JP6884919B2 - 車両用led点灯制御装置、及び、車両用led点灯制御装置の制御方法 - Google Patents

車両用led点灯制御装置、及び、車両用led点灯制御装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用LED点灯制御装置、及び、車両用LED点灯制御装置の制御方法に関する発明である。
従来、LEDランプの点灯の制御を行う車両用LED点灯制御装置が知られている(例えば、WO2016/189581参照)。
このような従来の車両用LED点灯制御装置100(図2)では、例えば、イグニッションスイッチがオフでありエンジンが始動していない状態にも拘わらず、ユーザがキック始動した場合には、単相交流発電機Gが回転して交流電圧を出力し、LED電圧制御回路LZがサイリスタS2をオンすることで、コンデンサCが充電される。
これにより、エンジンが始動していない状態でも、LEDランプXに点灯に最低限必要な電圧が印加されると、当該LEDランプXが点灯することとなる。
このように、従来の車両用LED点灯制御装置では、キック始動時のような、単相交流発電機が出力する交流電圧が所定の範囲未満の場合でも、LEDランプが無駄に点灯してしまう問題がある。
そこで、本発明は、単相交流発電機が出力する交流電圧が所定の範囲のときにLEDランプを適切に点灯させることが可能な車両用LED点灯制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施形態に従った車両用LED点灯制御装置は、
接地端子と発電機端子との間に単相交流発電機が出力する交流電圧を整流して、LEDランプに駆動電圧を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、
カソードが前記発電機端子に接続されたLED用サイリスタと、
一端が前記LED用サイリスタのアノードに接続され、他端が前記接地端子に接続されたLED用コンデンサと、
カソードが前記LED用コンデンサの前記一端に接続されたLEDランプと、
一端が前記LEDランプのアノードに接続され、他端が前記LED用コンデンサの前記他端に接続されたLED用抵抗と、
前記発電機端子の発電機端子電圧を検出する電圧検出回路と、
前記電圧検出回路が検出した前記発電機端子電圧と、前記LED用コンデンサの前記一端のコンデンサ電圧とに基づいて、前記LED用サイリスタを制御するLED制御回路と、を備え、
前記単相交流発電機が回転して前記交流電圧を出力する状態において、
前記LED制御回路は、
前記電圧検出回路が検出する前記発電機端子電圧が予め設定した第1の閾値電圧以上になると、前記LED用サイリスタをオンするように制御し、
その後、前記コンデンサ電圧が前記LEDランプの点灯可能な電圧になるまで前記LED用コンデンサが充電されることで、前記LEDランプを点灯させ、
その後、前記LED用コンデンサの前記一端の前記コンデンサ電圧が予め設定した第2の閾値電圧以上であるときには、前記LED用サイリスタを引き続きオンするように制御し、
その後、前記コンデンサ電圧が前記第2の閾値電圧未満になると、前記LED用サイリスタをオフするように制御する
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記単相交流発電機が回転を開始して前記交流電圧の出力を開始した後、
前記LED制御回路は、
前記発電機端子電圧が前記第1の閾値電圧未満までの間は、前記LED用サイリスタをオフするように制御する
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記第1の閾値電圧は、ユーザのキック始動による前記単相交流発電機Gの回転時の前記発電機端子の前記発電機端子電圧よりも高い
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記電圧検出回路Wは、
アノードが前記発電機端子に接続されたツェナーダイオードを有し、
前記LED制御回路は、
カソードが前記ツェナーダイオードのカソードに接続された第1のダイオードと、
一端が前記第1のダイオードのアノードに接続された第1の抵抗と、
一端が前記接地端子に接続され、制御端子が前記第1の抵抗の他端に接続されたトランジスタと、
一端が前記トランジスタの他端に接続された第2の抵抗と、
アノードが前記第2の抵抗の他端に接続され、カソードが前記LED用サイリスタのゲートに接続された第2のダイオードと、
カソードが前記LED用コンデンサの前記一端に接続され、アノードが前記第1のダイオードのアノードに接続された第3のダイオードと、を有する
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記トランジスタは、ベースが前記第1の抵抗の他端に接続され、エミッタが前記接地端子に接続され、コレクタが前記第2の抵抗の一端に接続されたPNP型バイポーラトランジスタである
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記単相交流発電機が回転して前記交流電圧を出力する状態において、
前記LED制御回路は、
前記発電機端子電圧が前記第1の閾値電圧以上になると、前記ツェナーダイオードのアバランシェ降伏により、前記トランジスタがオンすることで、前記LED用サイリスタのゲートに電流を流して、前記LED用サイリスタをオンするように制御し、
