JP5635209B1 - ランプ駆動電源、および、ランプ駆動電源の制御方法 - Google Patents

ランプ駆動電源、および、ランプ駆動電源の制御方法 Download PDF

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Abstract

ランプ駆動電源は、第1の端子と第2の端子との間で直列に接続された複数のLEDランプを有し且つ複数のLEDランプのうち点灯するLEDランプを切替え可能なLEDランプ点灯装置に、交流発電機の交流電流を整流してLEDランプを点灯するための駆動電流を供給する。

Description

本発明は、ランプ駆動電源、および、ランプ駆動電源の制御方法に関する。
一般に、LED(Light Emitting Diode) ランプは、低電圧で駆動することができ、フィラメント灯(バルブランプ)などと比較して長寿命、低消費電力、素早い反応速度、及び耐衝撃性を有しており、小型、軽量化を図ることができる。
このため、LEDランプは、例えば、車両のヘッドランプなどに好適に用いることができる。
このような、LEDランプの駆動装置の一例として、例えば、特開2012−160413号公報に示すようなLED点灯制御装置がある。
この特許特開2012−160413号公報に記載のLED点灯制御装置は、簡単な回路構成でLEDオープンエラーを検知し、LEDオープンエラーを生じないLED電圧を決定することができる。
ここで、例えば、LEDランプ点灯装置のスイッチ回路の切り替えに起因して、点灯しているLEDランプの数が減少した場合、LEDランプ点灯装置に印加される電圧が維持されていると、点灯しているLEDランプにラッシュ電流が流れる問題がある。
本発明の一態様に係る実施例に従ったランプ駆動電源は、
第1の端子と第2の端子との間で直列に接続された複数のLEDランプを有し且つ前記複数のLEDランプのうち点灯するLEDランプを切替え可能なLEDランプ点灯装置に、交流発電機の交流電流を整流して前記LEDランプを点灯するための駆動電流を供給するランプ駆動電源であって、
前記第1の端子に接続される低電位側の第1の電源端子と、
前記第2の端子に接続される高電位側の第2の電源端子と、
前記交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、
前記交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、
一端が前記第1の入力端子に接続され、他端が前記第1の電源端子に接続された電源用スイッチ素子と、
一端が前記電源用スイッチ素子の他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、
前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に接続された第1の保護用抵抗と、
前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間で前記第1の保護用抵抗と直列に接続された第2の保護用抵抗と、
一端が前記第1の保護用抵抗の一端に接続され、他端が前記第1の保護用抵抗の他端に接続された保護用スイッチ素子と、
前記第2の保護用抵抗における電圧降下が予め設定された閾値電圧未満である場合には、前記保護用スイッチ素子をオンし、一方、前記第2の保護用抵抗における電圧降下が前記閾値電圧以上である場合には、前記保護用スイッチ素子をオフする電流保護制御回路と、
前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に電流が流れる場合には、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に流れる電流が一定になるように前記電源用スイッチ素子を制御し、一方、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に電流が流れない場合には、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、前記電源用スイッチ素子を制御する駆動制御回路と、を備える
ことを特徴とする。
前記ランプ駆動電源において、
前記LEDランプ点灯装置は、前記直列に接続された複数のLEDランプのうちの何れかを点灯させた状態から、点灯している前記LEDランプの何れかを短絡させる
ことを特徴とする。
前記ランプ駆動電源において、
前記電流保護制御回路は、
前記直列に接続された複数のLEDランプのうちの何れかを点灯させた状態において、前記第2の保護用抵抗における電圧降下が前記閾値電圧未満であるときには、前記保護用スイッチ素子をオンし、
その後、前記LEDランプ点灯装置が点灯している前記LEDランプの何れかを短絡させることにより、前記第2の保護用抵抗における電圧降下が前記閾値電圧以上になったときに、前記保護用スイッチ素子をオフする
ことを特徴とする。
前記ランプ駆動電源において、
前記第1の保護用抵抗は、一端が前記第2の入力端子に接続され、他端が前記第2の保護用抵抗の一端に接続され、
前記第2の保護用抵抗は、他端が前記第2の電源端子に接続され、
前記保護用スイッチ素子は、コレクタが前記第1の保護用抵抗の一端に接続され、エミッタが前記第1の保護用抵抗の他端に接続されたNPN型バイポーラトランジスタであり、
前記電流保護制御回路は、
一端が前記NPN型バイポーラトランジスタのコレクタに接続され、他端が前記NPN型バイポーラトランジスタのベースに接続された抵抗と、
アノードが前記NPN型バイポーラトランジスタのベースに接続された第1のダイオードと、
アノードが前記第1のダイオードのカソードに接続され、カソードが前記第2の保護用抵抗の他端に接続された第2のダイオードと、を有する
ことを特徴とする。
前記ランプ駆動電源において、
前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間で、前記第1の保護用抵抗および前記第2の保護用抵抗と直列に接続された検出抵抗をさらに備え、
前記駆動制御回路は、
