JP6880970B2 - 車両前部の照灯周辺構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の前部における照灯の周辺構造に関する。
車両の前部に搭載される各種の照灯(灯火類)には、適正な照射性(照度、照射距離や照射範囲など)と視認性が求められる。例えば、前照灯(ヘッドランプ)の照射性を確保するとともに、ターンランプやフォグランプなどの視認性を確保することで、車両の安全性を保つことができる。
特開2002−264719号公報
このため、照灯(前照灯、ターンランプやフォグランプなど)の表面(レンズ面やランプ面などとも呼ばれる部分)には、雨滴、泥水、塵埃、ごみなどの汚れを極力付着させないようにする必要がある。また、これらの汚れが付着した場合であっても、容易に除去可能であることが好ましい。
本発明は、これを踏まえてなされたものであり、その目的は、照灯の表面に対する汚れの付着を抑制するとともに、付着した汚れを車両から容易に除去可能な車両前部の照灯周辺構造を提供することにある。
本発明の車両前部の照灯周辺構造は、車両前方に臨み、車幅方向の寸法よりも車高方向の寸法が大きい縦長状のランプレンズを有する第1の照灯と、車高方向に対して第1の照灯の上方に位置し、ランプレンズよりも車両前方に突出するとともに、ランプレンズの上部において車幅方向に沿って延び、車幅方向の外方に向かうに従って車両後方に変位する第1の壁部と、車高方向に対して第1の照灯の下方に位置し、ランプレンズよりも車両前方に突出するとともに、車両前方に向かうに従って下降する傾斜面を有する第2の壁部と、車幅方向に対して前記第1の照灯の外方に位置し、車高方向に延びる第4の壁部とを備える。
この場合、第1の壁部は、第4の壁部およびフロントフェンダーパネルと連続して設けられる。
また、本発明の車両前部の照灯周辺構造は、車両前方に臨み、車幅方向の寸法よりも車高方向の寸法が大きい縦長状のランプレンズを有する第1の照灯と、車高方向に対して第1の照灯の上方に位置し、ランプレンズよりも車両前方に突出するとともに、ランプレンズの上部において車幅方向に沿って延びる第1の壁部と、車高方向に対して第1の照灯の下方に位置し、ランプレンズおよび第1の壁部の突出端よりも車両前方に突出するとともに、当該車両前方に向かうに従って下降する傾斜面を有する第2の壁部と、第2の壁部の車高方向の下方に位置する第2の照灯と、車高方向に対して第2の照灯の下方に位置し、第2の壁部の突出端よりも車両前方に突出する突出部を備える。
この場合、第1の壁部は、車幅方向の外方に向かうに従って車両後方に変位している。また、第1の壁部は、車幅方向に対して第1の照灯の外方に位置する第4の壁部およびフロントフェンダーパネルと連続して設けられる。第4の壁部は、車高方向に延びる。
本発明の車両前部の照灯周辺構造によれば、照灯の表面に対する汚れの付着を抑制するとともに、付着した汚れを車両から容易に除去することができる。
本発明の一実施形態に係る車両前部の外観を車両の左斜め上方から見た図。 本発明の一実施形態に係る車両前部の外観を車両の左側方から見た図。 本発明の一実施形態に係る車両前部の照灯周辺構造の図1の矢印A1部分における断面を矢印方向に示す図。
以下、本発明の一実施形態に係る車両前部の照灯周辺構造(以下、単に照灯周辺構造という)について、図1から図3を参照して説明する。照灯周辺構造は、車両の前部に搭載される各種の照灯(灯火類)およびその周辺の構造である。かかる照灯周辺構造により、照灯の照射性と視認性を適正に確保し、車両の安全性が保たれている。車両は、自家用の乗用自動車、あるいはトラックやバスなどの事業用自動車のいずれであってもよく、用途や車種は特に問わない。
図1および図2には、本実施形態に係る照灯周辺構造1が搭載された車両の前部の概略構成を示す。図1は、車両前部の外観を車両の左斜め上方から見た図である。図2は、車両前部の外観を車両の左側方から見た図である。図1および図2においては、矢印D1で示す方向を車両の前方(前側)、矢印D2で示す方向を車高方向の上方(上側)、矢印D3で示す方向を車幅方向の右方(右側)としてそれぞれ規定する。したがって、図1の矢印D1,D2,D3で示す方向の反対方向は、車両の後方(後側)、下方(下側)、左方(左側)としてそれぞれ規定される。車幅方向の内外は、矢印D3で示す方向に沿って車両中央に近づく方向を内方(内側)、離れる方向を外方(外側)として規定する。
