JP2018020460A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェット記録装置における記録ヘッドの吸引回復やワイピングを行わせるメンテナンス機構を小型化することである。【解決手段】メンテナンス機構に、駆動源からの駆動力により往復移動する、カム面を有したプレート部材を備える。さらに、前記カム面に係合し、前記駆動力をプレート部材に伝達し、プレート部材を往復移動方向に移動させる第1のギヤと、第1のギヤと同軸上に配置され、第1のギヤに係合して前記駆動力を第1のギヤに伝達し、その伝達を切断する第2のギヤとを備える。また、第1のギヤと第2のギヤとはプレート部材の中間部に設ける。そして、その中間部においてキャリッジの移動に連動して、第2のギヤが第1のギヤに係合し、プレート部材が前記中間部から第1の端部へと移動する際にメンテナンス機構が第1のメンテナンス動作を実行する。一方、プレート部材が前記中間部から前記第1の端部とは反対側の第2の端部へと移動する際にメンテナンス機構は第2のメンテナンス動作を実行する。【選択図】 図5

Description

本発明は記録装置に関し、特に、インクを吐出する記録ヘッドを着脱自在に保持するキャリッジを備え、そのキャリッジを往復走査させながら記録ヘッドから記録媒体に対してインク吐出を行って記録を行う記録装置に関する。
インクジェット記録装置は記録ヘッドから吐出される液滴を良好に吐出して高品位な記録を行うために、適切なタイミングで記録ヘッドのクリーニングを行うことやノズル内のインク乾燥を防止することが必要である。このため、記録ヘッドをキャッピングするメンテナンス機構を設けている。
さて、このようなメンテナンス機構には記録装置本体の小型化のために、その機構自体を小さくするよう回転カム方式や並進カム方式などが採用されてきた。並進カム方式では記録装置の高さ方向のサイズを小さく抑えられる利点がある。並進カム方式によれば、メンテナンス機構に駆動力が伝達されない状態から、キャリッジが移動することで駆動力を伝達できるようにする、カム形状を有したプレート部材を前後に移動させる。これにより、そのプレート部材上に設けられた複数のカム面に対して、キャップ部材やワイピング部材等に設けられたフォロワー形状が追従する。このようにして、各種のメンテナンス動作が実現される(例えば、特許文献1)。
米国特許第7,753,471号明細書
しかしながら特許文献1に開示される記録装置では、メンテナンス機構へ駆動力が伝達されない待機領域がプレート部材の前後に設けられており、一連のメンテナンス動作を実行するにはそのプレート部材を待機領域も含む全域にわたって動かす必要がある。その結果、プレート部材の移動量が多くなり、記録装置の奥行き方向のサイズを大きくせざるを得ないという課題があった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、並進カム方式を用いたメンテナンス機構を使用する場合でも小型化が可能な記録装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の記録装置は次のような構成を有する。
即ち、記録ヘッドを搭載したキャリッジを第1の方向に走査しながら、前記記録ヘッドにより記録媒体に対して記録を行う記録装置であって、前記キャリッジを前記第1の方向に往復移動させる移動手段と、前記記録ヘッドの第1のメンテナンス動作と前記記録ヘッドの前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とを実行するメンテナンス手段と、前記メンテナンス手段により前記第1のメンテナンス動作と前記第2のメンテナンス動作を行わせるための駆動力を発生する駆動源とを有し、前記メンテナンス手段は、前記駆動源からの駆動力により前記第1の方向と交差する第2の方向に往復移動する、カム面を有したプレート部材と、前記カム面に係合して前記駆動源からの駆動力を前記プレート部材に伝達し、前記プレート部材を前記第2の方向に移動させる第1のギヤと、前記第1のギヤと同軸上に配置され、前記第1のギヤに係合して前記駆動源からの駆動力を前記第1のギヤに伝達し、該係合を外すことで前記駆動源からの駆動力の前記第1のギヤへの伝達を切断する第2のギヤとを備え、前記第1のギヤと前記第2のギヤとは前記プレート部材の中間部に設けられ、前記中間部において前記移動手段による前記キャリッジの移動に連動して、前記第2のギヤが前記第1のギヤに係合し、前記プレート部材が前記中間部から第1の端部へと移動する際に前記メンテナンス手段は前記第1のメンテナンス動作を実行し、前記プレート部材が前記中間部から前記第1の端部とは反対側の第2の端部へと移動する際に前記メンテナンス手段は前記第2のメンテナンス動作を実行することを特徴とする。