その後、前記LED用サイリスタをオンすることで、前記コンデンサ電圧が前記LEDランプの点灯可能な電圧になるまで前記LED用コンデンサが充電されることで、前記LEDランプXを点灯させ、
その後、前記LED用コンデンサの前記一端の前記コンデンサ電圧が前記第2の閾値電圧以上であるときには、前記コンデンサ電圧により、前記トランジスタがオンすることで、前記LED用サイリスタのゲートに電流を流して、前記LED用サイリスタを引き続きオンするように制御し、
その後、前記コンデンサ電圧が前記第2の閾値電圧未満になると、前記コンデンサ電圧により、前記トランジスタがオフすることで、前記LED用サイリスタのゲートの電流を遮断して、前記LED用サイリスタをオフするように制御する
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記単相交流発電機Gを駆動するエンジンの点火を制御するイグニッションスイッチをさらに備える
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記イグニッションスイッチがオンした後、前記エンジンにより前記単相交流発電機が発電を開始して交流電圧を出力する
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
負極が前記接地端子に接続され、正極がバッテリ端子に接続されたバッテリTBと、
アノードが前記発電機端子に接続され、カソードが前記バッテリ端子に接続されたバッテリ用サイリスタと、
前記バッテリの充電電圧が予め設定した目標電圧値になるようにバッテリ用サイリスタを制御するバッテリ制御回路と、をさらに備える
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記バッテリ制御回路は、
前記発電機端子の発電機端子電圧が正の規定電圧以上であり且つ前記バッテリの正極の充電電圧が前記目標電圧値未満の場合に、前記バッテリ用サイリスタをオンする
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記イグニッションスイッチは、ユーザによりオン又はオフに操作されることを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記車両用LED点灯制御装置は、二輪車に積載され、
前記LEDランプは、前記二輪車のヘッドライト、ウインカー、テールランプ、ポジションランプ、メータイルミネーションの何れかである
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
ユーザのキックにより、前記単相交流発電機をキック始動させるキックスタータをさらに備える
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記キックスタータは、ユーザのキック始動により、前記単相交流発電機の発電を開始させることで、前記単相交流発電機のコイルから交流電圧が出力され、前記発電機端子に前記発電機端子電圧が印加される
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施形態に従った車両用LED点灯制御装置の制御方法は、
接地端子と発電機端子との間に単相交流発電機が出力する交流電圧を整流して、LEDランプに駆動電圧を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、カソードが前記発電機端子に接続されたLED用サイリスタと、一端が前記LED用サイリスタのアノードに接続され、他端が前記接地端子に接続されたLED用コンデンサと、カソードが前記LED用コンデンサの前記一端に接続されたLEDランプと、一端が前記LEDランプのアノードに接続され、他端が前記LED用コンデンサの前記他端に接続されたLED用抵抗と、前記発電機端子の発電機端子電圧を検出する電圧検出回路と、前記電圧検出回路が検出した前記発電機端子電圧と、前記LED用コンデンサの前記一端のコンデンサ電圧とに基づいて、前記LED用サイリスタを制御するLED制御回路と、を備えた車両用LED点灯制御装置の制御方法であって、
前記単相交流発電機が回転して前記交流電圧を出力する状態において、
前記LED制御回路は、
前記電圧検出回路が検出する前記発電機端子電圧が予め設定した第1の閾値電圧以上になると、前記LED用サイリスタをオンするように制御し、
その後、前記コンデンサ電圧が前記LEDランプの点灯可能な電圧になるまで前記LED用コンデンサが充電されることで、前記LEDランプを点灯させ、
その後、前記LED用コンデンサの前記一端の前記コンデンサ電圧が予め設定した第2の閾値電圧以上であるときには、前記LED用サイリスタを引き続きオンするように制御し、
その後、前記コンデンサ電圧が前記第2の閾値電圧未満になると、前記LED用サイリスタをオフするように制御する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用LED点灯制御装置は、接地端子と発電機端子との間に単相交流発電機が出力する交流電圧を整流して、LEDランプに駆動電圧を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、カソードが発電機端子に接続されたLED用サイリスタと、一端がLED用サイリスタのアノードに接続され、他端が接地端子に接続されたLED用コンデンサと、カソードがLED用コンデンサの一端に接続されたLEDランプと、一端がLEDランプのアノードに接続され、他端がLED用コンデンサの他端に接続されたLED用抵抗と、発電機端子の発電機端子電圧を検出する電圧検出回路と、電圧検出回路が検出した発電機端子電圧と、LED用コンデンサの一端のコンデンサ電圧とに基づいて、LED用サイリスタを制御するLED制御回路と、を備える。
