JP6866198B2 - 回路形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、硬化性樹脂を吐出する第1吐出ユニットと、金属微粒子を含有する金属含有液を吐出する第2吐出ユニットと、硬化性樹脂を硬化させる第1硬化ユニットと、金属含有液を硬化させる第2硬化ユニットとを備える回路形成装置に関するものである。
回路形成装置には、硬化性樹脂を吐出する第1吐出ユニットと、金属微粒子を含有する金属含有液を吐出する第2吐出ユニットと、硬化性樹脂を硬化させる第1硬化ユニットと、金属含有液を硬化させる第2硬化ユニットとを備える装置が存在する。そのような回路形成装置では、硬化性樹脂の硬化により形成される樹脂層と、金属含有液の硬化により形成される配線と含む回路が形成される。下記特許文献には、金属含有液の硬化により配線を形成する回路形成装置の一例が記載されている。
特開2014−013829号公報
第1吐出ユニットと第2吐出ユニットと第1硬化ユニットと第2硬化ユニットとを備える回路形成装置では、複数のユニットを配設するために回路形成装置の設置床面積が増大する傾向にある。このため、回路形成装置の設置床面積の増大を抑制することを課題とする。
上記課題を解決するために、本明細書は、硬化性樹脂を吐出する第1吐出装置を含む第1吐出ユニットと、金属微粒子を含有する金属含有液を吐出する第2吐出装置を含む第2吐出ユニットと、前記第1吐出装置により吐出された硬化性樹脂を硬化させる第1硬化ユニットと、前記第2吐出装置により吐出された金属含有液を硬化させる第2硬化ユニットと、基板が載置されるステージと、前記基板に電子部品を装着する装着ユニットとを備え、前記第1吐出ユニットと前記第1硬化ユニットとが上下方向に隣り合って配設され、前記ステージを各ユニット間で移動させて、前記第1硬化ユニットでの硬化性樹脂の硬化により形成される樹脂層と、前記第2硬化ユニットでの金属含有液の硬化により形成される配線と含む回路を形成すると共に、前記装着ユニットで前記回路に電子部品を装着する回路形成装置を開示する。
本開示によれば、複数のユニットが上下方向に並んで配設されることで、回路形成装置の設置床面積の増大を抑制することが可能となる。
回路形成装置を側方からの視点で示す概略図である。 回路形成装置を上方からの視点で示す概略図である。 制御装置を示すブロック図である。 キャビティを有する樹脂積層体を示す断面図である。 図4のキャビティ内部に電子部品が装着された状態の回路を示す断面図である。 図5のキャビティと電子部品との間に樹脂積層体が形成された状態の回路を示す断面図である。 図6の樹脂積層体及び電子部品の上面に配線が形成された状態の回路を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
(A)回路形成装置の構成
図1に回路形成装置10を示す。回路形成装置10は、3台のステージ20と、印刷ユニット22と、樹脂硬化ユニット24と、焼成ユニット26と、装着ユニット28と、ユニット収納庫30と、ステージ移動装置32と、制御装置(図3参照)34とを備える。印刷ユニット22と、樹脂硬化ユニット24と、焼成ユニット26と、装着ユニット28とは、後に詳しく説明するが、ユニット収納庫30の内部において、上下方向に並んで配設されている。そして、ステージ移動装置32が、ユニット収納庫30に対向した状態で配設されている。
3台のステージ20の各々は、基板(図4参照)50を保持するものであり、図2に示すように、基台52と、保持装置54と、ステージ昇降装置56とを有している。基台52は、概して矩形の平板状に形成され、上面に基板50が載置される。保持装置54は、基台52の両側部に設けられている。そして、基台52に載置された基板50の両縁部が、保持装置54によって挟まれることで、基板50が固定的に保持される。また、ステージ昇降装置56は、基台52の下方に配設されており、基台52を昇降させる。
印刷ユニット22は、ステージ20の基台52に載置された基板50の上に紫外線硬化樹脂、若しくは、金属インクを印刷するユニットであり、インクジェットヘッド(図3参照)60と、インクジェットヘッド(図3参照)62と、移動装置(図3参照)64と、平坦化装置(図3参照)66とを有している。
インクジェットヘッド60は、基台52に載置された基板50の上に紫外線硬化樹脂を吐出する。なお、インクジェットヘッド60は、例えば、圧電素子を用いたピエゾ方式でもよく、樹脂を加熱して気泡を発生させノズルから吐出するサーマル方式でもよい。また、インクジェットヘッド62は、基台52に載置された基板50の上に、金属インクを吐出する。金属インクは、金属の微粒子が溶剤中に分散されたものである。なお、インクジェットヘッド62は、例えば、圧電素子を用いたピエゾ方式によって複数のノズルから金属インクを吐出する。
