JP6877086B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室に設けられる照明装置に関する。
従来、浴室に設けられる照明装置において、天井と側壁とにより形成される一方側の入隅部にのみ1つの長尺照明部が配置される技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術においては、長尺照明部の光源部は、水平方向を向いており、偏向板を用いて、光を水平方向及び斜め下方向の2方向に照射するように構成されている。
特開2015−92059号公報
特許文献1に記載の照明装置においては、偏向板を用いて2方向に光を照射しているため、光の照射が弱くなりがちである。また、特許文献1に記載された照明装置においては、1つの長尺照明部が一方側の入隅部にのみ配置されているため、1つの長尺照明部における光源部から照射される光だけでは、浴室内の明るさを確保できない可能性がある。一方、1つの長尺照明部における光源部から照射される光の照度を上げると、光源部からの光が人の目に入って、人に眩しさを感じさせる虞がある。
本発明は、浴室内の明るさを確保しつつ、人に眩しさを感じさせることが抑制される照明装置を提供することを目的とする。
本発明は、浴室に設けられ、天井及び一対の対向する側壁により形成される一対の入隅部に配置される一対の照明部を備える照明装置であって、前記照明部は、長尺のケーシング部材と、前記ケーシング部材の内部に配置され、発光部材を有する光源部と、を備え、前記光源部は、前記ケーシング部材を長手方向に視た場合に、前記発光部材が、垂直方向に対して傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される照明装置に関する。
また、前記照明部は、前記入隅部における前記天井側に配置され、前記光源部は、前記発光部材が、前記一対の入隅部における前記照明部が配置される前記入隅部側の側壁とは反対側に向けて光を照射する位置に配置されることが好ましい。
また、前記照明部は、前記入隅部における前記天井側に配置され、前記光源部は、前記発光部材が、前記一対の入隅部における前記照明部が配置される前記入隅部側の側壁に向けて光を照射する位置に配置されることが好ましい。
また、前記照明部は、前記入隅部における前記側壁側に配置されることが好ましい。
本発明によれば、浴室内の明るさを確保しつつ、人に眩しさを感じさせることが抑制される照明装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る照明装置6が設置された浴室1を示す斜視図である。 第1実施形態に係る照明装置6の一対の長尺照明部60,60が入隅部50の天井4側に配置され、光源部62が浴室1の左右方向の内側に光を照射した場合を示す断面図である。 第2実施形態に係る照明装置6Aの一対の長尺照明部60A,60Aが入隅部50の天井4側に配置され、光源部62が浴室1の左右方向の外側に光を照射した場合を示す断面図である。 第3実施形態に係る照明装置6Bの一対の長尺照明部60B,60Bが入隅部50の第1側壁31側に配置され、光源部62が斜め下方側に光を照射した場合を示す断面図である。 第4実施形態に係る照明装置6Cの一対の長尺照明部60C,60Cが入隅部50の第1側壁31側に配置され、光源部62が斜め上方側に光を照射した場合を示す断面図である。
以下、本発明の照明装置6を含む浴室1の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態の説明においては、洗い場パン21及び浴槽22が並ぶ方向を前後方向といい、浴槽22が延びる方向を左右方向という。
図1に示すように、本実施形態の浴室1は、洗い場パン21と、浴槽22と、壁部3と、照明装置6を含んで構成される天井4と、調光操作部23と、を備える。
洗い場パン21及び浴槽22は、浴室1の下部において、浴室1の前後方向に並んで配置される。浴室1の底部(洗い場パン21及び浴槽22が配置される部分)の形状は、平面視で、全体として長方形状である。
洗い場パン21は、浴室1の下部の前方側に配置され、略水平方向に平面状に広がるように配置される。洗い場パン21は、浴室1の洗い場を構成する。
浴槽22は、浴室1の下部の後方側に配置される。
壁部3は、浴室1の4つの側面を構成する。壁部3は、一対の第1側壁(側壁)31,31及び一対の第2側壁32,32により構成される。
一対の第1側壁31,31は、板部材により形成され、互いに対向して配置される。一対の第1側壁31,31は、それぞれ、浴室1の底部の左右方向に離間した前後方向に延びる端辺から、上方に立ち上がる。一対の第1側壁31,31は、浴室1の前後方向に延びる。
