JP5654175B1 - Ledランプ点灯装置、および、ledランプ点灯装置の制御方法 - Google Patents

Ledランプ点灯装置、および、ledランプ点灯装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

LEDランプ点灯装置100は、ランプ駆動電源10の低電位側の第1の電源端子TS1と高電位側の第2の電源端子TS2との間に接続され、ランプ駆動電源10から駆動電流の供給を受け、この駆動電流により直列に接続された複数のLEDランプを点灯する。

Description

本発明は、LEDランプ点灯装置、および、LEDランプ点灯装置の制御方法に関する。
一般に、LED (Light Emitting Diode) ランプは、低電圧で駆動することができ、フィラメント灯(バルブランプ)などと比較して長寿命、低消費電力、素早い反応速度、及び耐衝撃性を有しており、小型、軽量化を図ることができる。
このため、LEDランプは、例えば、車両のヘッドランプなどに好適に用いることができる。
このような、LEDランプの駆動装置の一例として、例えば、特開2012−160413号公報に示すようなLED点灯制御装置がある。
この特開2012−160413号公報に記載のLED点灯制御装置は、簡単な回路構成でLEDオープンエラーを検知し、LEDオープンエラーを生じないLED電圧を決定することができる。
しかし、上述した特開2012−160413号公報のLED点灯制御装置のように、直列に接続された複数のLED ランプを1つのドライバ回路で駆動する場合、何れか1灯のLEDランプが破壊(断線) すると全てのLEDランプが消灯するという問題がある。そして、上述した特開2012−160413号公報のLED点灯制御装置は、従来の一般的なバルブランプ点灯装置と同様の動作ができない。
本発明の一態様に係る実施例に従ったLEDランプ点灯装置は、
ランプ駆動電源の低電位側の第1の電源端子と高電位側の第2の電源端子との間に接続され、前記ランプ駆動電源から駆動電流の供給を受け、前記駆動電流により直列に接続された複数のLEDランプを点灯するLEDランプ点灯装置であって、
前記第1の電源端子に接続される第1の外部端子と、
前記第2の電源端子に接続される第2の外部端子と、
1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1の外部端子に接続された第1のランプ回路と、
1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1のランプ回路の他端に接続された第2のランプ回路と、
1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第2のランプ回路の他端に接続され、他端が前記第2の外部端子に接続された第3のランプ回路と、
第1の基準ノードと、前記第1の外部端子に接続された第1の接点との間、又は、前記第1の基準ノードと、前記第1のランプ回路の他端に接続された第2の接点との間の何れか一つのみを導通する第1のスイッチ回路と、
前記第1のランプ回路の他端に接続された第2の基準ノードと、前記第1の基準ノードに接続された第3の接点との間、又は、前記第2の基準ノードと第4の接点との間の何れか一つのみを導通する第2のスイッチ回路と、
前記第1の基準ノードに接続された第3の基準ノードと、前記第2の外部端子に接続された第5の接点との間、前記第3の基準ノードと、第6の接点との間、又は、前記第3の基準ノードと、前記第2のランプ回路の他端に接続された第7の接点との間の何れか一つのみを導通する第3のスイッチ回路と、
カソードが第2のランプ回路の他端に接続され、アノードが前記第4の接点に接続されたダイオードと、
一端が前記第4の接点に接続され、他端が前記第2の外部端子に接続されたスイッチ素子と、
前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差に応じて、前記スイッチ素子を制御するスイッチ制御回路と、を備え、
前記スイッチ制御回路は、
前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差の大きさが、予め設定された基準電圧以上の場合には、前記スイッチ素子をオンし、
前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差の大きさが、前記基準電圧未満の場合には、前記スイッチ素子をオフする
ことを特徴とする。
前記LEDランプ点灯装置において、
前記第1の外部端子と前記第2の外部端子との間が短絡されることにより、前記第1のランプ回路、前記第2のランプ回路、および、前記第3のランプ回路が消灯する
ことを特徴とする。
前記LEDランプ点灯装置において、
前記スイッチ素子は、カソードが前記第4の接点に接続され、アノードが前記第2の外部端子に接続されたサイリスタである
ことを特徴とする。
前記LEDランプ点灯装置において、
前記スイッチ制御回路は、
一端が前記第4の接点に接続され、他端が前記サイリスタのゲートに接続された第1の抵抗と、
一端が前記第1の抵抗の他端に接続された第2の抵抗と、
アノードが前記第2の抵抗の他端に接続され、カソードが前記第2の外部端子に接続されたツェナーダイオードと、を有する
ことを特徴とする。
前記LEDランプ点灯装置において、
前記ランプ駆動電源は、
交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、
前記交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、
一端が前記第1の入力端子に接続され、他端が前記第1の電源端子に接続された電源用スイッチ素子と、
一端が前記電源用スイッチ素子の他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、
一端が前記第2の入力端子に接続され、他端が前記第2の電源端子に接続された検出抵抗と、
前記検出抵抗に電流が流れる場合には、前記検出抵抗に流れる電流が一定になるように前記電源用スイッチ素子を制御し、一方、前記検出抵抗に電流が流れない場合には、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、前記電源用スイッチ素子を制御する駆動制御回路と、を有する
ことを特徴とする。
前記LEDランプ点灯装置において、
前記電源用スイッチ素子は、カソードが前記第1の入力端子に接続され、アノードが前記第1の電源端子に接続され、ゲートに前記駆動制御回路から制御信号が入力されるサイリスタである
ことを特徴とする。
前記LEDランプ点灯装置において、
前記ランプ駆動電源は、
定電圧制御機能と定電流制御機能を有して構成されており、
前記第1のランプ回路、第2のランプ回路、および前記第3のランプ回路中の何れかのLEDランプに電流を流せる場合には、前記定電流制御機能により、前記LEDランプに定電流を流し、
前記第1のランプ回路、第2のランプ回路、および前記第3のランプ回路中の何れのLEDランプにも電流を流せない場合には、前記定電圧制御機能により、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力する出力電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧に制限する
ことを特徴とする。
前記LEDランプ点灯装置において、
前記第1のランプ回路の前記一端は、前記第1のランプ回路の前記LEDランプのカソード側であり、
前記第1のランプ回路の前記他端は、前記第1のランプ回路の前記LEDランプのアノード側であり、
前記第2のランプ回路の前記一端は、前記第2のランプ回路の前記LEDランプのカソード側であり、
前記第2のランプ回路の前記他端は、前記第2のランプ回路の前記LEDランプのアノード側であり、
前記第3のランプ回路の前記一端は、前記第3のランプ回路の前記LEDランプのカソード側であり、
前記第3のランプ回路の前記他端は、前記第3のランプ回路の前記LEDランプのアノード側である
ことを特徴とする。
前記LEDランプ点灯装置において、
前記第1のスイッチ回路、前記第2のスイッチ回路、および、前記第3のスイッチ回路は、使用者により手動で制御されるようになっている
ことを特徴とする。
前記LEDランプ点灯装置において、
前記第1のランプ回路のLEDランプは、車両のヘッドランプのハイビーム用ランプであり、
前記第2のランプ回路のLEDランプは、前記ヘッドランプのロービーム用ランプであり、
前記第3のランプ回路のLEDランプは、前記車両のポジションランプであることを特徴とする。
本発明の一態様に係るLED ランプ点灯装置の制御方法は、
