JP4870929B2 - 面発光表示方法及び面発光ディスプレイ装置 - Google Patents

面発光表示方法及び面発光ディスプレイ装置 Download PDF

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Description

本発明は、電飾看板、電飾表示、電飾装飾などとして用いられる、文字、記号、任意の形状の図形など(以下、本明細書では、これらをまとめて単に「図形」という。)を面発光表示する方法、この方法に用いられる面発光ディスプレイ装置、及びこのディスプレイ装置に用いられる導光板に関する。
従来、建物の外壁や内壁の電飾看板あるいは電飾表示、店舗の室内や室外に配置されるサイン看板あるいは電飾表示、インテリア用品等として種々の電飾看板、電飾表示装置、電飾装飾装置が用いられている。このような電飾看板あるいは電飾表示装置、電飾装飾装置の一つとして、肉厚の導光板の表面あるいは内部に光を反射あるいは乱反射させる図形を形成しておき、導光板の端面にLED(発光ダイオード)、蛍光管などの光源装置を配置し、これら光源装置により導光板の端面を照射することにより導光板内に光を入射させ、入射した光が導光板内を進む間に導光板表面あるいは導光板内部に形成された図形により、少なくとも導光板前面に光を反射または乱反射させる面発光表示方法が知られている。肉厚の導光板に面発光用の図形を形成する方法としては、例えば導光板としてガラス板を用い、ガラス板にレーザーを照射することにより、板表面に図形を刻設する方法、あるいはガラス板内部に微細クラックを発生させることにより図形を形成する方法、ガラスや透明なプラスチックを切削・彫刻する方法、導光板表面にマスクを置き、サンドブラストする方法などが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2001−312233号公報(第4欄) 特開2002−318557号公報 特開2002―351366号公報
また、面発光表示を行う他の方法としては、ガラスあるいはプラスチック製の導光板の表面に光散乱性を有するインキあるいは光散乱性を有する塗料を印刷あるいは塗布する方法(例えば、特許文献4参照)、ガラスあるいはプラスチック製の導光板の表面に蛍光インキあるいは蛍光塗料を印刷あるいは塗布する方法(例えば、特許文献5参照)、導光板の表面に半透明性の粘着テープを貼着する方法(例えば、特許文献6参照)、あるいは光反射性の粘着シートを貼付する方法(例えば、特許文献4参照)なども知られている。
特開2000−214781号公報 特開平6−118890号公報 実開平2−73686号公報
また、本出願人は、導光板の面発光表示用図形を、カッティングマシンなどでカッティングした、表面に凹凸を有するベースシートと粘着層とを有する無色マーキングシートを用いて形成することにより、従来の面発光ディスプレイ方法あるいは装置における面発光表示の光輝性を改善することができ、しかも安価、簡便に面発光表示用図形を形成することができることを見出して、先に特許出願した(特願2004−251439)。
しかし、これら従前の面発光表示方法においては、光源装置により導光板が照射されている間は、常に同じ表示内容がなされるにすぎず、ディスプレイとしての面白みに欠けるものであった。このような面発光表示方法の問題を改善することを目的として、光源装置として、各々赤色(R)、緑色(G)あるいは青色(B)に発光する3色のLEDを一組として用い、これら3色のLEDの光強度を各自単独に時間と共に変えることにより、導光板に導入される光の色相をあるいは色相と共に明度をも時間と共に変化させ、これによって表示内容は変わらないものの、表示色及び表示明るさを時間と共に変化させて、ディスプレイとしての面白さを出そうとする試みもなされている。この方法によりディスプレイ効果の改善は見られるものの、さらに優れたディスプレイ効果を有する面発光表示方法が求められているのが現状である。
本発明は、上記従前の技術の課題に鑑みなされたもので、表示内容自体を例えば時間と共に変化させることができる面発光表示方法、面発光ディスプレイ装置およびこの面発光ディスプレイ装置に用いられる導光板を提供することを目的とするものである。
また、本発明は、上記ディスプレイ効果に加え、面発光図形の形成が簡単で、導光板の再利用が簡単にできる面発光表示方法、面発光ディスプレイ装置及びこの面発光ディスプレイ装置に用いられる導光板を提供することを目的とするものである。