前記検出抵抗に電流が流れる場合には、前記検出抵抗に流れる電流が一定になるように前記電源用スイッチ素子を制御し、
一方、前記検出抵抗に電流が流れない場合には、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、前記電源用スイッチ素子を制御する
ことを特徴とする。
前記ランプ駆動電源において、
前記LEDランプ点灯装置は、
1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1の端子に接続された第1のランプ回路と、
1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1のランプ回路の他端に接続され、他端が前記第2の端子に接続された第2のランプ回路と、
前記第1のランプ回路の他端に接続された基準ノードと、前記第1の端子に接続された第1の接点との間、又は、前記基準ノードと、第2の接点との間の何れか一つのみを導通するスイッチ回路と、
一端が前記第2の接点に接続され、他端が前記第2の端子に接続された制御用スイッチ素子と、
前記第2の接点と前記第2の端子との間の電位差に応じて、前記制御用スイッチ素子を制御するスイッチ制御回路と、を備え、
前記スイッチ制御回路は、
前記第2の接点と前記第2の端子との間の電位差の大きさが、予め設定された基準電圧以上の場合には、前記制御用スイッチ素子をオンし、
前記第2の接点と前記第2の端子との間の電位差の大きさが、前記基準電圧未満の場合には、前記制御用スイッチ素子をオフする
ことを特徴とする。
前記ランプ駆動電源において、
前記制御用スイッチ素子は、カソードが前記第2の接点に接続され、アノードが前記第2の端子に接続されたサイリスタである
ことを特徴とする。
前記ランプ駆動電源において、
前記スイッチ制御回路は、
一端が前記第2の接点に接続され、他端が前記サイリスタのゲートに接続された第1の制御抵抗と、
一端が前記第1の制御抵抗の他端に接続された第2の制御抵抗と、
アノードが前記第2の制御抵抗の他端に接続され、カソードが前記第2の端子に接続されたツェナーダイオードと、を有する
ことを特徴とする。
前記ランプ駆動電源は、
定電圧制御機能と定電流制御機能を有して構成されており、
前記第1のランプ回路および前記第2のランプ回路中の何れかのLEDランプに電流を流せる場合には、前記定電流制御機能により、前記LEDランプに定電流を流し、
前記第1のランプ回路および前記第2のランプ回路中の何れのLEDランプにも電流を流せない場合には、前記定電圧制御機能により、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力する出力電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧に制限する
ことを特徴とする。
前記ランプ駆動電源において、
前記スイッチ回路は、使用者により手動で制御されるようになっていることを特徴とする。
前記ランプ駆動電源の制御方法において、
第1の端子と第2の端子との間で直列に接続された複数のLEDランプを有し且つ前記複数のLEDランプのうち点灯するLEDランプを切替え可能なLEDランプ点灯装置に、交流発電機の交流電流を整流して前記LEDランプを点灯するための駆動電流を供給するランプ駆動電源であって、前記第1の端子に接続される低電位側の第1の電源端子と、前記第2の端子に接続される高電位側の第2の電源端子と、前記交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、前記交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、一端が前記第1の入力端子に接続され、他端が前記第1の電源端子に接続された電源用スイッチ素子と、一端が前記電源用スイッチ素子の他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に接続された第1の保護用抵抗と、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間で前記第1の保護用抵抗と直列に接続された第2の保護用抵抗と、一端が前記第1の保護用抵抗の一端に接続され、他端が前記第1の保護用抵抗の他端に接続された保護用スイッチ素子と、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に電流が流れる場合には、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に流れる電流が一定になるように前記電源用スイッチ素子を制御し、一方、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に電流が流れない場合には、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、前記電源用スイッチ素子を制御する駆動制御回路と、を備えるランプ駆動電源の制御方法であって、
前記第2の保護用抵抗における電圧降下が予め設定された閾値電圧未満である場合には、前記保護用スイッチ素子をオンし、
一方、前記第2の保護用抵抗における電圧降下が前記閾値電圧以上である場合には、前記保護用スイッチ素子をオフする
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係るランプ駆動電源は、第1の端子と第2の端子との間で直列に接続された複数のLEDランプを有し且つ複数のLEDランプのうち点灯するLEDランプを切替え可能なLEDランプ点灯装置に、交流発電機の交流電流を整流してLEDランプを点灯するための駆動電流を供給する。
そして、このランプ駆動電源は、第1の端子に接続される低電位側の第1の電源端子と、第2の端子に接続される高電位側の第2の電源端子と、交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、一端が第1の入力端子に接続され、他端が第1の電源端子に接続された電源用スイッチ素子と、一端が電源用スイッチ素子の他端に接続され、他端が第2の入力端子に接続されたコンデンサと、を備える。
