JP6875362B2 - ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 - Google Patents
ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6875362B2 JP6875362B2 JP2018240821A JP2018240821A JP6875362B2 JP 6875362 B2 JP6875362 B2 JP 6875362B2 JP 2018240821 A JP2018240821 A JP 2018240821A JP 2018240821 A JP2018240821 A JP 2018240821A JP 6875362 B2 JP6875362 B2 JP 6875362B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cells
- cell
- sequence
- gene
- donor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/87—Introduction of foreign genetic material using processes not otherwise provided for, e.g. co-transformation
- C12N15/90—Stable introduction of foreign DNA into chromosome
- C12N15/902—Stable introduction of foreign DNA into chromosome using homologous recombination
- C12N15/907—Stable introduction of foreign DNA into chromosome using homologous recombination in mammalian cells
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N2750/00—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA ssDNA viruses
- C12N2750/00011—Details
- C12N2750/14011—Parvoviridae
- C12N2750/14111—Dependovirus, e.g. adenoassociated viruses
- C12N2750/14141—Use of virus, viral particle or viral elements as a vector
- C12N2750/14143—Use of virus, viral particle or viral elements as a vector viral genome or elements thereof as genetic vector
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mycology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Public Health (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Description
本出願は、2013年10月17日に出願された米国仮出願第61/892,348号および2014年8月5日に出願された米国仮出願第62/033,424号の利益を主張し、その開示はそれらの全体が本明細書に参考として援用される。
本開示は、ゲノム遺伝子操作、特に、細胞のゲノムの標的化された改変の分野にある。
ゲノムDNAの標的化された開裂のための種々の方法および組成物が説明されてきた。かかる標的化された開裂事象を使用して、例えば、標的化された変異誘発を誘導し、細胞DNA配列の標的化された欠失を誘導し、所定の染色体遺伝子座における標的化された組換えを容易にすることができる。例えば、あらゆる目的でその開示が参照によりその全体が組み込まれる、米国特許第8,586,526号;同第8,329,986号;同第8,399,218号;同第6,534,261号;同第6,599,692号;同第6,503,717号;同第6,689,558号;同第7,067,317号;同第7,262,054号;同第7,888,121号;同第7,972,854号;同第7,914,796号;同第7,951,925号;同第8,110,379号;同第8,409,861号;米国特許出願公開第20030232410号;同第20050208489号;同第20050026157号;同第20050064474号;同第20060063231号;同第20080159996号;同第201000218264号;同第20120017290号;同第20110265198号;同第20130137104号;同第20130122591号;同第20130177983号および同第20130177960号、ならびに米国出願第14/278,903号を参照されたい。
CD34+幹細胞または前駆細胞は、自己再生し、かつ/またはリンパ系譜の細胞(例えば、T細胞、B細胞、NK細胞)ならびに骨髄系譜の細胞(例えば、単球、赤血球、好酸球、好塩基球、および好中球)に分化する能力を特徴とする不均一な細胞のセットである。それらの不均一性は、CD34+幹細胞集団内には、特定の群の多分化能(系譜にコミットした(lineage committed)かどうかにかかわらず)を反映することも多い多数のサブグループが存在するという事実から生じる。例えば、CD38−であるCD34+細胞は、より原始的な未成熟CD34+前駆細胞であり(長期造血前駆細胞とも呼ばれる)、一方、CD34+CD38+である細胞(短期造血前駆細胞)は系譜にコミットする(Stellaら、(1995年)Hematologica 80巻:367〜387頁を参照されたい)。次いでこの集団が分化経路をさらに進むと、CD34マーカーは失われる。CD34+幹細胞には臨床的細胞療法における巨大な潜在性がある。しかし、それらの不均一性に一部起因して、細胞に対して遺伝子ノックアウト、導入遺伝子の挿入などのような遺伝子操作を実施することは難しい場合がある。具体的には、これらの細胞は、従来の送達ベクターでは形質導入が不十分であり、最も原始的な幹細胞は改変に対して感受性であり、誘導されたDNA DSB後のHDRが限定され、また、長期標準培養条件でのHSC維持が不十分である。さらに、他の目的の細胞(単に非限定的な例として、心筋細胞、中型有棘ニューロン、初代肝細胞、胚性幹細胞、人工多能性(puripotent)幹細胞および筋肉細胞)は、他の細胞よりも、ゲノム編集のための形質導入に成功しない場合がある。
したがって、毒性が低く効率的がより高い、CD34+細胞および他の目的の細胞のゲノム遺伝子操作のための組成物および方法が、いまだ必要とされている。
本発明は、遺伝子療法およびゲノム遺伝子操作における使用のための組成物および方法を記載する。具体的には、記載されている方法および組成物は、造血幹細胞/前駆細胞(HSC/PC)およびT細胞を含めた初代細胞などの細胞への核酸の導入に関する。さらに、本発明の方法および組成物は、そのような細胞への目的のドナーDNAを含むAAV粒子の送達に有用である。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
単離された細胞のゲノム中に1種または複数種の導入遺伝子を組み込む方法であって、(a)該1種または複数種の導入遺伝子を含むドナーベクター、および(b)少なくとも1種のヌクレアーゼを該細胞中に導入するステップを含み、ここで、該少なくとも1種のヌクレアーゼにより該細胞の該ゲノムが開裂され、したがって、該1種または複数種の導入遺伝子が該細胞の該ゲノム中に組み込まれ、さらに、ここで、
(i)該ドナーベクターを該少なくとも1種のヌクレアーゼよりも前に該細胞中に導入する場合、該少なくとも1種のヌクレアーゼを、ドナーベクターの導入後48時間以内に該細胞中に導入し、
(ii)該少なくとも1種のヌクレアーゼを該ドナーベクターよりも前に導入する場合、該ドナーベクターを、該少なくとも1種のヌクレアーゼの導入後4時間以内に該細胞中に導入する、方法。
(項目2)
前記ドナーベクターを前記少なくとも1種のヌクレアーゼよりも前に前記細胞中に導入し、該細胞を、該ドナーベクターを該細胞中に導入した後1時間〜24時間にわたって培養する、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記細胞が造血幹細胞またはT細胞である、項目1または項目2に記載の方法。
(項目4)
前記ドナーベクターがAAVベクターである、項目1〜3のいずれかに記載の方法。
(項目5)
前記AAVベクターがAAV6を含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
少なくとも1種のヌクレアーゼを前記細胞中にmRNAとして導入する、項目1〜5のいずれかに記載の方法。
(項目7)
前記少なくとも1種のヌクレアーゼが、ジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)、TALEヌクレアーゼ(TALEN)、CRISPR/Casヌクレアーゼ系およびこれらの組合せからなる群から選択される、項目1〜6のいずれかに記載の方法。
(項目8)
前記ヌクレアーゼが、セーフハーバー遺伝子を開裂する、項目1〜7のいずれかに記載の方法。
(項目9)
前記セーフハーバー遺伝子が、CCR5遺伝子、AAVS1遺伝子、Rosa遺伝子およびアルブミン遺伝子からなる群から選択される、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記導入遺伝子が治療タンパク質をコードする、項目1〜9のいずれかに記載の方法。
(項目11)
項目1〜10のいずれかに記載の方法によって作製された細胞。
(項目12)
1種または複数種のタンパク質の提供が必要な被験体に1種または複数種のタンパク質を提供する方法であって、
項目1〜11のいずれかに記載の方法に従って、単離された細胞中に該1種または複数種のタンパク質をコードする1種または複数種の導入遺伝子を導入するステップと、
該細胞を該被験体に導入し、したがって、該1種または複数種のタンパク質が該被験体に提供されるステップと
を含む方法。
(項目13)
項目11に記載の細胞を含む医薬組成物。
遺伝子療法またはゲノム遺伝子操作における使用のための細胞の形質導入のための組成物および方法が本明細書に開示されている。特に、標的化された開裂、その後の非相同末端結合による外因性配列またはゲノム変更のヌクレアーゼ媒介性の(即ち、ZFN、TALEN、TtAgoまたはCRISPR/Cas系)標的化された組込みが細胞において効率的に実現される。当該方法および組成物は、HSC/PCおよびT細胞の形質導入および遺伝子操作のために特に有用であるが、他の細胞型ためにも使用することができる。
本明細書に開示される方法、ならびに組成物の調製および使用の実施は、特に示さない限り、本技術分野の技術範囲内の、分子生物学、生化学、クロマチン構造および分析、計算機化学、細胞培養、組換えDNAならびに関連分野における従来の技術を用いる。これらの技術は、文献中に完全に説明されている。例えば、SambrookらMOLECULAR CLONING: A LABORATORY MANUAL、第2版、Cold Spring Harbor Laboratory Press、1989年および第3版、2001年;Ausubelら、CURRENT PROTOCOLS IN MOLECULAR BIOLOGY、John Wiley & Sons、New York、1987年および定期的更新;シリーズMETHODS IN ENZYMOLOGY、Academic Press、San Diego;Wolffe、CHROMATIN STRUCTURE AND FUNCTION、第3版、Academic Press、San Diego、1998年;METHODS IN ENZYMOLOGY、304巻、「Chromatin」(P.M. WassarmanおよびA. P. Wolffe編)、Academic Press、San Diego、1999年;ならびにMETHODS IN MOLECULAR BIOLOGY、119巻、「Chromatin Protocols」(P.B. Becker編)Humana Press、Totowa、1999年を参照されたい。