本発明者らは、鋭意検討を行った結果、導光板の端面を少なくとも2色の有色光源を用いて照射し、導光板に形成された光散乱性図形により面発光表示を行う面発光表示方法あるいは面発光ディスプレイ装置において、面発光図柄を構成する図形の少なくとも一部を、前記少なくとも2色の有色光源のいずれかの光の色と同色の有色マーキングシートにより形成し、前記少なくとも2色の有色光源の光強度を変化させるあるいは切り替えることにより、前記照射光と同色の図形部の面発光強度が、図形部と同色の光の照射割合により強弱する、あるいは光照射の色が前記マーキングシートの色と異なる色の光のみとなったときには、前記有色マーキングシート図形部の面発光が消滅し、これによって面発光表示の内容が変化することを見出し、この知見に基づいて本発明がなされたものである。
すなわち、本発明は、下記の面発光表示方法、面発光ディスプレイ装置、及び導光板に関する。
(1)導光板表面に貼着された有色マーキングシートからなる図形を、該図形を構成するマーキングシートの色と同色の光と前記マーキングシートの色の波長光を含まない色の光とにより、且つ前記各光の光強度を夫々変えながら導光板端面を照射することにより、面発光させることを特徴とする有色マーキングシートを用いる面発光表示方法。
(2)前記1項に記載の面発光表示方法において、前記導光板端面を照射する光が赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光の内の少なくとも2種の光からなることを特徴とする面発光表示方法。
(3)前記1項または2項に記載の面発光表示方法において、前記有色マーキングシートからなる図形の他に、前記有色マーキングシートによる図形以外の面発光用図形が前記導光板に形成されてなることを特徴とする面発光表示方法。
(4)導光板、導光板表面に貼着された図形状の有色マーキングシート、前記有色マーキングシートの色と同色の光を発光する光源と前記有色マーキングシートの色の波長光を含まない色の光を発光する光源とを有する、導光板端面に光を照射するための光源装置、及び該光源の光強度制御装置を備えたことを特徴とする面発光ディスプレイ装置。
(5)前記4項に記載の面発光ディスプレイ装置において、光源が赤色(R)、緑色(G)または青色(B)に発光するLEDから選ばれた少なくとも2種のLEDからなることを特徴とする面発光ディスプレイ装置。
(6)前記4項または5項に記載の面発光ディスプレイ装置において、前記有色マーキングシートからなる図形の他に、前記有色マーキングシートによる図形以外の面発光用図形が前記導光板に形成されてなることを特徴とする面発光ディスプレイ装置。
[作用・効果]
表裏表面の平滑なアクリル板やガラス板などからなる透明板は、光源から発せられた光が透明板内に入射されると、光は透明板内面で反射され、透明板から漏れずに透明板の平面に沿った方向に進む特性を有する。これは空気に対するアクリルやガラスの光に対する屈折率の差によるものであるが、このような透明板、すなわち導光板に有色のマーキングシートが面発光図柄部材として貼着されていると、マーキングシートからなる図柄部材に到達した光は、粘着剤層を通過し、マーキングシートの有色ベースシートに到達する。このとき、前記マーキングシート図柄部を照射する光の色が、マーキングシートの色と同色である場合には、照射光はマーキングシートを透過あるいはマーキングシートにより乱反射され、一方照射光の色がマーキングシートの色の波長を含まない色である場合には、光はマーキングシートに吸収される。したがって、例えば暗い場所で前記マーキングシートが貼着された導光板を観察すると、前記有色マーキングシートからなる図柄部が、図柄部と同色の光で照射された際には図柄部は面発光し、一方、図柄部の色の波長光を含まない光により照射される際には面発光しないこととなる。これにより、照射光の色を変えると、図柄が見えたり、消えたりするという従来の面発光ディスプレイ装置においては考えられなかった新たな効果が創出される。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ更に詳細に説明する。図1は、本発明の面発光ディスプレイ装置の一実施形態を示す面発光ディスプレイ装置の外観斜視図であり、図2は図1のA−A断面図である。
