JP6882552B2 - 情報処理装置、管理システム、プログラム、及び状態管理方法 - Google Patents

情報処理装置、管理システム、プログラム、及び状態管理方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置管理システム、プログラム、及び状態管理方法に関する。
従来、スーパーマーケット等の店舗において、顧客自身がオペレータとなって商品の商品販売データ処理を行うセルフチェックアウトシステムがある。セルフチェックアウトシステムは、顧客が商品の売上登録を行うセルフPOS(Point Of Sales)端末と、店舗に設置されたセルフPOS端末の状態を管理する情報処理装置(アテンダント端末)とを備えている。そして、アテンダント端末は、アテンダント端末が管理するセルフPOS端末を見渡せる場所に設置されている。
また、アテンダント端末は、商品販売データ処理において、商品の売上登録は店員が行うが会計処理は顧客が行うセミセルフチェックアウトシステムに導入される場合もある。セミセルフチェックアウトシステムに導入された場合には、アテンダント端末は、顧客自身がオペレータとなって会計処理を行う会計装置を監視する。
これらチェックアウトシステムにおいて、店員は、セルフPOS端末等の釣銭等の状態を把握するためや、セルフPOS端末等に発生したエラーに対応するために情報処理装置を適宜確認している。
しかしながら、店員は、多忙であり、接客業務や品出し業務等も行っている。従って、店員は、セルフPOS端末等の状態を確認するためには、その都度、情報処理装置が設置されている場所に行かなければならなかった。
本発明が解決しようとする課題は、セルフPOS端末等の状態を容易に確認させることができる情報処理装置管理システム、プログラム、及び状態管理方法を提供することである。
実施形態の情報処理装置は、第1受信手段と、生成手段と、第1送信手段と、を備える。前記第1受信手段は、販売対象の商品として売上登録された商品の会計処理を行う会計装置の状態を示す個別状態情報を複数の前記会計装置から受信する。前記生成手段は、前記個別状態情報を集約して、前記第1受信手段が前記個別状態情報を受信した複数の前記会計装置の各々について、前記会計装置の釣銭の枚数を示す釣銭状態情報と、前記会計装置により登録された商品に未成年に販売することができない商品が含まれているかを示す情報とを含む全体状態情報を生成する。前記第1送信手段は、表示部を備えた携帯可能な携帯端末に、前記生成手段が生成した前記全体状態情報を送信する。
図1は、実施形態に係るセルフチェックアウトシステムの構成の一例を示す説明図である。 図2は、セルフPOS端末の外観を操作者側から見た斜視図である。 図3は、セルフPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図4は、アテンダント端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図5は、携帯端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図6は、セルフチェックアウトシステムの各装置が有する機能構成を示すブロック図である。 図7は、第1管理画面の一例を示す説明図である。 図8は、管理処理の一例を示すフローチャート図である。
以下、添付図面を参照して、情報処理装置及び管理システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、情報処理装置の一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。実施形態の情報処理装置は、スーパーマーケット等の店舗に導入された、一取引にかかる商品の登録・精算を顧客が行うセルフPOS(Point Of Sales)端末を管理するアテンダント端末への適用例である。
図1は、実施形態に係るセルフチェックアウトシステム1の構成の一例を示す説明図である。セルフチェックアウトシステム1は、セルフPOS端末2と、アテンダント端末3と、携帯端末4とを備える。また、実施形態に係るセルフチェックアウトシステム1は、セルフPOS端末2を、アテンダント端末3及び携帯端末4が管理する管理システムでもある。
セルフPOS端末2は、スーパーマーケット等の店舗で商品販売データ処理に係る操作を顧客が行う商品販売データ処理装置である。そして、セルフPOS端末2は、商品販売データ処理における、販売対象の商品を登録する売上登録処理と、販売対象の商品として売上登録された商品の会計処理とを顧客が行う会計装置でもある。
アテンダント端末3は、セルフPOS端末2を管理する情報処理装置である。アテンダント端末3は、スーパーマーケット等の店舗において、アテンダント端末3が管理するセルフPOS端末2を見渡せる位置に設置される。アテンダント端末3は、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータである。また、アテンダント端末3は、ネットワークN1を介して、セルフPOS端末2と接続している。ネットワークN1は、LAN(Local Area Network)ケーブル等により有線で接続している。そして、アテンダント端末3は、ネットワークN1を介して接続されたセルフPOS端末2の各種状態を表示することができる。また、アテンダント端末3は、セルフPOS端末2から送信された情報を集約して携帯端末4に送信する。さらに、アテンダント端末3は、セルフPOS端末2をリモート操作する各種リモート操作情報を送信することができる。なお、ネットワークN1は、LANケーブル等の有線に限らず、無線であってもよい。また、セルフチェックアウトシステム1は、アテンダント端末3を1台に限らず、複数台備えていてもよい。