ランプ駆動電源の低電位側の第1の電源端子と高電位側の第2の電源端子との間に接続され、前記ランプ駆動電源から駆動電流の供給を受け、前記駆動電流により直列に接続された複数のLEDランプを点灯するLEDランプ点灯装置であって、前記第1の電源端子に接続される第1の外部端子と、前記第2の電源端子に接続される第2の外部端子と、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1の外部端子に接続された第1のランプ回路と、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1のランプ回路の他端に接続された第2のランプ回路と、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第2のランプ回路の他端に接続され、他端が前記第2の外部端子に接続された第3のランプ回路と、第1の基準ノードと、前記第1の外部端子に接続された第1の接点との間、又は、前記第1の基準ノードと、前記第1のランプ回路の他端に接続された第2の接点との間の何れか一つのみを導通する第1のスイッチ回路と、前記第1のランプ回路の他端に接続された第2の基準ノードと、前記第1の基準ノードに接続された第3の接点との間、又は、前記第2の基準ノードと第4の接点との間の何れか一つのみを導通する第2のスイッチ回路と、前記第1の基準ノードに接続された第3の基準ノードと、前記第2の外部端子に接続された第5の接点との間、前記第3の基準ノードと、第6の接点との間、又は、前記第3の基準ノードと、前記第2のランプ回路の他端に接続された第7の接点との間の何れか一つのみを導通する第3のスイッチ回路と、カソードが第2のランプ回路の他端に接続され、アノードが前記第4の接点に接続されたダイオードと、一端が前記第4の接点に接続され、他端が前記第2の外部端子に接続されたスイッチ素子と、前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差に応じて、前記スイッチ素子を制御するスイッチ制御回路と、を備えるLEDランプ点灯装置の制御方法であって、
前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差の大きさが、予め設定された基準電圧以上の場合には、前記スイッチ素子をオンし、
前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差の大きさが、前記基準電圧未満の場合には、前記スイッチ素子をオフする
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係るLED ランプ点灯装置は、ランプ駆動電源の低電位側の第1の電源端子と高電位側の第2の電源端子との間に接続され、ランプ駆動電源から駆動電流の供給を受け、駆動電流により直列に接続された複数のLEDランプを点灯する。LEDランプ点灯装置は、第1の電源端子に接続される第1の外部端子と、第2の電源端子に接続される第2の外部端子と、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が第1の外部端子に接続された第1のランプ回路と、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が第1のランプ回路の他端に接続された第2のランプ回路と、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が第2のランプ回路の他端に接続され、他端が第2の外部端子に接続された第3のランプ回路と、第1の基準ノードと、第1の外部端子に接続された第1の接点との間、又は、第1の基準ノードと、第1のランプ回路の他端に接続された第2の接点との間の何れか一つのみを導通する第1のスイッチ回路と、第1のランプ回路の他端に接続された第2の基準ノードと、第1の基準ノードに接続された第3の接点との間、又は、第2の基準ノードと第4の接点との間の何れか一つのみを導通する第2のスイッチ回路と、第1の基準ノードに接続された第3の基準ノードと、第2の外部端子に接続された第5の接点との間、第3の基準ノードと、第6の接点との間、又は、第3の基準ノードと、第2のランプ回路の他端に接続された第7の接点との間の何れか一つのみを導通する第3のスイッチ回路と、カソードが第2のランプ回路の他端に接続され、アノードが第4の接点に接続されたダイオードと、一端が第4の接点に接続され、他端が第2の外部端子に接続されたスイッチ素子と、第4の接点と第2の外部端子との間の電位差に応じて、スイッチ素子を制御するスイッチ制御回路と、を備える。
そして、スイッチ制御回路は、第4の接点と第2の外部端子との間の電位差の大きさが、予め設定された基準電圧以上の場合には、スイッチ素子をオンし、第4の接点と第2の外部端子との間の電位差の大きさが、基準電圧未満の場合には、スイッチ素子をオフする。
これにより、本発明に係るLED ランプ点灯装置は、従来の一般的なバルブランプ点灯装置と同等の動作が可能となる。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るLEDランプ点灯装置の構成の一例を示す回路図である。 図2は、一般的なバルブランプ点灯装置の各スイッチのオン/オフと、各バルブランプの点灯との関係を示す図である。 図3は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100の各スイッチのオン/オフと、各LEDランプの点灯との関係を示す図である。 図4は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図5は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図6は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図7は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図8は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図9は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図10は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図11は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図12は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図13は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図14は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図15は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。 図16は、一般的なバルブランプ点灯装置の各スイッチのオン/オフと、ポジションランプPoが故障している場合における各バルブランプの点灯との関係を示す図である。 図17は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100の各スイッチのオン/オフと、ポジションランプPoが故障している場合における各LEDランプの点灯との関係を示す図である。 図18は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図19は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図20は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図21は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図22は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図23は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図24は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図25は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図26は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図27は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図28は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図29は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図30は、一般的なバルブランプ点灯装置の各スイッチのオン/オフと、ロービーム用ランプLoが故障している場合における各バルブランプの点灯との関係を示す図である。 図31は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100の各スイッチのオン/オフと、ロービーム用ランプLoが故障している場合における各LEDランプの点灯との関係を示す図である。 図32は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図33は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図34は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図35は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図36は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図37は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図38は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図39は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図40は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図41は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図42は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図43は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図44は、一般的なバルブランプ点灯装置の各スイッチのオン/オフと、ハイビーム用ランプHiが故障している場合における各バルブランプの点灯との関係を示す図である。 