JP6882818B1 - 動揺装置 - Google Patents

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Abstract

小型かつ安定した動作を実現する動揺装置(100)を提供する。ユーザが座る座席を動揺させる動揺装置(100)であって、座席が直接的又は間接的に載置される載置部(30a)と、載置部(30a)から下方に延びると共に、載置部(30a)を支持する支持部(30L)、(30R)と、を含む左右傾斜動揺フレーム(30)と、左右傾斜動揺フレーム(30)を往復移動させる駆動装置(32)と、左右傾斜動揺フレーム(30)とは別体の前後動揺フレーム(20)と、前後動揺フレーム(20)に設けられており、左右傾斜動揺フレーム(30)の往復移動を案内するガイドレール(31F)、(31B)と、を有し、ガイドレール(31F)、(31B)は、左右傾斜動揺フレーム30の往復移動に伴い載置部(30a)を傾斜させるように上下方向に湾曲している。

Description

本発明は、動揺装置に関する。
特許文献1には、疑似体験装置(シミュレータ)に用いられる動揺装置が開示されている。特許文献1に開示される動揺装置においては、動揺台を複数の伸縮シリンダにより支持し、伸縮シリンダの伸縮駆動により揺動台を上下動させている。
また、特許文献2には、複数の車輪と、それら車輪上で移動する湾曲したガイドレールを有する揺動フレームとを有する座席揺動装置が開示されている。
実開平5−9593号公報 特開平5−31253号公報
ここで、特許文献1に開示される構成においては、動揺台の高さが伸縮シリンダの長さに応じたものになり、装置が大型化してしまう。また、特許文献2に開示される揺動フレーム自体が湾曲した構成においては、強度を十分に確保することが困難であると考えられる。また、車輪上をガイドフレームが走行する構成においては、ガイドフレームの走行が安定せず、揺動フレームを想定通りに動作させるのが困難であると考えられる。
上記課題を鑑みて、本発明は、小型かつ安定した動作を実現する動揺装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく本出願において開示される発明は種々の側面を有しており、それら側面の代表的なものの概要は以下のとおりである。
(1)被動揺体を動揺させる動揺装置であって、前記被動揺体が直接的又は間接的に載置される第1の載置部と、該第1の載置部から下方に延びると共に、前記第1の載置部を支持する第1の支持部と、を含む第1の動揺フレームと、前記第1の動揺フレームを往復移動させる第1の駆動装置と、前記第1の動揺フレームとは別体の第1の基台と、前記第1の基台に設けられており、前記第1の動揺フレームの往復移動を案内する第1のガイドレールと、を有し、前記第1のガイドレールは、前記第1の動揺フレームの往復移動に伴い前記第1の載置部を傾斜させるように上下方向に湾曲している。
(2)(1)において、第2の動揺フレームと、前記第2の動揺フレームを往復移動させる第2の駆動装置と、前記第2の動揺フレームとは別体の第2の基台と、前記第2の基台に設けられており、前記第2の動揺フレームの往復移動を案内する、直線状の第2のガイドレールと、を有する、動揺装置。
(3)(2)において、第3の動揺フレームと、前記第3の動揺フレームを往復移動させる第3の駆動装置と、前記第3の動揺フレームとは別体の第3の基台と、前記第3の基台に設けられており、前記第3の動揺フレームの移動を案内する、前記第2のガイドレールが延びる方向に交差する方向に延びる、直線状の第3のガイドレールと、を有する、動揺装置。
(4)(3)において、前記第1の基台は、前記第2の動揺フレーム又は前記第3の動揺フレームである、動揺装置。
(5)(1)〜(3)のいずれかにおいて、被支持部と、該被支持部から下方に延びると共に、前記被支持部を支持する第2の支持部と、を含む第4の動揺フレームと、前記第4の動揺フレームを、前記第1の動揺フレームが往復移動する方向に交差する方向に往復移動させる第4の駆動装置と、前記第4の動揺フレームとは別体の第4の基台と、前記第4の基台に設けられており、前記第4の動揺フレームの往復移動を案内する第4のガイドレールと、を有し、前記第4のガイドレールは、前記第4の動揺フレームの往復移動に伴い前記被支持部を傾斜させるように上下方向に湾曲している、動揺装置。
(6)(5)において、前記第1の基台は、前記被支持部である、動揺装置。
(7)(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記第1の基台は、上方に延びる側壁を有し、前記第1のガイドレールは、前記側壁の側面に設けられている、動揺装置。
(8)(1)〜(7)のいずれかにおいて、前記第1の支持部には、前記第1のガイドレールに沿って移動する移動ブロックが固定されている、動揺装置。
