JP6886671B2 - 車両用表示灯 - Google Patents

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本発明は、光源として発光素子を使用して模様や文字等を表示する車両用表示灯に関する。
従来から消費電力が少なく高輝度の光源としての発光素子には、高輝度LEDが使用されてきており、この高輝度LEDを使用した発光装置や照明装置が提案されてきている。この高輝度LEDを使用した表示灯は、建築の天井面や壁面等に使用される照明装置の他に車の内装の一部として装飾として使用される表示灯又はタクシー等の車両の天井に設けた車両用表示灯が提案されてきている。
例えば、特許文献1には、LEDが点灯されると、この光が導光板に入射し、透光性のカバー体の外面に照射される。透光性のカバー体の内面には、反射フィルムが貼り付けられているため、内面には透過せず、これに反射して、透光性のカバー体の外面に照射される。透光性のカバー体の外面には、遮光フィルムが貼り付けられているので、これ以外の発光面から光が照射される。
特開2006−4786号公報
しかしながら、従来の車両用表示灯は、ボックス状の筐体の内部に、電力を供給し高輝度LEDを配置し、その筐体全体を明るく発光させ、夜間等の表示灯の点灯時に表示されている文字を認識させるために、極力輝度の高い発光素子を使用する必要があった。また、筐体全体がボックス状に形成する必要があり、発光部分を薄型及び軽量に形成することは困難であった。
本発明は、表示灯の厚みを薄くする等の表示灯のサイズをできる限りコンパクトなサイズにすることが可能であって、消費電力を抑えつつ表示灯に記載されている表示内容を表示灯の点灯時又は点灯しない日中の場合であっても外部から認識しやすい車両用表示灯を提供することにある。
車両の一部に装着され、発光部からの光を受けて発光し、文字、模様、記号又はそれらを組合せた情報を識別可能に表示した表示部を備えた車両用表示灯であって、前記発光部からの光を導入する導光部と、前記導光部の一面に前記情報を備えた前記情報表示部と、前記情報表示部を前記導光部と他方の導光部により挟み込んで密封し、両方の前記導光部を密着固定した前記表示部と、前記表示部を配置し、前記発光部を設け前記車両に固定する土台部と、を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、導光部を密着固定することにより情報表示部まで発光部の光を導光することが可能である。また、本発明は、情報表示部を両側から導光部により挟み込むことで、薄型であり、且つ情報表示部を飛び石や紫外線から保護することが可能である。更に、密着固定することにより、表示部の内部に結露が発生することがなく、結露の発生によって生じる光の散乱が起こらない。
実施形態の車両用表示灯を自動車に装着した状態の斜視図である。 実施形態の車両用表示灯を自動車に装着した状態の断面図である。 実施形態の表示部を現した正面図である。 実施形態の図3に表示される表示部のA−A部分を切断して現した断面の説明図である。 他の実施形態の車両用表示灯の斜視図である。 他の実施形態の表示部の一部を現した背面図である。 他の実施形態の図6に表示される表示部のB−B部分を切断して現した断面の説明図である。 他の実施形態の表示部を現した正面図である。 他の実施形態の図8に表示される表示部のC−C部分を切断して現した断面の説明図である。
本発明にかかる車両用表示灯について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
(実施例1)
図1を参照して、車両用表示灯10を自動車1に装着した際の様子を説明する。図1は、実施形態の車両用表示灯10を自動車1に装着した斜視図である。図1に示すようにタクシー等の自動車1の天井5に装着される車両用表示灯10を示している。特に、本実施例の図1は、ミニバンタイプやワゴンタイプ等の車高が高い自動車1の天井5が前方に傾斜した状態にあり、自動車1の天井5の頂点から自動車1の前方ガラス6までに至る傾斜した部分に車両用表示灯10が装着される様子を示している。
図1及び図2を参照し、車両用表示灯10の構造について説明する。図2(A)は、実施形態の車両用表示灯10を自動車1に装着した状態の断面図を現した説明図である。図2(B)は、車両用表示灯10の発光部30の断面図を現した説明図である。
車両用表示灯10は、主に土台部11、カバー部15、表示部20から構成されている。土台部11は、図2に示すように発光部30が内蔵され、下方に吸着盤となる脚部13及び磁石である磁石吸着部17を設け、脚部13及び磁石吸着部17により自動車1の天井5に吸着固定される。