図45は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100の各スイッチのオン/オフと、ハイビーム用ランプHiが故障している場合における各LEDランプの点灯との関係を示す図である。 図46は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図47は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図48は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図49は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図50は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図51は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図52は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図53は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図54は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図55は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図56は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。 図57は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。
以下、本発明に係る各実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るLEDランプ点灯装置の構成の一例を示す回路図である。この図1に示す例は、例えば、車両のヘッドランプの例である。
図1に示すように、LEDランプ点灯装置100には、ランプ駆動電源10が接続される。このランプ駆動電源10には、交流発電機Gが接続される。
ここで、交流発電機Gは、単相交流発電機であり、例えば、車両等のエンジンに連動して回転することにより、交流で発電するようになっている。
この交流発電機Gの一端G1は、ランプ駆動電源10の第1の入力端子TI1に接続され、他端G2は接地されている。交流発電機Gは、発電した交流電圧VAをランプ駆動電源10に出力するようになっている。
そして、ランプ駆動電源10の負電圧側(低電位側)の第1の電源端子TS1は、LEDランプ点灯装置100の外部端子Ta1に接続され、ランプ駆動電源10の正電圧側(高電位側)の第2の電源端子TS2は、LEDランプ点灯装置100の外部端子Ta2に接続される。そして、このランプ駆動電源10は、LEDランプの駆動電流をLEDランプ点灯装置100に供給するようになっている。
すなわち、LEDランプ点灯装置100は、ランプ駆動電源10の低電位側の第1の電源端子TS1と高電位側の第2の電源端子TS2との間に接続され、ランプ駆動電源10から駆動電流の供給を受け、該駆動電流により直列に接続された複数のLEDランプを点灯するようになっている。
このLEDランプ点灯装置100は、例えば、図1に示すように、第1の外部端子Ta1と、第2の外部端子Ta2と、第1のランプ回路L1と、第2のランプ回路L2と、第3のランプ回路L3と、第1のスイッチ回路SW1と、第2のスイッチ回路SW2と、第3のスイッチ回路SW3と、スイッチ素子SCRと、ダイオードDと、スイッチ制御回路C1と、を備える。
第1の外部端子Ta1は、第1の電源端子TS1に接続されるようになっている。
第2の外部端子Ta2は、第2の電源端子TS2に接続されるようになっている。
第1のランプ回路L1は、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が第1の外部端子Ta1に接続されている。図1の例では、第1のランプ回路L1は、2つのLEDランプが直列に接続されて構成されている。
なお、図1に示すように、第1のランプ回路L1の一端は、第1のランプ回路L1のLEDランプのカソード側である。また、第1のランプ回路L1の他端は、第1のランプ回路L1のLEDランプのアノード側である。
この第1のランプ回路L1のLEDランプは、例えば、車両のヘッドランプのハイビーム用ランプ(例えば、走行用前照灯)Hiである。
第2のランプ回路L2は、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が第1のランプ回路L1の他端に接続されている。図1の例では、第2のランプ回路L2は、2つのLEDランプが直列に接続されて構成されている。
なお、図1に示すように、第2のランプ回路L2の一端は、第2のランプ回路L2のLEDランプのカソード側である。また、第2のランプ回路L2の他端は、第2のランプ回路L2のLEDランプのアノード側である。
この第2のランプ回路L2のLEDランプは、例えば、該ヘッドランプのロービーム用ランプ(例えば、すれ違い用前照灯)Loである。
第3のランプ回路L3は、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が第2のランプ回路L2の他端に接続され、他端が第2の外部端子Ta2に接続されている。図1の例では、第3のランプ回路L3は、1つのLEDランプで構成されている。
なお、図1に示すように、第3のランプ回路L3の一端は、第3のランプ回路L3のLEDランプのカソード側である。また、第3のランプ回路L3の他端は、第3のランプ回路L3のLEDランプのアノード側である。
この第3のランプ回路L3のLEDランプは、例えば、該車両のポジションランプPoである。
また、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と、第1の外部端子Ta1に接続された第1の接点NS1との間、又は、第1の基準ノードNB1と、第1のランプ回路L1の他端に接続された第2の接点NS2との間の何れか一つのみを導通するようになっている。
この第1のスイッチ回路SW1は、既述の車両のヘッドランプのハイランプを点灯(パッシング)させるためのスイッチである。
第2のスイッチ回路SW2は、第1のランプ回路L1の他端に接続された第2の基準ノードNB2と、第1の基準ノードNB1に接続された第3の接点NS3との間、又は、第2の基準ノードNB2と第4の接点NS4との間の何れか一つのみを導通するようになっている。
この第2のスイッチ回路SW2は、既述の車両のヘッドランプのハイビームとロービームとを切り替えるためのスイッチである。
第3のスイッチ回路SW3は、第1の基準ノードNB1に接続された第3の基準ノードNB3と、第2の外部端子Ta2に接続された第5の接点NS5との間、第3の基準ノードNB3と、第6の接点NS6との間、又は、第3の基準ノードNB3と、第2のランプ回路L2の他端に接続された第7の接点NS7との間の何れか一つのみを導通するようになっている。
この第3のスイッチ回路SW3は、既述の車両のポジションランプの点灯、各ランプの点灯又は消灯を制御するためのスイッチである。
なお、上記第1のスイッチ回路SW1、第2のスイッチ回路SW2、および、第3のスイッチ回路SW3は、使用者により手動で制御されるようになっている。
また、ダイオードDは、カソードが第2のランプ回路L2の他端に接続され、アノードが第4の接点NS4に接続されている。
スイッチ素子SCRは、一端が第4の接点NS4に接続され、他端が第2の外部端子Ta2に接続されている。このスイッチ素子SCRは、図1に示すように、カソードが第4の接点NS4に接続され、アノードが第2の外部端子Ta2に接続されたサイリスタである。
スイッチ制御回路C1は、第4の接点NS4と第2の外部端子Ta2との間の電位差に応じて、スイッチ素子SCRを制御するようになっている。
例えば、スイッチ制御回路C1は、第4の接点NS4(スイッチ素子SCRの一端(カソード))と第2の外部端子Ta2との間の電位差の大きさ(絶対値)が、予め設定された基準電圧以上の場合には、スイッチ素子SCRをオンするようになっている。なお、該基準電圧は、その値の大きさ(絶対値)で比較される(以下同様)。
一方、スイッチ制御回路C1は、第4の接点NS4(スイッチ素子SCRの一端(カソード))と第2の外部端子Ta2との間の電位差の大きさ(絶対値)が、該基準電圧未満の場合には、スイッチ素子SCRをオフするようになっている。
このスイッチ制御回路C1は、図1に示すように、例えば、第1の抵抗R1と、第2の抵抗R2と、ツェナーダイオードZeと、を有する。