図1の面発光ディスプレイ装置1において、導光板2はケース4の本体5に差し込まれ、嵌合固定されている。ケース本体5の長さ方向側面は、側面キャップ6により覆われており、側面キャップの一方のキャップには、ケース4内への通電をオン・オフするスイッチ7が設けられ、他方のキャップには、光源に外部から電気を供給するためのコード8が挿通され、コードの先にはプラグ9が取り付けられている。一方導光板2の表面には、後述する光源であるLEDの一の発光色と同色の有色マーキングシート3による文字NCが貼着されている。
図1のケース本体5は、図2に示されるように、一対のケース側壁10、10と底板11からなっており、側壁10、10の上部には、先端に導光板2のストッパー並びに位置決め部材として機能する凸部13を有する一対の導光板挟持体12、12、一対のカバー部材14、14が設けられている。また、側壁10、10の内面には、光源であるLED18が搭載されたプリント配線基板17を側壁に固定支持するために用いられる凹部を形成する突出部15、16が形成されている。ケース4は、面発光ディスプレイ装置1が転倒しないよう、ある程度の重量があることが好ましく、したがってケース本体5及び側面キャップ6は金属で形成されていることが望ましい。
図1及び図2で示された面発光ディスプレイ装置においては、光源として、各々赤、緑、青(R、G、B)に発光する3個のLED18、18’、18”(18”は図示されていない)が一組として組み込まれた光源装置が、長さ方向に所定間隔を設けて複数組、導光板2の端面に光が入射するように配置されている。赤、緑、または青色の光を発光する各LEDは、図示されていない制御装置により各LEDに供給される電流強度あるいは電圧が変えられ、これによって赤、緑、青に各発光する3個のLEDの明るさが制御され、光源装置から発光される光の色相が時間と共に変えられる。この色相が制御された光によって導光板2の端面が照射されると、照射光は導光板壁面で反射されながら導光板内を伝播される。この伝播された光は有色マーキングシート2を照射するが、このとき伝播された光の色の内、有色マーキングシートの色の波長光を光が有色マーキングシートを照射する際には、該光はマーキングシートにより吸収され、一方、マーキングシートと同色の波長の光は乱反射または透過する。したがって、照射光中、マーキングシートの色の波長光と異なる波長の光が多くなるにしたがって、有色マーキングシート部の明るさは弱まり、照射光からマーキングシートの色の波長光がなくなったときには、有色マーキングシート図柄部(面発光部)の面発光表示はなくなる。このため、例えば面発光ディスプレイ装置が暗闇におかれているような場合、あるいは背景が黒色とされているような場合には、時間と共に面発光図柄の表示が現出したり、消えたりするという、従来の面発光ディスプレイ装置では見られなかった効果が奏されることになる。勿論、面発光ディスプレイ装置が明るいところに置かれている場合にも、照射光による面発光表示は認められなくなる。LEDの光量制御は、時間と共に光量が強弱するようにされてもよいし、光量自体は変えることなく、各LEDの点燈時間あるいは点燈間隔のみを変えるようにしてもよい。また、これらの組み合わせによってもよい。光源装置のLEDはRGBの3色一組とすることに代えて、2色の組み合わせとしてもよい。少なくとも2色の光を用いて導光板端面に光が照射されればよい。また、光源装置の配置も、ケース本体の長さ方向に所定間隔をおいて複数設置することに限られず、例えば一つの光源装置がケース本体の中央にのみ設けられるようにしてもよい。
また、図1に面発光表示用文字の一例として示されたアルファベットのNとCの文字は、少なくともそのいずれか一方が2つの光源のうちの1つの光源の発光色の色波長光を含まず、また他の光源の発色光と同色のマーキングシートからなるものであればよく、他方はこのような条件にない、すなわち他の色のマーキングシートから形成されていてもよい。前記他の文字が、他の色のマーキングシートにより形成されている場合、この有色マーキングシートが光源装置内の他の光源であるLEDの発光色と同色であれば、これらN及びCの文字は交互にあるいは時間をおいて、各文字が明るく面発光したり、消えたりするように構成できる。さらに、光源装置を構成するLEDの発光色RGBのいずれかに対し同色にある図形以外の図形は、従来のような面発光表示用図柄、例えば、導光板へのレーザー彫刻あるいは刻設による図形、導光板中における微細クラッチ形成などによる乱反射図形、サンドプラストによる表面粗面化図形、表面に凹凸を有するベースシートと粘着層を有する無色マーキングシートによる図形などにより形成してもよい。