尚、自動車1への固定方法は、吸着盤及び磁石に限らず、土台部11の底面に設けられるボルトで自動車1の天井5に固定する方法であっても良い。
車両用表示灯10は、カバー部15に発光部30の光を通過させる貫通した孔となる挿入部12を設けている。表示部20は、その挿入部12に下方を挿入し、挿入部12の下方の両端に設けられる載置台14に載置される。また、表示部20は、挿入部12の周囲及び載置台14に接着しカバー部15に固定される。
そして、表示部20を固定したカバー部15は、土台部11にビスやネジ等により固定部16の4箇所で固定される。
カバー部15は、傾斜した自動車1の天井5の傾斜に合わせ、表示部20を側面から視て垂直に起立させ傾斜した挿入部12としている。そのため、表示部20は、遠くからでも文字情報表示部27の情報が視認可能である。
図2(B)に示すように、発光部30は、アルミニュウム材により板状に形成された放熱部34の上部に細長状のLED発光部31が貼り付けられている。LED発光部31は、通常の基板、銅のフレキ基板、ガラス繊維基板、アルミ基板等の基板32上に複数のLED素子35が半田付けにより固定され、上面全体を防水のため透明な樹脂の透明樹脂部36により封止されている。
尚、本実施形態ではチップタイプのLED素子35を使用しているが、形状は砲弾タイプや平板タイプのどちらであっても良く、その他の光源として有機EL、冷陰極管又はレーザー光による光源等の発光デバイスであっても良い。
LED発光部31がメンテナンスや製造が容易となるように、ホルダー33に設けられた溝へ放熱部34をスライドし挿入することが可能である。また、ホルダー33は、挿入された放熱部34の下方に放熱用の放熱空間37を設けている。この放熱空間37により、放熱部34の熱を逃がすことが可能である。
次に、図3及び図4を参照し表示部20について説明する。図3は、実施形態の表示部20を現した正面図である。図4は、実施形態の図3に表示される表示部20のA−A部分を切断して現した断面の説明図である。
表示部20は、発光部30からの光を入光面25で入射し、導光部21で入射した光により中間部分にある印刷された文字情報表示部27を照らしている。導光部21は、文字情報表示部27を発光させ表示する機能だけでなく、飛び石や障害物から文字情報表示部27の印刷面の保護や紫外線からの文字情報表示部27の保護も果たしている。
導光部21は、透過性を有するメタクリル樹脂製の板であるものとしたが、透過性を有する素材であればメタクリル樹脂製に限定されるものでなく、メチルメタクリレートやエチルメタクリレート等のメタクリル樹脂以外にも、例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート等のアクリル製樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン、ガラス等の種々の素材を用いることができる。いずれの場合であっても、上述した実施の形態と同様の効果が得られる。
導光部21を透明な部材で形成することにより、文字情報表示部27又は模様部23以外の部分は透明であるため、文字情報表示部27又は模様部23は、浮いた状態で視認され立体感のある情報を表示することが可能である。
表示部20は、入光面25を除いて周囲を半透明のシリコーンゴムで覆った被覆部22を設けている。被覆部22は、導光部21を保護する機能と発光部30から入射した光を反射させて、光を再反射又させる機能があり、またこの被覆部22自体も光り表示部20の形状を発光し認識しやすい状態にしている。
上述した文字情報表示部27は、シルクスクリーン印刷やUVインクジェット印刷等により昼間でも認識しやすくし、タクシー等における各社名の商標やロゴマーク等のブランドカラーや黒色等の認識しやすい色により印刷されている。文字情報表示部27の周囲は、同様に縁取部28が同一平面上に、コントラストを付けるために白色で印刷されている。これにより、文字情報表示部27が昼間でも際立って見えるが、夜間は発光部30からの光を縁取部28が反射し、更に文字情報表示部27が際立って見える。
尚、縁取部28は、白色で印刷したが、反射材又は反射塗料等を使用しても良い。また、縁取部28は、文字情報表示部27とコントラストがはっきりするように白色だけでなく、文字情報表示部27よりも明度が高い色であれば良い。
また、表示部20は、導光部21の裏面に背景、特徴のある図形、ロゴカラー又はロゴマーク等の模様が施された模様部23を備えている。模様部23は、更に文字情報表示部27を引き立たせている。
