JP2945884B2 - 体感ドライブ装置 - Google Patents

体感ドライブ装置

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JP2945884B2
JP2945884B2 JP9157134A JP15713497A JP2945884B2 JP 2945884 B2 JP2945884 B2 JP 2945884B2 JP 9157134 A JP9157134 A JP 9157134A JP 15713497 A JP15713497 A JP 15713497A JP 2945884 B2 JP2945884 B2 JP 2945884B2
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driving
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    • G09B9/02Simulators for teaching or training purposes for teaching control of vehicles or other craft
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    • A63FCARD, BOARD, OR ROULETTE GAMES; INDOOR GAMES USING SMALL MOVING PLAYING BODIES; VIDEO GAMES; GAMES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63GMERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
    • A63G31/00Amusement arrangements
    • A63G31/16Amusement arrangements creating illusions of travel

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばアミューズ
メント業界における体感揺動ドライブゲーム装置などの
遊技装置や、模擬運転装置などに用いられる体感ドライ
ブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の例えば体感揺動ドライブ
ゲーム装置は、車を運転している状態をよりリアルに表
現するために、ハンドル、ブレーキペダルおよびアクセ
ルペダルなどの各種操作部の操作による運転状況に応じ
て、運転者の座る座席を移動させることで運転者に慣性
力や遠心力を体感させると共に、運転前方の表示画面上
の画像を変化させるようにしている。
【0003】例えば特開平7−114333号公報「模
擬運転装置用衝撃生成方法」が提案されており、運転者
がブレーキをかけたが衝突してしまうような場合、ま
ず、ブレーキを踏むことによる反作用を運転者に体感さ
せるために、運転者が座っている座席の下に設けられた
シリンダの駆動によって座席が水平方向後方に引かれ、
その後に、衝突の衝撃を体感させるために、シリンダの
駆動によって座席を水平方向前方に戻すように制御が為
されている。
【0004】また、例えば実開昭64−12587号公
報「動画表示揺動遊戯機」が提案されており、揺動部材
内に運転者を収容すると共に運転状況に応じて揺動部材
を回動させて前方または後方に傾けるようになってい
る。また、例えば特開平7−222864号公報「体感
型ビデオゲーム機」が提案されており、この場合にも同
様に、運転状況に応じて運転者が乗った座席を回動させ
て前方または後方に傾けるようになっている。また、こ
の運転者が乗った座席の前後の回動動作に併せて、座席
を載置した台座を前後方向に所定加速度でスライド移動
自座に構成しており、アクセル操作やブレーキ操作に応
じて運転者に前方または後方への慣性力を付与すること
ができるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
模擬運転装置用衝撃生成方法では、衝突の衝撃時に座席
が水平方向前方に動くだけであって、実際の急ブレーキ
時のように車体が前方に沈み込むと共に車後方が浮くよ
うなリアルな動きにはなっておらず、より実際的な臨場
感に欠けるという問題を有していた。
【0006】また、上記従来の動画表示揺動遊戯機や体
感型ビデオゲーム機では、アクセル操作やブレーキ操作
などの運転状況に応じて運転者が乗った座席を前後に回
動させて傾け、運転者に前方または後方への慣性力を付
与するようになっているが、例えば実際の急発進時のよ
うに車体の前方が浮くと共にその後方が沈むような動き
や、例えば急ブレーキ時のように車体が前方に沈み込む
と共にその後方が浮くような動きに近い動きにはなって
いるものの、運転者が乗る座席ユニットをその外周部で
前方または後方に円弧状に回動させているだけであっ
て、実際の急発進時のように、前方に進行しながら運転
者は圧迫感を受けつつ、車体の前方が浮くと共にその後
方が斜め下方に沈むようなリアルな動きや、急ブレーキ
時のように、前方に進行しながら運転者は前方への慣性
力を受けつつ、車体が前方に急激に沈み込むと共にその
後方が斜め上方に浮くようなリアルな動きにはなってお
らず、より実際的な臨場感に欠けるという問題を有して
いた。
【0007】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、よりリアルなドライブ体感を得ることができる体感
ドライブ装置を提供することを目的とする。
【0008】本発明の体感ドライブ装置は、運転状況に
応じて運転前方の表示画像を変化させると共に運転者が
座る座席を移動させて運転者に臨場感を体感させるよう
にした体感ドライブ装置において、前方に下がるように
直線状に傾斜した案内部材に沿って移動可能な移動部材
が後方下部に配置され、前方に上がるように直線状に
斜した案内部材に沿って移動可能な移動部材が前方下部
に配置され、後方上部に座席が配置された移動構造部材