なお、図1および図2には、車両の左前部の照灯周辺構造1を示している。車両の右前部の照灯周辺構造1は、図1および図2に示す左前部の照灯周辺構造1を左右反転させた構成に相当する。このため以下では、図1および図2に示す車両の左前部の照灯周辺構造1についての説明に止め、右前部の照灯周辺構造についての説明は省略する。
照灯周辺構造1は、2つの照灯2を備えている。一方(以下、第1の照灯21という)は、前照灯(ヘッドランプ)、他方(以下、第2の照灯22という)は、フロント方向指示器(ターンランプ)である。なお、第2の照灯22は、フォグランプやDRL(Daytime Running Lamps)などであっても構わない。第1の照灯21および第2の照灯22は、いずれもバルブ、LED等の光源、反射板(いずれも図示省略)、およびランプレンズ2aなどの部材を備えて構成されている。これらの部材は、ランプハウジング(図示省略)に組み付けられて、照灯21,22ごとにユニット化されている。
ランプレンズ2aは、第1の照灯21および第2の照灯22の最前部(表面部)に相当し、車両前方に臨んでいる。第1の照灯21において、ランプレンズ2a(21a)は、車両前方から見た形状(車両後方への投影形状)が縦長となっている。すなわち、ランプレンズ21aの車両後方への投影形状において、車高方向の寸法は、車幅方向の寸法よりも大きい。本実施形態では、このようにランプレンズ21aの車両後方への投影形状が縦長である前照灯を「縦型ヘッドランプ」と規定する。縦型ヘッドランプの一例である第1の照灯21は、車高方向に並んだ複数のLEDバルブを光源として有している。このため、第1の照灯21のランプレンズ21aは、これらのLEDバルブをカバーするため、縦長に構成されている。
これに対し、第2の照灯22において、ランプレンズ2a(22a)は、車両前方から見た形状(車両後方への投影形状)が横長となっている。このため、第2の照灯22は、後述する壁部3(第2の壁部32)と突出部4との間に挟まれるように配置され、これらの間の隙間Sから光を照射している。ただし、かかるランプレンズ22aの形状は、横長に限定されず、例えば縦長であってもよいし、縦横ほぼ均等であっても構わない。
第2の照灯22は、フロントバンパー5に組み付けられている。フロントバンパー5は、バンパービーム、バンパーリンフォース(いずれも図示省略)、およびバンパーカバー(バンパーフェイシャ)5aなどを備えて構成されている。
壁部3は、第1の照灯21および第2の照灯22の周囲に複数設けられている。本実施形態では一例として、壁部3は、フロントバンパー5のバンパーカバー5aおよびフロントフェンダーパネル6の一部として構成されている。なお、壁部3は、フロントバンパー5やフロントフェンダーパネル6などとは別に、第1の照灯21および第2の照灯22の専用部材(例えば、バンパーカバー5aに対する保持部材など)として構成されていてもよい。
車高方向に対して第1の照灯21を挟んで上方および下方には、第1の壁部31と第2の壁部32が設けられている。また、車幅方向に対して第1の照灯21を挟んで内方および外方には、第3の壁部33と第4の壁部34が設けられている。本実施形態では一例として、第1の壁部31、第2の壁部32および第3の壁部33は、バンパーカバー5aの一部として構成され、第4の壁部34は、フロントフェンダーパネル6の一部として構成されている。
図3には、第1の壁部31と第2の壁部32との関係を示す。図3は、図1の矢印A1部分における断面を矢印方向に示す図である。
図1から図3に示すように、第1の壁部31は、車高方向に対して第1の照灯21の上方に位置し、第1の照灯21のランプレンズ21aよりも突出端31aが車両前方に突出している。本実施形態では一例として、第1の壁部31の下面部31bは、車両前方へ向かって上昇および下降することなく、ほぼ水平に広がっている。
