JP6880074B2 - 抵抗ハンダ付け方法、アンテナとガラスとの組立体、及び抵抗ハンダ付け装置 - Google Patents

抵抗ハンダ付け方法、アンテナとガラスとの組立体、及び抵抗ハンダ付け装置 Download PDF

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Description

〔関連出願との相互参照〕
本願は、2016年5月20日提出の、「抵抗ハンダ付け方法、アンテナとガラスとの組立体、及び抵抗ハンダ付け装置」という発明の名称の中国特許出願第201610342210.8号の優先権の利益を主張し、その全開示は参照によってここに組み入れられる。
本開示は、一般的にはガラスとアンテナ構成部品とのハンダ付けの分野に関し、更に詳しくは、抵抗ハンダ付け方法、アンテナとガラスとの組立体、及び抵抗ハンダ付け装置に関する。
技術の発達とともに、自動車ガラスのますます多くの追加機能が生まれている。例えば、通信効果のために、自動車ガラスにはアンテナ機能が装備される場合が多い。アンテナ機能を実現し、AM/FM信号又は他の通信信号を受信するために、アンテナは、通常、自動車ガラスに印刷される。自動車ガラスのアンテナが外部装置と通信できるようにするためには、印刷したアンテナにアンテナ構成部品をハンダ付けして、アンテナ構成部品を介して外部装置が印刷したアンテナと通信し、そして更に自動車ガラスがアンテナ機能を持つようにすることが必要である。
アンテナ構成部品を自動車ガラスにハンダ付けするためには、高温のコテでのハンダ付け又はホットエアハンダ付けなどのハンダ付け方法が用いられる。高温のコテでのハンダ付けでは、単一箇所において熱伝導様式でもってスズハンダを溶融させてアンテナ構成部品を自動車ガラスへハンダ付けするために、電気ハンダゴテが用いられる。高温のコテでのハンダ付け方法は、加熱時間と冷却時間の両方を手動で管理するので、やや不安定である。ホットエアハンダ付け方法では、スズハンダを溶融させるのに必要とされる温度まで圧縮空気又は不活性ガスを加熱するためにハンダ付けトーチの加熱器が用いられ、加熱した空気又はガスを使用してアンテナ構成部品のスズハンダを加熱し、それによりスズハンダを溶融させ、次いでアンテナ構成部品を比較的小さな圧力で自動車ガラスへハンダ付けするようにする。ホットエアハンダ付け方法によると、ハンダ接合部をプラスチックの構成部品で取り囲んでいる場合、加熱した空気又はガスがプラスチック構成部品を溶融させて、その結果、製品の外観に影響が及ぶ。その上、ホットエアハンダ付け方法は柔軟性に乏しい。
したがって、ガラスとアンテナ構成部品とのハンダ付けを実施するために新しいハンダ付け方法が必要とされている。
本開示の実施形態において、抵抗ハンダ付け方法、アンテナとガラスとの組立体、及び抵抗ハンダ付け装置が提供される。ガラスとアンテナ構成部品とのハンダ付けを実施して、アンテナとガラスとの優れた性能の組立体を形成する。
本開示の一実施形態では、
ガラスとアンテナ構成部品とを提供し、ここでのアンテナ構成部品は、ベース構造体及び筒状構造体を含み、ベース構造体は、ハンダ付けしようとする第1の面及びハンダ付けしようとする第1の面の反対側の前面を有し、かつ中央部分及び中央部分を取り囲む縁部分を含んでおり、筒状構造体は、ベース構造体の前面の中央部分に位置し、かつ筒状構造体の厚さを貫通する孔を有していること、
ガラスのハンダ付けしようとする第2の面及び/又はベース構造体のハンダ付けしようとする第1の面にハンダをつけること、
ガラスのハンダ付けしようとする第2の面及びベース構造体のハンダ付けしようとする第1の面に対して抵抗ハンダ付け処理を行って、それらの間のハンダを溶融させ、この抵抗ハンダ付け処理の間に、第1の電極及び第2の電極を用いて第1の圧力を適用し、かつベース構造体の前面の縁部分に加熱電流を供給し、そして支持筒状体を、筒状構造体の孔に挿入し、かつアンテナ構成部品をガラスに取り付けるための第2の圧力をアンテナ構成部品に適用するのに適合させること、及び、
抵抗ハンダ付け処理後に、ガラス及びアンテナ構成部品に対し冷却処理を行って、ガラス及びアンテナ構成部品を冷却すること、
を含む、抵抗ハンダ付け方法が提供される。
基本的な考えは、抵抗ハンダ付け処理の間に、支持筒状体がガラスにアンテナ構成部品を取り付けるための第2の圧力をアンテナ構成部品に加えて、それにより、第1の電極及び第2の電極によってベース構造体に加えられる第1の圧力を減らすことができるようにし、これが、加熱電流の影響下で第1の電極及び第2の電極の箇所にホットスポットが生じるのを防止し、更にホットスポットによって生じる問題、例えばベース構造体の割れなどを回避することにある。その結果として、抵抗ハンダ付け処理により作製されたアンテナとガラスとの組立体は、優れた性能を有することができる。
更に、支持筒状体は、第1及び第2の電極がするよりも容易にアンテナ構成部品を固定することができる。したがって、支持筒状体は、第2の圧力を提供できるばかりでなく、アンテナ構成部品をガラスに固定する精度を増すこともできる。
本開示のもう一つの実施形態では、アンテナとガラスを含む、アンテナとガラスとの組立体が提供され、アンテナとガラスとのこの組立体は、上述の抵抗ハンダ付け方法により作製さる。
基本的な考えは、抵抗ハンダ付け処理の際にホットスポットが回避され、その結果、アンテナ構成部品の割れが回避されて、これがアンテナとガラスとの組立体が優れた性能を持つことを可能にする、ということにある。
更に、支持筒状体が筒状構造体の孔に挿入されてアンテナ構成部品に第2の圧力を適用するので、支持筒状体が、第1及び第2の電極がするよりも容易にアンテナ構成部品をガラスに固定することができ、これが、アンテナ構成部品をガラスに固定する精度を増加させる。