と、この移動構造部材を仮想進行動作に応じて移動させ
るように駆動する移動駆動部材とを備えたことを特徴と
するものである。
【0009】この構成により、仮想進行動作に応じた移
動駆動部材による駆動によって移動構造部材の後方下部
と前方下部の各移動部材がそれぞれ、逆ハ字状の前後の
各案内部材にそれぞれ沿って移動するようになっている
ので、例えば加速時には、前方に進行しながら運転者は
圧迫感を受けつつ、車体などの装置の前方が浮くと共に
装置後方が斜め下方に沈むようなリアルな動きとなり、
また、例えば減速時には、運転者は前方への慣性力を受
けつつ、装置が前方に急激に沈み込むと共にその後方が
斜め上方に浮くようなリアルな動きとなって、よりリア
ルなドライブ体感が得られることになる。
【0010】また、本発明の体感ドライブ装置は、運転
状況に応じて運転前方の表示画像を変化させると共に運
転者が座る座席を移動させて運転者に臨場感を体感させ
るようにした体感ドライブ装置において、前方に下がる
ように直線状に傾斜した案内部材が後方に配設され、前
方に上がるように直線状に傾斜した案内部材が前方に配
設され、前後に軸支されて振り子状に左右に揺動自在な
揺動構造部材と、前方に下がるように直線状に傾斜した
案内部材に沿って移動可能な移動部材が後方下部に配置
され、前方に上がるように直線状に傾斜した案内部材に
沿って移動可能な移動部材が前方下部に配置され、後方
上部に座席が配置された移動構造部材と、揺動構造部材
を仮想進行動作に応じて揺動させる揺動駆動部材と、移
動構造部材を仮想進行動作に応じて移動させるように駆
動する移動駆動部材とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0011】この構成により、仮想進行動作に応じた移
動駆動部材による駆動によって移動構造部材の後方下部
と前方下部の各移動部材がそれぞれ、逆ハ字状の前後の
各案内部材にそれぞれ沿って移動するようになっている
ので、例えば加速時には、前方に進行しながら運転者は
圧迫感を受けつつ、車体などの装置の前方が浮くと共に
装置後方が斜め下方に沈むようなリアルな動きとなり、
また、例えば減速時には、運転者は前方への慣性力を受
けつつ、装置が前方に急激に沈み込むと共にその後方が
斜め上方に浮くようなリアルな動きとなって、よりリア
ルなドライブ体感が得られることになる。
【0012】さらに、本発明の体感ドライブ装置は、運
転状況に応じて運転前方の表示画像を変化させると共に
運転者が座る座席を移動させて運転者に臨場感を体感さ
せるようにした体感ドライブ装置において、前方に下が
るように直線状に傾斜した案内部材に沿って移動可能な
移動部材が後方下部に配置され、前方に上がるように
線状に傾斜した案内部材に沿って移動可能な移動部材が
前方下部に配置され、後方上部に座席が配置され、加速
操作および減速操作の少なくとも一方の指示が可能な操
作部が前方に配設された移動構造部材と、この移動構造
部材を操作部の操作状況に応じて移動させるように駆動
する移動駆動部材とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0013】この構成により、加速操作や減速操作など
の各種運転状況に応じた移動駆動部材による駆動によっ
て移動構造部材の後方下部と前方下部の各移動部材がそ
れぞれ、逆ハ字状の前後の各案内部材にそれぞれ沿って
移動するようになっているので、例えば加速時には、前
方に進行しながら運転者は圧迫感を受けつつ、装置の前
方が浮くと共に車後方が斜め下方に沈むようなリアルな
動きとなり、また、例えば減速時には、運転者は前方へ
の慣性力を受けつつ、装置が前方に急激に沈み込むと共
にその後方が斜め上方に浮くようなリアルな動きとなっ
て、よりリアルなドライブ体感が得られることになる。
【0014】さらに、本発明の体感ドライブ装置は、運
転状況に応じて運転前方の表示画像を変化させると共に
運転者が座る座席を移動させて運転者に臨場感を体感さ
せるようにした体感ドライブ装置において、前方に下が
るように直線状に傾斜した案内部材が後方に配設され、
前方に上がるように直線状に傾斜した案内部材が前方に
配設され、前後に軸支されて振り子状に左右に揺動自在
な揺動構造部材と、前方に下がるように直線状に傾斜し
た案内部材に沿って移動可能な移動部材が後方下部に配
置され、前方に上がるように直線状に傾斜した案内部材
に沿って移動可能な移動部材が前方下部に配置され、後
方上部に座席が配置され、加速操作および減速操作の少
なくとも一方の指示が可能な操作部材および、方向操作
による指示が可能な方向操作部材が前方に配設された移
動構造部材と、揺動構造部材を方向操作状況に応じて揺
動させる揺動駆動部材と、移動構造部材を加速操作また
は減速操作の指示状況に応じて移動させるように駆動す
る移動駆動部材とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0015】この構成により、上記したような加速およ
び減速による運転者へのよりリアルな慣性力付与に加え
て、運転者が乗った移動構造部材と一緒に揺動構造部材
を方向操作状況に応じて揺動させることで、進行方向を
変化させたときの運転者への遠心力と略同等の力が付与
されるので、例えば曲がりながら加速するときには、曲
がるときの遠心力と、前方への加速による圧迫感を運転
者は受けつつ、装置は傾きながらその前方が浮くと共に
その後方が斜め下方に沈むようなリアルな動きとなり、
また、例えばば曲がりながら減速するときには、曲がる
ときの遠心力と、前方への慣性力を運転者は受けつつ、
装置は傾きながらその前方が沈み込むと共に車後方が斜
め上方に浮くようなリアルな動きとなって、複合的でよ
りリアルなドライブ体感が得られることになる。
【0016】さらに、より具体的には、本発明の体感ド
ライブ装置は、運転状況に応じて運転前方の表示画像を
変化させると共に運転者が座る座席を移動させて運転者
に臨場感を体感させるようにした体感ドライブ装置にお
いて、前方に下がるように直線状に傾斜した案内レール
に後方下部がスライド自在に取り付けられ、前方に上が