そして、単相交流発電機Gが回転して交流電圧を出力する状態において、LED制御回路は、電圧検出回路が検出する発電機端子電圧が予め設定した第1の閾値電圧(負の電圧)以上になると、LED用サイリスタをオンするように制御し、その後、コンデンサ電圧V2がLEDランプの点灯可能な電圧になるまでLED用コンデンサが充電されることで、LEDランプを点灯させ、その後、LED用コンデンサの一端のコンデンサ電圧が予め設定した第2の閾値電圧以上であるときには、LED用サイリスタを引き続きオンするように制御し、その後、コンデンサ電圧が第2の閾値電圧未満になると、LED用サイリスタをオフするように(オンしないように)制御する。
これにより、本発明の車両用LED点灯制御装置によれば、単相交流発電機が出力する交流電圧が所定の範囲のときにLEDランプを適切に点灯させることができる。
図1は、実施例1に係る車両用LED点灯制御装置1000の構成の一例を示す図である。 図2は、従来の車両用LED点灯制御装置の構成の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、実施例1に係る車両用LED点灯制御装置1000の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施例1に係る車両用LED点灯制御装置1000は、単相交流発電機Gで発電した交流電圧を用いて、二輪車等の車両(図示せず)に積載されるLEDランプXの点灯を制御するようになっている。この車両用LED点灯制御装置1000は、例えば、既述の車両(二輪車)に積載される。
特に、図1に示すように、車両用LED点灯制御装置1000は、接地端子GNDと発電機端子TGとの間に単相交流発電機Gが出力する交流電圧を整流して、LEDランプXに駆動電圧を供給して当該LEDランプXの点灯を制御するようになっている。
ここで、例えば、図1に示すように、この車両用LED点灯制御装置1000は、LED用サイリスタSWXと、LED用コンデンサCXと、LEDランプXと、LED用抵抗RXと、電圧検出回路Wと、LED制御回路Zと、点火制御回路IGCと、イグニッションスイッチIGSWと、バッテリBATと、バッテリ用サイリスタSWYと、バッテリ制御回路Yと、キックスタータKと、単相交流発電機Gと、を備える。
そして、単相交流発電機Gは、一端が発電機端子TGに接続され、他端が接地端子GNDに接続されたコイルLGを、有する。この接地端子GNDの電位は、0Vに限定されるものではなく、少なくともLEDランプを点灯可能なように、電源電圧より低い固定の電位に設定される。
また、単相交流発電機Gは、バッテリBATを充電するとともにLEDランプXを点灯するための交流電圧を発生し、コイルLGの両端から出力するようになっている。
この単相交流発電機Gは、例えば、二輪車等の車両のエンジンにより直結駆動されるオルタネータである。また、この単相交流発電機Gは、ユーザのキック駆動により、駆動される場合もある。
なお、後述のように、この単相交流発電機GとLED制御回路Zとは、車両用LED点灯制御装置1000を構成する。
そして、LED用サイリスタSWXは、カソードが発電機端子TGに接続され、LED用コンデンサCXの一端にアノードが接続され、LED制御回路Zによりゲートに流れる電流が制御されるようになっている。このLED用サイリスタSWXは、このゲートに流れる電流により、オン/オフが制御されるようになっている。
また、LED用コンデンサCXは、一端がLED用サイリスタSWXのアノードに接続され、他端が接地端子GNDに接続されている。このLED用コンデンサCXに充電される電圧が、LEDランプXに印加されるようになっている。
また、LEDランプXは、カソードがLED用コンデンサCXの一端に接続されている。
このLEDランプXは、少なくとも1つ以上のLED素子を有する。例えば、このLEDランプXは、複数のLED素子が直列に接続されて構成されている。
このLEDランプXは、例えば、既述の二輪車のヘッドライト、ウインカー、テールランプ、ポジションランプ、メータイルミネーションの何れかである。
また、LED用抵抗RXは、一端がLEDランプXのアノードに接続され、他端がLED用コンデンサCXの他端に接続されている。
また、電圧検出回路Wは、発電機端子TGの発電機端子電圧V1を検出するようになっている。そして、電圧検出回路Wは、発電機端子TGの発電機端子電圧V1を検出した信号を、LED制御回路Zの第1の入力(第1のダイオードD1のカソード)に出力するようになっている。
この電圧検出回路Wは、例えば、図1に示すように、アノードが発電機端子TGに接続され、カソードがLED制御回路Zの第1の入力(第1のダイオードD1のカソード)に接続されたツェナーダイオードを有する。
また、LED制御回路Zは、電圧検出回路Wが検出した発電機端子電圧V1と、LED用コンデンサCXの一端のコンデンサ電圧V2とに基づいて、LED用サイリスタSWXを制御するようになっている。