メンテナンス機構の小型化によって記録装置全体を小型化できるという効果がある。
本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置の構成を示す斜視図である。 記録ヘッドとインクタンクを装着した状態のキャリッジの構造を模式的に示す斜視図である。 図1に示した記録装置の内部構成の概要を示す斜視図である。 図1に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。 メンテナンス機構の駆動伝達系を示す記録装置の側断面図である。 メンテナンス機構への駆動接続状態の変移を示す概略図である。 メンテナンス機構への駆動接続シーケンスを示したフローチャートである。 駆動接続に伴うプレート部材の位置を模式的に示した概略図である。 実施例2におけるプレート部材への乗り上げ状態を示す模式図である。 実施例2における乗り上げ状態を検知するフローチャートである。 実施例2における乗り上げ状態から復帰するフローチャートである。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。なお、以下の説明では、図面全体を通して、同じ構成要素に対して同じ参照番号を付して言及する。そのため、一度説明した構成要素に対しては同じ参照番号を用いて言及し、その説明を繰り返すことはしない。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。従って、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「記録素子」とは特にことわらない限りインク吐出口乃至これに連通する液路及びインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
図1は、本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置(以下、記録装置)の構成を示す斜視図である。記録装置2は外装21に内蔵されるインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)を用いて記録を用いる記録部(後述)と原稿を光学的に走査してその画像を読取るスキャナユニット22とを含む。また、記録装置2にはユーザが操作を行うための操作部23が設けられている。さらに、記録装置2は、記録媒体を供給・給送する給送部(不図示)、記録媒体を搬送する搬送部(不図示)、記録ヘッドの状態を良好に維持するためのメンテナンス部(不図示)を備えている。
図1において、(a)は記録装置2のスキャナユニット22を閉じた状態を示す斜視図であり、(b)はスキャナユニット22を開けた状態を示す斜視図である。
記録装置2のスキャナユニット22は記録装置の外装21に回動支持されており、インクタンクや記録ヘッドを交換する時には、図1(b)に示すように、スキャナユニット22を開けて行う。
記録動作時には、操作部23が前方に開くことで記録装置2の前方側(操作部側)に記録媒体の排紙口が確保される。また記録動作時には、給送部によって供給された記録媒体は、搬送部に搬送され、所定方向(主走査方向)に往復移動するキャリッジ(後述)に設けられた記録ヘッドによって記録が行われ、記録装置2の前方に排紙される。
図2は、記録ヘッドとインクタンクを装着した状態のキャリッジの構造を模式的に示す斜視図である。
図2に示すように、記録部30は、キャリッジ31、メインレバー40、サブレバー50等を備えて構成されている。インクタンク80は、記録部30に記録ヘッド(後述)が装着された状態で、記録装置2の前方側から挿入され、インクタンク80の前方を記録ヘッドに引っ掛ける。続いて、インクタンク80の掛合部を下方向に押し込むことで、インクタンク80のラッチ形状(不図示)とキャリッジ31の対向形状(不図示)とが掛合し、記録部30に固定される。また、インクタンク80は、インクタンク80の掛合部を押し込んで掛合部のラッチを外し、インクタンク80を記録装置2の上方に移動させることで、記録部30から取り外される。