図4に示すように表示部20は、模様部23、文字情報表示部27及び模様部23と複層して印刷されている。この複層することにより文字情報表示部27に際立った印象を与えている。
図4に示すように、表示部20は、導光部21の裏面に文字情報表示部27が印刷された面を持っているが、その文字情報表示部27と接するように背面に、更に導光部21を設けている。これは、上述のように文字情報表示部27を発光させ表示する機能だけでなく、飛び石や障害物から文字情報表示部27の印刷面の保護や紫外線からの文字情報表示部27の保護も果たしている。
また、表示部20は、片方の導光部21に文字情報表示部27を印刷し、もう一方の導光部21により接着封印することにより、薄型であって発光する表示部20が形成可能である。表示部20は、アクリル系モノマーの可視光重合型一液性接着剤等による密着層24により気泡が入らない無気泡接着が可能である。
そのため、印刷面の文字情報表示部27、縁取部28及び模様部23が溶解せず、導光部21同士を高い透過度を保ったまま接着することが可能である。気泡が入らずに密着固定することが可能であるため、発光部30の光は、気泡に邪魔されずに文字情報表示部27、縁取部28及び模様部23まで導光することが可能である。
以上のような構成により、表示部20は、薄型でしかも日中を問わず文字情報表示部27を遠くからでも視認可能な表示とすることが可能である。
(実施例2)
次に、図5乃至図7を参照し実施例2の車両用表示灯110について説明する。以下、実施例1と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。図5は、車両用表示灯110の斜視図である。車両用表示灯110は、自動車1の天井5の中央付近に設けられ、自動車1の前方及び後方から文字情報表示部127を視認可能としている。そのため、両方の導光部121は、印刷された文字情報表示部127を備えている。
車両用表示灯110は、主に土台部111、カバー部115、表示部120から構成されている。土台部111は、上述した発光部30が内蔵され、脚部113に自動車1の天井5に設けられるボルトで固定される。また、自動車1への固定方法は、ボルト等に限らず、土台部111の底面に設けられる磁石で自動車1の天井5に吸着する方法であっても良い。
車両用表示灯110は、カバー部115に貫通した孔となる挿入部112を設けている。表示部120は、その挿入部112に下方を挿入し、挿入部112の下方の両側にある図示しない載置台に載置される。また、表示部120は、挿入部112の周囲と、載置台との間で接着されカバー部115に固定される。そして、表示部120を固定したカバー部115は、土台部111にビスやネジ等により固定部116の4箇所で固定される。
次に、図6及び図7を参照し表示部120について説明する。図6は、表示部120の一部を現した背面図である。図7は、図6に表示される表示部120のB−B部分を切断して現した断面の説明図である。
導光部121は、実施例1と同じ素材で形成され、文字情報表示部127及び縁取部128も実施例1と同じ印刷方法で同一面に印刷されている。表示部120は、実施例1と異なる点は、自動車1の前方又は後方から文字情報表示部127を認識するようにするために導光部121の両方に文字情報表示部127及び縁取部128が設けられている。また、同様に模様部123、文字情報表示部127及び模様部123の複層した表示も両方の導光部121に設けられている。
また、表示部120は、光の透過による文字情報表示部127及び縁取部128が裏写りすることがないようにするために、遮蔽層126を中間部に設けている。遮蔽層126は、アルミニュウム材やカッテングシート等又は黒色印刷や鏡面塗料などにより、光の透過を遮蔽する機能を設けている。
以上の構成よって、光の透過による裏写りが起こることなく表示部120の両面から文字情報表示部127を視認することが可能である。
また、表示部120は、両方の導光部121に文字情報表示部127を印刷し、互いに接着封印することにより、薄型であって発光する表示部120が形成可能である。表示部120は、上述した可視光重合型一液性接着剤等の密着層124により気泡が入らない無気泡接着が可能である。そのため、印刷面の文字情報表示部127、縁取部128及び模様部123が溶解せず、導光部121同士を高い透過度を保ったまま接着することが可能である。そして、発光部30の光は、文字情報表示部127、縁取部128及び模様部123まで導光することが可能である。