本開示の別の実施形態では、第1の電極、第2の電極、支持筒状体、抵抗ハンダ付けジョイントであって、第1の電極、第2の電極及び支持筒状体を上昇又は下降させるのに適合している抵抗ハンダ付けジョイント、並びに、第1及び第2の電極に接続していて第1及び第2の電極に電力を供給するのに適合している電源ユニット、を含む抵抗ハンダ付け装置が提供される。
基本的な考えは、抵抗ハンダ付け装置が、第1の電極及び第2の電極のほかに、抵抗ハンダ付け処理の間ハンダ付けしようとするアンテナ構成部品とガラスとに第2の圧力を加えることができる支持筒状体を更に含み、それにより、第1及び第2の電極によりアンテナ構成部品に加えられる第1の圧力を低下させることができ、これが、アンテナ構成部品にホットスポットが生じるのを防止する、ということにある。
一実施形態によるガラスの模式断面図である。 一実施形態によるアンテナ構成部品の模式構造図である。 一実施形態によるアンテナ構成部品の模式構造図である。 本発明によりガラスのハンダ付けしようとする面にハンダをつける模式断面図である。 一実施形態による抵抗ハンダ付け処理の際のアンテナ構成部品、ガラス、第1の電極、第2の電極、及び支持筒状体の模式構造図である。 別の実施形態による抵抗ハンダ付け処理の際のアンテナ構成部品、ガラス、第1の電極、第2の電極、及び支持筒状体の模式構造図である。 別の実施形態による抵抗ハンダ付け処理の際のアンテナ構成部品、ガラス、第1の電極、第2の電極、及び支持筒状体の模式構造図である。 別の実施形態による抵抗ハンダ付け処理の際のアンテナ構成部品、ガラス、第1の電極、第2の電極、及び支持筒状体の模式構造図である。 別の実施形態による抵抗ハンダ付け処理の際のアンテナ構成部品、ガラス、第1の電極、第2の電極、及び支持筒状体の模式構造図である。 一実施形態によるアンテナとガラスとの組立体の模式断面図である。 本発明による抵抗ハンダ付け装置の模式構造図である。
背景技術のところで説明したように、ガラスとアンテナ構成部品とのハンダ付けを実施するために新しい方法が必要とされている。
それゆえに、ガラスとアンテナ構成部品とのハンダ付けを実施するための抵抗ハンダ付け方法が提供される。具体的には、ハンダ付け装置の2つの電極とアンテナ構成部品とが、導電性の加熱回路を構成し、出力エネルギー又は出力電圧を制御してアンテナ構成部品上のスズハンダを溶融させ、それによりアンテナ構成部品をガラスにハンダ付けするようにする。
しかしながら、この抵抗ハンダ付け方法はまた、2つの困難に直面する。第一に、アンテナ構成部品は一般に筒状の構造であり、ハンダ付け装置の電極は比較的細いので、アンテナ構成部品をガラスに固定するのに電極を使用するのが困難である。すなわち、アンテナ構成部品をガラスに固定するのが困難である。第二に、ハンダ付けを首尾よく実施するためには、アンテナ構成部品とガラスに十分な圧力を加えなければならない。ハンダ付け処理の間、圧力は2つの電極により供給されるだけであり、これらの電極及びアンテナ構成部品を介して加熱電流が流れ、アンテナ構成部品と電極との接点でホットスポットができやすいので、それがアンテナ構成部品の割れの原因となって、ハンダ付け処理により作製したアンテナとガラスとの組立体の性能に影響を及ぼす。
上述の課題を解決し又は軽減するために、本開示の実施形態は、次のことを含む抵抗ハンダ付け方法を提供する:
ガラスとアンテナ構成部品とを提供し、ここでのアンテナ構成部品は、ベース構造体及び筒状構造体を含み、ベース構造体は、ハンダ付けしようとする第1の面及びハンダ付けしようとする第1の面の反対側の前面を有し、かつ中央部分及び中央部分を取り囲む縁部分を含んでおり、筒状構造体は、ベース構造体の前面の中央部分に位置し、かつ筒状構造体の厚さを貫通する孔を有していること、
ガラスのハンダ付けしようとする第2の面及び/又はベース構造体のハンダ付けしようとする第1第1の面にハンダをつけること、
ガラスのハンダ付けしようとする第2の面及びベース構造体のハンダ付けしようとする第1の面に対して抵抗ハンダ付け処理を行って、それらの間のハンダを溶融させ、この抵抗ハンダ付け処理の間に、第1の電極及び第2の電極を用いて第1の圧力を適用し、かつベース構造体の前面の縁部分に加熱電流を供給し、そして支持筒状体を、筒状構造体の孔に挿入し、かつアンテナ構成部品をガラスに取り付けるための第2の圧力をアンテナ構成部品に適用するのに適合させること、及び、
抵抗ハンダ付け処理後に、ガラス及びアンテナ構成部品に対し冷却処理を行って、ガラス及びアンテナ構成部品を冷却すること。
抵抗ハンダ付け処理の間、支持筒状体は、ガラスにアンテナ構成部品を取り付けるための第2の圧力をアンテナ構成部品に適用し、それにより、第1及び第2の電極によってベース構造体に適用される第1の圧力を低減することができ、これが、加熱電流の影響下で第1及び第2の電極の箇所にホットスポットができるのを防ぎ、そして更に、ホットスポットにより生じる問題、例えばベース構造体の割れといったものを回避又は軽減する。その結果として、抵抗ハンダ付け処理により形成されたアンテナとガラスとの組立体は、優れた性能を持つことができる。更に、支持筒状体が、第1及び第2の電極がするよりも容易にアンテナ構成部品を固定することができる。したがって、支持筒状体は、第2の圧力を提供することができるばかりでなく、アンテナ構成部品をガラスに固定する精度を高めることもできる。
本開示の目的、特徴及び利点を明らかにするために、本開示の実施形態を、添付の図面と併せて明快に詳しく説明する。
図1〜3を参照して、アンテナ構成部品10とガラス20が用意される。アンテナ構成部品10は、ベース構造体11と筒状構造体12を含んでいる。ベース構造体11は、ハンダ付けしようとする第1の面101、及びハンダ付けしようとする第1の面101の反対側の前面102を有するとともに、中央部分Iを取り囲む縁部分IIを含んでいる。筒状構造体12は、ベース構造体11の前面102の中央部分Iに位置しており、そして筒状構造体12の厚さを貫通する孔13を有している。