るように直線状に傾斜した案内軌道に前方下部のローラ
が配置され、後方上部に座席が配置され、加速操作およ
び減速操作の少なくとも一方の指示が可能な操作部が前
方に配設された前後移動構造部材と、この前後移動部材
を操作部の操作状況に応じて前後方向に移動させるよう
に駆動する前後駆動部材とを備えたことを特徴とするも
のである。また、本発明の体感ドライブ装置は、運転状
況に応じて運転前方の表示画像を変化させると共に運転
者が座る座席を移動させて運転者に臨場感を体感させる
ようにした体感ドライブ装置において、前方に下がるよ
うに直線状に傾斜した案内レールが後方に配設され、前
方に上がるように直線状に傾斜した案内軌道が前方に配
設され、前後に軸支されて振り子状に左右に揺動自在な
揺動構造部材と、後方下部が案内レールにスライド自在
に取り付けられ、前方下部のローラが案内軌道に配置さ
れ、後方上部に座席が配置され、加速操作および減速操
作の少なくとも一方の指示が可能な操作部材および、方
向操作による指示が可能な方向操作部材が前方に配設さ
れた前後移動構造部材と、揺動構造部材を方向操作状況
に応じて揺動させる揺動駆動部材と、前後移動構造部材
を加速操作または減速操作状況に応じて前後方向に移動
させるように駆動する前後駆動部材とを備えたことを特
徴とするものである。
【0017】この構成により、運転者が乗る座席がある
前後移動構造部材の後方下部は案内レールに沿って直線
状にスライド自在で、その前方下部は案内軌道上を動く
前輪に近いローラで構成されているので、より簡単な構
成で加速および減速による運転者へのよりリアルな慣性
力の付与が可能となる。
【0018】また、好ましくは、本発明の体感ドライブ
装置における揺動駆動部材の駆動機構は中間停止可能な
エアーシリンダである。また、好ましくは、本発明の体
感ドライブ装置における前後駆動部材の駆動機構は中間
停止可能なエアーシリンダである
【0019】この構成により、揺動駆動部材や前後駆動
部材の駆動機構をエアーシリンダで構成すれば、大きな
力が得られると共に動作反応が早いので、加速操作また
は減速操作や方向操作から実際に動きの始めるまでの遅
れが殆どなくなり、体感の違和感がなくなる。また、こ
のエアーシリンダが中間停止可能であれば、そのストロ
ークも運転状況に応じて制御可能となって、加速および
減速による運転者へのよりリアルな慣性力や、方向転換
による運転者への遠心力の度合いを異ならせることが可
能となり、運転者へのよりリアルな体感付与が可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る体感ドライブ
装置の実施形態について図面を参照して説明するが、本
発明は以下に示す実施形態に限定されるものではない。
【0021】図1は本発明の一実施形態の体感ドライブ
装置の構成を示す側面図、図2は図1の体感ドライブ装
置の背面図である。
【0022】図1および図2において、この体感ドライ
ブ装置は、運転者が座る座席1を車運転状況に応じて駆
動させて運転者に臨場感を体感させる装置本体2と、こ
の装置本体2の前方に配設され、運転する前方の画像を
表示する表示モニタ3とを備えている。
【0023】この装置本体2は、前後にそれぞれ立設さ
れた各構造物に回転軸受4がそれぞれ設けられた架台5
と、この架台5の上方にあって、案内部材としての案内
レール6および案内軌道7が逆ハ字状に前後にそれぞれ
傾斜した状態でそれぞれ配設されており、前後の各回転
軸受4でそれぞれ軸支されて回動軸芯8を中心として振
り子状に左右に揺動自在な揺動構造部材9と、この揺動
構造部材9を揺動させるべく、架台5の後方上にあって
傾斜した案内レール6の下方の空間位置10に配設さ
れ、ロッド先端部11が揺動構造部材9の後方下部に連
結された旋回スイング用シリンダ12と、揺動構造部材
9内の上方にあって、移動部材としての連結部材13が
案内レール6にスライド自在に取り付けられ、前方下部
の移動部材としてのローラ14がそれぞれ各案内軌道7
に対応して左右平行に配置され、後方上部に座席1が配
置され、座席1に座った運転者が加速操作可能なアクセ
ルペダル15a、減速操作可能なブレーキペダル15b
および、進行方向変換用のハンドル16などの操作部が
前方に配設された前後移動構造部材17と、この前後移
動構造部材17の下部前方の、平行に配設された案内軌
道7の間に配設され、前後移動構造部材17を操作部の
操作状況に応じて前後方向に移動させるように駆動する
加減速スライド用シリンダ18とを有している。
【0024】このように、旋回スイング用シリンダ12
は、傾斜した案内レール6の下方の空間位置10に配設
され、また、加減速スライド用シリンダ18は、平行に
配設され傾斜した案内軌道7の間に配設されるようにし
たため、揺動構造部材9上に前後移動構造部材17を乗
せているにもかかわらず、運転者の乗り込み位置を低く
構成しており、車体の大型化を抑制している。
【0025】これらの架台5および旋回スイング用シリ
ンダ12の構成について図3〜図5に詳しく示してい
る。
【0026】図3〜図5に示すように、架台5には、移
動自在にするべく、その下部にキャスタ21が配設され
ており、そのキャスタ21の近傍位置にねじ式で伸縮自
在な支持部材であるレベルアジャスタ22が配設されて
おり、このレベルアジャスタ22を架台5が水平になる
ように伸ばすことでキャスタ21を浮かして架台5を固
定し、また、レベルアジャスタ22を縮めてキャスタ2
1を設置面に当接させて装置本体2が移動自在となるよ
うに構成している。
【0027】また、架台5は、その前後にそれぞれ立設
された各構造物23にそれぞれ各回転軸受4がそれぞれ
設けられており、各回転軸受4で、揺動構造部材9の前
後にそれぞれ設けられた各回動軸24が軸支されてい
る。この一方の回動軸24の端部にはボリュウム部材2
5が固定されており、ボリュウム部材25からの抵抗値
によって回動軸24の回動角度θ、つまり揺動構造部材
9の回動角度θが検出可能になっている。
【0028】さらに、旋回スイング用シリンダ12は、
その後端部が、架台2上に取り付けられた取付板26に
回動自在にピン27で連結され、また、そのロッド先端