(9)(1)〜(8)のいずれかにおいて、前記第1の駆動装置は、モータと、該モータの駆動力により回動するねじ軸と、該ねじ軸が挿通されており、前記ねじ軸の回動に伴い往復移動する構造を有し、前記ねじ軸の回動に伴う往復移動により前記第1の支持部を往復移動させるナット部と、を含む、動揺装置。
(10)(9)において、前記ナット部には、上下方向に延びる上下ガイドレールが設けられており、前記第1の支持部を回動可能に支持する支持軸と、前記支持軸に設けられると共に、前記上下ガイドレールに沿って上下移動する上下移動ブロックと、を有する、動揺装置。
(11)(1)〜(10)のいずれかにおいて、前記第1のガイドレールは、一定の曲率で湾曲している、動揺装置。
(12)(1)〜(11)のいずれかにおいて、前記第1のガイドレールは、その延伸方向の両端に向かうに従い上方に向けて湾曲している、動揺装置。
(13)(1)〜(11)のいずれかにおいて、前記第1のガイドレールは、その延伸方向の両端に向かうに従い下方に向けて湾曲している、動揺装置。
上記(1)〜(13)の側面によれば、小型かつ安定した動作を実現する動揺装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る動揺装置を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る動揺装置を後方から見た後側面図である。 第1の実施形態に係る動揺装置を後方から見た後側面図であって、左右傾斜動揺フレームが右傾斜した様子を示す図である。 第1の実施形態に係る動揺装置を後方から見た後側面図であって、左右傾斜動揺フレームが左傾斜した様子を示す図である。 第1の実施形態に係る動揺装置を右方から見た右側面図である。 第2の実施形態に係る動揺装置を後方から見た後側面図である。
以下に、本発明の各実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
[動揺装置100の概要]
図1〜図5を参照して、第1の実施形態に係る動揺装置100について説明する。図1は、第1の実施形態に係る動揺装置を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態に係る動揺装置を後方から見た後側面図である。図3は、第1の実施形態に係る動揺装置を後方から見た後側面図であって、左右傾斜動揺フレームが右傾斜した様子を示す図である。図4は、第1の実施形態に係る動揺装置を後方から見た後側面図であって、左右傾斜動揺フレームが左傾斜した様子を示す図である。図5は、第1の実施形態に係る動揺装置を右方から見た右側面図である。なお、図5においては、左右動揺フレーム10よりも下方にある部材については図示を省略している。
動揺装置100は、例えば、被動揺フレームである座席の下方に設けられ、座席を動揺させることにより、座席に座るユーザに対して臨場感のある体験を行わせるものである。動揺装置100は、例えば、運転士の訓練に用いられる車両シミュレータに用いられるとよい。また、動揺装置100は、車両シミュレータに限らず、例えば、フライトシミュレータやレースゲームマシン等に用いられてもよい。
動揺装置100においては、左右の動作、前後の動作に加えて、左傾斜及び右傾斜を実現する構成を採用する。このような構成を採用することにより、例えば、座席を左右方向又は前後方向に小刻みに動揺させることにより、車体が振動している状況をユーザに体験させることができる。また、例えば、座席を所定時間、左傾斜又は右傾斜させることにより、カーブを曲がる際に遠心力が働いている状況をユーザに体験させることができる。
なお、第1の実施形態においては、左右傾斜動揺フレーム30が左方に移動すると共に、その左部が上方に移動することを「左傾斜」と呼び、左右傾斜動揺フレーム30が右方に移動すると共に、その右部が上方に移動することを「右傾斜」と呼ぶこととする。
各図において、X1、X2で示す方向をそれぞれ右方、左方とし、Y1、Y2で示す方向を前方、後方とし、Z1、Z2で示す方向を上方、下方とする。これら方向は、動揺装置100の上方に設けられる座席に座ったユーザから見た方向を示している。
動揺装置100は、左右動揺フレーム10、前後動揺フレーム20、左右傾斜動揺フレーム30、及び基台40を有する。基台40は、床面等に置かれる台である。図示の例においては、矩形の平板からなる基台40を示している。
第1の実施形態においては、基台40の上方に左右動揺フレーム10が設けられており、左右動揺フレーム10の上方に前後動揺フレーム20が設けられており、前後動揺フレーム20の上方に左右傾斜動揺フレーム30が設けられている。また、図示は省略するが、第1の実施形態においては、被動揺体である座席が、動揺装置100が備える各動揺フレームの動きに応じて動揺するように、左右傾斜動揺フレーム30上に直接的又は間接的に載置されているとよい。
基台40は、床面などに設置されているとよい。動揺装置100においては、左右傾斜動揺フレーム30が基台40に対して相対的に移動することにより、左右傾斜動揺フレーム30上に直接的又は間接的に載置される被動揺体である座席を動揺させることができる。
