重量部に対し0.5〜20重量部の範囲で含まれていてよい。前記透光性粒子が0.5重量部未満であると防眩性に劣り、また20重量部を超えると防眩層の白化がひどくなる。
本発明の一実施形態において、前記光開始剤は、当該技術分野において用いられるものを特に制限なしに用いていてよい。前記光開始剤としては、具体的に、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]2−モルホリンプロパノン−1、ジフェニルケトンベンジルジメチルケタル、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−オン、4−ヒドロキシシクロフェニルケトン、ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、アントラキノン、フルオレン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセトフェノン、4−クロロアセトフェノン、4,4−ジメトキシアセトフェノン、4,4−ジアミノベンゾフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、及びベンゾフェノンからなる群より選択された少なくとも1種を用いていてよい。
前記光開始剤は、前記防眩性コーティング組成物の全体100重量部に対し0.1〜10重量部の範囲で含まれていてよい。前記光開始剤の含量が0.1重量部未満であると硬化速度が遅く、また10重量部を超えると過硬化により防眩コーティング層にクラックが発生することがある。
本発明の一実施形態において、前記溶剤は、当該技術分野において溶剤として知られたものであれば特に制限されることなく用いていてよい。一例として、前記溶剤は、アルコール系(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、1−メトキシ−2−プロパノール、プロピレングリコールモノメチルエーテルなど)、ケトン系(メチルエチルケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ジプロピルケトン、シクロヘキサノンなど)、ヘキサン系(ヘキサン、ヘプタン、オクタンなど)、ベンゼン系(ベンゼン、トルエン、キシレンなど)などが好ましく用いられていてよい。前記例示された溶剤は、それぞれ単独で、または2種以上を組み合わせて用いていてよい。
前記溶剤の含量は、前記防眩性コーティング組成物の全体100重量部に対し10〜95重量部の範囲で含まれていてよい。前記溶剤が10重量部未満であると粘度が高くなり作業性に劣り、また95重量部を超えると硬化過程で時間が多く掛かり経済性に劣るという問題がある。
本発明の一実施形態において、前記防眩性コーティング組成物は、前記した成分の他に、当該技術分野において一般的に用いられる成分、例えば、抗酸化剤、UV吸収剤、光安定剤、熱的高分子化禁止剤、レベリング剤、界面活性剤、潤滑剤、防汚剤などがさらに含まれていてよい。
前記防眩コーティング層は、前記防眩性コーティング組成物を透明基材の片面または両面に塗布し乾燥した後、UV硬化させて形成することができる。
前記防眩性コーティング組成物は、ダイコーター、エアーナイフ、リバースロール、スプレー、ブレード、キャスティング、マイクログラビア、スピンコーティングなどの公知の方式を適宜使用して、透明基材に塗工(Coating Process)が可能である。
前記防眩性コーティング組成物を透明基材に塗布した後は、30〜150℃の温度で10秒〜1時間、より具体的には、30秒〜30分間揮発物を蒸発させ乾燥させた後、UV光を照射して硬化させる。前記UV光の照射量は、具体的に約0.01〜10J/cmであってよく、より具体的に、0.1〜2J/cmであってよい。
このとき、形成される防眩コーティング層の厚さは、具体的に1〜30μm、より具体的に1.5〜10μmであってよい。前記防眩コーティング層の厚さが前記範囲内に含まれる場合、優れた硬度効果を得ることができる。
本発明の一実施形態は、上述した防眩フィルムが備えられた偏光板に関する。本発明の一実施形態に係る偏光板は、上述した防眩フィルムを偏光フィルムの少なくとも片面に積層してなるものであってよい。