図2において、(a)は6つのインクタンク全てがキャリッジ31に装着された状態を示し、(b)がその内の1つのインクタンクがキャリッジ31から取り外された状態を示している。
図3は図1に示した記録装置の内部構成の概要を示す斜視図である。
図3に示されるように、記録媒体11に対向する位置に記録ヘッド12を1つまたは複数(以下、1つとして説明する)搭載するキャリッジ31は、ガイド部材であるガイド軸14によって回動可能および摺動自在に案内支持される。キャリッジ31の移動範囲の片端にプーリ付きキャリッジモータ15が配置され、もう片端にアイドルプーリ16が配置され、これらにタイミングベルト17がかけられ、キャリッジ31とタイミングベルト17とが連結される。
ガイド軸14を中心としてキャリッジ31が回転するのを防ぐために、ガイド軸14と平行に延びるサポート部材18が設置され、キャリッジ31はサポート部材18によって摺動自在に支持される。さらに、記録ヘッド12のメンテナンスを行うためのメンテナンス機構19が非記録領域に設けられている。メンテナンス機構19には、例えば、非記録時に記録ヘッド12のノズルの開口部を封止するためのキャップ(不図示)やノズル面に付着した異物や余分なインクを掻き取るためのワイパ(不図示)などがある。このような構成により、キャリッジ31は図中矢印Xの方向(主走査方向)に、ガイド軸14の軸方向における一方の端(第1端)と他方の端(第2端)との間をガイド軸14に沿って往復移動する。
また、記録媒体11は、搬送モータ20によってキャリッジ31の移動方向(図中矢印Xの方向:主走査方向)と交差する方向(図中矢印Yの方向:副走査方向)に搬送される。記録媒体はプラテン10上を矢印で示すY方向に、搬送モータ20及び搬送ローラ(不図示)により搬送される。キャリッジ31には光学センサ25Aが取り付けている。また、主走査方向(X方向)と副走査方向(Y方向)によって作られる平面に対し垂直な方向(Z方向)にキャリッジ31は移動可能とする。
図4は図1に示す記録装置の制御構成を示すブロック図である。
コントローラ400は、例えば、マイクロコンピュータ形態のCPU401、プログラムや所要のテーブルその他の固定データを格納したROM403、画像データを展開する領域や作業領域等を設けたRAM405を有する。ホスト装置410は記録装置2に接続された画像データの供給源であり、画像データの生成や処理等を行なうパーソナルコンピュータ(PC)、画像読取用のスキャナ装置、デジタルカメラ等の形態であってもよい。画像データ、その他のコマンド、ステータス信号等は、インタフェース(I/F)412を介してコントローラ400との間で送受信される。
操作部23は操作者による指示入力を受け付ける複数のスイッチを含む。これらは、電源スイッチ422、記録ヘッド12のメンテナンス動作を指示するための回復スイッチ426、レジスト調整モードを実行する際にユーザがコマンドを入力するためのレジスト調整起動スイッチ427等である。
センサ群430は装置状態を検出するための複数のセンサからなる。これらは、キャリッジ31に搭載されている光学センサ25A、ホームポジションを検出するためのフォトカプラ109、環境温度を検出するために適宜の部位に設けられた温度センサ434等を含む。
ヘッドドライバ440は、記録データ等に応じて記録ヘッド12内の記録素子402を駆動するドライバである。ヘッドドライバ440は、記録データを記録ヘッド12の個々の記録素子402の位置に対応させて整列させるシフトレジスタ、適宜のタイミングでラッチするラッチ回路などを有している。さらに、駆動タイミング信号に同期して記録素子402を作動させる論理回路素子や、記録位置を調整するために駆動タイミング(吐出タイミング)を適切に設定するタイミング設定部等を有する。
また、記録ヘッド12には、インクの吐出特性を安定させるための温度調整を行なうためのサブヒータ442が設けられている。これは、記録素子402と同様に記録ヘッド12の基板上に形成される形態や、記録ヘッド12本体ないしはヘッドカートリッジに取り付ける形態がある。
モータドライバ450はキャリッジモータ15を駆動するドライバであり、モータドライバ460は記録媒体11を搬送するために用いられる搬送モータ20を駆動するためのドライバである。