移動装置64は、2台のインクジェットヘッド60,62の各々をステージ20の上方において任意の位置に移動させる。また、平坦化装置66は、インクジェットヘッド60によって基板50の上に吐出された紫外線硬化樹脂の上面を平坦化するものである。具体的に、例えば、平坦化装置66は、紫外線硬化樹脂の表面を均しながら余剰分の樹脂を、ローラもしくはブレードによって掻き取ることで、紫外線硬化樹脂の厚みを均一させる。
樹脂硬化ユニット24は、基板50の上に吐出された紫外線硬化樹脂を硬化させるユニットであり、照射装置(図3参照)68を有している。照射装置68は、光源として水銀ランプもしくはLEDを備えており、基板50の上に吐出された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する。これにより、基板50の上に吐出された紫外線硬化樹脂が硬化し、樹脂層が造形される。
焼成ユニット26は、基板50の上に吐出された金属インクを焼成させるユニットであり、レーザ照射装置(図3参照)70を有している。レーザ照射装置70は、基板50の上に吐出された金属インクにレーザを照射する装置であり、レーザが照射された金属インクは焼成し、配線が形成される。なお、金属インクの焼成とは、エネルギーを付与することによって、溶媒の気化や金属微粒子保護膜の分解等が行われ、金属微粒子が接触または融着をすることで、導電率が高くなる現象である。そして、金属インクが焼成することで、金属製の配線が形成される。
装着ユニット28は、基板50の上に電子部品(図5参照)72を装着するユニットであり、テープフィーダ(図3参照)74と、装着ヘッド(図3参照)76と、移動装置(図3参照)78とを有している。テープフィーダ74は、テーピング化された電子部品72を1つずつ送りだし、供給位置において、電子部品72を供給する。装着ヘッド76は、電子部品72を吸着保持するための吸着ノズル(図5参照)80を有する。吸着ノズル80は、正負圧供給装置(図示省略)から負圧が供給されることで、エアの吸引により電子部品72を吸着保持する。そして、正負圧供給装置から僅かな正圧が供給されることで、電子部品72を離脱する。また、移動装置78は、テープフィーダ74による電子部品72の供給位置と、ステージ20の基台52に載置された基板50との間で、装着ヘッド76を移動させる。これにより、装着ユニット28では、テープフィーダ74から供給された電子部品72が、吸着ノズル80により保持され、その吸着ノズル80によって保持された電子部品72が、基板50に装着される。
ユニット収納庫30は、箱型形状のタワー型収納庫であり、1つの側面が開口している。ユニット収納庫30の内部は、図1に示すように、3枚の棚板82によって、上下方向に離間した状態の4つのスペースに区画されている。各スペースは、ステージ20を収容可能な寸法とされており、各スペースの内部には、後述するステージ移動装置32の一部が配設されている。そして、ステージ移動装置32の作動により、各スペースにステージ20が収容される。また、4つのスペースには、下から順番に、印刷ユニット22、樹脂硬化ユニット24、焼成ユニット26、装着ユニット28が配設されている。
ステージ移動装置32は、図1および図2に示すように、テーブル100と、テーブル昇降装置102と、スライド機構104とを有している。テーブル100は、概して矩形の平板状をなし、ステージ20の基台52の外寸より大きな外寸とされている。そして、テーブル100は、ユニット収納庫30の開口する側面と対向する位置に配設されている。また、テーブル昇降装置102は、テーブル100の下方に配設されており、テーブル100を昇降させる。これにより、テーブル100が、ユニット収納庫30の開口する側面において、印刷ユニット22等の4つのユニットのうちの任意のユニットと対向する位置に昇降する。
スライド機構104は、テーブル100の上に配設された1対のテーブル側ガイドレール110と、印刷ユニット22等の各ユニットに配設された1対のユニット側ガイドレール112と、電磁モータ(図3参照)114とを有している。1対のテーブル側ガイドレール110は、互いに平行な状態で、ユニット収納庫30の開口する側面に向かって延び出すように、テーブル100の上面に配設されている。また、1対のユニット側ガイドレール112は、1対のテーブル側ガイドレール110と平行な状態で印刷ユニット22等の各ユニットに配設されている。なお、1対のユニット側ガイドレール112の間隔は、1対のテーブル側ガイドレール110の間隔と同じとされている。さらに、テーブル100がテーブル昇降装置102の作動により昇降することで、1対のユニット側ガイドレール112の端部が、1対のテーブル側ガイドレール110の端部と対向する。つまり、ステージ20がテーブル昇降装置102の作動により昇降することで、テーブル側ガイドレール110とユニット側ガイドレール112とが直線状に配置される。