部11が揺動構造部材9の後方下部に回動自在にピン2
8で連結されており、回動軸芯8を回動中心として揺動
構造部材9が揺動する際に、ロッド先端部11が円弧状
にスイング可能に構成されている。
【0029】次に、揺動構造部材9および加減速スライ
ド用シリンダ18の構成について図6に詳しく示してい
る。
【0030】図6に示すように、移動部材としての連結
部材13が、移動構造部材17の後方下部(座席1の下
部)の取付板29に回動自在にピン30で取り付けられ
ていると共に、案内レール6にスライド自在に取り付け
られている。この連結部材13の案内レール6への取付
は、案内レール6の凹部(図示せず)内に嵌合している
と共に上方向に外れないように係合部(図示せず)で係
合されている。また、連結部材13が取付板29に回動
自在にピン30で取り付けられているのは、前後移動構
造部材17が前後方向Bに直線状に移動した場合に、前
方が高く傾斜した案内軌道7で、ピン30を回動中心と
して、移動構造部材17の前方部が上がったり下がった
り円弧状にスイングさせるためである。
【0031】また、前方に下がるように傾斜した案内部
材としての案内レール6と、前方に上がるように傾斜し
た案内部材としての案内軌道7とが逆ハ字状になってい
るが、案内レール6と案内軌道7の勾配は、急ブレーキ
時の特有の沈みや、急発進時の特有の浮きをそれぞれか
もし出すために案内軌道7の勾配の方を若干大きい勾配
になるように構成している。
【0032】さらに、この案内レール6に沿ってギヤと
ラック(図示せず)を有するボリューム部材(図示せ
ず)が配設されており、ボリュウム部材(図示せず)か
らの抵抗値によって案内レール6に対する連結部材13
の移動位置、つまり前後移動構造部材17の移動位置が
検出可能になっている。
【0033】さらに、加減速スライド用シリンダ18
は、その長手方向が前後方向となるように配設されてい
ると共に、その両端部が上下方向に回動自在となるよう
に、その中央部が、揺動構造部材9のベース31上に立
設された支持板32で両側から支持されている。また、
加減速スライド用シリンダ18のロッド先端部33が移
動構造部材17の前方下部の取付板34に回動自在にピ
ン35で連結されており、移動構造部材17が前後方向
Bに移動して、移動構造部材17の前方部が案内軌道7
で上がったり下がったり円弧状にスイング可能になって
いる。
【0034】次に、前後移動構造部材17の構成につい
て図7および図8に詳しく示している。
【0035】図7および図8に示すように、前後移動構
造部材17は、その前方下部にローラ14を有し、その
後方下部に案内レール6に連結される連結部材13を有
し、それらは逆八字状に傾斜した軌道上に移動自在に配
置されており、その前方下部の各ローラ14は、前方に
向けて左右平行に配置された各案内軌道7に対応して設
けられており、各ローラ14が各案内軌道7から脱輪し
ないようにガイド(図示せず)が設けられている。
【0036】また、前後移動構造部材17には操作部材
として、アクセルペダル15a、ブレーキペダル15b
およびハンドル16の他、サイドブレーキ36やシフト
レバー37なども設けられている。
【0037】このように、これらのアクセルペダル15
やブレーキペダル16の下部には加減速スライド用シリ
ンダ18が配置され、これを駆動させることで、座席1
上の運転者を前後方向Bに移動させると同時に、加速時
の後輪の沈みやブレーキ時の前輪の沈みおよび運転者に
対する圧迫感さらには減速の挙動などを発生させるよう
になっている。
【0038】また、揺動構造部材9の後方下部には旋回
スイング用シリンダ12が配置され、これを駆動させる
ことで、揺動構造部材9に前後移動構造部材17が乗っ
ている状態であるので、座席1上の運転者を揺動構造部
材9および前後移動構造部材17と共に旋回(揺動)さ
せると同時に、運転者に対してカーブ時の遠心力を体感
できるようになっている。
【0039】さらに、これらの旋回スイング用シリンダ
12、加減速スライド用シリンダ18およびストッパ用
シリンダ38は、ピストン部材の両側に圧縮空気を供給
可能で途中停止可能に構成されており、また、これらに
はそれぞれサイレンサ(図示せず)が取り付けられてお
り、サイレンサ(図示せず)への供給電圧によって抜け
る空気量が規定されてシリンダの動作速度が設定可能と
なっている。また、これらのシリンダは、各種電磁弁
(図示せず)の駆動で各ロッド位置が設定されるように
なっており、以下に示す制御装置で各種電磁弁(図示せ
ず)が駆動制御されて各シリンダを、加速および減速、
カーブ時などの各種運転状況に応じて駆動させることに
よって、運転者に運転の臨場感をよりリアルに体感させ
るようになっている。なお、このストッパ用シリンダ3
8は架台5上の左右両側に設けられており、ドライブ開
始時に揺動構造部材9が安全のために固定されるように
両側から挟み込むようになっている。
【0040】つまり、後輪が沈んで前輪が浮く加速状態
を、前方に下がるように傾斜した案内レール6に沿って
車体後部を直線的に降下させると共に、前方に上がるよ
うに傾斜した案内軌道7に沿って前方下部のローラ14
を上昇させることで再現し、前方に進行しながら運転者
は圧迫感(加速感)を受けつつ、車体の前方が浮くと共
に車後方が斜め下方に沈むようなリアルな動きを体感す
るようになっている。
【0041】また、後輪が浮いて前輪が沈む減速状態
を、前方に下がるように傾斜した案内レールに沿って車
体後部を直線的に上昇させると共に、後方に下がるよう
に傾斜した案内軌道7に沿って前方下部のローラ14を
下降させることで再現し、運転者は前方への慣性力によ
る減速感を受けつつ、車体が前方に急激に沈み込むと共
にその後方が斜め上方に浮くようなリアルな動きを体感
するようになっている。
【0042】さらに、カーブを曲がるときの遠心力を、
運転者を振り子状に左右方向のうち一方向に振らすこと
で体感させるようにしており、これらの加速および減
速、カーブ時などの各種運転状況を複合化させることも
可能であって、運転者は、運転状況に応じた加速感、減
速感および遠心力感、さらには振動やスピンなどの衝撃
