JP6892999B2 - 損傷毛髪改善剤及びそれを含有する損傷毛髪改善化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、損傷毛髪に対して優れた改善効果のある損傷毛髪改善剤及びそれを含有する損傷毛髪改善化粧料に関する。
背景技術
毛髪を綺麗に保つことへの関心は男女問わずに多く、近年では髪の外観を綺麗に見せるために化学処理により毛髪の色を変化させるカラーリングや毛髪の形状を変化させるパーマ、ストレートパーマ、縮毛矯正、日常生活における櫛を用いてのブラッシング、熱を発生させて用いるヘアアレンジ器具(ドライヤー、ヘアアイロンなど)によるスタイリングなどのヘアアレンジ処理が行われている。しかしながら、これらの処理は、毛髪の損傷を招き、髪のハリやコシ、ツヤなどが失われ、枝毛や切れ毛、髪のパサつき又はまとまりのない髪となる要因となっている。このほかにも毛髪の損傷の要因として、太陽光による紫外線なども挙げられる。
損傷した毛髪を改善する目的として、18−メチルエイコサン酸と第3級アミン化合物を併用することにより損傷毛髪を修復又は抑制する毛髪化粧料(特許第5094216号、特許第4469874号、特許第4469875号、特許第4559392号)やラクトン誘導体を含有させることで毛髪のうねり、絡まりを改善する毛髪化粧料(特許第5726469号、特開2014−65688号公報、特開2013−53113号公報)が報告されている。しかしながら、これらに使用されている18−メチルエイコサン酸においては、例えば特許5252905号公報で記載されている合成法は複雑であり、大量生産が難しく、入手が困難であることや大変高価格になるといった問題点があった。ラクトン誘導体においては、毛髪塗布後に熱処理をしなければ改善効果が発揮されないといった問題点があった。
発明の概要
本発明は、煩雑な作業や特殊な成分、高価な成分を用いずに損傷毛髪に対して優れた改善効果及びその効果を長期間持続させることのできる損傷毛髪改善剤及び損傷毛髪改善化粧料を提供することを課題とする。
本発明者らは、損傷毛髪改善剤及びそれを含有する損傷毛髪改善化粧料について鋭意研究した結果、一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上が損傷毛髪に対して優れた改善効果を示すことを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上を主成分とする損傷毛髪改善剤に関する。
Figure 0006892999
(式中、Rは、それぞれ独立して、水素、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和炭化水素基、又は炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基であり、Rは水素、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和炭化水素基、又は炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基であり、Rは水素、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和炭化水素基、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基、糖残基、リン酸エステル基、又は硫酸エステル基である。さらにR〜Rのうち少なくとも1つは、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基である。)
また本発明は、前記損傷毛髪改善剤を含有する損傷毛髪改善化粧料に関する。
本発明の一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上を主成分とする損傷毛髪改善剤及びそれを含有する損傷毛髪改善化粧料は、損傷毛髪に塗布することで損傷毛髪の改善効果が得られ、さらに塗布後にドライヤーなどの方法で熱処理することで長時間その効果を持続することができる。
本発明で用いる一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上は、従来からメラニン形成遅延、過酸化脂質抑制、コラーゲン形成促進による美白作用や抗老化作用など生理活性をもつため有用な成分として毛髪化粧料以外の化粧料に使用されている。本発明者らは、一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上が美白作用や抗老化作用などのほかにも損傷毛髪の表面改善に効果があることを見出したことから、本発明は、損傷毛髪に対して優れた改善効果をもつ損傷毛髪改善剤及びそれを含有する損傷毛髪改善化粧料を提供する。
本発明に係わる一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上を含有する損傷毛髪改善剤及びそれを含有する損傷毛髪改善化粧料を毛髪に塗布することで毛髪表面の疎水化が増し、毛髪が滑らかになり、さらにツヤが向上するという改善効果が得られ、その効果は熱処理をしなくとも十分に発揮される。さらに熱処理を加えることで、その改善効果は長期間持続される。
発明を実施するための形態
本発明の損傷毛髪改善剤は、一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上を主成分として含有する。
Figure 0006892999