用語「核酸」、「ポリヌクレオチド」および「オリゴヌクレオチド」は、相互交換可能に使用され、直鎖状または環状コンフォメーションの、一本鎖形態または二本鎖形態のいずれかの、デオキシリボヌクレオチドまたはリボヌクレオチドのポリマーを指す。本開示の目的のため、これらの用語は、ポリマーの長さに関して限定的であると解釈すべきではない。これらの用語は、天然ヌクレオチドの公知のアナログ、ならびに塩基、糖および/またはリン酸部分(例えば、ホスホロチオエート骨格)において修飾されたヌクレオチドを包含し得る。一般に、特定のヌクレオチドのアナログは、同じ塩基対合特異性を有する;即ち、Aのアナログは、Tと塩基対合する。
導入遺伝子が標的化された様式でゲノム中に組み込まれるように、導入遺伝子と細胞のゲノムの開裂のためのヌクレアーゼとを保有するドナー分子のin vivo開裂に有用な組成物、特にZFN、TALE、ホーミングエンドヌクレアーゼ、Ttagoおよび/またはCRISPR/Cas系等のヌクレアーゼが、本明細書に記載される。ある特定の実施形態では、これらのヌクレアーゼの1種または複数種は、天然起源である。他の実施形態では、これらのヌクレアーゼの1種または複数種は、非天然起源である、即ち、DNA結合ドメインおよび/または開裂ドメインにおいて遺伝子操作されている。例えば、天然起源のヌクレアーゼのDNA結合ドメインは、選択された標的部位に結合するように変更され得る(例えば、同族結合部位とは異なる部位に結合するように遺伝子操作されたメガヌクレアーゼ)。他の実施形態では、ヌクレアーゼは、異種のDNA結合ドメインおよび開裂ドメイン(例えば、異種開裂ドメインを有する、ジンクフィンガーヌクレアーゼ;TALエフェクタードメインDNA結合タンパク質;メガヌクレアーゼDNA結合ドメイン)を含む。他の実施形態では、ヌクレアーゼは、CRISPR/CasまたはTtago系などの系を含む。
ある特定の実施形態では、本明細書に記載される組成物および方法は、ドナー分子に結合するためおよび/または細胞のゲノム中の目的の領域に結合するために、メガヌクレアーゼ(ホーミングエンドヌクレアーゼ)DNA結合ドメインを使用する。天然起源のメガヌクレアーゼは、15〜40塩基対の開裂部位を認識し、4つのファミリー:LAGLIDADGファミリー、GIY−YIGファミリー、His−CystボックスファミリーおよびHNHファミリーへと一般に分類される。例示的なホーミングエンドヌクレアーゼには、I−SceI、I−CeuI、PI−PspI、PI−Sce、I−SceIV、I−CsmI、I−PanI、I−SceII、I−PpoI、I−SceIII、I−CreI、I−TevI、I−TevIIおよびI−TevIIIが含まれる。それらの認識配列は公知である。米国特許第5,420,032号;米国特許第6,833,252号;Belfortら(1997年)Nucleic Acids Res. 25巻:3379〜3388頁;Dujonら(1989年)Gene 82巻:115〜118頁;Perlerら(1994年)Nucleic Acids Res. 22巻、1125〜1127頁;Jasin(1996年)Trends Genet. 12巻:224〜228頁;Gimbleら(1996年)J. Mol. Biol. 263巻:163〜180頁;Argastら(1998年)J. Mol. Biol. 280巻:345〜353頁およびNew England Biolabsカタログもまた参照されたい。
任意の適切な開裂ドメインは、DNA結合ドメインに作動可能に連結されて、ヌクレアーゼを形成し得る。例えば、ZFP DNA結合ドメインは、ヌクレアーゼドメインに融合されて、ZFN−その遺伝子操作された(ZFP)DNA結合ドメインを介してその意図した核酸標的を認識でき、ヌクレアーゼ活性を介してZFP結合部位の近くでDNAが切断されるようにする、機能的実体−を生じている。例えば、Kimら(1996年)Proc Natl Acad Sci USA 93巻(3号):1156〜1160頁を参照されたい。より最近、ZFNは、種々の生物においてゲノム改変に使用されている。例えば、米国特許出願公開第20030232410号;同第20050208489号;同第20050026157号;同第20050064474号;同第20060188987号;同第20060063231号;ならびに国際公開第07/014275号を参照されたい。同様に、TALE DNA結合ドメインは、ヌクレアーゼドメインに融合されて、TALENを生じている。例えば、米国特許第8,586,526号を参照されたい。
上に詳細に記載したように、DNAドメインは、選択された任意の配列に結合するように遺伝子操作され得る。遺伝子操作されたDNA結合ドメインは、天然起源のDNA結合ドメインと比較して、新規結合特異性を有し得る。遺伝子操作方法には、合理的設計および種々の型の選択が含まれるがこれらに限定されない。合理的設計には、例えば、トリプレット(またはクアドルプレット)ヌクレオチド配列および個々のジンクフィンガーアミノ酸配列を含むデータベースを使用することが含まれ、ここで、各トリプレットまたはクアドルプレットのヌクレオチド配列は、特定のトリプレットまたはクアドルプレット配列に結合するジンクフィンガーの1種または複数種のアミノ酸配列と関連する。例えば、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、共有に係る米国特許第6,453,242号および同第6,534,261号を参照されたい。TALエフェクタードメインの合理的設計もまた実施され得る。例えば、米国特許第8,586,526号を参照されたい。
本願の開示は、HSC/PCのゲノムへの外因性配列のヌクレアーゼ媒介性の標的化された組込みに関する。上述した通り、例えば、変異遺伝子を補正するための、または野生型遺伝子の発現を増加させるための、または導入遺伝子の発現のための、外因性配列(「ドナー配列」または「ドナー」または「導入遺伝子」とも言う)の挿入。ドナー配列は、典型的には、それが配置されるゲノム配列と同一ではないことが容易に明らかとなる。ドナー配列は、2つの相同な領域に隣接する非相同配列を含有し、目的の位置での効率的なHDRを可能とする。さらに、ドナー配列は、細胞クロマチン内の目的の領域に相同でない配列を含有するベクター分子を含むことができる。ドナー分子は、細胞クロマチンに相同ないくつかの不連続な領域を含有することができる。例えば、常態では目的の領域に存在しない標的化された配列を挿入するために、前記配列を、ドナー核酸分子中に存在させることができ、目的の領域中の配列に相同な領域を隣接させることができる。
したがって、遺伝子改変された細胞、例えば、細胞において機能的なタンパク質を発現する導入遺伝子を含めた導入遺伝子を含む初代HSC/PCまたはT細胞が本明細書で提供される。本明細書に記載の方法によって産生される細胞も提供される。導入遺伝子を、1種または複数種のヌクレアーゼを使用して、標的化された様式で細胞のゲノム中に組み込む。ある特定の実施形態では、導入遺伝子をセーフハーバー遺伝子中に組み込む。
ヌクレアーゼ、これらのヌクレアーゼをコードするポリヌクレオチド、ドナーポリヌクレオチド、ならびに本明細書に記載されているタンパク質および/またはポリヌクレオチドを含む組成物を、任意の適当な手段によって、任意の細胞型へin vivoまたはex vivoで送達してもよい。
Millerら(2007年)Nat. Biotechnol. 25巻:778〜785頁に記載されているように、ZFNをヒトCCR5およびAAVS1遺伝子に対してアセンブルし、ELISAおよびCEL1アッセイによって試験した。CCR5特異的ZFNについては、米国特許第7,951,925号を参照されたく、AAVS1特異的ZFNについては、米国特許第8,110,379号を参照されたい。どちらも参照により本明細書に組み込まれる。
AAVを、ドナー分子をCD34+細胞に送達するためのビヒクルとして試験するために、4種の異なるAAV血清型を評価した。CMVにより駆動されるeGFP導入遺伝子が血清型特異的LTRの間に挿入されたAAVベクターを構築した。試験したAAV血清型には、AAV2/5、AAV2/6、AAV2/8およびAAV2が含まれた。これらのAAVベクターでは、ZFNをコードする核酸配列の全てはAAV2 ITRが隣接し、そして、それぞれAAV5、AAV6、またはAAV8に由来するカプシドタンパク質を使用して被包する(GrimmおよびKay(2003年)Current Gene Therapy 3巻:281〜304頁を参照されたい)。
CD34+細胞における標的化された組込みを試験するために、AAV6−R5−160−XhoIドナーを生成した。このウイルスベクターへの導入遺伝子挿入では、2つのCCR5特異的ZFN結合部位(図2A)、ZFN対8267:20505(8196zとも呼ばれる)の間にXhoI制限酵素部位を導入した。XhoI部位には、配列がゲノム中のZFN開裂部位に隣接するゲノム中の領域に相同である相同性アームが隣接する。具体的には、右の相同性アームはおよそ1351塩基対であり、左の相同性アームはおよそ509塩基対である。AAV6−R5−160−XhoIドナーを300〜1×105vg/細胞の間の用量で上記の通りCD34+細胞に形質導入した。1日後、CCR5特異的ZFNをコードするmRNA(120μg/ml)を、形質導入された細胞中に、BTX ECM830(Harvard Apparatus)を使用したエレクトロポレーションによって導入した。mRNAはAsuragen(Austin、TX)により2A構築物(8267−2A−2050)として製造されたものであり、120μg/mlで使用した。
HDRによる導入遺伝子の標的化された組込みを最大にするために、AAV6形質導入およびZFN mRNAエレクトロポレーションの最適なタイミングおよび順序を調査した。AAV6−R5−160−XhoIドナーを、CD34+細胞に、CCR5特異的ZFN mRNAを用いたエレクトロポレーション(EP)の最大48時間前(−48時間)〜20時間後(+20時間)に導入した。細胞を収集し、その後の時点で、gDNA精製およびその後のIlluminaディープシーケンシングのために処理した。
ドナーのAAV6媒介性送達が、完全な導入遺伝子発現カセットなどのより大きな異種DNAの断片の標的化された組込みにも有効であるかどうかを試験するために、pgkプロモーターにより駆動されるeGFP発現カセット(1.6kb)がCCR5相同アームの間に挿入されたR5−pgk−GFP−pAドナーを構築した(図4A)。
そのような効率の高い標的化された組込みがCCR5遺伝子座に特異的なものである可能性を排除するために、以下の表1に示されている6つのフィンガーを伴うジンクフィンガータンパク質を含む、AAVS1を標的とするZFN対30035:30054の結合部位間にHindIII部位が導入された、AAVS1に特異的なHindIIIドナーを構築した。各フィンガーの認識へリックス領域が表1の1行にF1〜F6として示されており、ZFPが結合した標的部位が表1の最初の列に示されている。米国特許第8,110,379号も参照されたい。標的配列では、ZFNが結合したヌクレオチドが大文字で示されており、結合していないヌクレオチドが小文字で示されている。
CD34+細胞に、AAV6−R5−160−XhoIドナー(2000vg/細胞)を用いて形質導入した。37℃で20時間インキュベートした後、米国特許第8,586,526号に記載されているCCR5特異的TALEN mRNA(各々80μg/ml)を、形質導入された細胞中に、BTX ECM830(Harvard Apparatus)を使用したエレクトロポレーションによって導入した。5日後に、細胞をゲノムDNA(gDNA)精製のために収集し、その後のIlluminaディープシーケンシングのために処理した。
CD34+細胞に、rAAV6−AAVS1−HindIIIドナー(500または2000vg/細胞)を用いて形質導入した。37℃で20時間インキュベートした後、AAVS1特異的ZFN(30054:30035、40μg/ml)またはCas9 mRNA(20μg/ml)およびAAVS1特異的キメラガイドRNA(gRNA)DNA(10〜40μg/ml)を、形質導入された細胞中に、BTX ECM830(Harvard Apparatus)を使用したエレクトロポレーションによって導入した。gRNA−T1およびgRNA−T2は、以下のAAVS1ゲノム配列:GTCCCCTCCACCCCACAGTGGGG(配列番号27)およびGGGGCCACTAGGGACAGGATTGG(配列番号28)にそれぞれ結合するように設計されたガイドRNAである。PAM領域に下線が引かれている。5日後に、細胞をゲノムDNA(gDNA)精製のために収集し、その後のIlluminaディープシーケンシングのために処理した。図7は、配列決定によって検出されたゲノム改変の量:挿入もしくは欠失(インデル)、またはドナー分子によってもたらされるRFLPの標的化された組込み(TI)のいずれかを示す。示されているように、本実験において、CRISPR/Cas9により、初代CD34+細胞においてAAV6ドナーによってもたらされるRFLPの標的化された組込みが1%超刺激された。