図1は、ガラス20の模式断面図であり、図2は、アンテナ構成部品10の模式構造立体図であり、図3は、図2に示したA−A1方向に沿ったアンテナ構成部品10の模式断面図である。
一部の実施形態では、ガラス20は単層ガラスあるいは積層ガラスでよい。ガラス20は、自動車ガラスであって、ハンダ付けしようとする第2の面201を有し、その上にその後アンテナ構成部品10がハンダ付けされる。ハンダ付けしようとする第2の面201の形状は、円形、三角形又は多角形でよい。一例として、この実施形態では、ハンダ付けしようとする第2の面201の形状は円形である。
一部の実施形態では、水平方向におけるベース構造体11の断面形状は円形でよい。一部の実施形態では、水平方向におけるベース構造体11の断面形状は楕円形又は多角形でよく、例えば四角形、六角形又は八角形でよい。ベース構造体11の中央部分Iは、その上に形成された筒状構造体12を有する。その後の抵抗ハンダ付け処理の間、第1の電極と第2の電極が縁部分IIと接触して、それによりベース構造体11に加熱電流を供給する。
一部の実施形態では、ベース構造体11の中央部分Iは中実でよい。したがって、筒状構造体12の孔13の底部は、ベース構造体11の前面102の中央部分Iを露出させる。一部の実施形態では、ベース構造体の中央部分は中空でよく、この中空部分と孔は相互に貫通している。一部の実施形態では、ベース構造体11の前面102の中央部分Iは、ベース構造体11の前面102の縁部分IIと整合していてもよい。一部の実施形態では、ベース構造体の前面の中央部分は、ベース構造体の前面の縁部分より低くても高くてもよい。
続いてアンテナ構成部品10とガラス20をハンダ付けした後に、ガラス20のハンダ付けしようとする第2の面201と平行な断面において、筒状構造体12の孔13は、3cm〜5cmの範囲内の直径を有し、筒状構造体12は、4cm〜8cmの範囲内の直径を有し、ベース構造体11は、5cm〜10cmの範囲内の直径を有する。
図4を参照すると、ガラス20のハンダ付けしようとする第2の面201に、ハンダ30がつけられる。
ハンダ30は、スズを含むことができ、それは更に銀及び鉛を含むことができる。一部の実施形態では、つけるハンダ30の面積は、ベース構造体11のハンダ付けしようとする第1の面101の面積にしたがって決定することができる。
一部の実施形態では、ハンダは、ガラスのハンダ付けしようとする第2の面につけずに、ベース構造体のハンダ付けしようとする第1の面につけるだけでもよい。一部の実施形態では、ハンダは、ガラスのハンダ付けしようとする第2の面とベース構造体のハンダ付けしようとする第1の面の両方につけることができる。
その後の処理は、ガラス20のハンダ付けしようとする第2の面201とベース構造体11のハンダ付けしようと第1の面101に対して抵抗ハンダ付け処理を行って、それらの間のハンダ30を溶融させることを含むことができる。
図5を参照して、アンテナ構成部品10がガラス20に取り付けられる。
一部の実施形態では、支持筒状体43を、筒状構造体12の孔13に挿入して、アンテナ構成部品10をガラス20に取り付けるための第2の圧力をアンテナ構成部品10に加えるのに適合させ、そして第1の電極41と第2の電極42を使用して、ベース構造体11の前面102の縁部分IIに第1の圧力を適用する。
続いて加熱電流を供給する前に、ガラス20のハンダ付けしようとする第2の面201を、ベース構造体11のハンダ付けしようとする第1の面101に付着させて、その後、加熱電流を供給するときにアンテナ構成部品10とガラス20とが相対的に移動するのを防止し、これが、アンテナ構成部品10とガラス20の結合を増進することができる。ガラス20のハンダ付けしようとする第2の面201とベース構造体11のハンダ付けしようとする第1の面101の間には、ハンダ30があるとはいうものの、ガラス20のハンダ付けしようとする第2の面201とベース構造体11のハンダ付けしようとする第1の面101の関係は、なおも付着であると見なすことができることに注意すべきである。
ガラス20を支持台上に配置して、第1の電極41、第2の電極42及び支持筒状体43を介してベース構造体11の前面102の縁部分IIに第1の圧力を加える。一部の実施形態では、抵抗ハンダ付け装置を利用してアンテナ構成部品10をガラス20に取り付ける。
一部の実施形態では、アンテナ構成部品10のガラス20への取り付けには、第1の電極41と第2の電極42を使用してベース構造体11の前面102の縁部分IIに第1の圧力を加え、かつ筒状構造体12の孔13へ挿入する支持筒状体43を用意して、アンテナ構成部品10をガラス20に取り付けるための第2の圧力をアンテナ構成部品10に加えるのに適合させることを含めることができる。
アンテナ構成部品10をガラス20に取り付ける処理の間に、第1の電極41及び第2の電極42だけでなく支持筒状体43も、アンテナ構成部品10をガラス20に固定することができるということに注目すべきである。したがって、アンテナ構成部品をガラスに固定するのに第1の電極及び第2の電極のみを使用する既存の技術と比較して、本開示の実施形態においてアンテナ構成部品10をガラス20に取り付ける処理は、アンテナ構成部品10をガラス20に固定する精度を向上させることができる。
一部の実施形態では、アンテナ構成部品10をガラス20に取り付ける処理の間、最初に、支持筒状体43がガラス20にアンテナ構成部品10を取り付けるための第2の圧力をアンテナ構成部品10に適用し、その後、第1の電極41及び第2の電極42がベース構造体11の前面102の縁部分IIと接触して、それにより第1の電極41及び第2の電極42が、アンテナ構成部品10をガラス20に取り付けるための第1の圧力をアンテナ構成部品10に加えるようにする。支持筒状体43がアンテナ構成部品10を固定して、第1の電極41及び第2の電極42よりも良好な固定効果をもたらす点に利点がある。したがって、支持筒状体43を使用して最初にアンテナ構成部品10に第2の圧力を加えることによって、第1の電極41及び第2の電極42がアンテナ構成部品10をより容易に固定することができる。