(式中、Rは、それぞれ独立して、水素、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和炭化水素基、又は炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基であり、Rは水素、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和炭化水素基、又は炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基であり、Rは水素、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和炭化水素基、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基、糖残基、リン酸エステル基、又は硫酸エステル基である。さらにR〜Rのうち少なくとも1つは、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基である。)
一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩のR〜Rにおいて、直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和炭化水素基は、炭素数8〜36であり、好ましくは炭素数12〜22である。さらにR〜Rは、少なくとも1つは炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基であり、好ましくは炭素数12〜22の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基である。前記脂肪酸残基とは、直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸のカルボキシル基から水酸基を除いたものであり、前記脂肪酸としては、飽和脂肪酸もしくは不飽和脂肪酸であり、例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ヘキシルデカン酸、オレイン酸、リノール酸、アラキジン酸、ベヘン酸などが挙げられる。さらにRにおいて、糖残基は、糖から水酸基を1つ除いたものであり、またリン酸エステル基は、Rと結合する酸素原子を含めてリン酸エステル基となる。また硫酸エステル基は、Rと結合する酸素原子を含めて硫酸エステル基となる。
前記L−アスコルビン酸誘導体の塩としては、ナトリウム、カリウム、マグネシウム等が挙げられる。
本発明に用いる一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩は、例えば特許第3253735号公報に記載されているように合成が容易であり、さらに毛髪化粧料以外の化粧料に広く配合されており、入手も簡単で安価である。
前記L−アスコルビン酸誘導体及びその塩としては、特に制限はされないが、例えば、パルミチン酸アスコルビル、ステアリン酸アスコルビル、ジパルミチン酸アスコルビル、テトラパルミチン酸アスコルビル、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル、アスコルビン酸グルコシド脂肪酸、パルミチン酸アスコルビルリン酸三ナトリウムなどが挙げられ、これらは1種又は2種以上を用いることができる。より好ましいものとしては、ジパルミチン酸アスコルビル(日光ケミカルズ株式会社製,NIKKOL CP)、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル(日光ケミカルズ株式会社製,NIKKOL VC−IP)などが挙げられる。
さらに本発明で使用する一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上は、油性成分および水に溶解する特徴を有する。
本発明で使用する一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上は、損傷毛髪改善剤としてそのままでも使用することができ、また、油性成分あるいは水へ配合され、好ましくは油性成分に配合されたものである。本発明の損傷毛髪改善剤中、一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上の油性成分あるいは水への配合量は、0.01〜100質量%であり、好ましくは0.1〜50.0質量%であり、より好ましくは、0.5〜20質量%である。
本発明の損傷毛髪改善剤で使用する油性成分としては特に制限はされないが、例えば、スクワラン、流動パラフィン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、エチルヘキサン酸セチル、セバシン酸ジエチル、パルミチン酸エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、オリーブ油、杏仁油、ヒマワリ油、アルガンオイル、ホホバ油、シリコーン油、ジメチルシリコーン油などが挙げられ、これらは1種又は2種以上を用いることができる。油性成分としては、好ましくは、スクワラン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、エチルヘキサン酸セチルなどが挙げられる。
本発明の損傷毛髪改善剤は、損傷毛髪改善化粧料として用いることができ、さらに、本発明の損傷毛髪改善剤を含有することを特徴とする損傷毛髪改善化粧料を提供する。