次に、以上のような構成の記録装置に備えられたメンテナンス機構について説明する。
(1)駆動源からの駆動伝達経路及び並進カムの動作
図5はメンテナンス機構の駆動伝達系を示す記録装置の側断面図である。なお、この実施例では、メンテナンス機構の駆動源として搬送モータ20を用いる。
図5に示されるように、搬送モータ20から駆動を得た搬送ローラ(不図示)の端部にはギア25が圧入されている。搬送ローラの回転に伴い、次段のギア26とギア27とを経由し駆動連結機構の同軸上に配置されたギア24aとギア24bへと駆動伝達が行われる。
この実施例では、メンテナンス機構に駆動力が伝達されない待機状態(図5(a))から駆動力が伝達された後では搬送ローラを正転(図5(b))と逆転(図5(c))のいずれか一方に回転することで、メンテナンス動作を実行する。
吸引回復に用いるカム面とワイピングとに用いるカム面を有したプレート部材29が前後(図面では左右)に並進移動することにより、記録ヘッドの吸引回復動作又はそのインク吐出面のワイピング動作を選択できる。そして、プレート部材29の並進移動により、各カム面に対して位置するフォロワー(不図示)が動作する事で各メンテナンス動作を実行する。この実施例では、メンテナンス機構の待機状態から搬送ローラが正転することで吸引回復動作(図5(b))を実行する。一方、搬送ローラが逆転することでワイピング動作(図5(c))を実行する。
駆動力の切替え接続を行う待機位置29cは、この実施例では、プレート部材29の端部ではなく中央とするように構成されている。待機位置29cは、駆動力を連結するためのギア23a、23bが回転しながら駆動接続をする為、プレート部材29に半月上ではなく楕円の下半分に近い形状が切り掛かれている。
(2)メンテナンス機構への駆動の接続・切断
図6はメンテナンス機構への駆動接続状態の変移を示す概略図である。
キャリッジ31はその走査線上に様々な停止位置を持っており、メンテナンス機構へ駆動接続する際には、キャリッジ31は、例えば、駆動動作に関わらない位置(回復退避位置)からキャップ位置に移動する必要がある。キャリッジ31が移動することで、その走査線上にある回復駆動レバー32とキャリッジ31が係合し、更に押し込むことにより、この部品から連動している部材を介して駆動力を接続する構成となっている。
具体的には、シャフト36は両端を部材(不図示)で保持されており、シャフト36と同軸上に保持される形で回復駆動レバー32とバネ33a、33bとアーム34とスライドレバー35が配置されている。アーム34は、回復駆動レバー32の内側にバネ33aで付勢された状態で固定されている。この状態で回復駆動レバー32が移動すると、付勢されていることからこれらの部品が一体で移動しアーム34が動く。
さらに、図6(b)に示されるように、キャリッジ31により付勢されアーム34によって押される事で、別部材(不図示)に保持されたスライドレバー35が支持軸中心に回転する。駆動連結機構として作用するギア24a、24bには、係合しあう面に歯車形状39a、39b(以下、内歯)が別途備えられている。ギア24a、bはシャフト(不図示)で保持されている。ギア24aがスライドすることでプレート部材29上に位置するギア24bの内歯39bとギア24aの内歯39aとが係合して、ギア25、ギア26、ギア27と繋がり駆動力を伝える構成となっている。
仮にギア24a、24bの内歯39aと内歯39bの先端が当たった状態であっても、回復駆動レバー32内でアーム34を付勢しているバネ33aがダンパー効果を生む事でキャリッジ31が回復駆動レバー32を付勢する弊害にはならない構成となっている。
駆動が接続された後は、プレート部材29上に位置する支持壁37によってギア24aを保持することでキャリッジ31が退避した後でも駆動接続状態を確保することが可能となる。ギア24aと支持壁37を図3に示したX方向で一致する個所に設けることで、プレート部材29の上に別途、待機位置29cを別途設ける必要性が無くなり、記録装置のY方向のサイズの小型化にも寄与している。
(3)メンテナンス動作への駆動シーケンス
図7はメンテナンス機構への駆動接続シーケンスを示したフローチャートである。
まず、初期状態において、ステップS11では、メンテナンス機構19に搬送モータ20からの駆動力がプレート部材29へ伝達されていない待機状態にある。次に、ステップS12では、キャリッジ(CR)31の移動によって、メンテナンス機構19は図6(a)に示す状態から図6(b)に示すような状態に遷移するためにギア24aをスライドさせる。
