JP4947642B2 - 遊技機の表示盤 - Google Patents

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Description

本発明は遊技機の表示盤に関し、特に簡易な構造で斬新な模様表示を行う表示盤に関する。
遊技機の表示盤としては例えば特許文献1に示されたものがあり、スピーカの周囲に多数のLED(発光ダイオード)を設けるとともにその前方にレンズカバーを配設し、さらにその前面に配したパンチングメタルの透音孔を経てスピーカの音とともにLEDの光を前方へ通過させて、LEDの発光を視認できるようにしたものである。
特開平11−333060
しかし、上記従来の表示盤では、点光源としてのLEDから発せられた発散光がレンズカバーで平行光となって透音孔を前方へ通過するだけであるため、点灯したLEDの前方にある複数の透音孔が光るだけで、未だ斬新な表示を得るには十分でないという問題があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、簡易な構造で斬新な表示を行うことができる遊技機の表示盤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明では、点光源(5)の前方に、多数の貫通孔(31)を板面に形成したカバー板(3)を設け、カバー板(3)の各貫通孔(31)は、点光源(5)から発した光(L)を裏面側開口から入射させるとともに貫通孔(31)の内周面で反射した光を表面側開口から射出させるものであり、遊技者から見て輪状の領域にある貫通孔(31)からの射出光(L)が遊技者の眼(E)に入射するようにする。この場合、カバー板(3)の貫通孔(31)の内径に対する板厚の比を0.8〜1.0の範囲に設定すると良い。
本第1発明によれば、カバー板上に輪状の発光部が生じ、遊技者の視線の動きに応じて見え方(輪の大きさや映し出される輪の位置)を変化させることができる。これによって斬新な表示が得られる。
本第2発明では、複数の点光源(5)を配設した基板(4)の前方に貫通孔(31)を多数有する板状のカバー板(3)を設け、貫通孔(31)はカバー板(3)の表面に対し直交する方向に形成されて、その内径が1.0mm以下で、当該内径に対する板厚の比が0.8〜1.0の範囲となるように設定された略円形断面のものであり、貫通孔(31)の内周面には高反射性表面処理が施され、かつカバー板(3)は遊技盤に対して相対的に傾斜させられて、遊技者から見て複数の点光源(5)に対応して、光が輪状に見えることを特徴としている。本第2発明によっても本第1発明と同様の効果がある。
ここで、上記「輪状」とは円形領域の内部を含まないドーナツ状を意味している。また、上記「貫通孔」は必ずしも平行な周面のものである必要はなく、例えばテーパ状に開いたものであっても良い。なお、上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以上のように、本発明の遊技機の表示盤によれば、点光源の前方に、多数の貫通孔を板面に形成したカバー板を設けるという簡易な構造で斬新な表示を行うことができる。
図1に遊技機に設けた表示盤の一例を正面図で示す。図1において、表示盤1は横長の形状で、遊技領域21上方の、遊技機2の上端部前面に設けられいる。表示盤1は、遊技領域21の上縁に沿って下辺が大きく抉られるとともに、上方が張り出すいわゆるオーバーハング形状となり、左右両端部が広幅に、中央部は狭幅になっている。また、中央部の上縁には発光表示部11が設けられている。
表示盤1の前面は、板面に多数の円形貫通孔31を形成したパンチングメタル製のカバー板3で覆ってある。発明者等の実験によると、後述する斬新な表示を得るためのカバー板3の、貫通孔31の内径に対する板厚の比は0.8〜1.0の範囲とするのが良く、市販のパンチングメタルでカバー板3として使用できる貫通孔内径φと板厚dの組み合わせとしては、例えば表1に示すものがある。ここで、貫通孔の内径や板厚が大きくても両者の比が同等であれば同様の効果が得られる。その中で、遊技機として特に遊技者に対し最も効果的な範囲として確認された寸法値が表1に示されるものである。
図2には上記表示盤1の水平断面図を示す。表示盤1の上記カバー板3は前方(図2の下方)へ膨出湾曲しており、その後方には平板状の基板4が設けてある。基板4上には所定の複数位置(図1参照)に、同一あるいは異なる発光色のLED5が配設されて、同時にあるいは選択的に点灯させられる。図3には上記表示盤1の垂直断面図を示し、カバー板3は全体として下方へ向かうに従い後退するように傾斜させて設けてある(オーバーハング形状)。この場合の各貫通孔31は、隣接する貫通孔31が正三角形の各頂点に位置するように配置されて、孔内径の1.5〜2倍程度の等ピッチで設けられている。なお、カバー板3の板面は遊技者の眼の直視方向に対して相対的に傾斜した状態であれば良い。ここで、表示盤1の上記発光表示部11は、導光レンズ111とその前方に設けたレンズカバー112で構成されている。
このような構造の表示盤1において、LED5が点灯すると、これを点光源として発散光が生じる。LED5を真正面に見ると図4の水平断面図(図1のIV−IV線断面図)で示すように、LED5から発した光Lが各貫通孔31の裏面側開口からこれらに直接入射し、それぞれ孔内周面で反射されて、遊技者の眼Eに入射する(図4中の太線)。これにより、カバー板3上には実際のLED5よりも大きい円形発光部W1(図6)が視認される。
加えて、図5の垂直断面図(図1のV−V線断面図)で示すように、X位置にある遊技者の眼Eに対して相対的に傾斜したカバー板3では、遊技者の眼Eから見た角度が一定の範囲になる貫通孔31、すなわち遊技者から見て輪状の領域にある貫通孔31からも、その孔内周面で反射された光Lが遊技者の眼Eに入射する(図5中の太線)。この結果、図6に示すように、カバー板3上には上記円形発光部W1に加えて、輪状発光部W2ないし当該輪状発光部W2の一部である円弧状発光部W3が生じ、これによって斬新な表示が得られる。