本発明の損傷毛髪改善剤を含有する損傷毛髪改善化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲において、通常の毛髪化粧料に用いられる各種成分、例えば、油性成分、高級アルコール、脂肪酸、極性脂質、保湿成分、抗菌成分、粘度調整剤、紫外線吸収剤、色素、香料などを配合できる。
例えば、油性成分としては、スクワラン、流動パラフィンなどの炭化水素油類、オリーブ油、マカデミアンナッツ油、ホホバ油などの植物油、牛脂などの動物油、トリエチルヘキサノイン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、エチルヘキサン酸セチル、セバシン酸ジエチル、パルミチン酸エチルヘキシルなどのエステル類、ジメチルシリコーン、フェニルメチルシリコーン、シクロメチコンなどのシリコーン類などが挙げられる。
高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコールなどが挙げられる。脂肪酸としては炭素数12以上の直鎖脂肪酸、分岐脂肪酸、不飽和脂肪酸、ヒドロキシ脂肪酸などが挙げられる。極性脂質としては、セラミド類、リン脂質類、コレステロール及びその誘導体、糖脂質などが挙げられる。保湿成分としては、ポリエチレングルコール、グリセリン、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などが挙げられる。
また、本発明にかかわる損傷毛髪改善化粧料の使用用途は、特に限定されるものではないが、例えば、油系および乳化系、水系を問わず、ヘアオイル、ヘアクリーム、ヘアミルク、ヘアリキッド、ヘアローション、ヘアトニック、ヘアコンディショナー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアシャンプー、ヘアムース、セットジェル、ポマード、チック、セットローションなどの毛髪化粧料が挙げられる。
本発明の損傷毛髪改善剤は、任意の損傷毛髪改善化粧料に簡便に配合することが可能であり、その配合量は0.01〜100質量%であり、好ましくは0.05〜50.0質量%であり、より好ましくは、0.1〜30.0質量%である。
実施例
以下に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるものではない。以下の各本発明品及び比較品の配合量は質量%を示す。
実施例1
毛髪の撥水性評価
1.実験の概要
一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩を含有する損傷毛髪改善剤における毛髪表面の撥水性評価を行った。
2.実験方法
表1に記載のA〜FのL−アスコルビン酸誘導体及びその塩と、油性成分もしくは水とを含有する各損傷毛髪改善剤を調製した。健常人毛(ビューラックス社製)の毛束を過酸化水素水とアンモニア水溶液を用いてブリーチ処理を行い、損傷毛髪の毛束を作製した。
作製した損傷毛髪毛束に各損傷毛髪改善剤を塗布し、損傷毛髪毛束全体になじませた後、一部の毛髪毛束については熱処理を行わず、もう一部の毛髪毛束についてはドライヤーの温風を5分間当て熱処理を行った。熱処理の有無に関わらず3質量%ラウリン酸硫酸ナトリウム水溶液と水で交互に毛髪毛束のすすぎ洗いを行った。これを3回繰り返したのち、タオルで毛髪毛束の水分を拭き取った。処理して得られた毛髪毛束についてその毛髪表面と水との接触角を自動接触角計(協和界面科学株式会社製,DropMaster,DM−501)を用いて測定した。
3.結果
実験結果を表1に示す。一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩を含有する本発明品1−1〜1−4の損傷毛髪改善剤を損傷毛髪に塗布することで、毛髪表面と水との接触角が高くなり、損傷毛髪毛束の撥水性が向上したことが確認された。正常な毛髪と水との接触角は90°以上になることから、本発明品の損傷毛髪改善剤を塗布した損傷毛髪毛束は正常な毛髪に改善したことを意味している。本発明品の損傷毛髪改善剤は、熱処理を行わずともその撥水効果が発揮されており、さらに熱処理を加えることでその撥水効果はより発揮された。さらに、その撥水効果は損傷毛髪改善剤が水溶性、油溶性にかかわらず、L−アスコルビン酸誘導体及びその塩の脂肪酸残基の有無により発揮された。
Figure 0006892999
実施例2
毛髪の官能評価
1.実験の概要
一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩を含有する損傷毛髪改善剤で処理した損傷毛髪毛束の官能評価を行った。
2.実験方法
表2に記載の一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩を3質量%含有し、残部を油性成分としてスクワランを用いた各損傷毛髪改善剤(本発明品2−1〜2−4)を調製した。また比較品2−1として、スクワラン(100質量%)を用いた。健常人毛(ビューラックス社製)の毛束を過酸化水素水とアンモニア水溶液を用いてブリーチ処理を行い、損傷毛髪の毛束を作製した。作製した損傷毛髪毛束に各損傷毛髪改善剤を塗布し、損傷毛髪毛束全体になじませた後、一部の毛髪毛束については熱処理を行わず、もう一部の毛髪毛束についてはドライヤーの温風を5分間当て熱処理を行った。熱処理の有無に関わらず3質量%ラウリン酸硫酸ナトリウム水溶液と水で交互に毛髪毛束のすすぎ洗いを行った。これを3回繰り返したのち、タオルで毛髪毛束の水分を拭き取った。得られた毛髪毛束について、下記の評価基準で、社内被験者5名による官能評価を実施した。
