JP6987975B2 - 3次元構造物形成方法、および3次元構造物形成装置 - Google Patents

3次元構造物形成方法、および3次元構造物形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、硬化性樹脂により3次元構造物を形成する3次元構造物形成方法、および3次元構造物形成装置に関する。
近年、下記特許文献に記載されている技術を利用して、硬化性樹脂により3次元構造物を形成する装置などが開発されている。
特開2015−104890号公報
硬化性樹脂により適切に3次元構造物を形成することを課題とする。
上記課題を解決するために、本明細書は、3次元構造物形成装置の内部に配設された第1形成装置において、硬化性樹脂により第1の板状構造物を形成する第1形成工程と、前記第1の板状構造物を、前記3次元構造物形成装置の内部に配設されたストック部にストックする第1ストック工程と、前記3次元構造物形成装置の内部に配設された第2形成装置において、前記硬化性樹脂により穴部を有する第2の板状構造物を形成する第2形成工程と、前記第2の板状構造物を、前記ストック部にストックする第2ストック工程と、前記ストック部にストックされている前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを保持装置により前記ストック部から運び出して、前記第1の板状構造物の面と、前記第2の板状構造物の前記穴部が開口する面との少なくとも一方の面に、前記硬化性樹脂を塗布する塗布工程と、前記第2の板状構造物の前記穴部の開口を前記第1の板状構造物により塞ぎ、前記穴部を密閉するように、前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを積層させる積層工程と、前記塗布工程において塗布された前記硬化性樹脂を硬化させる硬化工程とを含む3次元構造物形成方法を開示する。
また、上記課題を解決するために、本明細書は、硬化性樹脂により第1の板状構造物を形成する第1形成装置と、前記硬化性樹脂により穴部を有する第2の板状構造物を形成する第2形成装置と、前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とをストックするストック部と、前記ストック部にストックされている前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを保持して前記ストック部から運び出す保持装置と、前記第1の板状構造物の面と、前記第2の板状構造物の前記穴部が開口する面との少なくとも一方の面に、前記硬化性樹脂を塗布する塗布装置と、前記第2の板状構造物の前記穴部の開口を前記第1の板状構造物により塞ぎ、前記穴部を密閉するように、前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを積層させる積層装置と、前記塗布装置により塗布された前記硬化性樹脂を硬化させる硬化装置とを含む3次元構造物形成装置を開示する。
本開示では、第2の板状構造物の穴部の開口を第1の板状構造物により塞ぎ、穴部を密閉するように、第1の板状構造物と第2の板状構造物とを積層させる。そして、第1の板状構造物と第2の板状構造物との積層面に、第1の板状構造物と第2の板状構造物との原料である硬化性樹脂を塗布し、硬化させる。これにより、第1の板状構造物と第2の板状構造物とが、硬化した樹脂によって一体的に接着し、内部に密閉空間を有する3次元構造物を適切に形成することが可能となる。
回路形成装置を示す図である。 制御装置を示すブロック図である。 1層目の板状構造体を示す断面図である。 配線が形成された1層目の板状構造体を示す断面図である。 2層目の板状構造体を示す断面図である。 3層目の板状構造体を示す断面図である。 配線が形成された3層目の板状構造体を示す断面図である。 4層目の板状構造体を示す断面図である。 5層目の板状構造体を示す断面図である。 積層された1層目の板状構造体と2層目の板状構造体を示す断面図である。 積層された1層目の板状構造体と2層目の板状構造体を示す断面図である。 積層された1〜3層目の板状構造体を示す断面図である。 積層された1〜4層目の板状構造体を示す断面図である。 積層された1〜5層目の板状構造体を示す断面図である。 変形例として積層された1層目の板状構造体と2層目の板状構造体を示す断面図である。
図1に回路形成装置10を示す。回路形成装置10は、搬送装置20と、第1造形ユニット22と、第2造形ユニット24と、装着ユニット25と、積層ユニット26と、制御装置(図2参照)27を備える。それら搬送装置20と第1造形ユニット22と第2造形ユニット24と装着ユニット25と、積層ユニット26とは、回路形成装置10のベース28の上に配置されている。ベース28は、概して長方形状をなしており、以下の説明では、ベース28の長手方向をX軸方向、ベース28の短手方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向の両方に直交する方向をZ軸方向と称して説明する。