また、1対のテーブル側ガイドレール110、若しくは、1対のユニット側ガイドレール112によって、ステージ20がスライド可能に支持される。ちなみに、図1では、3台のステージ20が、印刷ユニット22と樹脂硬化ユニット24と焼成ユニット26との3つのユニットの1対のユニット側ガイドレール112によって支持されている。また、各ステージ20は、電磁モータ114の作動により制御可能にスライドする。これにより、テーブル側ガイドレール110とユニット側ガイドレール112とが直線状となるように、テーブル100が昇降した状態において、印刷ユニット22等の各ユニットとステージ移動装置32のテーブル100との間で、ステージ20がスライドする。
また、制御装置34は、図3に示すように、コントローラ120と、複数の駆動回路122とを備えている。複数の駆動回路122は、上記保持装置54、ステージ昇降装置56、インクジェットヘッド60、インクジェットヘッド62、移動装置64、平坦化装置66、照射装置68、レーザ照射装置70、テープフィーダ74、装着ヘッド76、移動装置78、テーブル昇降装置102、電磁モータ114に接続されている。コントローラ120は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路122に接続されている。これにより、ステージ20、印刷ユニット22、樹脂硬化ユニット24、焼成ユニット26、装着ユニット28の作動が、コントローラ120によって制御される。
(B)回路形成装置の作動
回路形成装置10では、上述した構成によって、印刷ユニット22、樹脂硬化ユニット24、焼成ユニット26、装着ユニット28の4つのユニットの間で、複数のステージ20が順次、移動し、各ユニットにおいて作業が実行されることで、回路が形成される。なお、回路形成装置10では、3台のステージ20が4つのユニットの間で、順次、移動可能とされている。以下に、3台のステージ20のうちの1台のステージ20を、各ユニットの間で移動させ、基板50に回路を形成する手法について説明する。
具体的には、ステージ20の基台52に基板50がセットされ、そのステージ20が、印刷ユニット22と樹脂硬化ユニット24との間を移動する。そして、印刷ユニット22及び樹脂硬化ユニット24において、図4に示すように、基板50の上に樹脂積層体130が形成される。樹脂積層体130は、電子部品72を装着するためのキャビティ132を有しており、インクジェットヘッド60からの紫外線硬化樹脂の吐出と、吐出された紫外線硬化樹脂への照射装置68による紫外線の照射とが繰り返されることにより形成される。
詳しくは、ステージ20がステージ移動装置32の作動により、印刷ユニット22に移動する。そして、印刷ユニット22において、インクジェットヘッド60が、基板50の上面に紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。この際、インクジェットヘッド60は、基板50の上面の所定の部分が概して矩形に露出するように、紫外線硬化樹脂を吐出する。続いて、紫外線硬化樹脂が薄膜状に吐出されると、紫外線硬化樹脂の膜厚が均一となるように、紫外線硬化樹脂が平坦化装置66によって平坦化される。
次に、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、印刷ユニット22からテーブル100の上に引き出され、テーブル100が、テーブル昇降装置102の作動により、樹脂硬化ユニット24と対向する位置まで上昇する。続いて、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、テーブル100の上から樹脂硬化ユニット24に移動する。そして、樹脂硬化ユニット24において、照射装置68が、その薄膜状の紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する。これにより、基板50の上に薄膜状の樹脂層133が形成される。
次に、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、樹脂硬化ユニット24からテーブル100の上に引き出され、テーブル100が、テーブル昇降装置102の作動により、印刷ユニット22と対向する位置まで下降する。続いて、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、テーブル100の上から印刷ユニット22に移動する。そして、印刷ユニット22において、インクジェットヘッド60が、その薄膜状の樹脂層133の上の部分にのみ紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。つまり、インクジェットヘッド60は、基板50の上面の所定の部分が概して矩形に露出するように、薄膜状の樹脂層133の上に紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。そして、平坦化装置66によって薄膜状の紫外線硬化樹脂が平坦化される。