そして、このランプ駆動電源は、第2の入力端子と第2の電源端子との間に接続された第1の保護用抵抗と、第2の入力端子と第2の電源端子との間で第1の保護用抵抗と直列に接続された第2の保護用抵抗と、一端が第1の保護用抵抗の一端に接続され、他端が第1の保護用抵抗の他端に接続された保護用スイッチ素子と、第2の保護用抵抗における電圧降下が予め設定された閾値電圧未満である場合には、保護用スイッチ素子をオンし、一方、第2の保護用抵抗における電圧降下が閾値電圧以上である場合には、保護用スイッチ素子をオフする電流保護制御回路と、第2の入力端子と第2の電源端子との間に電流が流れる場合には、第2の入力端子と第2の電源端子との間に流れる電流が一定になるように電源用スイッチ素子を制御し、一方、第2の入力端子と第2の電源端子との間に電流が流れない場合には、第1の電源端子と第2の電源端子との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、電源用スイッチ素子を制御する駆動制御回路と、を備える。
これにより、本発明に係るランプ駆動電源は、LEDランプ点灯装置のスイッチ回路の切り替えに起因してラッシュ電流が発生したときに、電流の大きさに応じて、電流保護制御回路が保護用スイッチ素子を制御する。これにより、電流が流れる電流経路の抵抗値を制御して、ラッシュ電流を制限する。
すなわち、本発明に係るランプ駆動電源によれば、ラッシュ電流を抑制することができる。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るランプ駆動電源を含むシステムの構成の一例を示す回路図である。 図2は、図1に示すランプ駆動電源10の保護用スイッチ素子Q1がオンした状態の一例を示す回路図である。 図3は、図1に示すランプ駆動電源10の保護用スイッチ素子Q1がオフした状態の一例を示す回路図である。 図4は、図1に示すランプ駆動電源10が出力する電流IXおよびコンデンサCXの電圧VCの変化の一例を示す波形図である。
以下、本発明に係る各実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るランプ駆動電源を含むシステムの構成の一例を示す回路図である。この図1に示す例は、車両のヘッドランプを駆動するランプ駆動電源の例である。
図1に示すように、ランプ駆動電源10には、LEDランプ点灯装置100が接続される。このランプ駆動電源10には、交流発電機Gが接続される。
ここで、交流発電機Gは、単相交流発電機であり、例えば、車両等のエンジンに連動して回転することにより、交流で発電するようになっている。
この交流発電機Gの一端G1は、ランプ駆動電源10の第1の入力端子TI1に接続され、他端G2は接地されている。交流発電機Gは、発電した交流電圧VAをランプ駆動電源10に出力するようになっている。
そして、ランプ駆動電源10の負電圧側(低電位側)の第1の電源端子TS1は、LEDランプ点灯装置100の第1の端子Ta1に接続され、ランプ駆動電源10の正電圧側(高電位側)の第2の電源端子TS2は、LEDランプ点灯装置100の第2の端子Ta2に接続される。そして、このランプ駆動電源10は、LEDランプ点灯装置100に、交流発電機Gの交流電流を整流してLEDランプを点灯するための駆動電流を供給するようになっている。
すなわち、LEDランプ点灯装置100は、ランプ駆動電源10の低電位側の第1の電源端子TS1と高電位側の第2の電源端子TS2との間に接続され、ランプ駆動電源10から駆動電流の供給を受け、該駆動電流により直列に接続された複数のLEDランプを点灯するようになっている。
このLEDランプ点灯装置100は、第1の端子Ta1と第2の端子Ta2との間で直列に接続された複数のLEDランプLH1、LH2、LL1、LL2を有し且つ複数のLEDランプLH1、LH2、LL1、LL2のうち点灯するLEDランプを切替え可能になっている(図1)。
ここで、ランプ駆動電源10は、図1に示すように、例えば、第1の入力端子TI1と、第2の入力端子TI2と、第1の電源端子TS1と、第2の電源端子TS2と、電源用スイッチ素子SXと、コンデンサCXと、第1の保護用抵抗R1と、第2の保護用抵抗R2と、検出抵抗RXと、保護用スイッチ素子Q1と、電流保護制御回路SCと、駆動制御回路CONと、を有する。
低電位側の第1の電源端子TS1は、第1の端子Ta1に接続されるようになっている。
高電位側の第2の電源端子TS2は、第2の端子Ta2に接続されるようになっている。
第1の入力端子TI1は、交流発電機Gの一端G1に接続されている。
第2の入力端子TI2は、交流発電機Gの他端G2に接地を介して接続されている。
電源用スイッチ素子SXは、一端が第1の入力端子TI1に接続され、他端が第1の電源端子TS1に接続されている。
この電源用スイッチ素子SXは、図1に示すように、例えば、カソードが第1の入力端子TI1に接続され、アノードが第1の電源端子TS1に接続され、ゲートに駆動制御回路CONから制御信号が入力されるサイリスタである。
コンデンサCXは、一端が電源用スイッチ素子SXの他端に接続され、他端が第2の入力端子TI2(交流発電機Gの他端G2)に接続されている。このコンデンサCXは、平滑用コンデンサ(電解コンデンサ)である。
第1の保護用抵抗R1は、第2の入力端子TI2と第2の電源端子TS2との間に接続されている。
第2の保護用抵抗R2は、第2の入力端子TI2と第2の電源端子TS2との間で第1の保護用抵抗R1と直列に接続されている。
検出抵抗RXは、第2の入力端子TI2と第2の電源端子TS2との間で、第1の保護用抵抗R1および第2の保護用抵抗R2と直列に接続されている。
なお、図1の例では、検出抵抗RXは、第2の入力端子TI2と第1の保護用抵抗R1の一端との間に接続されている。そして、第1の保護用抵抗R1は、一端が(検出抵抗RXを介して)第2の入力端子TI2に接続され、他端が第2の保護用抵抗R2の一端に接続されている。そして、第2の保護用抵抗R2は、他端が第2の電源端子TS2に接続されている。
また、この検出抵抗RXは、電流IXを検出するための抵抗である。したがって、検出抵抗RXの抵抗値は、第1の保護用抵抗R1および第2の保護用抵抗R2の抵抗値よりも小さくなるように設定されている。