などを、よりリアルに体感することができる。
【0043】例えば曲がりながら加速するときには、曲
がるときの遠心力と、前方への加速による圧迫感を運転
者は受けつつ、車体は傾きながらその前方が浮くと共に
その後方が斜め下方に沈むようなリアルな動きとなり、
また、例えばば曲がりながら減速するときには、曲がる
ときの遠心力と、前方への慣性力を運転者は受けつつ、
車体は傾きながらその前方が沈み込むと共に車後方が斜
め上方に浮くようなリアルな動きとなって、複合的でよ
りリアルなドライブ体感が得られるようになっている。
【0044】図9は、図1の体感ドライブ装置の構成を
示すブロック図である。
【0045】図9において、アクセルペダル15a、ブ
レーキペダル15b、ハンドル16、シフトレバー37
およびスタートボタン41などの操作部材は、中央演算
処理装置(以下CPUという)42が接続されたメイン
ボード43に接続されており、操作部材からの操作指令
に基づいた制御プログラムに応じて、CPU42に各種
制御を実行させるようになっている。
【0046】このメインボード43は、アンプ44を介
してスピーカ45に接続されると共に、画像処理手段4
6を介して表示モニタ47に接続されており、操作指令
に基づいた運転状況に応じた音声をスピーカ45から出
力するようになっていると共に、運転状況に応じた運転
席1前方の画像を表示モニタ47に表示するようになっ
ている。
【0047】また、メインボード43は制御ボード48
を介して、旋回スイング用シリンダ12を駆動させる電
磁弁49と、加減速スライド用シリンダ18を駆動させ
る電磁弁50とに接続されており、操作指令に基づいた
運転状況に応じたシリンダ制御をするようになってい
る。
【0048】さらに、旋回スイング用シリンダ12のロ
ッド位置を検出する位置検出センサ51と、加減速スラ
イド用シリンダ18のロッド位置を検出する位置検出セ
ンサ52とはそれぞれの出力端が制御ボード48に接続
されており、その制御用の所定位置まで各シリンダをそ
れぞれ駆動させるようになっている。
【0049】この位置検出センサ51は、本実施形態の
場合ではボリュウム部材25で構成し、このボリュウム
部材25からの抵抗値によって回動軸24の回動角度θ
が検出可能になっており、この回動軸24の回動角度θ
から旋回スイング用シリンダ12のロッド位置を検出す
るようになっている。
【0050】また、位置検出センサ52は、本実施形態
の場合では案内レール6に沿って配設されたボリューム
部材(図示せず)で構成し、このボリュウム部材(図示
せず)からの抵抗値によって案内レール6に対する連結
部材13の移動位置が検出可能になっており、この連結
部材13の移動位置から加減速スライド用シリンダ18
のロッド位置を検出するようになっている。なお、この
ボリュウム部材(図示せず)の他に、そのロッド位置を
検知するべく反射型または透過型の光センサ、スライド
抵抗器またはリミットスイッチなどを用いることもでき
る。
【0051】これらのCPU42、メインボード43、
制御ボード48、電磁弁49、旋回スイング用シリンダ
12および位置検出センサ51により揺動駆動部材が構
成されており、揺動構造部材9を方向操作状況に応じて
揺動制御するようになっている。
【0052】また、CPU42、メインボード43、制
御ボード48、電磁弁50、加減速スライド用シリンダ
18および位置検出センサ52により前後駆動部材(移
動駆動部材)が構成されており、前後移動構造部材17
を各種運転操作状況に応じて前後方向に移動させるよう
に駆動制御するようになっている。
【0053】上記構成により、以下、その動作を説明す
る。
【0054】まず、運転者(運転者)は座席1に座って
サイドブレーキ36を降ろし、シフトレバー37をロー
に入れてハンドル16を握ると共にスタートボタン41
をオンしてアクセルペダル15aを押下することで、こ
れらの操作部材からの操作指令に基づいた制御プログラ
ムに応じて、CPU42に各種制御を実行させ、表示モ
ニタ3に運転状況に応じた前方画像を表示させると共に
車発進時の音声をスピーカ45から出力させるようにし
て体感ドライブが開始されることになる。
【0055】この車発進時には、後輪が斜め下方に沈ん
で前輪が多少浮くことになるが、それはアクセルペダル
15aの押下量が大きいほど顕著になり、その発進音も
大きくなると共に運転前方画像の速度感も早く加速度を
感じるように表示されることになる。これらを運転者に
体感させるべく、加減速スライド用シリンダ18のロッ
ドを短縮させるように駆動させて、運転者が座った座席
1を前後移動構造部材17と共に前方に移動させて、前
方に下がって傾斜した案内レール6に沿って直線状に下
降させ、かつ前後移動構造部材17の前方部下方のロー
ラ14を、前方に上がって傾斜した案内軌道7に沿って
昇るように動かせることで、車発進時に後輪が斜め下方
に沈んで前輪が浮くのと同様に再現している。これはア
クセルペダル15aの押下量が大きいほどその発進速度
は大きくなって顕著になり、より圧迫感などの加速度を
運転者に与えることになる。
【0056】次に、車走行中に何かを左右両方のタイヤ
で踏んだような場合には、表示モニタ3に映し出された
運転前方画面に対応して、これを運転者に体感させるべ
く、加減速スライド用シリンダ18を駆動させて、運転
者が座った座席1を前後移動構造部材17と共に、前方
のローラ14を案内軌道7に沿って昇らせると共に案内
レール6に沿って下降させ、その後、前方のローラ14
を案内軌道7に沿って下降させると共に案内レール6に
沿って上降させることをその進行速度に応じて素早く行
うことで、何かをタイヤで踏んだときの車の衝撃を再現
することができる。
【0057】また、車走行中に道路の凹部などを左右両
方のタイヤで踏んだような場合には、表示モニタ3に映
し出された運転前方画面に対応して、これを運転者に体
感させるべく、加減速スライド用シリンダ18を駆動さ
せて、運転者が座った座席1を前後移動構造部材17と
共に、上記の何かを踏んだ場合とは逆に、前方のローラ
14を案内軌道7に沿って下降させると共に案内レール
