JP3110475U - 受光式発光サインボード - Google Patents

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Abstract

【課題】 LED等の光を受けて発光する発光板差し替え型サインボードにおいて、表示が鮮明で視認性が高く、全体ムラなく発光する製品を提供する。
【解決手段】 文字や絵柄等の各表示部分の輪郭枠内に受光用斜め角度の切り込みラインを複数本全体に入れて、光源からの光を効率的に受光して鮮明に発光させると共に、サインボード全体にムラなく光が届くように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、LED等の光照射を受けて発光板面に切り込まれた溝に光を受けて文字や絵柄等を発光させて表示するサインボードに関する。
従来より透明又は色付きのアクリル板やガラス板に切り込みを入れて、一方向または複数方向からの光照射を受け、切り込み部がその光によって発光してサイン表示するサインボードが存在している。
特開2004−053798
従来より存在する受光式の発光ボードは、多くの場合差し替え可能な構造であるため、発光板自体に照明装置を設けずに、別段に照射用光源装置と組み合わせてサインが発光するようになっており、光源照射が弱かったり、照射ムラによってサインの視認性が悪かった。
本考案は、受光式のサイン発光板において、文字等の輪郭枠のみの切り込みによってサインを表示するのみならず、輪郭枠内部に光源に対し斜めに角度を付けた切り込みを輪郭枠の切り込み深さより浅めに複数本全体に切り込みを入れることによって、光源装置からの光照射を広面積で受け止めて発光視認性を向上させ、また適度に光が透過して発光板全面をムラなく照射するように手段を講じたものである。
この考案は前記のように構成されており、以下に記載のような効果を有する。
近年では、高照度のLED等の光照射装置が製品化されており、この光を受けて発光表示するサインボードが製造されている。しかしラインカッティングによる輪郭だけではサインの視認性が悪く、ラインの幅を広げる等の強調をおこなうと発光板全体に届く光の量が減衰して、光源から離れた部分の発光照度が低下する問題が発生した。
サインボードはその目的からして、一見で表示内容を伝達できることが望まれ、そのためには視認性の向上が求められた。
本考案製品は、透過光量の減衰を極力抑えると共にサイン自体の表示の強調をおこなう手段として、文字又は絵柄等の輪郭枠内部に光源に対し斜めに角度を持たせた複数本のラインカッティングを設けて発光面積を増加させてサインの視認性向上を図った構造となっている。
なお、光源に対し輪郭枠内のラインカッティングを光と平行に切り込むと受光度合いが弱く、発光照度が低くなる。また、光源に対して垂直にラインカッティングを施すと光源近くの照度はあるが、光の透過量が減衰して光源から離れた部分の発光が暗くなり明暗ムラになる問題がある。
輪郭枠内のラインカッティングを光源に対して斜め角度に設定すると光源からの受光性と光透過率のバランスが中庸となり、サインの表示の発光照度と発光板全体の光量配分が最も適した状態を得ることができる。
また、サイン文字を表示する場合には旧来5センチメートル角サイズ程度までが視認性の上で限界とされていたが、本考案の製品では照射光が発光板全体に透過するので、更に大きなサイズで作成することができる。
更に、光源に対してラインカッティングを斜め角度に保持できれば充分な発光性能を得られるので、光源の照射は下部からのみならず、上部もしくは横方向又は斜めから照射することが可能で、光源装置の配置位置を問わない利点も有している。
透明または色付きの発光板に文字又は絵柄等の輪郭枠をカッティングして全体のデザインを製作し、輪郭枠内に光源に対して斜め角度を持たせて輪郭枠よりもやや浅めにカッティングラインを切り込み加工する。
切り込まれた溝に光源から照射された光が当たり、デザインされた文字や絵柄等を発光させてサインを表示するが、光源に対する斜め角度は30度〜70度の範囲に設定し、光源の種類や配置・基数により製品毎に角度を可変させて施工、最適のサイン表示性能を得る。
本考案に基づく一例を示す図1は、本考案製品の発光板を光源装置と組み合わせた状態を示す。
図1では、発光板2は組み合わせた光源装置1によって下方向からの光照射を受けるが、この光の方向に対し文字又は絵柄等3の輪郭枠内に斜め角度のラインカッティングを施している。
図2はアクリル板又はガラス板上にカッティングされた文字部分を拡大したものを示し、図3に示すように文字の輪郭枠4は深めに切り込まれており、その輪郭枠内部の斜め角度のラインカッティング5は輪郭枠4の切り込みに比べて浅めに切り込まれており、またその斜角度範囲は照射光に対して、30度から70度の角度を設けてカッティングを施している。
また、アクリル板又はガラス板に切り込まれているラインカッティングは、彫刻機によってルータ切削されるが、その切り込み溝はVカット状であり、開角度は製品のデザインによりルータ切削刃の選択をおこない、60度から120度範囲内で切削される。
図4に示すのは、ラインカッティング後に発光板表面上に着色フィルム6を貼着した状態を示しており、その他発光板の表示がカラーで表現されるように盤面上に印刷もしくは直接塗布する方法も用いられる。
図5は、本考案製品を中核部に光を透過しないシート8を狭持し、表裏貼り合わせた製品の断面を示す。中核部の光不透過シート8は、着色又は模様等が施されていれば発光板の盤面背景を彩り、インテリア性が向上するので、室内装飾具として本考案製品の利用ができる。
なお、中核部の光不透過シート8と発光板としてアクリル板又はガラス板を貼り合わせる場合には板面に接着材を塗布すると光の透過が妨げられ発光板の発光照度低下を招くので、貼り合わせは表裏の発光板と光不透過シート8を外周部においてのみ接着加工する。
なお、接着する外周部にはその中央部分に凹み部7を設け、この凹み内に接着材を注入固化することによって表裏の発光板を接着する。これによって、光源装置1からの光照射を遮ることなく発光板全面に透過させることができる。
また、発光板は切削加工完成後に、型枠にてプレス等をおこなうことによって曲げ加工を施し、立体的な製品とすることが可能である。
本考案の製品は、ネオンサインに比べて安価に製作できるほかに、光源装置と分離・組み合わせによる受光式の表示板のみの製作であるから、デザインの変更やカラー表示の変更が容易に可能であり、室内のみならず室外用にも使用できる視認性を持つ製品を提供できる。
また、透明又は半透明のアクリル樹脂板にカッティングを施して製作されるものであるから、軽量で小さなサイズにも対応できるのでインテリア性に優れ、室内装飾具として製作が可能であり、背景デザインの異なる両面式とすれば盤面の変更も容易である。
文字や絵柄等の発光において、受光性に優れ、充分な発光量を有しているので視認性の向上と共に光源装置の光量を抑えることができ、消費電力の削減ができる利点を有する。
本考案製品と光源装置との組み合わせ一例図 本考案の文字部分拡大図 図2のA−A’断面図 本考案製品の着色フィルム貼着断面図 本考案製品の表裏貼り合わせ時断面図
符号の説明
1…光源装置
2…発光板
3…文字又は絵柄等
4…文字輪郭枠
5…輪郭内ラインカッティング
6…着色フィルム
7…凹み部
8…光を透過しないシート

