JP2012001014A - 路線バスのヒータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントフェンダの車室内後側上部にヒータユニットを配設して、該ヒータユニットに接続され、内部を温風が流れる第1ダクトと、第2ダクトとをフロントフェンダと車体側壁との接合部及び、前側平面床部と車体側壁との接合部に沿って配設して、第2ダクトの吹出口からに前側平面床部に沿って温風を吹きださせる構成にすることにより、前扉近傍の配風改善と、フロントフェンダ後方側の座席の居住性を維持すると共に、車椅子固定エリアを確保する路線バスの提供を目的とする。
【解決手段】右側フロントフェンダ16の車室内後側頂部161にヒータユニット5を配設して、該ヒータユニット5に接続され、内部を温風が流れる第1ダクト51と、第2ダクト52とを右側フロントフェンダ16と車体側壁20との接合部及び、前側平面床部15と車体側壁20との接合部に沿って配設して、第2ダクト52の第1及び第2吹出口53、54から前側平面床部15に沿って温風を吹出させることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗降性を改善した低床路線バスの暖房の配風改善に関する。
乗客の乗降性を改善するため、車室内の床を地上に対して低くし、乗降口から車両中央部までの床を平面化した、所謂低床バスが多用されるようになってきた。ところが、床を低くしたので一般の路線バスに比べて前輪のフロントフェンダが車室内に大きく突出した状態になっている。そのため、既述の平面化した床の面積、特に、車両前後方向のスペースが狭くなっている。
また、路線バスは座席数を多くすることで乗客の居住性向上の一つとしている。
しかし、車両の大きさを規制されているために、座席の前後方向ピッチを許容最小限にして座席の増加を図っており、フロントフェンダとフロントフェンダの直ぐ後に配設されている座席との隙間も許容最小限に維持されている。
また、フロントフェンダの後方部分は車椅子利用者が乗車した場合には、座席を折畳み車体側壁側へ収納して、当該部を車椅子固定エリアに変えられるようになっている。
一方、左側通行の路線バスへの昇降は主に、左前輪の前側に配設された前扉と、左前輪と左後輪の間に配設された中扉とを有している。冬季には乗車の際、扉が開くたびに外気が侵入して扉の周囲に居る乗客は寒い思いをしている。
その対応として、中扉の場合は、扉の前側部分の車体側壁面に沿い車両前後方向に配設されたベンチシート型の優先席、又は前向き型の優先席(図示なし)の下部と、扉の後側で、且つ車体右側に配設された座席の下部とに暖房ユニットを配設して対応している。
ところが、前扉の周囲は車室内に大きく突出したフロントフェンダ、該フロントフェンダの後側を車椅子固定エリアに変更可能にするため暖房ユニットを配設することが出来ない不具合を有している。
先行技術として、実開昭60−127211号公報(特許文献1)が開示されている。この特許文献1の先行技術の場合、添付図6に示すように観光バスの暖房ダクトについて開示されている。車室の座席部床02の車室側壁部04に沿って縦方向(車両前後方向)に暖房ダクト06が配設されると共に、同暖房ダクト06には座席08の下方に向かって開口する吹出口010が形成されている。
従って、空調装置から送出された暖気は暖房ダクト06を通り吹出口010から乗客の足元に吹出されるようになっている。
ところが、観光バスは乗客の見晴らしを良くするため床が高くなっており、車室床面にフロントフェンダが突出することはなく、床下には余裕のスペースが多くあるので、暖房ユニットを床下に配置している。
ところが、乗降性をよくした低床バスは床下と地上との隙間が小さいので、暖房ユニットを床下に配置することができない、構造上の不具合を有している。
実開昭60−127211号公報