一対の第2側壁32,32は、板部材により形成され、一対の第1側壁31,31に直交して、互いに対向して配置される。一対の第2側壁32,32は、それぞれ、浴室1の底部の前後方向に離間した左右方向に延びる端辺から、上方に立ち上がる。一対の第2側壁32,32は、浴室1の左右方向に延びる。
天井4は、浴室1の天面を構成する。天井4は、2枚の天井材41と、照明装置6と、により構成される。2枚の天井材41,41は、水平方向に広がる長方形の板状に形成される。2枚の天井材41,41は、浴室1の天部において、浴室1の前後方向に並んで配置される。
2枚の天井材41,41は、図2に示すように、鋼板部分411と石膏ボード部分412とを有する。鋼板部分411は、略L形状の板材により形成された屈曲板部411aと、屈曲板部411aに連続して略水平に延びる載置板部411bと、を有する。石膏ボード部分412は、厚みを有する板状に形成され、鋼板部分411の載置板部411bの上部に配置される。
照明装置6は、天井4の一部を構成すると共に、浴室1内を照明する機能を有する。照明装置6は、一対の長尺照明部(照明部)60,60により構成され、一対の長尺照明部60,60は、浴室1における一対の入隅部50,50に配置される。
一対の入隅部50,50は、天井4の隅において天井4と一対の第1側壁31,31とにより形成される部分である。一対の入隅部50,50は、天井材41の下面と第1側壁31,31の側面とが交差する部分の内側の隅の部分である。
本実施形態においては、一対の長尺照明部60,60は、ユニット化されており、浴室1に設置される前にユニットとして組み立てられ、取付金具601を介して第1側壁31の上端部に載置されてネジ部材601aよりに固定されることで、浴室1の入隅部50に設置され、天井4となる。取付金具601は、浴室1の4辺のポスト(図示せず)に取り付けられた天井つなぎ材605にネジ部材601bにより取り付けられている。
2枚の天井材41,41は、一対の長尺照明部60が入隅部50に設置された後に、一対の長尺照明部60に取り付けられることで、天井4となる。
次に、一対の長尺照明部60,60の構成について詳述する。
一対の長尺照明部60,60は、それぞれ、浴室1の一対の入隅部50に配置される。一対の長尺照明部60,60は、それぞれ、入隅部50における天井4側に配置される。長尺照明部60は、線状に光を照射する、いわゆる、ライン照明を構成する。一対の長尺照明部60.60は、図1に示すように、それぞれ、浴室1の前後方向に延びる。一対の長尺照明部60,60は、天井4の前方側の端部から後方側の端部に亘って延びる。一対の長尺照明部60,60は、浴室1の左右方向において対称となるように配置される。
一対の長尺照明部60は、図2に示すように、それぞれ、ケーシング部材61と、光源部62と、透光部材63と、を備える。
ケーシング部材61は、長尺に形成され、浴室1の前後方向に延びる。ケーシング部材61は、本実施形態においては、正面及び両端の側面が開放したケース状に形成される。ケーシング部材61は、浴室1の内部側ではなく、浴室1の外方に位置するように配置されている。
なお、以下の説明において、ケーシング部材61が延びる方向を「長手方向Y」もいう。ケーシング部材61の長手方向Yは、浴室1の前後方向と一致する。
ケーシング部材61は、正面開口部611を有する。
正面開口部611は、ケーシング部材61の正面(浴室1の内部側に向く面)において、ケーシング部材61の外側に向けて開口する開口部である。正面開口部611は、ケーシング部材61の正面において、ケーシング部材61の長手方向Yに沿って、ケーシング部材61の全域に亘って延びる。
光源部62は、図2に示すように、ケーシング部材61の内部に配置される。光源部62は、LED基板621と、複数のLED622(Light Emitting Diode)(発光部材)と、を有する。
LED基板621は、ケーシング部材61の長手方向Yに延びる。LED基板51の上面には、複数のLED622が実装されている。
複数のLED622は、LED基板621の上面において、ケーシング部材61の長手方向Yに沿って、所定間隔で直線状に並べられている。
光源部62は、図2に示すように、ケーシング部材61を長手方向Yに視た場合に、複数のLED622が、垂直方向に対して傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される。
本実施形態においては、一対の光源部62は、それぞれ、複数のLED622が、一対の入隅部50,50における長尺照明部60が配置される入隅部50側の第1側壁31とは反対側の第1側壁31に向けて光を照射する位置に配置される。言い換えると、一対の光源部62,62は、入隅部50における天井4側から、浴室1の左右方向において対称となるように、それぞれ、浴室1の左右方向の内側の斜め下方に向けて光を照射する。