初代CD4+T細胞に、IL2(20ng/ml)およびDynabeads(登録商標)Human T−Activator CD3/CD28(Life Technology)の存在下で、CMVにより駆動されるeGFP導入遺伝子を含有するAAV2、AAV5、AAV6、AAV8またはAAV9ベクターを用いて形質導入した。次いで、感染の5日後(dpi)に細胞を収集し、フローサイトメーター(Guava、Millipore)を使用して分析した。
初代CD8+T細胞に、IL2(20ng/ml)およびDynabeads(登録商標)Human T−Activator CD3/CD28(Life Technology)の存在下で、CMVにより駆動されるeGFP導入遺伝子を含有するAAV2、AAV5、AAV6、AAV8またはAAV9ベクターを用いて形質導入した。次いで、感染の5日後(dpi)に細胞を収集し、フローサイトメーター(Guava、Millipore)を使用して分析した。
本明細書に記載されているIL2RGを発現する、以前に記載されている(Aiutiら(2013年)Science 341巻、1233151頁)CD34+ HSPC(例えば、患者由来のCD34+細胞および/または改変されたCD4+および/またはCD8+T細胞)を含めた、遺伝子改変された細胞を、以前に記載されているように(Aiutiら、同書)被験体に投与し、その結果、改変された細胞を用いて治療した被験体において長期間にわたる多系譜の生着がもたらされる。
Claims (17)
- 内因性AAVS1遺伝子を開裂させるジンクフィンガーヌクレアーゼであって、該ジンクフィンガーヌクレアーゼは、以下:
(i)第1および第2のジンクフィンガーヌクレアーゼであって、
該第1のジンクフィンガーヌクレアーゼは、6つのジンクフィンガーDNA結合ドメインを含み、各ジンクフィンガーDNA結合ドメインは、認識ヘリックス領域を含み、該ジンクフィンガーDNA結合ドメインの認識ヘリックス領域は、以下のとおりF1からF6の順に並び;
F1:RSDHLSR(配列番号13)
F2:TSGHLSR(配列番号14)
F3:YNWHLQR(配列番号15)
F4:RSDHLTT(配列番号16)
F5:HNYARDC(配列番号17);および
F6:QNSTRIG(配列番号18);そして
該第2のジンクフィンガーヌクレアーゼは、6つのジンクフィンガーDNA結合ドメインを含み、各ジンクフィンガーDNA結合ドメインは、認識ヘリックス領域を含み、該ジンクフィンガーDNA結合ドメインの認識ヘリックス領域は、以下のとおりF1からF6の順に並ぶ;
F1:DRSNLSR(配列番号19)
F2:LKQHLTR(配列番号20)
F3:TSGNLTR(配列番号21)
F4:RRDWRRD(配列番号22)
F5:QSSHLTR(配列番号23);および
F6:RLDNRTA(配列番号24)
第1および第2のジンクフィンガーヌクレアーゼ
を含む、ジンクフィンガーヌクレアーゼ。 - 前記開裂ドメインがエンドヌクレアーゼに由来する、請求項1に記載のジンクフィンガーヌクレアーゼ。
- 前記開裂ドメインがIIS型制限酵素に由来する、請求項1に記載のジンクフィンガーヌクレアーゼ。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の1種または複数種のジンクフィンガーヌクレアーゼをコードする1種または複数種のポリヌクレオチドと;
ドナー配列を含む外来配列を含むAAVベクターであって、該ドナー配列は、該1種または複数種のヌクレアーゼによる開裂後に、前記AAVS1遺伝子内に組み込まれる、AAVベクターと
を含む組成物。 - 前記ドナー配列がポリペプチドをコードする、請求項4に記載の組成物。
- 前記ポリペプチドが、抗体、抗原、酵素、増殖因子、細胞表面受容体、核受容体、ホルモン、リンホカイン、サイトカイン、レポーター、これらの機能的断片およびこれらの組合せからなる群より選択される、請求項5に記載の組成物。
- 前記外来配列が、1種または複数種のshRNA、1種または複数種のRNAi分子、1種または複数種のmiRNA、および、これらの組合せからなる群より選択される、請求項4〜6のいずれかに記載の組成物。
- 前記外来配列がさらにプロモーターを含む、請求項4〜6のいずれかに記載の組成物。
- 前記外来配列がプロモーターを含まない、請求項4〜6のいずれかに記載の組成物。
- 前記外来配列を挟む前記AAVS1遺伝子と相同な領域をさらに含む、請求項4〜6のいずれかに記載の組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のジンクフィンガーヌクレアーゼ、または、請求項4〜10のいずれかに記載の組成物、を含む細胞。
- 前記細胞が幹細胞である、請求項11に記載の細胞。
- 細胞において外来核酸配列の少なくとも1種の産物を発現させるインビトロの方法であって、該方法は、
(a)請求項1〜3のいずれかに記載のジンクフィンガーヌクレアーゼを該細胞に導入するステップと;
(b)該外来核酸配列が該細胞のゲノム中に組み込まれる条件下で、該細胞を、外来核酸配列を含むAAVベクターと接触させるステップと
を含む、方法。 - 前記外来核酸配列がポリペプチドをコードする、請求項13に記載の方法。
- 前記ポリペプチドが、抗体、抗原、酵素、増殖因子、細胞表面受容体、核受容体、ホルモン、リンホカイン、サイトカイン、レポーター、これらの機能的断片およびこれらの組合せからなる群より選択される、請求項13または14に記載の方法。
- 前記外来核酸配列の産物が、1種または複数種のshRNA、1種または複数種のRNAi分子、1種または複数種のmiRNA、および、これらの組合せからなる群より選択される、請求項13〜15のいずれかに記載の方法。
- 請求項11または12に記載の遺伝子改変された細胞を含む、医薬組成物。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201361892348P | 2013-10-17 | 2013-10-17 | |
US61/892,348 | 2013-10-17 | ||
US201462033424P | 2014-08-05 | 2014-08-05 | |
US62/033,424 | 2014-08-05 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016523272A Division JP6646573B2 (ja) | 2013-10-17 | 2014-10-16 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020183610A Division JP2021010383A (ja) | 2013-10-17 | 2020-11-02 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019041776A JP2019041776A (ja) | 2019-03-22 |
JP6875362B2 true JP6875362B2 (ja) | 2021-05-26 |
Family
ID=52826371
Family Applications (5)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016523272A Active JP6646573B2 (ja) | 2013-10-17 | 2014-10-16 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
JP2018240821A Active JP6875362B2 (ja) | 2013-10-17 | 2018-12-25 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
JP2018240822A Pending JP2019041777A (ja) | 2013-10-17 | 2018-12-25 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
JP2020183610A Withdrawn JP2021010383A (ja) | 2013-10-17 | 2020-11-02 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
JP2022176277A Pending JP2022190071A (ja) | 2013-10-17 | 2022-11-02 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016523272A Active JP6646573B2 (ja) | 2013-10-17 | 2014-10-16 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
Family Applications After (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018240822A Pending JP2019041777A (ja) | 2013-10-17 | 2018-12-25 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
JP2020183610A Withdrawn JP2021010383A (ja) | 2013-10-17 | 2020-11-02 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
JP2022176277A Pending JP2022190071A (ja) | 2013-10-17 | 2022-11-02 | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US9957526B2 (ja) |
EP (2) | EP3441468B1 (ja) |
JP (5) | JP6646573B2 (ja) |
CN (3) | CN110713995B (ja) |
AU (3) | AU2014337248B2 (ja) |
CA (2) | CA3194037A1 (ja) |
DK (1) | DK3441468T3 (ja) |
ES (1) | ES2881473T3 (ja) |
HK (1) | HK1226102A1 (ja) |
IL (3) | IL244796A0 (ja) |
WO (1) | WO2015057980A1 (ja) |
Families Citing this family (92)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2853829C (en) | 2011-07-22 | 2023-09-26 | President And Fellows Of Harvard College | Evaluation and improvement of nuclease cleavage specificity |
US10704021B2 (en) | 2012-03-15 | 2020-07-07 | Flodesign Sonics, Inc. | Acoustic perfusion devices |
RS62263B1 (sr) | 2013-04-16 | 2021-09-30 | Regeneron Pharma | Ciljana modifikacija genoma pacova |
US20150044192A1 (en) | 2013-08-09 | 2015-02-12 | President And Fellows Of Harvard College | Methods for identifying a target site of a cas9 nuclease |
US9359599B2 (en) | 2013-08-22 | 2016-06-07 | President And Fellows Of Harvard College | Engineered transcription activator-like effector (TALE) domains and uses thereof |
US9388430B2 (en) | 2013-09-06 | 2016-07-12 | President And Fellows Of Harvard College | Cas9-recombinase fusion proteins and uses thereof |