一部の実施形態では、最初に第1の電極と第2の電極がアンテナ構成部品に第1の圧力を加えることができ、そしてその後支持筒状体が第2の圧力をアンテナ構成部品に加えることができる。
第1の電極41、第2の電極42、及び支持筒状体43は、抵抗ハンダ付けジョイント40と接続される。抵抗ハンダ付けジョイント40を上げるか又は下げることにより、それに対応して第1の電極41、第2の電極42、及び支持筒状体43が上げられるか又は下げられる。第1の電極41、第2の電極42、及び支持筒状体43は、この後の抵抗ハンダ付け工程において詳しく説明される。
続いて加熱電流を供給する前に、抵抗ハンダ付け効率を改善しその後の抵抗ハンダ付け工程の時間を短縮するために、ガラス20及びアンテナ構成部品10に対して予備加熱処理を行って、ガラス20、アンテナ構成部品10、及びハンダ30の温度を抵抗ハンダ付けの前に相対的に高くすることができ、これが、その後の抵抗ハンダ付け工程におけるハンダ30の溶融温度との温度差を縮めることができる。
予備加熱処理における加熱温度が低過ぎる場合には、その後の抵抗ハンダ付け工程でハンダ30の温度を溶融温度に上げるのに要する時間が相対的に長くなりかねず、また、予備加熱処理における加熱温度が高過ぎる場合には、ハンダが溶融しかねない。したがって、一部の実施形態では、予備加熱処理における加熱温度は50℃〜110℃の範囲内にあることができる。
図6を参照すれば、抵抗ハンダ付け処理400を、ガラス20のハンダ付けしようとする第2の面201と、ベース構造体11のハンダ付けしようとする第1の面101に対して行って、それらの間のハンダ30(図5参照)を溶融させる。
一部の実施形態では、第1の電極41、第2の電極42、及び支持筒状体43を、抵抗ハンダ付けジョイント40を介して接続してもよい。
抵抗ハンダ付け工程400の間に、第1の電極41と第2の電極42を使用して、ベース構造体11の前面102の縁部分IIに第1の圧力を加え、かつ加熱電流を供給し、そして支持筒状体43を、筒状構造体12の孔13に挿入し、そしてガラス20にアンテナ構成部品10を取り付けるための第2の圧力をアンテナ構成部品10に適用するのに適合させる。
抵抗ハンダ付け工程400の間、ガラス20は支持台(図示せず)上に配置され、そして第1の電極41、第2の電極42、及びアンテナ構成部品10が、ベース構造体11に加熱電流を供給するための導電性加熱回路を構成して、それによりベース構造体11とガラス20の間のハンダ30を加熱して溶融させる。前記実施形態では、第1の電極41及び第2の電極42ばかりでなく、支持筒状体43も、ベース構造体11に圧力を適用する。したがって、第1の電極と第2の電極によりベース構造体11に適用される圧力を減少させることができ、これが、抵抗ハンダ付け工程400の間にベース構造体11にホットスポットが生じるのを防ぎ、そして更にホットスポットが原因となってベース構造体11が割れないようにする。
抵抗ハンダ付け工程400の間に、支持筒状体43が筒状構造体12の孔13に挿入されるので、支持筒状体43をアンテナ構成部品10をガラス20に固定するのに更に適合させることができる。したがって、一部の実施形態では、第1の電極41、第2の電極42、そして更には支持筒状体43によって、アンテナ構成部品10を固定し、これが、抵抗ハンダ付け工程400の間アンテナ構成部品10を固定する精度を向上させることができる。その上、支持筒状体43が、アンテナ構成部品10をガラス20に取り付けるための第2の圧力をアンテナ10に適用するので、アンテナ構成部品10とガラス20の間で相対的な位置ずれが発生する可能性を、この第2の圧力の効力下で低下させることができる。つまり、支持筒状体43は、アンテナ構成部品10とガラス20の相対的な位置ずれを減らすために更に適合される。
抵抗ハンダ付け工程400の間に、第1の電極41及び第2の電極42は、筒状構造体12の側壁と接触せず、筒状構造体12の外観に対する悪影響を回避することが求められる。したがって、一部の実施形態では、抵抗ハンダ付け工程400の間、第1の電極41とベース構造体11の前面102の間の角度D1は90°以下であって、第1の電極41と筒状構造体12の間の距離は、筒状構造体12の孔13の底から最上部への方向に沿って徐々に増大し、第2の電極42とベース構造体11の前面102の間の角度D2は90°以下であって、第2の電極42と筒状構造体12の間の距離は、筒状構造体12の孔13の底から最上部への方向に沿って徐々に増大する。
第1の電極41とベース構造体11の前面102の間の角度D1は、抵抗ハンダ付け工程400の間のベース構造体11の前面102上での第1の電極41の相対的な位置ずれを避けるために、小さ過ぎてはならない。同様に、第2の電極42とベース構造体11の前面102の間の角度D2も、小さ過ぎてはならない。したがって、一部の実施形態では、抵抗ハンダ付け工程400の間、第1の電極41とベース構造体11の前面102の間の角度D1は、45°〜90°の範囲内にあることができ、第2の電極42とベース構造体11の前面102の間の角度D2は、45°〜90°の範囲内にあることができる。
一部の実施形態では、第1の電極41とベース構造体11の前面102の間の角度D1は、55°〜80°の範囲内でよく、第2の電極42とベース構造体11の前面102の間の角度D2は、55°〜80°の範囲内でよい。