第1の壁部31は、ランプレンズ21aの上部に沿って車幅方向に延びている。本実施形態では一例として、ランプレンズ21aの上部の全幅に亘って、第1の壁部31は連続している。第1の壁部31は、車幅方向の内側端部で第3の壁部33に連続している。一方、第1の壁部31は、車幅方向の外方に向かうに従って車両後方に変位し、第4の壁部34に連続している。これにより、第1の壁部31は、車幅方向の外方に向かうに従って後傾するように傾斜している。
第2の壁部32は、車高方向に対して第1の照灯21の下方に位置し、第1の照灯21のランプレンズ21aよりも車両前方に突出している(図3参照)。第2の壁部32の突出端32aは、第1の壁部31の突出端31aよりも車両前方に突出している。第2の壁部32は、ランプレンズ21aの下部に沿って車幅方向に延びている。車幅方向に対し、第2の壁部32の内側端部は、第3の壁部33と連続し、外側端部は、第4の壁部34と連続している。この場合、第2の壁部32は、車幅方向の外方に向かうに従って車両後方に変位せず、ほぼ同一の寸法で車両前方に突出している。
第2の壁部32は、車両前方に向かうに従って下降する傾斜面(以下、第2傾斜面という)32bを有している。第2傾斜面32bは、第1の照灯21のランプレンズ21aの下部に設けられている。第2傾斜面32bとランプレンズ21aとの間の角度(以下、第2傾斜角という)は、鈍角に設定されている。すなわち、第2傾斜面32bは、第2傾斜角が鈍角となるように、水平面に対して傾斜している。
図1および図2に示すように、第3の壁部33は、車幅方向に対して第1の照灯21の内方に位置し、ランプレンズ21aよりも車両前方に突出している。また、第3の壁部33は、車幅方向に対してランプレンズ21aの内側部に沿って車高方向に延びている。本実施形態では一例として、ランプレンズ21aの内側部の全高に亘って、第3の壁部33は連続している。第3の壁部33は、車高方向の上端部で第1の壁部31に連続し、下端部で第2の壁部32に連続している。
第3の壁部33は、車両前方に向かうに従って内側へ傾斜する傾斜面(以下、第3傾斜面という)33aを有している。第3傾斜面33aは、第1の照灯21のランプレンズ21aの内側部に設けられている。第3傾斜面33aとランプレンズ21aとの間の角度(以下、第3傾斜角という)は、鈍角に設定されている。すなわち、第3傾斜面33aは、第3傾斜角が鈍角となるように、図1に示す矢印D1,D2により決まる平面(以下、鉛直面という)に対して傾斜している。
第4の壁部34は、車幅方向に対して第1の照灯21の外方に位置し、ランプレンズ21aよりも車両前方に突出している。また、第4の壁部34は、車幅方向に対してランプレンズ21aの外側部に沿って車高方向に延びている。本実施形態では一例として、ランプレンズ21aの外側部の全高に亘って、第4の壁部34は連続している。第4の壁部34は、車高方向の上端部で第1の壁部31に連続し、下端部で第2の壁部32に連続している。
本実施形態では一例として、第4の壁部34の内側面部34aは、車両前方へ向かって内側および外側へ傾斜することなく、鉛直面とほぼ平行に広がっている。一方、第4の壁部34の外側面部34bは、なだらかにフロントフェンダーパネル6と連続している。
第2の照灯22は、車高方向に対して第2の壁部32の下方に配置されている。第2の照灯22を挟んで第2の壁部32の反対側、つまり車高方向に対して第2の照灯22の下方には、突出部4が設けられている。突出部4は、第2の壁部32の突出端32aよりも車両前方に突出している。突出部4は、バンパーカバー5aの一部として構成されている。突出部4は、車幅方向の内側端部でバンパーカバー5aと一体化され、車幅方向の外側端部でフロントフェンダーパネル6と連続している。
このように本実施形態によれば、第1の照灯21の上方で、第1の壁部31がランプレンズ21aよりも車両前方に突出している。このため、ランプレンズ21a(より具体的には、その表面)に対する上方からの汚れの付着を抑制することができる。第1の壁部31の上面部31cは、ランプレンズ21aよりも前方に突き出ているため、例えば、降雨時の走行中などにボンネット7からランプレンズ21aに雨滴が滴り落ちることを抑制できる。