透光部材63は、ケーシング部材61の長手方向Yに沿って延びるように形成される。透光部材63は、ケーシング部材61の正面開口部611に配置された状態で、ケーシング部材61に取り付けられる。透光部材63は、例えば、アクリル樹脂又はポリカーボネート樹脂などの樹脂材料で形成される。透光部材63は、複数のLED622(光源部62)からの光を透過する。
調光操作部23は、図1に示すように、壁部3に配置されている。調光操作部23は、照明装置6の調光を行うための操作部である。一対の長尺照明部60,60は、制御部(図示せず)に接続されており、使用者が調光操作部23を操作することで、制御部に操作信号が送信されて、一対の長尺照明部60,60の光の調整を行うことができる。一対の長尺照明部60,60について、交互に又は同時に、徐々に暗くしたり明るくしたりすることで、浴室1内の演出効果を高めることができる。
以上説明した本実施形態の照明装置6によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の照明装置6は、浴室1に設けられ、天井4及び一対の対向する側壁31,31により形成される一対の入隅部50,50に配置される一対の長尺照明部60,60を備える照明装置6であって、長尺照明部60は、長尺のケーシング部材61と、ケーシング部材61の内部に配置され、ケーシング部材61の長手方向Yに並んで配置される複数の発光部材622を有する光源部62と、を備え、光源部62は、ケーシング部材61を長手方向Yに視た場合に、複数の発光部材622が、垂直方向に対して傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される。
そのため、一対の入隅部50,50に配置される一対の長尺の長尺照明部60,60からの光により、浴室1の左右方向の両側から光を照射して、浴室1内の明るさを確保することできる。また、複数の発光部材622が、垂直方向に対して傾斜する斜め方向に光を照射するため、人に眩しさを感じさせることが抑制される。
また、長尺照明部60,60が浴室1の外方に位置するように配置されているため、浴室1内に圧迫感のない状態で、浴室1内の明るさを確保することができる。
また、調光操作部23により2本の長尺照明部60,60の明るさを調整して、浴室1の左右方向の両側において、様々な演出を行うことができる。
また、天井4の表面や壁部3の表面が光沢を有する場合には、長尺照明部60,60からの光が天井4の表面や壁部3の表面に反射されるため、長尺照明部60,60が長手方向に連続して延びるように見える。そのため、奥行感を感じさせることができ、浴室1内を広く感じさせることができる。
また、一対の長尺照明部60,60は、それぞれ、入隅部50における天井4側に配置される。光源部62は、ケーシング部材61の長手方向Yに視た場合に、複数のLED622が、垂直方向に対して傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される。
そのため、浴室1にいる人の視線が側壁31,31を向きやすいため、天井4側からの光は、人の目に直接的に入りにくい。これにより、一対の長尺照明部60,60が入隅部50における天井4側に配置される場合には、人に眩しさを感じさせることを一層抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る照明装置6Aについて説明する。第2実施形態に係る照明装置6Aは、第1実施形態に係る照明装置6と比べて、複数の発光部材622が光を照射する方向が主に異なる。第2実施形態の説明にあたって、第1実施形態の構成と同一の構成については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図3に示すように、第2実施形態の照明装置6Aの一対の長尺照明部60A,60Aは、それぞれ、入隅部50における天井4側に配置される。一対の長尺照明部60A,60Aは、浴室1の左右方向において対称となるように配置される。
光源部62は、ケーシング部材61の長手方向Yに視た場合に、複数のLED622が、垂直方向に対して傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される。
本実施形態においては、一対の光源部62は、それぞれ、複数のLED622が、一対の入隅部50,50における長尺照明部60が配置される入隅部50側の第1側壁31に向けて光を照射する位置に配置される。言い換えると、一対の光源部62,62は、入隅部50における天井4側から、浴室1の左右方向において対称となるように、それぞれ、浴室1の左右方向の外側の斜め下方に向けて光を照射する。
一対の光源部62は、一対の第1側壁31,31に光を一度照射してから、一対の第1側壁31,31からの反射光により浴室1内を間接的に照明する、いわゆる、間接照明を実現する。また、一対の長尺照明部60A,60Aは、浴室1の左右方向の両側から間接照明を行うことができる。