6に沿って上降させ、その後、前方のローラ14を案内
軌道7に沿って昇らせると共に案内レール6に沿って下
降させることをその進行速度に応じて素早く行うこと
で、路面の凹部を通過するときの車の衝撃を再現するこ
とができる。また、片方のタイヤで路面の凹部を踏んだ
ような場合には、以上の挙動に加えて、旋回スイング用
シリンダ12を駆動させて、運転者が座った座席1を、
凹部を踏んだ方が沈むように左右何れかを傾けるように
すればよい。
【0058】さらに、表示モニタ3に右カーブが表示さ
れ、右カーブを曲がる場合には、これを運転者に体感さ
せるべく、旋回スイング用シリンダ12を駆動させて、
運転者が座った座席1を前後移動構造部材17と共に、
左側が下がるように回動させることで、カーブを曲がる
ときに運転者に加わる加速度の変化、つまり遠心力が働
いているのと同様に再現するようにしている。これはカ
ーブの曲率とスピードが大きいほどその回動して傾く角
度や速度が大きくなってそのときの遠心力を運転者に与
えることになる。
【0059】また、このようなカーブを曲がっていると
きに、アクセルペダル15aを押下すると、その押下量
が大きいほど加速されて、運転者には遠心力の他に圧迫
感を受けると共に、車の後輪が斜め下方に沈んで前輪が
浮くことになるが、これらを運転者に体感させるべく、
旋回スイング用シリンダ12および加減速スライド用シ
リンダ18を同時に駆動させて、運転者が座った座席1
を前後移動構造部材17と共に移動させて、その加速度
の変化を運転者に与えるようになっている。
【0060】さらに、カーブを曲がっているときに、ブ
レーキペダル15bを押下すると、その押下量が大きい
ほど減速されて、運転者には遠心力の他に進行方向への
慣性力を受けると共に前輪が沈むことになるが、これら
を運転者に体感させるべく、旋回スイング用シリンダ1
2および加減速スライド用シリンダ18を同時に駆動さ
せて、運転者が座った座席1を前後移動構造部材17と
共に移動させて、その加速度の変化を運転者に与えるよ
うになっている。
【0061】さらに、そのカーブが尾根になっていると
きには、運転者には遠心力が働くと共に、当初は車体自
体の前方が浮くように傾くことになり、その後に車体自
体の前方が沈むように傾くことになるが、これらを運転
者に体感させるべく、旋回スイング用シリンダ12およ
び加減速スライド用シリンダ18を同時に駆動させて、
運転者が座った座席1を前後移動構造部材17と共に移
動させて、その運転状況を再現させるようになってい
る。
【0062】さらに、そのカーブが谷になっているとき
には、運転者には遠心力が働くと共に、当初は車体自体
の前方が沈むように傾くことになり、その後に車体自体
の前方が浮くように傾くことになるが、これらを運転者
に体感させるべく、旋回スイング用シリンダ12および
加減速スライド用シリンダ18を同時に駆動させて、運
転者が座った座席1を前後移動構造部材17と共に移動
させて、その運転状況を再現させるようになっている。
【0063】さらに、これらのカーブと、尾根または谷
と、アクセルペダル15aまたはブレーキペダル15b
を押下した場合と、路面の凹凸状態などが複合化されて
いるような場合であっても、上記と同様に、これらを運
転者に体感させるべく、旋回スイング用シリンダ12お
よび加減速スライド用シリンダ18を同時に駆動させ
て、運転者が座った座席1を前後移動構造部材17と共
に移動させて、その運転状況を再現させるようになって
いる。
【0064】さらには、ブレーキ時には、後輪が斜め上
方に浮いて前輪が沈むことになるが、それはブレーキペ
ダル15bの押下量が大きいほど顕著になり、ブレーキ
ペダル15bの押下量が所定以上になると、ブレーキ音
が発生すると共に運転前方画像の減速度感も強く表示さ
れることになる。これらを運転者に体感させるべく、加
減速スライド用シリンダ18のロッドを伸長させるよう
に駆動させて、運転者が座った座席1を前後移動構造部
材17と共に後方に移動させて、前方に下がって傾斜し
た案内レール6に沿って直線状に上昇させ、かつ前後移
動構造部材17の前方部下方のローラ14を、後方に下
がって傾斜した案内軌道7に沿って下がるように動かせ
ることで、ブレーキ時に後輪が斜め上方に浮いて前輪が
沈むのと同様に再現することができる。その後、車が止
まり、表示モニタ3に映し出された運転前方画面の画像
も停止状態となる。
【0065】以上のように、アクセルペダル15aおよ
びブレーキペダル15bによる加速操作または減速操作
に応じた加減速スライド用シリンダ18による駆動によ
って前後移動構造部材17の後方下部の連結部材13と
前方下部のローラ14が逆ハ字状の前後の案内レール6
と案内軌道7にそれぞれ沿って前後に移動するようにな
っているため、例えば急発進時には、前方に進行しなが
ら運転者は圧迫感を受けつつ、車体が前方が浮くと共に
車後方が斜め下方に沈むようなリアルな動きとなり、ま
た、例えば急ブレーキ時には、運転者は前方への慣性力
を受けつつ、車体が前方に急激に沈み込むと共に車後方
が斜め上方に浮くようなリアルな動きとなって、よりリ
アルなドライブ体感を得ることができる。
【0066】また、これに加えて、運転者が乗った前後
移動構造部材17と一緒に揺動構造部材9をハンドル1
6の方向操作に応じて揺動させることで、進行方向を変
化させたときの運転者への遠心力と略同等の力が付与さ
れるため、例えば曲がりながら加速するときには、曲が
るときの遠心力と、前方への加速による圧迫感を運転者
は受けつつ、車体が前方が浮くと共に車後方が斜め下方
に沈むようなリアルな動きとなり、また、例えばば曲が
りながら減速するときには、曲がるときの遠心力と、前
方への慣性力を運転者は受けつつ、車体が前方に急激に
沈み込むと共に車後方が斜め上方に浮くようなリアルな
動きとなって、複合的でよりリアルなドライブ体感を得
ることができる。
【0067】なお、本実施形態では、前後移動構造部材
の後方下部と前方下部が逆ハ字状の前後の各案内部材に
それぞれ沿って前後に移動するように構成したが、各案
内部材の一方または両方が円弧状であっても楕円弧状で
あってもよく、各案内部材の勾配はそれぞれ本実施形態