携帯端末4は、セルフPOS端末2を管理する携帯可能なタブレット端末等である。携帯端末4には、肩掛けバンド等が備えられており、店員が様々な業務を行っていても容易に持ち運ぶことができる。携帯端末4は、ネットワークN2を介して、アテンダント端末3と接続している。ネットワークN2は、無線LAN等により無線で接続している。そして、携帯端末4は、アテンダント端末3が集約した情報を受信して、セルフPOS端末2の各々の各種状態の全部又は一部を表示することができる。また、携帯端末4は、アテンダント端末3を介して、セルフPOS端末2をリモート操作する各種リモート操作情報を送信することができる。また、セルフチェックアウトシステム1は、携帯端末4を1台に限らず、複数台備えていてもよい。
次に、図2を用いてセルフPOS端末2について説明する。図2は、セルフPOS端末2の外観を操作者側から見た斜視図である。
セルフPOS端末2は、正面中央に、入出金部20(図3参照)を内蔵する第1筐体21と、第1筐体21の上面に載置された商品販売データ処理部22とを備える。また、セルフPOS端末2は、正面右側に、販売対象の商品として登録されていない商品を入れたカゴを載置する第1荷置台23を備える。また、セルフPOS端末2は、正面左側に、販売対象の商品として登録された商品を載置する第2荷置台24を備える。図2に示すセルフPOS端末2は、第1荷置台23及び第2荷置台24を1台ずつ備えているが、複数台備えていてもよい。
第2荷置台24は、販売対象の商品として登録した商品を置く台座241を備える。また、第2荷置台24は、販売対象の商品として登録した商品を入れる袋を吊り下げる袋掛けフック242と、売上登録処理した商品の一時置台243とを備える。袋掛けフック242と、一時置台243とは、台座241に設けられた支柱244に支持されて、台座241の上方に位置している。
また、第1荷置台23及び第2荷置台24は、それぞれ計量部232、246(図3参照)を備える。これにより、第1荷置台23及び第2荷置台24は、精算の前後で商品の重量が同じであることを確認することができる。
第1筐体21は、第1筐体下段カバー211と、第1筐体上段カバー212とを備える。第1筐体下段カバー211は、第1筐体21の下段を覆うカバーである。第1筐体上段カバー212は、第1筐体21の上段を覆うカバーである。そして、第1筐体21は、第1筐体下段カバー211が開放されていることを条件に第1筐体上段カバー212を開放することができる。また、第1筐体21は、第1筐体下段カバー211を施錠する第1電子ロック225(図3参照)と、第1筐体上段カバー212を施錠する第2電子ロック226(図3参照)とを備える。
第1筐体21は、第1筐体上段カバー212が開閉された内部に入出金部20を備える。入出金部20は、商品の代金や釣銭等の貨幣を収納する。また、第1筐体21は、硬貨投入口213と、硬貨払出口214と、紙幣投入口215と、紙幣払出口216とを備える。硬貨投入口213は、顧客が商品の代金として入出金部20に入金する硬貨の入金口である。硬貨払出口214は、釣銭として入出金部20から出金する硬貨の出金口である。紙幣投入口215は、顧客が商品の代金として入出金部20に入金する紙幣の入金口である。紙幣払出口216は、釣銭として入出金部20から出金する紙幣の出金口である。
商品販売データ処理部22は、商品販売データ処理の実行に用いられる各部を備える。すなわち、商品販売データ処理部22は、第2筐体25と、表示部26と、ハンディスキャナ27と、カードリーダライタ28と、パトランプ29とを備える。
第2筐体25は、第2筐体25の上部に設けられた表示部26を支持する。第2筐体25は、第2筐体カバー251に覆われている。そして、第2筐体25は、第2筐体カバー251の開閉を施錠する第3電子ロック227(図3参照)を備える。また、第2筐体25は、第2筐体カバー251の内部に、スキャナ252(図3参照)と、プリンタ253(図3参照)と内蔵する。
第2筐体25は、スキャナ252が商品の商品コード等を読み取る読取窓252aを備える。読取窓252aは、スキャナ252が射出したレーザ光を第2筐体25の外部に透過させるとともに、レーザ光の反射光を第2筐体25の内部に透過させる。なお、スキャナ252は、商品の画像を撮像し、撮像した画像から商品コード等を読み取るものであってもよい。
第2筐体25は、プリンタ253が出力したレシート等を排出するレシート発行口253aを備える。プリンタ253は、取引処理された商品の売上情報を用紙に印字したレシートをレシート発行口253aから排出する。
ハンディスキャナ27は、手持ち型のスキャナである。ハンディスキャナ27は、商品が重い場合や商品が大きい場合等の商品を読取窓252aにかざすことが困難な場合に使用される。
表示部26は、例えば液晶ディスプレイ等である。表示部26は、売上登録された商品の商品情報等を表示する。また、表示部26は、セルフPOS端末2を操作するタッチパネル261(図3参照)を備える。タッチパネル261は、表示部26上の操作(タッチ)された箇所を検知して、表示部26が表示している表示要素に応じた操作が入力されたものとして判断する。これにより、タッチパネル261は、表示部26が表示したキーが操作されたとして当該キーの操作を受け付ける。
カードリーダライタ28は、クレジットカード等の決済に用いるカードの記憶媒体が記憶する情報の読み取り及び書き込みを実行する装置である。カードリーダライタ28は、カードを挿入するカード挿入口28aを正面に備える。そして、カードリーダライタ28は、カード挿入口28aに挿入されたカードの記憶媒体が記憶する情報の読み取り及び書き込みを実行する。一連の処理が完了するとカードリーダライタ28は、カード挿入口28aに挿入されたカードを排出する。
パトランプ29は、セルフPOS端末2に異常が発生したこと等を店員に通知する警告灯である。パトランプ29は、例えばセルフPOS端末2に異常が発生した場合に赤色等で点滅する。
次に、セルフチェックアウトシステム1が有する各種機器の詳細について説明する。
まず、セルフPOS端末2のハードウェア構成について説明する。図3は、セルフPOS端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。
商品販売データ処理部22は、各種演算や商品販売データ処理部22の各部を統括的に制御する制御部221を備える。そして、制御部221は、セルフPOS端末2の全体を制御する。すなわち、制御部221は、入出金部20、第1荷置台23及び第2荷置台24にコマンド等を送信して各種処理を実行させる。また、制御部221は、入出金部20、第1荷置台23及び第2荷置台24から各種処理の実行結果等を受信する。