ステップS13では、搬送モータ20を一定量逆転させることにより、図6で説明したようにギア24aとギア24bの内歯39aと内歯39bが係合した状態にする。ステップS14では、前の動作とは逆に搬送モータ20を正転させることで、ギア24aをプレート部材29上の支持壁37で保持できる位置までプレート部材29を移動させる。
さらに、ステップS15では、キャリッジ31を移動させ、ギヤ24aとギヤ24bの係合を外し、ステップS16では、搬送モータ20の正転駆動によってプレート部材29を図5に示した部材28aに突き当てることで原点をとり位置出しを行う。最後にステップS17では原点のセットを行う。
ステップS13における動作では、駆動接続の際にキャリッジ31で付勢しただけではギア24aとギア24bの内歯39aと内歯39bが係合していない可能性(内歯39a、39b同士の先端が歯当り状態にある)を考慮している。駆動接続の際にキャリッジ31で回復駆動レバー32を付勢したまま搬送モータ20を逆転駆動することで内歯39a、39b同士の先端が歯当り状態を解消するに十分な駆動量を回転し、ギア24aとギア24bの確実な係合状態を確保している。なお、ステップS13では、搬送モータ20の逆転駆動でギア24aとギア24bを接続しているが、搬送モータ20の正転駆動で駆動接続をしてもよい。
また、ステップS13の動作では、ギア24aとギア24bがどのタイミングで駆動接続がなされたかが不確定となっている。そのため、ステップS14で改めて一度、部材28aか部材28aとは反対側に設けられる部材28bのいずれかでプレート部材29を突き当てて原点を取る処理を行う。この際、原点出しは部材28a、28bのいずれで実行してもよいが、どちらで原点をとるかは吸引回復動作かワイピング動作かを必要となる動作から選択し決定してもよい。また、駆動接続時と同じ回転方向へ搬送モータ20を回転し最小駆動で原点をとってもよい。
図8は駆動接続に伴うプレート部材29の位置を模式的に示した概略図である。
図8において、(a)は図6(a)に対応し駆動がメンテナンス機構に伝達されていない状態で、ギヤ24aとギヤ24bとが係合していない状態である。また、(b)は図6(b)に対応し駆動がメンテナンス機構に伝達される状態で、ギヤ24aとギヤ24bとが係合している状態である。さらに、(c)はギヤ24aとギヤ24bとが係合している状態で原点出しのために、記録装置の前側突き当て位置である部材28aにプレート部材29が突き当てられている状態である。
この実施例では、メンテナンス動作を開始する際に毎回の駆動接続を行う事を回避する為に、メンテナンス動作毎の駆動切断を行わず、図8(d)に示すように、プレート部材29の待機位置29cから少し進んだ位置でメンテナンス動作を終了させる。この位置は、吸引・回復、キャッピングのうちのいずれの動作も行わないメンテナンス動作上の中立点となっている。これにより、駆動接続時の原点出しを行わずに(キャッピングやキャップオープン)などに遷移する事が可能になり、結果としてプレート部材29の移動量が削減される。また、プレート部材29のカム面29aの前方(図8(a)では右側)にはカム面29aに平行してリブ形状の支持壁37が設けられている。また、支持壁37の中間部には中欠け部29cがあり、中欠け部29cを通過して、ギヤ24aが矢印方向に移動してギヤ24bと係合するようになっている。なお、ここでいう中間部とは支持壁37の長手方向のちょうど真ん中を意味するものではなく、支持壁37の長手方向に関し、両端部の間であれば、任意の場所を意味すると解されるものである。
従って以上説明した実施例に従えば、プレート部材(カムスライダ)の長手方向の中間部に駆動源からの駆動力を伝達するギヤの係合のための待機位置を設けるので、端部にその待機位置を設ける場合に比べて、プレート部材の移動量を短くすることができる。これにより、このプレート部材を記録装置の吸引回復とワイピング動作のためのメンテナンス機構のための駆動力の伝達機構として用いる場合に、その移動量を短くなり、結果として、その移動方向の装置サイズを小型化することができる。
<別の実施例>