搬送装置20は、X軸スライド機構30と、Y軸スライド機構32とを備えている。そのX軸スライド機構30は、X軸スライドレール34とX軸スライダ36とを有している。X軸スライドレール34は、X軸方向に延びるように、ベース28の上に配設されている。X軸スライダ36は、X軸スライドレール34によって、X軸方向にスライド可能に保持されている。さらに、X軸スライド機構30は、電磁モータ(図2参照)38を有しており、電磁モータ38の駆動により、X軸スライダ36がX軸方向の任意の位置に移動する。また、Y軸スライド機構32は、Y軸スライドレール50とステージ52とを有している。Y軸スライドレール50は、Y軸方向に延びるように、ベース28の上に配設されており、X軸方向に移動可能とされている。そして、Y軸スライドレール50の一端部が、X軸スライダ36に連結されている。そのY軸スライドレール50には、ステージ52が、Y軸方向にスライド可能に保持されている。さらに、Y軸スライド機構32は、電磁モータ(図2参照)56を有しており、電磁モータ56の駆動により、ステージ52がY軸方向の任意の位置に移動する。これにより、ステージ52は、X軸スライド機構30及びY軸スライド機構32の駆動により、ベース28上の任意の位置に移動する。
ステージ52は、基台60と昇降装置64とを有している。基台60は、平板状に形成され、基台60の上面において構造体が造形される。また、昇降装置64は、基台60の下方に配設されており、基台60を昇降させる。
第1造形ユニット22は、配線を造形するユニットであり、第1印刷部72と、焼成部74とを有している。第1印刷部72は、インクジェットヘッド(図2参照)76を有しており、金属インクを線状に吐出する。金属インクは、金属の微粒子が溶剤中に分散されたものである。なお、インクジェットヘッド76は、例えば、圧電素子を用いたピエゾ方式によって複数のノズルから金属インクを吐出する。
焼成部74は、レーザ照射装置(図2参照)78を有している。レーザ照射装置78は、吐出された金属インクにレーザを照射する装置であり、レーザが照射された金属インクは焼成し、配線が形成される。なお、金属インクの焼成とは、エネルギーを付与することによって、溶媒の気化や金属微粒子保護膜の分解等が行われ、金属微粒子が接触または融着をすることで、導電率が高くなる現象である。そして、金属インクが焼成することで、金属製の配線が形成される。
また、第2造形ユニット24は、板状の構造体を造形するユニットであり、第2印刷部84と、吐出部85と、硬化部86とを有している。第2印刷部84は、インクジェットヘッド(図2参照)88を有しており、インクジェットヘッド88は紫外線硬化樹脂を吐出する。紫外線硬化樹脂は、紫外線の照射により硬化する樹脂である。なお、インクジェットヘッド88は、例えば、圧電素子を用いたピエゾ方式でもよく、樹脂を加熱して気泡を発生させ複数のノズルから吐出するサーマル方式でもよい。
吐出部85は、ディスペンスヘッド(図2参照)89を有しており、導電性紫外線硬化樹脂を吐出する。導電性紫外線硬化樹脂は、紫外線の照射により硬化する樹脂に、金属微粒子が分散されたものである。そして、紫外線の照射により樹脂が硬化し、収縮することで、金属微粒子が密着し、導電性紫外線硬化樹脂が導電性を発揮する。なお、導電性紫外線硬化樹脂の粘度は、金属インクと比較して、比較的高いため、ディスペンスヘッド89は、インクジェットヘッド76のノズルの径より大きな径の1個のノズルから導電性紫外線硬化樹脂を吐出する。なお、ディスペンスヘッド89は、例えば、スタンプにてペースト転写する転写ヘッドでもよく、導電性紫外線硬化樹脂は、例えば、導電性熱硬化性樹脂でもよい。
硬化部86は、平坦化装置(図2参照)90と照射装置(図2参照)92とを有している。平坦化装置90は、インクジェットヘッド88によって吐出された紫外線硬化樹脂の上面を平坦化するものであり、例えば、紫外線硬化樹脂の表面を均しながら余剰分の樹脂を、ローラもしくはブレードによって掻き取ることで、紫外線硬化樹脂の厚みを均一させる。また、照射装置92は、光源として水銀ランプもしくはLEDを備えており、吐出された紫外線硬化樹脂、若しくは、導電性紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する。これにより、吐出された紫外線硬化樹脂が硬化し、樹脂層が形成され、吐出された導電性紫外線硬化樹脂が硬化し、配線が形成される。
また、装着ユニット25は、電子部品を装着するユニットであり、供給部100と、装着部102とを有している。供給部100は、テーピング化された電子部品を1つずつ送り出すテープフィーダ(図2参照)110を複数有しており、供給位置において、電子部品を供給する。なお、供給部100は、テープフィーダ110に限らず、トレイから電子部品をピックアップして供給するトレイ型の供給装置でもよい。また、供給部100は、テープ型とトレイ型との両方、あるいはそれ以外の供給装置を備えた構成でもよい。