[左右方向の動揺]
動揺装置100は、左右動揺フレーム10を往復移動させる駆動装置12と、左右動揺フレーム10の往復移動を案内する一対のガイドレール11F、11Bと、を有する。図1の矢印S1は、左右動揺フレーム10の移動方向を示している。
一対のガイドレール11F、11Bは、左右方向に、直線状に延びている。また、一対のガイドレール11F、11Bは、前後方向に互いに離間して、基台40に固定されている。
第1の実施形態において、左右動揺フレーム10は、矩形の平板である。
左右動揺フレーム10の下面には、一対のガイドレール11F、11B上をそれぞれ移動する一対の移動ブロック13F、13Bが固定されている。移動ブロック13F、13Bはそれぞれ、ガイドレール11F、11Bの前側面及び後側面に形成されている左右方向に延びる溝に沿って移動可能に、ガイドレール11F、11Bに組付けられている。なお、第1の実施形態においては、移動ブロック13Fが前後方向に離間して2つ設けられている例について示す。ただし、移動ブロック13Fの数や位置は図示の例に限られるものではない。移動ブロック13Bについても同様である。また、後述する移動ブロック23F、23Bについても同様である。
駆動装置12は、モータ12aと、モータ12aの駆動力により回動するねじ軸12bと、ねじ軸12bが挿通されているナット部12cとを有する。ナット部12cは、左右動揺フレーム10の下面に固定されている。
ねじ軸12bは、左右方向に延びており、その外周面にらせん状の溝が形成されている。ナット部12cは、ねじ軸12bの回動に伴い直進運動する構造を有する。例えば、ねじ軸12b、ナット部12cは、いわゆるボールねじを構成するものであるとよい。すなわち、ねじ軸12bに形成されるらせん状の溝内において転動する球状のボールが、ナット部12cに内蔵されているとよい。なお、後述する駆動装置22、32においても同様に、いわゆるボールねじを採用するとよい。
例えば、ねじ軸12bが時計回り又は反時計回りのいずれか一方向に回動した場合、ナット部12cは左方に移動し、ねじ軸12bが時計回り又は反時計周りのいずれか他方向に回動した場合、ナット部12cは右方に移動するとよい。
モータ12aの駆動力によりねじ軸12bが回動すると、ナット部12cが、ねじ軸12bが延びる方向に沿って直進運動する。これに伴い、ナット部12cが固定される左右動揺フレーム10が左右方向に移動する。
左右動揺フレーム10の左右方向の移動に伴い、移動ブロック13F、13Bは、ガイドレール11F、11B上で左右方向に移動する。このような構成により、左右動揺フレーム10は、ガイドレール11F、11Bにより、その移動が案内される。そのため、左右動揺フレーム10の動作が安定する。
また、左右動揺フレーム10の左右方向の往復移動に応じて、左右動揺フレーム10の上方に設けられている前後動揺フレーム20及び左右傾斜動揺フレーム30も、左右方向に往復移動することとなる。
[前後方向の動揺]
動揺装置100は、前後動揺フレーム20を往復移動させる駆動装置22と、前後動揺フレーム20の往復移動を案内する一対のガイドレール21L、12Rと、を有する。図1の矢印S2は、前後動揺フレーム20の移動方向を示している。
一対のガイドレール21L、21Rは、前後方向に、直線状に延びている。一対のガイドレール21L、21Rは、左右方向に互いに離間して、左右動揺フレーム10に固定されている。
前後動揺フレーム20の下面には、一対のガイドレール21L、21R上をそれぞれ移動する一対の移動ブロック23L、23Rが固定されている。移動ブロック23L、23Rはそれぞれ、ガイドレール21L、21Rの左側面及び右側面に形成されている前後方向に延びる溝に沿って移動可能に、ガイドレール21L、21Rに組付けられている。
駆動装置22は、モータ22aと、モータ22aの駆動力により回動するねじ軸22bと、ねじ軸22bが挿通されているナット部22cとを有する。ナット部22cは、前後動揺フレーム20の下面に固定されている。
ねじ軸22bは、前後方向に延びており、その外周面にらせん状の溝が形成されている。ナット部22cは、ねじ軸22bの回動に伴い直進運動する構造を有する。例えば、ねじ軸22bが時計回り又は反時計回りのいずれか一方向に回動した場合、ナット部22cは前方に移動し、ねじ軸22bが時計回り又は反時計周りのいずれか他方向に回動した場合、ナット部22cは後方に移動するとよい。
モータ22aの駆動力によりねじ軸22bが回動すると、ナット部22cが、ねじ軸22bが延びる方向に沿って直進運動する。これに伴い、ナット部22cが固定される前後動揺フレーム20が前後方向に移動する。
前後動揺フレーム20の前後方向の移動に伴い、移動ブロック23F、23Bは、ガイドレール21F、21B上で前後方向に移動する。このような構成により、前後動揺フレーム20は、ガイドレール21L、21Rにより、その移動が案内される。そのため、前後動揺フレーム20の動作が安定する。