制御部221は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、RTC(Real Time Clock)等によって構成される。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。RTCは、現在の日時を計時する。
制御部221は、バス228を介して、記憶部222と、通信インタフェース223と、スキャナ252と、プリンタ253と、表示部26と、タッチパネル261と、ハンディスキャナ27と、接続インタフェース224と、カードリーダライタ28と、パトランプ29と、第1電子ロック225と、第2電子ロック226と、第3電子ロック227と接続している。
記憶部222は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置である。記憶部222は、商品販売データ処理を含む各種のPOS業務を実行するための制御プログラムPR2や各種設定情報を記憶する。通信インタフェース223は、ネットワークN1と接続するインタフェースである。接続インタフェース224は、接続ケーブルC1を介して、入出金部20と、第1荷置台23と、第2荷置台24と接続するインタフェースである。第1電子ロック225と、第2電子ロック226と、第3電子ロック227とは、制御部221によって開錠と施錠とが制御される。
入出金部20は、商品販売データ処理部22からのコマンドに応じて、入出金部20の各部を統括的に制御する制御部201を備える。制御部201は、商品販売データ処理部22からのコマンドに応じて各種処理を実行する。また、制御部201は、各種処理の実行結果等を商品販売データ処理部22に送信する。
制御部201は、CPU、ROM、RAM、RTC等によって構成される。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。RTCは、現在の日時を計時する。
制御部201は、バス205を介して、接続インタフェース202と、硬貨入出金部203と、紙幣入出金部204と接続している。接続インタフェース202は、接続ケーブルC1を介して、商品販売データ処理部22と接続するインタフェースである。
硬貨入出金部203は、硬貨投入口213から入金された硬貨を硬貨収納部(不図示)に収納する。また、硬貨入出金部203は、釣銭を硬貨収納部から硬貨払出口214に出金する。紙幣入出金部204は、紙幣投入口215から入金された紙幣を紙幣収納部(不図示)に収納する。また、紙幣入出金部204は、釣銭を紙幣収納部から紙幣払出口216に出金する。
第1荷置台23は、接続インタフェース231と計量部232とを備える。第1荷置台23は、バス233を介して、接続インタフェース231と計量部232とを接続している。接続インタフェース231は、接続ケーブルC1を介して、商品販売データ処理部22と接続するインタフェースである。計量部232は、第1荷置台23に置かれた商品の重量を計量するロードセルユニットである。そして、第1荷置台23は、第1荷置台23に置かれた商品の重量を商品販売データ処理部22に出力することができる。
第2荷置台24は、接続インタフェース245と計量部246とを備える。第2荷置台24は、バス247を介して、接続インタフェース245と計量部246とを接続している。接続インタフェース245は、接続ケーブルC1を介して、商品販売データ処理部22と接続するインタフェースである。計量部246は、第2荷置台24に置かれた商品の重量を計量するロードセルユニットである。すなわち、第2荷置台24は、第2荷置台24に置かれた商品の重量を商品販売データ処理部22に出力することができる。
次に、アテンダント端末3のハードウェア構成について説明する。図4は、アテンダント端末3のハードウェア構成を示すブロック図である。
アテンダント端末3は、各種演算やアテンダント端末3の各部を統括的に制御する制御部301を備える。制御部301は、CPU、ROM、RAM、RTC等によって構成される。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。RTCは、現在の日時を計時する。
制御部301は、バス308を介して、記憶部302と、第1通信インタフェース303と、第2通信インタフェース304と、キーボード305と、マウス306と、表示部307と接続する。記憶部302は、例えば、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部302は、アテンダント端末3がセルフPOS端末2を管理するための制御プログラムPR3や各種設定情報を記憶する。
第1通信インタフェース303は、ネットワークN1を介して、セルフPOS端末2と接続するインタフェースである。第2通信インタフェース304は、ネットワークN2を介して、携帯端末4と接続するインタフェースである。キーボード305は、文字を入力する文字キーや数字を入力する置数キー等を有する各種操作を入力する入力装置である。マウス306は、表示部307に表示されたカーソルを移動させ、表示部307が表示している表示要素に応じた操作する入力装置である。表示部307は、例えば液晶ディスプレイ等である。
次に、携帯端末4のハードウェア構成について説明する。図5は、携帯端末4のハードウェア構成を示すブロック図である。
携帯端末4は、各種演算や携帯端末4の各部を統括的に制御する制御部401を備える。制御部401は、CPU、ROM、RAM、RTC等によって構成される。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。RTCは、現在の日時を計時する。
制御部401は、バス406を介して、記憶部402と、通信インタフェース403と、表示部404と、タッチパネル405と接続する。記憶部402は、例えば、HDDやSSD等の記憶装置である。記憶部402は、携帯端末4がセルフPOS端末2を管理するための制御プログラムPR4や各種設定情報を記憶する。