輪状発光部W2が生じる原理を、図7を参照してさらに説明する。図7の領域Zは点光源5から一定量以上の光が到達する領域で、点光源5を中心とする円形領域である。領域Zのうち、点光源5より上方の領域Hでは光の反射方向が遊技者の眼Eの方向に向かわない(図5参照)ため光が届かない。領域Zのうち、点光源5の左右に位置する水平領域Iでは、点光源5に比較的近い領域Zの内側の貫通孔31で反射した光のみが眼Eに届く(図4参照)。また、領域Zのうち点光源5を含む垂直領域Kでは、カバー板3の傾斜角がそのまま反射角に影響して光が反射され、点光源5から比較的遠い、領域Zの外側の貫通孔31で反射した光のみが眼Eに届く(図5参照)。領域ZのうちI領域とK領域に挟まれたJ領域では、貫通孔31の内周面の光反射点が、上記I領域での光反射点からK領域での光反射点へと徐々に移動するため、J領域の上部ほど当該領域内の内側の貫通孔31に光が入射し、ここで反射して眼Eに届く。そして、領域Zのうち、L領域では貫通孔31を経て点光源5から直接眼Eに光が届く(図5参照)。このようにして、遊技機の正面方向からカバー板を見た遊技者には、図7の破線で示すような点光源5から下方へ延びる輪状の発光部W2が視認される。この場合、貫通孔31の数を多く(すなわち貫通孔31の形成ピッチを細かく)した方が、より滑らかな輪状発光部W2を得ることができる。なお、図5において、遊技者の眼Eが下方のY位置へ移動した場合には、下方の貫通孔31で反射された光に代えて、上方の貫通孔31で反射された光が届くようになるから、この場合の光の到達領域は図7の上下が反転したものとなって、点光源5から上方へ延びる輪状の発光部が視認されることになる。
上記輪状発光部W2を得るにはカバー板3の板厚と貫通孔31の内径が一定の範囲内にある必要がある。これを図8で説明する。図8(1)は貫通孔内径φと板厚dを1:1に設定した場合で、この場合には貫通孔31の孔内周面で十分な光Lが反射されて遊技者の眼Eに届くのに対して、図8(2)に示すように貫通孔内径φと板厚dを1:2に設定すると、貫通孔31の孔内周面で反射された光Lのうち、ごく一部の光Lのみしか遊技者の眼Eに届かないから輪状発光部W2を十分視認できない。したがって、斬新な表示を得るためのカバー板3の、貫通孔31の内径に対する板厚の比は0.8〜1.0の範囲とするのが好適である。
なお、上記実施形態において、少なくとも貫通孔の孔内周面に白色処理やメッキ等の高反射性表面処理を施すとよい。こうすることで、より鮮明に発光させることが可能になる。また、合成樹脂により成形したカバー板であっても当該表面処理を施すことで同様の効果が得られる。上記貫通孔は平行な周面のものである必要はなく、例えばテーパ状に開いたものであっても良い。また、カバー板3と光源5の間またはカバー板3の外側に肉厚が均一な透明板を設けても良い。その場合、光を途中で屈曲させることなく入射させることができるので上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、透明板の存在によって外部からごみ等が内部に侵入することを防止できる。さらに、カバー板3の全部又は一部の角度を変更可能としておくと、カバー板3の角度変化に応じて輪状発光部W2の形状や位置が変化してさらに斬新な表示を行うことができる。この場合、カバー板3の角度によって発光範囲(輪の大きさ)が変化するので光源5との距離を確保しにくい場所でも比較的広範囲を光らせることができる。また、カバー板3の表面に絵柄等を印刷するとさらに表示の斬新さを増すことができる。上記実施形態では、表示盤を遊技領域上方の上端部前面(トップランプ)に設けたが、ガラス枠や球皿、表示フレーム、サイド飾り等に設けることもできる。さらには、島設備の呼び出しランプや遊技機上方の幕板等にも使用することができる。
本発明の一実施形態を示す、表示盤を設けた遊技機の正面図である。 表示盤の水平断面図である。 表示盤の垂直断面図で、図1のIII−III線断面図である。 図1のIV-IV線に沿った要部拡大水平断面図である。 図1のV−V線に沿った要部拡大垂直断面図である。 表示盤のカバー板上に現れる表示模様を示す正面図である。 輪状発光部が生じる原理を説明する図である。 カバー板の拡大断面図である。
符号の説明
1…表示盤、2…遊技機、3…カバー板、31…貫通孔、5…LED(点光源)、E…眼、L…光。

Claims (3)

  1. 点光源の前方に、多数の貫通孔を板面に形成したカバー板を設け、カバー板の各貫通孔は、点光源から発した光を裏面側開口から入射させるとともに前記貫通孔の内周面で反射した光を表面側開口から射出させるものであり、遊技者から見て輪状の領域にある貫通孔からの射出光が遊技者の目に入射するようにした遊技機の表示盤。
  2. 前記カバー板の前記貫通孔の内径に対する板厚の比を0.8〜1.0の範囲に設定した請求項1に記載の遊技機の表示盤。
  3. 複数の点光源を配設した基板の前方に貫通孔を多数有する板状のカバー板を設け、前記貫通孔は前記カバー板の表面に対し直交する方向に形成されて、その内径が1.0mm以下で、当該内径に対する板厚の比が0.8〜1.0の範囲となるように設定された略円形断面のものであり、前記貫通孔の内周面には高反射性表面処理が施され、かつ前記カバー板は遊技盤に対して相対的に傾斜させられて、遊技者から見て前記複数の点光源に対応して、光が輪状に見えることを特徴とする遊技機の表示盤。
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