そして、駆動制御回路CONは、第2の入力端子TI2と第2の電源端子TS2との間に電流IXが流れる場合には、第2の入力端子TI2と第2の電源端子TS2との間に流れる電流が一定になるように電源用スイッチ素子SXを制御するようになっている。
一方、駆動制御回路CONは、第2の入力端子TI2と第2の電源端子TS2との間に電流IXが流れない場合には、第1の電源端子TS1と第2の電源端子TS2との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、電源用スイッチ素子SXを制御するようになっている。
ここで、図1の例では、駆動制御回路CONは、検出抵抗RXに流れる電流IXを検出するようになっている。
駆動制御回路CONは、検出抵抗RXに電流IXが流れる場合には、検出抵抗RXに流れる電流IXが一定になるように電源用スイッチ素子SXを制御するようになっている。
これにより、電源用スイッチ素子(サイリスタ)SXは、交流発電機Gが出力する交流電圧VAの負相側の電圧を、駆動制御回路CONの制御に基づき半波整流し、LEDランプ点灯装置100に駆動電流が供給される。また、電源用スイッチ素子(サイリスタ)SXは、導通期間中にコンデンサCXを充電する。このコンデンサCXは、電源用スイッチ素子(サイリスタ)SXの非導通期間において、LEDランプ点灯装置100に電流を供給するための整流平滑用コンデンサとなる。
すなわち、駆動制御回路CONは、LEDランプ点灯装置100に流れる電流の実効値又は平均値が一定になるように、電源用スイッチ素子(サイリスタ)SXの導通タイミング(点弧位相)を制御する。
一方、駆動制御回路CONは、検出抵抗RXに電流IXが流れない場合には、第1の電源端子TS1と第2の電源端子TS2との間の電位差が予め設定された規定電圧になるように、電源用スイッチ素子SXを制御するようになっている。
以上のように、ランプ駆動電源10は、定電圧制御機能と定電流制御機能を有して構成されている。
すなわち、ランプ駆動電源10は、第1のランプ回路L1および第2のランプ回路L2の何れかのLEDランプに電流を流せる場合には、該定電流制御機能により、LEDランプに定電流を流す(第2の電源端子TS2から一定の電流を出力する)。
なお、ここでは、LEDランプに電流を流せる場合とは、LEDランプが故障していない(導通している)場合である。
一方、ランプ駆動電源10は、第1のランプ回路L1および第2のランプ回路L2中の何れのLEDランプにも電流を流せない(故障している)場合には、該定電圧制御機能により、第1の電源端子TS1と第2の電源端子TS2との間に出力する出力電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧にする。
なお、ここでは、LEDランプに電流を流せない場合とは、LEDランプが故障している(断線している)場合であり、負荷オープン状態である。
また、保護用スイッチ素子Q1は、一端が第1の保護用抵抗R1の一端に接続され、他端が第1の保護用抵抗R1の他端に接続されている。
この保護用スイッチ素子Q1は、図1の例では、コレクタが第1の保護用抵抗R1の一端に接続され、エミッタが第1の保護用抵抗R1の他端に接続されたNPN型バイポーラトランジスタである。
そして、電流保護制御回路SCは、第2の保護用抵抗R2における電圧降下が予め設定された閾値電圧未満である場合には、保護用スイッチ素子Q1をオンするようになっている。
一方、電流保護制御回路SCは、第2の保護用抵抗R2における電圧降下が該閾値電以上である場合には、保護用スイッチ素子Q1をオフするようになっている。
この電流保護制御回路SCは、例えば、図1に示すように、抵抗Rbと、第1のダイオードDr1と、第2のダイオードDr2と、を有する。
抵抗Rbは、一端が保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1の一端(コレクタ)に接続され、他端が保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1の制御端子(ベース)に接続されている。
第1のダイオードDr1は、アノードが保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1の制御端子(ベース)に接続されている。
第2のダイオードDr2は、アノードが保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1の他端(カソード)に接続され、カソードが第2の保護用抵抗R2の他端に接続されている。
このような構成を有する電流保護制御回路SCは、第2の保護用抵抗R2における電圧降下が予め設定された閾値電圧未満である場合には、保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1の制御端子(ベース)にベース電流を流して、保護用スイッチ素子Q1をオンする。
これにより、電流IXが保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1を流れる。
一方、電流保護制御回路SCは、第2の保護用抵抗R2における電圧降下が該閾値電以上である場合には、保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1の制御端子(ベース)のベース電流を制限して、保護用スイッチ素子Q1をオフする。
これにより、電流IXは、保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1を迂回して、第1の保護用抵抗R1を流れることとなる。
また、LEDランプ点灯装置100は、例えば、図1に示すように、第1の端子Ta1と、第2の端子Ta2と、第1のランプ回路L1と、第2のランプ回路L2と、スイッチ回路SW1と、制御用スイッチ素子SCRと、スイッチ制御回路C1と、を有する。
第1の端子Ta1は、第1の電源端子TS1に接続されるようになっている。
第2の端子Ta2は、第2の電源端子TS2に接続されるようになっている。
第1のランプ回路L1は、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が第1の端子Ta1に接続されている。