また、第1の照灯21の下方に位置する第2の壁部32は、車両前方に向かうに従って下降する第2傾斜面32bを有している。このため、ランプレンズ21a(より具体的には、その表面)に対して上方から汚れや雨滴が付着した場合であっても、その汚れや雨滴を第2傾斜面32b伝いに下方へ逃がす(落下させる)ことができる。これにより、ランプレンズ21aの表面は勿論のこと、車体自体に汚れや雨滴をとどめずに済む。すなわち、車体から汚れや雨滴を除去することが容易となる。
加えて、第2の壁部32の下方には、突出部4が第2の壁部32の突出端32aよりも車両前方へ突出して設けられている。このため、第2傾斜面32b伝いに下方へ逃がした汚れを突出部4、つまりバンパーカバー5aさらにはフロントフェンダーパネル6を介して車体から除去することができる。例えば、降雨時の走行中などにランプレンズ2aに雨滴が付着した場合であっても、付着した雨滴を第2傾斜面32b伝いに下方へ逃がすとともに、車体から除去することができる。
したがって、ランプレンズ21aに対する雨滴などの汚れの付着を抑制するとともに、付着した汚れを容易に除去することができる。これにより、第1の照灯21の照射性と視認性を適正に保つことができる。特に、本実施形態では一例として、第1の照灯21を縦型のヘッドランプとしているので、ランプレンズ21aの表面を落下する雨滴の距離は、横型(横長)のヘッドランプよりも長くなりやすい。すなわち、縦型(縦長)のヘッドランプは、横型(横長)のヘッドランプと比べて、上方から落下する雨滴がランプレンズ表面に付着しやすい。このため、本実施形態に係る第1の照灯21においては、ランプレンズ21aの表面に対する雨滴などの付着を抑制するメリットが大きい。
第1の壁部31は、車幅方向の外方に向かうに従って車両後方に変位し、第4の壁部34と連続している。このため、車両の走行風は、第1の壁部31に沿って車幅方向の外方および車両後方へ案内される。これにより、車両の走行抵抗が軽減されるとともに、ランプレンズ21aに付着した汚れを走行風によって車幅方向の外方および車両後方に案内することができる。車幅方向の外方および車両後方に案内された汚れは、第4の壁部34にぶつかって下方へ落下する。第4の壁部34は、第2の壁部32の外側端部と連続しているため、かかる汚れを第2傾斜面32bおよび突出部4を介して除去することができる。
第2の壁部32は、第1の壁部31の突出端31aよりも車両前方に突出している。このため、第2の照灯22のランプレンズ22a(より具体的には、その表面)に対する上方からの汚れの付着を抑制することができる。例えば、降雨時の走行中などにボンネット7からランプレンズ21aに雨滴が滴り落ちることを抑制できる。また、第1の照灯21と第2の照灯22は、第2の壁部32によって仕切られている。このため、第1の照灯21と第2の照灯22との光の混合を防ぐことができ、双方の識別性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、第2の照灯22をターンランプとしているので、第1の照灯21(ヘッドランプ)のような照射性は必要なく、視認性が確保できればよい。このため、第2の壁部32の突出端32aよりも車両前方へ突出する部分(図1から図3に示す22b部分)を第2の照灯22に設け、この部分で視認性を高めている。したがって、第2の照灯22の識別性および視認性を高めつつ、ランプレンズ22aに対する上方からの汚れの付着を抑制できる。
突出部4は、第2の壁部32の突出端32aよりも車両前方に突出している。すなわち、突出部4は、第1の壁部31の突出端31aよりも車両前方に突出している。このため、車両の前方衝突時においては、第1の照灯21および第2の照灯22に先んじて、突出部4が前方障害物と衝突する。したがって、前方衝突時における第1の照灯21および第2の照灯22の保護を図ることができる。また、第2の照灯22は、第2の壁部32と突出部4との間に挟まれて配置されている。このため、第2の壁部32と突出部4との間の隙間Sから第2の照灯22の光が照射されるので、照灯周辺構造1の意匠性を高めることができる。