このような場合には、従来の面発光表示用図柄は常に面発光表示される一方、一の光源の色と同色のマーキングシート図柄部は、面発光、消滅を繰り返す表示が可能となる。上記図1及び2の説明では、図柄としてNとCからなる2種の文字図形のみからなるものを用いて説明を行ったが、図柄はこのような文字図形に限定されるものでなく、記号、その他任意の形状の図形などから形成されるものであってよいことは説明するまでもないことである。さらに本発明においては、これら面発光表示用図柄には、少なくとも一部に2つの色の異なる光源の一の色と同色のマーキングシート図形が存在すればよいことも、上記説明から自明のことである。
なお、図1及び図2で示した面発光ディスプレイ装置では、一対の導光板挟持体12、12により構成される導光板挟持部の幅を導光板2の厚みと同じとしておくことにより、導光板を挟持部上部から差込み保持できるよう構成されているが、導光板挟持部の幅が導光板の厚みと全く同じ大きさの場合は差し込むことが困難となるため、導光板の幅に比べ幾分広めとすることが好ましい。しかし、挟持部の間隔が広くなりすぎると導光板がガタツクという問題がある。このため、一対の挟持体12、12の一方あるいは両方を導光板の厚み方向に移動可能に構成し、バネにより挟持体の間隔が狭まる方向に挟持体を押圧しておき、導光板の厚みより狭くなった挟持体の間に導光板を押し込むようにして、バネ力により導光板を固定するようにすることもできる。また、他の挟持体の構造としては、挟持体の一方または両方をネジにより移動可能に構成しておき、ネジを回転させることにより挟持体12、12の間隔を導光板の厚みより広くしておき、この状態で導光板を挟持体の間に位置決めし、ネジを反対に回転させることにより挟持体間の間隔を狭めて導光板を固定するようにしてもよい。さらに他の導光板固定構造としては、ケース本体の側壁の一方を回動軸などにより底板に対し回動できるように構成しておき、キャップ6をケース本体5から取り外し、ケース本体の側板の一方を回動させて挟持部を開放し、導光板を他方のケース本体側板の挟持体に位置決めし、側板を閉じて両挟持体により導光板を挟んだ後、キャップを嵌めて側板が開かないように側板を固定する、あるいはボールキャッチ機構などにより回動側板を固定する方法が挙げられる。また、側面キャップ6は、本体4の側面に単に嵌合するようにされてもよいし、ネジなどにより本体に固定するようにされてもよい。
また、面発光ディスプレイ装置においては、LED18、18’、18”による照明効果を高めるため、ケース内表面、特にプリント配線基板17より上部の内表面にメッキなどにより鏡面加工を施し、導光板2に入射されなかった光を再度導光板に入射させるようにすることが好ましい。また、導光板への入射光の光量を増大させるため、導光板の下端部を、図2に示すような平坦面とすることに代えて、例えば図3の(a)、(b)、(c)に示すような端面構造とし、LEDからの受光面積を拡大するようにしてもよい。さらに、導光板挟持体12の挟持面から洩れた光を再度導光板内に再入射させるため、挟持面も鏡面加工することが好ましい。また、導光板のLEDと対向する端面以外の端面に、反射加工を施すことにより、導光板の端面から洩れる光を再度導光板内に反射させることが好ましい。この反射加工方法としては、例えば光反射性のテープを導光板端面に貼る方法が挙げられる。これにより、導光板内の光量が増大し、より明るい面発光図形や文字などが得られ、図柄が目視者に容易に視認可能となるとともに、目視者に強い印象を与えることができる。かつ、場合によっては光源を小さくすることができ、コスト削減も可能となる。一方、挟持体12の近傍で洩れた光は強い光であるため、カバー14により吸収し、洩れた光が目視者の目に直接入射しないようにされる。このため、カバー14の内面は光を吸収し易い黒色とされる。上記装置では、光源としてLEDを用いたが、LEDに代えてEL素子などが用いられてもよい。要は、導光板端面に、2色の、できれば単一波長光からなる光が照射されればよい。
一方、導光板には、適宜の厚みを有する透明なガラス板や、透明なアクリル板などの透明プラスチック板が、単独であるいは張り合わせるなどして用いられる。図1及び図2の面発光ディスプレイ装置においては、例えば、10mmの厚みを有する無色透明のアクリル板が用いられる。