上述の実施例では、図7のステップS13における駆動接続の際、ギア24a、ギア24bが半がかり状態で一定量回転する可能性がある。その場合、支持壁37が一様なリブ形状であると、ギア24aがリブに乗り上げてしまい駆動接続が失敗する可能性がある。そこで、この実施例では、ギヤの乗り上げを検知し、その検知結果に応じて駆動接続を再試行することで、ギヤの正常な係合を回復する例について説明する。
図9はプレート部材29の構造を示す側面図である。
図9に示すように、支持壁37の形状に変化を持たせたことを特徴としている。即ち、支持壁37の一部(中欠け部29cの両側)にギア24aの歯車形状と係合する形状(以下、凹形状37a)を設ける。この追加形状により、上述したように、ギア24aのスライド量が足らず、駆動が完全に繋がっていない状態が検出される。つまり、図8(b)に示すようにギア24aは矢印方向へ移動する場合、その移動量が少ないと、凹形状37aへギア24aが乗り上げることになる。この実施例では、ギア24aが凹形状37aへ乗り上げた場合、搬送モータ20の駆動トルクリミット制御によりその乗り上げ状態を検知する。同様に、プレート部材29の部材28a、28bへの突き当てを搬送モータ20の駆動トルクリミット制御によって検知する構成にしてもよい。このようにして、搬送モータ20の駆動量が本来の駆動量より少ない場合にも、ギヤ24aが乗り上げ状態にあることを判断することができる。
なお、図9においても、図5と同様に、(a)はプレート部材29が待機状態にあることを、(b)は吸引・回復動作を実行するために図中左側に並進していることを、(c)はワイピング動作を実行するために図中右側に並進していることを示している。
図10は、ギヤの乗り上げ状態の検知処理を追加したメンテナンス機構への駆動接続シーケンスを示したフローチャートである。なお、図10において、図7を参照して説明したのと同じ処理ステップには同じステップ参照番号を付し、その説明を省略する。
図7に示したのと同様に、ステップS11〜S16の後、ステップS16aでは、プレート部材29の移動距離が所定の移動距離以上になったかどうかを調べる。例えば、プレート部材29が部材28a又は28bに突き当たり、搬送モータ20のトルクリミット制御によりその突き当たりが検知された場合には、その移動距離は待機位置から所定の距離(第1の閾値)以上であると判定される。これに対して、ギア24aが凹形状37aに乗り上げた場合にも搬送モータ20のトルクリミット制御により突き当たりが発生したと認識されるが、その移動距離は所定の距離未満である。移動距離そのものは搬送モータ20に設けられたロータリーエンコーダなどから搬送モータ20の回転量が求められるので、突き当たりが発生したと認識されたタイミングでの移動距離と所定の閾値との比較から判断することができる。
ここで、その移動距離が所定の距離以上である場合には、処理はステップS17に進むが、その移動距離が所定の距離未満であると場合には、ギア24aが凹形状37aに乗り上げたと判断する。この場合、ギヤ24aは図9(b)に示すような状態となる。そして、処理はステップS16bに進み、乗り上げ復帰シーケンスを実行し、乗り上げ状態からの回避を行う。その後、ステップS16cで搬送モータ20を正転させてプレート部材29を部材28aに突き当て原点出しを行う。その後、処理はステップS17に進む。
図11は、ステップS16bにおける乗り上げ復帰シーケンスを示すフローチャートである。
凹形状37aへの乗り上げは、搬送モータ20の正転時における乗り上げ(図9(b))と逆転時における乗り上げ(図9(c))との2パターンが存在する。
ここではより一般的な図9(b)の状態を例に説明するが、搬送モータの駆動方向を反転させれば図9(c)の状態に対しても同様に対処可能である。
さて、図11によれば、まず、ステップS31では、搬送モータ20の正転駆動で乗り上げを検知した状態にある。次のステップS32では、直前の駆動方向と反転させる、つまり、搬送モータ20の駆動を逆転する事で、ギア24aを逆方向へ動かすことで、ギア24aの凹形状37aへの乗り上げ状態を回避する。そして、ステップS33で再び搬送モータ20を正転駆動させ、再びプレート部材29を部材28aに突き当てるように試みる。
その後、ステップS34で、プレート部材29が所定の距離(第2の閾値)以上、移動したかどうかを調べる。ここで、所定の距離(第2の閾値)以上、移動したと判断されれば、乗り上げ状態を解消し、ギヤ24aは凹形状37aから離間し、乗り上げ復帰は成功したと判断し、処理は終了する。