そこで、本発明は前記問題点に鑑み成されたもので、フロントフェンダの車室内後側上部にヒータユニットを配設して、該ヒータユニットに接続され、内部を温風が流れる第1ダクトと、該第1ダクトに接続された第2ダクトとをフロントフェンダと車体側壁との接合部及び、前側平面床部と車体側壁との接合部に沿って配設して、第2ダクトに配設した吹出口からに前側平面床部に沿って温風を吹きださせる構成にすることにより、前扉近傍の配風改善と、フロントフェンダ後方側の座席の居住性を維持して、車椅子固定エリアを確保することを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、車両の前側平面床部から車室内側へ突出し、車体側壁と一体的にフロントフェンダが形成された路線バスのヒータ装置において、前記フロントフェンダの車室内後側上部に配設されたヒータユニットと、該ヒータユニットに接続され前記フロントフェンダの車室内側後部を前記車体側壁に沿って、前記前側平面床部まで延在し内部を温風が流れる第1ダクトと、該第1ダクトに接続され、前記前側平面床部を前記車体側壁に沿って前記前側平面床部に延在した第2ダクトと、該第2ダクトに配設され前記前側平面床部に沿って前記温風を車室内側へ吹出させる吹出口とで構成されたことを特徴とする。
かかる発明において、温風ダクトをフロントフェンダ及び、車体側壁に沿って配設することで、フロントフェンダ後部に温風ダクトを配設することがなくなるので、フロントフェンダの後側に配設される座席とフロントフェンダとの間隔を広く確保することが可能となり、居住性の改善が図れる。
また、吹出される温風が車体側壁から座席の幅分離れているので、通路に立っている乗客に対し、直接温風が当たることなく拡散されて、適度の温風が当たり居住性の向上が図れる。
また、本願発明において好ましくは、車椅子用スペース作成のため、前記フロントフェンダの車室内後側に配設する座席は前記車体側壁に沿って折畳み可能な構造とし、前記車椅子の前記前側平面床部への取付ステーの取付位置は前記第2ダクトより車室内側に位置させるとよい。
かかる発明において、第2ダクトを折畳み式座席の前側平面床部への取付ステーと車体側壁との間のデッドスペースとなる部分に配設したので、座席の折畳み時、第2ダクトによる室内の美観を損うのを防止する効果を有する。
更に、着座中心が第2ダクトから車室内へ離れるので、座席に着座した乗客の足が架かり難くなりダクトの破損防止ができると共に、乗客の足の置き場所に不快感を生じさせない効果を有している。
かかる発明において、前記第2ダクトは、複数の前記吹出口を有すると共に、内部は前記温風が前記第2ダクトの軸線に沿って流れる複数の温風通路に分割され、該各温風通路は前記吹出口に夫々連通させるとよい。
このような構成にすることにより、各吹出口からの温風の吹出量を均一化又は、各吹出口夫々の吹出量の調整が可能となり効果的な配風ができる。
本発明によれば、フロントフェンダの車室内後側上部にヒータユニットを配設して、該ヒータユニットに接続され、内部を温風が流れる第1ダクトと、第2ダクトとをフロントフェンダと車体側壁との接合部及び、前側平面床部と車体側壁との接合部に沿って配設して、第2ダクトの吹出口から前側平面床部に沿って温風を車室内側へ吹きださせる構成としたので、フロントフェンダの後側に配設される座席とフロントフェンダとの間隔を広く確保することが可能となり、居住性の改善が図れる。
また、吹出される温風が車体側壁から座席の幅分離れているので、通路に立っている乗客に対し直接温風が当たることなく拡散されて、適度の温度の温風が当たり居住性向上が図れる。
は本発明の実施形態にかかる路線バスの前部の座席配置を示した概略斜視図を示す。 は図1のZ矢視図を示す。 は座席を折畳んだ場合の図1におけるY矢視図を示す。 は図3の断面X−X矢視図を示す。 は第2ダクトの第2実施形態の断面図を示す。 は従来技術のダクト配策構造を示す。
(第1実施形態)
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。