本発明においては、面発光表示図柄部を構成する、前記一の光源の色と同色の或いはこれと異なる色の有色のマーキングシートとして、ベースシートと粘着剤層を有する従来から周知のマーキングシートを利用することができる。マーキングシートは、例えばカッティングシート(登録商標)あるいはNOCS(登録商標)など種々の商品名で既に多種類の製品が市販されており、看板、ショーウインドウ、ドアのガラスの絵柄あるいは文字装飾や表示、建物の外壁、内壁、工事現場の囲い塀の装飾、保護、種々の物品へのマーキング、装飾のために広く利用されている。図4に示すように、マーキングシート20は、通常、有色ベースシート21、粘着剤層22および剥離紙23からなっており、カッティングシートの場合、幅920mm、長さ20m巻、あるいは幅450mm、長さ12m巻とされ、NOCSの場合、幅1010mm、長さ20m巻とされて市販されている。ベースシート21は、例えば30〜500μm、好ましくは50〜200μm程度、さらに好ましくは50〜100μm程度の膜厚を有する着色されたプラスチックシートにより構成されている。着色には、染料あるいは顔料が用いられている。前記ベースシート21を構成するプラスチック材料としては、無色透明の材料が好ましく、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリウレタン系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂などの合成樹脂の単一物、ブレンド物などが代表的なものである。ベースシート21の層構成は単層でもよいし、ラミネートなどの複合層から構成されていてもよい。
一方、粘着剤層22を構成する材料としては、無色透明なものが好ましく、アクリル系、塩ビ/酢ビ系、ゴム系などの粘着剤が代表的なものである。粘着剤層の厚みは、特に限定されるものではないが、例えば20〜200μmの範囲が一般的である。
本発明においては、着色マーキングシートは、表示内容、装飾効果などを勘案して、従来市販されているものから光源装置に用いられている光源色の一の光源色と同一の色を有するマーキングシートを適宜選択して使用すればよい。なお、本発明においては、用いられるマーキングシートの粘着剤層は、透明であることが必要であり、有色ベースシートも透光性、光散乱性であることが好ましい。
マーキングシートを用いて、導光板上にマーキングシート図形を貼着するには、マーキングシート1の表面側からカッティングマシン(プロッター)あるいはカッティングナイフなどを用いて、所望形状の文字、図形などをハーフカット(剥離紙23の厚みの途中までの深さのカット)し、カッティングされた文字、図形などの図柄を剥離紙から剥がし、切り抜かれた図形を導光板に貼り付ける、従来周知の方法によればよい。
本発明においては、他の面発光表示図形部の材料として、表面に凹凸を有する無色の面発光用マーキングシート、好ましくは光輝表示性に優れた、表面に凹凸を有する無色の面発光用マーキングシートを用いることができる。この表面に凹凸を有する無色の面発光用マーキングシートを、図5を参照して簡単に説明するが、光輝性に優れた表面に凹凸を有する無色の面発光用マーキングシートの詳細については特願2004−251439を参照されたい。表面に凹凸を有する無色の面発光用マーキングシート30は、エンボスなどにより凹凸が形成された透明樹脂フィルムからなるベースシート21の片面に、粘着剤層32及び剥離紙33が設けられたものである。ベースシートの素材としては、上記で説明したベースシートと同様の透明樹脂フィルムが用いられ、またベースシートの厚みも着色マーキングシートと同様である。更に、粘着剤層の厚み及び素材も着色マーキングシートと同様のものでよく、屈折率がアクリル板に近いアクリル粘着剤を用いることが好ましい。このような表面に凹凸を有する無色の面発光用マーキングシートとしては、フォグラス(登録商標、株式会社中川ケミカル)などの商品名で市販されている、表面に凹凸を有する無色のマーキングシートを使用すればよい。
このような表面に凹凸を有する無色の面発光用マーキングシートは、好ましくは、その表面粗さが、0.5〜30μmの範囲、より好ましくは5〜15μm、さらに好ましくは8〜12μmの範囲のものである。その理由は、このような表面粗さを有する面発光用マーキングシートを用いることにより、光輝性に優れた面発光表示を形成することができるからである。なお、マーキングシートの表面粗さは、JIS B 0601(1994)に準拠して測定されたときの算術平均粗さRaである。算術平均粗さRaは、測定された粗さ曲線から、その平均線の方向に基準長さl(エル)だけ抜き取り、この抜き取り部分の平均線から測定曲線までの偏差の絶対値を合計し、平均した値であり、下記式により算出される。