通信インタフェース403は、ネットワークN2を介して、アテンダント端末3と接続するインタフェースである。表示部404は、例えば液晶ディスプレイ等である。タッチパネル405は、表示部404上の操作(タッチ)された箇所を検知して、表示部404が表示している表示要素に応じた操作が入力されたものとして判断する。これにより、タッチパネル405は、表示部404が表示したキーが操作されたとして当該キーの操作を受け付ける。
次に、セルフチェックアウトシステム1の各装置が有する特徴的な機能について説明する。ここで、図6は、セルフチェックアウトシステム1の各装置が有する機能構成を示すブロック図である。
まず、セルフPOS端末2の機能構成について説明する。
制御部221のCPUは、記憶部222の制御プログラムPR2をRAMに展開し、制御プログラムPR2に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、制御部221は、機能部として、売上登録部2001と、会計処理部2002と、表示制御部2003と、重量監視部2004と、電子ロック制御部2005と、自己監視部2006と、報知部2007と、通信制御部2008と、リモート操作部2009とを備える。
売上登録部2001は、商品販売データ処理における、販売対象の商品を登録する売上登録処理を制御する。すなわち、売上登録部2001は、スキャナ252又はハンディスキャナ27が受け付けた商品コードの商品を販売対象の商品として登録する。また、売上登録部2001は、販売対象として登録した商品の代金の合計金額を算出する。
会計処理部2002は、入出金部20と協働で、販売対象の商品の会計処理を実行する。すなわち、会計処理部2002は、売上登録部2001が算出した合計金額を入出金部20に送信する。入出金部20は、硬貨投入口213又は紙幣投入口215から入金された貨幣を収納する。そして、入出金部20は、入金された金額から売上登録部2001が算出した合計金額を減算した金額を硬貨払出口214又は紙幣払出口216から釣銭として出金する。この時、釣銭額は、入出金部20が算出してもよいし、会計処理部2002が算出してもよい。
表示制御部2003は、表示部26に各種画面を表示させる。表示制御部2003は、例えば、売上登録処理に係る画面や、会計処理に係る画面を表示させる。また、表示制御部2003は、エラーが発生したことを報知する画面や、店員を呼び出していることを報知する画面を表示させる。
重量監視部2004は、第1荷置台23及び第2荷置台24に置いた商品の重量を監視する。これにより、重量監視部2004は、第1荷置台23に置かれた売上登録前の商品の全てが売上登録されて第2荷置台24に置かれたか否かを判定する。従って、重量監視部2004は、売上登録されていない商品を第2荷置台24に置かれる不正を防止することができる。そして、重量監視部2004は、第1荷置台23に置かれた商品の重量と、第2荷置台24に置かれた商品の重量とに差異があることを条件に異常有りと判定する。または、重量監視部2004は、会計処理前に第2荷置台24に置かれた商品が取り除かれたことを条件に異常有りと判定する。または、重量監視部2004は、第1荷置台23から取り除かれた商品が所定時間を経過しても、第2荷置台24に置かれないことを条件に異常有りと判定する。
電子ロック制御部2005は、セルフPOS端末2の各部の電子ロックを制御する。電子ロック制御部2005は、タッチパネル261からの操作に応じて、該当する箇所の電子ロックを開錠する。すなわち、電子ロック制御部2005は、タッチパネル261からの操作に応じて、第1電子ロック225と、第2電子ロック226と、第3電子ロック227との一つ又は複数を開錠する。また、電子ロック制御部2005は、第1筐体下段カバー211が閉じられたことを条件に第1電子ロック225を施錠する。また、電子ロック制御部2005は、第1筐体上段カバー212が閉じられたことを条件に第2電子ロック226を施錠する。また、電子ロック制御部2005は、第2筐体カバー251が閉じられたことを条件に第3電子ロック227を施錠する。
自己監視部2006は、セルフPOS端末2自身の状態を監視する。そして、自己監視部2006は、セルフPOS端末2自身の状態を示した個別状態情報を生成する。個別状態情報は、稼働状態情報と、商品販売データ処理状態情報と、宣言状態情報と、入出金部状態情報と、異常状態情報とを備える。
稼働状態情報は、セルフPOS端末2の稼働状態を示す情報である。すなわち、稼働状態情報は、例えば、開局中と、精算中と、登録中と、店員呼出中との何れの状態であるかを示す情報である。なお、稼働状態情報には、これ以外の状態が含まれていてもよい。商品販売データ処理状態情報は、商品販売データ処理の状態を示す情報である。すなわち、商品販売データ処理状態情報は、登録された商品や合計金額等を備える情報である。宣言状態情報は、セルフPOS端末2を使用する際に、顧客が設定した設定内容を示す情報である。例えば、宣言状態情報は、顧客が持参した買物袋を使用する設定などである。
入出金部状態情報は、入出金部20の状態を示す情報である。すなわち、入出金部状態情報は、入出金部20に格納された釣銭の金種ごとの枚数等を含む情報である。
異常状態情報は、セルフPOS端末2に異常が発生していることを示す情報である。すなわち、異常状態情報は、例えば、アルコールや煙草等の未成年に販売することができない商品が販売対象に含まれている異常を示す情報である。または、異常状態情報は、例えば、重量監視部2004が判定した異常を示す情報である。または、異常状態情報は、例えば、用紙の残量に係る内容や紙詰まり等のプリンタ253の異常を示す情報である。または、異常状態情報は、顧客が店員を呼び出すことを示す異常である。または、異常状態情報は、入出金部20に格納することができる釣銭がフル状態、ニアフル状態、エンプティ状態、ニアエンプティ状態の何れかであることを示す異常である。なお、異常状態情報は、これら以外の異常が発生していることを示す情報であってもよい。