このLED制御回路Zは、例えば、図1に示すように、第1のダイオードD1と、第1の抵抗R1と、トランジスタMと、第2の抵抗R2と、第2のダイオードD2と、第3のダイオードD3と、を有する。
そして、第1のダイオードD1は、カソードがツェナーダイオードWのカソードに接続されている。
また、第1の抵抗R1は、一端が第1のダイオードD1のアノード及び第3のダイオードD3のアノードに接続されている。
また、トランジスタMは、一端(エミッタ)が接地端子GNDに接続され、制御端子(ベース)が第1の抵抗R1の他端に接続されている。
このトランジスタMは、例えば、図1に示すように、ベースが第1の抵抗R1の他端に接続され、エミッタが接地端子GNDに接続され、コレクタが第2の抵抗R2の一端に接続されたPNP型バイポーラトランジスタである。
また、第2の抵抗R2は、一端がトランジスタMの他端(コレクタ)に接続されている。
また、第2のダイオードD2は、アノードが第2の抵抗R2の他端に接続され、カソードがLED用サイリスタSWXのゲートに接続されている。
また、第3のダイオードD3は、カソードがLED用コンデンサCXの一端に接続され、アノードが第1のダイオードD1のアノードに接続されている。
このLED制御回路Zは、単相交流発電機Gが回転して交流電圧を出力する状態において、電圧検出回路Wが検出する発電機端子電圧V1が予め設定した第1の閾値電圧(負の電圧)以上の大きさになると、LED用サイリスタSWXをオンするように制御し、その後、コンデンサ電圧V2がLEDランプXの点灯可能な電圧になるまでLED用コンデンサCXが充電されることで、LEDランプXを点灯させ、その後、LED用コンデンサCXの一端のコンデンサ電圧V2が予め設定した第2の閾値電圧(負の電圧)以上の大きさであるときには、LED用サイリスタSWXを引き続きオンするように制御し、その後、コンデンサ電圧V2が第2の閾値電圧未満になると、LED用サイリスタSWXをオフするように(オンしないように)制御するようになっている。
より具体的には、LED制御回路Zは、単相交流発電機Gが回転して交流電圧を出力する状態において、発電機端子電圧V1が該第1の閾値電圧以上になると、ツェナーダイオード(電圧検出回路)Wのアバランシェ降伏により、トランジスタMがオンすることで、LED用サイリスタSWXのゲートに電流を流して、LED用サイリスタSWXをオンするように制御するようになっている。
その後、LED制御回路Zは、LED用サイリスタSWXをオンすることで、コンデンサ電圧V2がLEDランプXの点灯可能な電圧になるまでLED用コンデンサCXが充電されることで、LEDランプXを点灯させるようになっている。
その後(LEDランプXを点灯させた後)、LED制御回路Zは、LED用コンデンサCXの一端のコンデンサ電圧V2が該第2の閾値電圧以上であるときには、コンデンサ電圧V2により、トランジスタMがオンすることで、LED用サイリスタSWXのゲートに電流を流して、LED用サイリスタSWXを引き続きオンするように制御する。
その後、LED制御回路Zは、コンデンサ電圧が該第2の閾値電圧未満になると、コンデンサ電圧V2により、トランジスタMがオフすることで、LED用サイリスタSWXのゲートの電流を遮断して、LED用サイリスタSWXをオフするように(オンしないように)制御する。
また、単相交流発電機Gが回転を開始して交流電圧の出力を開始した後、LED制御回路Zは、発電機端子電圧V1が該第1の閾値電圧未満までの間は、LED用サイリスタをオフするように(オンしないように)制御するようになっている。
なお、既述の第1の閾値電圧は、ユーザのキック始動による単相交流発電機Gの回転時の発電機端子TGの発電機端子電圧V1(負の電圧)よりも高く(絶対値が大きく)なるように設定されている。
このように、LED制御回路Zは、単相交流発電機Gが回転して交流電圧を出力する発電機端子電圧V1に基づいて、ヒステリシスにLED用サイリスタSWXを制御して、LEDランプXを所定の範囲で点灯させるようになっている。
また、点火制御回路IGCは、イグニッションスイッチIGSWを介してバッテリBATの充電電圧が供給されて動作し、エンジンEを点火させるようになっている。
また、イグニッションスイッチIGSWは、ユーザによりオン又はオフに操作されるようになっている。このイグニッションスイッチIGSWは、オンすることにより一端と他端との間を導通し、オフすることにより一端と他端との間を遮断するようになっている。
そして、このイグニッションスイッチIGSWは、オン/オフすることにより、単相交流発電機Gを駆動するエンジンの点火を制御するようになっている。
例えば、このイグニッションスイッチTGSWがユーザの操作によりオンした後、点火制御回路IGCがエンジンEを点火させて駆動し、この駆動したエンジンEにより単相交流発電機Gが発電を開始して、コイルLGから交流電圧を出力するようになっている。
また、バッテリBATは、負極が接地端子TGに接続され、正極がバッテリ端子TBに接続されている。このバッテリBは、例えば、既述の二輪車のバッテリである。
また、バッテリ用サイリスタSWYは、アノードが発電機端子TGに接続され、カソードがバッテリ端子TBに接続され、バッテリ制御回路Yによりゲートに流れる電流が制御されるようになっている。このバッテリ用サイリスタSWYは、このゲートに流れる電流により、オン/オフが制御される。