アンテナ構成部品10の大きさは、比較的小さくてよい。第1及び第2の電極とベース構造体との接触面積を小さくするために、第1の電極41は、下向きのくさび形の端部Aを持つことができる。抵抗ハンダ付け工程400の間、第1の電極41の下向きのくさび形端部Aの先端が、ベース構造体11の前面102の縁部分IIと接触することができる。第2の電極42も、下向きのくさび形の端部Aを持つことができる。抵抗ハンダ付け工程400の間、第2の電極42の下向きのくさび形端部Aの先端が、ベース構造体11の前面102の縁部分IIと接触することができる。
一部の実施形態では、第1の電極及び第2の電極は、下向きのくさび形の端部を持たなくてよい、ということに注目すべきである。例えば、第1の電極及び第2の電極は、細い円筒形の端部を持つことができる。
抵抗ハンダ付け工程400の間、支持筒状体43は、第1の電極41、第2の電極42、及びアンテナ構成部品10によって構成される導電性加熱回路でないところに位置するので、加熱電流は支持筒状体43を通って流れず、そのため支持筒状体43がベース構造体11と接触したときに、ベース構造体11に電流は供給されない。したがって、支持筒状体43の材料は、絶縁性でもよく、あるいは導電性でもよい。一部の実施形態では、支持筒状体43の材料として、セラミック材料、樹脂材料、金属材料又は合金材料を挙げることができる。
一部の実施形態では、筒状構造体12の孔13は貫通孔であることができる。支持筒状体43を貫通孔13に確実に挿入するために、ガラス20のハンダ付けしようとする第2の面201と平行な断面において、貫通孔13に挿入される支持筒状体43の第1の部分の直径は、貫通孔13の直径よりも小さい。本開示の実施形態で提供される支持筒状体43は、下記で図面とともに詳しく説明される。
図6は、本発明による支持筒状体43及びアンテナ構成部品10の断面構造図を模式的に示している。
抵抗ハンダ付け工程400の間において、孔13(あるいは貫通孔13と称される)に挿入される支持筒状体43の第1の部分の長さは、孔13の深さ以下であり、そして孔13の最上部は、支持筒状体43が孔13の最上部に突き刺ささるように支持筒状体43と接触する。
一部の実施形態では、筒状構造体12の孔13の底から最上部への方向に沿って、孔13に挿入される支持筒状体43の第1の部分の直径は、ガラス20のハンダ付けしようとする第2の面201と平行な断面において徐々に増加し、そして孔13の最上部と接触する支持筒状体43のもう一つの部分の直径は、孔13の最上部の直径よりも大きい。
図6において、ベース構造体11の中央部分Iは中実である。一部の実施形態では、ベース構造体の中央部分は中空でよい。
図7は、別の実施形態による支持筒状体43とアンテナ構成部品10の断面構造図を模式的に示している。
抵抗ハンダ付け工程400の間に、孔13に挿入される支持筒状体43は、ベース構造体11の前面102と接触する。ベース構造体11の前面102の中央部分Iは中実であり、そして支持筒状体43は、ベース構造体11の前面102の中央部分Iと接触する。貫通孔13の最上部は、支持筒状体43が貫通孔13の最上部に突き刺ささるように支持筒状体43と接触する。一部の実施形態では、貫通孔13の最上部は支持筒状体43と接触しなくてもよい。
図8は、別の実施形態による支持筒状体43とアンテナ構成部品10の断面構造図を模式的に示している。
抵抗ハンダ付け工程400の間に、孔13に挿入される支持筒状体43は、ベース構造体11の前面102と接触する。ベース構造体11の前面102の中央部分Iは、支持筒状体43によりアンテナ構成部品10に圧力を確実に適用できるようにするために中空であり、そして孔13の最上部は、支持筒状体43が孔13の最上部に突き刺ささるように支持筒状体43と接触する。一部の実施形態では、孔13に挿入される支持筒状体43の第1の部分の長さは、孔13の深さより大きいか、小さいか、又はそれに等しい。
図9は、別の実施形態による支持筒状体43とアンテナ構成部品10の断面構造図を模式的に示している。
抵抗ハンダ付け工程400の間に、貫通孔13に挿入される支持筒状体43の第1の部分の長さは、貫通孔13の深さ以下であり、そして貫通孔13の最上部は、支持筒状体43が貫通孔13の最上部に突き刺ささるように支持筒状体43と接触する。
支持筒状体43には、中心軸構造体401と、中心軸構造体401の外周の突起構造体402とが含まれる。突起構造体402の底は、貫通孔13の最上部に押し付けられている。一部の実施形態では、突起構造体402は、中心軸構造体401の外周を取り囲む環状の構造体でよい。一部の実施形態では、突起構造体402は、少なくとも2つの別個の突起を含むことができる。
図9において、ベース構造体11の中央部分Iは、中実である。一部の実施形態では、ベース構造体の中央部分は中空でもよい。
加熱電流が小さ過ぎる場合、加熱電流により発生されるエネルギーは、ハンダ30を溶融させるのに十分強くないことがあり、また、加熱電流が大き過ぎる場合には、加熱電流により発生されるエネルギーが強すぎて、アンテナ10又はガラス20の性能を低下させるか、あるいはアンテナ10又はガラス20を無価値にすることがある。一部の実施形態では、加熱電流は120〜150Aの範囲内にあることができる。
抵抗ハンダ付け工程400の間に、支持筒状体43によりアンテナ構成部品10へ適用される第2の圧力を過度に小さくすることはできない。さもなければ、ハンダ付けを確実にうまく行うために、第1の電極41及び第2の電極42はなおも、アンテナ構成部品10に比較的大きな圧力を適用する必要があり、これは、ハンダ付けの間にホットスポットが発生する原因となることがあり、また更にアンテナ構成部品10の割れのリスクを増大させることがある。したがって、一部の実施形態では、支持筒状体43によりアンテナ構成部品12に加えられる第2の圧力は、10N以上であることができる。