US9228207B2 (en) | 2013-09-06 | 2016-01-05 | President And Fellows Of Harvard College | Switchable gRNAs comprising aptamers |
US9737604B2 (en) | 2013-09-06 | 2017-08-22 | President And Fellows Of Harvard College | Use of cationic lipids to deliver CAS9 |
CA2930015A1 (en) | 2013-11-07 | 2015-05-14 | Editas Medicine, Inc. | Crispr-related methods and compositions with governing grnas |
RU2725520C2 (ru) | 2013-12-11 | 2020-07-02 | Регенерон Фармасьютикалс, Инк. | Способы и композиции для направленной модификации генома |
US11053481B2 (en) | 2013-12-12 | 2021-07-06 | President And Fellows Of Harvard College | Fusions of Cas9 domains and nucleic acid-editing domains |
US9725710B2 (en) | 2014-01-08 | 2017-08-08 | Flodesign Sonics, Inc. | Acoustophoresis device with dual acoustophoretic chamber |
AU2015218576B2 (en) * | 2014-02-24 | 2020-02-27 | Sangamo Therapeutics, Inc. | Methods and compositions for nuclease-mediated targeted integration |
US9757420B2 (en) | 2014-07-25 | 2017-09-12 | Sangamo Therapeutics, Inc. | Gene editing for HIV gene therapy |
US10077453B2 (en) | 2014-07-30 | 2018-09-18 | President And Fellows Of Harvard College | CAS9 proteins including ligand-dependent inteins |
SI3221457T1 (sl) | 2014-11-21 | 2019-08-30 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Postopki in sestavki za ciljno genetsko modifikacijo z uporabo vodilnih RNK v parih |
US11708572B2 (en) | 2015-04-29 | 2023-07-25 | Flodesign Sonics, Inc. | Acoustic cell separation techniques and processes |
US11377651B2 (en) | 2016-10-19 | 2022-07-05 | Flodesign Sonics, Inc. | Cell therapy processes utilizing acoustophoresis |
US10179918B2 (en) | 2015-05-07 | 2019-01-15 | Sangamo Therapeutics, Inc. | Methods and compositions for increasing transgene activity |
AU2016261600B2 (en) | 2015-05-08 | 2021-09-23 | President And Fellows Of Harvard College | Universal donor stem cells and related methods |
EP3294896A1 (en) | 2015-05-11 | 2018-03-21 | Editas Medicine, Inc. | Optimized crispr/cas9 systems and methods for gene editing in stem cells |
WO2016183345A1 (en) * | 2015-05-13 | 2016-11-17 | Seattle Children' S Hospital (Dba Seattle Children 's Research Institute) | Enhancing endonuclease based gene editing in primary cells |
JP7396783B2 (ja) | 2015-06-09 | 2023-12-12 | エディタス・メディシン、インコーポレイテッド | 移植を改善するためのcrispr/cas関連方法および組成物 |
WO2017053729A1 (en) | 2015-09-25 | 2017-03-30 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Nuclease-mediated genome editing of primary cells and enrichment thereof |
IL287319B2 (en) | 2015-10-05 | 2023-02-01 | Prec Biosciences Inc | Genetically modified cells containing a modified human t cell receptor alpha constant region gene |
ES2883116T3 (es) | 2015-10-05 | 2021-12-07 | Prec Biosciences Inc | Meganucleasas diseñadas con secuencias de reconocimiento encontradas en el gen de la región constante alfa del receptor de células T humanas |
IL294014B2 (en) | 2015-10-23 | 2024-07-01 | Harvard College | Nucleobase editors and their uses |
US11746349B2 (en) | 2016-02-09 | 2023-09-05 | President And Fellows Of Harvard College | DNA-guided gene editing and regulation |
US11214789B2 (en) | 2016-05-03 | 2022-01-04 | Flodesign Sonics, Inc. | Concentration and washing of particles with acoustics |
AU2017268458B2 (en) | 2016-05-20 | 2022-07-21 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Methods for breaking immunological tolerance using multiple guide RNAS |
US11359234B2 (en) * | 2016-07-01 | 2022-06-14 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Barcoding sequences for identification of gene expression |
US20180004537A1 (en) | 2016-07-01 | 2018-01-04 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Molecular State Machines |
US10892034B2 (en) | 2016-07-01 | 2021-01-12 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Use of homology direct repair to record timing of a molecular event |
WO2018005117A1 (en) | 2016-07-01 | 2018-01-04 | Microsoft Technology Licensing, Llc | Storage through iterative dna editing |
CA3031712A1 (en) * | 2016-07-22 | 2018-01-25 | The Board Of Regents Of The Nevada System Of Higher Education On Behalf Of The University Of Nevada, Las Vegas | Compositions and methods for studying the tat gene |
AU2017302657A1 (en) | 2016-07-29 | 2019-02-14 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Mice comprising mutations resulting in expression of c-truncated fibrillin-1 |
IL308426A (en) | 2016-08-03 | 2024-01-01 | Harvard College | Adenosine nuclear base editors and their uses |
US11661590B2 (en) | 2016-08-09 | 2023-05-30 | President And Fellows Of Harvard College | Programmable CAS9-recombinase fusion proteins and uses thereof |
US11542509B2 (en) | 2016-08-24 | 2023-01-03 | President And Fellows Of Harvard College | Incorporation of unnatural amino acids into proteins using base editing |
KR20220145913A (ko) | 2016-08-24 | 2022-10-31 | 상가모 테라퓨틱스, 인코포레이티드 | 가공된 표적 특이적 뉴클레아제 |
SG11201903089RA (en) | 2016-10-14 | 2019-05-30 | Harvard College | Aav delivery of nucleobase editors |
WO2018073393A2 (en) | 2016-10-19 | 2018-04-26 | Cellectis | Tal-effector nuclease (talen) -modified allogenic cells suitable for therapy |
WO2018081476A2 (en) * | 2016-10-27 | 2018-05-03 | Intima Bioscience, Inc. | Viral methods of t cell therapy |
WO2018119359A1 (en) | 2016-12-23 | 2018-06-28 | President And Fellows Of Harvard College | Editing of ccr5 receptor gene to protect against hiv infection |
KR102619197B1 (ko) | 2017-01-23 | 2024-01-03 | 리제너론 파마슈티칼스 인코포레이티드 | Hsd17b13 변종 및 이것의 용도 |
US11898179B2 (en) | 2017-03-09 | 2024-02-13 | President And Fellows Of Harvard College | Suppression of pain by gene editing |
EP3592777A1 (en) | 2017-03-10 | 2020-01-15 | President and Fellows of Harvard College | Cytosine to guanine base editor |
