JP6884918B2 - 車両用led点灯制御装置、及び、車両用led点灯制御装置の制御方法 - Google Patents

車両用led点灯制御装置、及び、車両用led点灯制御装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用LED点灯制御装置、及び、車両用LED点灯制御装置の制御方法に関する発明である。
従来、LEDランプの点灯の制御を行う車両用LED点灯制御装置が知られている(例えば、WO2014/184847参照)。
このような従来のLED制御装置(図2)では、例えば、LEDランプL1、L2がショートした場合、LEDランプL1、L2が接続される2つのLED端子Ta1、Ta2の間が短絡されることとなり、発電機Gの交流電圧を整流した電圧を充電するコンデンサCXの電圧が高いときには、当該コンデンサCXから大きな短絡電流が流れる問題がある。
そこで、本発明は、LEDランプが接続される接続される2つのLED端子間が短絡した場合に、単相交流発電機の交流電圧を整流した電圧を充電するコンデンサの電圧を低下させて、当該コンデンサから流れる短絡電流を抑制することが可能な車両用LED点灯制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施形態に従った車両用LED点灯制御装置は、
単相交流発電機Gが出力する交流電流を整流してLEDランプに電流を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、
第1のLED端子と、
第2のLED端子と、
前記単相交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、
前記第2のLED端子に接続され且つ前記単相交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、
1つLED素子又は直列に接続された複数のLED素子で構成され、カソード側が前記第1のLED端子に接続され且つアノード側が前記第2のLED端子に接続されたLEDランプと、
一端が前記第1の入力端子に接続され、前記単相交流発電機が出力する前記交流電流を整流する電源用スイッチと、
一端が前記電源用スイッチの他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、
前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に接続された検出抵抗を有し、前記検出抵抗に流れる電流を検出し、前記検出抵抗に流れる電流が予め設定した一定の目標電流値になるように前記電源用スイッチを制御する電流検出回路と、
前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間で、前記電流検出回路の検出抵抗と直列に接続されるとともに、前記電流検出回路が検出した前記検出抵抗に流れる電流が前記目標電流値よりも高い過電流値になった場合に、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する過電流制限回路と、
前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間のLED電圧に基づいて、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の短絡を検出する短絡検出回路と、
前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間で、前記電流検出回路の検出抵抗及び前記過電流制限回路と直列に接続されるとともに、前記短絡検出回路が前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の短絡を検出した場合に、抵抗値が増加して前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する短絡電流制限回路と、
前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間の電位差を検出し、前記電位差が予め設定した設定値に達した場合には、前記電源用スイッチを強制的にオフに制御する電圧検出回路と、を備える
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記LEDランプがショートして、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間が短絡された状態において、
前記電圧検出回路は、
前記電位差が前記設定値に達した場合には、前記電源用スイッチを強制的にオフに制御し、前記電位差が前記設定値未満の場合には、前記電源用スイッチをオンように制御する
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記短絡検出回路は、
前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の前記LED電圧が予め設定された閾値電圧以上である場合には、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間が短絡していないことを検出し、
一方、前記LED電圧が前記閾値電圧未満である場合には、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間が短絡していることを検出する
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
一端が前記第1のLED端子に接続され且つ他端が前記第2のLED端子に接続され、オンすることにより前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間を短絡し、一方、オフすることにより前記LEDランプに電流が流れることが可能な状態に制御するスイッチ回路をさらに備える
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記電源用スイッチは、
カソードが前記第1のLED端子に接続され、アノードが前記コンデンサの前記一端に接続されたサイリスタである
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記短絡検出回路は、
一端が前記第1のLED端子に接続された第1の抵抗と、
一端が前記第1の抵抗の他端に接続され且つ他端が前記第2のLED端子に接続された第2の抵抗と、
エミッタが第2のLED端子に接続され且つベースが前記第2の抵抗の一端に接続されたPNP型バイポーラトランジスタと、を備え、