図1の例では、第1のランプ回路L1は、2つのLEDランプLH1、LH2が直列に接続されて構成されている。
なお、図1に示すように、第1のランプ回路L1の一端は、第1のランプ回路L1のLEDランプLH1のカソード側である。
また、第1のランプ回路L1の他端は、第1のランプ回路L1のLEDランプLH2のアノード側である。
この第1のランプ回路L1のLEDランプは、例えば、車両のヘッドランプのハイビーム用ランプ(例えば、走行用前照灯)である。
第2のランプ回路L2は、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が第1のランプ回路L1の他端に接続され、他端が第2の端子Ta2に接続されている。
図1の例では、第2のランプ回路L2は、2つのLEDランプLL1、LL2が直列に接続されて構成されている。
なお、図1に示すように、第2のランプ回路L2の一端は、第2のランプ回路L2のLEDランプLL1のカソード側である。また、第2のランプ回路L2の他端は、第2のランプ回路L2のLEDランプLL2のアノード側である。
この第2のランプ回路L2のLEDランプは、例えば、該ヘッドランプのロービーム用ランプ(例えば、すれ違い用前照灯)である。
また、スイッチ回路SW1は、第1のランプ回路L1の他端に接続された基準ノードNBと、第1の端子Ta1に接続された第1の接点NS1との間、又は、基準ノードNBと、第2の接点NS2との間の何れか一つのみを導通するようになっている。
例えば、スイッチ回路SW1が操作されることにより、第1のランプ回路L1の他端に接続された基準ノードNBと、第1の端子Ta1に接続された第1の接点NS1との間が導通すると、第1のランプ回路L1のLEDランプLH1、LH2が短絡されることになる。これにより、第1のランプ回路L1には電流が流れないため、第1のランプ回路L1のLEDランプLH1、LH2は消灯した状態になる。
このスイッチ回路SW1は、既述の車両のヘッドランプのハイビーム(第1のランプ回路L1と第2のランプ回路L2とが点灯)Hiとロービーム(第2のランプ回路L2が点灯)Loとを切り替えるためのスイッチである。
なお、このスイッチ回路SW1は、使用者により手動で制御されるようになっている。
制御用スイッチ素子SCRは、一端が第2の接点NS2に接続され、他端が第2の端子Ta2に接続されている。
この制御用スイッチ素子SCRは、カソードが第2の接点NS2に接続され、アノードが第2の端子Ta2に接続されたサイリスタである。
また、スイッチ制御回路C1は、第2の接点NS2と第2の端子Ta2との間の電位差に応じて、制御用スイッチ素子SCRを制御するようになっている。
例えば、スイッチ制御回路C1は、第2の接点NS2と第2の端子Ta2との間の電位差の大きさ(絶対値)が、予め設定された基準電圧以上の場合には、制御用スイッチ素子SCRをオンするようになっている。なお、該基準電圧は、その値の大きさ(絶対値)で比較される(以下同様)。
一方、スイッチ制御回路C1は、第2の接点NS2と第2の端子Ta2との間の電位差の大きさ(絶対値)が、該基準電圧未満の場合には、制御用スイッチ素子SCRをオフするようになっている。
このスイッチ制御回路C1は、図1に示すように、例えば、第1の制御抵抗Rsと、第2の制御抵抗Rtと、ツェナーダイオードZeと、を有する。
第1の制御抵抗Rsは、一端が第2の接点NS2に接続され、他端がサイリスタ(制御用スイッチ素子)SCRのゲート(制御端子)に接続されている。
第2の制御抵抗Rtは、一端が第1の制御抵抗Rsの他端に接続されている。
ツェナーダイオードZeは、アノードが第2の制御抵抗Rtの他端に接続され、カソードが第2の端子Ta2に接続されている。
このスイッチ制御回路C1は、第1の制御抵抗Rsと、第2の制御抵抗Rtと、ツェナーダイオードZeとにより、第2の接点NS2の電圧を監視するように構成されている。
つまり、第2の接点NS2の電圧の値(絶対値)が、該基準電圧よりも大きくなった場合に、ツェナーダイオードZeが導通し、第2の制御抵抗Rtに電流が流れるように構成されている。
そして、ツェナーダイオードZeが導通し、第2の制御抵抗Rtに電流が流れることにより、制御用スイッチ素子(サイリスタ)SCRのアノードとゲートとの間に電圧が発生する。この電圧により制御用スイッチ素子SCRのゲートにゲート電流が流れて、制御用スイッチ素子SCRがターンオンする。
なお、該基準電圧は、第1の制御抵抗Rsおよび第2の制御抵抗Rtの抵抗値と、ツェナーダイオードZeの降伏電圧とにより、所望の値に設定することができる。
ここで、以上のような構成を有するランプ駆動電源10の動作について説明する。
図2は、図1に示すランプ駆動電源10の保護用スイッチ素子Q1がオンした状態の一例を示す回路図である。また、図3は、図1に示すランプ駆動電源10の保護用スイッチ素子Q1がオフした状態の一例を示す回路図である。
既述のように、LEDランプ点灯装置100は、直列に接続された複数のLEDランプのうちの何れかを点灯させた状態から、点灯しているLEDランプの何れかを短絡させるようになっている。この点灯しているLEDランプを短絡することにより、該LEDランプに電流が流れなくなり、結果として該LEDランプが消灯する。
そして、ランプ駆動電源10の電流保護制御回路SCは、直列に接続された複数のLEDランプのうちの何れかを点灯させた状態において、第2の保護用抵抗R2における電圧降下が該閾値電圧未満であるときには、保護用スイッチ素子Q1をオンする。その後、LEDランプ点灯装置が点灯しているLEDランプの何れかを短絡させることにより、第2の保護用抵抗における電圧降下が該閾値電圧以上になったときに、電流保護制御回路SCは、保護用スイッチ素子Q1をオフする。
例えば、図2の例では、スイッチ回路SW1は、基準ノードNBと第1の接点NS1との間を導通している。
すなわち、使用者により、ハイビームHiが選択されるようにスイッチ回路SW1が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流IXが、「第2の端子Ta2→第2のランプ回路L2→第1のランプ回路L1→第1の端子Ta1」の経路で流れる(図2)。