また、前後動揺フレーム20の前後方向の往復移動に応じて、前後動揺フレーム20の上方に設けられている左右傾斜動揺フレーム30も、前後方向に往復移動することとなる。
[左右傾斜方向の動揺]
動揺装置100は、左右方向に延びると共に、所定の曲率で湾曲した一対のガイドレール31F、31Bと、左右方向に直線状に延びる1のガイドレール31Cと、左右傾斜動揺フレーム30を往復移動させる駆動装置32と、を有する。
第1の実施形態において、ガイドレール31F、31Bは、中心から左右方向の両端に向かうに従い上方に向かうように湾曲する円弧状である。
なお、図中においては、左右傾斜動揺フレーム30に覆われる部分の構成を分かりやすくするため、左右傾斜動揺フレーム30を想像線(2点鎖線)で示している。なお、左右傾斜動揺フレーム30は透明性を有する部材からなるものであり、実際に左右傾斜動揺フレーム30に覆われる部分は外部から視認できるものであってもよい。
上述の前後動揺フレーム20は、平面形状が矩形の平板20aと、平板20aの前端において上方に起立する前側板20Fと、平板20aの後端において上方に起立する後側板20Bとを含む。
ガイドレール31Fは、前後動揺フレーム20(左右傾斜動揺フレーム30の別体の基台に相当)の前側板20Fの前面に固定されており、ガイドレール31Bは、前後動揺フレーム20の後側板20Bの後面に固定されている。また、ガイドレール31Cは、前後動揺フレーム20の平板20aの上面に固定されている。
左右傾斜動揺フレーム30は、被動揺体である座席が直接的又は間接的に載置される載置部30aと、載置部30aから下方に延びると共に載置部30aを支持する前支持部30Fと、載置部30aから下方に延びると共に載置部30aを支持する後支持部30Bとを含む。
載置部30aは、平面形状が矩形の平板である。前支持部30Fは、載置部30aの前端から下方に延びる平板である。後支持部30Bは、載置部30aの後端から下方に延びる平板である。
前支持部30Fの内面(後面)には、移動ブロック33Fが固定されている。また、後支持部30Bの内面(前面)には、移動ブロック33Bが固定されている。移動ブロック33F、33Bはそれぞれ、ガイドレール31F、31Bの上側面及び下側面に形成されている左右方向に延びる溝に沿って移動可能に、ガイドレール31F、31Bに組付けられている。
なお、図示は省略するが、移動ブロック33F、33Bには、ガイドレール31F、31Bに形成されている溝内で転動する球状のボールが内蔵されているとよい。このような構成を採用することにより、移動ブロック33F、33Bは、ガイドレール31F、31B上をスムーズに移動することが可能となる。これは、ガイドレール31F、31Bのように湾曲した形状を有するガイドレール上に沿うように移動する移動ブロックの移動をスムーズにさせるために特に有効な構造である。なお、移動ブロック13F、13B等、他の移動ブロックにおいても、ガイドレール上で転動する球状のボールが内蔵される構造を採用してもよい。
駆動装置32は、モータ32aと、モータ32aの駆動力により回動するねじ軸32bと、ねじ軸32bが挿通されているナット部32cとを有する。
ねじ軸32bは、左右方向に延びており、その外周面にらせん状の溝が形成されている。ナット部32cは、ねじ軸32bの回動に伴い直進運動する構造を有する。
例えば、ねじ軸32bが時計回り又は反時計回りのいずれか一方に回動した場合、ナット部32cは左方に移動し、ねじ軸32bが時計回り又は反時計周りのいずれか他方に回動した場合、ナット部32cは右方に移動するとよい。
モータ32aの駆動力によりねじ軸32bが回動すると、ナット部32cが、ねじ軸32bが延びる方向に沿って直進運動する。
また、ナット部32cの下面には、移動ブロック33Cが固定されている。移動ブロック33Cは、ガイドレール31Cの前側面及び後側面に形成されている左右方向に延びる溝に沿って移動可能に、ガイドレール31Cに組付けられている。
さらに、ナット部32cの前側面には、上下方向に延びる前上下ガイドレール321cFが固定されており、ナット部32cの後側面には、上下方向に延びる後上下ガイドレール321cBが固定されている。
また、前上下ガイドレール321cFには、移動ブロック322cFが上下移動可能に、前上下ガイドレール321cFに組付けられており、後上下ガイドレール321cBには、移動ブロック322cBが上下移動可能に、後上下ガイドレール321cBに組付けられている。
移動ブロック322cFには、前方に延びる前支持軸323cFが固定されている。また、移動ブロック322cBには、後方に延びる後支持軸323cBが固定されている。図1等に示すように、前支持軸323cF及び後支持軸323cBは、円柱形状である。
前支持軸323cFは、その前端部が、左右傾斜動揺フレーム30の前支持部30Fに形成される軸受け溝301Fに嵌められている。軸受け溝301Fは、前支持部30Fを回動可能に支持している。