装着部102は、装着ヘッド(図2参照)112と、移動装置(図2参照)114とを有している。装着ヘッド112は、吸着ノズルを有し、吸着ノズルにより電子部品を吸着保持する。また、移動装置114は、テープフィーダ110による電子部品の供給位置と、基台60との間で、装着ヘッド112を移動させる。これにより、装着部102では、テープフィーダ110から供給された電子部品が、吸着ノズル118により保持され、その吸着ノズル118によって保持された電子部品が、基台60において装着される。
また、積層ユニット26は、第2造形ユニット24において造形された板状の構造体を積層するユニットであり、ストック部120と、積層部122とを有している。ストック部120は、第2造形ユニット24において造形された板状の構造体をストックするためのものである。また、積層部122は、保持ヘッド(図2参照)126と、移動装置(図2参照)128とを有している。保持ヘッド126は、保持具を有し、保持具により板状の構造体を保持する。そして、移動装置128は、ストック部120と、基台60との間で、保持ヘッド126を移動させる。これにより、基台60において、板状の構造体が積層される。
また、制御装置27は、図2に示すように、コントローラ130と、複数の駆動回路132とを備えている。複数の駆動回路132は、上記電磁モータ38,56、保持装置62、昇降装置64、インクジェットヘッド76、レーザ照射装置78、インクジェットヘッド88、ディスペンスヘッド89、平坦化装置90、照射装置92、テープフィーダ110、装着ヘッド112、移動装置114、保持ヘッド126、移動装置128に接続されている。コントローラ130は、CPU,ROM,RAM等を備え、コンピュータを主体とするものであり、複数の駆動回路132に接続されている。これにより、搬送装置20、第1造形ユニット22、第2造形ユニット24、装着ユニット25、積層ユニット26の作動が、コントローラ130によって制御される。
回路形成装置10では、上述した構成によって、複数の板状の構造体が形成され、それら複数の板状の構造体が積層されることで、回路が形成される。具体的には、ステージ52が、第2造形ユニット24の下方に移動され、第2造形ユニット24において、図3に示すように、基台60の上に板状構造体150が形成される。板状構造体150は、インクジェットヘッド88からの紫外線硬化樹脂の吐出と、吐出された紫外線硬化樹脂への照射装置92による紫外線の照射とが繰り返されることにより形成される。
詳しくは、第2造形ユニット24の第2印刷部84において、インクジェットヘッド88が、基台60の上面に紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。続いて、紫外線硬化樹脂が薄膜状に吐出されると、硬化部86において、紫外線硬化樹脂の膜厚が均一となるように、紫外線硬化樹脂が平坦化装置90によって平坦化される。そして、照射装置92が、その薄膜状の紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する。これにより、基台60の上に薄膜状の樹脂層152が形成される。
続いて、インクジェットヘッド88が、その薄膜状の樹脂層152の上に紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。そして、平坦化装置90によって薄膜状の紫外線硬化樹脂が平坦化され、照射装置92が、その薄膜状に吐出された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することで、薄膜状の樹脂層152の上に薄膜状の樹脂層152が積層される。このように、薄膜状の樹脂層152の上への紫外線硬化樹脂の吐出と、紫外線の照射とが繰り返され、複数の樹脂層152が積層されることで、板状構造体150が形成される。
上述した手順により板状構造体150が形成されると、ステージ52が第1造形ユニット22の下方に移動される。そして、第1造形ユニット22の第1印刷部72において、インクジェットヘッド76が、板状構造体150の上面に金属インクを、回路パターンに応じて線状に吐出する。そして、第1造形ユニット22の焼成部74において、レーザ照射装置78が、金属インクにレーザを照射する。これにより、金属インクが焼成し、図4に示すように、板状構造体150の上に配線156が形成される。
そして、板状構造体150の上に配線156が形成されると、ステージ52が積層ユニット26の下方に移動される。積層ユニット26では、保持ヘッド126によって、基台60の上の板状構造体150が保持される。そして、保持ヘッド126が、移動装置128によってストック部120に移動され、移動装置128により保持された板状構造体150が、ストック部120にストックされる。