したがって、直列に接続された複数のLEDランプLH1、LH2、LL1、LL2のうち、全てのLEDランプLH1、LH2、LL1、LL2が点灯する。
ここで、電流保護制御回路SCは、直列に接続された複数のLEDランプLH1、LH2、LL1、LL2のうち、全てのLEDランプLH1、LH2、LL1、LL2を点灯させた状態において、第2の保護用抵抗R2における電圧降下が該閾値電圧未満であるので、保護用スイッチ素子Q1をオンする。
これにより、電流IXが保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1を流れる(図2)。
なお、この保護用スイッチ素子Q1をオンしているときは、電圧ドロップが少ないため、LEDランプの点灯を高速化される。
その後、例えば、スイッチ回路SW1が使用者により操作されて、基準ノードNBと第2の接点NS2との間が導通した状態から、基準ノードNBと第1の端子Ta1に接続された第1の接点NS1との間が導通した状態に切り替えられる(図3)。なお、この間、スイッチ制御回路C1は、制御用スイッチ素子SCRをオフしている。
すなわち、使用者により、ロービームLoが選択されるようにスイッチ回路SW1が切り替えられる。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流IXが、「第2の端子Ta2→第2のランプ回路L2→スイッチ回路SW1→第1の端子Ta1」の経路で流れる。
すなわち、LEDランプ点灯装置100は、直列に接続された複数のLEDランプLH1、LH2、LL1、LL2のうち、全てのLEDランプLH1、LH2、LL1、LL2を点灯させた状態から、点灯しているLEDランプLH1、LH2を短絡させる。
この点灯しているLEDランプLH1、LH2を短絡することにより、該LEDランプLH1、LH2に電流が流れなくなり、結果として該LEDランプLH1、LH2が消灯する。
ここで、LEDランプ点灯装置100が点灯しているLEDランプの何れかを短絡(消灯)させることにより、第2の保護用抵抗R2における電圧降下が該閾値電圧以上になったときに、電流保護制御回路SCは、保護用スイッチ素子Q1をオフする。
これにより、電流IXは、保護用スイッチ素子(NPN型バイポーラトランジスタ)Q1を迂回して、第1の保護用抵抗R1を流れることとなる(図3)。
すなわち、電流IXが流れる電流経路の抵抗値が増加する。したがって、ラッシュ電流が抑制される。
なお、上記図2および図3に示す場合においては、スイッチ制御回路C1は動作せず、このスイッチ制御回路C1が、電流IXに影響を与えることはない。
ここで、図4は、図1に示すランプ駆動電源10が出力する電流IXおよびコンデンサCXの電圧VCの変化の一例を示す波形図である。
図4に示すように、時間t1以前は、ランプ駆動電源10の該定電流制御機能により、電流IXが一定に維持され、コンデンサCXの電圧VXも一定である。
そして、時間t1において、スイッチ回路SW1が使用者により操作されて、基準ノードNBと第1の端子Ta1に接続された第1の接点NS1との間が導通した状態に切り替えられる。これにより、点灯するLEDランプの数が減少するため、負荷が減少して、電流IXが増加する(ラッシュ電流が流れる)。
しかし、この時間t1において、電流保護制御回路SCは、第2の保護用抵抗R2における電圧降下が該閾値電圧以上であることを検知して、保護用スイッチ素子Q1をオフする。これにより、従来技術と比較して、電流IXの増加が抑制される。
そして、時間t2において、電流保護制御回路SCは、第2の保護用抵抗R2における電圧降下が閾値電圧未満になると、保護用スイッチ素子Q1をオンする。その後、ランプ駆動電源10の該定電流制御機能により、電流IXが一定に維持され、コンデンサCXの電圧VXも一定となる。
このように、ラッシュ電流が、抵抗により制限される。
次に、LEDランプ点灯装置100のスイッチ制御回路C1が動作する場合について、簡単に説明する。
例えば、第2のランプ回路L2のLEDランプLL1、LL2の何れかが故障している状態で、スイッチ回路SW1が操作されることにより基準ノードNBと第2の接点NS2との間を導通(図3)しても、第2のランプ回路L2には電流が流れない。さらに、既述のように、スイッチ制御回路C1は、第2の接点NS2と第2の端子Ta2との間の電位差の大きさ(絶対値)が、該基準電圧未満の場合には、制御用スイッチ素子SCRをオフする。したがって、電流IXが流れない。
しかし、ランプ駆動電源10の該定電圧制御機能により、第1の電源端子TS1と第2の電源端子TS2との間の電圧が該規定電圧まで上昇する。これにより、第2の接点NS2と第2の端子Ta2との間の電位差の大きさ(絶対値)が、該基準電圧以上になると、スイッチ制御回路C1は、制御用スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、第2の接点NS2と第2の端子Ta2との間に電流が流れる。これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流IXが、「第2の端子Ta2→制御用スイッチ素子SCR→スイッチ回路SW1→第1のランプ回路L1→第1の端子Ta1」の経路で流れる。
すなわち、第1のランプ回路L1のLEDランプLH1、LH2が点灯することとなる。
このように、スイッチ制御回路C1の動作により、故障しているLEDランプを迂回して、故障してないLEDランプを点灯することができる。
以上のように、ランプ駆動電源10は、LEDランプ点灯装置のスイッチ回路の切り替えに起因してラッシュ電流が発生したときに、電流IXの大きさに応じて、電流保護制御回路SCが保護用スイッチ素子Q1を制御する。これにより、電流IXが流れる電流経路の抵抗値を制御して、ラッシュ電流を制限する。
すなわち、本発明に係るランプ駆動電源によれば、ラッシュ電流を抑制することができる。
なお、既述の実施例では、LEDランプ点灯装置のスイッチ回路の切り替えに起因してラッシュ電流が発生した例について説明した。しかし、本発明に係るランプ駆動電源によれば、ラッシュ電流が発生する原因に拘わらず、ラッシュ電流が発生すれば、電流保護制御回路の動作により、ラッシュ電流を抑制することが可能である。
また、保護用スイッチ素子Q1を制御することにより、電流IXが流れる電流経路の抵抗値を制御することにより、ラッシュ電流が流れないときの損失を低減することができる。
また、既述の実施例では、第1のランプ回路のLEDランプが、車両のヘッドランプのハイビーム用ランプであり、第2のランプ回路のLEDランプが、該ヘッドランプのロービーム用ランプである場合について説明した。しかし、第1のランプ回路のLEDランプが、車両のヘッドランプのロービーム用ランプであり、第2のランプ回路のLEDランプが、該ヘッドランプのハイビーム用ランプであってもよい。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
10 ランプ駆動電源
100 LEDランプ点灯装置
G 交流発電機
G1 交流発電機の一端
G2 交流発電機の他端
Ta1 第1の端子
Ta2 第2の端子
IX 電流
TI1 第1の入力端子
TI2 第2の入力端子
TS1 第1の電源端子
TS2 第2の電源端子
SX 電源用スイッチ素子
CX コンデンサ
R1 第1の保護用抵抗
R2 第2の保護用抵抗
RX 検出抵抗
Q1 保護用スイッチ素子
SC 電流保護制御回路
CON 駆動制御回路
SC 電流保護制御回路
Rb 抵抗
Dr1 第1のダイオード
Dr2 第2のダイオード
L1 第1のランプ回路
L2 第2のランプ回路
SW1 スイッチ回路
SCR 制御用スイッチ素子
C1 スイッチ制御回路
LH1、LH2、LL1、LL2 LEDランプ

Claims (11)

  1. 第1の端子と第2の端子との間で直列に接続された複数のLEDランプを有し且つ前記複数のLEDランプのうち点灯するLEDランプを切替え可能なLEDランプ点灯装置に、交流発電機の交流電流を整流して前記LEDランプを点灯するための駆動電流を供給するランプ駆動電源であって、
    前記第1の端子に接続される低電位側の第1の電源端子と、
    前記第2の端子に接続される高電位側の第2の電源端子と、
    前記交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、
    前記交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、
    一端が前記第1の入力端子に接続され、他端が前記第1の電源端子に接続された電源用スイッチ素子と、
    一端が前記電源用スイッチ素子の他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、
    前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に接続された第1の保護用抵抗と、
    前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間で前記第1の保護用抵抗と直列に接続された第2の保護用抵抗と、
    一端が前記第1の保護用抵抗の一端に接続され、他端が前記第1の保護用抵抗の他端に接続された保護用スイッチ素子と、
    前記第2の保護用抵抗における電圧降下が予め設定された閾値電圧未満である場合には、前記保護用スイッチ素子をオンし、一方、前記第2の保護用抵抗における電圧降下が前記閾値電圧以上である場合には、前記保護用スイッチ素子をオフする電流保護制御回路と、
    前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に電流が流れる場合には、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に流れる電流が一定になるように前記電源用スイッチ素子を制御し、一方、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に電流が流れない場合には、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、前記電源用スイッチ素子を制御する駆動制御回路と、を備える
    ことを特徴とするランプ駆動電源。
  2. 前記LEDランプ点灯装置は、前記直列に接続された複数のLEDランプのうちの何れかを点灯させた状態から、点灯している前記LEDランプの何れかを短絡させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプ駆動電源。
  3. 前記電流保護制御回路は、
    前記直列に接続された複数のLEDランプのうちの何れかを点灯させた状態において、前記第2の保護用抵抗における電圧降下が前記閾値電圧未満であるときには、前記保護用スイッチ素子をオンし、
    その後、前記LEDランプ点灯装置が点灯している前記LEDランプの何れかを短絡させることにより、前記第2の保護用抵抗における電圧降下が前記閾値電圧以上になったときに、前記保護用スイッチ素子をオフする
    ことを特徴とする請求項2に記載のランプ駆動電源。
  4. 前記第1の保護用抵抗は、一端が前記第2の入力端子に接続され、他端が前記第2の保護用抵抗の一端に接続され、
    前記第2の保護用抵抗は、他端が前記第2の電源端子に接続され、
    前記保護用スイッチ素子は、コレクタが前記第1の保護用抵抗の一端に接続され、エミッタが前記第1の保護用抵抗の他端に接続されたNPN型バイポーラトランジスタであり、
    前記電流保護制御回路は、
    一端が前記NPN型バイポーラトランジスタのコレクタに接続され、他端が前記NPN型バイポーラトランジスタのベースに接続された抵抗と、
    アノードが前記NPN型バイポーラトランジスタのベースに接続された第1のダイオードと、
    アノードが前記第1のダイオードのカソードに接続され、カソードが前記第2の保護用抵抗の他端に接続された第2のダイオードと、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプ駆動電源。
  5. 前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間で、前記第1の保護用抵抗および前記第2の保護用抵抗と直列に接続された検出抵抗をさらに備え、
    前記駆動制御回路は、
    前記検出抵抗に電流が流れる場合には、前記検出抵抗に流れる電流が一定になるように前記電源用スイッチ素子を制御し、
    一方、前記検出抵抗に電流が流れない場合には、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、前記電源用スイッチ素子を制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載のランプ駆動電源。
  6. 前記LEDランプ点灯装置は、
    1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1の端子に接続された第1のランプ回路と、
    1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1のランプ回路の他端に接続され、他端が前記第2の端子に接続された第2のランプ回路と、
    前記第1のランプ回路の他端に接続された基準ノードと、前記第1の端子に接続された第1の接点との間、又は、前記基準ノードと、第2の接点との間の何れか一つのみを導通するスイッチ回路と、
    一端が前記第2の接点に接続され、他端が前記第2の端子に接続された制御用スイッチ素子と、
    前記第2の接点と前記第2の端子との間の電位差に応じて、前記制御用スイッチ素子を制御するスイッチ制御回路と、を備え、
    前記スイッチ制御回路は、
    前記第2の接点と前記第2の端子との間の電位差の大きさが、予め設定された基準電圧以上の場合には、前記制御用スイッチ素子をオンし、
    前記第2の接点と前記第2の端子との間の電位差の大きさが、前記基準電圧未満の場合には、前記制御用スイッチ素子をオフする
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプ駆動電源。
  7. 前記制御用スイッチ素子は、カソードが前記第2の接点に接続され、アノードが前記第2の端子に接続されたサイリスタである
    ことを特徴とする請求項6に記載のランプ駆動電源。
  8. 前記スイッチ制御回路は、
    一端が前記第2の接点に接続され、他端が前記サイリスタのゲートに接続された第1の制御抵抗と、
    一端が前記第1の制御抵抗の他端に接続された第2の制御抵抗と、
    アノードが前記第2の制御抵抗の他端に接続され、カソードが前記第2の端子に接続されたツェナーダイオードと、を有する
    ことを特徴とする請求項7に記載のランプ駆動電源。
  9. 前記ランプ駆動電源は、
    定電圧制御機能と定電流制御機能を有して構成されており、
    前記第1のランプ回路および前記第2のランプ回路中の何れかのLEDランプに電流を流せる場合には、前記定電流制御機能により、前記LEDランプに定電流を流し、
    前記第1のランプ回路および前記第2のランプ回路中の何れのLEDランプにも電流を流せない場合には、前記定電圧制御機能により、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力する出力電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧に制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプ駆動電源。
  10. 前記スイッチ回路は、使用者により手動で制御されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載のランプ駆動電源。
  11. 第1の端子と第2の端子との間で直列に接続された複数のLEDランプを有し且つ前記複数のLEDランプのうち点灯するLEDランプを切替え可能なLEDランプ点灯装置に、交流発電機の交流電流を整流して前記LEDランプを点灯するための駆動電流を供給するランプ駆動電源であって、前記第1の端子に接続される低電位側の第1の電源端子と、前記第2の端子に接続される高電位側の第2の電源端子と、前記交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、前記交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、一端が前記第1の入力端子に接続され、他端が前記第1の電源端子に接続された電源用スイッチ素子と、一端が前記電源用スイッチ素子の他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に接続された第1の保護用抵抗と、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間で前記第1の保護用抵抗と直列に接続された第2の保護用抵抗と、一端が前記第1の保護用抵抗の一端に接続され、他端が前記第1の保護用抵抗の他端に接続された保護用スイッチ素子と、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に電流が流れる場合には、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に流れる電流が一定になるように前記電源用スイッチ素子を制御し、一方、前記第2の入力端子と前記第2の電源端子との間に電流が流れない場合には、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、前記電源用スイッチ素子を制御する駆動制御回路と、を備えるランプ駆動電源の制御方法であって、
    前記第2の保護用抵抗における電圧降下が予め設定された閾値電圧未満である場合には、前記保護用スイッチ素子をオンし、
    一方、前記第2の保護用抵抗における電圧降下が前記閾値電圧以上である場合には、前記保護用スイッチ素子をオフする
    ことを特徴とするランプ駆動電源の制御方法。
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