後支持軸323cBは、その後端部が、左右傾斜動揺フレーム30の後支持部30Bに形成される軸受け溝301Bに嵌められている。軸受け溝301Bは、後支持部30Bを回動可能に支持している。
以下、左右傾斜動揺フレーム30の動作の詳細について説明する。なお、図3に示す矢印S31は、左右傾斜動揺フレーム30が右傾斜する際の各部の移動方向を示している。後述のように、各部の動きは連動しており、矢印S31への移動は同時に行われるものである。同様に、図4に示す矢印S32は、左右傾斜動揺フレーム30が左傾斜する際の各部の移動方向を示している。矢印S32への移動も同時に行われるものである。
図2は、動揺装置100において、左右傾斜動揺フレーム30の載置部30aが、基台40と平行である状態を示している。すなわち、左右傾斜動揺フレーム30が傾斜していない状態を示している。図3は、動揺装置100において、図2に示す状態から、ナット部32cが右方に移動することで、左右傾斜動揺フレーム30の載置部30aが、基台40に対して傾いた状態を示している。すなわち、左右傾斜動揺フレーム30が右傾斜した状態を示している。図4は、動揺装置100において、図2に示す状態から、ナット部32cが左方に移動することで、左右傾斜動揺フレーム30の載置部30aが、基台40に対して傾いた状態を示している。すなわち、左右傾斜動揺フレーム30が左傾斜した状態を示している。
モータ32aの駆動力によりねじ軸32bが回動すると、ナット部32cが、ねじ軸32bが延びる方向に沿って移動する。すなわち、ナット部32cが左右方向に移動する。ナット部32cの左右方向の移動に伴い、前支持軸323cF及び後支持軸323cBが、左右方向に移動する。また、前支持軸323cF及び後支持軸323cBに支持される左右傾斜動揺フレーム30が、左右方向に移動する。
この際、左右傾斜動揺フレーム30の前支持部30Fに固定される移動ブロック33Fは、ガイドレール31Fに沿うように移動する。すなわち、移動ブロック33Fは、ガイドレール31Fの中心から右方に移動するに従い、ガイドレール31Fの形状に合わせてその姿勢を傾斜させながら上方に移動し、ガイドレール31Fの中心から左方に移動するに従い、ガイドレール31Fの形状に合わせてその姿勢を傾斜させながら上方に移動する。
同様に、左右傾斜動揺フレーム30の後支持部30Bに固定される移動ブロック33Bは、ガイドレール31Bに沿うように移動する。すなわち、移動ブロック33Bは、ガイドレール31Bの中心から右方に移動するに従い、ガイドレール31Bの形状に合わせてその姿勢を傾斜させながら上方に移動し、ガイドレール31Bの中心から左方に移動するに従い、ガイドレール31Bの形状に合わせてその姿勢を傾斜させながら移動する。
移動ブロック33F及び移動ブロック33Bが、姿勢を傾斜させながら上方に移動するのに伴い、移動ブロック33F及び移動ブロック33Bが固定されている左右傾斜動揺フレーム30の前支持部30F及び後支持部30Bも、姿勢を傾斜させながら上方に移動する。
また、前支持部30F及び後支持部30Bが、その姿勢を傾斜させながら上方に移動するのに伴い、前支持軸323cF及び後支持軸323cBが上方に移動する。この際、前支持部30F及び後支持部30Bの傾斜による回転方向の動きは、前支持軸323cF及び後支持軸323cBと、それらの軸受け溝301F及び軸受け溝301Bとが相対的に回転することにより吸収される。
また、前支持軸323cF及び後支持軸323cBが上方に移動するのに伴い、移動ブロック322cF及び移動ブロック322cBが上方に移動する。この際、移動ブロック322cF及び移動ブロック322cBはそれぞれ、前上下ガイドレール321cF及び後上下ガイドレール321cBに沿って上方に移動する。
以上説明した第1の実施形態に係る動揺装置100においては、被動揺体である座席を、前後方向、左右方向、及び左右傾斜方向に動揺させることができる。このように3方向の動きを実現することにより、ユーザにより臨場感のある体験をさせることができる。また、左右動揺フレーム10、前後動揺フレーム20、左右傾斜動揺フレーム30がそれぞれ、それらに固定される移動ブロックが組付けられるガイドレールに沿って移動する構成を採用するため、各動揺フレームの往復移動が安定する。これにより、被動揺体である座席を所望の動きとすることができる。また、第1の実施形態の構成においては、従来例として説明した伸縮シリンダを用いた構成と比較して、上下方向の大きさを小型化することができる。そのため、動揺装置100を配置するスペースの制限が抑制される。
また、左右傾斜動揺フレーム30において、前支持部30F及び後支持部30Bが載置部30aから下方に延びており、その前支持部30F及び後支持部30Bに移動ブロック33F、33Bが固定される構成を採用することより、ナット部32cの移動スペースを確保することができ、かつ上下方向に装置が大型化することを抑制することができる。