また、板状構造体150がストック部120にストックされると、ステージ52が、第2造形ユニット24の下方に移動され、第2造形ユニット24において、図5に示すように、基台60の上に板状構造体160が形成される。板状構造体160は穴部162を有しており、インクジェットヘッド88からの紫外線硬化樹脂の吐出と、吐出された紫外線硬化樹脂への照射装置92による紫外線の照射とが繰り返されることにより形成される。
詳しくは、第2造形ユニット24の第2印刷部84において、インクジェットヘッド88が、基台60の上面に紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。この際、インクジェットヘッド88は、基台60の上面の所定の部分が概して矩形に露出するように、紫外線硬化樹脂を吐出する。続いて、紫外線硬化樹脂が薄膜状に吐出されると、硬化部86において、紫外線硬化樹脂の膜厚が均一となるように、紫外線硬化樹脂が平坦化装置90によって平坦化される。そして、照射装置92が、その薄膜状の紫外線硬化樹脂に紫外線を照射する。これにより、基台60の上に薄膜状の樹脂層166が形成される。
続いて、インクジェットヘッド88が、その薄膜状の樹脂層166の上の部分にのみ紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。つまり、インクジェットヘッド88は、基台60の上面の所定の部分が概して矩形に露出するように、薄膜状の樹脂層166の上に紫外線硬化樹脂を薄膜状に吐出する。そして、平坦化装置90によって薄膜状の紫外線硬化樹脂が平坦化され、照射装置92が、その薄膜状に吐出された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することで、薄膜状の樹脂層166の上に薄膜状の樹脂層166が積層される。このように、基台60の上面の概して矩形の部分を除いた薄膜状の樹脂層166の上への紫外線硬化樹脂の吐出と、紫外線の照射とが繰り返され、複数の樹脂層166が積層されることで、穴部162を有する板状構造体160が形成される。なお、穴部162は、板状構造体160の上面と下面とに開口する貫通穴とされている。
そして、板状構造体160が形成されると、ステージ52が積層ユニット26の下方に移動される。積層ユニット26では、保持ヘッド126によって、基台60の上の板状構造体160が保持される。そして、保持ヘッド126が、移動装置128によってストック部120に移動され、保持ヘッド126により保持された板状構造体160が、ストック部120にストックされる。
また、板状構造体160がストック部120にストックされると、ステージ52が、第2造形ユニット24の下方に移動され、第2造形ユニット24において、図6に示すように、基台60の上に板状構造体170が形成される。なお、板状構造体170は、板状構造体150と同様に、インクジェットヘッド88による紫外線硬化樹脂の吐出と、照射装置92による紫外線の照射とが繰り返されることで、形成される。
次に、板状構造体170が形成されると、ステージ52が第1造形ユニット22の下方に移動される。そして、第1造形ユニット22の第1印刷部72において、インクジェットヘッド76が、板状構造体170の上面に金属インクを、回路パターンに応じて線状に吐出する。そして、第1造形ユニット22の焼成部74において、レーザ照射装置78が、金属インクにレーザを照射する。これにより、金属インクが焼成し、図7に示すように、板状構造体170の上に配線172が形成される。
そして、板状構造体170の上に配線172が形成されると、ステージ52が積層ユニット26の下方に移動される。積層ユニット26では、保持ヘッド126によって、基台60の上の板状構造体170が保持される。そして、保持ヘッド126が、移動装置128によってストック部120に移動され、保持ヘッド126により保持された板状構造体170が、ストック部120にストックされる。
また、板状構造体170がストック部120にストックされると、ステージ52が、第2造形ユニット24の下方に移動され、第2造形ユニット24において、図8に示すように、基台60の上に板状構造体180が形成される。板状構造体180は穴部182を有しており、板状構造体160と同様に、インクジェットヘッド88による紫外線硬化樹脂の吐出と、照射装置92による紫外線の照射とが繰り返されることで、形成される。
そして、板状構造体180が形成されると、ステージ52が積層ユニット26の下方に移動される。積層ユニット26では、保持ヘッド126によって、基台60の上の板状構造体180が保持される。そして、保持ヘッド126が、移動装置128によってストック部120に移動され、保持ヘッド126により保持された板状構造体180が、ストック部120にストックされる。