のように異なっていてもよく、同等であってもよい。本
実施形態では、各案内部材の勾配は、急ブレーキ時の沈
みや、急発進時の浮きを顕著にするために前方の方が大
きい勾配になるように構成している。
【0068】また、本実施形態では、車体の後方下部は
案内レール6に沿って直線状にスライド自在で、その前
方下部は案内軌道7上を動く前輪に近いローラ14で構
成したが、これに限らず、車体の後方下部および前方下
部を共に車輪に近いローラで構成してもよく、また、車
体の後方下部および前方下部を共に案内レールとスライ
ド部材(連結部材13)で構成してもよく、さらには、
車体の前方下部は案内レールに沿って直線状にスライド
自在で、その後方下部は案内軌道上を動く車輪に近いロ
ーラで構成してもよい。また、よりリアルな体感を得る
べく、より車輪に近づくようにローラ14の外周部にゴ
ムなどの弾性体を配置してもよく、さらに、タイヤと同
等の弾性を得るべく、タイヤと同等のチューブ(空気を
充填)をローラ14の外周部に設けるようにしてもよ
い。
【0069】さらに、本実施形態では、アクセルペダル
15aによる加速操作や、ブレーキペダル15bによる
減速操作、さらにはハンドル16による方向操作に応じ
て、揺動構造部材9や前後移動構造部材17を駆動制御
するように構成したが、例えばジェットコースタのよう
に操作部材がなく予め決められたコースを進行するよう
な体感ドライブ装置にも適応することができる。この場
合には、仮想進行状況に応じて揺動構造部材9や前後移
動構造部材17を駆動制御するように構成してもよい。
【0070】さらに、本実施形態では、車の運転状況に
応じて運転前方の表示画像を変化させると共に運転者が
座る座席を移動させて運転者に臨場感を体感させるよう
にした体感ドライブ装置について説明したが、車の他に
モータボートやウォータバイクなどの船類、エアーカー
やホーバークラフト、さらにはジェットコースタなどの
各種乗り物の運転状況に応じて運転前方の表示画像を変
化させると共に運転者が座る座席を移動させて運転者に
臨場感を体感させるようにすることができて、本発明の
体感ドライブ装置を適用させることができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように請求項1,3によれば、仮
想進行状況に応じた移動駆動部材による駆動によって移
動構造部材の後方下部と前方下部が逆ハ字状の前後の各
案内部材にそれぞれ沿って前後に移動するようになって
いるため、例えば加速時には、前方に進行しながら運転
者は圧迫感を受けつつ、車体などの装置の前方が浮くと
共に車後方が斜め下方に沈むようなリアルな動きとな
り、また、例えば減速時には、運転者は前方への慣性力
を受けつつ、車体などの装置が前方に急激に沈み込むと
共に車後方が斜め上方に浮くようなリアルな動きとなっ
て、よりリアルなドライブ体感を得ることができる。
【0072】また、請求項2,4によれば、上記したよ
うな仮想進行状況による運転者へのよりリアルな慣性力
付与に加えて、運転者が乗った移動構造部材と一緒に揺
動構造部材を方向操作状況に応じて揺動させることで、
進行方向を変化させたときの運転者への遠心力と略同等
の力が付与されるため、例えば曲がりながら加速すると
きには、曲がるときの遠心力と、前方への加速による圧
迫感を運転者は受けつつ、車体などの装置が前方が浮く
と共に車後方が斜め下方に沈むようなリアルな動きとな
り、また、例えばば曲がりながら減速するときには、曲
がるときの遠心力と、前方への慣性力を運転者は受けつ
つ、車体などの装置が前方に急激に沈み込むと共に車後
方が斜め上方に浮くようなリアルな動きとなって、複合
的でよりリアルなドライブ体感を得ることができる。
【0073】さらに、請求項5,6によれば、運転者が
乗る座席がある前後移動構造部材の後方下部は案内レー
ルに沿って直線状にスライド自在で、その前方下部は案
内軌道上を動く前輪に近いローラで構成されているの
で、より簡単な構成で加速および減速による運転者への
よりリアルな慣性力を付与することができる。
【0074】さらに、請求項7によれば、揺動駆動部材
や前後駆動部材の駆動機構を中間停止可能なエアーシリ
ンダで構成すれば、大きな力が得られると共に反応が早
いため、加速操作または減速操作や方向操作から実際に
動きの始めるまでの遅れが殆どなくなり、また、このエ
アーシリンダが中間停止可能なため、そのストロークも
運転状況に応じて制御可能であって、加速および減速に
よる運転者へのよりリアルな慣性力を付与することがで
き、また、方向転換による運転者への遠心力を付与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の体感ドライブ装置の構成
を示す側面図である。
【図2】図2は図1の体感ドライブ装置の背面図であ
る。
【図3】図1の架台および旋回スイング用シリンダの構
成を示す側面図である。
【図4】図2の架台および旋回スイング用シリンダの構
成を示す拡大背面図である。
【図5】図3のA部の拡大断面図である。
【図6】図1の揺動構造部材および加減速スライド用シ
リンダの構成を示す側面図である。
【図7】図1の前後移動構造部材の構成を示す側面図で
ある。
【図8】図7の前後移動構造部材の上面図である。
【図9】図1の体感ドライブ装置の制御構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 座席 2 装置本体 3 表示モニタ 4 回転軸受 5 架台 6 案内レール 7 案内軌道 8 回動軸芯 9 揺動構造部材 11,33 ロッド先端部 12 旋回スイング用シリンダ 13 連結部材 14 ローラ 15a アクセルペダル 15b ブレーキペダル 16 ハンドル 17 前後移動構造部材 18 加減速スライド用シリンダ 24 回動軸 25 ボリュウム部材 27,28,30,35 ピン 37 シフトレバー 41 スタートボタン 42 CPU 43 メインボード 45 スピーカ 48 制御ボード 49,50 電磁弁 51,52 位置検出センサ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転状況に応じて運転前方の表示画像を