但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は本発明の第1実施形態にかかる低床路線バスの前部の座席配置を表す概略斜視図を示し、図2は図1のZ矢視を示し、本実施形態の発明部分を拡大したものである。
1は乗客の乗降性を改善した右ハンドル(左側通行)の低床路線バスを示し、車体左側には前輪3の前側に前乗降口13が配設されている。また、前輪3と後輪4との間の中間部には中乗降口14が配設されている。前乗降口13の前扉ステップ11及び、中乗降口14の中扉ステップ12は乗降性向上のため、地上高を低く抑えられている。
低床路線バス1の床は前乗降口13の後側部分から中乗降口14の後側部分までが略平面状をした前側平面床部15となっており、前側平面床部15は前扉ステップ11及び、中扉ステップ12より地上高が若干高くなっている。
前扉ステップ11及び、中扉ステップ12と前側平面床部15との連結部分は緩やかな傾斜で連結されているが、両ステップを含んで全体的に略平面状に形成されている。
中乗降口14の後側部分から後方は低床路線バスの走行装置を収容するため、後方に向け、階段状18に地上高が高くなっている。階段状18の中央部には車体後部に移動するための通路19が配設されている。
低床路線バス1の前輪3に対向した前側平面床部15には右側フロントフェンダ16と、左側フロントフェンダ17とが車室側に大きく突出している。右側及び左側フロントフェンダ16、17は前輪3が操舵するのを許容する大きさで、側面視が略台形状(図2参照)に形成されている。左側フロントフェンダ17の略台形状の頂部171の前側には乗客用の座席7が配設されている。座席7の後側の頂部171には乗客の荷物置場所として利用可能になっている。
図2に示すように、右側フロントフェンダ16の略台形状の頂部161の前側には乗客用の座席7が配設され、その乗客用の座席7の前側には図示省略の隔壁を介してドライバーシート6が配設されている。座席7の後側の頂部161及び該頂部161に続く傾斜部162に掛けて暖房用のヒータユニット5が配設されている。164は右側フロントフェンダ16付近の乗客が掴まる安全用の握り棒である。
ヒータユニット5には右側フロントフェンダ16の車室内後面163と、車体側壁20との接合部の両面に当接するようにして、前側平面床部15まで延在し、内部を温風が流れる第1ダクト51と、該第1ダクト51に接続して、車体側壁20と前側平面床部15との接合部の両面に当接するようにして、車両後方向へ延在する第2ダクト52とが配設されている。
第2ダクト52には車幅方向中心側に向け、且つ前側平面床部15に沿って、第2ダクト52内を通過してきた温風を吹出す第1吹出口53と、第2吹出口54との二箇所が設けられている。
従って、前乗降口13に近い右側及び左側フロントフェンダ16、17近傍を温めるために、右側フロントフェンダ16の後面163とシート2の着座部21の先端部との間L(図2参照)には構造物(温風ダクト)が配設されないので、必要なレッグスペースが確保でき、シート2に着座する乗客の居住性を犠牲にすることを防止できる。
図3は、座席を折畳んだ場合の図1におけるY矢視図を示す。右側フロントフェンダ16の頂部161の車幅方向中間部から車体側壁20にかけてヒータユニット5が配設され、ヒータユニット5の下部から右側フロントフェンダ16と車体側壁20とに密着するようにして下方へ延在し、内部を暖気が通過する第1ダクト51が配設され、その下部に第2ダクト52が車体側壁20と前側平面床部15に密着するようにして後方へ延在している。
折畳み式のシート2の前側平面床部15への取付ステー24の取付位置は第2ダクト52に対し車両中心側に位置し、取付ステー24と車体側壁20との連結ステー25は第2ダクト52の上方に位置させている。
これにより、第1ダクト51および第2ダクト52は車体側壁20と、右側フロントフェンダ16及び前側平面床部15との接合部分をなぞるように密着して取付けられているので、車室内への突出量が抑制され、車室内の美観を損なうのを防止できる。