また、板状構造体180がストック部120にストックされると、ステージ52が、第2造形ユニット24の下方に移動され、第2造形ユニット24において、図9に示すように、基台60の上に板状構造体190が形成される。板状構造体190は、板状構造体150と同様に、インクジェットヘッド88による紫外線硬化樹脂の吐出と、照射装置92による紫外線の照射とが繰り返されることで、形成される。
そして、板状構造体190が形成されると、ステージ52が積層ユニット26の下方に移動される。積層ユニット26では、保持ヘッド126によって、基台60の上の板状構造体190が保持される。そして、保持ヘッド126が、移動装置128によってストック部120に移動され、保持ヘッド126により保持された板状構造体190が、ストック部120にストックされる。
このように、5枚の板状構造体150,160,170,180,190がストック部120にストックされると、積層ユニット26において、ストック部120にストックされている板状構造体150が、保持ヘッド126の保持具により保持され、移動装置128によって、ステージ52の基台60に移動される。これにより、図4に示すように、基台60の上に板状構造体150が載置される。
次に、基台60の上に板状構造体150が載置されると、ステージ52が第2造形ユニット24の下方に移動される。そして、第2造形ユニット24の第2印刷部84において、インクジェットヘッド88が、板状構造体150の上面に紫外線硬化樹脂を吐出する。この際、インクジェットヘッド88は、板状構造体150の配線156の端部を除いて、板状構造体150の上面に紫外線硬化樹脂を吐出する。
続いて、板状構造体150の上面に紫外線硬化樹脂が吐出されると、ステージ52が積層ユニット26の下方に移動される。そして、積層ユニット26において、ストック部120にストックされている板状構造体160が、保持ヘッド126の保持具により保持され、移動装置128によって、ステージ52の基台60に移動される。この際、図10に示すように、板状構造体160は、穴部162が配線156の端部の上方に位置するように、板状構造体150の上に移動される。これにより、板状構造体160は、穴部162を介して配線156の端部が露出するように、板状構造体150の上面に積層される。
板状構造体160が板状構造体150の上面に積層されると、ステージ52が第2造形ユニット24の下方に移動される。そして、第2造形ユニット24の吐出部85において、ディスペンスヘッド89が、板状構造体160の穴部162を介して、配線156の端部に、導電性紫外線硬化樹脂196を吐出する。続いて、第2造形ユニット24の硬化部86において、照射装置92が板状構造体160の上面の全域に紫外線を照射する。この際、照射装置92により照射された紫外線は、板状構造体160を透過し、板状構造体150の上面に吐出された紫外線硬化樹脂が硬化する。これにより、板状構造体150と板状構造体160とを密着させた状態で、紫外線硬化樹脂が硬化する。つまり、板状構造体150及び板状構造体160の原料である紫外線硬化樹脂が、板状構造体150と板状構造体160とを接着させる接着剤として機能し、板状構造体150と板状構造体160とが、硬化した樹脂によって一体的に接着される。また、配線156の端部に吐出された導電性紫外線硬化樹脂196にも、紫外線が照射されることで、導電性紫外線硬化樹脂196が導電性を発揮する。
次に、ステージ52が装着ユニット25の下方に移動される。装着ユニット25では、テープフィーダ110により電子部品(図11参照)200が供給され、その電子部品200が装着ヘッド112によって、保持される。そして、装着ヘッド112が、移動装置114によって移動され、装着ヘッド112により保持された電子部品200が、図11に示すように、板状構造体160の穴部162において、板状構造体150の上面に装着される。この際、電子部品200の電極202が、配線156の端部に吐出された導電性紫外線硬化樹脂196に密着するように、電子部品200が装着される。これにより、電子部品200は、板状構造体160の穴部162に収容された状態で、配線156と電気的に接続される。
電子部品200が板状構造体160の穴部162に収容されると、ステージ52が第2造形ユニット24の下方に移動される。そして、第2造形ユニット24の第2印刷部84において、インクジェットヘッド88が、板状構造体160の上面に紫外線硬化樹脂を吐出する。この際、インクジェットヘッド88は、板状構造体160の穴部162を除いて、板状構造体160の上面に紫外線硬化樹脂を吐出する。