また、バッテリ制御回路Yは、バッテリBATの充電電圧が予め設定した目標電圧値になるようにバッテリ用サイリスタSWYを制御するようになっている。
このバッテリ制御回路Yは、発電機端子TGの発電機端子電圧V1が正の規定電圧以上であり且つバッテリBATの正極の充電電圧が目標電圧値未満の場合に、バッテリ用サイリスタSWYをオンするようになっている。これにより、単相交流発電機GからバッテリBに充電電流が供給される。
すなわち、単相交流発電機Gの発電機端子電圧V1が該規定電圧以上であり且つバッテリBATの充電電圧が該目標電圧未満のときに、バッテリBATの充電電圧が該目標電圧に近づくように、バッテリBATが充電される。
一方、バッテリ制御回路Yは、単相交流発電機Gから出力された発電機端子TGの発電機端子電圧V1が正の規定電圧未満若しくは負の電圧である場合、又はバッテリBATの充電電圧が既述の目標電圧以上の場合に、バッテリ用サイリスタSWYをオフする。これにより、単相交流発電機GからバッテリBATへの充電電流の供給が停止する。
すなわち、単相交流発電機Gの発電機端子電圧V1が正の規定電圧未満若しくは負の電圧であるとき、又はバッテリBATの充電電圧が該目標電圧以上のときには、バッテリBATの充電が停止される。
また、キックスタータKは、ユーザのキック操作により、単相交流発電機Gをキック始動させるようになっている。
このキックスタータKは、ユーザのキック始動により、単相交流発電機Gの発電を開始させることで、単相交流発電機GのコイルLGから交流電圧が出力され、発電機端子TGに発電機端子電圧V1が印加される。
次に、以上のような構成を有する車両用LED点灯制御装置1000の制御方法の一例について、説明する。なお、イグニッションスイッチIGSWがオフのとき、既述のエンジンは、駆動しておらず、単相交流発電機Gは、基本的には発電していないものとする。しかし、イグニッションスイッチIGSWがオフの場合であっても、ユーザのキック始動により、単相交流発電機Gの発電を開始させることで、単相交流発電機GのコイルLGから交流電圧が出力され、発電機端子TGに発電機端子電圧V1が印加される場合があるものとする。
先ず、ユーザの操作によりイグニッションスイッチIGSWがオンされた後、スタータスイッチ(図示せず)がオンすると、単相交流発電機G若しくは図示しないセルモータにより、エンジンEを回転させるとともに、エンジンEを点火する。これにより、エンジンが始動して、単相交流発電機Gの発電を開始する。
そして、単相交流発電機Gが回転を開始して交流電圧の出力を開始した後、LED制御回路Zは、発電機端子電圧V1が第1の閾値電圧未満までの間は、LED用サイリスタSWXをオフするように(オンしないように)制御する。
より具体的には、単相交流発電機Gが回転を開始して交流電圧の出力を開始した後、LED制御回路Zは、発電機端子電圧V1が第1の閾値電圧未満のとき、ツェナーダイオード(電圧検出回路)Wのアバランシェ降伏が発生しておらず、トランジスタMがオフしているため、LED用サイリスタSWXのゲートに電流が流れず、LED用サイリスタSWXがオフするように制御する。
これにより、LED用コンデンサCXには電流が供給されず、LED用コンデンサCXが充電されない。
そして、このLED制御回路Zは、単相交流発電機Gが回転して交流電圧を出力する状態において、電圧検出回路Wが検出する発電機端子電圧V1が予め設定した第1の閾値電圧(負の電圧)以上の大きさになると、LED用サイリスタSWXをオンするように制御する。
より具体的には、単相交流発電機Gが回転して交流電圧を出力する状態において、LED制御回路Zは、発電機端子電圧V1が第1の閾値電圧以上になると、ツェナーダイオード(電圧検出回路)Wのアバランシェ降伏により、トランジスタMがオンすることで、LED用サイリスタSWXのゲートに電流を流して、LED用サイリスタSWXをオンするように制御する。
これにより、単相交流発電機Gの出力電圧が負の極性のときに、LED用コンデンサCXの電圧が予め設定された値に近づくように、LED用コンデンサCXに電流が供給されて、LED用コンデンサCXが充電される。
その後、LED制御回路Zは、コンデンサ電圧V2がLEDランプXの点灯可能な電圧になるまでLED用コンデンサCXが充電されることで、LEDランプXを点灯させる。
より具体的には、LED制御回路Zは、LED用サイリスタSWXをオンすることで、コンデンサ電圧V2がLEDランプXの点灯可能な電圧になるまでLED用コンデンサCXが充電されることで、LEDランプXを点灯させる。
その後、LED制御回路Zは、LED用コンデンサCXの一端のコンデンサ電圧V2が予め設定した第2の閾値電圧以上であるときには、LED用サイリスタSWXを引き続きオンするように制御する。
より具体的には、LED制御回路Zは、LED用コンデンサCXの一端のコンデンサ電圧V2が第2の閾値電圧以上であるときには、コンデンサ電圧V2により、トランジスタMがオンすることで、LED用サイリスタSWXのゲートに電流を流して、LED用サイリスタSWXを引き続きオンするように制御する。
これにより、発電機端子電圧V1が既述の第1の閾値電圧未満の大きさになっても、LED用コンデンサCXの一端のコンデンサ電圧V2が第2の閾値電圧以上の大きさであるときには、LED用コンデンサCXに電流が供給され、LEDランプXを引き続き点灯させることができる。