前記偏光フィルムは、特に制限されず、例えば、ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルムなどの親水性高分子フィルムに、ヨウ素や二色性染料などの二色性物質を吸着させて一軸延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物などポリエン系配向フィルムなどが用いられていてよい。具体的には、ポリビニルアルコール系フィルムとヨウ素などの二色性物質からなるものが用いられていてよい。これらの偏光フィルムの厚さは特に制限されないが、一般的には5〜80μm程度である。
本発明の一実施形態は、上述した防眩フィルムが備えられた画像表示装置、特にタッチ入力方式の画像表示装置に関する。
本発明に係る画像表示装置は、前記偏光板の他に、当該分野において公知の構成をさらに含んでいてよい。
本発明の一実施形態に係る防眩フィルムは、反射型、透過型、半透過型LCDまたはTN型、STN型、OCB型、HAN型、VA型、IPS型などの各種の駆動方式のLCDに用いられていてよい。さらに、本発明の一実施形態に係る防眩フィルムは、プラズマディスプレイ、フィールドエミションディスプレイ、有機ELディスプレイ、無機ELディスプレイ、電子ペーパーなどの各種の画像表示装置にも用いられていてよい。
以下、実施例、比較例、及び実験例を挙げて本発明をより具体的に説明することにする。なお、これらの実施例、比較例、及び実験例は単に本発明を説明するためのものに過ぎず、本発明の範囲がこれらに限定されないことは当業者にとって自明である。
製造例1:防眩性コーティング組成物の製造
15重量部のウレタンアクリレート(ミウォン商事社製、SC2153)、15重量部のペンタエリトリトールトリアクリレート(ミウォン商事社製、M340)、1重量部の透光性粒子(アクリル・スチレン共重合、屈折率1.51、平均粒径4.5μm)、30重量部のメチルエチルケトン(大井化金社製)、36重量部のプロピレングリコールモノメチルエーテル(大井化金社製)、2.5重量部の光開始剤(Ciba社製、I−184)、0.5重量部の防汚剤(ダイキン工業社製、オプツールDAC−HP)を撹拌機にて配合し、PP材質のフィルタを利用してろ過して、防眩性コーティング組成物を製造した。
製造例2:防眩性コーティング組成物の製造
15重量部のウレタンアクリレート(ミウォン商事社製、SC2153)、15重量部のペンタエリトリトールトリアクリレート(ミウォン商事社製、M340)、1重量部の透光性粒子(アクリル・スチレン共重合、屈折率1.55、平均粒径4.5μm)、30重量部のメチルエチルケトン(大井化金社製)、36重量部のプロピレングリコールモノメチルエーテル(大井化金社製)、2.5重量部の光開始剤(Ciba社製、I−184)、0.5重量部の防汚剤(ダイキン工業社製、オプツールDAC−HP)を撹拌機にて配合し、PP材質のフィルタを利用してろ過して、防眩性コーティング組成物を製造した。
製造例3:防眩性コーティング組成物の製造
15重量部のウレタンアクリレート(ミウォン商事社製、SC2153)、15重量部のペンタエリトリトールトリアクリレート(ミウォン商事社製、M340)、1重量部の透光性粒子(アクリル・スチレン共重合、屈折率1.51、平均粒径4.5μm)、30重量部のメチルエチルケトン(大井化金社製)、36重量部のプロピレングリコールモノメチルエーテル(大井化金社製)、2.5重量部の光開始剤(Ciba社製、I−184)、0.5重量部のレベリング剤(BYK社製、BYK−3530)を撹拌機にて配合し、PP材質のフィルタを利用してろ過して、防眩性コーティング組成物を製造した。
実施例1〜5及び比較例1〜3:防眩フィルムの製造
前記製造例1〜3で収得した防眩性コーティング組成物を、60μmのトリアセチルセルロースフィルム上に、コーティング層の厚さを調節して表面ヘーズ及び水接触角が下記の表1に表した値になるようにコートした後、70℃で2分間溶剤を乾燥させた。乾燥したフィルムに積算光量400mJ/cmでUVを照射して防眩フィルムを製造した。
実験例1:
前記のようにして製造された防眩フィルムに対して下記のように物性を測定し、その結果を下記の表1に表した。
(1)ヘーズ(%)