続いて、板状構造体160の上面に紫外線硬化樹脂が吐出されると、ステージ52が積層ユニット26の下方に移動される。そして、積層ユニット26において、ストック部120にストックされている板状構造体170が、保持ヘッド126の保持具により保持され、移動装置128によって、ステージ52の基台60に移動される。これにより、図12に示すように、板状構造体170は、板状構造体160の上面に積層され、板状構造体160の穴部162の上面の開口が、板状構造体170により塞がれる。つまり、板状構造体160の穴部162は、下面の開口において板状構造体150により塞がれ、上面の開口において板状構造体170により塞がれることで、穴部162は、密閉された空間とされる。
板状構造体170が板状構造体160の上面に積層されると、ステージ52が第2造形ユニット24の下方に移動される。そして、第2造形ユニット24の硬化部86において、照射装置92が板状構造体170の上面の全域に紫外線を照射する。この際、照射装置92により照射された紫外線は、板状構造体170を透過し、板状構造体160の上面に吐出された紫外線硬化樹脂が硬化する。これにより、板状構造体160と板状構造体170とを密着させた状態で、紫外線硬化樹脂が硬化し、板状構造体160と板状構造体170とが、硬化した樹脂によって一体的に接着される。
次に、ステージ52が第2造形ユニット24の下方に移動される。そして、第2造形ユニット24の第2印刷部84において、インクジェットヘッド88が、板状構造体170の上面に紫外線硬化樹脂を吐出する。この際、インクジェットヘッド88は、板状構造体170の配線172の端部を除いて、板状構造体170の上面に紫外線硬化樹脂を吐出する。
続いて、板状構造体170の上面に紫外線硬化樹脂が吐出されると、ステージ52が積層ユニット26の下方に移動される。そして、積層ユニット26において、ストック部120にストックされている板状構造体180が、保持ヘッド126の保持具により保持され、移動装置128によって、ステージ52の基台60に移動される。この際、図13に示すように、板状構造体180は、穴部182が配線172の端部の上方に位置するように、板状構造体170の上に移動される。これにより、板状構造体180は、穴部182を介して配線172の端部が露出するように、板状構造体170の上面に積層される。
板状構造体180が板状構造体170の上面に積層されると、ステージ52が第2造形ユニット24の下方に移動される。そして、第2造形ユニット24の吐出部85において、ディスペンスヘッド89が、板状構造体180の穴部182を介して、配線172の端部に、導電性紫外線硬化樹脂196を吐出する。続いて、第2造形ユニット24の硬化部86において、照射装置92が板状構造体180の上面の全域に紫外線を照射する。この際、照射装置92により照射された紫外線は、板状構造体180を透過し、板状構造体170の上面に吐出された紫外線硬化樹脂が硬化する。これにより、板状構造体170と板状構造体180とを密着させた状態で、紫外線硬化樹脂が硬化し、板状構造体170と板状構造体180とが、硬化した樹脂によって一体的に接着される。また、配線172の端部に吐出された導電性紫外線硬化樹脂196にも、紫外線が照射されることで、導電性紫外線硬化樹脂196が導電性を発揮する。
次に、ステージ52が装着ユニット25の下方に移動される。装着ユニット25では、テープフィーダ110により電子部品(図13参照)210が供給され、その電子部品210が装着ヘッド112によって、保持される。そして、装着ヘッド112が、移動装置114によって移動され、装着ヘッド112により保持された電子部品210が、図13に示すように、板状構造体180の穴部182において、板状構造体170の上面に装着される。この際、電子部品210の電極212が、配線172の端部に吐出された導電性紫外線硬化樹脂196に密着するように、電子部品210が装着される。これにより、電子部品210は、板状構造体180の穴部182に収容された状態で、配線172と電気的に接続される。
電子部品210が板状構造体180の穴部182に収容されると、ステージ52が第2造形ユニット24の下方に移動される。そして、第2造形ユニット24の第2印刷部84において、インクジェットヘッド88が、板状構造体180の上面に紫外線硬化樹脂を吐出する。この際、インクジェットヘッド88は、板状構造体180の穴部182を除いて、板状構造体180の上面に紫外線硬化樹脂を吐出する。
続いて、板状構造体180の上面に紫外線硬化樹脂が吐出されると、ステージ52が積層ユニット26の下方に移動される。そして、積層ユニット26において、ストック部120にストックされている板状構造体190が、保持ヘッド126の保持具により保持され、移動装置128によって、ステージ52の基台60に移動される。これにより、図14に示すように、板状構造体190は、板状構造体180の上面に積層され、板状構造体180の穴部182の上面の開口が、板状構造体190により塞がれる。つまり、板状構造体180の穴部182は、下面の開口において板状構造体170により塞がれ、上面の開口において板状構造体190により塞がれることで、穴部182は、密閉された空間とされる。