しかしながら、プレート部材29が所定の距離(第2の閾値)以上、移動していないと判断された場合、処理はステップS35に進み、乗り上げ回避リトライを行う必要性があると判断する。そして、ステップS36では、再度、図9(b)に示すような状態で、搬送モータ20の駆動を逆転する事で、ギア24aを凹形状37aの上を逆方向へ動かす。
その後、ステップS37でリトライ回数を調べ、ステップS38とステップS39では搬送モータ20の逆転と正転の駆動を行なう。さらに、ステップS40でステップS34と同様にプレート部材29が所定の距離(第2の閾値)以上、移動したかどうかを調べる。ここで、所定の距離(第2の閾値)以上、移動したと判断されれば、乗り上げ状態を解消し、ギヤ24aは凹形状37aから離間し、乗り上げ復帰は成功したと判断し、処理は終了する。なお、最初のリトライでは、リトライ回数は0回なので、処理はステップS39に進んで搬送モータ20の正転駆動から開始する。
これに対して、プレート部材29が所定の距離(第2の閾値)以下、移動していないと判断された場合、処理はステップS41に進み、リトライ回数を“+1”し、ステップS42では、そのカウントされたリトライ回数が所定数に達したかどうかを調べる。ここで、リトライ回数が所定数に達していないなら、処理はステップS37に戻り、リトライを繰り返すが、その回数が所定数に達したなら、リトライ失敗と判断し、処理を終了する。この場合は、記録装置2の操作部23を介してメンテナンス動作の異常が発生したとして操作者に通知を行う。
従って以上説明した実施例に従えば、ギヤのリブへの乗り上げを検知し、搬送モータ20の回転を逆転と正転とを交互に繰り返すことで、その乗り上げを解消し、正常なギヤの係合を回復し、搬送モータ(駆動源)20からの駆動接続を実現することができる。
なお、リトライ動作の繰り返し毎に搬送モータ20の駆動トルクを所定量ずつ大きくするような駆動制御を行っても良い。これにより、ギア24aと凹形状37aとの噛み合い度合いに変化が生じ乗り上げ回避につなげることができる。
2 記録装置、20 搬送モータ、21 外装、22 スキャナユニット、
23 操作部、24a、24b ギヤ、29 プレート部材、29c 待機位置

Claims (12)

  1. 記録ヘッドを搭載したキャリッジを第1の方向に走査しながら、前記記録ヘッドにより記録媒体に対して記録を行う記録装置であって、
    前記キャリッジを前記第1の方向に往復移動させる移動手段と、
    前記記録ヘッドの第1のメンテナンス動作と前記記録ヘッドの前記第1のメンテナンス動作とは異なる第2のメンテナンス動作とを実行するメンテナンス手段と、
    前記メンテナンス手段により前記第1のメンテナンス動作と前記第2のメンテナンス動作を行わせるための駆動力を発生する駆動源とを有し、
    前記メンテナンス手段は、
    前記駆動源からの駆動力により前記第1の方向と交差する第2の方向に往復移動する、カム面を有したプレート部材と、
    前記カム面に係合して前記駆動源からの駆動力を前記プレート部材に伝達し、前記プレート部材を前記第2の方向に移動させる第1のギヤと、
    前記第1のギヤと同軸上に配置され、前記第1のギヤに係合して前記駆動源からの駆動力を前記第1のギヤに伝達し、該係合を外すことで前記駆動源からの駆動力の前記第1のギヤへの伝達を切断する第2のギヤとを備え、
    前記第1のギヤと前記第2のギヤとは前記プレート部材の中間部に設けられ、
    前記中間部において前記移動手段による前記キャリッジの移動に連動して、前記第2のギヤが前記第1のギヤに係合し、前記プレート部材が前記中間部から第1の端部へと移動する際に前記メンテナンス手段は前記第1のメンテナンス動作を実行し、前記プレート部材が前記中間部から前記第1の端部とは反対側の第2の端部へと移動する際に前記メンテナンス手段は前記第2のメンテナンス動作を実行することを特徴とする記録装置。
  2. 前記メンテナンス手段は、前記移動手段による前記キャリッジの移動に連動して動作し前記第1のギヤと前記第2のギヤとを係合させるレバーをさらに備え、
    前記メンテナンス手段は、前記移動手段による前記キャリッジの往復移動における端部に設けられ、
