JP6889405B2 - 冷却ダクト - Google Patents

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本開示は、車両に搭載された電池を冷却するための空気を通す冷却ダクトに関する。
冷却ファンに空気を流通させる吸気ダクトが、車両の室内のそれぞれ異なる箇所に設けられた複数の吸気口に接続されている構成が、たとえば特開2006−188182号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2006−188182号公報
吸気口から冷却ダクト内に、空気とともに異物が混入する可能性がある。冷却ダクトが複数の吸気口を備える場合、異物を除去するためのフィルタを各吸気口に設ける必要があるため、部品点数が増加してしまう。
本開示では、部品点数の増加を抑制できる冷却ダクトが提供される。
本開示に従うと、車両に搭載された電池を冷却するための空気を通す冷却ダクトが提供される。冷却ダクトは、冷却ダクトに空気を導入するための第1および第2の吸気口と、フィルタとを備えている。第1および第2の吸気口は、車両の乗員が着座する座席シートの着座面の下方に設けられている。第1および第2の吸気口は、それぞれ異なる面に形成されている。フィルタは、複数の吸気口の各々から流入した空気が合流する合流部に配設されている。
係る構成によれば、1つのフィルタで異物混入を防止するため、部品点数の増加を抑制することが可能となる。
本開示に従えば、冷却ダクトの部品点数の増加を抑制することができる。
座席シートの斜視図である。 冷却ダクトの断面図である。
以下、図面に基づいて、実施の形態における冷却ダクト20について説明する。以下に示す実施の形態において、同一または実質的に同一の構成については、同一の符号を付して、重複した説明は繰り返さない。
図1は、座席シート1の斜視図である。実施の形態の座席シート1は、車両に搭載されている。車両は、モータとエンジンとの少なくとも一方の動力を用いて走行可能なハイブリッド車両、または、電気エネルギによって得られた駆動力で走行する電動車両であってもよい。
図1に示される座席シート1は、車両の乗員が着座するためのものである。座席シート1はたとえば、車両の後方に配置されているリアシートである。座席シート1は、乗員が着座する着座面11を有するシートクッション10と、着座面11に着座した乗員の背部(上半身)を支持するシートバック(不図示)と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト(不図示)とを有している。
シートクッション10は、側面12を有している。側面12は、左前隅部分に、湾曲部13を有している。
なお、実施の形態における前後方向、左右方向および上下方向とは、座席シート1に着座した乗員から見た前後方向、左右方向および上下方向を意味する。図1に矢印で示すFr方向が前後方向であり、LH方向が左右方向であり、UPR方向が上下方向である。前後方向は、車両が直進する方向である。左右方向は、車両の幅方向である。
実施の形態の冷却ダクト20は、座席シート1のシートクッション10の内部に設けられており、したがって着座面11の下方に配置されている。冷却ダクト20は、車室内の空気を冷却ダクト20に導入するための、第1の吸気口21と第2の吸気口22とを有している。第1の吸気口21および第2の吸気口22には、冷却ダクト20への異物の侵入を防止する格子状のガード(不図示)が設けられている。
第1の吸気口21と第2の吸気口22との間に、仕切部26が設けられている。第1の吸気口21と第2の吸気口22とは、上下方向において、仕切部26によって互いに隔てられている。仕切部26に対して上方に、第1の吸気口21が形成されており、仕切部26に対して下方に、第2の吸気口22が形成されている。第2の吸気口22は、第1の吸気口21よりも下方に配置されている。
第1の吸気口21は、シートクッション10の側面12の湾曲部13に開口している。第2の吸気口22は、シートクッション10に対して下方の位置に開口している。第2の吸気口22は、シートクッション10の前方の表面よりも、後方において開口している。第1の吸気口21は、第2の吸気口22よりも大きく開口している。開口面積の相対的に大きい第1の吸気口21をメイン吸気口と称することができ、第2の吸気口22をサブ吸気口と称することができる。
第2の吸気口22は、前後方向に対して交差、典型的には直交する平面上に形成されている。第1の吸気口21は、前後方向および左右方向に対して湾曲する面上に形成されており、したがって第1の吸気口21も湾曲している。第1の吸気口21と第2の吸気口22とは、それぞれ異なる面に形成されている。第2の吸気口22は、第1の吸気口21が開口するシートクッション10の表面に対して突出する部分と、シートクッション10の表面に対して引込む部分とを有している。
実施の形態の冷却ダクト20を通る冷却用の空気によって冷却される電池は、車両に搭載されており、たとえば座席シート1の後方に配置されている。実施の形態の冷却ダクト20は、車載電池用冷却ダクトである。
図2は、冷却ダクト20の断面図である。図2に示されるように、冷却ダクト20は、天井面24と、床面25とを有している。上下方向において、第1の吸気口21は、天井面24により近い位置に配置されている。上下方向において、第2の吸気口22は、床面25により近い位置に配置されている。第1の吸気口21は、第2の吸気口22よりも天井面24に近く床面25から離れる位置に配置されている。第2の吸気口22は、第1の吸気口21よりも床面25に近く天井面24から離れる位置に配置されている。