前記短絡電流制限回路は、
コレクタが前記過電流制限回路に接続され、エミッタが前記コンデンサの一端に接続されたNPN型バイポーラトランジスタと、
一端が前記NPN型バイポーラトランジスタのエミッタに接続され、他端が前記NPN型バイポーラトランジスタのコレクタに接続された第3の抵抗と、
前記NPN型バイポーラトランジスタMYのエミッタとベースとの間に接続された第4の抵抗と、を備える
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記短絡電流制限回路は、
前記PNP型バイポーラトランジスタのベースと前記NPN型バイポーラトランジスタのコレクタとの間に接続された第5の抵抗をさらに備える
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記過電流制限回路は、
前記電流検出回路が過電流を検出していない場合には、その抵抗値が第1抵抗値になり、
一方、前記電流検出回路が過電流を検出した場合には、前記抵抗値が前記第1抵抗値から前記第1抵抗値よりも大きい第2抵抗値に増加して前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記電流検出回路、前記短絡検出回路、及び前記電圧検出回路は、前記コンデンサの電圧により動作する
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記車両用LED点灯制御装置は、
前記LEDランプPに電流を流せない場合には、定電圧制御機能により、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧に制限するようになっている
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記車両用LED点灯制御装置は、二輪車に積載され、前記LEDランプは、前記二輪車のヘッドライト、ウインカー、テールランプ、ポジションランプ、又は、メータイルミネーションの何れかである
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記スイッチ回路は、ユーザにより手動で制御されるようになっていることを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記電流検出回路の前記検出抵抗の一端は、前記第1のLED端子に接続され、
前記過電流制限回路の一端は、前記検出抵抗の他端に接続され、
前記短絡電流制限回路の一端は、前記過電流制限回路の他端に接続され、前記短絡電流制限回路の他端は、前記コンデンサの前記一端に接続されている
ことを特徴とする。
前記車両用LED点灯制御装置において、
前記車両用LED点灯制御装置は、
前記LEDランプに電流を流せる場合には、定電流制御機能により、前記LEDランプに定電流を流すようになっている
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施形態に従った車両用LED点灯制御装置の制御方法は、
単相交流発電機Gが出力する交流電流を整流してLEDランプに電流を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、第1のLED端子と、第2のLED端子と、前記単相交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、前記第2のLED端子に接続され且つ前記単相交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、1つLED素子又は直列に接続された複数のLED素子で構成され、カソード側が前記第1のLED端子に接続され且つアノード側が前記第2のLED端子に接続されたLEDランプと、一端が前記第1の入力端子に接続され、前記単相交流発電機が出力する前記交流電流を整流する電源用スイッチと、一端が前記電源用スイッチの他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に接続された検出抵抗を有し、前記検出抵抗に流れる電流を検出し、前記検出抵抗に流れる電流が予め設定した一定の目標電流値になるように前記電源用スイッチを制御する電流検出回路と、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間で、前記電流検出回路の検出抵抗と直列に接続されるとともに、前記電流検出回路が検出した前記検出抵抗に流れる電流が前記目標電流値よりも高い過電流値になった場合に、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する過電流制限回路と、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間のLED電圧に基づいて、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の短絡を検出する短絡検出回路と、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間で、前記電流検出回路の検出抵抗及び前記過電流制限回路と直列に接続されるとともに、前記短絡検出回路が前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の短絡を検出した場合に、抵抗値が増加して前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する短絡電流制限回路と、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間の電位差を検出し、前記電位差が予め設定した設定値に達した場合には、前記電源用スイッチを強制的にオフに制御する電圧検出回路と、を備えた車両用LED点灯制御装置の制御方法であって、
前記LEDランプがショートして、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間が短絡された状態において、
前記電圧検出回路は、
前記電位差が前記設定値に達した場合には、前記電源用スイッチを強制的にオフに制御する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る車両用LED点灯制御装置は、単相交流発電機Gが出力する交流電流を整流してLEDランプに電流を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、第1のLED端子、及び、第2のLED端子と、単相交流発電機の一端に接続された第1の入力端子T、及び、第2のLED端子に接続され且つ単相交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、1つLED素子又は直列に接続された複数のLED素子で構成され、カソード側が第1のLED端子に接続され且つアノード側が第2のLED端子に接続されたLEDランプと、一端が第1の入力端子に接続され、単相交流発電機が出力する交流電流を整流する電源用スイッチと、一端が電源用スイッチの他端に接続され、他端が第2の入力端子に接続されたコンデンサと、第1のLED端子とコンデンサの一端との間に接続された検出抵抗を有し、検出抵抗に流れる電流を検出し、検出抵抗に流れる電流が予め設定した一定の目標電流値になるように電源用スイッチを制御する電流検出回路と、第1のLED端子とコンデンサの一端との間で、電流検出回路Zの検出抵抗と直列に接続されるとともに、電流検出回路が検出した検出抵抗に流れる電流が目標電流値よりも高い過電流値になった場合に、第1のLED端子とコンデンサの一端との間に流れる電流を制限する過電流制限回路と、第1のLED端子と第2のLED端子との間のLED電圧に基づいて、第1のLED端子と第2のLED端子との間の短絡を検出する短絡検出回路と、第1のLED端子とコンデンサの一端との間で、電流検出回路Zの検出抵抗及び過電流制限回路と直列に接続されるとともに、短絡検出回路が第1のLED端子と第2のLED端子との間の短絡を検出した場合に、抵抗値が増加して第1のLED端子とコンデンサの一端との間に流れる電流を制限する短絡電流制限回路と、第1のLED端子とコンデンサの一端との間の電位差を検出し、電位差が予め設定した設定値に達した場合には、電源用スイッチを強制的にオフに制御する電圧検出回路と、を備える。
この車両用LED点灯制御装置は、第1のLED端子と第2のLED端子との間が短絡されると、短絡電流制限回路は、その抵抗値が増加して第1のLED端子とコンデンサの一端との間に流れる電流を制限する。
さらに、電圧検出回路が第1のLED端子とコンデンサの一端との間の電位差を検出し、電位差が予め設定した設定値に達した場合には、電源用スイッチを強制的にオフに制御する。
これにより、コンデンサから短絡電流が流れるのを抑制することができる。
このように、本発明の車両用LED点灯制御装置によれば、LEDランプが接続される2つのLED端子間が短絡した場合に、単相交流発電機の交流電圧を整流した電圧を充電するコンデンサの電圧を低下させて、当該コンデンサから流れる短絡電流を抑制することができる(電流検出回路、過電流制限回路、短絡検出回路、及び電圧検出回路等の回路の動作に必要なコンデンサの電圧が確保される)。
図1は、実施例1に係る車両用LED点灯制御装置1000の構成の一例を示す図である。 図2は、従来の車両用LED点灯制御装置の構成の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、実施例1に係る車両用LED点灯制御装置1000の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施例1に係る車両用LED点灯制御装置1000は、単相交流発電機Gで発電した交流電圧を用いて、二輪車等の車両(図示せず)に積載されるLEDランプPの点灯を制御するようになっている。この車両用LED点灯制御装置1000は、例えば、当該車両(二輪車)に積載される。
特に、図1に示すように、車両用LED点灯制御装置1000は、単相交流発電機Gが第1の入力端子TG1と第2の入力端子TG2との間に出力する交流電流を整流してLEDランプPに電流を供給して当該LEDランプPの点灯を制御するようになっている。
ここで、例えば、図1に示すように、この車両用LED点灯制御装置1000は、第1のLED端子(ランプ端子)TL1と、第2のLED端子(接地端子)TL2と、第1の入力端子TG1と、第2の入力端子TG2と、LEDランプPと、電源用スイッチ(サイリスタ)Dと、コンデンサCと、電流検出回路Zと、過電流制限回路Aと、短絡検出回路Xと、短絡電流制限回路Yと、電圧検出回路Bと、スイッチ回路SWと、を備える。
なお、電流検出回路Z、過電流制限回路A、短絡検出回路X、短絡電流制限回路Y、及び、電圧検出回路Bは、レギュレータREGを構成する。このレギュレータREGは、後述のように、定電圧制御機能と定電流制御機能を有して構成されている。
また、単相交流発電機Gは、一端が第1の入力端子TG1に接続され、他端が第2の入力端子TG2に接続されたコイルGLを、有する。この第2の入力端子TG2の電位(接地電位)は、0Vに限定されるものではなく、少なくともLEDランプを点灯可能なように、電源電圧より低い固定の電位に設定される。
また、単相交流発電機Gは、キャパシタCを充電してLEDランプPを点灯するための交流電圧を発生し、コイルGLの両端から出力するようになっている。
この単相交流発電機Gは、例えば、二輪車等の車両のエンジンにより直結駆動されるオルタネータである。
また、第1のLED端子TL1は、LEDランプPのカソード側が接続されるランプ端子である。
また、第2のLED端子TL2は、接地される接地端子である。
また、第1の入力端子TG1は、単相交流発電機Gの一端G1(コイルGLの一端)に接続されている。
また、第2の入力端子TG2は、第2のLED端子(接地端子)TL2に接続され且つ単相交流発電機Gの他端G2(コイルGLの他端)に接続されている。
また、LEDランプPは、例えば、図1に示すように、1つLED素子又は直列に接続された複数のLED素子で構成されている。図1の例では、LEDランプPは、直列に接続された4個のLED素子で構成されている。
このLEDランプPは、カソード側が第1のLED端子TL1に接続され且つアノード側が第2のLED端子TL2に接続されている。
このLEDランプPは、例えば、既述の二輪車のヘッドライト、ウインカー、テールランプ、ポジションランプ、又は、メータイルミネーションの何れかである。
また、電源用スイッチDは、一端(カソード)が第1の入力端子TG1に接続され、他端(アノード)がコンデンサCの一端C1に接続されている。
この電源用スイッチDは、単相交流発電機Gが出力する交流電流を整流するようになっている。
そして、この電源用スイッチDは、例えば、図1に示すように、カソードが第1のLED端子TL1に接続され、アノードがコンデンサCの一端C1に接続されたサイリスタである。
このサイリスタDは、電流検出回路Bによりゲートに流れる電流が制御されるようになっている。このサイリスタDは、このゲートに流れる電流により、オン/オフが制御されるようになっている。
また、コンデンサCは、一端C1が電源用スイッチDの他端(アノード)に接続され、他端C2が第2の入力端子TG2に接続されている。
既述の電源用スイッチDがオンすることで、単相交流発電機Gが出力する整流された電圧により、コンデンサCが充電されるようになっている。
このコンデンサCに所定の電圧値まで充電されることで、LEDランプPが点灯することになる。
なお、電流検出回路Z、過電流制限回路A、短絡検出回路X、及び電圧検出回路Bは、このコンデンサCの充電電圧により動作するようになっている。
また、電流検出回路Zは、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に接続された検出抵抗ZRを有する。
そして、この電流検出回路Zは、検出抵抗ZRに流れる電流を検出し、検出抵抗ZRに流れる電流が予め設定した一定の目標電流値になるように電源用スイッチDを制御(定電流制御)するようになっている(定電流制御機能)。
また、過電流制限回路Aは、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間で電流検出回路Zの検出抵抗ZRと直列に接続されている。
そして、この過電流制限回路Aは、電流検出回路Zが検出した検出抵抗ZRに流れる電流が該目標電流値よりも高い過電流値になった場合に、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限するようになっている。
例えば、この過電流制限回路Aは、電流検出回路Zが過電流を検出していない場合には、その抵抗値が第1抵抗値になるようになっている。
一方、過電流制限回路Aは、電流検出回路Zが過電流を検出した場合には、その抵抗値が第1抵抗値から当該第1抵抗値よりも大きい第2抵抗値に増加して第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限するようになっている。
また、電圧検出回路Bは、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間の電位差を検出するようになっている。
そして、この電圧検出回路Bは、検出した当該電位差が予め設定した設定値に達した場合には、電源用スイッチDを強制的にオフに制御し、一方、検出した当該電位差が既述の設定値未満の場合には、電源用スイッチDを強制的にオフしない(電源用スイッチDをオンする)ように制御するようになっている(定電圧制御機能)。
ここで、例えば、LEDランプPがショート(若しくはスイッチ回路SWがオン)して、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡された状態において、この電圧検出回路Bは、検出した当該電位差が既述の設定値に達した場合には、電源用スイッチDを強制的にオフに制御するようになっている。
一方、LEDランプPがショート(若しくはスイッチ回路SWがオン)して、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡された状態において、この電流検出回路Bは、検出した当該電位差が既述の設定値未満の場合には、電源用スイッチDを強制的にオフしない(電源用スイッチDをオンする)ように制御するようになっている。
また、短絡検出回路Xは、例えば、図1に示すように、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間のLED電圧に基づいて、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の短絡を検出するようになっている。
例えば、この短絡検出回路Xは、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間のLED電圧VPが予め設定された閾値電圧以上である場合には、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡していないことを検出(短絡していないと判断)するようになっている。
一方、短絡検出回路Xは、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の該LED電圧VPが既述の閾値電圧未満である場合には、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡していることを検出(短絡していると判断)するようになっている。
この短絡検出回路Xは、例えば、図1に示すように、第1の抵抗RX1と、第2の抵抗RX2と、PNP型バイポーラトランジスタMXと、を備える。
そして、第1の抵抗RX1は、一端が第1のLED端子TL1に接続されている。
また、第2の抵抗RX2は、一端が第1の抵抗RXの他端に接続され且つ他端が第2のLED端子TL2に接続されている。
また、PNP型バイポーラトランジスタMXは、エミッタが第2のLED端子TL2に接続され、コレクタが当該短絡検出回路Xの出力(短絡電流制限回路Yの入力)に接続され、ベースが第2の抵抗X2の一端に接続されている。
例えば、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間のLED電圧VPが予め設定された既述の閾値電圧以上である場合には、PNP型バイポーラトランジスタMXがオンして、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡していないことを検出したこと示すように、当該短絡検出回路Xが出力から電流を流す状態になる。
一方、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の該LED電圧VPが既述の閾値電圧未満である場合には、PNP型バイポーラトランジスタMXがオフして、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡していることを検出したこと示すように、当該短絡検出回路Xが出力から電流を流さない状態になる。
また、短絡電流制限回路Yは、例えば、図1に示すように、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間で、電流検出回路Zの検出抵抗ZR及び過電流制限回路Aと直列に接続されている。
この短絡電流制限回路Yは、短絡検出回路Xが第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の短絡を検出しない場合に、その抵抗値が増加せず、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限しないようになっている。
一方、短絡電流制限回路Yは、短絡検出回路Xが第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の短絡を検出した場合に、その抵抗値が増加して第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限するようになっている。
この短絡電流制限回路Yは、例えば、図1に示すように、NPN型バイポーラトランジスタMYと、第3の抵抗RY1と、第4の抵抗RY2と、第5の抵抗RY3と、を備える
そして、NPN型バイポーラトランジスタMYは、コレクタが過電流制限回路Aに接続され、エミッタがコンデンサCの一端C1に接続され、ベースがPNP型バイポーラトランジスタMXのコレクタ(短絡検出回路Xの出力)に(第5の抵抗RY3を介して)接続されている。
また、第3の抵抗RY1は、一端がNPN型バイポーラトランジスタMYのエミッタに接続され、他端がNPN型バイポーラトランジスタMYのコレクタに接続されている。
また、第4の抵抗RY2は、NPN型バイポーラトランジスタMYのエミッタとベースとの間に接続されている。
また、第5の抵抗RY3は、PNP型バイポーラトランジスタMYのベースとNPN型バイポーラトランジスタのコレクタとの間に接続されている。
例えば、このような短絡電流制限回路Yは、短絡検出回路Xが第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の短絡を検出しない場合に、NPN型バイポーラトランジスタMYのベース電流が流れてオンしているため、その抵抗値が増加せず(NPN型バイポーラトランジスタMYのオン抵抗値程度になる)、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限しない。
一方、短絡検出回路Xが第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の短絡を検出した場合に、NPN型バイポーラトランジスタMYのベース電流が流れずオフするため、その抵抗値が増加して(第3の抵抗RY1の抵抗値程度になる)、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限する。
ここで、図1に示すように、電流検出回路Zの検出抵抗ZRの一端Z1は、第1のLED端子TL1に接続されている。
そして、図1に示すように、過電流制限回路Aの一端A1は、電流検出回路Zの検出抵抗ZRの他端Z2に接続されている。
そして、図1に示すように、短絡電流制限回路Yの一端Y1は、過電流制限回路Aの他端に接続され、この短絡電流制限回路Yの他端Y2は、コンデンサCの一端C1に接続されている。
すなわち、図1に示す車両用LED点灯制御装置1000において、電流検出回路Zの検出抵抗ZR、過電流制限回路A、及び、短絡電流制限回路Yを介して、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端Cとの間に、LEDランプPを点灯させるためのLED電流が流れるようになっている。
また、スイッチ回路SWは、例えば、図1に示すように、一端が第1のLED端子TL1に接続され且つ他端が第2のLED端子TL2に接続されている。
このスイッチ回路SWは、オンすることにより第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間を短絡し、一方、オフすることによりLEDランプPに電流が流れることが可能な状態に制御するようになっている。
なお、このスイッチ回路SWは、ユーザにより手動で制御されるようになっている。
以上のように、車両用LED点灯制御装置1000は、LEDランプPに電流を流せる場合には、定電流制御機能により、LEDランプPに定電流を流すようになっている。
すなわち、レギュレータREGは、LEDランプPに電流を流せる場合には、該定電流制御機能により、LEDランプPに定電流を流す。なお、ここでは、LEDランプPに電流を流せる場合とは、スイッチ回路SWがオフしている場合であり、且つ、LEDランプPが故障していない場合である。
一方、車両用LED点灯制御装置1000は、故障したLEDランプPにLED電流を流せない場合には、定電圧制御機能により、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧に制限するようになっている。
次に、以上のような構成を有する車両用LED点灯制御装置1000の制御方法の一例について、説明する。
先ず、ユーザの操作により、既述のエンジンが始動して、単相交流発電機Gの発電を開始する。
そして、電流検出回路Zは、検出抵抗ZRに流れる電流を検出し、検出抵抗ZRに流れる電流が予め設定した一定の目標電流値(定電流制御)になるように電源用スイッチDを制御する。
これにより、コンデンサCに所定の電圧が充電されて、LEDランプPが点灯することになる。
そして、過電流制限回路Aは、電流検出回路Zが検出した検出抵抗ZRに流れる電流が該目標電流値よりも高い過電流値になった場合(電流検出回路Zが過電流を検出した場合)に、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限する。
例えば、この過電流制限回路Aは、電流検出回路Zが過電流を検出していない場合には、その抵抗値が第1抵抗値になる。
これにより、LEDランプPに所定のLED電流が流れて点灯を継続することになる。
一方、過電流制限回路Aは、電流検出回路Zが過電流を検出した場合には、その抵抗値が第1抵抗値から当該第1抵抗値よりも大きい第2抵抗値に増加して第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限する。
これにより、LEDランプPに過電流が流れないように制御されるとともに、各素子が過電流から保護される。
さらに、短絡検出回路Xは、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間のLED電圧に基づいて、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の短絡を検出する。
例えば、この短絡検出回路Xは、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間のLED電圧VPが予め設定された閾値電圧以上である場合には、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡していないことを検出(短絡していないと判断)する。
一方、短絡検出回路Xは、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の該LED電圧VPが既述の閾値電圧未満である場合には、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡していることを検出(短絡していると判断)する。
そして、短絡電流制限回路Yは、短絡検出回路Xが第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の短絡を検出した場合に、その抵抗値が増加して(第3抵抗値よりも高い第4抵抗値になり)第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限する。
これにより、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡している場合には、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の短絡電流を制限することができる。
一方、短絡電流制限回路Yは、短絡検出回路Xが第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間の短絡を検出しない場合には、その抵抗値が増加しない(第3抵抗値を維持する)。
これにより、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡していない場合には、LEDランプPに点灯するための所定のLED電流を流すようにできる。
また、電圧検出回路Bは、第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間の電位差を検出する。
そして、LEDランプPがショート(若しくは、スイッチSWがオン)して、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡された状態において、この電圧検出回路Bは、当該電位差が既述の設定値に達した場合には、電源用スイッチDを強制的にオフに制御する。
一方、LEDランプPがショートして、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡された状態において、この電圧検出回路Bは、当該電位差が既述の設定値未満の場合には、電源用スイッチを強制的にオフしない(電源用スイッチDをオンする)ように制御する。
この電流検出回路Bの動作により、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡された状態(例えば、LEDランプPがシュート故障している状態、若しくは、スイッチ回路SWがオンしている状態)では、キャパシタCの充電電圧を予め設定された一定の電圧に制限することができる。
以上のように、実施例1に係る車両用LED点灯制御装置1000は、第1のLED端子TL1と第2のLED端子TL2との間が短絡されると、短絡電流制限回路Yが、その抵抗値が増加して第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間に流れる電流を制限する。
さらに、電圧検出回路Bが第1のLED端子TL1とコンデンサCの一端C1との間の電位差を検出し、当該電位差が予め設定した設定値に達した場合には、電源用スイッチDを強制的にオフに制御する。
これにより、コンデンサCから短絡電流が流れるのを抑制することができる。
このように、本発明の車両用LED点灯制御装置によれば、LEDランプPが接続される2つのLED端子間TL1、TL2が短絡した場合に、単相交流発電機Gの交流電圧を整流した電圧を充電するコンデンサCの充電電圧を低下させて、当該コンデンサCから流れる短絡電流を抑制することができる(電流検出回路Z、短絡検出回路X、及び電圧検出回路B等の回路の動作に必要なコンデンサCの電圧が確保される)。
既述の実施例1では、単相交流発電機Gが出力する交流電流を整流する電源用スイッチDがサイリスタである場合について説明した。しかしながら、この電源用スイッチDを単相交流発電機Gが出力する交流電流を整流する他の半導体素子で構成するようにしてもよい。
なお、この実施例2に係る車両用LED点灯制御装置のその他の構成は、図1に示す実施例1の構成と同様である。
以上のように、本発明の一態様に係る車両用LED点灯制御装置は、単相交流発電機Gが出力する交流電流を整流してLEDランプに電流を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、第1のLED端子TL1、及び、第2のLED端子TL2と、単相交流発電機の一端に接続された第1の入力端子TG1、及び、第2のLED端子に接続され且つ単相交流発電機の他端に接続された第2の入力端子TG2と、1つLED素子又は直列に接続された複数のLED素子で構成され、カソード側が第1のLED端子に接続され且つアノード側が第2のLED端子に接続されたLEDランプPと、一端が第1の入力端子TG1に接続され、単相交流発電機が出力する交流電流を整流する電源用スイッチ(サイリスタ)Dと、一端が電源用スイッチの他端に接続され、他端が第2の入力端子TG2に接続されたコンデンサCと、第1のLED端子とコンデンサの一端との間に接続された検出抵抗を有し、検出抵抗に流れる電流を検出し、検出抵抗に流れる電流が予め設定した一定の目標電流値(定電流制御)になるように電源用スイッチを制御する電流検出回路Zと、第1のLED端子とコンデンサの一端との間で、電流検出回路Zの検出抵抗と直列に接続されるとともに、電流検出回路が検出した検出抵抗に流れる電流が目標電流値よりも高い過電流値になった場合に、第1のLED端子とコンデンサの一端との間に流れる電流を制限する過電流制限回路Aと、第1のLED端子と第2のLED端子との間のLED電圧に基づいて、第1のLED端子と第2のLED端子との間の短絡を検出する短絡検出回路Xと、第1のLED端子とコンデンサの一端との間で、電流検出回路Zの検出抵抗及び過電流制限回路と直列に接続されるとともに、短絡検出回路が第1のLED端子と第2のLED端子との間の短絡を検出した場合に、抵抗値が増加して第1のLED端子とコンデンサの一端との間に流れる電流を制限する短絡電流制限回路Yと、第1のLED端子とコンデンサの一端との間の電位差を検出し、電位差が予め設定した設定値に達した場合には、電源用スイッチを強制的にオフに制御し、当該電位差が設定値未満の場合には、電源用スイッチをオンするように制御する電圧検出回路Bと、を備える。
この車両用LED点灯制御装置は、第1のLED端子と第2のLED端子との間が短絡されると、短絡電流制限回路は、その抵抗値が増加して第1のLED端子とコンデンサの一端との間に流れる電流を制限する。
さらに、電圧検出回路Bが第1のLED端子とコンデンサの一端との間の電位差を検出し、電位差が予め設定した設定値に達した場合には、電源用スイッチを強制的にオフに制御する。
これにより、コンデンサCから短絡電流が流れるのを抑制することができる。
このように、本発明の車両用LED点灯制御装置によれば、LEDランプが接続される2つのLED端子間が短絡した場合に、単相交流発電機の交流電圧を整流した電圧を充電するコンデンサの電圧を低下させて、当該コンデンサから流れる短絡電流を抑制することができる(電流検出回路Z、短絡検出回路X、及び電圧検出回路B等の回路の動作に必要なコンデンサの電圧が確保される)。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1000 車両用LED点灯制御装置
TL1 第1のLED端子(ランプ端子)
TL2 第2のLED端子(接地端子)
TG1 第1の入力端子
TG2 第2の入力端子
P LEDランプ
D 電源用スイッチ(サイリスタ)
C コンデンサ
Z 電流検出回路
A 過電流制限回路
X 短絡検出回路
Y 短絡電流制限回路
B 電圧検出回路
SW スイッチ回路
RX1 第1の抵抗
RX2 第2の抵抗
MX PNP型バイポーラトランジスタ
MY NPN型バイポーラトランジスタ
RY1 第3の抵抗
RY2 第4の抵抗
RY3 第5の抵抗

Claims (15)

  1. 単相交流発電機Gが出力する交流電流を整流してLEDランプに電流を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、
    第1のLED端子と、
    第2のLED端子と、
    前記単相交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、
    前記第2のLED端子に接続され且つ前記単相交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、
    1つLED素子又は直列に接続された複数のLED素子で構成され、カソード側が前記第1のLED端子に接続され且つアノード側が前記第2のLED端子に接続されたLEDランプと、
    一端が前記第1の入力端子に接続され、前記単相交流発電機が出力する前記交流電流を整流する電源用スイッチと、
    一端が前記電源用スイッチの他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、
    前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に接続された検出抵抗を有し、前記検出抵抗に流れる電流を検出し、前記検出抵抗に流れる電流が予め設定した一定の目標電流値になるように前記電源用スイッチを制御する電流検出回路と、
    前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間で、前記電流検出回路の検出抵抗と直列に接続されるとともに、前記電流検出回路が検出した前記検出抵抗に流れる電流が前記目標電流値よりも高い過電流値になった場合に、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する過電流制限回路と、
    前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間のLED電圧に基づいて、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の短絡を検出する短絡検出回路と、
    前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間で、前記電流検出回路の検出抵抗及び前記過電流制限回路と直列に接続されるとともに、前記短絡検出回路が前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の短絡を検出した場合に、抵抗値が増加して前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する短絡電流制限回路と、
    前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間の電位差を検出し、前記電位差が予め設定した設定値に達した場合には、前記電源用スイッチを強制的にオフに制御する電圧検出回路と、を備える
    ことを特徴とする車両用LED点灯制御装置。
  2. 前記LEDランプがショートして、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間が短絡された状態において、
    前記電圧検出回路は、
    前記電位差が前記設定値に達した場合には、前記電源用スイッチを強制的にオフに制御し、前記電位差が前記設定値未満の場合には、前記電源用スイッチをオンように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用LED点灯制御装置。
  3. 前記短絡検出回路は、
    前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の前記LED電圧が予め設定された閾値電圧以上である場合には、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間が短絡していないことを検出し、
    一方、前記LED電圧が前記閾値電圧未満である場合には、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間が短絡していることを検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用LED点灯制御装置。
  4. 一端が前記第1のLED端子に接続され且つ他端が前記第2のLED端子に接続され、オンすることにより前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間を短絡し、一方、オフすることにより前記LEDランプに電流が流れることが可能な状態に制御するスイッチ回路をさらに備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用LED点灯制御装置。
  5. 前記電源用スイッチは、
    カソードが前記第1のLED端子に接続され、アノードが前記コンデンサの前記一端に接続されたサイリスタである
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両用LED点灯制御装置。
  6. 前記短絡検出回路は、
    一端が前記第1のLED端子に接続された第1の抵抗と、
    一端が前記第1の抵抗の他端に接続され且つ他端が前記第2のLED端子に接続された第2の抵抗と、
    エミッタが第2のLED端子に接続され且つベースが前記第2の抵抗の一端に接続されたPNP型バイポーラトランジスタと、を備え、
    前記短絡電流制限回路は、
    コレクタが前記過電流制限回路に接続され、エミッタが前記コンデンサの一端に接続されたNPN型バイポーラトランジスタと、
    一端が前記NPN型バイポーラトランジスタのエミッタに接続され、他端が前記NPN型バイポーラトランジスタのコレクタに接続された第3の抵抗と、
    前記NPN型バイポーラトランジスタMYのエミッタとベースとの間に接続された第4の抵抗と、を備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の車両用LED点灯制御装置。
  7. 前記短絡電流制限回路は、
    前記PNP型バイポーラトランジスタのベースと前記NPN型バイポーラトランジスタのコレクタとの間に接続された第5の抵抗をさらに備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の車両用LED点灯制御装置。
  8. 前記過電流制限回路は、
    前記電流検出回路が過電流を検出していない場合には、その抵抗値が第1抵抗値になり、
    一方、前記電流検出回路が過電流を検出した場合には、前記抵抗値が前記第1抵抗値から前記第1抵抗値よりも大きい第2抵抗値に増加して前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する
    ことを特徴とする請求項5に記載の車両用LED点灯制御装置。
  9. 前記電流検出回路、前記短絡検出回路、及び前記電圧検出回路は、前記コンデンサの電圧により動作する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用LED点灯制御装置。
  10. 前記車両用LED点灯制御装置は、
    前記LEDランプPに電流を流せない場合には、定電圧制御機能により、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の電圧を、予め設定された規定電圧まで上昇させて一定の電圧に制限するようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用LED点灯制御装置。
  11. 前記車両用LED点灯制御装置は、二輪車に積載され、前記LEDランプは、前記二輪車のヘッドライト、ウインカー、テールランプ、ポジションランプ、又は、メータイルミネーションの何れかである
    ことを特徴とする請求項5に記載の車両用LED点灯制御装置。
  12. 前記スイッチ回路は、ユーザにより手動で制御されるようになっていることを特徴とする請求項4に記載の車両用LED点灯制御装置。
  13. 前記電流検出回路の前記検出抵抗の一端は、前記第1のLED端子に接続され、
    前記過電流制限回路の一端は、前記検出抵抗の他端に接続され、
    前記短絡電流制限回路の一端は、前記過電流制限回路の他端に接続され、前記短絡電流制限回路の他端は、前記コンデンサの前記一端に接続されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の車両用LED点灯制御装置。
  14. 前記車両用LED点灯制御装置は、
    前記LEDランプに電流を流せる場合には、定電流制御機能により、前記LEDランプに定電流を流すようになっている
    ことを特徴とする請求項10に記載の車両用LED点灯制御装置。
  15. 単相交流発電機Gが出力する交流電流を整流してLEDランプに電流を供給して当該LEDランプの点灯を制御する車両用LED点灯制御装置であって、第1のLED端子と、第2のLED端子と、前記単相交流発電機の一端に接続された第1の入力端子と、前記第2のLED端子に接続され且つ前記単相交流発電機の他端に接続された第2の入力端子と、1つLED素子又は直列に接続された複数のLED素子で構成され、カソード側が前記第1のLED端子に接続され且つアノード側が前記第2のLED端子に接続されたLEDランプと、一端が前記第1の入力端子に接続され、前記単相交流発電機が出力する前記交流電流を整流する電源用スイッチと、一端が前記電源用スイッチの他端に接続され、他端が前記第2の入力端子に接続されたコンデンサと、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に接続された検出抵抗を有し、前記検出抵抗に流れる電流を検出し、前記検出抵抗に流れる電流が予め設定した一定の目標電流値になるように前記電源用スイッチを制御する電流検出回路と、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間で、前記電流検出回路の検出抵抗と直列に接続されるとともに、前記電流検出回路が検出した前記検出抵抗に流れる電流が前記目標電流値よりも高い過電流値になった場合に、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する過電流制限回路と、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間のLED電圧に基づいて、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の短絡を検出する短絡検出回路と、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間で、前記電流検出回路の検出抵抗及び前記過電流制限回路と直列に接続されるとともに、前記短絡検出回路が前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間の短絡を検出した場合に、抵抗値が増加して前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間に流れる電流を制限する短絡電流制限回路と、前記第1のLED端子と前記コンデンサの前記一端との間の電位差を検出し、前記電位差が予め設定した設定値に達した場合には、前記電源用スイッチを強制的にオフに制御する電圧検出回路と、を備えた車両用LED点灯制御装置の制御方法であって、
    前記LEDランプがショートして、前記第1のLED端子と前記第2のLED端子との間が短絡された状態において、
    前記電圧検出回路は、
    前記電位差が前記設定値に達した場合には、前記電源用スイッチを強制的にオフに制御する
    ことを特徴とする車両用LED点灯制御装置の制御方法。
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