第1の抵抗R1は、一端が第4の接点NS4に接続され、他端がサイリスタ(スイッチ素子)SCRのゲートに接続されている。
第2の抵抗R2は、一端が第1の抵抗R1の他端に接続されている。
ツェナーダイオードZeは、アノードが第2の抵抗R2の他端に接続され、カソードが第2の外部端子Ta2に接続されている。
このスイッチ制御回路C1は、第1の抵抗R1と、第2の抵抗R2と、ツェナーダイオードZeとにより、第4の接点NS4の電圧を監視するように構成されている。
つまり、第4の接点と第2の外部端子Ta2との間の電位差(絶対値)が、該基準電圧よりも大きくなった場合に、ツェナーダイオードZeが導通し、第2の抵抗R2に電流が流れるように構成されている。
そして、ツェナーダイオードZeが導通し、第2の抵抗R2に電流が流れることにより、スイッチ素子(サイリスタ)SCRのアノードとゲートとの間に電圧が発生する。この電圧によりスイッチ素子SCRのゲートにゲート電流が流れて、スイッチ素子SCRがターンオンする。
なお、該基準電圧は、第1の抵抗R1と第2の抵抗R2の抵抗値と、ツェナーダイオードZeの降伏電圧により、所望の値に設定することができる。
ここで、既述のランプ駆動電源10は、図1に示すように、例えば、第1の入力端子TI1と、第2の入力端子TI2と、第1の電源端子TS1と、第2の電源端子TS2と、電源用スイッチ素子Xと、コンデンサCXと、検出抵抗RXと、駆動制御回路CONと、を有する。
第1の入力端子TI1は、交流発電機Gの一端G1に接続されている。
第2の入力端子TI2は、交流発電機Gの他端G2に接地を介して接続されている。
電源用スイッチ素子Xは、一端が第1の入力端子TI1に接続され、他端が第1の電源端子TS1に接続されている。
この電源用スイッチ素子Xは、図1に示すように、例えば、カソードが第1の入力端子TI1に接続され、アノードが第1の電源端子TS1に接続され、ゲートに駆動制御回路CONから制御信号が入力されるサイリスタである。
コンデンサCXは、一端が電源用スイッチ素子Xの他端に接続され、他端が第2の入力端子TI2に接続されている。このコンデンサCXは、平滑用コンデンサ(電解コンデンサ)である。
検出抵抗RXは、一端が第2の入力端子TI2に接続され、他端が第2の電源端子TS2に接続されている。
駆動制御回路CONは、検出抵抗RXに電流が流れる場合には、検出抵抗RXに流れる電流が一定になるように電源用スイッチ素子Xを制御するようになっている。
これにより、電源用スイッチ素子(サイリスタ)Xは、交流発電機Gが出力する交流電圧VAの負相側の電圧を、駆動制御回路CONの制御に基づき半波整流し、LEDランプ点灯装置100に駆動電流が供給される。また、電源用スイッチ素子(サイリスタ)Xは、導通期間中にコンデンサCXを充電する。このコンデンサCXは、電源用スイッチ素子(サイリスタ)Xの非導通期間において、LEDランプ点灯装置100に電流を供給するための整流平滑用コンデンサとなる。
すなわち、駆動制御回路CONは、LEDランプ点灯装置100に流れる電流の実効値又は平均値が一定になるように、電源用スイッチ素子(サイリスタ)Xの導通タイミング(点弧位相)を制御する。
一方、駆動制御回路CONは、検出抵抗RXに電流が流れない場合には、第1の電源端子TS1と第2の電源端子TS2との間の電位差が予め設定された規定電圧になるように、電源用スイッチ素子Xを制御するようになっている。
以上のように、ランプ駆動電源10は、定電圧制御機能と定電流制御機能を有して構成されている。
すなわち、ランプ駆動電源10は、第1のランプ回路L1、第2のランプ回路L2、および第3のランプ回路L3中の何れかのLEDランプに電流を流せる場合には、該定電流制御機能により、LEDランプに定電流を流す(第2の電源端子TS2から一定の電流を出力する)。
なお、ここでは、LEDランプに電流を流せる場合とは、LEDランプが故障していない(導通している)場合である。
一方、ランプ駆動電源10は、第1のランプ回路L1、第2のランプ回路L2、および第3のランプ回路L3中の何れのLEDランプにも電流を流せない(故障している)場合には、該定電圧制御機能により、第1の電源端子TS1と第2の電源端子TS2との間に出力する出力電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧にする。
なお、ここでは、LEDランプに電流を流せない場合とは、LEDランプが故障している(断線している)場合であり、負荷オープン状態である。
ここで、以上のような構成を有するLEDランプ点灯装置100の動作について説明する。
先ず、ランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作について説明する。
図2は、一般的なバルブランプ点灯装置の各スイッチのオン/オフと、各バルブランプの点灯との関係を示す図である。また、図3は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100の各スイッチのオン/オフと、各LEDランプの点灯との関係を示す図である。また、図4から図15は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作の例を示す回路図である。
例えば、図4の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第1の接点NS1との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第3の接点NS3との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第5の接点NS5との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図3)。
次に、図5の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第2の接点NS2との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第3の接点NS3との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第5の接点NS5との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図3)。
次に、図6の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第1の接点NS1との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第4の接点NS4との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第5の接点NS5との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図3)。
次に、図7の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第2の接点NS2との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第4の接点NS4との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第5の接点NS5との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図3)。
次に、図8の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第1の接点NS1との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第3の接点NS3との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第7の接点NS7との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。これにより、ポジションランプPoの合計1灯が点灯する(図3)。
次に、図9の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第2の接点NS2との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第3の接点NS3との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第7の接点NS7との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiおよびポジションランプPoの合計3灯が点灯する(図3)。
次に、図10の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第1の接点NS1との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第4の接点NS4との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第7の接点NS7との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ポジションランプPoの合計1灯が点灯する(図3)。