    前記移動手段により前記キャリッジが前記端部に移動した場合に、前記レバーにより前記第2のギヤが前記第1のギヤに係合することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記プレート部材が前記第2の方向に移動した際に、前記プレート部材の第1の端部が突き当たる第1の突き当て部材と、
    前記プレート部材が前記第2の方向に移動した際に、前記プレート部材の第2の端部が突き当たる第2の突き当て部材と、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置。
  4. 前記プレート部材の移動が正常に行われているかどうかを検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知の結果に従って、前記第1のギヤと前記第2のギヤとの係合が正常になるように係合の動作を再試行する再試行手段とをさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 前記駆動源は前記記録媒体を前記第2の方向に搬送する搬送モータであり、
    前記移動手段により前記キャリッジが前記端部に移動した場合に、さらに前記搬送モータの正転と逆転とを行うことで前記第1のギヤと前記第2のギヤそれぞれの内歯を互いに噛み合わせ前記第1のギヤと前記2のギヤとを係合させることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記検知手段は、
    前記搬送モータによる回転量を予め定められた第1の閾値と比較する第1の比較手段と、
    前記搬送モータによる回転のトルクを予め定められた第2の閾値と比較する第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段による比較の結果と、前記第2の比較手段による比較の結果とに基づいて、前記プレート部材の移動が正常に行われているかどうかを判断する第1の判断手段とを含むことを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記プレート部材には、前記中間部に対応した位置に中欠け部を有したリブ形状の支持壁が前記カム面が設けられている方向とほぼ平行に設けられ、
    前記第2のギヤは前記中欠け部を通過して移動し、前記第1のギヤに係合することを特徴とする請求項5又は6に記載の記録装置。
  8. 前記支持壁において前記中欠け部の両側には前記第2のギアの歯車形状と係合する凹形状が設けられ、
    前記第1の判断手段は、前記第1の比較手段により前記搬送モータの回転量が前記第1の閾値に達しておらず、さらに、前記第2の比較手段により前記搬送モータのトルクが前記第2の閾値に達している場合には、前記第2のギヤが前記凹形状に乗り上げ、前記プレート部材の移動が正常に行われていないと判断することを特徴とする請求項7に記載の記録装置。
  9. 前記再試行手段は、
    前記搬送モータの正転と逆転とを交互に行うことで前記第1のギヤと前記第2のギヤとの係合を試みる試行手段と、
    前記試行手段による試行の回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段による試行の回数が予め定められた回数に達したかどうかを判断する第2の判断手段と、を含むことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 前記試行手段は、前記第1の判断手段により前記第2のギヤが前記凹形状に乗り上げていると判断された場合の前記搬送モータとの回転とは反対の方向に前記搬送モータをまず回転させて前記第1のギヤと前記第2のギヤとの係合を試みることを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
  11. 前記記録ヘッドはインクを吐出するインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の記録装置。
  12. 前記第1のメンテナンス動作は前記インクジェット記録ヘッドの吸引回復を行う動作であり、
    前記第2のメンテナンス動作は前記インクジェット記録ヘッドのインク吐出面をワイピングする動作であることを特徴とする請求項11に記載の記録装置。
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