なお、第1の実施形態においては、載置部30aの前後にそれぞれ支持部が設けられている例について示したが、これに限られず、支持部は前又は後のいずれか一方のみに設けられる構成であっても構わない。
なお、左右動揺フレーム10と、前後動揺フレーム20と、左右傾斜動揺フレーム30は、独立した駆動装置により駆動されるものであり、同じタイミングで駆動させることも可能である。例えば、駆動装置12により左右動揺フレーム10を左右に往復移動させつつ、駆動装置22により前後動揺フレーム20を前後に往復移動させることも可能である。これにより、座席を左右方向及び前後方向に同時に動揺させることができる。
また、例えば、左右傾斜動揺フレーム30を傾斜させた状態で、左右動揺フレーム10を左右に往復移動させることもできる。これにより、遠心力が加わり、かつ車両が左右に振動している状況を、座席に座るユーザに体験させることができる。
なお、第1の実施形態においては、下方から順に、左右動揺フレーム10、前後動揺フレーム20、左右傾斜動揺フレーム30を設ける構成を示したが、各動揺フレームの配置順はこれに限られるものではない。例えば、左右動揺フレーム10又は前後動揺フレーム20が、左右傾斜動揺フレーム30の上方に設けられていてもよい。この場合、左右傾斜動揺フレーム30の載置部30aには、左右動揺フレーム10又は前後動揺フレーム20を介して、被動揺体である座席が載置されることとなる。このように、載置部30aには、動揺装置100の一部を構成する部材を介して、間接的に座席が載置されるものであってもよい。
ただし、左右傾斜動揺フレーム30を最も上に設けるのが好ましい。左右傾斜動揺フレーム30を最も上に設けることにより、左右傾斜動揺フレーム30を駆動させるためのトルクを最小限にすることができるためである。
なお、動揺装置100は、少なくとも、左右傾斜動揺フレーム30を有しているとよい。すなわち、左右動揺フレーム10及び前後動揺フレーム20は必須ではない。例えば、動揺装置100は、左右動揺フレーム10を有しておらず、前後動揺フレーム20と左右傾斜動揺フレーム30とを有するものであってもよい。
なお、第1の実施形態においては、ガイドレール31F、31Bに移動ブロック33F、33Bが組付けられる構成を示したが、これに限られない。例えば、ガイドレール31F、31Bの上下にそれぞれ配置されると共に、左右傾斜動揺フレーム30の移動に伴ってガイドレール31F、31B上で回動する車輪等が設けられていてもよい。
なお、第1の実施形態においては、中心から左右方向の両端に向かうに従い上方に向かうように湾曲した円弧状のガイドレール31F、31Bを示したが、これに限られない。例えば、ガイドレール31F、31Bは、中心から左右方向の両端に向かうに従い下方に向かうように湾曲した円弧状であってもよい。
また、第1の実施形態においては、湾曲するガイドレール31F、31Bの曲率を一定としたため、ガイドレール31F、31B上を移動する移動ブロック33F、33Bの移動がスムーズかつ安定する。ただし、湾曲するガイドレール31F、31Bの曲率は一定でなくても構わない。
なお、第1の実施形態においては、ガイドレール11F、11B等のガイドレールが一対(2本)設けられる例について示したが、これに限らず、ガイドレールは1本であってもよいし、3本以上あってもよい。
なお、第1の実施形態においては、左右方向、前後方向、及び左右傾斜方向の動きを可能にする構成を採用したが、動揺装置100を設置する向きを90度変えることにより、前後方向、左右方向、及び前後傾斜方向の動きを可能にしてもよい。すなわち、駆動装置32のねじ軸32bが延びる方向を前後方向となるように、動揺装置100を配置するとよい。その場合、左右傾斜動揺フレーム30が、前後傾斜するように動作することとなる。それにより、車両が前方又は後方に勾配する道を走行するような状況を、ユーザに体験させることが可能となる。
なお、第1の実施形態においては、左右動揺フレーム10と前後動揺フレーム20とが互いに直交する方向に移動する例について示したが、これに限らず、少なくとも左右動揺フレーム10と前後動揺フレーム20とが互いに交差するように移動可能であればよい。左右傾斜動揺フレーム30についても同様である。すなわち、左右傾斜動揺フレーム30を往復移動させるねじ軸32bが延びる方向は、左右動揺フレーム10及び前後動揺フレーム20が移動する方向に対して直交又は平行であるものに限られない。
[第2の実施形態]
次に、図6を参照して、第2の実施形態に係る動揺装置200について説明する。なお、第1の実施形態に係る動揺装置100と同様の構成については同じ符号を用いて、その詳細な説明は省略する。
動揺装置200は、動揺装置100の左右傾斜動揺フレーム30上に、さらに前後傾斜動揺フレーム50を備える構成である。すなわち、左右方向、前後方向、及び左右傾斜方向に加えて、前後傾斜方向の動きを可能にする構成である。これにより、車両が前方又は後方に勾配する道を走行するような状況を、ユーザに体験させることが可能となる。