板状構造体190が板状構造体180の上面に積層されると、ステージ52が第2造形ユニット24の下方に移動される。そして、第2造形ユニット24の硬化部86において、照射装置92が板状構造体190の上面の全域に紫外線を照射する。この際、照射装置92により照射された紫外線は、板状構造体190を透過し、板状構造体180の上面に吐出された紫外線硬化樹脂が硬化する。これにより、板状構造体180と板状構造体190とを密着させた状態で、紫外線硬化樹脂が硬化し、板状構造体180と板状構造体190とが、硬化した樹脂によって一体的に接着される。
このように、回路形成装置10では、5枚の板状構造体150,160,170,180,190が形成される。そして、それら5枚の板状構造体150,160,170,180,190が積層され、各板状構造体150,160,170,180,190の原料である紫外線硬化樹脂によって、一体的に接着される。これにより、5枚の板状構造体150,160,170,180,190が積層された状態で好適に接着される。
そして、5枚の板状構造体150,160,170,180,190が積層される際に、板状構造体160の穴部162の上下の開口は、板状構造体150と板状構造体170とによって塞がれる。また、板状構造体180の穴部182の上下の開口は、板状構造体170と板状構造体190とによって塞がれる。これにより、積層された状態で一体的に接着された5枚の板状構造体150,160,170,180,190の内部に、穴部162及び穴部182により密閉された空間が形成される。そして、その密閉された空間に電子部品200,210が配設されることで、多層的な回路220が形成される。
なお、制御装置27のコントローラ130は、図2に示すように、第1形成部230と、第2形成部232と、塗布部234と、積層部236と、収容部237と、硬化部238とを有している。第1形成部230は、板状構造体150,170,190を形成するための機能部である。第2形成部232は、板状構造体160,180を形成するための機能部である。塗布部234は、接着剤として用いられる紫外線硬化樹脂を、板状構造体150等に塗布するための機能部である。積層部236は、板状構造体160の穴部162の開口が板状構造体150,170により塞がれるように、板状構造体150,160,170を積層するための機能部である。また、積層部236は、板状構造体180の穴部182の開口が板状構造体170,190により塞がれるように、板状構造体170,180,190を積層するための機能部である。収容部237は、穴部162,182に電子部品200,210を収容するための機能部である。硬化部238は、接着剤として塗布された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射することで、硬化させるための機能部である。
また、上記実施例において、回路形成装置10は、3次元構造物形成装置の一例である。第2造形ユニット24は、第1形成装置及び、第2形成装置の一例である。積層ユニット26は、積層装置の一例である。インクジェットヘッド88は、塗布装置の一例である。照射装置92は、硬化装置の一例である。板状構造体150,170,190は、第1の板状構造物の一例である。板状構造体160,180は、第2の板状構造物の一例である。穴部162,182は、穴部の一例である。電子部品200,210は、部品の一例である。第1形成部230により実行される工程は、第1形成工程の一例である。第2形成部232により実行される工程は、第2形成工程の一例である。塗布部234により実行される工程は、塗布工程の一例である。積層部236により実行される工程は、積層工程の一例である。収容部237により実行される工程は、収容工程の一例である。硬化部238により実行される工程は、硬化工程の一例である。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。例えば、上記実施例では、板状構造体160,180に、上面及び下面に開口する穴部162,182が形成されているが、図15に示すように、上面のみに開口する凹部250を、板状構造体252に形成してもよい。この際、板状構造体252の上面に、凹部250の開口を塞ぐように、板状構造体260が積層されることで、凹部250が密閉される。このように、凹部250の開口を塞ぐことでも、密閉された空間を形成することができる。なお、板状構造体252と板状構造体260とは、紫外線硬化樹脂により接着される。
また、上記実施例では、板状構造体150等により形成された密閉空間に、電子部品200,210が収容されているが、電子部品200,210に限られず、種々のものを収容することが可能である。例えば、密閉空間に、液体,ゲル等を収容することで、その収容物を制振材として機能させることが可能である。また、密閉空間に、何も収容せずに、密閉空間を、単なる空間とすることも可能である。