    変化させると共に運転者が座る座席を移動させて運転者
    に臨場感を体感させるようにした体感ドライブ装置にお
    いて、 前方に下がるように直線状に傾斜した案内部材に沿って
    移動可能な移動部材が後方下部に配置され、前方に上が
    るように直線状に傾斜した案内部材に沿って移動可能な
    移動部材が前方下部に配置され、後方上部に前記座席が
    配置された移動構造部材と、 この移動構造部材を仮想進行動作に応じて移動させるよ
    うに駆動する移動駆動部材とを備えたことを特徴とする
    体感ドライブ装置。
  2. 【請求項2】 運転状況に応じて運転前方の表示画像を
    変化させると共に運転者が座る座席を移動させて運転者
    に臨場感を体感させるようにした体感ドライブ装置にお
    いて、 前方に下がるように直線状に傾斜した案内部材が後方に
    配設され、前方に上がるように直線状に傾斜した案内部
    材が前方に配設され、前後に軸支されて振り子状に左右
    に揺動自在な揺動構造部材と、 前記前方に下がるように直線状に傾斜した案内部材に沿
    って移動可能な移動部材が後方下部に配置され、前記前
    方に上がるように直線状に傾斜した案内部材に沿って移
    動可能な移動部材が前方下部に配置され、後方上部に前
    記座席が配置された移動構造部材と、 前記揺動構造部材を仮想進行動作に応じて揺動させる揺
    動駆動部材と、 前記移動構造部材を仮想進行動作に応じて移動させるよ
    うに駆動する移動駆動部材とを備えたことを特徴とする
    体感ドライブ装置。
  3. 【請求項3】 運転状況に応じて運転前方の表示画像を
    変化させると共に運転者が座る座席を移動させて運転者
    に臨場感を体感させるようにした体感ドライブ装置にお
    いて、 前方に下がるように直線状に傾斜した案内部材に沿って
    移動可能な移動部材が後方下部に配置され、前方に上が
    るように直線状に傾斜した案内部材に沿って移動可能な
    移動部材が前方下部に配置され、後方上部に前記座席が
    配置され、加速操作および減速操作の少なくとも一方の
    指示が可能な操作部が前方に配設された移動構造部材
    と、 この移動構造部材を操作部の操作状況に応じて移動させ
    るように駆動する移動駆動部材とを備えたことを特徴と
    する体感ドライブ装置。
  4. 【請求項4】 運転状況に応じて運転前方の表示画像を
    変化させると共に運転者が座る座席を移動させて運転者
    に臨場感を体感させるようにした体感ドライブ装置にお
    いて、 前方に下がるように直線状に傾斜した案内部材が後方に
    配設され、前方に上がるように直線状に傾斜した案内部
    材が前方に配設され、前後に軸支されて振り子状に左右
    に揺動自在な揺動構造部材と、 前記前方に下がるように直線状に傾斜した案内部材に沿
    って移動可能な移動部材が後方下部に配置され、前記前
    方に上がるように直線状に傾斜した案内部材に沿って移
    動可能な移動部材が前方下部に配置され、後方上部に前
    記座席が配置され、加速操作および減速操作の少なくと
    も一方の指示が可能な操作部材および、方向操作による
    指示が可能な方向操作部材が前方に配設された移動構造
    部材と、 前記揺動構造部材を方向操作状況に応じて揺動させる揺
    動駆動部材と、 前記移動構造部材を加速操作または減速操作の指示状況
    に応じて移動させるように駆動する移動駆動部材とを備
    えたことを特徴とする体感ドライブ装置。
  5. 【請求項5】 運転状況に応じて運転前方の表示画像を
    変化させると共に運転者が座る座席を移動させて運転者
    に臨場感を体感させるようにした体感ドライブ装置にお
    いて、 前方に下がるように直線状に傾斜した案内レールに後方
    下部がスライド自在に取り付けられ、前方に上がるよう
    直線状に傾斜した案内軌道に前方下部のローラが配置
    され、後方上部に前記座席が配置され、加速操作および
    減速操作の少なくとも一方の指示が可能な操作部が前方
    に配設された前後移動構造部材と、 この前後移動部材を操作部の操作状況に応じて前後方向
    に移動させるように駆動する前後駆動部材とを備えたこ
    とを特徴とする体感ドライブ装置。
  6. 【請求項6】 運転状況に応じて運転前方の表示画像を
    変化させると共に運転者が座る座席を移動させて運転者
    に臨場感を体感させるようにした体感ドライブ装置にお
    いて、 前方に下がるように直線状に傾斜した案内レールが後方
    に配設され、前方に上がるように直線状に傾斜した案内
    軌道が前方に配設され、前後に軸支されて振り子状に左
    右に揺動自在な揺動構造部材と、 後方下部が前記案内レールにスライド自在に取り付けら
    れ、前方下部のローラが前記案内軌道に配置され、後方
    上部に前記座席が配置され、加速操作および減速操作の
    少なくとも一方の指示が可能な操作部材および、方向操
    作による指示が可能な方向操作部材が前方に配設された
    前後移動構造部材と、 前記揺動構造部材を方向操作状況に応じて揺動させる揺
    動駆動部材と、 前記前後移動構造部材を加速操作または減速操作状況に
    応じて前後方向に移動させるように駆動する前後駆動部
    材とを備えたことを特徴とする体感ドライブ装置。
  7. 【請求項7】 前記揺動駆動部材の駆動機構は中間停止
    可能なエアーシリンダであることを特徴とする請求項1
    〜6の何れかに記載の体感ドライブ装置。
  8. 【請求項8】 前記前後駆動部材の駆動機構は中間停止
    可能なエアーシリンダであることを特徴とする請求項1
    〜7の何れかに記載の体感ドライブ装置。
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