一部の実施形態では、抵抗ハンダ付け工程400の時間は、1.5秒〜3秒の範囲内であることができる。抵抗ハンダ付け工程400の時間は、ハンダ30の材料の性能、ハンダ30の数、加熱電流、第1の電極の材料及び形状、第2の電極の材料及び形状などに関連することがある、ということに注目すべきである。抵抗ハンダ付け工程400の時間は、選択したパラメータに応じていろいろであり得る。抵抗ハンダ付け工程400の時間は、少なくともガラス20とアンテナ構成部品10との抵抗ハンダ付けを終えることができなくてはならない。
図6〜10を参照して、抵抗ハンダ付け工程400の後に、ガラス20及びアンテナ構成部品10に対して冷却処理を行い、ガラス20及びアンテナ構成部品10を冷却してアンテナとガラスとの組立体300を形成する。
一部の実施形態では、第1の電極41及び第2の電極42が、ベース構造体11の前面102の縁部分IIへの加熱電流の供給を停止し、そしてベース構造体11の前面102の縁部分IIへの第1の圧力の適用を続けてもよく、また、支持筒状体43が、ガラス20にアンテナ構成部品10を取り付けるための第2の圧力をアンテナ構成部品10に加え続けてもよい。
一部の実施形態では、冷却処理の時間は4秒〜6秒の範囲内でよく、例えば5秒でよい。
加熱電流の供給を停止するのに加えて、更に空気冷却工程を行って待ち時間を短縮してもよい、ということに注目すべきである。
本開示の実施形態で提供される抵抗ハンダ付け方法により形成されたアンテナとガラスとの組立体300は、優れた性能を有する。アンテナ構成部品10に第2の圧力を適用するために支持筒状体43を使用することによって、第1の電極及び第2の電極によりアンテナ構成部品10に適用される第1の圧力を低下させることができ、これが、ベース構造体11の前面102上の第1及び第2の電極の位置にホットスポットが形成されるのを防ぎ、そして更にホットスポットが原因となるベース構造体11の割れを回避し又は軽減する。このようにして、アンテナ構成部品10は良好な外観及び性能を保持することができる。その上、支持筒状体43は更に、アンテナ構成部品10をガラス20に固定することができ、これがガラス20にアンテナ構成部品10を固定する精度を向上させることができる。加えて、支持筒状体43を更に、アンテナ構成部品10とガラス20との相対的な位置ずれを軽減するのに適合させることができ、そしてこれが更に、アンテナ構成部品10をガラス20に固定する精度を向上させることができる。
抵抗ハンダ付け工程の間において、第1の電極41及び第2の電極42が、第1の圧力を適用しかつアンテナ構成部品10のベース構造体11に加熱電流を供給するときに、アンテナとガラスとの組立体300において、ベース構造体11の前面102の縁部分IIは、2つのピンホール01を有し、その位置は、抵抗ハンダ付け工程の間の第1及び第2の電極の位置に対応している。
一実施形態において、アンテナとガラスとの組立体が提供される。図10を参照すると、アンテナとガラスとの組立体300にはアンテナ構成部品10とガラス20が含まれ、このアンテナとガラスとの組立体300は、上記の抵抗ハンダ付け方法により形成されており、そしてベース構造体11の前面102の縁部分IIが2つのピンホール01を有しており、それらの位置は抵抗ハンダ付け工程の間の第1及び第2の電極の位置に対応している。
一実施形態において、抵抗ハンダ付けする装置が提供される。図11を参照すると、この抵抗ハンダ付け装置には、第1の電極41と、第2の電極42と、支持筒状体43と、第1の電極41、第2の電極42及び支持筒状体43を上げ下げするのに適合している抵抗ハンダ付けジョイント40と、第1及び第2の電極と接続されて第1及び第2の電極に電力と加熱電流を供給するのに適合している電源ユニット500とが含まれている。
抵抗ハンダ付け装置は、下記において図面とともに詳しく説明される。
支持筒状体43は、第1の電極41と第2の電極42の間に位置しており、それにより抵抗ハンダ付け工程の間に、支持筒状体43をアンテナ構成部品の貫通孔13に挿入することができ、かつ第1の電極41及び第2の電極42がアンテナ構成部品と接触することができて、これがアンテナ構成部品とガラスとの相対的な位置ずれに対抗する能力を向上させることができる。その上、抵抗ハンダ付け装置により行われるハンダ付け工程の間に、支持筒状体43が最初にアンテナ構成部品を固定して、これがアンテナ構成部品を固定する精度を向上させることができるように、支持筒状体43が最初にアンテナ構成部品に第2の圧力を適用し、そしてその後第1の電極41及び第2の電極42がアンテナ構成部品に第1の圧力を適用する。
一部の実施形態では、第1の電極41及び第2の電極42は、タングステン鋼合金を含むことができる。一部の実施形態では、第1の電極及び第2の電極は、タングステン銅合金を含むことができる。
図6〜9を参照すると、図6〜9は、第1の電極、第2の電極、及び支持筒状体の断面構造図を模式的に示している。アンテナ構成部品の筒状構造体の形状に悪影響が及ぶのを避けるために、第1の電極41と第2の電極42は、抵抗ハンダ付け装置により行われるアンテナ構成部品とガラスとのハンダ付け工程の間、アンテナ構成部品のベース構造体のみと接触すべきであり、アンテナ構成部品の筒状構造体の側壁とは接触すべきでない。したがって、第1の電極41と水平平面との間の角度D1は90°より大きくなく、第2の電極42と水平平面との間の角度D2は90°より大きくなく、第1の電極41と第2に電極42の間の角距離は、Z方向(図示せず)に沿って徐々に増加する。一部の実施形態では、第1の電極41と水平平面との間の角度D1は45°〜90°の範囲内でよく、第2の電極42と水平平面との間の角度D2は45°〜90°の範囲内でよい。