また、上記実施例では、上記手法を用いて回路220が形成されているが、回路220に限定されず、種々の3次元の構造物を形成することが可能である。
10:回路形成装置(3次元構造物形成装置) 24:第2造形ユニット(第1形成装置)(第2形成装置) 26:積層ユニット(積層装置) 88:インクジェットヘッド(塗布装置) 92:照射装置(硬化装置) 150:板状構造体(第1の板状構造物) 160:板状構造体(第2の板状構造物) 162:穴部 170:板状構造体(第1の板状構造物) 180:板状構造体(第2の板状構造物) 182:穴部 190:板状構造体(第1の板状構造物) 200:電子部品(部品) 210:電子部品(部品) 230:第1形成部(第1形成工程) 232:第2形成部(第2形成工程) 234:塗布部(塗布工程) 236:積層部(積層工程) 237:収容部(収容工程) 238:硬化部(硬化工程)

Claims (6)

  1. 3次元構造物形成装置の内部に配設された第1形成装置において、硬化性樹脂により第1の板状構造物を形成する第1形成工程と、
    前記第1の板状構造物を、前記3次元構造物形成装置の内部に配設されたストック部にストックする第1ストック工程と、
    前記3次元構造物形成装置の内部に配設された第2形成装置において、前記硬化性樹脂により穴部を有する第2の板状構造物を形成する第2形成工程と、
    前記第2の板状構造物を、前記ストック部にストックする第2ストック工程と、
    前記ストック部にストックされている前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを保持装置により前記ストック部から運び出して、前記第1の板状構造物の面と、前記第2の板状構造物の前記穴部が開口する面との少なくとも一方の面に、前記硬化性樹脂を塗布する塗布工程と、
    前記第2の板状構造物の前記穴部の開口を前記第1の板状構造物により塞ぎ、前記穴部を密閉するように、前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを積層させる積層工程と、
    前記塗布工程において塗布された前記硬化性樹脂を硬化させる硬化工程と
    を含む3次元構造物形成方法。
  2. 前記3次元構造物形成方法が、
    前記積層工程において前記穴部が密閉される前に、前記穴部に部品を収容する収容工程を含み、
    前記積層工程が、
    前記収容工程において前記穴部に前記部品が収容された後に、前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを積層する請求項1に記載の3次元構造物形成方法。
  3. 前記3次元構造物形成方法が、
    前記積層工程において前記穴部が密閉される前に、前記穴部に制振材を収容する収容工程を含み、
    前記積層工程が、
    前記収容工程において前記穴部に前記制振材が収容された後に、前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを積層する請求項1に記載の3次元構造物形成方法。
  4. 前記硬化性樹脂が、紫外線の照射により硬化する紫外線硬化樹脂である請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の3次元構造物形成方法。
  5. 前記第1形成工程と前記第2形成工程との各々は、
    薄膜状に印刷された前記硬化性樹脂を硬化させることで形成される樹脂層を、複数、積層させることで、前記板状構造物を形成する請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の3次元構造物形成方法。
  6. 硬化性樹脂により第1の板状構造物を形成する第1形成装置と、
    前記硬化性樹脂により穴部を有する第2の板状構造物を形成する第2形成装置と、
    前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とをストックするストック部と、
    前記ストック部にストックされている前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを保持して前記ストック部から運び出す保持装置と、
    前記第1の板状構造物の面と、前記第2の板状構造物の前記穴部が開口する面との少なくとも一方の面に、前記硬化性樹脂を塗布する塗布装置と、
    前記第2の板状構造物の前記穴部の開口を前記第1の板状構造物により塞ぎ、前記穴部を密閉するように、前記第1の板状構造物と前記第2の板状構造物とを積層させる積層装置と、
    前記塗布装置により塗布された前記硬化性樹脂を硬化させる硬化装置と
    を含む3次元構造物形成装置。
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