Claims (7)

  1. LED等の光照射を受光して発光する透明又は色付きのサインボードにおいて、
    単一もしくは複数方向から照射された光をサインボード内部に透過させてより明瞭な表示を得てサイン発光させるために文字や絵柄等を象った輪郭枠内に光源に対して斜め角度に切り込みラインを複数本入れたことを特徴とする受光式発光サインボード。
  2. 光を受けて発光する文字や絵柄等を象った輪郭枠部分は深めに切り込みラインを加工し、文字や絵柄等の枠内の斜め角度の切り込みラインは輪郭枠部分よりも浅めに切り込み加工したことを特徴とする請求項1に記載の受光式発光サインボード。
  3. 光を受けて発光するように切り込み加工したサインボード表面部に印刷、塗布あるいは着色フィルムを貼着することによりカラー発光するように加工したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の受光式発光サインボード。
  4. 光を受けて発光するように切り込み加工したサインボードの背面に光が透過しない着色又は模様等を施したシートを全体又は部分的に貼着して裏面にも別の切り込み加工したサインボードを貼り合わせて両面使用できるように加工したことを特徴とする請求項1から3のうちいずれかに記載の受光式発光サインボード。
  5. 光が透過しないシートを中央に挟持し両面使用できるように表裏貼り合わせて加工する場合に両面のサインボードと狭持した非透過性シートの表面には接着材を塗布せず、サインボードの外周面のみを接着したことを特徴とする請求項4に記載の受光式発光サインボード。
  6. 光が透過しないシートを中央に狭持し両面使用できるように表裏貼り合わせて加工する場合にサインボードの外周面貼り合わせ部分において中央部分に凹みを加工し、その凹み部分のみに接着材を注入固化させて光源からの光照射を妨げないように貼り合わせ加工したことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の受光式発光サインボード。
  7. 平面状のみならず曲線状に曲げ加工を施すことにより、立体的な表示を可能としたことを特徴とする請求項1から6のうちいずれかに記載の受光式発光サインボード。

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