折畳み式のシート2の折畳み構造は一般に使用されているもので、シート2の背もたれ部22を、肘掛部23と共に、着座部21の後部を支点として前側に傾倒させて、取付ステー24の上部に設けられ、回転軸線が車体側壁20に沿った図示省略の回転軸によって、車体側壁20側へ着座部21を回動(収納)させる。前記回転軸はシート2の展開状態(着座可能状態)時の着座部21の車幅方向中心に対し、車両中心側にオフセットしているので、シート2に着座した乗客の足部と第1又は第2吹出口53、54との間の距離が大きくなるので、熱い温風が直接乗客の足部に当たることを防止できる。
シート2を車体側壁20側へ回動させることにより、前側平面床部15の右側フロントフェンダ16の後方は平面な床部が形成され、シート2を前後2脚折畳んで車椅子1台分の車椅子固定エリア8(図3の二点鎖線)が確保される。
また、車椅子利用者に対しても、シート2が車体側壁20との間に存在するため、熱い温風が直接車椅子利用者の足部に当たることを防止できる。
更に、第2ダクト52はシート2の前側平面床部15への取付ステー24と車体側壁20との間に配設されているので、シート2の収納(車椅子固定エリア8確保)により第2ダクト52がシート2及び取付ステー24に隠れて車室内の美観を損なうのを防止できる。
図4に示すように、第1吹出口53には温風の吹出方向の調整を可能にするフィン532を有したグリル531が吹出開口部534に装着されている。吹出開口部534には第2ダクト52内筒部に嵌入して、温風が流れてくる方向に開口部を有し、第1吹出口53に温風を導く第1温風通路55を有する吸込ダクト533が嵌装されている。吸込ダクト533は、第2ダクト52の外表面上を吹出開口部534の外周部を覆うフランジ部535によって嵌装される。該フランジ部535はグリル531の取付に伴い第2ダクト52に固定される。
第2吹出口54側は第2吹出口54の下流側に吹出口がない。
従って、第2吹出口54に温風を導く第2温風通路56は第2ダクト52の断面積Sから吸込ダクト533の断面積S1を差引いた部分となり、第2温風通路56の断面積S2は、特別な部材を不要としている。
第1実施形態の場合、吹出開口部534が2箇所なので、吸込ダクト533の第1温風通路の断面積S1は第2ダクト52の断面積Sの1/2となり、第2吹出口54に連通する第2温風通路S2とはS1=S2の断面積となっている。
これは、第1吹出口53の温風吹出し量と、第2吹出口54の温風吹出し量を略同じにして、車室内での温度差を少なくする効果を有している。
尚、路線バスの稼働地域等の状況によっては、グリル531、吸込ダクト533等を除去して使用することも可能であることは当然である。
(第2実施形態)
部品の混同を避けるため、説明に使用する符号は第1実施形態と異なる符合を附す。
尚、取付構造については、第1実施形態と同じなので、構成説明は省略する。
第2ダクト9の車両中心側に向けて配設された暖気流通路上流側から第1吹出口91、第2吹出口92および、第3吹出口93の3箇所が配設されている。各吹出口91、92及び、93からの温風吹出量調整方法を説明する。
第1吹出口91の吹出開口部94に嵌装されている第1吸込ダクト95の第1温風通路97の断面積R1は第2ダクト9の断面積Rの1/3にして、第2温風通路98の断面積R2は第1温風通路97の2倍の断面積を有することになる。
次に、第2吹出口92の吹出開口部94に嵌装されている第2吸込ダクト96の第3温風通路99の断面積R3は第2ダクト9の断面積Sの1/2とすることにより、第1吸込ダクト95と略同じ温風吸込量(1/3)となる。
これは第2温風通路98を通過した温風は第1吹出口91の部分を通過した後は、第2ダクト9の断面積Rになるので、第2吹出口92へ温風を導く第2吸込ダクト96の断面積は第2ダクト9の断面積Rの1/2にすることにより、第1吸込ダクト95と略同じ温風吸込量(1/3)となる。