JP7191388B2 (ja) | 2017-03-23 | 2022-12-19 | プレジデント アンド フェローズ オブ ハーバード カレッジ | 核酸によってプログラム可能なdna結合蛋白質を含む核酸塩基編集因子 |
US20200392533A1 (en) * | 2017-04-11 | 2020-12-17 | President And Fellows Of Harvard College | In vivo gene editing of blood progenitors |
CA3060570A1 (en) | 2017-04-21 | 2018-10-25 | Seattle Children's Hospital (Dba Seattle Children's Research Institute | Therapeutic genome editing in wiskott-aldrich syndrome and x-linked thrombocytopenia |
WO2018204469A2 (en) * | 2017-05-03 | 2018-11-08 | Sangamo Therapeutics, Inc. | Methods and compositions for modification of a cystic fibrosis transmembrane conductance regulator (cftr) gene |
US11560566B2 (en) | 2017-05-12 | 2023-01-24 | President And Fellows Of Harvard College | Aptazyme-embedded guide RNAs for use with CRISPR-Cas9 in genome editing and transcriptional activation |
MX2019015188A (es) | 2017-06-15 | 2020-08-03 | Univ California | Inserciones de adn no virales orientadas. |
US11512287B2 (en) | 2017-06-16 | 2022-11-29 | Sangamo Therapeutics, Inc. | Targeted disruption of T cell and/or HLA receptors |
JP2020529834A (ja) | 2017-06-30 | 2020-10-15 | プレシジョン バイオサイエンシズ,インク. | T細胞受容体アルファ遺伝子の改変されたイントロンを含む遺伝子改変t細胞 |
US11866726B2 (en) | 2017-07-14 | 2024-01-09 | Editas Medicine, Inc. | Systems and methods for targeted integration and genome editing and detection thereof using integrated priming sites |
CN111801345A (zh) | 2017-07-28 | 2020-10-20 | 哈佛大学的校长及成员们 | 使用噬菌体辅助连续进化(pace)的进化碱基编辑器的方法和组合物 |
CA3067872A1 (en) | 2017-07-31 | 2019-02-07 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Cas-transgenic mouse embryonic stem cells and mice and uses thereof |
BR112019027673A2 (pt) | 2017-07-31 | 2020-09-15 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | animal não humano, e, métodos para testar a recombinação induzida por crispr/cas e para otimizar a capacidade de crispr/cas |
US11021719B2 (en) | 2017-07-31 | 2021-06-01 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Methods and compositions for assessing CRISPER/Cas-mediated disruption or excision and CRISPR/Cas-induced recombination with an exogenous donor nucleic acid in vivo |
US11319532B2 (en) | 2017-08-30 | 2022-05-03 | President And Fellows Of Harvard College | High efficiency base editors comprising Gam |
BR112020003609A2 (pt) | 2017-09-29 | 2020-09-01 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | sistema e método para formar uma emulsão |
CN111757937A (zh) | 2017-10-16 | 2020-10-09 | 布罗德研究所股份有限公司 | 腺苷碱基编辑器的用途 |
IL274179B2 (en) | 2017-10-27 | 2024-02-01 | Univ California | Targeted replacement of endogenous T cell receptors |
KR20200079539A (ko) | 2017-11-09 | 2020-07-03 | 상가모 테라퓨틱스, 인코포레이티드 | 시토카인 유도성 sh2-함유 단백질 (cish) 유전자의 유전자 변형 |
WO2019118921A1 (en) | 2017-12-14 | 2019-06-20 | Flodesign Sonics, Inc. | Acoustic transducer drive and controller |
US10610606B2 (en) | 2018-02-01 | 2020-04-07 | Homology Medicines, Inc. | Adeno-associated virus compositions for PAH gene transfer and methods of use thereof |
EP3755795A4 (en) | 2018-02-19 | 2022-07-20 | Homology Medicines, Inc. | ADENO-ASSOCIATED VIRUS COMPOSITIONS FOR RECOVERING F8 GENE FUNCTION AND METHODS OF USE THEREOF |
KR102617818B1 (ko) | 2018-04-12 | 2023-12-27 | 프리시젼 바이오사이언시스 인코포레이티드 | 인간 t 세포 수용체 알파 불변 영역 유전자에 대한 특이성을 갖는 최적화된 조작된 뉴클레아제 |
WO2020191243A1 (en) | 2019-03-19 | 2020-09-24 | The Broad Institute, Inc. | Methods and compositions for editing nucleotide sequences |
SG11202108454RA (en) | 2019-04-04 | 2021-09-29 | Regeneron Pharma | Non-human animals comprising a humanized coagulation factor 12 locus |
JP2022534867A (ja) | 2019-06-04 | 2022-08-04 | リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド | ベータスリップ変異を有するヒト化ttr遺伝子座を含む非ヒト動物と使用方法 |
CN113939595A (zh) | 2019-06-07 | 2022-01-14 | 瑞泽恩制药公司 | 包括人源化白蛋白基因座的非人动物 |
WO2021028359A1 (en) | 2019-08-09 | 2021-02-18 | Sangamo Therapeutics France | Controlled expression of chimeric antigen receptors in t cells |
CN110628816B (zh) * | 2019-09-12 | 2022-10-18 | 中国医学科学院血液病医院(中国医学科学院血液学研究所) | 一种用于血友病a的双切供体及其药物组合 |
WO2021108363A1 (en) | 2019-11-25 | 2021-06-03 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Crispr/cas-mediated upregulation of humanized ttr allele |
TW202140791A (zh) | 2020-01-13 | 2021-11-01 | 美商霍蒙拉奇醫藥公司 | 治療苯酮尿症之方法 |
EP4096396A1 (en) | 2020-01-28 | 2022-12-07 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Non-human animals comprising a humanized pnpla3 locus and methods of use |
WO2021158883A1 (en) | 2020-02-07 | 2021-08-12 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Non-human animals comprising a humanized klkb1 locus and methods of use |
WO2021183874A1 (en) * | 2020-03-13 | 2021-09-16 | Pairwise Plants Services, Inc. | Methods of introducing variation into plants and products produced therefrom |
US20230102342A1 (en) | 2020-03-23 | 2023-03-30 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Non-human animals comprising a humanized ttr locus comprising a v30m mutation and methods of use |
CN115803435A (zh) | 2020-05-06 | 2023-03-14 | 塞勒克提斯公司 | 用于在细胞基因组中靶向插入外源序列的方法 |
DE112021002672T5 (de) | 2020-05-08 | 2023-04-13 | President And Fellows Of Harvard College | Vefahren und zusammensetzungen zum gleichzeitigen editieren beider stränge einer doppelsträngigen nukleotid-zielsequenz |
TW202208632A (zh) | 2020-05-27 | 2022-03-01 | 美商同源醫藥公司 | 用於恢復pah基因功能的腺相關病毒組成物及其使用方法 |
WO2022104344A2 (en) * | 2020-11-10 | 2022-05-19 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Knock-in of large dna for long-term high genomic expression |
AU2022366987A1 (en) | 2021-10-14 | 2024-05-16 | Arsenal Biosciences, Inc. | Immune cells having co-expressed shrnas and logic gate systems |