次に、図11の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第2の接点NS2との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第4の接点NS4との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第7の接点NS7との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiおよびポジションランプPoの合計3灯が点灯する(図3)。
次に、図12の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第1の接点NS1との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第3の接点NS3との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第6の接点NS6との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第2のランプ回路L2→第2のスイッチ回路SW2→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。これにより、ロービーム用ランプLoおよびポジションランプPoの合計3灯が点灯する(図3)。
次に、図13の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第2の接点NS2との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第3の接点NS3との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第6の接点NS6との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第2のランプ回路L2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHi、ロービーム用ランプLoおよびポジションランプPoの全灯が点灯する(図3)。
次に、図14の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第1の接点NS1との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第4の接点NS4との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第6の接点NS6との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第2のランプ回路L2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHi、ロービーム用ランプLoおよびポジションランプPoの全灯が点灯する(図3)。
ここで、LEDランプ点灯装置100において、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡されることにより、第1のランプ回路L1、第2のランプ回路L2、および、第3のランプ回路L3が消灯する(例えば、ライティングをOFFした図6の状態)。そして、例えば、第3のスイッチ回路SW3を切り替えてライティングをOFF(例えば、図6の状態)からON(例えば、図14の状態)にする。この場合、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡された状態から、第1のランプ回路L1、第2のランプ回路L2、および、第3のランプ回路L3に電流が流れて、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間の電位差が徐々に大きくなる。これにより、ライティングをOFFからONにした場合のラッシュ電流を抑制できる。
次に、図15の例では、第1のスイッチ回路SW1は、第1の基準ノードNB1と第2の接点NS2との間を導通している。また、第2のスイッチ回路SW2は、第2の基準ノードNB2と第4の接点NS4との間を導通している。第3のスイッチ回路SW3は、第3の基準ノードNB3と第6の接点NS6との間を導通している。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第2のランプ回路L2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHi、ロービーム用ランプLoおよびポジションランプPoの全灯が点灯する(図3)。
なお、上記図4から図15に示す通常動作時の場合においては、スイッチ制御回路C1は動作せず、このスイッチ制御回路C1が、電流iに影響を与えることはない。
以上のように、実施例1に係るランプ点灯装置100のLEDランプが故障していない通常動作時における動作(図3)は、ハイビーム用ランプHiが選択され且つライティングをONする場合の点灯状態が異なる以外は、図2に示す一般的なバルブランプ点灯装置の動作と同等になる。
次に、ランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作について説明する。
図16は、一般的なバルブランプ点灯装置の各スイッチのオン/オフと、ポジションランプPoが故障している場合における各バルブランプの点灯との関係を示す図である。また、図17は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100の各スイッチのオン/オフと、ポジションランプPoが故障している場合における各LEDランプの点灯との関係を示す図である。また、図18から図29は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。
例えば、図18の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図4に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図17)。
次に、図19の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図5に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図17)。
次に、図20の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図6に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図17)。
次に、図21の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図7に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図17)。
なお、上記図18から図21に示す場合においては、スイッチ制御回路C1は動作せず、このスイッチ制御回路C1が、電流iに影響を与えることはない。
次に、図22の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図8に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ポジションランプPoが故障しているため、電流iが流れない。しかし、このとき、既述のように、ランプ駆動電源10は、該定電圧制御機能により、第1の電源端子TS1と第2の電源端子TS2との間に出力する出力電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧に制限する。これにより、第4の接点NS4と第2の外部端子Ta2との間の電位差の大きさが、該基準電圧以上になると、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→ダイオードD→第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図17)。
次に、図23の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図9に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
そして、図22で説明した既述の動作原理により、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→ダイオードD→第3のスイッチ回路SW3→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図17)。
次に、図24の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図10に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
そして、図22で説明した既述の動作原理により、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→ダイオードD→第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図17)。
次に、図25の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図11に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
そして、図22で説明した既述の動作原理により、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図17)。
次に、図26の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図12に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
そして、図22で説明した既述の動作原理により、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→ダイオードD→第2のランプ回路L2→第2のスイッチ回路SW2→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。これにより、ロービーム用ランプLoの合計2灯が点灯する(図17)。
次に、図27の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図13に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
そして、図22で説明した既述の動作原理により、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→ダイオードD→第2のランプ回路L2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHi、およびロービーム用ランプLoの合計4灯が点灯する(図17)。
次に、図28の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図14に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
そして、図22で説明した既述の動作原理により、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図17)。
次に、図29の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図15に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
そして、図22で説明した既述の動作原理により、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図17)。
以上のように、実施例1に係るランプ点灯装置100のポジションランプPoが故障している場合における動作(図17)は、図16に示す一般的なバルブランプ点灯装置のポジションランプPoが故障している場合における動作と同等になる。
次に、ランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作について説明する。
図30は、一般的なバルブランプ点灯装置の各スイッチのオン/オフと、ロービーム用ランプLoが故障している場合における各バルブランプの点灯との関係を示す図である。また、図31は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100の各スイッチのオン/オフと、ロービーム用ランプLoが故障している場合における各LEDランプの点灯との関係を示す図である。また、図32から図43は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作の例を示す回路図である。
例えば、図32の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図4に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図31)。
次に、図33の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図5に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図31)。
次に、図34の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図6に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図31)。
次に、図35の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図7に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図31)。
次に、図36の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図8に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。これにより、ポジションランプPoの1灯が点灯する(図31)。
次に、図37の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図9に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ポジションランプPoおよびハイビーム用ランプHiの合計3灯が点灯する(図31)。
次に、図38の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図10に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。これにより、ポジションランプPoの1灯が点灯する(図31)。
次に、図39の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図11に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ポジションランプPoおよびハイビーム用ランプHiの合計3灯が点灯する(図31)。
次に、図40の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図12に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ロービーム用ランプLoが故障しているため、電流iが流れない。
これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する。
次に、図41の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図13に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ロービーム用ランプLoが故障しているため、電流iが流れない。
これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する。
なお、上記図32から図41に示す場合においては、スイッチ制御回路C1は動作せず、このスイッチ制御回路C1が、電流iに影響を与えることはない。
次に、図42の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図14に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ロービーム用ランプLoが故障しているため、電流iが流れない。しかし、このとき、既述のように、ランプ駆動電源10は、該定電圧制御機能により、第1の電源端子TS1と第2の電源端子TS2との間に出力する出力電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧に制限する。これにより、第4の接点NS4と第2の外部端子Ta2との間の電位差の大きさが、該基準電圧以上になると、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図31)。
次に、図43の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図15に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
そして、図41で説明した既述の動作原理により、スイッチ制御回路C1は、スイッチ素子SCRをオンする。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「スイッチ素子SCR→第2のスイッチ回路SW2→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。これにより、ハイビーム用ランプHiの合計2灯が点灯する(図31)。
以上のように、実施例1に係るランプ点灯装置100のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作(図31)は、ロービーム用ランプLoが選択され且つライティングをONする場合の点灯状態が異なる以外は、図30に示す一般的なバルブランプ点灯装置のロービーム用ランプLoが故障している場合における動作と同等になる。
次に、ランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作について説明する。
図44は、一般的なバルブランプ点灯装置の各スイッチのオン/オフと、ハイビーム用ランプHiが故障している場合における各バルブランプの点灯との関係を示す図である。また、図45は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100の各スイッチのオン/オフと、ハイビーム用ランプHiが故障している場合における各LEDランプの点灯との関係を示す図である。また、図46から図57は、図1に示す実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作の例を示す回路図である。
例えば、図46の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図4に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図45)。
次に、図47の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図5に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ハイビーム用ランプHiが故障しているため、電流iが流れない。
これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図45)。
次に、図48の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図6に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のスイッチ回路SW3→第1のランプ回路L1」の経路で流れる。すなわち、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡される。これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図45)。
次に、図49の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図7に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをOFFするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ハイビーム用ランプHiが故障しているため、電流iが流れない。
これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図45)。
次に、図50の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図8に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。これにより、ポジションランプPoの1灯が点灯する(図45)。
次に、図51の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図9に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ハイビーム用ランプHiが故障しているため、電流iが流れない。
これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図45)。
次に、図52の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図10に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第3のスイッチ回路SW3→第2のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。これにより、ポジションランプPoの1灯が点灯する(図45)。
次に、図53の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図11に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ポジションランプPoが点灯するように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ハイビーム用ランプHiが故障しているため、電流iが流れない。
これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図45)。
次に、図54の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図12に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
これにより、ランプ駆動電源10から供給される電流iが、「第3のランプ回路L3→第2のランプ回路L2→第2のスイッチ回路SW2→第1のスイッチ回路SW1」の経路で流れる。これにより、ポジションランプPoおよびロービーム用ランプLoの合計3灯が点灯する(図45)。
次に、図55の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図13に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ロービーム用ランプLoが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ハイビーム用ランプHiが故障しているため、電流iが流れない。
これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図45)。
次に、図56の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図14に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをOFFするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ハイビーム用ランプHiが故障しているため、電流iが流れない。
これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図45)。
次に、図57の例では、第1から第3のスイッチ回路SW1〜SW3の状態は、既述の図15に示す状態と同様である。
すなわち、使用者により、パッシングをONするように第1のスイッチ回路SW1が切り替えられ、ハイビーム用ランプHiが選択されるように第2のスイッチ回路SW2が切り替えられ、ライティングをONするように第3のスイッチ回路SW3が切り替えられている。
ここで、上記各スイッチ回路SW1〜SW3の状態では、ハイビーム用ランプHiが故障しているため、電流iが流れない。
これにより、第1から第3のランプ回路L1〜L3は消灯する(図45)。
なお、上記図46から図57に示す場合においては、スイッチ制御回路C1は動作せず、このスイッチ制御回路C1が、電流iに影響を与えることはない。
以上のように、実施例1に係るランプ点灯装置100のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作(図45)は、ハイビーム用ランプHiが選択され且つポジションランプPoを点灯する場合の点灯状態の一部が異なる以外は、図44に示す一般的なバルブランプ点灯装置のハイビーム用ランプHiが故障している場合における動作と同等になる。
以上、本発明に係るLEDランプ点灯装置100によれば、従来の一般的なバルブランプ点灯装置と同等の動作が可能となる。
また、LEDランプの破損時においても、使用者が各スイッチ回路を操作して、各LEDランプの点灯を制御することができる。
さらに、ハイビーム用ランプHi/ロービーム用ランプLoと同期しない種類のLEDランプ(ポジションランプPo)においても、故障時にハイビーム用ランプHi/ロービーム用ランプLoの動作への影響が少ない。
さらに、既述のように、LEDランプ点灯装置100において、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡されることにより、第1のランプ回路L1、第2のランプ回路L2、および、第3のランプ回路L3が消灯する。そして、例えば、第3のスイッチ回路SW3を切り替えてライティングをOFFからONにすることにより、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間が短絡された状態から、第1のランプ回路L1、第2のランプ回路L2、および、第3のランプ回路L3に電流が流れて、第1の外部端子Ta1と第2の外部端子Ta2との間の電位差が徐々に大きくなる。これにより、ライティングをOFFからONにした場合のラッシュ電流も抑制できる。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
G 交流発電機
10 ランプ駆動電源
100 LEDランプ点灯装置
Ta1 第1の外部端子
Ta2 第2の外部端子
L1 第1のランプ回路
L2 第2のランプ回路
L3 第3のランプ回路
SW1 第1のスイッチ回路
SW2 第2のスイッチ回路
SW3 第3のスイッチ回路
SCR スイッチ素子
D ダイオード
C1 スイッチ制御回路

Claims (10)

  1. ランプ駆動電源の低電位側の第1の電源端子と高電位側の第2の電源端子との間に接続され、前記ランプ駆動電源から駆動電流の供給を受け、前記駆動電流により直列に接続された複数のLEDランプを点灯するLEDランプ点灯装置であって、
    前記第1の電源端子に接続される第1の外部端子と、
    前記第2の電源端子に接続される第2の外部端子と、
    1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1の外部端子に接続された第1のランプ回路と、
    1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1のランプ回路の他端に接続された第2のランプ回路と、
    1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第2のランプ回路の他端に接続され、他端が前記第2の外部端子に接続された第3のランプ回路と、
    第1の基準ノードと、前記第1の外部端子に接続された第1の接点との間、又は、前記第1の基準ノードと、前記第1のランプ回路の他端に接続された第2の接点との間の何れか一つのみを導通する第1のスイッチ回路と、
    前記第1のランプ回路の他端に接続された第2の基準ノードと、前記第1の基準ノードに接続された第3の接点との間、又は、前記第2の基準ノードと第4の接点との間の何れか一つのみを導通する第2のスイッチ回路と、
    前記第1の基準ノードに接続された第3の基準ノードと、前記第2の外部端子に接続された第5の接点との間、前記第3の基準ノードと、第6の接点との間、又は、前記第3の基準ノードと、前記第2のランプ回路の他端に接続された第7の接点との間の何れか一つのみを導通する第3のスイッチ回路と、
    カソードが第2のランプ回路の他端に接続され、アノードが前記第4の接点に接続されたダイオードと、
    一端が前記第4の接点に接続され、他端が前記第2の外部端子に接続されたスイッチ素子と、
    前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差に応じて、前記スイッチ素子を制御するスイッチ制御回路と、を備え、
    前記スイッチ制御回路は、
    前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差の大きさが、予め設定された基準電圧以上の場合には、前記スイッチ素子をオンし、
    前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差の大きさが、前記基準電圧未満の場合には、前記スイッチ素子をオフする
    ことを特徴とするLEDランプ点灯装置。
  2. 前記LEDランプ点灯装置において、前記第1の外部端子と前記第2の外部端子との間が短絡されることにより、前記第1のランプ回路、前記第2のランプ回路、および、前記第3のランプ回路が消灯する
    ことを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ点灯装置。
  3. 前記スイッチ素子は、カソードが前記第4の接点に接続され、アノードが前記第2の外部端子に接続されたサイリスタである
    ことを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ点灯装置。
  4. 前記スイッチ制御回路は、
    一端が前記第4の接点に接続され、他端が前記サイリスタのゲートに接続された第1の抵抗と、
    一端が前記第1の抵抗の他端に接続された第2の抵抗と、
    アノードが前記第2の抵抗の他端に接続され、カソードが前記第2の外部端子に接続されたツェナーダイオードと、を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のLEDランプ点灯装置。
  5. 前記ランプ駆動電源は、
    交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、
    前記交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、
    一端が前記第1の入力端子に接続され、他端が前記第1の電源端子に接続された電源用スイッチ素子と、
    一端が前記電源用スイッチ素子の他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、
    一端が前記第2の入力端子に接続され、他端が前記第2の電源端子に接続された検出抵抗と、
    前記検出抵抗に電流が流れる場合には、前記検出抵抗に流れる電流が一定になるように前記電源用スイッチ素子を制御し、一方、前記検出抵抗に電流が流れない場合には、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間の電圧が予め設定された規定電圧になるように、前記電源用スイッチ素子を制御する駆動制御回路と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ点灯装置。
  6. 前記ランプ駆動電源は、
    定電圧制御機能と定電流制御機能を有して構成されており、
    前記第1のランプ回路、第2のランプ回路、および前記第3のランプ回路中の何れかのLEDランプに電流を流せる場合には、前記定電流制御機能により、前記LEDランプに定電流を流し、
    前記第1のランプ回路、第2のランプ回路、および前記第3のランプ回路中の何れのLEDランプにも電流を流せない場合には、前記定電圧制御機能により、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力する出力電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧に制限する
    ことを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ点灯装置。
  7. 前記第1のランプ回路の前記一端は、前記第1のランプ回路の前記LEDランプのカソード側であり、
    前記第1のランプ回路の前記他端は、前記第1のランプ回路の前記LEDランプのアノード側であり、
    前記第2のランプ回路の前記一端は、前記第2のランプ回路の前記LEDランプのカソード側であり、
    前記第2のランプ回路の前記他端は、前記第2のランプ回路の前記LEDランプのアノード側であり、
    前記第3のランプ回路の前記一端は、前記第3のランプ回路の前記LEDランプのカソード側であり、
    前記第3のランプ回路の前記他端は、前記第3のランプ回路の前記LEDランプのアノード側である
    ことを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ点灯装置。
  8. 前記第1のスイッチ回路、前記第2のスイッチ回路、および、前記第3のスイッチ回路は、使用者により手動で制御されるようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ点灯装置。
  9. 前記第1のランプ回路のLEDランプは、車両のヘッドランプのハイビーム用ランプであり、
    前記第2のランプ回路のLEDランプは、前記ヘッドランプのロービーム用ランプであり、
    前記第3のランプ回路のLEDランプは、前記車両のポジションランプであることを特徴とする請求項1に記載のLEDランプ点灯装置。
  10. ランプ駆動電源の低電位側の第1の電源端子と高電位側の第2の電源端子との間に接続され、前記ランプ駆動電源から駆動電流の供給を受け、前記駆動電流により直列に接続された複数のLEDランプを点灯するLEDランプ点灯装置であって、前記第1の電源端子に接続される第1の外部端子と、前記第2の電源端子に接続される第2の外部端子と、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1の外部端子に接続された第1のランプ回路と、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第1のランプ回路の他端に接続された第2のランプ回路と、1つのLEDランプ又は直列に接続された複数のLEDランプで構成され、一端が前記第2のランプ回路の他端に接続され、他端が前記第2の外部端子に接続された第3のランプ回路と、第1の基準ノードと、前記第1の外部端子に接続された第1の接点との間、又は、前記第1の基準ノードと、前記第1のランプ回路の他端に接続された第2の接点との間の何れか一つのみを導通する第1のスイッチ回路と、前記第1のランプ回路の他端に接続された第2の基準ノードと、前記第1の基準ノードに接続された第3の接点との間、又は、前記第2の基準ノードと第4の接点との間の何れか一つのみを導通する第2のスイッチ回路と、前記第1の基準ノードに接続された第3の基準ノードと、前記第2の外部端子に接続された第5の接点との間、前記第3の基準ノードと、第6の接点との間、又は、前記第3の基準ノードと、前記第2のランプ回路の他端に接続された第7の接点との間の何れか一つのみを導通する第3のスイッチ回路と、カソードが第2のランプ回路の他端に接続され、アノードが前記第4の接点に接続されたダイオードと、一端が前記第4の接点に接続され、他端が前記第2の外部端子に接続されたスイッチ素子と、前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差に応じて、前記スイッチ素子を制御するスイッチ制御回路と、を備えるLEDランプ点灯装置の制御方法であって、
    前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差の大きさが、予め設定された基準電圧以上の場合には、前記スイッチ素子をオンし、
    前記第4の接点と前記第2の外部端子との間の電位差の大きさが、前記基準電圧未満の場合には、前記スイッチ素子をオフする
    ことを特徴とするLEDランプ点灯装置の制御方法。
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