続いて、ステージ20が、上述したように、印刷ユニット22から樹脂硬化ユニット24に移動し、照射装置68が、その薄膜状に吐出された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することで、薄膜状の樹脂層133の上に薄膜状の樹脂層133が積層される。このように、基板50の上面の概して矩形の部分を除いた薄膜状の樹脂層133の上への紫外線硬化樹脂の吐出と、紫外線の照射とが繰り返され、複数の樹脂層133が積層されることで、キャビティ132を有する樹脂積層体130が形成される。つまり、上下方向に隣り合った状態で配設された印刷ユニット22と樹脂硬化ユニット24との間で、ステージ20が繰り返し、移動し、各ユニットにおいて紫外線硬化樹脂の吐出と紫外線の照射とが繰り返されることで、樹脂積層体130が形成される。
上述した手順により樹脂積層体130が形成されると、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、樹脂硬化ユニット24からテーブル100の上に引き出され、テーブル100が、テーブル昇降装置102の作動により、装着ユニット28と対向する位置まで上昇する。続いて、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、テーブル100の上から装着ユニット28に移動する。装着ユニット28では、テープフィーダ74により電子部品72が供給され、その電子部品72が装着ヘッド76の吸着ノズル80によって、保持される。そして、装着ヘッド76が、移動装置78によって移動し、吸着ノズル80により保持された電子部品72が、図5に示すように、樹脂積層体130のキャビティ132の内部において、基板50の所定の装着位置に装着される。なお、樹脂積層体130の高さ寸法と、電子部品72の高さ寸法とは略同じとされている。
電子部品72がキャビティ132の内部に装着されると、印刷ユニット22と樹脂硬化ユニット24とにおいて、図6に示すように、キャビティ132の隙間、つまり、キャビティ132を区画する内壁面と電子部品72の側壁面との間に、樹脂積層体150が形成される。なお、樹脂積層体150は、樹脂積層体130と同様の手法により形成されるため、樹脂積層体150の形成手法については、説明を省略する。なお、樹脂積層体150の高さ寸法は、樹脂積層体130および電子部品72の高さ寸法と略同じとされている。これにより、樹脂積層体130の上面と樹脂積層体150の上面と電子部品72の上面とは、面一とされる。
キャビティ132の隙間に樹脂積層体150が形成されると、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、樹脂硬化ユニット24からテーブル100の上に引き出され、テーブル100が、テーブル昇降装置102の作動により、印刷ユニット22と対向する位置まで下降する。続いて、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、テーブル100の上から印刷ユニット22に移動する。そして、印刷ユニット22において、インクジェットヘッド62によって、金属インクが樹脂積層体130及び樹脂積層体150の上に、回路パターンに応じて線状に吐出される。この際、図7に示すように、金属インク160は、電子部品72の電極162と、他の電極(図示省略)とを繋ぐように、線状に吐出される。
金属インク160が印刷されると、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、印刷ユニット22からテーブル100の上に引き出され、テーブル100が、テーブル昇降装置102の作動により、焼成ユニット26と対向する位置まで上昇する。続いて、ステージ20が、ステージ移動装置32の作動により、テーブル100の上から焼成ユニット26に移動する。そして、焼成ユニット26において、吐出された金属インク160に、レーザ照射装置70によってレーザが照射される。これにより、金属インク160が焼成し、電極間を繋ぐ配線166が形成される。
このように、回路形成装置10では、1台のステージ20が、印刷ユニット22と樹脂硬化ユニット24と焼成ユニット26と装着ユニット28との4つのユニットの間を順次、移動し、各ユニットで作業が実行されることで、回路が形成される。また、その1台のステージ(以下、「第1のステージ」と記載する場合がある)20に対して作業しているユニットと異なるユニットにおいて、第1のステージ20と異なるステージ(以下、「第2のステージ」と記載する場合がある)20に対して作業を行うことで、回路の作成能力が向上する。