3.結果
実験結果を表2に示す。一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上を含有する本発明品2−1〜2−4の損傷毛髪改善剤を損傷毛髪に塗布することで、指通りやツヤ感、ハリ・コシなどの官能評価に改善が確認され、その効果は熱処理を行っても効果は失わずに発揮された。
Figure 0006892999
評価基準
損傷毛髪改善剤を塗布前の損傷毛髪と比較し、非常に改善した:◎
損傷毛髪改善剤を塗布前の損傷毛髪と比較し、改善した :〇
損傷毛髪改善剤を塗布前の損傷毛髪と比較し、やや改善した :△
損傷毛髪改善剤を塗布前の損傷毛髪と比較し、変わらない :×
実施例3
損傷毛髪改善効果の持続性の確認
1.実験の概要
一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩を含有する毛髪改善剤で処理した損傷毛髪毛束の効果持続性の確認を行った。
2.実験方法
実施例2における実験方法で、本発明品2−1〜2−4、比較品2−1を用いて処理した毛髪毛束を3質量%ラウリン酸硫酸ナトリウム水溶液に浸漬させ、上下に揺らし洗浄し、その後水に浸漬させ、上下に揺らしすすぎを行った。この作業を28回繰り返した。処理して得られた毛髪毛束についてその毛髪表面と水との接触角を自動接触角計(協和界面科学株式会社製,DropMaster,DM−501)を用いて測定した。
3.結果
実験結果を表3に示す。一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上を含有する本発明品の改善剤を用いて処理した毛髪毛束の毛髪表面の撥水性には持続性があることが確認され、その効果は熱処理を加えることでその効果がより長時間持続された。
Figure 0006892999
実施例4
濃度による損傷毛髪の官能評価
1.実験の概要
一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩を含有する損傷毛髪改善剤の濃度変化による損傷毛髪毛束の官能評価を行った。
2.実験方法
表4に記載の使用成分として、一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる化合物であるテトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビルを、残部を油性成分のスクワランとして、各損傷毛髪改善剤中の使用成分濃度が、1質量%、10質量%、50質量%、100質量%となるように調製した(本発明品4−1〜4−4)。また比較品4−1として、スクワラン(100質量%)を用いた。健常人毛(ビューラックス社製)の毛束を過酸化水素水とアンモニア水溶液を用いてブリーチ処理を行い、損傷毛髪の毛束を作製した。作製した損傷毛髪毛束に各損傷毛髪改善剤を塗布し、損傷毛髪毛束全体になじませた後、一部の毛髪毛束については熱処理を行わず、もう一部の毛髪毛束についてはドライヤーの温風を5分間当て熱処理を行った。熱処理の有無に関わらず3質量%ラウリン酸硫酸ナトリウム水溶液と水で交互に毛髪毛束のすすぎ洗いを行った。これを3回繰り返したのち、タオルで毛髪毛束の水分を拭き取った。得られた毛髪毛束について、下記の評価基準で、社内被験者5名による官能評価を実施した。
3.結果
実験結果を表4に示す。一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上を含有する本発明品4−1〜4−4の損傷毛髪改善剤を損傷毛髪に塗布することで、指通り、ツヤ感やハリ・コシ、まとまり感などの官能評価に改善が確認され、さらに一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩の配合量を変化させても改善効果は維持していることが確認された。また熱処理を行ってもその改善効果は失われずに発揮された。
Figure 0006892999
評価基準
損傷毛髪改善剤を塗布前の損傷毛髪と比較し、非常に改善した:◎
損傷毛髪改善剤を塗布前の損傷毛髪と比較し、改善した :〇
損傷毛髪改善剤を塗布前の損傷毛髪と比較し、やや改善した :△
損傷毛髪改善剤を塗布前の損傷毛髪と比較し、変わらない :×
以下に、本発明の一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体及びその塩から選ばれる1種以上を配合した損傷毛髪改善化粧料の応用例を示す。配合量は質量%である。実施例5〜13は、いずれも実施例1〜4の評価方法により損傷毛髪に対する改善効果が認められた。
実施例5
ヘアオイル
テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル/
スクワラン溶液(5%) 20.0(質量%)
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 28.0
オリーブ油 1.0
トコフェロール 1.0
香料 微量
パルミチン酸メチルへプチル 残量
全量 100.0
調製方法:配合原料を撹拌均一混合する。
実施例6
ヘアオイルミスト
テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル 1.0(質量%)
スクワラン 10.0
ミリスチン酸メチルへプチル 5.0
香料 微量
イソドデカン 残量
全量 100.0
調製方法:配合原料を撹拌均一混合する。
実施例7