以上のように構成される第2実施形態においては、一対の長尺照明部60A,60Aは、それぞれ、入隅部50における天井4側に配置される。光源部62は、ケーシング部材61の長手方向Yに視た場合に、複数のLED622が、垂直方向に対して傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される。
そのため、第2実施形態によれば、前述の第1実施形態と同様の効果を奏する。つまり、第2実施形態においては、浴室1内の明るさを確保しつつ、人に眩しさを感じさせることが抑制される。また、調光操作部23により2本の長尺照明部60A,60Aの明るさを調整して、浴室1の左右方向の両側において、様々な演出を行うことができる。
更に、第2実施形態においては、浴室1の左右方向の両側から一対の長尺照明部60A,60Aで間接照明を行うことで、柔らかな光で浴室1内を照明して、穏やか、暖かみ、又は幻想的などの雰囲気を演出可能である。
次に、本発明の第3実施形態に係る照明装置6Bについて説明する。第3実施形態に係る照明装置6Bは、第1実施形態に係る照明装置6と比べて、長尺照明部60B,60Bの配置される位置及び複数の発光部材622が光を照射する方向が主に異なる。第3実施形態の説明にあたって、第1実施形態の構成と同一の構成については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図4に示すように、第3実施形態の照明装置6Bの一対の長尺照明部60B,60Bは、それぞれ、入隅部50における第1側壁31側に配置される。一対の長尺照明部60B,60Bは、浴室1の左右方向において対称となるように配置される。第3実施形態の照明装置6Bの一対の長尺照明部60B,60Bは、それぞれ、取付金具602を介して第1側壁31の上端部にネジ部材602aにより取り付けられている。
光源部62は、ケーシング部材61の長手方向Yに視た場合に、複数のLED622が、垂直方向に対して下方に傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される。
本実施形態においては、一対の光源部62は、それぞれ、一対の第1側壁31,31の内側の斜め下方に向けて光を照射する。言い換えると、一対の光源部62,62は、入隅部50における第1側壁31側から、浴室1の左右方向において対称となるように、それぞれ、浴室1の左右方向の内側の斜め下方に向けて光を照射する。
以上のように構成される第3実施形態においては、一対の長尺照明部60B,60Bは、それぞれ、入隅部50における第1側壁31側に配置される。光源部62は、ケーシング部材61の長手方向Yに視た場合に、複数のLED622が、垂直方向に対して下方に傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される。
そのため、長尺照明部60B,60Bの光の照射角度を、水平方向に近い傾斜角度まで設定できる。これにより、長尺照明部60B,60Bを、より広い角度の範囲に設置できる。これにより、長尺照明部60B,60Bの配置の自由度を向上させることができる。
また、前述の第1実施形態と同様の効果を奏する。つまり、第3実施形態においては、浴室1内の明るさを確保しつつ、人に眩しさを感じさせることが抑制される。また、調光操作部23により2本の長尺照明部60B,60Bの明るさを調整して、浴室1の左右方向の両側において、様々な演出を行うことができる。
次に、本発明の第4実施形態に係る照明装置6Cについて説明する。第4実施形態に係る照明装置6Cは、第3実施形態に係る照明装置6Bと比べて、複数の発光部材622が光を照射する方向が主に異なる。第4実施形態の説明にあたって、第3実施形態の構成と同一の構成については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図5に示すように、第4実施形態の照明装置6Cの一対の長尺照明部60C,60Cは、第3実施形態と同様に、それぞれ、入隅部50における第1側壁31側に配置される。一対の長尺照明部60C,60Cは、浴室1の左右方向において対称となるように配置される。
光源部62は、ケーシング部材61の長手方向Yに視た場合に、複数のLED622が、垂直方向に対して上方に傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される。
本実施形態においては、一対の光源部62は、それぞれ、一対の第1側壁31,31の内側の斜め上方に向けて光を照射する。言い換えると、一対の光源部62,62は、入隅部50における第1側壁31側から、浴室1の左右方向において対称となるように、それぞれ、浴室1の左右方向の内側の斜め上方に向けて光を照射する。一対の光源部62は、天井4に光を一度照射してから、天井4からの反射光により浴室1内を間接的に照明する、いわゆる、間接照明を実現する。また、一対の長尺照明部60C,60Cは、浴室1の左右方向の両側から間接照明を行うことができる。
以上のように構成される第4実施形態においては、一対の長尺照明部60C,60Cは、それぞれ、入隅部50における第1側壁31側に配置される。光源部62は、ケーシング部材61の長手方向Yに視た場合に、複数のLED622が、垂直方向に対して上方に傾斜する斜め方向に光を照射する位置に配置される。
そのため、前述の第1実施形態と同様の効果を奏する。つまり、第4実施形態においては、浴室1内の明るさを確保しつつ、人に眩しさを感じさせることが抑制される。また、調光操作部23により2本の長尺照明部60C,60Cの明るさを調整して、浴室1の左右方向の両側において、様々な演出を行うことができる。
更に、第4実施形態においては、浴室1の左右方向の両側から一対の長尺照明部60C,60Cで間接照明を行うことで、柔らかな光で浴室1内を照明して、穏やか、暖かみ、又は幻想的などの雰囲気を演出可能である。
以上、本発明の照明装置の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記第1実施形態〜前記第4実施形態においては、一対の長尺照明部60〜60C,60〜60Cを、浴室1の左右方向において対称となるように配置し、光源部62における光を照射する方向について浴室1の左右方向において対称となる同じ方向に傾斜させる構成としたが、これに限定されない。前記第1実施形態〜前記第4実施形態における浴室1の左右方向に離間する一方側及び他方側の長尺照明部60〜60C,60〜60Cについて、長尺照明部60〜60Cが配置される位置及び光源部62における光を照射する方向について、全ての組み合わせを採用することができる。例えば、一方側の長尺照明部60を入隅部50における天井4側に配置し、他方側の長尺照明部60〜60Cを入隅部50における壁部3側に配置してもよい。また、一方側の長尺照明部60及び他方側の長尺照明部60について、光源部62における光を照射する方向を、浴室1の左右方向において対称とならないように、互いが異なる方向に光を照射するように構成してもよい。
また、前記第1実施形態〜前記第4実施形態においては、透光部材63は、壁部3の表面や天井4の表面に対して、ほぼフラットになるように配置されているが、これに限定されない。例えば、透光部材63は、壁部3の表面や天井4の表面に対して、傾斜して配置されていてもよい。
また、前記第1実施形態〜前記第4実施形態においては、光源部62を、複数のLED622とLED基板621とを備えて構成したが、複数のLED622とLED基板621とだけで構成されなくてもよい。例えば、光源部は、1つのLEDと導光部材とからなるものでもよい。この場合には、導光部材がLEDからの光を導光して、導光部材自身が光を傾斜する方向へ照射してもよい。また、導光部材がLEDからの導光することが可能であるため、LEDの数は、複数に限られず、1つであってもよい。
また、前記第1実施形態〜前記第4実施形態においては、長尺照明部に光源部を1つ設けたが、これに限定されない。例えば、長尺照明部が、第1の光源部と第2の光源部とを備える構成であって、第1の光源部が入隅部の天井側に配置され、第2の光源部が入隅部の側壁側に配置される構成であってもよい。
1 浴室
4 天井
6、6A、6B、6C 照明装置
31 第1側壁(側壁)
50 入隅部
60、60A、60B、60C 長尺照明部(照明部)
61 ケーシング部材
62 光源部
622 LED(発光部材)
Y 長手方向

Claims (1)

  1. 天井板及び一対の対向する側壁部を有する浴室に設けられ一対の照明部を有する照明装置であって、
    前記一対の照明部は、いずれも、前記天井板と、前記側壁部及び前記照明部と、により入隅部が形成されるように、前記天井板と前記側壁部との間に配置されており、
    前記照明部は、
    長尺のケーシング部材と、
    前記ケーシング部材の内部に配置され、発光部材を有する光源部と、
    前記光源部よりも前記浴室側に配置される透光部材と、を備え、
    前記光源部は、前記ケーシング部材を長手方向に視た場合に、前記発光部材の発光面が垂直方向に対して傾斜して配置されることで、前記発光部材が、垂直方向に対して傾斜する斜め下方向に光を照射する位置に配置され、
    前記透光部材は、前記側壁前記浴室側の側面よりも前記浴室とは反対側に配置され、
    前記一対の照明部は、いずれも、前記浴室内の空間において前記一対の対向する側壁間の中央側に光を照射する照明装置。
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