以上のような構成により、表示部120は、薄型でしかも日中を問わず文字情報表示部127を遠くからでも視認可能な表示とすることが可能である。
(実施例3)
次に、図8及び図9を参照し、実施例3の表示部220について説明する。この表示部220は、実施例1及び実施例2について適用が可能であり、実施例1又は実施例2と同じ構成については同じ符号を付し説明を省略する。図8は、表示部220を現した正面図である。図9は、図8に表示される表示部220のC−C部分を切断して現した断面の説明図である。
実施例1及び実施例2と異なる点は、模様部23、123の代わりに装飾部229を備えている点である。装飾部229は、本実施例ではシルクで色柄のある模様が織られた帯が封入されている。その他に、例えば、ステンドグラスに代表される装飾が施されたガラス等の立体的な造形物を中に封止しても良い。このように、文字情報表示部227の他に産地独特な造形物を取り入れることで独自性ある表示部220を形成することが可能である。
表示部220は、導光部221の一方に文字情報表示部227及び模様部223を印刷し、中に装飾部229を含み他方の導光部221を接着封印することにより、薄型であって発光する表示部220が形成可能である。表示部220は、上述した可視光重合型一液性接着剤等の密着層224により気泡が入らない無気泡接着が可能である。そのため、印刷面の文字情報表示部227及び縁取部228が溶解せず、導光部221同士を高い透過度を保ったまま接着することが可能である。そして、発光部30の光は、文字情報表示部227及び縁取部228まで導光することが可能である。
以上のような構成により、表示部220は、装飾部229を含みながらも薄型でしかも日中を問わず文字情報表示部227を遠くからでも視認可能な表示とすることが可能である。
尚、装飾部229は、実施例2のように遮蔽層126の代わりとして使用することが可能であり、独自性のある表示をしながら、表示部220に両面からの視認が可能である。
尚、上述した実施例1乃至実施例3の気泡を除去する方法として接着剤使用時に、圧延ローラにより圧力を掛けて密着し余分な空気や接着剤を除去することにより、更に気泡を除去しながら強力に接着が可能である。
また、実施例1乃至実施例3の他の実施形態として、文字情報表示部27、127、227、縁取部28、128、228又は模様部23、123を有機ELにより形成することも可能である。
(技術的特徴)
以下に本実施形態の技術的特徴点の一例を括弧に内に示すが、特に限定するものでもなく例示しているものであり、これら特徴から考えられる効果についても記載する。
<第1の特徴点>
車両(例えば、主に自動車1)の一部(例えば、主に天井5)に装着され、発光部(例えば、主に発光部30)からの光を受けて発光し、文字、模様、記号又はそれらを組合せた情報(例えば、主に、模様部23、123、223、文字情報表示部27、127、227)を識別可能に表示した表示部(例えば、主に表示部20、120、220)を備えた車両用表示灯(例えば、主に車両用表示灯10、110、210)であって、前記発光部からの光を導入する導光部(例えば、主に導光部21、121、221)と、前記導光部の一面に前記情報を備えた前記情報表示部と、前記情報表示部を前記導光部と他方の導光部により挟み込んで密封し、両方の前記導光部を密着固定した前記表示部と、前記表示部を配置し、前記発光部を設け前記車両に固定する土台部(例えば、主に土台部11、111)と、を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、導光部を密着固定することによ情報表示部まで発光部の光を導光することが可能である。また、本発明は、情報表示部を両側から導光部により挟み込むことで、薄型であり、且つ情報表示部を飛び石や紫外線から保護することが可能である。また、密着固定することにより、表示部の内部に結露が発生することがなく、結露の発生によって生じる光の散乱が起こらない。
尚、気泡を含まずに密着固定することにより
<第2の特徴点>
前記土台部は、前記車両に装着する面の傾斜に合わせて傾斜し、且つ前記表示部を挿入し、前記表示部を起立させ固定する挿入部(例えば、主に挿入部12、112)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、車両の装着部分の傾斜に合わせて、挿入部も傾斜させて表示部を起立し固定することにより、表示部の情報が外部からでも見やすく表示させることが可能である。
<第3の特徴点>