動揺装置200は、前後方向に延びると共に、所定の曲率で湾曲した一対のガイドレール51L、51Rと、前後方向に延びる1のガイドレール51Cと、前後傾斜動揺フレーム50を往復移動させる駆動装置52と、を有する。
ガイドレール51L、51Rは、中心から前後方向の両端に向かうに従い上方に向かうように湾曲する円弧状である。
また、第2の実施形態において、左右傾斜動揺フレーム30(被支持部)は、その左端において上方に起立する左側板130Lと、その右端において上方に起立する右側板130Rとを含む。
ガイドレール51Lは、左右傾斜動揺フレーム30の左側板130Lの左面に固定されており、ガイドレール51Rは、左右傾斜動揺フレーム30の右側板130Rの右面に固定されている。また、ガイドレール51Cは、左右傾斜動揺フレーム30の上面に固定されている。なお、左右傾斜動揺フレーム30は、左側板130L及び右側板130Rを有していなくてもよい。その場合、左右傾斜動揺フレーム30は、その左面においてガイドレール51Lを固定できる程度の幅を有しており、その右面においてガイドレール51Rを固定できる程度の幅を有しているとよい。
前後傾斜動揺フレーム50は、被動揺体である座席が直接的又は間接的に載置される載置部50aと、載置部50aから下方に延びると共に載置部50aを支持する左支持部50Lと、載置部50aから下方に延びると共に載置部50aを支持する右支持部50Rとを含む。
載置部50aは、平面形状が矩形の平板である。左支持部50Lは、載置部50aの左端から下方に延びる平板である。右支持部50Rは、載置部50aの右端から下方に延びる平板である。
左支持部50Lの内面(右面)には、移動ブロック53Lが固定されている。また、右支持部50Rの内面(左面)には、移動ブロック53Rが固定されている。移動ブロック53L、53Rはそれぞれ、ガイドレール51L、51Rの上側面及び下側面に形成されている前後方向に延びる溝に沿って移動可能に、ガイドレール51L、51Rに組付けられている。
駆動装置52は、モータと、モータの駆動力により回動するねじ軸52bと、ねじ軸32bが挿通されているナット部52cとを有する。
ねじ軸52bは、前後方向に延びており、その外周面にらせん状の溝が形成されている。ナット部52cは、ねじ軸32bの回動に伴い直進運動する構造を有する。
例えば、ねじ軸52bが時計回り又は反時計回りのいずれか一方に回動した場合、ナット部52cは前方に移動し、ねじ軸52bが時計回り又は反時計周りのいずれか他方に回動した場合、ナット部52cは後方に移動するとよい。
モータの駆動力によりねじ軸52bが回動すると、ナット部52cが、ねじ軸52bが延びる方向に沿って直進運動する。
また、ナット部52cの下面には、移動ブロック53Cが固定されている。移動ブロック53Cは、ガイドレール51Cの左側面及び右側面に形成されている前後方向に延びる溝に沿って移動可能に、ガイドレール51Cに組付けられている。
さらに、ナット部52cの左側面には、上下方向に延びる左上下ガイドレール521cLが固定されており、ナット部52cの右側面には、上下方向に延びる右上下ガイドレール521cRが固定されている。
また、左上下ガイドレール521cLには、移動ブロック522cLが上下移動可能に、左上下ガイドレール521cLに組付けられており、右上下ガイドレール521cRには、移動ブロック522cRが上下移動可能に、右上下ガイドレール521cRに組付けられている。
移動ブロック522cLには、左方に延びる左支持軸523cLが固定されている。また、移動ブロック522cRには、右方に延びる右支持軸523cRが固定されている。
左支持軸523cLは、その左端部が、前後傾斜動揺フレーム50の左支持部50Lに形成される軸受け溝に嵌められている。この軸受け溝は、左支持部50Lを回動可能に支持している。
右支持軸523cR、その右端部が前後傾斜動揺フレーム50の右支持部50Rに形成される軸受け溝に嵌められている。この軸受け溝は、右支持部50Rを回動可能に支持している。
以上説明した構成を有する前後傾斜動揺フレーム50は、第1の実施形態で説明した左右傾斜動揺フレーム30と移動方向は異なるが、同様の原理により動揺する。
第2の実施形態に係る動揺装置200においては、4方向の動揺を可能にすることで、ユーザにより臨場感のある体験をさせることができる。

Claims (10)

  1. 被動揺体を動揺させる動揺装置であって、
    前記被動揺体が直接的又は間接的に載置される第1の載置部と、該第1の載置部から下方に延びると共に、前記第1の載置部を支持する第1の支持部と、を含む第1の動揺フレームと、
    前記第1の動揺フレームを往復移動させる第1の駆動装置と、
    前記第1の動揺フレームとは別体の第1の基台と、
    前記第1の基台に設けられており、前記第1の動揺フレームの往復移動を案内する第1のガイドレールと、
    第2の動揺フレームと、