その後、LED制御回路Zは、コンデンサ電圧V2が第2の閾値電圧未満になると、LED用サイリスタSWXをオフするように(オンしないように)制御する。
より具体的には、LED制御回路Zは、コンデンサ電圧が第2の閾値電圧未満になると、コンデンサ電圧V2により、トランジスタMがオフすることで、LED用サイリスタSWXのゲートの電流を遮断して、LED用サイリスタSWXをオフするように(オンしないように)制御する。
これにより、コンデンサ電圧V2が第2の閾値電圧未満になると、LED用コンデンサCXには電流が供給されず、LED用コンデンサCXが充電されなくなる。そして、コンデンサ電圧V2がLEDランプXを点灯可能な電圧以下になると、LEDランプXが消灯することになる。
ここで、既述のように、LED制御回路Zは、単相交流発電機Gが回転を開始して交流電圧の出力を開始した後、発電機端子電圧V1が第1の閾値電圧未満までの間は、LED用サイリスタSWXをオフするように(オンしないように)制御する。
さらに、既述のように、第1の閾値電圧(負の電圧)は、ユーザのキック始動による単相交流発電機Gの回転時の発電機端子TGの発電機端子電圧V1(負の電圧)よりも高く(絶対値が大きく)なるように設定されている。
これにより、ユーザのキック始動による単相交流発電機Gの回転時には、LED制御回路Zは、LED用サイリスタSWXをオフするように(オンしないように)制御するため、LEDランプXが点灯するのを抑制することができる。
すなわち、LED制御回路Zは、イグニッションスイッチIGSWがオフの状態で、ユーザがキック始動しても、単相交流発電機Gが出力する交流電圧が第1の閾値電圧未満であるので、LEDランプXが点灯しないようにする。そして、LED制御回路Zは、エンジンEの始動後には、単相交流発電機Gが出力する交流電圧が所定の範囲(第1の閾値電圧以上になった後、当該第1の閾値電圧よりも低い第2の閾値電圧以上の範囲)でLEDランプXが点灯するようにする。
したがって、車両用LED点灯制御装置1000は、単相交流発電機Gが出力する交流電圧が所定の範囲のときにLEDランプを適切に点灯させることができる。
これにより、本発明の車両用LED点灯制御装置によれば、単相交流発電機が出力する交流電圧が所定の範囲のときにLEDランプを適切に点灯させることができる(イグニッションスイッチがオフの状態で、ユーザがキック始動しても、LEDランプが点灯しないようにし、エンジン始動後には、LEDランプが点灯するようにする)。
本実施例2では、車両用LED点灯制御装置1000の制御方法の他の例について説明する。ここでは、実施例1で説明したLEDランプXに関する車両用LED点灯制御装置1000の制御方法とともに実行される、実施例2に係るバッテリBATの充電に関する車両用LED点灯制御装置1000の制御方法について説明する。
既述のように、車両用LED点灯制御装置1000のバッテリ制御回路Yは、バッテリBATの充電電圧が予め設定した目標電圧値になるようにバッテリ用サイリスタSWYを制御する。
このバッテリ制御回路Yは、発電機端子TGの発電機端子電圧V1が正の規定電圧以上であり且つバッテリBATの正極の充電電圧が目標電圧値未満の場合に、バッテリ用サイリスタSWYをオンする。
これにより、単相交流発電機GからバッテリBに充電電流が供給される。
すなわち、単相交流発電機Gの発電機端子電圧V1が該規定電圧以上であり且つバッテリBATの充電電圧が該目標電圧未満のときに、バッテリBATの充電電圧が該目標電圧に近づくように、バッテリBATが充電される。
一方、バッテリ制御回路Yは、単相交流発電機Gから出力された発電機端子TGの発電機端子電圧V1が正の規定電圧未満若しくは負の電圧である場合、又はバッテリBATの充電電圧が既述の目標電圧以上の場合に、バッテリ用サイリスタSWYをオフする。
これにより、単相交流発電機GからバッテリBATへの充電電流の供給が停止する。
すなわち、単相交流発電機Gの発電機端子電圧V1が正の規定電圧未満若しくは負の電圧であるとき、又はバッテリBATの充電電圧が該目標電圧以上のときには、バッテリBATの充電が停止されることとなる。
以上のように、本発明の一態様に係る車両用LED点灯制御装置は、接地端子GNDと発電機端子TGとの間に単相交流発電機Gが出力する交流電圧を整流して、LEDランプに駆動電圧を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、カソードが発電機端子TGに接続されたLED用サイリスタSWXと、一端がLED用サイリスタのアノードに接続され、他端が接地端子に接続されたLED用コンデンサCXと、カソードがLED用コンデンサの一端に接続されたLEDランプXと、一端がLEDランプXのアノードに接続され、他端がLED用コンデンサの他端に接続されたLED用抵抗RXと、発電機端子の発電機端子電圧を検出する電圧検出回路Wと、電圧検出回路が検出した発電機端子電圧V1と、LED用コンデンサの一端のコンデンサ電圧V2とに基づいて、LED用サイリスタを制御するLED制御回路Zと、を備える。