報知部2007は、機能部の何れかが異常状態であると判定したことを条件に、報知する。報知部2007は、音声を発したり、パトランプ29を点滅させたり、表示制御部2003に報知画面(不図示)を表示させたりすることで報知する。報知部2007は、表示制御部2003に報知画面を表示させる場合には、売上登録処理に係る画面や、会計処理に係る画面に畳重して報知画面を表示させる。そして、報知部2007は、タッチパネル261からの操作に応じて、報知を解除する。または、自己監視部2006は、リモート操作部2009からの要求に応じて、報知を解除する。
通信制御部2008は、通信インタフェース223を制御して、アテンダント端末3と通信する。そして、第3送信手段である通信制御部2008は、一定期間が経過するごとに、個別状態情報をアテンダント端末3に送信する。また、通信制御部2008は、アテンダント端末3からリモート操作情報を受信する。ここで、リモート操作情報は、アテンダント端末3又は携帯端末4がセルフPOS端末2をリモート操作する情報である。そして、セルフPOS端末2を識別可能な識別情報と、リモート操作する操作内容を示した操作情報とを備える。
リモート操作部2009は、リモート操作情報に応じた処理を実行する。すなわち、リモート操作部2009は、リモート操作情報が報知の解除を示していることを条件に、報知部2007に報知の解除を要求する。具体的には、リモート操作部2009は、リモート操作情報が重量エラーに係る報知の解除を示していることを条件に、重量監視部2004に重量エラーに係る報知の解除を要求する。または、リモート操作部2009は、リモート操作情報がアルコール等の販売許可を示していることを条件に、自己監視部2006に年齢確認に係る報知の解除を要求する。または、リモート操作部2009は、リモート操作情報が印字エラーに係る報知の解除を示していることを条件に、自己監視部2006に印字エラーに係る報知の解除を要求する。
または、リモート操作部2009は、リモート操作情報が電子ロックの開錠を示していることを条件に、該当する箇所の電子ロックを開錠させる。すなわち、リモート操作部2009は、リモート操作情報が電子ロックの開錠を示していることを条件に、電子ロック制御部2005に第1電子ロック225と、第2電子ロック226と、第3電子ロック227との一つ又は複数を開錠させる。
次に、アテンダント端末3の機能構成について説明する。
制御部301のCPUは、記憶部302の制御プログラムPR3をRAMに展開し、制御プログラムPR3に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、制御部301は、機能部として、第1通信制御部3001と、表示制御部3002と、情報集約部3003と、入力制御部3004と、リモート操作情報生成部3005と、第2通信制御部3006とを備える。
第1通信制御部3001は、第1通信インタフェース303を制御して、セルフPOS端末2と通信する。そして、第1受信手段である第1通信制御部3001は、一定期間が経過するごとに、セルフPOS端末2自身の状態を示す個別状態情報を複数のセルフPOS端末2から受信する。また、第2送信手段である第1通信制御部3001は、リモート操作情報をリモート操作情報の識別情報が示しているセルフPOS端末2に送信する。
表示制御部3002は、表示部307を制御して、各種画面を表示させる。表示制御部3002は、セルフPOS端末2の各々から送信された個別状態情報に基づいて、第1管理画面を表示部307に表示させる。
ここで、図7は、第1管理画面G1の一例を示す説明図である。第1管理画面G1は、セルフPOS端末2の各々の状態を表示した画面である。第1管理画面G1は、大別すると、セルフPOS端末状態表示領域G11a、G11b、G11c、G11dと、メンテナンス表示領域G12とを備える。セルフPOS端末状態表示領域G11a、G11b、G11c、G11dは、セルフPOS端末2の各々の状態を表示した領域である。図7に示すセルフPOS端末状態表示領域G11aは、セルフPOS端末番号1のセルフPOS端末2の状態を示している。図7に示すセルフPOS端末状態表示領域G11bは、セルフPOS端末番号14のセルフPOS端末2の状態を示している。図7に示すセルフPOS端末状態表示領域G11cは、セルフPOS端末番号15のセルフPOS端末2の状態を示している。図7に示すセルフPOS端末状態表示領域G11dは、セルフPOS端末番号5のセルフPOS端末2の状態を示している。メンテナンス表示領域G12は、セルフPOS端末2の設定を変更する各種ボタンを表示する領域である。
セルフPOS端末状態表示領域G11a、G11b、G11c、G11dは、釣銭状態表示欄G111と、エラー情報表示欄G112と、使用宣言情報表示欄G113と、登録商品表示欄G114と、特記事項表示欄G115と、合計金額表示欄G116とをそれぞれ備える。釣銭状態表示欄G111は、入出金部20に格納する釣銭の金種ごとの枚数を表示する欄である。また、表示制御部3002は、硬貨または紙幣の補充が必要な金種には、補充マークG111aを表示する。表示制御部3002は、異常状態情報が入出金部20に格納されている釣銭がエンプティ状態又はニアエンプティ状態であることを示していることを条件にして、補充マークG111aを表示する。または、表示制御部3002は、入出金部状態情報が示す入出金部20に格納されている釣銭の枚数が閾値以下になったことを条件にして、補充マークG111aを表示する。また、表示制御部3002は、硬貨または紙幣の回収が必要な金種には、回収マークG111bを表示する。表示制御部3002は、異常状態情報が入出金部20に格納されている釣銭がフル状態又はニアフル状態であることを示していることを条件にして、回収マークG111bを表示する。または、表示制御部3002は、入出金部状態情報が示す入出金部20に格納されている釣銭の枚数が閾値以上になったことを条件にして、回収マークG111bを表示する。
エラー情報表示欄G112は、該当するセルフPOS端末2のエラー状態を表示する欄である。具体的には、表示制御部3002は、プリンタ異常のエラーや、重量エラーや、入出金部異常のエラー等を表示するエラー情報表示欄G112に表示する。すなわち、表示制御部3002は、異常状態情報が示すエラーに係る異常をエラー情報表示欄G112に表示する。