両方の前記導光部の一面に前記情報を備えた前記情報表示部と、前記表示部の中間部分に設けられ、少なくとも前記情報の背面に光の透過を遮蔽する遮蔽層(例えば、主に遮蔽層126)と、前記遮蔽層を前記導光部と他方の導光部により挟み込んで密封し、両方の前記導光部を密着固定した前記表示部と、を備えたこと特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、光の透過による裏写りが起こることなく表示部の両面から情報表示部を視認することが可能である。
<第4の特徴点>
前記表示部は、前記発光部からの光を入光する面以外の周囲を被覆し、且つ前記発光部からの光を受け発光可能な被覆部(例えば、主に被覆部22、122、222)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴によって、本発明は、導光部を保護する機能と発光部から入射した光を反射させて、光を再反射又させる機能があり、またこの被覆部自体も光り表示部の形状を発光し認識しやすい状態にしている。
<第5の特徴点>
前記情報表示部は、前記情報を第1の色(例えば、主に文字情報表示部27、127、227)に着色し、前記情報の同一面上の周囲を第1の色よりも明度の高い第2の色(例えば、主に縁取部28、128、228)に着色したことを特徴とする。
以上の特徴により、本発明は、情報が昼間でも際立って見えるが、夜間は発光部からの光を第2の色が反射し、更に情報が際立って見えるという効果もある。
<第6の特徴点>
前記表示部は、前記情報表示部の背面に立体的な装飾部(例えば、主に装飾部229)を備え、前記装飾部を前記情報表示部が形成された前記導光部と他方の前記導光部により挟み込んで密封し、両方の前記導光部を密着固定した前記表示部を備えたことを特徴とする。
以上の特徴によって、本発明は、薄型であっても立体的な装飾品を取り入れて、且つ情報が表示が可能である。このため、産地独特な造形物も取り入れながら薄型の発光する表示部を形成することが可能となる。
1…自動車、5…天井、6…前方ガラス、10、110、210…車両用表示灯、
11、111…土台部、12、112…挿入部、13、113…脚部、14…載置部、
15、115…カバー部、16、116…固定部、17…磁石吸着部、
20、120、220…表示部、21、121、221…導光部、
22、122、222…被覆部、23、123…模様部、24、124、224…密着層、25、125、225…入光面、27、127、227…文字情報表示部、28、128、228…縁取部、30…発光部、31…LED発光部、32…基板、33…基板ホルダー、34…放熱部、35…LED素子、36…透明樹脂部、37…放熱空間、126…遮蔽層、
229…装飾部。

Claims (2)

  1. 車両の一部に装着され、発光部からの光を受けて発光し、文字、模様、記号又はそれらを組合せた情報を識別可能に表示した表示部を備えた車両用表示灯であって、
    前記発光部からの光を導入する導光部と、
    前記導光部の一面に前記情報を備えた情報表示部と、
    前記情報表示部を前記導光部と他方の導光部により挟み込んで密封し、気泡を含まず両方の前記導光部を密着固定し、前記車両の外側の外気に晒した状態で設けた前記表示部と、
    前記表示部を挿入可能であって、前記発光部を設け前記車両に固定する土台部と、を備え、
    前記発光部は、
    光源を搭載し、前記光源からの熱を放熱する放熱部と、
    前記放熱部をスライドし挿入するホルダー部と、
    前記放熱部の下方に、前記放熱部からの熱を放熱する空間である放熱空間部と、
    を備えたことを特徴とする車両用表示灯。
  2. 車両の一部に装着され、発光部からの光を受けて発光し、文字、模様、記号又はそれらを組合せた情報を識別可能に表示した表示部を備えた車両用表示灯であって、
    前記発光部からの光を導入する導光部と、
    前記導光部の一面に前記情報を備えた情報表示部と、
    前記情報表示部を前記導光部と他方の導光部により挟み込んで密封し、気泡を含まず両方の前記導光部を密着固定した前記表示部と、
    前記表示部を挿入可能であって、前記発光部を設け前記車両に固定する土台部と、備え、
    前記表示部は、前記情報表示部の背面に立体的な装飾部を備え、
    前記装飾部を前記情報表示部が形成された前記導光部と他方の前記導光部により挟み込んで密封し、気泡を含まず両方の前記導光部を密着固定した前記表示部を備えたことを特徴とする車両用表示灯。
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