CN118251491A (zh) | 2021-10-28 | 2024-06-25 | 瑞泽恩制药公司 | 用于敲除C5的CRISPR/Cas相关方法及组合物 |
KR20240117571A (ko) | 2021-12-08 | 2024-08-01 | 리제너론 파마슈티칼스 인코포레이티드 | 돌연변이 마이오실린 질환 모델 및 이의 용도 |
WO2023150620A1 (en) | 2022-02-02 | 2023-08-10 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Crispr-mediated transgene insertion in neonatal cells |
WO2023212677A2 (en) | 2022-04-29 | 2023-11-02 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Identification of tissue-specific extragenic safe harbors for gene therapy approaches |
WO2023235726A2 (en) | 2022-05-31 | 2023-12-07 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Crispr interference therapeutics for c9orf72 repeat expansion disease |
WO2023235725A2 (en) | 2022-05-31 | 2023-12-07 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Crispr-based therapeutics for c9orf72 repeat expansion disease |
Family Cites Families (102)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4217344A (en) | 1976-06-23 | 1980-08-12 | L'oreal | Compositions containing aqueous dispersions of lipid spheres |
US4235871A (en) | 1978-02-24 | 1980-11-25 | Papahadjopoulos Demetrios P | Method of encapsulating biologically active materials in lipid vesicles |
US4186183A (en) | 1978-03-29 | 1980-01-29 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Liposome carriers in chemotherapy of leishmaniasis |
US4261975A (en) | 1979-09-19 | 1981-04-14 | Merck & Co., Inc. | Viral liposome particle |
US4485054A (en) | 1982-10-04 | 1984-11-27 | Lipoderm Pharmaceuticals Limited | Method of encapsulating biologically active materials in multilamellar lipid vesicles (MLV) |
US4501728A (en) | 1983-01-06 | 1985-02-26 | Technology Unlimited, Inc. | Masking of liposomes from RES recognition |
US4897355A (en) | 1985-01-07 | 1990-01-30 | Syntex (U.S.A.) Inc. | N[ω,(ω-1)-dialkyloxy]- and N-[ω,(ω-1)-dialkenyloxy]-alk-1-yl-N,N,N-tetrasubstituted ammonium lipids and uses therefor |
US5049386A (en) | 1985-01-07 | 1991-09-17 | Syntex (U.S.A.) Inc. | N-ω,(ω-1)-dialkyloxy)- and N-(ω,(ω-1)-dialkenyloxy)Alk-1-YL-N,N,N-tetrasubstituted ammonium lipids and uses therefor |
US4946787A (en) | 1985-01-07 | 1990-08-07 | Syntex (U.S.A.) Inc. | N-(ω,(ω-1)-dialkyloxy)- and N-(ω,(ω-1)-dialkenyloxy)-alk-1-yl-N,N,N-tetrasubstituted ammonium lipids and uses therefor |
US4797368A (en) | 1985-03-15 | 1989-01-10 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Adeno-associated virus as eukaryotic expression vector |
US4774085A (en) | 1985-07-09 | 1988-09-27 | 501 Board of Regents, Univ. of Texas | Pharmaceutical administration systems containing a mixture of immunomodulators |
US5422251A (en) | 1986-11-26 | 1995-06-06 | Princeton University | Triple-stranded nucleic acids |
US4837028A (en) | 1986-12-24 | 1989-06-06 | Liposome Technology, Inc. | Liposomes with enhanced circulation time |
US5176996A (en) | 1988-12-20 | 1993-01-05 | Baylor College Of Medicine | Method for making synthetic oligonucleotides which bind specifically to target sites on duplex DNA molecules, by forming a colinear triplex, the synthetic oligonucleotides and methods of use |
US5264618A (en) | 1990-04-19 | 1993-11-23 | Vical, Inc. | Cationic lipids for intracellular delivery of biologically active molecules |
WO1991017424A1 (en) | 1990-05-03 | 1991-11-14 | Vical, Inc. | Intracellular delivery of biologically active substances by means of self-assembling lipid complexes |
US5173414A (en) | 1990-10-30 | 1992-12-22 | Applied Immune Sciences, Inc. | Production of recombinant adeno-associated virus vectors |
US5420032A (en) | 1991-12-23 | 1995-05-30 | Universitge Laval | Homing endonuclease which originates from chlamydomonas eugametos and recognizes and cleaves a 15, 17 or 19 degenerate double stranded nucleotide sequence |
US5356802A (en) | 1992-04-03 | 1994-10-18 | The Johns Hopkins University | Functional domains in flavobacterium okeanokoites (FokI) restriction endonuclease |
US5487994A (en) | 1992-04-03 | 1996-01-30 | The Johns Hopkins University | Insertion and deletion mutants of FokI restriction endonuclease |
US5436150A (en) | 1992-04-03 | 1995-07-25 | The Johns Hopkins University | Functional domains in flavobacterium okeanokoities (foki) restriction endonuclease |
US5792632A (en) | 1992-05-05 | 1998-08-11 | Institut Pasteur | Nucleotide sequence encoding the enzyme I-SceI and the uses thereof |
US5587308A (en) | 1992-06-02 | 1996-12-24 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health & Human Services | Modified adeno-associated virus vector capable of expression from a novel promoter |
DE69534629D1 (de) | 1994-01-18 | 2005-12-29 | Scripps Research Inst | Derivate von zinkfingerproteinen und methoden |
US6242568B1 (en) | 1994-01-18 | 2001-06-05 | The Scripps Research Institute | Zinc finger protein derivatives and methods therefor |
US6140466A (en) | 1994-01-18 | 2000-10-31 | The Scripps Research Institute | Zinc finger protein derivatives and methods therefor |
ATE410518T1 (de) | 1994-03-23 | 2008-10-15 | Univ Ohio | Kompaktnukleinsäure und ihre verabreichung in zellen |
US5585245A (en) | 1994-04-22 | 1996-12-17 | California Institute Of Technology | Ubiquitin-based split protein sensor |
USRE39229E1 (en) | 1994-08-20 | 2006-08-08 | Gendaq Limited | Binding proteins for recognition of DNA |
GB9824544D0 (en) | 1998-11-09 | 1999-01-06 | Medical Res Council | Screening system |
US5789538A (en) | 1995-02-03 | 1998-08-04 | Massachusetts Institute Of Technology | Zinc finger proteins with high affinity new DNA binding specificities |
US5925523A (en) | 1996-08-23 | 1999-07-20 | President & Fellows Of Harvard College | Intraction trap assay, reagents and uses thereof |