詳しくは、例えば、第1のステージ20が印刷ユニット22に移動し、その印刷ユニット22において第1のステージ20に対する作業が実行されている間に、第2のステージ20を装着ユニット28に移動させることで、その装着ユニット28において第2のステージ20に対して作業を行うことが可能となる。このため、第1のステージ20と第2のステージ20との両方において、並行して各種作業を行うことが可能となる。つまり、第1のステージ20に保持された基板50と、第2のステージ20に保持された基板50との両方に、同時に、各種作業が実行される。これにより、多くの回路を同時に作成することが可能となり、回路作成能力が向上する。特に、回路形成装置10では、3台のステージ20が各ユニット間で移動可能とされているため、印刷ユニット22等の4つのユニットのうちの3つのユニットにおいて、同時に作業を行うことが可能となり、回路作成能力が格段に向上する。
また、回路の樹脂積層体130及び樹脂積層体150が形成される際には、上述したように、紫外線硬化樹脂の吐出と紫外線の照射とが繰り返し、実行される。つまり、樹脂積層体130及び樹脂積層体150が形成される際に、印刷ユニット22と樹脂硬化ユニット24との間で、ステージ20が繰り返し、移動する。このため、回路形成装置10では、印刷ユニット22と樹脂硬化ユニット24とが、上下方向に隣り合った状態で配設されている。これにより、樹脂積層体130,150が形成される際のステージ20の移動量を抑制することが可能となり、回路形成時間を短縮することが可能となる。
また、従来の回路形成装置では、印刷ユニット22等の複数のユニットが同一平面上に配設されていた。このため、複数のユニットの配設箇所が横方向に広がるため、従来の回路形成装置の設置床面積は比較的大きくなり、設置スペースの確保が困難となる場合があった。一方、回路形成装置10では、印刷ユニット22等の複数のユニットが上下方向に並んで配設されている。このため、回路形成装置10の設置床面積は格段に小さくなり、設置スペースの問題は解消される。
ちなみに、上記実施例において、回路形成装置10は、回路形成装置の一例である。ステージ20は、ステージの一例である。印刷ユニット22は、第1吐出ユニット及び第2吐出ユニットの一例である。樹脂硬化ユニット24は、第1硬化ユニットの一例である。焼成ユニット26は、第2硬化ユニットの一例である。インクジェットヘッド60は、第1吐出装置の一例である。インクジェットヘッド62は、第2吐出装置の一例である。テーブル昇降装置102は、昇降装置の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。例えば、上記実施例では、印刷ユニット22と樹脂硬化ユニット24と焼成ユニット26と装着ユニット28との4つのユニットが採用されているが、任意の数のユニットを採用することが可能である。また、上記ユニット以外に、赤外線ランプ等により紫外線硬化樹脂などを乾燥させて、硬化させるためのユニット、電気炉等により金属インクを焼成し、硬化させるためのユニット、放置することで、紫外線硬化樹脂などを乾燥させて、硬化させるためのユニットなど、種々のユニットを採用してもよい。
また、上記実施例では、インクジェットヘッド60とインクジェットヘッド62とが同じユニット、つまり、印刷ユニット22に配設されているが、異なるユニットに配設されてもよい。つまり、インクジェットヘッド60を紫外線硬化樹脂の印刷ユニットに配設し、インクジェットヘッド62を金属インクの印刷ユニットに配設するとともに、それら2つのユニットを上下方向に並んで配設してもよい。
10:回路形成装置 20:ステージ 22:印刷ユニット(第1吐出ユニット)(第2吐出ユニット) 24:樹脂硬化ユニット(第1硬化ユニット) 26:焼成ユニット(第2硬化ユニット) 60:インクジェットヘッド(第1吐出装置) 62:インクジェットヘッド(第2吐出装置) 102:テーブル昇降装置(昇降装置)

Claims (3)

  1. 硬化性樹脂を吐出する第1吐出装置を含む第1吐出ユニットと、
    金属微粒子を含有する金属含有液を吐出する第2吐出装置を含む第2吐出ユニットと、
    前記第1吐出装置により吐出された硬化性樹脂を硬化させる第1硬化ユニットと、
    前記第2吐出装置により吐出された金属含有液を硬化させる第2硬化ユニットと
    基板が載置されるステージと、
    前記基板に電子部品を装着する装着ユニットと
    を備え、
    前記第1吐出ユニットと前記第1硬化ユニットとが上下方向に隣り合って配設され、
    前記ステージを各ユニット間で移動させて、前記第1硬化ユニットでの硬化性樹脂の硬化により形成される樹脂層と、前記第2硬化ユニットでの金属含有液の硬化により形成される配線と含む回路を形成すると共に、前記装着ユニットで前記回路に電子部品を装着する回路形成装置。
  2. 前記回路形成装置が、
    下方向に並んで配設された前記第1吐出ユニットと前記第1硬化ユニットとの各々に向けて前記ステージを移動させるために、前記ステージを昇降させる昇降装置を備え、
    前記樹脂層と前記配線とを含む回路を前記基板上に形成する請求項1に記載の回路形成装置。
  3. 前記回路形成装置が、複数の前記ステージを備える請求項1または請求項2に記載の回路形成装置。
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