第1の吸気口21から冷却ダクト20へ流入する空気は、実質的に前方から後方へ向かって流れる。第2の吸気口22から冷却ダクト20へ流入する空気は、実質的に前方から後方へ向かって流れる。第1の吸気口21および第2の吸気口22を経由して冷却ダクト20へ流入する空気の流れ方向は、実質的に同じである。冷却ダクト20は、第1の吸気口21および第2の吸気口22に対して空気の流れ方向の下流に、合流部29を有している。第1の吸気口21から冷却ダクト20に流入する空気と、第2の吸気口22から冷却ダクト20に流入する空気とは、合流部29において合流する。
合流部29にはフィルタ30が配設されている。フィルタ30は、フィルタ冷却ダクト20内の、空気の流れ方向に直交する平面に沿って、配設されている。フィルタ30は、冷却ダクト20の床面25から天井面24に亘って、かつ冷却ダクト20の一対の側面の一方から他方に亘って、配置されている。冷却ダクト20を通る空気の全てがフィルタ30を通過するように、フィルタ30が構成されている。
以上説明した、実施の形態に係る冷却ダクト20は、図1,2に示されるように、冷却ダクト20に空気を導入するための第1の吸気口21と第2の吸気口22とを、それぞれ異なる面に備えている。複数の吸気口がそれぞれ異なる面に設けられているため、一方の吸気口が塞がってしまった場合でも、もう一方の吸気口で冷却ダクト20に空気を吸入することができる。
たとえば図2に示されるように、シートクッション10にシートカバー70が被せられることで第1の吸気口21がシートカバー70によって閉塞されている場合、第2の吸気口22はシートカバー70で覆われておらず、第2の吸気口22は開放されている。そのため、第2の吸気口22から冷却ダクト20に空気を吸入することができる。第2の吸気口22を、電池の冷却のために必要な最低限の量の空気以上の空気を吸入できるように構成することで、電池の冷却効率の低下を抑制することができる。
仮に、シートクッション10の前面が荷物で覆われたりシートクッション10の前面に紙または布などが貼り付いたりする事象が発生しても、その場合には第1の吸気口21の前面に開口する一部分と第2の吸気口22とが塞がれるが、第1の吸気口21のうちの側方に開口する部分は塞がれず開放されたままとされる。そのため、第1の吸気口21の開放されている部分から、冷却ダクト20に空気を吸入することができる。
図2に示されるように、冷却ダクト20は、フィルタ30を備えている。フィルタ30は、第1の吸気口21と第2の吸気口22との各々から流入した空気が合流する合流部29に配設されている。第1の吸気口21から冷却ダクト20に流入する空気と、第2の吸気口22から冷却ダクト20に流入する空気とは、フィルタ30の前で合流して、共通のフィルタ30を通過して流れる。1つのフィルタ30で複数の吸気口からの異物の混入を防止する構成であるため、冷却ダクト20の部品点数の増加を抑制することができる。
図2に示されるように、フィルタ30は、第1の吸気口21および第2の吸気口22の開口面積の和よりも大きい面積を有している。フィルタ30は、第1の吸気口21と第2の吸気口22との各々から流入した空気が合流した後の、冷却ダクト20の断面積が比較的大きい位置に、配置されている。フィルタ30の面積を大きくしてフィルタ30を通過する空気の流速を小さくすることで、フィルタ30を通過する空気の圧力損失を低減することができる。
第1の吸気口21と第2の吸気口22とに別々にフィルタを設ける構成とした場合、開口面積の相対的に小さいサブ吸気口(第2の吸気口22)に対応するフィルタに閉塞が生じやすく、フィルタの寿命が短くなり、従ってフィルタの頻繁なメンテナンスが必要になる。これに対し、実施の形態のフィルタ30を備える構成とすれば、面積の大きいフィルタ30が閉塞するまでの時間が長いことにより、フィルタ30を長寿命化でき、フィルタ30のメンテナンス頻度を低下できるので、メンテナンス費用を低減できるとともにユーザビリティを向上することができる。
図2に示されるように第1の吸気口21がシートカバー70によって覆われている場合、主に第2の吸気口22から冷却ダクト20へ空気が流入するため、冷却ダクト20へ流入する空気は冷却ダクト20の最下部に偏っている。空気がフィルタ30に到達すると、フィルタ30によって空気流れが整流される。フィルタ30を通過する空気の、上下方向における流量の偏りが低減され、冷却ダクト20内の空気の流量の均一性が向上される。これにより、フィルタ30の一部分が局所的に閉塞してフィルタ30の寿命の律速要因となることを回避でき、フィルタ30を長寿命化することができる。
第2の吸気口22から流入する空気流れの影響でフィルタ30の最下部に閉塞が生じ始めた場合に、フィルタ30の面積が大きいことから、空気がフィルタ30の上部に回り込んでフィルタ30を通過して流れることが可能である。したがって、フィルタ30の長寿命化を確実に実現することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 座席シート、10 シートクッション、11 着座面、12 側面、13 湾曲部、20 冷却ダクト、21 第1の吸気口、22 第2の吸気口、24 天井面、25 床面、26 仕切部、29 合流部、30 フィルタ、70 シートカバー。

Claims (1)

  1. 車両に搭載された電池を冷却するための空気を通す冷却ダクトであって、
    前記車両の乗員が着座する座席シートは、乗員が着座する着座面を有するシートクッションを有し、
    前記冷却ダクトは、前記着座面の下方に、前記冷却ダクトに空気を導入するための第1の吸気口と第2の吸気口とを備え、前記第1の吸気口と前記第2の吸気口とはそれぞれ異なる面に形成され、前記第2の吸気口は前記シートクッションに対して下方の位置に開口しており、
    前記第1の吸気口と前記第2の吸気口との各々から流入した空気が合流する合流部に配設されたフィルタを備える、冷却ダクト。
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