そして、単相交流発電機Gが回転して交流電圧を出力する状態において、LED制御回路Zは、電圧検出回路が検出する発電機端子電圧V1が予め設定した第1の閾値電圧(負の電圧)以上になると、LED用サイリスタをオンするように制御し、その後、コンデンサ電圧V2がLEDランプの点灯可能な電圧になるまでLED用コンデンサが充電されることで、LEDランプXを点灯させ、その後、LED用コンデンサの一端のコンデンサ電圧が予め設定した第2の閾値電圧以上であるときには、LED用サイリスタを引き続きオンするように制御し、その後、コンデンサ電圧が第2の閾値電圧未満になると、LED用サイリスタをオフするように(オンしないように)制御する。
これにより、本発明の車両用LED点灯制御装置によれば、単相交流発電機が出力する交流電圧が所定の範囲のときにLEDランプを適切に点灯させることができる(イグニッションスイッチがオフの状態で、ユーザがキック始動しても、LEDランプが点灯しないようにし、エンジン始動後には、LEDランプが点灯するようにする)。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1000 車両用LED点灯制御装置
SWX LED用サイリスタ
CX LED用コンデンサ
X LEDランプ
RX LED用抵抗
W 電圧検出回路
Z LED制御回路
IGC 点火制御回路
IGSW イグニッションスイッチ
BAT バッテリ
SWY バッテリ用サイリスタ
Y バッテリ制御回路
K キックスタータ
G 単相交流発電機
D1 第1のダイオード
R1 第1の抵抗
M トランジスタ
R2 第2の抵抗
D2 第2のダイオード
D3 第3のダイオード

Claims (15)

  1. 接地端子と発電機端子との間に単相交流発電機が出力する交流電圧を整流して、LEDランプに駆動電圧を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、
    カソードが前記発電機端子に接続されたLED用サイリスタと、
    一端が前記LED用サイリスタのアノードに接続され、他端が前記接地端子に接続されたLED用コンデンサと、
    カソードが前記LED用コンデンサの前記一端に接続されたLEDランプと、
    一端が前記LEDランプのアノードに接続され、他端が前記LED用コンデンサの前記他端に接続されたLED用抵抗と、
    前記発電機端子の発電機端子電圧を検出する電圧検出回路と、
    前記電圧検出回路が検出した前記発電機端子電圧と、前記LED用コンデンサの前記一端のコンデンサ電圧とに基づいて、前記LED用サイリスタを制御するLED制御回路と、を備え、
    前記単相交流発電機が回転して前記交流電圧を出力する状態において、
    前記LED制御回路は、
    前記電圧検出回路が検出する前記発電機端子電圧が予め設定した第1の閾値電圧以上になると、前記LED用サイリスタをオンするように制御し、
    その後、前記コンデンサ電圧が前記LEDランプの点灯可能な電圧になるまで前記LED用コンデンサが充電されることで、前記LEDランプを点灯させ、
    その後、前記LED用コンデンサの前記一端の前記コンデンサ電圧が予め設定した第2の閾値電圧以上であるときには、前記LED用サイリスタを引き続きオンするように制御し、
    その後、前記コンデンサ電圧が前記第2の閾値電圧未満になると、前記LED用サイリスタをオフするように制御する
    ことを特徴とする車両用LED点灯制御装置。
  2. 前記単相交流発電機が回転を開始して前記交流電圧の出力を開始した後、
    前記LED制御回路は、
    前記発電機端子電圧が前記第1の閾値電圧未満までの間は、前記LED用サイリスタをオフするように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用LED点灯制御装置。
  3. 前記第1の閾値電圧は、ユーザのキック始動による前記単相交流発電機Gの回転時の前記発電機端子の前記発電機端子電圧よりも高い
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用LED点灯制御装置。
  4. 前記電圧検出回路Wは、
    アノードが前記発電機端子に接続されたツェナーダイオードを有し、
    前記LED制御回路は、
    カソードが前記ツェナーダイオードのカソードに接続された第1のダイオードと、
    一端が前記第1のダイオードのアノードに接続された第1の抵抗と、
    一端が前記接地端子に接続され、制御端子が前記第1の抵抗の他端に接続されたトランジスタと、
    一端が前記トランジスタの他端に接続された第2の抵抗と、
    アノードが前記第2の抵抗の他端に接続され、カソードが前記LED用サイリスタのゲートに接続された第2のダイオードと、
    カソードが前記LED用コンデンサの前記一端に接続され、アノードが前記第1のダイオードのアノードに接続された第3のダイオードと、を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用LED点灯制御装置。
  5. 前記トランジスタは、ベースが前記第1の抵抗の他端に接続され、エミッタが前記接地端子に接続され、コレクタが前記第2の抵抗の一端に接続されたPNP型バイポーラトランジスタである
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用LED点灯制御装置。
  6. 前記単相交流発電機が回転して前記交流電圧を出力する状態において、
    前記LED制御回路は、