GB2338237B (en) | 1997-02-18 | 2001-02-28 | Actinova Ltd | In vitro peptide or protein expression library |
GB9703369D0 (en) | 1997-02-18 | 1997-04-09 | Lindqvist Bjorn H | Process |
US6342345B1 (en) | 1997-04-02 | 2002-01-29 | The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University | Detection of molecular interactions by reporter subunit complementation |
GB9710807D0 (en) | 1997-05-23 | 1997-07-23 | Medical Res Council | Nucleic acid binding proteins |
GB9710809D0 (en) | 1997-05-23 | 1997-07-23 | Medical Res Council | Nucleic acid binding proteins |
US6410248B1 (en) | 1998-01-30 | 2002-06-25 | Massachusetts Institute Of Technology | General strategy for selecting high-affinity zinc finger proteins for diverse DNA target sites |
WO1999045132A1 (en) | 1998-03-02 | 1999-09-10 | Massachusetts Institute Of Technology | Poly zinc finger proteins with improved linkers |
US6140815A (en) | 1998-06-17 | 2000-10-31 | Dover Instrument Corporation | High stability spin stand platform |
US6140081A (en) | 1998-10-16 | 2000-10-31 | The Scripps Research Institute | Zinc finger binding domains for GNN |
US6453242B1 (en) | 1999-01-12 | 2002-09-17 | Sangamo Biosciences, Inc. | Selection of sites for targeting by zinc finger proteins and methods of designing zinc finger proteins to bind to preselected sites |
US7013219B2 (en) | 1999-01-12 | 2006-03-14 | Sangamo Biosciences, Inc. | Regulation of endogenous gene expression in cells using zinc finger proteins |
US6534261B1 (en) | 1999-01-12 | 2003-03-18 | Sangamo Biosciences, Inc. | Regulation of endogenous gene expression in cells using zinc finger proteins |
US6599692B1 (en) | 1999-09-14 | 2003-07-29 | Sangamo Bioscience, Inc. | Functional genomics using zinc finger proteins |
US7070934B2 (en) | 1999-01-12 | 2006-07-04 | Sangamo Biosciences, Inc. | Ligand-controlled regulation of endogenous gene expression |
US6503717B2 (en) | 1999-12-06 | 2003-01-07 | Sangamo Biosciences, Inc. | Methods of using randomized libraries of zinc finger proteins for the identification of gene function |
US7030215B2 (en) | 1999-03-24 | 2006-04-18 | Sangamo Biosciences, Inc. | Position dependent recognition of GNN nucleotide triplets by zinc fingers |
US6794136B1 (en) | 2000-11-20 | 2004-09-21 | Sangamo Biosciences, Inc. | Iterative optimization in the design of binding proteins |
WO2001059450A2 (en) | 2000-02-08 | 2001-08-16 | Sangamo Biosciences, Inc. | Cells expressing zinc finger protein for drug discovery |
US20020061512A1 (en) | 2000-02-18 | 2002-05-23 | Kim Jin-Soo | Zinc finger domains and methods of identifying same |
WO2001088197A2 (en) | 2000-05-16 | 2001-11-22 | Massachusetts Institute Of Technology | Methods and compositions for interaction trap assays |
JP2002060786A (ja) | 2000-08-23 | 2002-02-26 | Kao Corp | 硬質表面用殺菌防汚剤 |
US7067317B2 (en) | 2000-12-07 | 2006-06-27 | Sangamo Biosciences, Inc. | Regulation of angiogenesis with zinc finger proteins |
GB0108491D0 (en) | 2001-04-04 | 2001-05-23 | Gendaq Ltd | Engineering zinc fingers |
JP2005500061A (ja) | 2001-08-20 | 2005-01-06 | ザ スクリップス リサーチ インスティテュート | Cnnについての亜鉛フィンガー結合ドメイン |
US6723551B2 (en) | 2001-11-09 | 2004-04-20 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Production of adeno-associated virus in insect cells |
US7262054B2 (en) | 2002-01-22 | 2007-08-28 | Sangamo Biosciences, Inc. | Zinc finger proteins for DNA binding and gene regulation in plants |
AU2003251286B2 (en) | 2002-01-23 | 2007-08-16 | The University Of Utah Research Foundation | Targeted chromosomal mutagenesis using zinc finger nucleases |
EP2368982A3 (en) | 2002-03-21 | 2011-10-12 | Sangamo BioSciences, Inc. | Methods and compositions for using zinc finger endonucleases to enhance homologous recombination |
GB0210032D0 (en) | 2002-05-02 | 2002-06-12 | Ibm | Method for ordering parallel operations in a resource manager |
US7361635B2 (en) | 2002-08-29 | 2008-04-22 | Sangamo Biosciences, Inc. | Simultaneous modulation of multiple genes |
WO2004037977A2 (en) | 2002-09-05 | 2004-05-06 | California Institute Of Thechnology | Use of chimeric nucleases to stimulate gene targeting |
US7888121B2 (en) | 2003-08-08 | 2011-02-15 | Sangamo Biosciences, Inc. | Methods and compositions for targeted cleavage and recombination |
US8409861B2 (en) | 2003-08-08 | 2013-04-02 | Sangamo Biosciences, Inc. | Targeted deletion of cellular DNA sequences |
US20070134796A1 (en) | 2005-07-26 | 2007-06-14 | Sangamo Biosciences, Inc. | Targeted integration and expression of exogenous nucleic acid sequences |
US7972854B2 (en) | 2004-02-05 | 2011-07-05 | Sangamo Biosciences, Inc. | Methods and compositions for targeted cleavage and recombination |
CA2562193A1 (en) | 2004-04-08 | 2005-10-27 | Sangamo Biosciences, Inc. | Treatment of neuropathic pain with zinc finger proteins |
ATE418346T1 (de) | 2004-04-08 | 2009-01-15 | Sangamo Biosciences Inc | Zusammensetzungen zur behandlung von neuropathischen und neurodegenerativen erkrankungen |
US20080131962A1 (en) | 2006-05-25 | 2008-06-05 | Sangamo Biosciences, Inc. | Engineered cleavage half-domains |
US20060063231A1 (en) | 2004-09-16 | 2006-03-23 | Sangamo Biosciences, Inc. | Compositions and methods for protein production |
MX2007013757A (es) | 2005-05-05 | 2008-01-24 | Univ Arizona | Reagrupacion permitida de secuencia (seer)-met odo de novedad para visualizar secuencias de adn especificas. |
US20070059833A1 (en) * | 2005-09-07 | 2007-03-15 | Maxcyte, Inc. | Use of Nucleases to Improve Viability and Enhance Transgene Expression in Transfected Cells |
US8021867B2 (en) | 2005-10-18 | 2011-09-20 | Duke University | Rationally-designed meganucleases with altered sequence specificity and DNA-binding affinity |