ヘアシャンプー
(A)ジパルミチン酸アスコルビル 1.0(質量%)
ラウロイルメチルアラニンNa水溶液(30%)20.0
ココイルメチルタウリンNa水溶液(30%) 10.0
コカミドプロピルベタイン水溶液(15%) 20.0
コカミドDEA 4.0
オレイン酸ポリグリセリル−10 1.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
フェノキシエタノール 0.7
防腐剤 適量
(B)ポリクオタニウム−10 0.5
精製水 残量
全量 100.0
調製方法:A、B相を80℃に加温し、それぞれ均一溶解する。さらにA相を撹拌しながらB相を加え、30℃まで冷却する。
実施例8
ヘアコンディショナー
(A)ベヘナミドプロピルジメチルアミン 2.5(質量%)
ステアリン酸グリセリル 1.0
エチルヘキサン酸セチル 1.0
スクワラン 3.0
ステアリルアルコール 8.0
ジメチルシリコーン 6.0
防腐剤 適量
(B)パルミチン酸アスコルビルリン酸三ナトリウム 1.0
ヒドロキシエチルセルロース 0.3
プロピレングリコール 5.0
防腐剤 適量
精製水 残量
全量 100.0
調製方法:A相及びB相をそれぞれ80℃に加温し均一溶解し、B相を撹拌しながらA相を加え撹拌して均一にする。撹拌を続けて30℃まで冷却する。
実施例9
インバストリートメント
(A)ジパルミチン酸アスコルビル 1.0(質量%)
ステアリルアルコール 8.0
スクワラン 10.0
防腐剤 適量
(B)ベヘントリモニウムクロリド 3.0
セトリモニウムクロリド水溶液(30%) 3.3
ジプロピレングリコール 5.0
ヒドロキシエチルセルロース水溶液(1%) 30.0
フェノキシエタノール 0.4
精製水 残量
全量 100.0
調製方法:A相及びB相を80℃に加温し、均一溶解する。B相を撹拌しながらA相を添加し、撹拌を続けて30℃まで冷却する。
実施例10
ヘアミルク
(A)パルミチン酸アスコルビル 0.5(質量%)
テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル 0.5
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル 2.0
エチルヘキサン酸セチル 3.0
PEG−40水添ヒマシ油 0.5
(B)プロパンジオール 3.0
アクリレーツ/アクリル酸アルキル
(C10−30)クロスポリマー水溶液(1%)40.0
エタノール 10.0
フェノキシエタノール 0.5
アルギニン 0.4
精製水 残量
全量 100.0
調製方法:A相及びB相を80℃に加温し、均一溶解する。B相にA相を添加し80℃で乳化する。撹拌を続けて30℃まで冷却する。
実施例11
ヘアトリートメント
(A)ステアリン酸アスコルビル 1.0(質量%)
ステアラミドプロピルジメチルアミン 2.5
ステアリン酸グリセリル 0.5
セチルアルコール 2.0
(ダイマージリノール酸/ステアリン酸/
ヒドロキシステアリン酸)ポリグリセリル−10 3.0
パルミチン酸イソプロピル 3.0
ラウリン酸プロピレングリコール 1.0
(B)ポリクオタニウム−10 0.5
1,3−ブチレングリコール 10.0
グルタミン酸 0.8
防腐剤 微量
精製水 残量
全量 100.0
調製方法:A相及びB相を80℃に加温し、均一溶解する。B相にA相を添加し80℃で乳化する。撹拌を続けて30℃まで冷却する。
実施例12
リーブオントリートメント
(A)テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル 1.0(質量%)
ベヘニルアルコール 1.0
ステアリン酸グルセリル 0.5
ステアリルアルコール 1.0
セテアリルアルコール 1.5
防腐剤 微量
(B)ペンチレングルコール 2.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
グリセリン 1.0
防腐剤 微量
精製水 残量
全量 100.0
調製方法:A相及びB相を均一加温し、B相にA相を添加し乳化する。撹拌を続けて30℃まで冷却する。
実施例13
ヘアオイル
テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル/
スクワラン溶液(30%) 3.5(質量%)
ラウリン酸メチルヘプチル 48.0
杏仁油 2.0
トコフェロール 1.0
香料 微量
ジメチルシリコーン 残量
全量 100.0
調製方法:配合原料を撹拌均一混合する。
産業上の利用可能性
本発明は、損傷毛髪に対して優れたダメージケア効果を有するため、頭髪化粧料に利用できる。

Claims (2)

  1. 下記一般式(1)で表されるL−アスコルビン酸誘導体から選ばれる1種以上を有効成分として含有する損傷毛髪改善剤。
    Figure 0006892999

    (式中、Rは、それぞれ独立して、炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基であり、Rは炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基であり、Rは炭素数8〜36の直鎖もしくは分岐の飽和もしくは不飽和脂肪酸残基である。)
  2. 請求項1に記載の損傷毛髪改善剤を含有することを特徴とし、紫外線吸収剤を含有しない、損傷毛髪改善化粧料。
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