抵抗ハンダ付け工程の間、水平平面はベース構造体の前面と平行であり、したがって、第1の電極41とベース構造体の前面との間の角度は、第1の電極41と水平平面との間の角度と見なすことができ、第2の電極42とベース構造体の前面との間の角度は、第2の電極42と水平平面との間の角度と見なすことができる、ということに注目すべきである。
上記の実施形態においては、第1の電極41と水平平面との間の角度D1は、55°〜80°の範囲内であり、第2の電極42と水平平面との間の角度D2は、55°〜80°の範囲内である。
上記の実施形態において、第1の電極41は、下向きのくさび形の端部Aを有し、第2の電極42も、下向きのくさび形の端部Aを有する。アンテナ構成部品の大きさは比較的小さいので、第1及び第2の電極の下向きのくさび形端部Aがアンテナ構成部品と接触するときの、第1及び第2の電極とアンテナ構成部品との間の接触面積を小さくすることができる。
図6〜9を参照すると、支持筒状体43の底から最上部への方向に沿って、水平平面と平行な断面での支持筒状体43の直径が増大する。支持筒状体43についての詳細は、上記の説明中に見いだすことができ、ここで詳しくは説明しない。
図9を参照して、一部の実施形態では、支持筒状体43には、中心軸構造体401と、中心軸構造体401の外周の突起構造体402とが含まれる。一部の実施形態では、突起構造体402は、中心軸構造体401の外周を取り囲む環状の構造体でよい。一部の実施形態では、突起構造体402は、少なくとも2つの別個の突起を含むことができる。
一部の実施形態では、抵抗ハンダ付け装置は、電源ユニット500と接続される制御ユニット600、並びに第1の電極41及び第2の電極42と接続される電流表示ユニット700を更に含むことができ、制御ユニット600は、第1の電極41及び第2の電極42に電力を供給するための電源ユニット500を制御するのに適合させることができ、電流表示ユニット700は、第1の電極41及び第2の電極42を流れる加熱電流を表示するのに適合している。
一部の実施形態では、抵抗ハンダ付け装置は、抵抗ハンダ付け処理の間ガラスとハンダ付けしようとするアンテナ構成部品とを支持するのに適合した支持台、並びに、抵抗ハンダ付け処理の前にハンダ、ガラス、及びハンダ付けしようとするアンテナ構成部品に対して予備加熱処理を行うのに適合した予備加熱処理装置を、更に含むことができる。
本開示は、ここまでその好ましい実施形態に関連して開示されてはいるが、本開示は、一例のみとして提示されており、限定するものではないことを理解すべきである。当業者は、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、本開示を改変及び変更することができる。

Claims (31)

  1. 次のことを含む、抵抗ハンダ付け方法:
    ガラスとアンテナ構成部品とを提供し、ここでのアンテナ構成部品は、ベース構造体及び筒状構造体を含み、前記ベース構造体は、ハンダ付けしようとする第1の面及びハンダ付けしようとする前記第1の面の反対側の前面を有し、かつ中央部分及び前記中央部分を取り囲む縁部分を含んでおり、前記筒状構造体は、前記ベース構造体の前記前面の前記中央部分に位置し、かつ前記筒状構造体の厚さを貫通する孔を有していること、
    前記ガラスのハンダ付けしようとする第2の面及び/又は前記ベース構造体のハンダ付けしようとする前記第1の面にハンダをつけること、
    前記ガラスのハンダ付けしようとする前記第2の面及び前記ベース構造体のハンダ付けしようとする前記第1の面に対して抵抗ハンダ付け工程を実施して、それらの間のハンダを溶融させ、前記抵抗ハンダ付け工程の間に、第1の電極及び第2の電極を用いて第1の圧力を適用し、かつ前記ベース構造体の前面の前記縁部分に加熱電流を供給し、そして支持筒状体を、前記筒状構造体の前記孔に挿入し、かつ前記アンテナ構成部品を前記ガラスに取り付けるための第2の圧力を前記アンテナ構成部品に適用するのに適合させること、及び、
    前記抵抗ハンダ付け工程後に、前記ガラス及び前記アンテナ構成部品に対し冷却処理を行って、前記ガラス及び前記アンテナ構成部品を冷却すること。
  2. 前記抵抗ハンダ付け工程の間、前記支持筒状体を、前記アンテナ構成部品を前記ガラスに固定するのに更に適合させる、請求項1記載の方法。
  3. 前記支持筒状体を、前記アンテナ構成部品と前記ガラスの相対的な位置ずれを減らすように更に適合させる、請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記ハンダ付け工程が、前記支持筒状体を前記筒状構造体の前記孔に挿入して、前記アンテナ構成部品を前記ガラスに取り付けるための前記第2の圧力を前記アンテナ構成部品に適用すること、前記第1の電極及び前記第2の電極を使用して、前記ベース構造体の前面の前記縁部分に前記第1の圧力を適用すること、及び前記加熱電流を供給することを含む、請求項1記載の方法。
  5. 前記第1の電極及び前記第2の電極が、前記ベース構造体の前面の前記縁部分と接触する、請求項4記載の方法。
  6. 前記加熱電流を供給する前に、前記ガラス及び前記アンテナ構成部品に対し予備加熱処理を行う、請求項4記載の方法。
  7. 前記予備加熱処理における加熱温度が、50℃〜110℃の範囲内である、請求項6記載の方法。
  8. 前記加熱電流が、120A〜150Aの範囲内である、請求項1記載の方法。
  9. 前記冷却処理の間、前記第1の電極及び前記第2の電極を使用して、前記ベース構造体の前面の前記縁部分へ、前記第1の圧力を適用し続け、かつ前記支持筒状体を使用して、前記アンテナ構成部品へ、前記ガラスに前記アンテナ構成部品を取り付けるための前記第2の圧力を適用し続ける、請求項1記載の方法。
  10. 前記抵抗ハンダ付け工程の時間が、1.5秒〜3秒の範囲内であり、前記冷却処理の時間が4秒〜6秒の範囲内である、請求項1記載の方法。