Figure 0004870929
このような表面粗さを有する市販の透明マーキングシートとしては、例えば、株式会社中川ケミカル製、フォグラスC−16、フォグラスC−1630、フォグラスC−1650などが挙げられる。表面に凹凸を有する透明マーキングシートによる面発光図柄を導光板表面に形成する方法は、前記有色のマーキングシート図形を導光板に形成する方法と同様の方法をとればよい。
有色マーキングシート図形、その他の面発光表示用図形は、導光板の片面のみに設けても良いし、両面に設けてもよい。さらに、導光板の表裏に同一図形を貼り付けてもよいし、表裏が異なる図形とされてもよい。本発明においては、面発光図柄を形成する材料として、マーキングシートを用いることにより、カッティングマシンなどを用いて面発光用図形を簡単に形成することができる他、図柄を変更したいような場合、マーキングシートを剥離剤などを用いて剥離し、新しい図柄のマーキングシート図形を新たに貼付すればよく、簡単に図柄の変更を行うことができると共に、導光板を再利用することもできるという利点がある。
なお、マーキングシート以外による面発光用図形、例えば導光板へのレーザー彫刻あるいは刻設による図形、導光板中における微細クラッチ形成などによる乱反射図形、サンドプラストによる表面粗面化図形、蛍光インキ図形、蛍光塗料図形、光散乱インキ図形などを形成する方法は、前記した特許文献などに記載される従来公知あるいは周知の方法で行えばよい。
以上、図1及び2に基づいて本発明の面発光ディスプレイ方法及び装置を具体的に説明したが、本発明は、上記具体的に説明したものに限定されるものではない。例えば、導光板に嵌合されるケースの形状、構造、LEDの配置方向、配置位置などは図1及び図2に示されるものに限られるものでない。例えば、ケースの形状、構造は断面が正方形あるいは長方形状とされたものであっても、側壁が丸みを帯びたものでもよい。導光板の大きさ、形状、厚さも任意でよく、ケースの長さ、幅、導光板挟持体間の距離などは導光板の大きさに合わせた大きさのものとすればよい。また、ケースを導光板の上部に嵌合させ、導光板がケースから下方に吊り下げた状態で用いられるように構成してもよい。さらに、図1、2では、光源装置は平板状の導光板の下端面に対向するよう導光板の下方に配置されているが、光源装置を導光板の側端面に配置してもよいし、側端面の2方向に配置してもよいし、あるいは三方向、四方向に配置してもよい。また、RGBのLEDを全て同じ導光板端面に対向するように配置することに代えて、RGBの各LEDを2方向、あるいは3方向端面に分けて配置してもよい。さらに、光源装置を導光板の平面垂直方向に取り付け、ケース内の導光板を湾曲させ、導光板の端面が光源に対向するように構成してもよい。光源も先にも述べたように、EL素子などであってもよい。
以下に、実施例を挙げて、本発明をさらに具体的に説明する。しかし、本発明は以下の実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1
有色マーキングシートとして、赤色のNOCS43−06(株式会社中川ケミカル製)を用い、カッティングマシンで所定の図柄にカットし、横190mm、縦200mm、厚さ10mmのアクリル板2の片面に貼着した。このNOCS図形が貼着されたアクリル板を、図1及び図2で示される面発光ディスプレイ装置のケースの挟持体12、12間に嵌合させた。この面発光ディスプレイ装置の各LEDに、図示されていない制御装置により電流量を制御しつつ通電して、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)発光の各LEDを順次その光強度が変わるように点燈させた。本実施例の面発光ディスプレイ装置においては、LEDの点燈制御は、R、G、Bの各LEDの発光時間は同一時間とされ、また各LEDの発光強度は時間と共に順次発光強度を増した後最高発光強度に達し、その後時間と共に順次発光強度が落ちるように発光強度制御がなされ、更にR、G、Bの各LEDの相互間では、赤色発光LEDを点燈後、時間と共に発光強度が増し、最高強度に達したとき(発光時間の中間点)に緑色発光LEDの点燈を開始し、緑色発光LEDの発光強度が最高強度に達したとき、赤色発光LEDは消燈し、青色発光LEDが点燈し、青色発光LEDの発光強度が最高強度に達したとき、緑色発光LEDが消燈し、赤色発光LEDが点燈するようにされている。