従って、第3吹出口93に温風を導く第4温風通路100の断面積R4は第3温風通路99の断面積R3と同じなので、第3吹出口93の温風吹出量は第1吹出口91及び、第2吹出口92と略同じになる。
このように、吸込ダクトの断面積を吹出口の数によって、調整することにより、各吹出口からの温風吹出量を均一化することが可能となる。
また、特に温風の吹出量を増加させたい吹出口の場合は温風通路の断面積Sを大きくし、逆に吹出量を減少させたい場合は温風通路の断面積Sを小さくすれば、必要以上に暑くなるのを防止でき、きめ細かい温風の配風改善が可能となる。
本実施形態によると、フロントフェンダ16の車室内後側上部にヒータユニット5を配設して、該ヒータユニット5に接続され、内部を温風が流れる第1ダクト51と、第2ダクト52とをフロントフェンダ16と車体側壁20との接合部及び、前側平面床部15と車体側壁20との接合部に密着するように配設し、第2ダクト52の第1及び第2吹出口53、54からに前側平面床部15沿って温風を車室内側へ吹きださせる構成としたので、フロントフェンダ16の後側に配設される座席2とフロントフェンダ16との間隔を広く確保することが可能となり、居住性の改善が図れる。
また、吹出される温風が車体側壁側20から座席2の幅分離れているので、通路に立っている乗客に対し、直接温風が当たることなく拡散されて、適度の温風が当たり居住性の向上が図れる。
さらに、第2ダクト52には内部に温風が第2ダクト52の軸線に沿って流れる複数の温風通路55、56に分割され、該各温風通路55、56は第1及び第2吹出口53、54に夫々連通させ且つ、吸込ダクト533の断面積S1を変えて、各吹出し口からの温風吹出量を増加させたり、減少させたりして調整することにより、車室内の温度分布を調整できる効果を有している。
車室内にヒータユニットを配設して車室内暖房性能の向上と、居住性向上を図る低床路線バスに適用できる。
1 低床路線バス
2 シート
3 前輪タイヤ
5 ヒータユニット
6 ドライバーシート
8 車椅子固定エリア
11 前扉ステップ
12 中扉ステップ
15 前側平面床部
16 右側フロントフェンダ
17 左側フロントフェンダ
24 取付ステー
51 第1ダクト
52 第2ダクト
53、91 第1吹出口
54、92 第2吹出口
55、97 第1温風通路
56、98 第2温風通路
93 第3吹出口
99 第3温風通路
100 第4温風通路
161 頂部
162 傾斜部
533 第1吸込ダクト
A 窓下縁
S 第2ダクト断面積
S1 第1温風通路の断面積
S2 第2温風通路の断面積

Claims (3)

  1. 車両の前側平面床部から車室内側へ突出し、車体側壁と一体的にフロントフェンダが形成された路線バスのヒータ装置において、前記フロントフェンダの車室内後側上部に配設されたヒータユニットと、該ヒータユニットに接続され前記フロントフェンダの車室内側後部を前記車体側壁に沿って、前記前側平面床部まで延在し内部を温風が流れる第1ダクトと、該第1ダクトに接続され、前記前側平面床部を前記車体側壁に沿って前記前側平面床部に延在した第2ダクトと、該第2ダクトに配設され前記前側平面床部に沿って前記温風を車室内側へ吹出させる吹出口とで構成されたことを特徴とする路線バスのヒータ装置。
  2. 車椅子用スペース作成のため、前記フロントフェンダの車室内後側に配設する座席は前記車体側壁に沿って折畳み可能な構造とし、前記車椅子の前記前側平面床部への取付ステーの取付位置は前記第2ダクトより車室内側に位置させたことを特徴とする請求項1記載の路線バスのヒータ装置。
  3. 前記第2ダクトは、複数の前記吹出口を有すると伴に、内部は前記温風が前記第2ダクトの軸線に沿って流れる複数の温風通路に分割され、該各温風通路は前記吹出口に夫々連通していることを特徴とする請求項1記載の路線バスのヒータ装置。
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