なお、本実施形態では、第1の照灯21を縦型のヘッドランプとしているので、車高方向(上下方向)に対する照射角(照射範囲)を横型(横長)のヘッドランプよりも確保しやすい。このため、第1の照灯21を車高方向に対してより下方に配置することが可能となる。第1の照灯21を下方に配置した場合、車両走行時の泥はねなどによってランプレンズ21aに汚れが付着しやすくなる。しかしながら、本実施形態では、第2の壁部32をランプレンズ21aよりも車両前方に突出させ、突出部4を第2の壁部32の突出端32aよりも車両前方に突出させている。このため、車両走行時の泥はねなどによるランプレンズ21aへの汚れの付着を、突出部4および第2の壁部32の双方によって抑制することができる。
上述した実施形態は、一例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。このような新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…照灯周辺構造、2…照灯、2a…ランプレンズ、3…壁部、4…突出部、5…フロントバンパー、5a…バンパーフェイシャ(バンパーカバー)、6…フロントフェンダーパネル、7…ボンネット(フロントフード)、21…第1の照灯、21a…第1の照灯のランプレンズ、22…第2の照灯、22a…第2の照灯のランプレンズ、22b…第2の照灯の突出部、31…第1の壁部、31a…突出端、31b…下面部、31c…上面部、32…第2の壁部、32a…突出端、32b…傾斜面(第2傾斜面)、33…第3の壁部、33a…傾斜面(第3傾斜面)、34…第4の壁部、34a…内側面部、34b…外側面部、S…隙間。

Claims (6)

  1. 車両前方に臨み、車幅方向の寸法よりも車高方向の寸法が大きい縦長状のランプレンズを有する第1の照灯と、
    前記車高方向に対して前記第1の照灯の上方に位置し、前記ランプレンズよりも前記車両前方に突出するとともに、前記ランプレンズの上部において前記車幅方向に沿って延び、前記車幅方向の外方に向かうに従って車両後方に変位する第1の壁部と、
    前記車高方向に対して前記第1の照灯の下方に位置し、前記ランプレンズよりも前記車両前方に突出するとともに、当該車両前方に向かうに従って下降する傾斜面を有する第2の壁部と、
    前記車幅方向に対して前記第1の照灯の外方に位置し、前記車高方向に延びる第4の壁部と、を備える
    ことを特徴とする車両前部の照灯周辺構造。
  2. 前記第1の壁部は、前記第4の壁部およびフロントフェンダーパネルと連続して設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両前部の照灯周辺構造。
  3. 車両前方に臨み、車幅方向の寸法よりも車高方向の寸法が大きい縦長状のランプレンズを有する第1の照灯と、
    前記車高方向に対して前記第1の照灯の上方に位置し、前記ランプレンズよりも前記車両前方に突出するとともに、前記ランプレンズの上部において前記車幅方向に沿って延びる第1の壁部と、
    前記車高方向に対して前記第1の照灯の下方に位置し、前記ランプレンズおよび前記第1の壁部の突出端よりも前記車両前方に突出するとともに、当該車両前方に向かうに従って下降する傾斜面を有する第2の壁部と、
    前記第2の壁部の前記車高方向の下方に位置する第2の照灯と、
    前記車高方向に対して前記第2の照灯の下方に位置し、前記第2の壁部の突出端よりも前記車両前方に突出する突出部を備える
    ことを特徴とする車両前部の照灯周辺構造。
  4. 前記第1の壁部は、前記車幅方向の外方に向かうに従って車両後方に変位している
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両前部の照灯周辺構造。
  5. 前記第1の壁部は、前記車幅方向に対して前記第1の照灯の外方に位置する第4の壁部およびフロントフェンダーパネルと連続して設けられる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の車両前部の照灯周辺構造。
  6. 前記第4の壁部は、前記車高方向に延びる
    ことを特徴とする請求項5に記載の車両前部の照灯周辺構造。
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