    前記第2の動揺フレームを往復移動させる第2の駆動装置と、
    前記第2の動揺フレームとは別体の第2の基台と、
    前記第2の基台に設けられており、前記第2の動揺フレームの往復移動を案内する、直線状の第2のガイドレールと、
    第3の動揺フレームと、
    前記第3の動揺フレームを往復移動させる第3の駆動装置と、
    前記第3の動揺フレームとは別体の第3の基台と、
    前記第3の基台に設けられており、前記第3の動揺フレームの移動を案内する、前記第2のガイドレールが延びる方向に交差する方向に延びる、直線状の第3のガイドレールと、
    を有し、
    前記第1のガイドレールは、前記第1の動揺フレームの往復移動に伴い前記第1の載置部を傾斜させるように上下方向に湾曲している、
    動揺装置。
  2. 前記第1の基台は、前記第2の動揺フレーム又は前記第3の動揺フレームである、
    請求項に記載の動揺装置。
  3. 被動揺体を動揺させる動揺装置であって、
    前記被動揺体が直接的又は間接的に載置される第1の載置部と、該第1の載置部から下方に延びると共に、前記第1の載置部を支持する第1の支持部と、を含む第1の動揺フレームと、
    前記第1の動揺フレームを往復移動させる第1の駆動装置と、
    前記第1の動揺フレームとは別体の第1の基台と、
    前記第1の基台に設けられており、前記第1の動揺フレームの往復移動を案内する第1のガイドレールと、
    被支持部と、該被支持部から下方に延びると共に、前記被支持部を支持する第2の支持部と、を含む第4の動揺フレームと、
    前記第4の動揺フレームを、前記第1の動揺フレームが往復移動する方向に交差する方向に往復移動させる第4の駆動装置と、
    前記第4の動揺フレームとは別体の第4の基台と、
    前記第4の基台に設けられており、前記第4の動揺フレームの往復移動を案内する第4のガイドレールと、
    を有し、
    前記第1のガイドレールは、前記第1の動揺フレームの往復移動に伴い前記第1の載置部を傾斜させるように上下方向に湾曲しており、
    前記第4のガイドレールは、前記第4の動揺フレームの往復移動に伴い前記被支持部を傾斜させるように上下方向に湾曲している、
    動揺装置。
  4. 前記第1の基台は、前記被支持部である、
    請求項に記載の動揺装置。
  5. 被動揺体を動揺させる動揺装置であって、
    前記被動揺体が直接的又は間接的に載置される第1の載置部と、該第1の載置部から下方に延びると共に、前記第1の載置部を支持する第1の支持部と、を含む第1の動揺フレームと、
    前記第1の動揺フレームを往復移動させる第1の駆動装置と、
    前記第1の動揺フレームとは別体の第1の基台と、
    前記第1の基台に設けられており、前記第1の動揺フレームの往復移動を案内する第1のガイドレールと、
    を有し、
    前記第1のガイドレールは、前記第1の動揺フレームの往復移動に伴い前記第1の載置部を傾斜させるように上下方向に湾曲しており、
    前記第1の駆動装置は、モータと、該モータの駆動力により回動するねじ軸と、該ねじ軸が挿通されており、前記ねじ軸の回動に伴い往復移動する構造を有し、前記ねじ軸の回動に伴う往復移動により前記第1の支持部を往復移動させるナット部と、を含み、
    前記ナット部には、上下方向に延びる上下ガイドレールが設けられており、
    前記第1の支持部を回動可能に支持する支持軸と、
    前記支持軸に設けられると共に、前記上下ガイドレールに沿って上下移動する上下移動ブロックと、
    を有する、
    動揺装置。
  6. 前記第1の基台は、上方に延びる側壁を有し、
    前記第1のガイドレールは、前記側壁の側面に設けられている、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の動揺装置。
  7. 前記第1の支持部には、前記第1のガイドレールに沿って移動する移動ブロックが固定されている、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の動揺装置。
  8. 前記第1のガイドレールは、一定の曲率で湾曲している、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の動揺装置。
  9. 前記第1のガイドレールは、その延伸方向の両端に向かうに従い上方に向けて湾曲している、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の動揺装置。
  10. 前記第1のガイドレールは、その延伸方向の両端に向かうに従い下方に向けて湾曲している、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の動揺装置。
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