使用宣言情報表示欄G113は、顧客がセルフPOS端末2を使用するに際に、使用することを宣言(登録)したことを表示する欄である。すなわち、表示制御部3002は、宣言状態情報が示している情報を表示する欄である。例えば、表示制御部3002は、顧客が持参した買物袋を使用する宣言(登録)等を使用宣言情報表示欄G113に表示する。
登録商品表示欄G114は、一取引に係る商品販売データ処理において、販売対象の商品として登録された商品を表示する欄である。特記事項表示欄G115は、一取引に係る商品販売データ処理において、店員が注意すべき特記事項を表示する欄である。表示制御部3002は、例えば、酒や煙草等の未成年に販売することができない商品を顧客が購入しようとしていることを示す未成年販売禁止画面G115aを特記事項表示欄G115に表示させる。合計金額表示欄G116は、一取引に係る商品販売データ処理において、販売対象の商品の合計金額等を表示する欄である。
また、表示制御部3002は、セルフPOS端末2ごとに、該当するセルフPOS端末状態表示領域G11a、G11b、G11c、G11dにポップアップ画面を表示させる。これにより、店員は、何れのセルフPOS端末2に係るポップアップ画面であるかを即座に把握することができる。そして、表示制御部3002は、ポップアップ画面として例えば、異常検知画面G13や、電子ロック開錠画面G14や、店員呼出画面G15等を表示させる。
異常検知画面G13は、セルフPOS端末2が検知した異常を報知するポップアップ画面である。すなわち、異常検知画面G13は、個別状態情報の異常状態情報が示している異常を報知するポップアップ画面である。異常検知画面G13は、詳細ボタンG131と、解除ボタンG132と、閉じるボタンG133とを備える。詳細ボタンG131は、発生した異常内容の詳細を表示した異常詳細画面(不図示)を表示させるボタンである。解除ボタンG132は、発生した異常内容を店員が確認した結果、問題無いことを確認した場合に押下するボタンである。閉じるボタンG133は、異常検知画面G13を消去する場合に押下するボタンである。図7に示す異常検知画面G13は、プリンタに係る異常が発生したことを示している。
電子ロック開錠画面G14は、セルフPOS端末2の各部の電子ロックをリモート操作により開錠するポップアップ画面である。電子ロック開錠画面G14は、閉じるボタンG141と、開錠ボタンG142a、G142b、G142cとを備える。閉じるボタンG141は、電子ロック開錠画面G14を消去するボタンである。開錠ボタンG142a、G142b、G142cは、セルフPOS端末2の該当する電子ロックを開錠するボタンである。開錠ボタンG142aは、第1筐体下段カバー211の電子ロックである第1電子ロック225を開錠するボタンである。開錠ボタンG142bは、第1筐体上段カバー212の電子ロックである第2電子ロック226を開錠するボタンである。開錠ボタンG142cは、プリンタが収納された第2筐体25の電子ロックである第3電子ロック227を開錠するボタンである。
店員呼出画面G15は、セルフPOS端末2を使用する顧客が店員を呼び出していることを示すポップアップ画面である。すなわち、店員呼出画面G15は、個別状態情報の異常状態情報が店員の呼び出しを示している場合に報知するポップアップ画面である。店員呼出画面G15は、詳細ボタンG151と、閉じるボタンG152とを備える。詳細ボタンG151は、店員を呼び出している理由の詳細を表示した呼出詳細画面(不図示)を表示させるボタンである。閉じるボタンG152は、店員呼出画面G15を消去するボタンである。
図7に示す第1管理画面G1は、4つのセルフPOS端末状態表示領域G11a、G11b、G11c、G11dを表示している。しかし表示個数は、これに限らず3以下であってもよいし、5以上であってもよい。また、図7に示す第1管理画面G1は、セルフPOS端末番号1と、セルフPOS端末番号14と、セルフPOS端末番号15と、セルフPOS端末番号5との状態を表示している。しかし、何れのセルフPOS端末2の状態を表示させるかは、店員が任意に設定することができる。
図6に戻り、生成手段である情報集約部3003は、第1通信制御部3001が複数のセルフPOS端末2から受信した個別状態情報を集約して、携帯端末4に送信する全体状態情報を生成する。全体状態情報とは、アテンダント端末3に接続された複数のセルフPOS端末2の各々の状態を示した情報である。そして、携帯端末4は、全体状態情報に基づいて、セルフPOS端末2の各々の状態を表示させる。
入力制御部3004は、キーボード305やマウス306等から各種操作を受け付ける。
リモート操作情報生成部3005は、入力制御部3004が受け付けた操作に基づいて、セルフPOS端末2をリモート操作するリモート操作情報を生成する。リモート操作情報は、セルフPOS端末2を識別可能な識別情報と、識別情報が示すセルフPOS端末2に対するリモート操作内容を示す操作情報とを有する。具体的には、リモート操作情報生成部3005は、入力制御部3004がセルフPOS端末2の異常状態に係る報知を解除する操作を受け付けたことを条件に、セルフPOS端末2の異常状態に係る報知を解除する操作情報を有するリモート操作情報を生成する。または、リモート操作情報生成部3005は、入力制御部3004がセルフPOS端末2の電子ロックを開錠する操作を受け付けたことを条件に、セルフPOS端末2の電子ロックを開錠する操作情報を有するリモート操作情報を生成する。
第2通信制御部3006は、第2通信インタフェース304を制御して、携帯端末4と通信する。そして、第1送信手段である第2通信制御部3006は、一定期間が経過するごとに、情報集約部3003が生成した全体状態情報を携帯端末4に送信する。なお、第2通信制御部3006は、ネットワークN2を介して複数の携帯端末4が接続されている場合には、一又は複数の携帯端末4に全体状態情報を送信することができる。また、第2受信手段である第2通信制御部3006は、携帯端末4からリモート操作情報を受信する。
次に、携帯端末4の機能構成について説明する。