この結果、赤色のLEDが消燈している間、すなわちLEDの合成発光色が緑色から青色の間は、図柄の面発光表示が消え、赤のLEDが点燈されている間は面発光図柄が表示された。したがって、図柄が間歇的に消えるという、今までの面発光ディスプレイではできない表示を実現できた。
実施例2
実施例1と同じ装置、及び同じ導光板を用い、互いに色の異なる2色のカッティングシート122と524(株式会社中川ケミカル製)、及びフォグラスC−16(株式会社中川ケミカル製)を実施例1と同様にしてカッティングし、カッティングされた各マーキングシートを重ならないよう導光板に貼付し、実施例1と同様にして、RGBからなるLEDにより導光板の照射を行った。前記カッティングシート122は赤色のマーキングシートであることから、赤色のLEDが点燈されている間は面発光するが、赤色のLEDが消燈されている間、すなわちLEDの合成発光色が緑色から青色の間は、図柄の面発光表示が消え、赤のLEDが点燈されている間は面発光図柄が表示された。一方、カッティングシート524は青色のマーキングシートであることから、青色のLEDが消燈されている間、すなわちLEDの合成発光色が赤色から緑色の間は、図柄の面発光表示が消え、青のLEDが点燈されている間は面発光図柄が表示された。これに対し、フォグラスC−16により形成された図柄部は、表示が消えることなく、また常に図柄の色が照射LEDの合成色に応じ変わるキラキラと輝く表示であった。本実施例により得られた表示は、極めて装飾性に優れたものであった。
本発明の面発光ディスプレイ装置の一例の外観斜視図である。 図1の面発光ディスプレイ装置のA−A断面図である。 本発明の面発光ディスプレイ装置に用いられる導光板の入射端面の例である。 有色マーキングシートの断面模式図である。 表面に凹凸を有する無色のマーキングシートの断面模式図である。
符号の説明
1 面発光ディスプレイ装置
2 導光板
3 有色マーキングシート図形
4 ケース
5 ケース本体
6 側面キャップ
7 スイッチ
8 コード
9 プラグ
10 ケース側壁
11 底板
12 導光板挟持体
13 凸部
14 カバー
15、16 突出部
17 プリント配線基板
18、18’ LED
20 有色マーキングシート
21 ベースシート
22 粘着剤層
23 剥離紙
30 表面に凹凸を有する無色マーキングシート
31 表面に凹凸を有するベースシート
32 粘着剤層
33 剥離紙

Claims (6)

  1. 導光板表面に貼着された有色マーキングシートからなる図形を、該図形を構成するマーキングシートの色と同色の光と前記マーキングシートの色の波長光を含まない色の光とにより、且つ前記各光の光強度を夫々変えながら導光板端面を照射することにより、面発光させることを特徴とする有色マーキングシートを用いる面発光表示方法。
  2. 請求項1項に記載の面発光表示方法において、前記導光板端面を照射する光が赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の光の内の少なくとも2種の光からなることを特徴とする面発光表示方法。
  3. 請求項1または2に記載の面発光表示方法において、前記有色マーキングシートからなる図形の他に、前記有色マーキングシートによる図形以外の面発光用図形が前記導光板に形成されてなることを特徴とする面発光表示方法。
  4. 導光板、導光板表面に貼着された図形状の有色マーキングシート、前記有色マーキングシートの色と同色の光を発光する光源と前記有色マーキングシートの色の波長光を含まない色の光を発光する光源とを有する、導光板端面に光を照射するための光源装置、及び該光源の光強度を夫々変えながら導光板端面を照射する光強度制御装置を備えたことを特徴とする面発光ディスプレイ装置。
  5. 請求項4に記載の面発光ディスプレイ装置において、光源が赤色(R)、緑色(G)または青色(B)に発光するLED(発光ダイオード)から選ばれた少なくとも2種のLEDからなることを特徴とする面発光ディスプレイ装置。
  6. 請求項4または5に記載の面発光ディスプレイ装置において、前記有色マーキングシートからなる図形の他に、前記有色マーキングシートによる図形以外の面発光用図形が前記導光板に形成されてなることを特徴とする面発光ディスプレイ装置。
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