MURAKAMI社製のHM−150ヘーズメーターを利用して各フィルムの表面ヘーズ及びトータルヘーズを測定した。トータルヘーズはコーティングフィルム状態のそのままで測定し、表面ヘーズは製造された防眩フィルムのコーティング面上に透明保護フィルムを貼り付けて表面凹凸による散乱を除去したヘーズを測定した後、トータルヘーズから前記測定値を引くことで測定した。
(2)水接触角(°)
常温(25℃)で防眩フィルム表面に水滴を滴下した後、1分後に接触角測定器(KSV社製、CAM100)を使用して水滴に対する接触角を測定した。接触角は、水滴の左右接触角を同じ試料で3回測定してその平均値を用いた。
(3)黒度
防眩フィルムを黒色のアクリル板にコーティング面が表面に向くように接合した後、三波長蛍光灯の下で蛍光灯を反射させ、蛍光灯の反射イメージから5cm離れた部位の黒度を目視で比較評価した。
<評価基準>
1:全体的に散乱がひどくて、灰色光を呈し蛍光灯ラインが見えない水準
2:全体的に灰色光を呈するが、蛍光灯ラインの位置を確認することができる水準
3:全体的に黒色を呈し、蛍光灯ラインの位置を確認することができる水準
4:全体的に黒色を呈し、蛍光灯ラインがぼやけて見える水準
(4)タッチ感
手を利用して10cm距離を左右往復10回実施して滑らかさの水準が高いほど高い数値を付与した。
<評価基準>
5:最も滑らか
1:かさかさして往復途中で手が止まる
前記表1から分かるように、前記数式1〜3をいずれも満たす本発明の実施例1〜5に係る防眩フィルムは黒度やタッチ感ともに優れている。一方、前記数式2及び3を満たさない比較例1及び3に係る防眩フィルムは黒度が顕著に低下し、また数式1を満たさない比較例2に係る防眩フィルムはタッチ感が顕著に低下していることを確認した。
以上、本発明の特定の部分を詳しく記述したところ、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとってような具体的な技術は単に好適な具現例であるに過ぎず、これらによって本発明の範囲が制限されるものではないことは明白である。本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば前記内容に基づいて本発明の範疇内で種々の応用及び変形を行うことが可能であろう。
したがって、本発明の実質的な範囲は特許請求の範囲とその等価物によって定義されるといえる。

Claims (10)

  1. 透明基材、及び該透明基材上に形成された単一の防眩コーティング層を含み、
    下記の数式5、2および3を満たすタッチ方式のディスプレイ用防眩フィルム。
    [数5]
    105<A+B≦129.01
    [数2]
    1.3%≦表面ヘーズ<6%
    [数3]
    2.1%≦トータルヘーズ<15%
    前記式中、
    Aは表面ヘーズの絶対値を示し、
    Bは水接触角の絶対値を示す。
  2. 表面ヘーズが3%未満である、請求項1に記載の防眩フィルム。
  3. 防眩コーティング層は防眩性コーティング組成物を透明基材に塗布してなる、請求項1に記載の防眩フィルム。
  4. 防眩性コーティング組成物は、透光性樹脂、透光性粒子、光開始剤、及び溶剤を含む、請求項3に記載の防眩フィルム。
  5. 透光性樹脂はウレタン(メタ)アクリレート及び(メタ)アクリロイル基を有するモノマーを含む、請求項4に記載の防眩フィルム。
  6. ウレタン(メタ)アクリレートは10官能であり、
    (メタ)アクリロイル基を有するモノマーは3官能である、請求項5に記載の防眩フィルム。
  7. 透光性樹脂は、防眩性コーティング組成物の全体100重量部に対し1〜30重量部で含まれる、請求項5に記載の防眩フィルム。
  8. 透光性粒子の平均粒径が1〜10μmである、請求項4に記載の防眩フィルム。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の防眩フィルムが備えられた偏光板。
  10. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の防眩フィルムが備えられた画像表示装置。
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