制御部401のCPUは、記憶部402の制御プログラムPR4をRAMに展開し、制御プログラムPR4に従って動作することで、図6に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、制御部221は、機能部として、通信制御部4001と、表示制御部4002と、入力制御部4003と、リモート操作情報生成部4004とを備える。
通信制御部4001は、通信インタフェース403を制御して、アテンダント端末3と通信する。そして、第3受信手段である通信制御部4001は、一定期間が経過するごとに、アテンダント端末3から送信された全体状態情報を受信する。また、通信制御部4001は、リモート操作情報をアテンダント端末3に送信する。
表示制御部4002は、表示部404を制御して、各種画面を表示させる。表示制御手段である表示制御部4002は、アテンダント端末3から送信された全体状態情報に基づいて、第2管理画面(不図示)を表示部307に表示させる。第2管理画面とは、セルフPOS端末2の各々の状態を表示した画面である。すなわち、第2管理画面は、第1管理画面G1が表示している表示要素の全部又は一部を備える画面である。第2管理画面は、例えば、セルフPOS端末状態表示領域G11a、G11b、G11c、G11dを表示させ、メンテナンス表示領域G12を表示しない画面である。そして、表示制御部4002は、例えば、一又は複数のセルフPOS端末状態表示領域G11a、G11b、G11c、G11dを第2管理画面に表示する。
さらに、表示制御部4002は、アテンダント端末3が表示する各種ポップアップ画面を、アテンダント端末3と同様に第2管理画面に重ねて表示させる。すなわち、表示制御部4002は、ポップアップ画面として例えば、異常検知画面G13や、電子ロック開錠画面G14や、店員呼出画面G15等に相当するポップアップ画面を表示させる。さらに、表示制御部4002は、アテンダント端末3が表示する異常詳細画面や呼出詳細画面に相当する画面を表示させる。
入力制御部4003は、タッチパネル405等から各種操作を受け付ける。
リモート操作情報生成部4004は、入力制御部4003が受け付けた操作に基づいて、セルフPOS端末2をリモート操作するリモート操作情報を生成する。すなわち、リモート操作情報生成部4004は、リモート操作する対象のセルフPOS端末2を示す識別情報と、リモート操作内容を示す操作情報とを有するリモート操作情報を生成する。そして、リモート操作情報生成部4004は、入力制御部4003がセルフPOS端末2の異常状態に係る報知を解除する操作を受け付けたことを条件に、セルフPOS端末2の異常状態に係る報知を解除する操作情報を有するリモート操作情報を生成する。または、リモート操作情報生成部4004は、入力制御部4003がセルフPOS端末2の電子ロックを開錠する操作を受け付けたことを条件に、セルフPOS端末2の電子ロックを開錠する操作情報を有するリモート操作情報を生成する。
次に、セルフチェックアウトシステム1の各装置が実行する管理処理について説明する。ここで、図8は、実施の形態のセルフチェックアウトシステム1の各装置が実行する管理処理の一例を示すフローチャート図である。
まず、セルフPOS端末2の自己監視部2006は、個別状態情報を生成する(ステップS21)。次いで、セルフPOS端末2の通信制御部2008は、個別状態情報をアテンダント端末3に送信する(ステップS22)。
次いで、アテンダント端末3の第1通信制御部3001は、セルフPOS端末2から個別状態情報を受信する(ステップS31)。次いで、アテンダント端末3の表示制御部3002は、生成した第1管理画面情報を表示させる(ステップS32)。
次いで、アテンダント端末3の情報集約部3003は、セルフPOS端末2から送信された個別状態情報を集約して全体状態情報を生成する(ステップS33)。次いで、アテンダント端末3の第2通信制御部3006は、生成した全体状態情報を送信させる(ステップS34)。
携帯端末4の通信制御部4001は、全体状態情報を受信する一定期間が経過したか否かを判定する(ステップS41)。一定期間が経過していないことを条件に(ステップS41;No)、携帯端末4の通信制御部4001は、ステップS44に移行する。
一方、一定期間が経過したことを条件に(ステップS41;No)、携帯端末4の通信制御部4001は、アテンダント端末3から送信された全体状態情報を受信する(ステップS42)。次いで、携帯端末4の表示制御部4002は、生成した第2管理画面を表示させる(ステップS43)。
次いで、携帯端末4の入力制御部4003は、操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS44)。操作を受け付けていないことを条件に(ステップS44;No)、携帯端末4の入力制御部4003は、ステップS41に戻り、再度全体状態情報を受信する。
一方、操作を受け付けたことを条件に(ステップS44;Yes)、携帯端末4のリモート操作情報生成部4004は、操作内容に応じたリモート操作情報を生成する(ステップS45)。次いで、携帯端末4の通信制御部4001は、生成したリモート操作情報をアテンダント端末3に送信する(ステップS46)。
次いで、アテンダント端末3の第2通信制御部3006は、携帯端末4から送信されたリモート操作情報を受信する(ステップS35)。次いで、アテンダント端末3の第1通信制御部3001は、リモート操作情報をセルフPOS端末2に送信する(ステップS36)。
次いで、セルフPOS端末2の通信制御部2008は、アテンダント端末3から送信されたリモート操作情報を受信する(ステップS23)。次いで、セルフPOS端末2のリモート操作部2009は、リモート操作情報に対応した処理を実行する(ステップS24)。
以上により、セルフチェックアウトシステム1の各装置は、管理処理を終了する。
以上のように、実施形態に係るアテンダント端末3においては、第1通信制御部3001は、セルフPOS端末2の状態を示す個別状態情報を複数のセルフPOS端末2から受信する。そして、情報集約部3003は、複数のセルフPOS端末2から受信した個別状態情報を集約して、複数のセルフPOS端末2の状態を示す全体状態情報を生成する。第2通信制御部3006は、生成された全体状態情報を、携帯端末4に送信する。従って、携帯端末4は、アテンダント端末3に接続された複数のセルフPOS端末2の状態を表示することができる。よって、実施形態に係るアテンダント端末3は、各種装置の状態を容易に確認させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上記実施形態では、電子ロックは、第1筐体下段カバー211と、第1筐体上段カバー212と、第2筐体カバー251と設置されていると説明している。しかし、セルフPOS端末2は、これら以外の箇所に電子ロックを備えていてもよい。例えば、入出金部20やプリンタ253自体が電子ロックを備えていてもよい。
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 セルフチェックアウトシステム
2 セルフPOS端末
3 アテンダント端末
301 制御部
3001 第1通信制御部
3002 表示制御部
3003 情報集約部
3004 入力制御部
3005 リモート操作情報生成部
3006 第2通信制御部
4 携帯端末
特開2012−014740号公報

Claims (7)

  1. 販売対象の商品として売上登録された商品の会計処理を行う会計装置の状態を示す個別状態情報を複数の前記会計装置から受信する第1受信手段と、
    前記個別状態情報を集約して、前記第1受信手段が前記個別状態情報を受信した複数の前記会計装置の各々について、前記会計装置の釣銭の枚数を示す釣銭状態情報と、前記会計装置により登録された商品に未成年に販売することができない商品が含まれているかを示す情報とを含む全体状態情報を生成する生成手段と、
    表示部を備えた携帯可能な携帯端末に、前記生成手段が生成した前記全体状態情報を送信する第1送信手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記会計装置を識別可能な識別情報と、当該識別情報が示す前記会計装置に対するリモート操作内容とを有するリモート操作情報を前記携帯端末から受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段が受信した前記リモート操作情報を当該リモート操作情報の前記識別情報が示している前記会計装置に送信する第2送信手段とを更に備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2受信手段は、前記会計装置に発生した異常状態に係る報知を解除する前記リモート操作内容を有する前記リモート操作情報を受信し、
    前記第2送信手段は、前記第2受信手段が受信した前記リモート操作情報の前記識別情報が示している前記会計装置に送信する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2受信手段は、前記会計装置に備えられた電子ロックを開錠する前記リモート操作内容を有する前記リモート操作情報を受信し、
    前記第2送信手段は、前記第2受信手段が受信した前記リモート操作情報の前記識別情報が示している前記会計装置に送信する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 販売対象の商品として売上登録された商品の会計処理を行う会計装置と、複数の前記会計装置から送信された情報を集約する情報処理装置と、前記情報処理装置が集約した情報を表示させる携帯端末とを有する管理システムであって、
    前記会計装置は、
    前記会計装置の状態を示す個別状態情報を送信する第3送信手段を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記個別状態情報を複数の前記会計装置から受信する第1受信手段と、
    前記個別状態情報を集約して、前記第1受信手段が前記個別状態情報を受信した複数の前記会計装置の各々について、前記会計装置の釣銭の枚数を示す釣銭状態情報と、前記会計装置により登録された商品に未成年に販売することができない商品が含まれているかを示す情報とを含む全体状態情報を生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記全体状態情報を送信する第1送信手段とを備え、
    前記携帯端末は、
    前記全体状態情報を受信する第3受信手段と、
    前記第3受信手段が受信した前記全体状態情報に基づいて、前記会計装置の各々の状態を示す画面を表示させる表示制御手段と、
    を備える管理システム。
  6. 情報処理装置のコンピュータを、
    販売対象の商品として売上登録された商品の会計処理を行う会計装置の状態を示す個別状態情報を複数の前記会計装置から受信する第1受信手段と、
    前記個別状態情報を集約して、前記第1受信手段が前記個別状態情報を受信した複数の前記会計装置の各々について、前記会計装置の釣銭の枚数を示す釣銭状態情報と、前記会計装置により登録された商品に未成年に販売することができない商品が含まれているかを示す情報とを含む全体状態情報を生成する生成手段と、
    表示部を備えた携帯可能な携帯端末に、前記生成手段が生成した前記全体状態情報を送信する第1送信手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  7. 販売対象の商品として売上登録された商品の会計処理を行う会計装置の状態を示す個別状態情報を複数の前記会計装置から受信する第1受信ステップと、
    前記個別状態情報を集約して、前記第1受信ステップで前記個別状態情報を受信した複数の前記会計装置の各々について、前記会計装置の釣銭の枚数を示す釣銭状態情報と、前記会計装置により登録された商品に未成年に販売することができない商品が含まれているかを示す情報とを含む全体状態情報を生成する生成ステップと、
    表示部を備えた携帯可能な携帯端末に、前記生成ステップで生成した前記全体状態情報を送信する第1送信ステップと、
    を含む状態管理方法。
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