WO2007139982A2 (en) | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Sangamo Biosciences, Inc. | Methods and compositions for gene inactivation |
WO2008109467A1 (en) | 2007-03-02 | 2008-09-12 | Arizona Board Of Regents For And On Behalf Of Arizona State University | Electrically conducting porphyrin and porphyrin-fullerene electropolymers |
CN101679977B (zh) | 2007-04-26 | 2013-05-01 | 桑格摩生物科学股份有限公司 | 向ppp1r12c基因座的靶向整合 |
US8790345B2 (en) | 2007-08-21 | 2014-07-29 | Zimmer, Inc. | Titanium alloy with oxidized zirconium for a prosthetic implant |
US8563314B2 (en) | 2007-09-27 | 2013-10-22 | Sangamo Biosciences, Inc. | Methods and compositions for modulating PD1 |
CN101878307B (zh) | 2007-09-27 | 2017-07-28 | 陶氏益农公司 | 以5‑烯醇式丙酮酰莽草酸‑3‑磷酸合酶基因为靶的改造锌指蛋白 |
KR20160015400A (ko) | 2008-08-22 | 2016-02-12 | 상가모 바이오사이언스 인코포레이티드 | 표적화된 단일가닥 분할 및 표적화된 통합을 위한 방법 및 조성물 |
CN102625655B (zh) | 2008-12-04 | 2016-07-06 | 桑格摩生物科学股份有限公司 | 使用锌指核酸酶在大鼠中进行基因组编辑 |
DK2370575T3 (en) | 2008-12-17 | 2018-02-05 | Dow Agrosciences Llc | TARGETED INTEGRATION IN THE ZP15 LOCUS |
EP2206723A1 (en) | 2009-01-12 | 2010-07-14 | Bonas, Ulla | Modular DNA-binding domains |
ES2583060T3 (es) * | 2009-12-21 | 2016-09-16 | Keygene N.V. | Técnicas mejoradas para la transfección de protoplastos |
JP6137596B2 (ja) | 2010-02-08 | 2017-05-31 | サンガモ セラピューティクス, インコーポレイテッド | 遺伝子操作された切断ハーフドメイン |
JP2013518602A (ja) | 2010-02-09 | 2013-05-23 | サンガモ バイオサイエンシーズ, インコーポレイテッド | 部分的に一本鎖のドナー分子による標的化ゲノム改変 |
US9315825B2 (en) * | 2010-03-29 | 2016-04-19 | The Trustees Of The University Of Pennsylvania | Pharmacologically induced transgene ablation system |
US8771985B2 (en) | 2010-04-26 | 2014-07-08 | Sangamo Biosciences, Inc. | Genome editing of a Rosa locus using zinc-finger nucleases |
HUE048072T2 (hu) | 2010-05-03 | 2020-05-28 | Sangamo Therapeutics Inc | Készítmények cinkujj-modulok összekapcsolására |
EP3156062A1 (en) | 2010-05-17 | 2017-04-19 | Sangamo BioSciences, Inc. | Novel dna-binding proteins and uses thereof |
US20140127814A1 (en) * | 2010-08-10 | 2014-05-08 | Srinivasan Chandrasegaran | Generation and use of pluripotent stem cells |
CA2814143C (en) * | 2010-10-12 | 2020-09-08 | The Children's Hospital Of Philadelphia | Methods and compositions for treating hemophilia b |
US9405700B2 (en) | 2010-11-04 | 2016-08-02 | Sonics, Inc. | Methods and apparatus for virtualization in an integrated circuit |
CN103917644A (zh) | 2011-09-21 | 2014-07-09 | 桑格摩生物科学股份有限公司 | 调控转基因表达的方法和组合物 |
JP6188703B2 (ja) * | 2011-10-27 | 2017-08-30 | サンガモ セラピューティクス, インコーポレイテッド | Hprt遺伝子座を修飾するための方法および組成物 |
CN104471067B (zh) | 2012-05-07 | 2020-08-14 | 桑格摩生物治疗股份有限公司 | 用于核酸酶介导的转基因靶向整合的方法和组合物 |
JP6329537B2 (ja) * | 2012-07-11 | 2018-05-23 | サンガモ セラピューティクス, インコーポレイテッド | 生物学的薬剤の送達のための方法および組成物 |
US8697359B1 (en) | 2012-12-12 | 2014-04-15 | The Broad Institute, Inc. | CRISPR-Cas systems and methods for altering expression of gene products |
CN105121641A (zh) * | 2012-12-17 | 2015-12-02 | 哈佛大学校长及研究员协会 | Rna-引导的人类基因组工程化 |
CN116083487A (zh) | 2013-05-15 | 2023-05-09 | 桑格摩生物治疗股份有限公司 | 用于治疗遗传病状的方法和组合物 |
AU2015218576B2 (en) * | 2014-02-24 | 2020-02-27 | Sangamo Therapeutics, Inc. | Methods and compositions for nuclease-mediated targeted integration |
-
2014
- 2014-10-16 ES ES18192631T patent/ES2881473T3/es active Active
- 2014-10-16 EP EP18192631.2A patent/EP3441468B1/en active Active
- 2014-10-16 JP JP2016523272A patent/JP6646573B2/ja active Active
- 2014-10-16 DK DK18192631.2T patent/DK3441468T3/da active
- 2014-10-16 CN CN201910993837.3A patent/CN110713995B/zh active Active
- 2014-10-16 CA CA3194037A patent/CA3194037A1/en active Pending
- 2014-10-16 CN CN201480055149.8A patent/CN105899665B/zh active Active
- 2014-10-16 CN CN202310865224.8A patent/CN116836957A/zh active Pending
- 2014-10-16 US US14/516,236 patent/US9957526B2/en active Active
- 2014-10-16 AU AU2014337248A patent/AU2014337248B2/en active Active
- 2014-10-16 WO PCT/US2014/060931 patent/WO2015057980A1/en active Application Filing
- 2014-10-16 CA CA2926094A patent/CA2926094C/en active Active
- 2014-10-16 EP EP14854505.6A patent/EP3058072B1/en active Active
-
2016
- 2016-03-28 IL IL244796A patent/IL244796A0/en unknown
- 2016-12-22 HK HK16114617A patent/HK1226102A1/zh unknown
-
2018
- 2018-03-26 US US15/935,908 patent/US10494648B2/en active Active
- 2018-12-25 JP JP2018240821A patent/JP6875362B2/ja active Active
- 2018-12-25 JP JP2018240822A patent/JP2019041777A/ja active Pending
-
2019
- 2019-03-18 IL IL265426A patent/IL265426B/en active IP Right Grant
-
2020
- 2020-04-23 IL IL274182A patent/IL274182B/en unknown
- 2020-08-07 AU AU2020213379A patent/AU2020213379B2/en active Active
- 2020-11-02 JP JP2020183610A patent/JP2021010383A/ja not_active Withdrawn
-
2022
- 2022-11-02 JP JP2022176277A patent/JP2022190071A/ja active Pending
- 2022-11-17 AU AU2022271447A patent/AU2022271447A1/en active Pending
Also Published As
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6875362B2 (ja) | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法および組成物 | |
US20210348143A1 (en) | Nuclease-mediated regulation of gene expression | |
US11591622B2 (en) | Method of making and using mammalian liver cells for treating hemophilia or lysosomal storage disorder | |
JP6954890B2 (ja) | ヌクレアーゼ媒介ゲノム遺伝子操作のための送達方法及び組成物 | |
KR102474010B1 (ko) | 유전적 병태를 치료하기 위한 방법 및 조성물 | |
JP2021536229A (ja) | 操作された標的特異的な塩基エディター | |
JP2022105621A (ja) | 造血幹細胞および前駆細胞におけるscid関連遺伝子の遺伝子修正 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200803 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210413 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210422 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6875362 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |