JP6882864B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
図5はメンテナンス機構の駆動伝達系を示す記録装置の側断面図である。なお、この実施例では、メンテナンス機構の駆動源として搬送モータ20を用いる。
図6はメンテナンス機構への駆動接続状態の変移を示す概略図である。
図7はメンテナンス機構への駆動接続シーケンスを示したフローチャートである。
上述の実施例では、図7のステップS13における駆動接続の際、ギア24a、ギア24bが半がかり状態で一定量回転する可能性がある。その場合、支持壁37が一様なリブ形状であると、ギア24aがリブに乗り上げてしまい駆動接続が失敗する可能性がある。そこで、この実施例では、ギヤの乗り上げを検知し、その検知結果に応じて駆動接続を再試行することで、ギヤの正常な係合を回復する例について説明する。
23 操作部、24a、24b ギヤ、29 プレート部材、29c 待機位置
Claims (11)
- 記録ヘッドを搭載したキャリッジを第1の方向に走査しながら、前記記録ヘッドにより記録媒体に対して記録を行う記録装置であって、
前記キャリッジを前記第1の方向に往復移動させる移動手段と、
前記記録ヘッドの第1のメンテナンス動作と前記記録ヘッドの前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とを実行するメンテナンス手段と、
前記メンテナンス手段により前記第1のメンテナンス動作と前記第2のメンテナンス動作を行わせるための駆動力を発生する駆動源とを有し、
前記メンテナンス手段は、
前記駆動源からの駆動力により前記第1の方向と交差する第2の方向に往復移動する、カム面を有したプレート部材と、
前記カム面に係合して前記駆動源からの駆動力を前記プレート部材に伝達し、前記プレート部材を前記第2の方向に移動させる第1のギヤと、
前記第1のギヤと同軸上に配置され、前記第1のギヤに係合して前記駆動源からの駆動力を前記第1のギヤに伝達し、該係合を外すことで前記駆動源からの駆動力の前記第1のギヤへの伝達を切断する第2のギヤとを備え、
前記プレート部材が前記第2の方向のうち往方向に移動した際に、前記プレート部材の第1の端部が突き当たる第1の突き当て部材と、
前記プレート部材が前記第2の方向のうち復方向に移動した際に、前記プレート部材の第2の端部が突き当たる第2の突き当て部材と、を有し、
前記第1のギヤと前記第2のギヤとは前記プレート部材の中間部に設けられ、
前記中間部において前記移動手段による前記キャリッジの移動に連動して、前記第2のギヤが前記第1のギヤに係合し、前記プレート部材が前記中間部から第1の端部へと移動する際に前記メンテナンス手段は前記第1のメンテナンス動作を実行し、前記プレート部材が前記中間部から前記第1の端部とは反対側の第2の端部へと移動する際に前記メンテナンス手段は前記第2のメンテナンス動作を実行することを特徴とする記録装置。 - 前記メンテナンス手段は、前記移動手段による前記キャリッジの移動に連動して動作し前記第1のギヤと前記第2のギヤとを係合させるレバーをさらに備え、
前記メンテナンス手段は、前記移動手段による前記キャリッジの往復移動における端部に設けられ、
前記移動手段により前記キャリッジが前記端部に移動した場合に、前記レバーにより前記第2のギヤが前記第1のギヤに係合することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。 - 前記プレート部材の移動が正常に行われているかどうかを検知する検知手段と、
前記検知手段による検知の結果に従って、前記第1のギヤと前記第2のギヤとの係合が正常になるように係合の動作を再試行する再試行手段とをさらに有することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 前記駆動源は前記記録媒体を前記第2の方向に搬送する搬送モータであり、
前記移動手段により前記キャリッジが前記端部に移動した場合に、さらに前記搬送モータの正転と逆転とを行うことで前記第1のギヤと前記第2のギヤそれぞれの内歯を互いに噛み合わせ前記第1のギヤと前記第2のギヤとを係合させることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。 - 前記検知手段は、
前記搬送モータによる回転量を予め定められた第1の閾値と比較する第1の比較手段と、
前記搬送モータによる回転のトルクを予め定められた第2の閾値と比較する第2の比較手段と、
前記第1の比較手段による比較の結果と、前記第2の比較手段による比較の結果とに基づいて、前記プレート部材の移動が正常に行われているかどうかを判断する第1の判断手段とを含むことを特徴とする請求項4に記載の記録装置。 - 前記プレート部材には、前記中間部に対応した位置に中欠け部を有したリブ形状の支持壁が前記カム面が設けられている方向とほぼ平行に設けられ、
前記第2のギヤは前記中欠け部を通過して移動し、前記第1のギヤに係合することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。 - 前記支持壁において前記中欠け部の両側には前記第2のギヤの歯車形状と係合する凹形状が設けられ、
前記第1の判断手段は、前記第1の比較手段により前記搬送モータの回転量が前記第1の閾値に達しておらず、さらに、前記第2の比較手段により前記搬送モータのトルクが前記第2の閾値に達している場合には、前記第2のギヤが前記凹形状に乗り上げ、前記プレート部材の移動が正常に行われていないと判断することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。 - 前記再試行手段は、
前記搬送モータの正転と逆転とを交互に行うことで前記第1のギヤと前記第2のギヤとの係合を試みる試行手段と、
前記試行手段による試行の回数をカウントするカウント手段と、
前記カウント手段による試行の回数が予め定められた回数に達したかどうかを判断する第2の判断手段と、を含むことを特徴とする請求項7に記載の記録装置。 - 前記試行手段は、前記第1の判断手段により前記第2のギヤが前記凹形状に乗り上げていると判断された場合の前記搬送モータとの回転とは反対の方向に前記搬送モータをまず回転させて前記第1のギヤと前記第2のギヤとの係合を試みることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
- 前記記録ヘッドはインクを吐出するインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の記録装置。
- 前記第1のメンテナンス動作は前記インクジェット記録ヘッドの吸引回復を行う動作であり、
前記第2のメンテナンス動作は前記インクジェット記録ヘッドのインク吐出面をワイピングする動作であることを特徴とする請求項10に記載の記録装置。
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JP2016151522A JP6882864B2 (ja) | 2016-08-01 | 2016-08-01 | 記録装置 |
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JP2018020460A5 JP2018020460A5 (ja) | 2019-09-12 |
JP6882864B2 true JP6882864B2 (ja) | 2021-06-02 |
Family
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Family Applications (1)
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- 2016-08-01 JP JP2016151522A patent/JP6882864B2/ja active Active
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