  11. 前記支持筒状体により前記アンテナ構成部品に適用する前記第2の圧力が、10N以上である、請求項1記載の方法。
  12. 前記抵抗ハンダ付け工程の間、前記第1の電極と前記ベース構造体の前記前面との間の角度が90°以下であり、前記第1の電極と前記筒状構造体との間の距離が、前記筒状構造体の前記孔の底から最上部への方向に沿って徐々に増大し、前記第2の電極と前記ベース構造体の前記前面との間の角度が90°以下であり、前記第2の電極と前記筒状構造体との間の距離が、前記筒状構造体の前記孔の底から最上部への方向に沿って徐々に増大する、請求項1記載の方法。
  13. 前記抵抗ハンダ付け工程の間、前記第1の電極と前記ベース構造体の前記前面との間の角度が45°〜90°の範囲内であり、前記第2の電極と前記ベース構造体の前記前面との間の角度が45°〜90°の範囲内である、請求項12記載の方法。
  14. 前記第1の電極及び前記第2の電極の両方が、下向きのくさび形の端部を有し、そして前記抵抗ハンダ付け工程の間、前記第1の電極の前記下向きのくさび形の端部の先端及び前記第2の電極の前記下向きのくさび形の端部の先端が、前記ベース構造体の前面の前記縁部分と接触する、請求項1記載の方法。
  15. 前記支持筒状体の材料が、セラミック、樹脂、金属又は合金材料を含む、請求項1記載の方法。
  16. 前記筒状構造体の前記孔が貫通孔であり、そして前記ガラスのハンダ付けしようとする前記第2の面と平行な断面において、前記貫通孔に挿入される前記支持筒状体の第1の部分の直径が、前記貫通孔の直径より小さい、請求項1記載の方法。
  17. 前記抵抗ハンダ付け工程の間、前記貫通孔に挿入される前記支持筒状体が前記ベース構造体の前記前面と接触している、請求項16記載の方法。
  18. 前記抵抗ハンダ付け工程の間、前記貫通孔に挿入される前記支持筒状体の前記第1の部分の長さが、前記貫通孔の深さ以下であり、かつ前記貫通孔の最上部が、前記支持筒状体が前記貫通孔の最上部に突き刺さるようにして前記支持筒状体と接触している、請求項16記載の方法。
  19. 前記筒状構造体の前記孔の底から最上部への方向に沿って、前記孔に挿入される前記支持筒状体の前記第1の部分の直径が、前記ガラスのハンダ付けしようとする前記第2の面と平行な断面において徐々に増加し、かつ前記孔の前記最上部と接触する前記支持筒状体の第2の部分の直径が、前記孔の最上部の直径より大きい、請求項18記載の方法。
  20. 前記支持筒状体が、中心軸構造体、及び前記中心軸構造体の外周の突起構造体を含み、そして前記抵抗ハンダ付け工程の間、前記中心軸構造体のうちの前記突起構造体より下の部分が、前記貫通孔に挿入され、かつ前記突起構造体の底部が、前記貫通孔の前記最上部を押さえ付ける、請求項18記載の方法。
  21. 前記突起構造体が、前記中心軸構造体の外周を取り囲む環状の構造体であり、又は前記突起構造体が、少なくとも2つの別個の突起を含む、請求項20記載の方法。
  22. 前記ガラスのハンダ付けしようとする前記第2の面と平行な断面において、前記筒状構造体の前記孔が、3cm〜5cmの範囲内の直径を有し、前記筒状構造体が、4cm〜8cmの範囲内の直径を有し、前記ベース構造体が、5cm〜10cmの範囲内の直径を有する、請求項1記載の方法。
  23. アンテナ構成部品とガラスとを含む、アンテナとガラスとの組立体であって、請求項1〜22のいずれか1項に記載の抵抗ハンダ付け方法により形成されており、かつ、
    前記ベース構造体の前記前面の前記中央部分が中実である、
    アンテナとガラスとの組立体。
  24. 前記ベース構造体の前面の前記部分が2つのピンホールを有する、請求項23記載のアンテナとガラスとの組立体。
  25. 次のものを含む、請求項1〜21のいずれか一項に記載の抵抗ハンダ付け方法のための抵抗ハンダ付け装置:
    第1の電極、
    第2の電極、
    支持筒状体、
    抵抗ハンダ付けジョイントであって、前記第1の電極、前記第2の電極及び前記支持筒状体を上昇又は下降させるのに適合している、抵抗ハンダ付けジョイント、
    前記第1及び第2の電極に接続しており、かつ前記第1及び第2の電極に電力及び加熱電流を供給するのに適合している、電源ユニット
    ここで、前記支持筒状体が、前記筒状構造体の前記孔に挿入されるように形成されており、かつ前記アンテナ構成部品を前記ガラスに取り付けるための第2の圧力を前記アンテナ構成部品に適用するのに適合している。
  26. 次のものを更に含む、請求項25記載の抵抗ハンダ付け装置:
    前記電源ユニットに接続した制御ユニットであって、前記電源ユニットを制御して前記第1の電極及び前記第2の電極に電力を供給するのに適合している、制御ユニット、及び、
    前記第1の電極及び前記第2の電極と接続した電流表示ユニットであって、前記第1の電極及び前記第2の電極を流れる加熱電流を表示するのに適合している、電流表示ユニット。
  27. 前記支持筒状体が、前記第1の電極と前記第2の電極の間に配置されている、請求項25記載の抵抗ハンダ付け装置。
  28. 前記第1の電極及び前記第2の電極の両方が、下向きのくさび形の端部を有する、請求項25記載の抵抗ハンダ付け装置。
  29. 前記支持筒状体の底から最上部への方向に沿って、水平片面と平行な断面における前記支持筒状体の直径が増加している、請求項25記載の抵抗ハンダ付け装置。
  30. 前記支持筒状体が、中心軸構造体及びこの中心軸構造体の外周の突起構造体を含んでいる、請求項25記載の抵抗ハンダ付け装置。
  31. 前記突起構造体が、前記中心軸構造体の外周を取り囲む環状の構造体であり、又は前記突起構造体が、少なくとも2つの別個の突起を含んでいる、請求項30記載の抵抗ハンダ付け装置。
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