    前記発電機端子電圧が前記第1の閾値電圧以上になると、前記ツェナーダイオードのアバランシェ降伏により、前記トランジスタがオンすることで、前記LED用サイリスタのゲートに電流を流して、前記LED用サイリスタをオンするように制御し、
    その後、前記LED用サイリスタをオンすることで、前記コンデンサ電圧が前記LEDランプの点灯可能な電圧になるまで前記LED用コンデンサが充電されることで、前記LEDランプXを点灯させ、
    その後、前記LED用コンデンサの前記一端の前記コンデンサ電圧が前記第2の閾値電圧以上であるときには、前記コンデンサ電圧により、前記トランジスタがオンすることで、前記LED用サイリスタのゲートに電流を流して、前記LED用サイリスタを引き続きオンするように制御し、
    その後、前記コンデンサ電圧が前記第2の閾値電圧未満になると、前記コンデンサ電圧により、前記トランジスタがオフすることで、前記LED用サイリスタのゲートの電流を遮断して、前記LED用サイリスタをオフするように制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用LED点灯制御装置。
  7. 前記単相交流発電機Gを駆動するエンジンの点火を制御するイグニッションスイッチをさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用LED点灯制御装置。
  8. 前記イグニッションスイッチがオンした後、前記エンジンにより前記単相交流発電機が発電を開始して交流電圧を出力する
    ことを特徴とする請求項7に記載の車両用LED点灯制御装置。
  9. 負極が前記接地端子に接続され、正極がバッテリ端子に接続されたバッテリTBと、
    アノードが前記発電機端子に接続され、カソードが前記バッテリ端子に接続されたバッテリ用サイリスタと、
    前記バッテリの充電電圧が予め設定した目標電圧値になるようにバッテリ用サイリスタを制御するバッテリ制御回路と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用LED点灯制御装置。
  10. 前記バッテリ制御回路は、
    前記発電機端子の発電機端子電圧が正の規定電圧以上であり且つ前記バッテリの正極の充電電圧が前記目標電圧値未満の場合に、前記バッテリ用サイリスタをオンする
    ことを特徴とする請求項9に記載の車両用LED点灯制御装置。
  11. 前記イグニッションスイッチは、ユーザによりオン又はオフに操作されることを特徴とする請求項7に記載の車両用LED点灯制御装置。
  12. 前記車両用LED点灯制御装置は、二輪車に積載され、
    前記LEDランプは、前記二輪車のヘッドライト、ウインカー、テールランプ、ポジションランプ、メータイルミネーションの何れかである
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用LED点灯制御装置。
  13. ユーザのキックにより、前記単相交流発電機をキック始動させるキックスタータをさらに備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両用LED点灯制御装置。
  14. 前記キックスタータは、ユーザのキック始動により、前記単相交流発電機の発電を開始させることで、前記単相交流発電機のコイルから交流電圧が出力され、前記発電機端子に前記発電機端子電圧が印加される
    ことを特徴とする請求項13に記載の車両用LED点灯制御装置。
  15. 接地端子と発電機端子との間に単相交流発電機が出力する交流電圧を整流して、LEDランプに駆動電圧を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、カソードが前記発電機端子に接続されたLED用サイリスタと、一端が前記LED用サイリスタのアノードに接続され、他端が前記接地端子に接続されたLED用コンデンサと、カソードが前記LED用コンデンサの前記一端に接続されたLEDランプと、一端が前記LEDランプのアノードに接続され、他端が前記LED用コンデンサの前記他端に接続されたLED用抵抗と、前記発電機端子の発電機端子電圧を検出する電圧検出回路と、前記電圧検出回路が検出した前記発電機端子電圧と、前記LED用コンデンサの前記一端のコンデンサ電圧とに基づいて、前記LED用サイリスタを制御するLED制御回路と、を備えた車両用LED点灯制御装置の制御方法であって、
    前記単相交流発電機が回転して前記交流電圧を出力する状態において、
    前記LED制御回路は、
    前記電圧検出回路が検出する前記発電機端子電圧が予め設定した第1の閾値電圧以上になると、前記LED用サイリスタをオンするように制御し、
    その後、前記コンデンサ電圧が前記LEDランプの点灯可能な電圧になるまで前記LED用コンデンサが充電されることで、前記LEDランプを点灯させ、
    その後、前記LED用コンデンサの前記一端の前記コンデンサ電圧が予め設定した第2の閾値電圧以上であるときには、前記LED用サイリスタを引き続きオンするように制御し、
    その後、前記コンデンサ電圧が前記第2の閾値電圧未満になると、前記LED用サイリスタをオフするように制御する
    ことを特徴とする車両用LED点灯制御装置の制御方法。
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